JP2003131426A - 静電潜像現像用トナーとその製造方法、及び画像形成方法と画像形成装置 - Google Patents

静電潜像現像用トナーとその製造方法、及び画像形成方法と画像形成装置

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JP2003131426A
JP2003131426A JP2001332270A JP2001332270A JP2003131426A JP 2003131426 A JP2003131426 A JP 2003131426A JP 2001332270 A JP2001332270 A JP 2001332270A JP 2001332270 A JP2001332270 A JP 2001332270A JP 2003131426 A JP2003131426 A JP 2003131426A
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particles
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Akira Ohira
晃 大平
Shoichiro Ishibashi
昭一郎 石橋
Hiroshi Yamazaki
弘 山崎
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小粒径物を取り除き、画像欠陥の発生がな
く、長期に亘って安定した画像を形成することのできる
静電潜像現像用トナー及びその製造方法、さらには画像
形成方法と画像形成装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも樹脂粒子と着色剤粒子を水系
媒体中で融着して着色粒子を生成させ、該着色粒子を水
系媒体より濾別し、乾燥する静電潜像現像用トナーの製
造方法において、水系媒体中からの該着色粒子の濾別
を、外側回転筒及び外側回転筒内に相対的に回転自在に
設けられたスクリューコンベアを有するデカンタ型遠心
分離機により行うことを特徴とする静電潜像現像用トナ
ーの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等に用いる静電潜像現像用トナー(以下、単にトナーと
言うこともある)とその製造方法、及び画像形成方法と
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、画像形成装置の高画質化が要求さ
れ、電子写真法等の静電潜像現像方式においては、その
最も有力な手段としてトナーの小粒径化が促進されてき
ている。
【0003】小粒径で、粒径の揃ったトナー(着色粒
子)を得るには、従来用いられてきた製造方法である粉
砕法より、粉砕、分級といった工程を経ず、単量体重合
時にトナー粒子を造るいわゆる重合法が好ましい。
【0004】尚、トナーとは着色剤と樹脂を主成分とす
る着色粒子に外添剤を加えたものを指すこともあるが、
本発明においては支障のない限り、外添剤を加える前の
ものもトナー又はトナー粒子と呼ぶことがある。
【0005】重合法によるトナーの製造方法において
も、懸濁重合法を用いトナー粒子(着色粒子)を造る方
法と、まずより小さな樹脂粒子を造り、それを会合させ
てトナー粒子を得る会合型トナーがある。そして、会合
型トナーはその形状や粒径を種々調整できる利点があり
より好ましい。
【0006】さらに会合型トナーにおいても、樹脂粒子
と着色剤粒子と必要に応じて離型剤等のトナー構成に必
要な成分とを、水系媒体中で融着させる方法により着色
粒子を得るのが好ましい。その後、水系媒体中より濾別
し、乾燥して、トナー化するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記濾別に際しては、
遠心分離、吸引濾過、フィルタープレスなどの種々の方
法が提案されている。しかし、本発明者らの最近の検討
により、この会合型トナーでは、微粒子を会合させて調
製する方法であるため、微粒子の一部が会合せず残存し
た場合には、その微粒子が感光体や現像スリーブや現像
キャリアなどに付着し、これが原因となって、帯電性の
低下などの問題を引き起こしてしまうことがわかった。
【0008】又、濾布や濾紙等で濾別する際には微粒子
が目詰まりの原因となり、洗浄が不均一となり、トナー
間での表面性が変化してしまうため、帯電量の分布が広
がったり、弱帯電性のトナーが発生したりすることで、
カブリなどの画像欠陥が発生してしまう問題がある。
【0009】しかし、上記の問題に係わる微粒子はいず
れも微量であり、単純に水中での分級などでは除去でき
ないことも判明した。
【0010】従って、本発明の目的は、微小粒径物を取
り除き、画像欠陥の発生がなく、長期に亘って安定した
画像を形成することのできる静電潜像現像用トナー及び
その製造方法、さらには画像形成方法と画像形成装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、遠心分離を行うことで、水系媒体中に含まれる
遊離微粒子を水系媒体上に浮かし、さらにデカンテーシ
ョンすることで、微粒子を水系媒体より除去できること
を見出した。その結果、微粒子の残存による問題を排除
することができ、画像欠陥の発生がなく、現像キャリア
や現像スリーブ等への汚染もなく、長期に亘りトナー帯
電性を安定に保つことができ、その結果、安定した画像
を形成することが出来ることが判明した。
【0012】即ち、本発明の目的は、下記構成の何れか
を採ることにより達成される。 〔1〕 少なくとも樹脂粒子と着色剤粒子を水系媒体中
で融着して着色粒子を生成させ、該着色粒子を水系媒体
より濾別し、乾燥する静電潜像現像用トナーの製造方法
において、水系媒体中からの該着色粒子の濾別を、外側
回転筒及び外側回転筒内に相対的に回転自在に設けられ
たスクリューコンベアを有するデカンタ型遠心分離機に
より行うことを特徴とする静電潜像現像用トナーの製造
方法。
【0013】〔2〕 少なくとも樹脂粒子と着色剤粒子
を水系媒体中で融着して着色粒子を生成させ、該着色粒
子を水系媒体より濾別し、乾燥して得られる静電潜像現
像用トナーにおいて、水系媒体から該着色粒子を濾別す
る方法が、外側回転筒及び外側回転筒内に相対的に回転
自在に設けられたスクリューコンベアを有するデカンタ
型遠心分離機により行われることを特徴とする静電潜像
現像用トナー。
【0014】〔3〕 少なくとも静電潜像担持体上に形
成された潜像をトナーを含む現像剤にて現像し、可視化
する画像形成方法において、〔2〕記載の静電潜像現像
用トナーを用いて行うことを特徴とする画像形成方法。
【0015】〔4〕 〔3〕記載の画像形成方法を用
い、トナーリサイクルシステムを有することを特徴とす
る画像形成装置。
【0016】尚、静電潜像担持体とは代表的には電子写
真感光体であり、この場合は、まず一様帯電し、続いて
像露光することにより静電潜像を作ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のトナーは、水系媒体中に
てラジカル重合性単量体を乳化重合し、樹脂微粒子を製
造し、その後に、凝集剤等を添加して融着する方法で着
色粒子を製造し、ついで本発明の外側回転筒及び外側回
転筒内に相対的に回転自在に設けられたスクリューコン
ベアを有するデカンタ型遠心分離機にて水系媒体より濾
別し、乾燥、さらに必要に応じて外添剤を添加混合する
ことで調製することができる。
【0018】乾燥工程では、いわゆる温風乾燥、棚乾
燥、流動乾燥などがあるが、フラッシュジェットドライ
ヤーなどで乾燥し、さらに流動乾燥する方法によると乾
燥が均一で、短時間の乾燥ができ、画像の長期安定化に
好ましい。
【0019】尚、本発明における水系媒体とは、少なく
とも水が50質量%以上含有されたものをいう。
【0020】1.デカンタ型遠心分離機 水系媒体から該着色粒子を濾別するのに用いる、外側回
転筒及び外側回転筒内に相対的に回転自在に設けられた
スクリューコンベアを有するデカンタ型遠心分離機につ
き、図面に基づいて詳細に説明する。
【0021】図1に本発明に好ましく用いられるデカン
タ型遠心分離機を示す。図2は図1をより詳しく説明す
るための部分拡大図である。
【0022】図1、図2において、1はフィードチュー
ブ、2は外側回転筒、3はスクリューコンベア、4は固
形物排出口、5はダムプレート、6は駆動モーター、7
はギアボックス、8は供給口、9はスクリュー羽根を示
す。図1の左半分は断面図である。
【0023】このデカンタ型遠心分離機では、処理する
濾過原液はスクリューコンベア3内に設けられたフィー
ドチューブ1を通って外側回転筒2内に供給される。該
回転筒を高速回転させ濾過原液に高遠心力を与えると、
外側回転筒2内壁に沈降分離される。沈降分離された固
形物は、外側回転筒と同軸上で、且つ、わずかな回転差
を有して回転するスクリューコンベア3の羽根によって
かき寄せられて順次、固形物排出口4の方向に進み、固
形物排出口から排出される。一方、固形物より分離され
た分離液は液面を調整するダムプレートよりオーバフロ
ーして排出される。この際、微粒子成分は沈降せず、分
離液の液面上部に存在し、オーバーフローの際に遊離微
粒子は排出され、固形分、すなわち、トナーとなる着色
粒子中に残存することが無い。
【0024】外側回転筒とスクリューコンベアの回転差
は特に限定されるものではなく、適宜設定すればよい
が、1分間あたり5〜30回転とすることが好ましい。
【0025】さらに、外側回転筒内壁とスクリューコン
ベアとのクリアランスは調整可能であるが、1〜5m
m、好ましくは1〜2mmである。この理由は、排出の
容易さであり、5mmを越えると固形分の残留が大とな
り、1mm未満とすると固形分、すなわちトナーとなる
着色粒子に大きなストレスが加わり、変形や微粉の発生
を誘発する可能性があり、好ましくないこともある。
【0026】又、供給液量は、10〜1000L/H
(リットル/時間)、好ましくは50〜300L/Hで
ある。この液量が多い場合には、濾過の効率が低下し、
一方、供給量が少ないと排出性(生産性)が低下する。
【0027】外側回転筒の高速回転で生じる遠心力G
は、回転数を制御することで任意に調整することができ
るが、好ましくは1000G〜5000G、より好まし
くは1500G〜4000Gである。1000Gよりも
遠心力が小さい場合、分離性が低下し、水分の残留量が
増加し、その後の乾燥工程での時間がかかる等、生産性
の面で課題を残す。一方、5000Gを越える場合に
は、濾別性は向上するものの、固形物へのストレスが大
きくなり、破砕などの問題が発生しやすくなる。
【0028】本発明では、個液分離された固形物はスク
リュー羽根により、連続的に掻き取られるため、ケーキ
状にならず、乾燥工程への移行がスムースになる。
【0029】また、界面活性剤などを除去するために洗
浄を行う必要があるが、本発明の構成ではケーキ状に固
形物が固まった状態にならないため、着色剤粒子の表面
を均一に洗浄することができ、帯電の安定化をさらに効
果的に図ることができる。
【0030】さらに、洗浄工程においては、いったん濾
別された固形物を再度水に分散し、リスラリー化させ、
本発明のデカンタ型遠心分離機にて濾別してもよい。
【0031】2.本発明のトナーの製造方法 本発明のトナーを製造する方法として、例えば、特開平
5−265252号公報や特開平6−329947号公
報、特開平9−15904号公報に示す方法を挙げるこ
とができる。すなわち、単量体を重合して得た樹脂粒子
と着色剤などの構成材料の分散粒子を複数以上会合させ
る方法、特に水中にてこれらを乳化剤を用いて分散した
後に、臨界凝集濃度以上の凝集剤を加え塩析させると同
時に、形成された重合体自体のガラス転移点温度以上で
加熱融着させて融着粒子を形成しつつ徐々に粒径を成長
させ、目的の粒径となったところで水を多量に加えて粒
径成長を停止し、さらに加熱、撹拌しながら粒子表面を
平滑にして形状を制御し、その粒子を濾別して加熱乾燥
することにより、本発明のトナーを形成することができ
る。なお、ここにおいて凝集剤と同時に水に対して無限
溶解する有機溶媒を加えてもよい。
【0032】3.樹脂の重合度 単量体の重合反応に当たってはこれを促すために、水溶
性ラジカル重合開始剤を使用することができる。水溶性
重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニ
ウム等の過硫酸塩、アゾビスアミノジプロパン酢酸塩、
アゾビスシアノ吉草酸およびその塩、過酸化水素等を挙
げることができる。
【0033】更に、本発明において単量体を重合して樹
脂粒子を造る際に、樹脂の重合度を調整するために、連
鎖移動剤を用いるとよい。
【0034】好ましい連鎖移動剤としては下記のものが
ある。 一般式(1) HS−R1−COOR2 ここに、R1は置換基を有してもよい炭素数が1〜10
の炭化水素基であり、R2は置換基を有しても良い炭素
数が2〜20の炭化水素基を示す。
【0035】好ましいものとしては、チオグリコール酸
エステル類、3−メルカプトプロピオン酸エステル類を
あげることができる。具体的にはチオグリコール酸エス
テル類として、チオグリコール酸エチル、チオグリコー
ル酸ブチル、チオグリコール酸t−ブチル、チオグリコ
ール酸2−エチルヘキシルチオグリコール酸オクチル、
チオグリコール酸イソオクチル、チオグリコール酸デシ
ル、チオグリコール酸ドデシル、エチレングリコールの
チオグリコール酸エステル、ネオペンチルグリコールの
チオグリコール酸エステル、トリメチロールプロパンの
チオグリコール酸エステル、ペンタエリスリトールのチ
オグリコール酸エステル、ソルビトールのチオグリコー
ル酸エステルをあげることができ、3−メルカプトプロ
ピオン酸エステル類としては、エチルエステル、オクチ
ルエステル、デシルエステル、ドデシルエステル、ペン
タエリスリトールテトラキスエステル、エチレングリコ
ールの3−メルカプトプロピオン酸エステル、ネオペン
チルグリコールの3−メルカプトプロピオン酸エステ
ル、トリメチロールプロパンの3−メルカプトプロピオ
ン酸エステル、ペンタエリスリトールの3−メルカプト
プロピオン酸エステル、ソルビトールの3−メルカプト
プロピオン酸エステルをあげることができる。
【0036】又、下記の構造を有するものも好ましい。 一般式(2) HS−R3 ここに、R3は置換基を有してもよい炭素数が1〜20
の炭化水素基を表す。
【0037】n−オクチルメルカプタン、2−エチルヘ
キシルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、se
c−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン
などをあげることができる。
【0038】その使用量は重合性単量体に対して0.0
1〜5質量%がこのましい。重合体としては、100,
000〜1,000,000の領域にピークもしくは肩
を有する高分子量成分と、1,000以上で20,00
0未満の領域にピークもしくは肩を有する低分子量成分
の両成分を含有する樹脂がよい。
【0039】これらの値は、ゲルパーミエーションクロ
マトグラフィー(GPC)によって求めることが出来
る。
【0040】GPCよる樹脂の分子量測定方法は、テト
ラヒドロフラン(THF)を溶媒として用いるとよい。
すなわち、測定試料0.5〜5mg、より具体的には1
mgに対してTHFを1ml加え、室温にてマグネチッ
クスターラーなどを用いて撹拌を行い、充分に溶解させ
る。ついで、ポアサイズ0.45〜0.50μmのメン
ブランフィルターで処理した後に、GPCへ注入する。
【0041】GPCの測定条件は、40℃にてカラムを
安定化させ、THFを毎分1mlの流速で流し、1mg
/mlの濃度の試料を約100μl注入して測定する。
【0042】カラムは、市販のポリスチレンジェルカラ
ムを組み合わせて使用することが好ましい。例えば、昭
和電工社製のShodex GPC KF−801、8
02、803、804、805、806、807の組合
せや、東ソー社製のTSKgelG1000H、G20
00H、G3000H、G4000H、G5000H、
G6000H、G7000H、TSK guard c
olumnの組合せなどをあげることができる。また、
検出器としては、屈折率検出器(IR検出器)、あるい
はUV検出器を用いるとよい。試料の分子量測定では、
試料の有する分子量分布を単分散のポリスチレン標準粒
子を用いて作成した検量線を用いて算出するとよい。
【0043】本発明において優れた樹脂としては、ガラ
ス転移点が20〜90℃のものが好ましく、軟化点が8
0〜220℃のものが好ましい。ガラス転移点は示差熱
量分析方法で測定されるものであり、軟化点は高化式フ
ローテスターで測定することができる。
【0044】さらに、これら樹脂全体としては、上記G
PCにより測定される分子量が数平均分子量(Mn)で
1000〜100000、重量平均分子量(Mw)で2
000〜1000000のものが好ましい。さらに、分
子量分布として、Mw/Mnが1.5〜100、特に
1.8〜70のものが好ましい。
【0045】4.重合性単量体 樹脂を構成する重合性単量体として使用されるものは、
スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−クロロ
スチレン、3,4−ジクロロスチレン、p−フェニルス
チレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレ
ン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシル
スチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニル
スチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシル
スチレンの様なスチレンあるいはスチレン誘導体、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n
−ブチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸イ
ソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸n−
オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸ステアリル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸
フェニル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メタク
リル酸ジメチルアミノエチル等のメタクリル酸エステル
誘導体、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸
t−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−オ
クチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ス
テアリル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸フェニル等
の、アクリル酸エステル誘導体、エチレン、プロピレ
ン、イソブチレン等のオレフィン類、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニル、フッ化ビニリ
デン等のハロゲン系ビニル類、プロピオン酸ビニル、酢
酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等のビニルエステル類、ビ
ニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル等のビニル
エーテル類、ビニルメチルケトン、ビニルエチルケト
ン、ビニルヘキシルケトン等のビニルケトン類、N−ビ
ニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニル
ピロリドン等のN−ビニル化合物、ビニルナフタレン、
ビニルピリジン等のビニル化合物類、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等のアクリル
酸あるいはメタクリル酸誘導体がある。これらビニル系
単量体は単独あるいは組み合わせて使用することができ
る。
【0046】又、樹脂を構成する重合性単量体としてイ
オン性解離基を有するものを組み合わせて用いることが
さらに好ましい。例えば、カルボキシル基、スルフォン
酸基、リン酸基等の置換基を単量体の構成基として有す
るもので、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、マ
レイン酸、イタコン酸、ケイ皮酸、フマール酸、マレイ
ン酸モノアルキルエステル、イタコン酸モノアルキルエ
ステル、スチレンスルフォン酸、アリルスルフォコハク
酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォ
ン酸、アシッドホスホオキシエチルメタクリレート、3
−クロロ−2−アシッドホスホオキシプロピルメタクリ
レート等が挙げられる。
【0047】さらに、ジビニルベンゼン、エチレングリ
コールジメタクリレート、エチレングリコールジアクリ
レート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコ
ールジメタクリレート、トリエチレングリコールジアク
リレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、
ネオペンチルグリコールジアクリレート等の多官能性ビ
ニル類を使用して架橋構造の樹脂とすることもできる。
【0048】5.着色剤 本発明のトナーに使用する着色剤としてはカーボンブラ
ック、磁性体、染料、顔料等を任意に使用することがで
き、カーボンブラックとしてはチャンネルブラック、フ
ァーネスブラック、アセチレンブラック、サーマルブラ
ック、ランプブラック等が使用される。磁性体としては
鉄、ニッケル、コバルト等の強磁性金属、これらの金属
を含む合金、フェライト、マグネタイト等の強磁性金属
の化合物、強磁性金属を含まないが熱処理する事により
強磁性を示す合金、例えばマンガン−銅−アルミニウ
ム、マンガン−銅−錫等のホイスラー合金と呼ばれる種
類の合金、二酸化クロム等を用いる事ができる。
【0049】染料としてはC.I.ソルベントレッド
1、同49、同52、同58、同63、同111、同1
22、C.I.ソルベントイエロー19、同44、同7
7、同79、同81、同82、同93、同98、同10
3、同104、同112、同162、C.I.ソルベン
トブルー25、同36、同60、同70、同93、同9
5等を用いる事ができ、またこれらの混合物も用いる事
ができる。顔料としてはC.I.ピグメントレッド5、
同48:1、同53:1、同57:1、同122、同1
39、同144、同149、同166、同177、同1
78、同222、C.I.ピグメントオレンジ31、同
43、C.I.ピグメントイエロー14、同17、同9
3、同94、同138、同156、同158、同18
0、同185、C.I.ピグメントグリーン7、C.
I.ピグメントブルー15:3、同60等を用いる事が
でき、これらの混合物も用いる事ができる。数平均一次
粒子径は種類により多様であるが、概ね10〜200n
m程度が好ましい。
【0050】着色剤の添加方法としては、樹脂微粒子を
凝集剤の添加にて凝集させる段階で添加し重合体を着色
する。なお、着色剤は表面をカップリング剤等で処理し
て使用することができる。
【0051】6.離型剤、荷電制御剤等 本発明のトナーは少なくとも樹脂と着色剤を含有するも
のであるが、必要に応じて定着性改良剤である離型剤や
荷電制御剤等を含有することもできる。さらに、上記樹
脂と着色剤を主成分とするトナー粒子に対して無機微粒
子や有機微粒子等で構成される外添剤を添加したもので
あってもよい。
【0052】離型剤としては特に限定されない。ポリプ
ロピレン、ポリエチレンなどの低分子量ポリオレフィン
ワックス、パラフィンワックス、フィッシャートロプシ
ュワックス、エステルワックス等が使用できる。好適に
は、下記一般式で示されるエステルワックスを用いると
よい。
【0053】R1−(OCO−R2n nは、1〜4の整数、好ましくは2〜4、さらに好まし
くは3〜4、特に好ましくは4である。
【0054】R1、R2は置換基を有しても良い炭化水素
基を示す。 R1:炭素数は1〜40、好ましくは1〜20、さらに
好ましくは2〜5がよい。
【0055】R2:炭素数は1〜40、好ましくは16
〜30、さらに好ましくは18〜26がよい。
【0056】下記に具体的な化合物の例を示す。
【0057】
【化1】
【0058】
【化2】
【0059】添加量としては、トナー全体に1〜30質
量%、好ましくは2〜20質量%、さらに好ましくは3
〜15質量%がよい。
【0060】本発明のトナーへの添加方法は、単量体中
に離型剤を溶解させたものを水中に分散し、重合させ、
樹脂粒子中に上記エステル化合物を含有させた粒子を形
成させ、着色剤粒子ととも塩析/融着することでトナー
とすることが好ましい。
【0061】荷電制御剤も同様に種々の公知のもので、
且つ水中に分散することができるものを使用することが
できる。具体的には、ニグロシン系染料、ナフテン酸ま
たは高級脂肪酸の金属塩、アルコキシル化アミン、第4
級アンモニウム塩化合物、アゾ系金属錯体、サリチル酸
金属塩あるいはその金属錯体等が挙げられる。
【0062】なお、これら荷電制御剤や定着性改良剤の
粒子は、分散した状態で数平均一次粒子径が10〜50
0nm程度とすることが好ましい。
【0063】また、本発明のトナーでは、上記にて作製
した着色粒子に外添剤として無機微粒子や有機微粒子な
どの微粒子を添加して使用することが好ましい。
【0064】この無機微粒子としては、シリカ、チタニ
ア、アルミナ等の無機酸化物粒子の使用が好ましく、さ
らに、これら無機微粒子はシランカップリング剤やチタ
ンカップリング剤等によって疎水化処理されていること
が好ましい。疎水化処理の程度としては特に限定される
ものでは無いが、メタノールウェッタビリティーとして
40〜95のものが好ましい。メタノールウェッタビリ
ティーとは、メタノールに対する濡れ性を評価するもの
である。この方法は、内容量200mlのビーカー中に
入れた蒸留水50mlに、測定対象の無機微粒子を0.
2g秤量し添加する。メタノールを先端が液体中に浸せ
きされているビュレットから、ゆっくり撹拌した状態で
無機微粒子の全体が濡れるまでゆっくり滴下する。この
無機微粒子を完全に濡らすために必要なメタノールの量
をa(ml)とした場合に、下記式により疎水化度が算
出される。
【0065】疎水化度={a/(a+50)}×100 この外添剤の添加量としては、トナー中に0.1〜5.
0質量%、好ましくは0.5〜4.0質量%である。ま
た、外添剤としては種々のものを組み合わせて使用して
もよい。
【0066】7.凝集剤、無限溶解する溶媒等 使用される凝集剤としては特に限定されるものではない
が、金属塩から選択されるものが好適に使用される。具
体的には、一価の金属として例えばナトリウム、カリウ
ム、リチウム等のアルカリ金属の塩、二価の金属として
例えばカルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類の金
属塩、マンガン、銅等の二価の金属の塩、鉄、アルミニ
ウム等の三価の金属の塩等が挙げられ、具体的な塩とし
ては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチウム、
塩化カルシウム、塩化亜鉛、硫酸銅、硫酸マグネシウ
ム、硫酸マンガン等を挙げることができる。これらは組
み合わせて使用してもよい。
【0067】これらの凝集剤は臨界凝集濃度以上添加す
ることが好ましい。この臨界凝集濃度とは、水性分散物
の安定性に関する指標であり、凝集剤を添加して凝集が
発生する濃度を示すものである。この臨界凝集濃度は、
乳化された成分および分散剤自体によって大きく変化す
るものである。例えば、岡村誠三他著「高分子化学1
7、601(1960)日本高分子学会編」等に記述さ
れており、詳細な臨界凝集濃度を求めることができる。
また、別な手法として、目的とする粒子分散液に所望の
塩を濃度を変えて添加し、その分散液のζ(ゼータ)電
位を測定し、この値が変化する塩濃度を臨界凝集濃度と
して求めることもできる。
【0068】本発明の凝集剤の添加量は、臨界凝集濃度
以上であればよいが、好ましくは臨界凝集濃度の1.2
倍以上、さらに好ましくは、1.5倍以上添加すること
がよい。
【0069】無限溶解する溶媒とは、すなわち水に対し
て無限溶解する溶媒を示し、この溶媒は、本発明におい
ては形成された樹脂を溶解させないものが選択される。
具体的には、メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、t−ブタノール、メトキシエタノー
ル、ブトキシエタノール等のアルコール類、アセトニト
リル等のニトリル類、ジオキサン等のエーテル類を挙げ
ることができる。特に、エタノール、プロパノール、イ
ソプロパノールが好ましい。この無限溶解する溶媒の添
加量は、凝集剤を添加した重合体含有分散液に対して1
〜100体積%が好ましい。
【0070】8.トナーの形状及び粒径等 トナーの形状は、下記式で示される形状係数の平均値
(平均円形度)が0.930〜0.995、好ましくは
0.940〜0.990である。
【0071】形状係数=(円相当径から求めた円の周囲
長)/(粒子投影像の周囲長) また、形状係数の分布がシャープであることが好まし
く、円形度の標準偏差は0.10以下がよく、下記式で
算出されるCV値は20%未満が好ましく、さらに10
%未満が好ましい。
【0072】CV値={(円形度の標準偏差)/(平均
円形度)}×100この平均円形度を0.930〜0.
995とすることで、不定形化した形状とすることがで
き、紙等への定着性を確保することができる。さらに、
感光体への付着力も低減することができ、クリーニング
性も向上することができる。また、0.930以上の平
均円形度とすることで、粒子の不定形度合いを抑制し、
長期に亘る使用時のストレスによる粒子の破砕性を抑制
することができる。
【0073】さらに、形状係数の分布がシャープである
ことが好ましく、円形度の標準偏差は0.10以下とす
ることで形状が揃ったトナーとすることができ、トナー
間での定着性能差を少なくすることができるため、定着
率の向上及びオフセット性の低減による定着装置の汚染
防止効果がより発揮される。また、CV値も20%未満
とすることで、同様にシャープな形状分布とすることが
でき、定着性向上効果をより顕著に発揮することができ
る。
【0074】なお、上記形状係数の測定方法は限定され
るものではないが、例えばトナー粒子を電子顕微鏡で5
00倍に拡大した写真を撮影し、画像解析装置を使用
し、500個のトナーについて円形度を測定し、その算
術平均値を求めることで、平均円形度を算出することが
できる。また、簡便な測定方法としては、FPIA−1
000(東亜医用電子社製)により測定することができ
る。
【0075】この形状に制御するためには会合などの工
程で形状を制御されつつあるトナー粒子(着色粒子)の
特性をモニタリングしながら適正な工程終了時期を決め
てもよい。
【0076】モニタリングするとは、インラインに測定
装置を組み込みその測定結果に基づいて、工程条件の制
御をするという意味である。すなわち、形状などの測定
をインラインに組み込んで、例えば樹脂粒子を水系媒体
中で会合あるいは融着させることで形成する重合法トナ
ーでは、融着などの工程で逐次サンプリングを実施しな
がら形状や粒径を測定し、所望の形状になった時点で反
応を停止する。
【0077】モニタリング方法としては、特に限定され
るものではないが、フロー式粒子像分析装置FPIA−
2000(東亜医用電子社製)を使用することができ
る。本装置は試料液を通過させつつリアルタイムで画像
処理を行うことで形状をモニタリングできるため好適で
ある。すなわち、反応場よりポンプなどを使用し、常時
モニターし、形状などを測定することを行い、所望の形
状などになった時点で反応を停止するものである。
【0078】本発明のトナーの体積平均粒径はコールタ
ーカウンターTA−IIあるいはコールターマルチサイザ
ー(コールター社製)で測定されるものである。本発明
においてはコールターマルチサイザーを用い、粒度分布
を出力するインターフェース(日科機社製)、パーソナ
ルコンピューターを接続して使用した。前記コールター
マルチサイザーにおいて使用するアパーチャーとしては
100μmのものを用いて、2μm以上のトナーの体積
分布を測定して粒度分布および平均粒径を算出した。
【0079】本発明のトナーの粒径は、体積平均粒径で
3〜8μmのものである。この粒径は、重合法によりト
ナー粒子を形成させる場合には、凝集剤の濃度や有機溶
媒の添加量、または融着時間、さらには重合体自体の組
成によって制御することができる。
【0080】9.現像方法及び画像形成方法 本発明のトナーを、非磁性一成分トナーとして使用する
場合には、薄層形成を行うための現像剤層規制部材が現
像剤層担持体に押圧された構成を有する現像器を使用
し、接触あるいは非接触で現像する。好ましい方式は接
触現像である。
【0081】二成分現像剤として使用する場合には、本
発明のトナーとキャリアとからなる現像剤を調製し、接
触又は非接触で現像する方式がある。
【0082】二成分現像剤を構成するキャリアとして
は、磁性粒子としては、鉄、フェライト、マグネタイト
等の金属、それらの金属とアルミニウム、鉛等の金属と
の合金等の従来から公知の材料を用いることができる。
特にフェライト粒子が好ましい。上記磁性粒子は、その
体積平均粒径としては15〜100μm、より好ましく
は25〜60μmのものが良い。キャリアの体積平均粒
径は、代表的には湿式分散機を備えたレーザ回折式粒度
分布測定装置「ヘロス(HELOS)」(シンパティッ
ク(SYMPATEC)社製)により測定することがで
きる。
【0083】キャリアは、さらに樹脂により被覆されて
いるもの、あるいは樹脂中に磁性粒子を分散させたいわ
ゆる樹脂分散型キャリアが好ましい。コーティング用の
樹脂組成としては、特に限定は無いが、例えば、オレフ
ィン系樹脂、スチレン系樹脂、スチレン/アクリル系樹
脂、シリコーン系樹脂、エステル系樹脂あるいはフッ素
含有重合体系樹脂等が用いられる。また、樹脂分散型キ
ャリアを構成するための樹脂としては、特に限定されず
公知のものを使用することができ、例えば、スチレン/
アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素系樹脂、フェ
ノール樹脂等を使用することができる。
【0084】次に、本発明の画像形成方法について説明
する。図3は本発明の画像形成方法を説明する画像形成
装置の一例を示す断面構成図である。104は潜像形成
体である感光体ドラムであり、アルミニウム製のドラム
基体の外周面に感光体層である有機光導電体(OPC)
を形成してなるもので矢印方向に所定の速度で回転す
る。
【0085】図3において、図示しない原稿読み取り装
置にて読み取った情報に基づき、半導体レーザ光源10
1から露光光が発せられる。これをポリゴンミラー10
2により、図3の紙面と垂直方向に振り分け、画像の歪
みを補正するfθレンズ103を介して、感光体面上に
照射され静電潜像を作る。感光体ドラム104は、あら
かじめ帯電器105により一様帯電され、像露光のタイ
ミングにあわせて時計方向に回転を開始している。
【0086】感光体ドラム面上の静電潜像は、現像器1
06により現像され、形成されたトナー像はタイミング
を合わせて搬送されてきた転写材(転写紙)108に転
写器107の作用により転写される。さらに感光体ドラ
ム104と転写紙108は分離器(分離極)109によ
り分離されるが、現像像は転写紙108に転写担持され
て、定着器110へと導かれ定着される。
【0087】感光体面に残留した未転写のトナー等は、
クリーニングブレード方式のクリーニング器111にて
清掃され、帯電前露光(PCL)112にて残留電荷を
除き、次の画像形成のため再び帯電器105により、一
様帯電される。
【0088】本発明のトナーは、トナーリサイクルシス
テムを有している画像形成装置には、好適に用いること
が出来る。
【0089】トナーリサイクルを行うための方式として
は特に限定されるものでは無いが、例えば、クリーニン
グ部で回収されたトナーを搬送コンベアあるいは搬送ス
クリューによって補給用トナーホッパー、現像器あるい
は補給用トナーと中間室によって混合して現像器へ供給
する方法等をあげることができる。
【0090】次に図4に於いて、トナーのリサイクル部
材斜視構成図の一例を挙げる。この方式は現像器へリサ
イクルトナーを直接戻す方式である。
【0091】クリーニングブレード113で回収された
未転写トナーはトナークリーニング器111内の搬送ス
クリューによってトナーリサイクルパイプ114に集め
られ、更にこのリサイクルパイプの受け口115から現
像器106に戻され、再び現像剤として使用される。
【0092】図4は又、本発明の画像形成装置に着脱自
在のプロセスカートリッジの斜視図でもある。この図4
では斜視構造を判りやすくするため感光体ユニットと現
像剤ユニットを分離した図面になっているが、これを全
部一体化したユニットとして着脱自在に画像形成装置に
搭載できる。この場合、感光体、現像器、クリーニング
器及びリサイクル部材が一体となりプロセスカートリッ
ジを構成している。
【0093】又、上記画像形成装置は、感光体ドラム
と、帯電器、現像器、クリーニング器あるいはリサイク
ル部材等の少なくとも一つを含むプロセスカートリッジ
を搭載する形態にすることもできる。
【0094】次に、転写紙は代表的には普通紙である
が、現像後の未定着像を転写可能なものなら、特に限定
されず、OHP用のPETベース等も無論含まれる。
【0095】又、クリーニングブレード113は、厚さ
1〜30mm程度のゴム状弾性体を用い、材質としては
ウレタンゴムが最も良く用いられる。これは感光体に圧
接して用いられるため熱を伝え易く、本発明においては
解除機構を設け、画像形成動作を行っていない時には感
光体から離しておくのが望ましい。
【0096】本発明は、電子写真法による画像形成装
置、特にコンピュータ等からのデジタル画像データで変
調した変調ビームにより感光体上に静電潜像を形成する
装置に使用することもできる。
【0097】この画像形成方法及び装置に採用されるコ
ンピュータまたは複写原稿からのデジタル画像信号によ
り光変調する走査光学系として、レーザ光学系に音響光
学変調器を介在させ、当該音響光学変調器により光変調
する装置、半導体レーザを用い、レーザ強度を直接変調
する装置があり、これらの走査光学系から一様に帯電し
た感光体上にスポット露光してドット状の画像を形成す
る。
【0098】前述の走査光学系から照射されるビーム
は、裾が左右に広がった正規分布状に近似した丸状や楕
円状の輝度分布となり、例えばレーザビームの場合、通
常、感光体上で主走査方向あるいは副走査方向の一方あ
るいは両者が20〜100μmという極めて狭い丸状あ
るいは楕円状である。
【0099】定着器については、本発明のトナーは、上
記した如くトナー像が形成された転写材(画像支持体、
転写紙)を、定着器(定着装置)を構成する加熱ローラ
ーと加圧ローラーとの間に通過させて定着する工程を含
む画像形成方法に好適に使用される。
【0100】図5は、本発明のトナーを用いた画像形成
方法において使用する定着器の一例を示す断面図であ
り、図5に示す定着装置110は、加熱ローラー20
と、これに当接する加圧ローラー21とを備えている。
なお、図5において、Tは転写紙上に形成されたトナー
像である。
【0101】加熱ローラー20は、フッ素樹脂または弾
性体からなる被覆層22が芯金23の表面に形成されて
なり、線状ヒーターよりなる加熱部材24を内包してい
る。
【0102】芯金23は、金属から構成され、その内径
は10〜70mmとされる。芯金を構成する金属として
は特に限定されるものではないが、例えば鉄、アルミニ
ウム、銅等の金属あるいはこれらの合金を挙げることが
できる。
【0103】芯金23の肉厚は0.1〜15mmとさ
れ、省エネルギーの要請(薄肉化)と、強度(構成材料
に依存)とのバランスを考慮して決定される。例えば、
0.57mmの鉄よりなる芯金と同等の強度を、アルミ
ニウムよりなる芯金で保持するためには、その肉厚を
0.8mmとする必要がある。
【0104】被覆層22を構成するフッ素樹脂として
は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)およびP
FA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体)などを例示することができ
る。
【0105】また、被覆層22を構成する弾性体として
は、LTV、RTV、HTVなどの耐熱性の良好なシリ
コーンゴムおよびシリコーンスポンジゴムなどを用いる
ことが好ましい。
【0106】被覆層22を構成する弾性体のアスカーC
硬度は、80°未満とされ、好ましくは60°未満とさ
れる。
【0107】加圧ローラー21は、弾性体からなる被覆
層25が芯金26の表面に形成されてなる。被覆層25
を構成する弾性体としては特に限定されるものではな
く、ウレタンゴム、シリコーンゴムなどの各種軟質ゴム
およびスポンジゴムを挙げることができ、また、被覆層
を構成するものとしてシリコーンゴムおよびシリコーン
スポンジゴムを用いることが好ましい。
【0108】被覆層25を構成する弾性体のアスカーC
硬度は、80°未満とされ、好ましくは70°未満、更
に好ましくは60°未満とされる。
【0109】また、被覆層25の厚みは0.1〜30m
mとされ、好ましくは0.1〜20mmとされる。
【0110】芯金26を構成する材料としては特に限定
されるものではないが、アルミニウム、鉄、銅などの金
属またはそれらの合金を挙げることができる。
【0111】加熱ローラー20と加圧ローラー21との
当接荷重(総荷重)としては、通常40〜350Nとさ
れ、好ましくは50〜300N、さらに好ましくは50
〜250Nとされる。この当接荷重は、加熱ローラー2
0の強度(芯金23の肉厚)を考慮して規定され、例え
ば0.3mmの鉄よりなる芯金を有する加熱ローラーに
あっては、250N以下とすることが好ましい。
【0112】また、耐オフセット性および定着性の観点
から、ニップ幅としては4〜10mmであることが好ま
しく、当該ニップの面圧は0.6×105〜1.5×1
5Paであることが好ましい。
【0113】図5に示した定着器による定着条件の一例
を示せば、定着温度(加熱ローラーの表面温度)が15
0〜210℃とされ、定着線速が80〜640mm/s
ecとされる。
【0114】本発明において使用する定着器には、必要
に応じてクリーニング機構を付与してもよい。この場合
には、シリコーンオイルを定着部の上ローラー(加熱ロ
ーラー)に供給する方式として、シリコーンオイルを含
浸したパッド、ローラー、ウェッブ等で供給し、クリー
ニングする方法が使用できる。
【0115】シリコーンオイルとしては耐熱性の高いも
のが使用され、ポリジメチルシリコーン、ポリフェニル
メチルシリコーン、ポリジフェニルシリコーン等が使用
される。粘度の低いものは使用時に流出量が大きくなる
ことから、20℃における粘度が1〜100Pa・sの
ものが好適に使用される。
【0116】シリコーンオイルの供給量をA4用紙1枚
当たり2mg以下とすることにより、定着後の転写紙
(画像支持体)に対するシリコーンオイルの付着量が少
なくなり、転写紙へ付着したシリコーンオイルによるボ
ールペン等の油性ペンの記入しずらさがなく、加筆性が
損なわれることはない。
【0117】また、シリコーンオイルの変質による耐オ
フセット性の経時的な低下、シリコーンオイルによる光
学系や帯電極の汚染などの問題を回避することができ
る。
【0118】
【実施例】次に、実施例を示して、より具体的に本発明
を説明するが、無論、本発明の態様はこれに限定される
ものではない。
【0119】(ラテックス1の作製)撹拌装置、温度セ
ンサー、冷却管、窒素導入装置を付けた5000mlの
セパラブルフラスコに予めアニオン系活性剤(ドデシル
ベンゼンスルフォン酸ナトリウム:SDS)7.08g
をイオン交換水(2760g)に溶解させた溶液を添加
する。窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しつ
つ、内温を80℃に昇温させた。一方で離型剤の例示化
合物19)72.0gをスチレン115.1g、n−ブ
チルアクリレート42.0g、メタクリル酸10.9g
からなるモノマーに加え、80℃に加温し溶解させ、モ
ノマー溶液を作製した。ここで循環経路を有する機械式
分散機により上記の加熱溶液を混合分散させ、均一な分
散粒子径を有する乳化粒子を作製した。
【0120】ついで、重合開始剤(過硫酸カリウム:K
PS)0.84gをイオン交換水200gに溶解させた
溶液を添加し80℃にて3時間加熱、撹拌することでラ
テックス粒子を作製した。引き続いて更に重合開始剤
(KPS)7.73gをイオン交換水240mlに溶解
させた溶液を添加し、15分後、80℃でスチレン38
3.6g、n−ブチルアクリレート140.0g、メタ
クリル酸36.4g、n−オクチル−3−メルカプトプ
ロピオン酸エステル13.7gの混合液を126分かけ
て滴下した。滴下終了後60分加熱撹拌させた後40℃
まで冷却しラテックス粒子を得た。
【0121】このラテックス粒子をラテックス1とす
る。 (着色粒子の作製)n−ドデシル硫酸ナトリウム9.2
gをイオン交換水160mlに撹拌溶解する。この液
に、撹拌下、リーガル330R(キャボット社製カーボ
ンブラック)20gを徐々に加え、ついで、クレアミッ
クスを用いて分散した。大塚電子社製の電気泳動光散乱
光度計ELS−800を用いて、上記分散液の粒径を測
定した結果、重量平均粒径で112nmであった。この
分散液を「着色剤分散液1」とする。
【0122】前述の「ラテックス1」1250gとイオ
ン交換水2000ml及び「着色剤分散液1」を、温度
センサー、冷却管、窒素導入装置、撹拌装置を付けた5
リットルの四つ口フラスコに入れ撹拌する。30℃に調
整した後、この溶液に5モル/リットルの水酸化ナトリ
ウム水溶液を加え、pHを10.0に調整した。
【0123】ついで、塩化マグネシウム6水和物52.
6gをイオン交換水72mlに溶解した水溶液を撹拌
下、30℃にて10分間で添加した。その後、3分間放
置した後に、昇温を開始し、液温度90℃まで6分で昇
温する(昇温速度=10℃/分)。
【0124】その状態で粒径をコールターカウンターT
A−IIにて測定し、体積平均粒径が6.5μmになった
時点で塩化ナトリウム115gをイオン交換水700m
lに溶解した水溶液を添加し粒子成長を停止させ、さら
に継続して液温度90℃±2℃にて、6時間加熱撹拌
し、塩析/融着させる。その後、6℃/minの条件で
30℃まで冷却し、塩酸を添加しpHを2.0に調整し
撹拌を停止した。
【0125】生成した着色粒子を、図1及び2に記すデ
カンタ型遠心分離機により、表1に示す条件で濾別し、
その後、フラッシュジェットドライヤーで乾燥、さらに
40℃の温風を使用した流動乾燥方式を使用して乾燥し
て着色粒子1〜8、比較用着色粒子1及び2を得た。
【0126】
【表1】
【0127】なお、着色粒子1の形状は下記の如くであ
り、その他の着色性粒子も形状特性は実質的に同一であ
った。
【0128】
【表2】
【0129】上記円形度はFPIA−1000を使用
し、試料分析量=0.3μリットル、検出粒子数=15
00〜5000個の条件で測定したものである。
【0130】ついで上記「着色粒子1」〜「着色粒子
8」及び「比較用着色粒子1」「比較用着色粒子2」に
それぞれ疎水性シリカ(数平均一次粒子径=10nm、
疎水化度=68)を1質量%及び疎水性酸化チタン(数
平均一次粒子径=20nm、疎水化度=63)を1質量
%添加し、ヘンシェルミキサーにより混合してトナーを
得た。これらを「トナー1」〜「トナー8」、「比較用
トナー1」「比較用トナー2」とする。
【0131】なお、形状及び粒径等の物性に関しては着
色粒子及びトナーのいずれを測定してもその値に差異は
無い。
【0132】上記トナーの各々に対してシリコーン樹脂
を被覆した体積平均粒径60μmのフェライトキャリア
を混合し、トナー濃度が6質量%の現像剤を調製した。
これらをトナーに対応して、「現像剤1」〜「現像剤
8」、「比較用現像剤1」「比較用現像剤2」とする。
【0133】(特性評価)調製した各現像剤を使用し、
トナーリサイクル方式を有するデジタル複写機Koni
ca7075(コニカ社製)を用い、画素率5%の画像
をHH環境(33℃、85%RH)下、10枚間欠印字
にて30万枚印字した。
【0134】その際、初期と30万枚後の画像濃度(ベ
タ黒画像)、非画像部のカブリ濃度を評価した。画像濃
度及びカブリ濃度はいずれも反射濃度計RD−918を
使用し、紙の反射濃度を「0」とした相対反射濃度であ
る。
【0135】結果を以下に示す。
【0136】
【表3】
【0137】本発明内の実施例1〜8は、画像濃度、カ
ブリ濃度共に問題ないが、本発明外の比較例1及び2は
何れも問題が出ることがわかる。
【0138】
【発明の効果】本発明により、微小粒径物を取り除き、
画像欠陥の発生がなく、長期に亘って安定した画像を形
成することのできる静電潜像現像用トナー及びその製造
方法、さらには画像形成方法と画像形成装置を提供する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるデカンタ型遠心分離機の構
成図。
【図2】図1の部分拡大図。
【図3】本発明の画像形成方法を説明する画像形成装置
の一例を示す断面構成図。
【図4】画像形成装置に着脱自在のプロセスカートリッ
ジの斜視図。
【図5】定着器の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1 フィードチューブ 2 外側回転筒 3 スクリューコンベア 4 固形物排出口 5 ダムプレート 6 駆動モーター 7 ギアボックス 8 供給口 9 スクリュー羽根 101 半導体レーザ光源 102 ポリゴンミラー 103 fθレンズ 104 潜像形成体である感光体ドラム 105 帯電器 106 現像器 107 転写器 108 転写材(画像支持体、転写紙等ともいう) 109 分離器(分離極) 110 定着器 111 クリーニング器 113 クリーニングブレード 114 トナーリサイクルパイプ 115 リサイクルパイプの受け口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも樹脂粒子と着色剤粒子を水系
    媒体中で融着して着色粒子を生成させ、該着色粒子を水
    系媒体より濾別し、乾燥する静電潜像現像用トナーの製
    造方法において、水系媒体中からの該着色粒子の濾別
    を、外側回転筒及び外側回転筒内に相対的に回転自在に
    設けられたスクリューコンベアを有するデカンタ型遠心
    分離機により行うことを特徴とする静電潜像現像用トナ
    ーの製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも樹脂粒子と着色剤粒子を水系
    媒体中で融着して着色粒子を生成させ、該着色粒子を水
    系媒体より濾別し、乾燥して得られる静電潜像現像用ト
    ナーにおいて、水系媒体から該着色粒子を濾別する方法
    が、外側回転筒及び外側回転筒内に相対的に回転自在に
    設けられたスクリューコンベアを有するデカンタ型遠心
    分離機により行われることを特徴とする静電潜像現像用
    トナー。
  3. 【請求項3】 少なくとも静電潜像担持体上に形成され
    た潜像をトナーを含む現像剤にて現像し、可視化する画
    像形成方法において、請求項2記載の静電潜像現像用ト
    ナーを用いて行うことを特徴とする画像形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成方法を用い、ト
    ナーリサイクルシステムを有することを特徴とする画像
    形成装置。
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