JP2001281906A - 静電荷像現像用のトナーとそれを用いた画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
静電荷像現像用のトナーとそれを用いた画像形成方法及び画像形成装置Info
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- JP2001281906A JP2001281906A JP2000093910A JP2000093910A JP2001281906A JP 2001281906 A JP2001281906 A JP 2001281906A JP 2000093910 A JP2000093910 A JP 2000093910A JP 2000093910 A JP2000093910 A JP 2000093910A JP 2001281906 A JP2001281906 A JP 2001281906A
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Abstract
を再使用するトナーリサイクル方式において、長期に亘
って安定した画像を形成することができ、環境変動の影
響を受けず、長期に亘って安定した高画質な画像を形成
することのできる静電荷像現像用のトナーと、画像形成
方法及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも静電潜像形成体上に形成され
た静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現像
されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に残
留したトナーをクリーニングする工程と、クリーニング
工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を有
する画像形成方法において、該トナーが、形状係数の変
動係数が16%以下であり、個数粒度分布における個数
変動係数が27%以下であることを特徴とする画像形成
方法。
Description
等に用いられる静電荷像現像用のトナーとそれを用いた
画像形成方法及び画像形成装置に関するものである。
されている。例えばモノクロ複写機のみならず、コンピ
ュータの出力端末であるプリンタや、カラー複写機、カ
ラープリンタ等の分野でも利用されている。
に対して現像を行い、画像形成支持体に対して転写した
後に感光体表面に未転写で残留したトナーをクリーニン
グする工程を有している。通常ではクリーニング工程で
回収されたトナーは廃棄されるが、近年の環境への対応
として現像領域へ搬送し、再使用することがなされてい
る。
さらにはクリーニング工程を経たものが現像領域で再使
用されることとなり、いわゆる外添剤等が埋没して劣化
したトナーを再使用することとなる。このため、回収さ
れたトナーを使用すると帯電性の変動などが起こりやす
く、画像カブリが発生したり、機内へのトナー飛散など
の問題が発生してしまう。
写でクリーニング部で回収されたトナーを再使用する、
いわゆるトナーリサイクル方式の画像形成装置におい
て、長期に亘って安定した画像を形成することができ、
さらに、環境変動の影響を受けず、長期に亘って安定し
た高画質な画像を形成することのできる静電荷像現像用
のトナーと、それを用いた画像形成方法及び画像形成装
置を提供することにある。
サイクル方式にてストレスなどを受けたトナーの劣化を
抑制する方策について鋭意検討をおこない、本発明を完
成するに至ったものである。
さらには粒径や特定の角の存在の有無等がその問題を解
決するためには有効であることを見いだし、本発明を完
成するに至ったものである。
ることにより達成される。 〔1〕 少なくとも静電潜像形成体上に形成された静電
潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現像された
トナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に残留した
トナーをクリーニングする工程と、クリーニング工程で
回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を有する画
像形成方法において、該トナーが、形状係数の変動係数
が16%以下であり、個数粒度分布における個数変動係
数が27%以下であることを特徴とする画像形成方法。
6の範囲にあるトナー粒子を65個数%以上含有するこ
とを特徴とする〔1〕に記載の画像形成方法。
6の範囲にあるトナー粒子を65個数%以上含有するこ
とを特徴とする〔1〕又は〔2〕に記載の画像形成方
法。
50個数%以上含有することを特徴とする〔1〕、
〔2〕又は〔3〕に記載の画像形成方法。
mであることを特徴とする〔1〕〜〔4〕の何れか1項
に記載の画像形成方法。
するとき、自然対数lnDを横軸にとり、この横軸を
0.23間隔で複数の階級に分けた個数基準の粒度分布
を示すヒストグラムにおける最頻階級に含まれるトナー
粒子の相対度数(m1)と、前記最頻階級の次に頻度の
高い階級に含まれるトナー粒子の相対度数(m2)との
和(M)が70%以上であることを特徴とする〔1〕〜
〔5〕の何れか1項に記載の画像形成方法。
を水系媒体中で重合させて得られた粒子よりなることを
特徴とする〔1〕〜〔6〕の何れか1項に記載の画像形
成方法。
系媒体中で会合させた粒子からなることを特徴とする
〔1〕〜〔7〕の何れか1項に記載の画像形成方法。
成された静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上
に現像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体
上に残留したトナーをクリーニングする工程と、クリー
ニング工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工
程を有する画像形成方法において、該トナーが、角がな
いトナー粒子を50個数%以上含有し、個数粒度分布に
おける個数変動係数が27%以下であることを特徴とす
る画像形成方法。
1.6の範囲にあるトナー粒子を65個数%以上含有す
ることを特徴とする
1.6の範囲にあるトナー粒子を65個数%以上含有す
ることを特徴とする
成方法。
μmであることを特徴とする
1〕に記載の画像形成方法。
とするとき、自然対数lnDを横軸にとり、この横軸を
0.23間隔で複数の階級に分けた個数基準の粒度分布
を示すヒストグラムにおける最頻階級に含まれるトナー
粒子の相対度数(m1)と、前記最頻階級の次に頻度の
高い階級に含まれるトナー粒子の相対度数(m2)との
和(M)が70%以上であることを特徴とする
〔12〕の何れか1項に記載の画像形成方法。
体を水系媒体中で重合させて得られた粒子よりなること
を特徴とする
像形成方法。
水系媒体中で会合させた粒子からなることを特徴とする
形成された静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体
上に現像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成
体上に残留したトナーをクリーニングする工程と、クリ
ーニング工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する
工程を有する画像形成方法において、該トナーが、形状
係数が1.2〜1.6の範囲にあるトナー粒子を65個
数%以上含有し、形状係数の変動係数が16%以下であ
ることを特徴とする画像形成方法。
を50個数%以上含有することを特徴とする〔16〕に
記載の画像形成方法。
μmであることを特徴とする〔16〕又は〔17〕に記
載の画像形成方法。
とするとき、自然対数lnDを横軸にとり、この横軸を
0.23間隔で複数の階級に分けた個数基準の粒度分布
を示すヒストグラムにおける最頻階級に含まれるトナー
粒子の相対度数(m1)と、前記最頻階級の次に頻度の
高い階級に含まれるトナー粒子の相対度数(m2)との
和(M)が70%以上であることを特徴とする〔1
6〕、〔17〕又は〔18〕に記載の画像形成方法。
体を水系媒体中で重合させて得られた粒子よりなること
を特徴とする〔16〕〜〔19〕の何れか1項に記載の
画像形成方法。
水系媒体中で会合させた粒子からなることを特徴とする
〔16〕〜〔20〕の何れか1項に記載の画像形成方
法。
形成された静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体
上に現像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成
体上に残留したトナーをクリーニングする工程と、クリ
ーニング工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する
工程を有する画像形成方法に用いられるトナーが、形状
係数の変動係数が16%以下であり、個数粒度分布にお
ける個数変動係数が27%以下であることを特徴とする
トナー。
形成された静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体
上に現像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成
体上に残留したトナーをクリーニングする工程と、クリ
ーニング工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する
工程を有する画像形成方法に用いられるトナーが、角が
ないトナー粒子を50個数%以上含有し、個数粒度分布
における個数変動係数が27%以下であることを特徴と
するトナー。
形成された静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体
上に現像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成
体上に残留したトナーをクリーニングする工程と、クリ
ーニング工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する
工程を有する画像形成方法に用いるトナーが、形状係数
1.2〜1.6の範囲にあるトナー粒子を65個数%以
上含有し、形状係数の変動係数が16%以下であること
を特徴とするトナー。
形成された静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体
上に現像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成
体上に残留したトナーをクリーニングする工程と、クリ
ーニング工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する
工程を有する画像形成装置において、該トナーが、形状
係数の変動係数が16%以下であり、個数粒度分布にお
ける個数変動係数が27%以下であることを特徴とする
画像形成装置。
形成された静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体
上に現像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成
体上に残留したトナーをクリーニングする工程と、クリ
ーニング工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する
工程を有する画像形成装置において、該トナーが、角が
ないトナー粒子を50個数%以上含有し、個数粒度分布
における個数変動係数が27%以下であることを特徴と
する画像形成装置。
形成された静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体
上に現像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成
体上に残留したトナーをクリーニングする工程と、クリ
ーニング工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する
工程を有する画像形成装置において、該トナーが、形状
係数1.2〜1.6の範囲にあるトナー粒子を65個数
%以上含有し、形状係数の変動係数が16%以下である
ことを特徴とする画像形成装置。
の変動係数が16%以下であり、個数粒度分布における
個数変動係数が27%以下であるトナーを使用すること
で上記問題を解決することができることを見出し、本発
明の完成に至ったものである。即ち、トナー自体の形状
の分布を均一化することによりトナーリサイクル工程に
おけるトナーの搬送性を向上させ、現像剤搬送部材など
との摩擦帯電を均一化させ、結果として現像領域での帯
電量分布を狭くすることができ、現像ゴーストの発生や
環境変動での画質欠陥の発生を防止することができる。
ないトナー粒子ではその表面の平滑性により、現像剤搬
送部材などのトナーが接触する部位に対するストレスに
より発生する微細な粒子の発生を抑制することができる
ことと、その平滑な表面性により、摩擦帯電での過度な
帯電性の蓄積が無いことから、現像ゴースト等の問題を
発生しにくくなっており、形状のバラツキが多少大きく
ても、同様の効果を発揮することを見出した。即ち、角
がないトナー粒子が50個数%以上であり、個数粒度分
布における個数変動係数が27%以下であるトナーを使
用することで本発明の課題を解決することができること
を見出し、本発明の完成に至ったものである。
特定の形状についてその形状を揃えた場合にも、トナー
の帯電性を均一化することができ、同様の効果を発揮す
ることを見出した。即ち、形状係数が1.2〜1.6の
範囲にあるトナー粒子が65個数%以上であり、形状係
数の変動係数が16%以下であるトナーを使用すること
で本発明の課題を解決することができることを見出し
た。
場合には、形が不揃いなトナー粒子、および角となる部
分を有するトナー粒子が問題となりやすい傾向となっ
た。この理由については明確ではないが、トナー粒子の
形が不揃いである場合にはトナーリサイクル装置、及び
現像装置内部での攪拌等による機械的ストレスを受けや
すく、過大なストレスが加わる部分が発生することによ
って、トナーの帯電性を変化させると推定した。又、こ
のようなストレスの加わり方の違いは、トナー粒子の粒
径によっても異なり、粒子径の小さいものの方が、スト
レスを受けた場合に問題があり、トナー粒子径が大きい
ものでは、このような問題は発生しにくくなるが、解像
度等の画質が低下する問題が発生する。
である。帯電量分布が広い場合には、画像形成工程にお
いていわゆる選択現像が発生し、現像されにくいトナー
粒子が現像装置内部に蓄積して現像性が低下する問題
や、蓄積したトナーが長期間にわたってストレスを受け
ることにより、汚染を発生させたり、その表面性が変化
して帯電性が変化し、弱帯電性あるいは逆極性のトナー
となって画質が低下する問題が発生する。
結果、トナーの帯電量分布をきわめてシャープなものと
するためには、トナー粒子の粒径のバラツキを小さく制
御すると共に、形状のバラツキも小さく制御する必要が
あることが判明した。トナーの帯電量分布をきわめてシ
ャープにすることで、トナー帯電量を低く設定した場合
にも、長期にわたって安定した帯電性を得ることが可能
となる。
数の変動係数が16%以下であり、個数粒度分布におけ
る個数変動係数が27%以下であるトナーを使用するこ
とで、現像性、細線再現性に優れ、高画質な画像を長期
にわたって形成することができることを見出し、本発明
の完成に至った。
小な形状に着目して検討を行った結果、現像装置内部に
おいて、トナー粒子の角部分の形状が変化して丸くな
り、その部分が問題を発生させていることが判明した。
この理由については明確ではないが、角部分にはストレ
スが加わりやすく、この部分の摩耗、破断によってトナ
ーの帯電性を変化させると推定した。
付与する場合には、特に角となる部分では電荷が集中し
やすくなり、トナー粒子の帯電が不均一になりやすいと
推定される。
上とし、個数粒度分布における個数変動係数を27%以
下に制御することによっても、現像性、細線再現性に優
れ、高画質な画像を長期にわたって形成することができ
ることを見出し、本発明の完成に至ったものである。
状を揃えた場合にも、帯電量分布がシャープとなること
が判明した。即ち、形状係数が1.2〜1.6の範囲に
あるトナー粒子が65個数%以上であり、形状係数の変
動係数が16%以下であるトナーを使用することでも、
現像性、細線再現性に優れ、高画質な画像を長期にわた
って形成することができることを見出した。
り示されるものであり、トナー粒子の丸さの度合いを示
す。
2本の平行線ではさんだとき、その平行線の間隔が最大
となる粒子の幅をいう。また、投影面積とは、トナー粒
子の平面上への投影像の面積をいう。
顕微鏡により2000倍にトナー粒子を拡大した写真を
撮影し、ついでこの写真に基づいて「SCANNING
IMAGE ANALYZER」(日本電子社製)を
使用して写真画像の解析を行うことにより測定した。こ
の際、100個のトナー粒子を使用して本発明の形状係
数を上記算出式にて測定したものである。
は、この形状係数が1.0〜1.6の範囲にあるトナー
粒子を65個数%以上含有することが好ましく、より好
ましくは、70個数%以上である。さらに好ましくは、
この形状係数が1.2〜1.6の範囲にあるトナー粒子
を65個数%以上含有することであり、より好ましく
は、70個数%以上である。
るトナー粒子が65個数%以上であることにより、現像
剤搬送部材などでの摩擦帯電性がより均一となり、過度
に帯電したトナーの蓄積が無く、現像剤搬送部材表面よ
りトナーがより交換しやすくなるために、現像ゴースト
等の問題も発生しにくくなる。さらに、トナー粒子が破
砕しにくくなってトナーの帯電性が安定する。
形状係数が1.2〜1.6の範囲にあるトナー粒子を6
5個数%以上含有することが必要であり、好ましくは、
70個数%以上である。
れるものではない。例えばトナー粒子を熱気流中に噴霧
する方法、またはトナー粒子を気相中において衝撃力に
よる機械的エネルギーを繰り返して付与する方法、ある
いはトナーを溶解しない溶媒中に添加し旋回流を付与す
る方法等により、形状係数を1.0〜1.6、または
1.2〜1.6にしたトナーを調製し、これを通常のト
ナー中へ本発明の範囲内になるように添加して調整する
方法がある。また、いわゆる重合法トナーを調製する段
階で全体の形状を制御し、形状係数を1.0〜1.6、
または1.2〜1.6に調整したトナーを同様に通常の
トナーへ添加して調整する方法がある。
として簡便である点と、粉砕トナーに比較して表面の均
一性に優れる点等で好ましい。
記式から算出される。 変動係数=〔S/K〕×100(%) 式中、Sは100個のトナー粒子の形状係数の標準偏差
を示し、Kは形状係数の平均値を示す。
り、好ましくは14%以下である。形状係数の変動係数
が16%以下であることにより、転写されたトナー層の
空隙が減少して定着性が向上し、オフセットが発生しに
くくなる。また、帯電量分布がシャープとなり、画質が
向上する。
動係数を、極めてロットのバラツキなく均一に制御する
ために、樹脂粒子(重合体粒子)を重合、融着、形状制
御させる工程において、形成されつつあるトナー粒子
(着色粒子)の特性をモニタリングしながら適正な工程
終了時期を決めてもよい。
装置を組み込みその測定結果に基づいて、工程条件の制
御をするという意味である。すなわち、形状などの測定
をインラインに組み込んで、例えば樹脂粒子を水系媒体
中で会合あるいは融着させることで形成する重合法トナ
ーでは、融着などの工程で逐次サンプリングを実施しな
がら形状や粒径を測定し、所望の形状になった時点で反
応を停止する。
るものではないが、フロー式粒子像分析装置FPIA−
2000(東亜医用電子社製)を使用することができ
る。本装置は試料液を通過させつつリアルタイムで画像
処理を行うことで形状をモニタリングできるため好適で
ある。すなわち、反応場よりポンプなどを使用し、常時
モニターし、形状などを測定することを行い、所望の形
状などになった時点で反応を停止するものである。
変動係数はコールターカウンターTA−IIあるいはコー
ルターマルチサイザー(コールター社製)で測定される
ものである。本発明においてはコールターマルチサイザ
ーを用い、粒度分布を出力するインターフェース(日科
機社製)、パーソナルコンピューターを接続して使用し
た。前記コールターマルチサイザーにおいて使用するア
パーチャーとしては100μmのものを用いて、2μm
以上のトナーの体積、個数を測定して粒度分布および平
均粒径を算出した。個数粒度分布とは、粒子径に対する
トナー粒子の相対度数を表すものであり、個数平均粒径
とは、個数粒度分布におけるメジアン径を表すものであ
る。
数は下記式から算出される。 個数変動係数=(S/Dn)×100(%) 式中、Sは個数粒度分布における標準偏差を示し、Dn
は個数平均粒径(μm)を示す。
下であり、好ましくは25%以下である。個数変動係数
が27%以下であることにより、転写されたトナー層の
空隙が減少して定着性が向上し、オフセットが発生しに
くくなる。また、帯電量分布がシャープとなり、転写効
率が高くなって画質が向上する。
に限定されるものではない。例えば、トナー粒子を風力
により分級する方法も使用できるが、個数変動係数をよ
り小さくするためには液中での分級が効果的である。こ
の液中で分級する方法としては、遠心分離機を用い、回
転数を制御してトナー粒子径の違いにより生じる沈降速
度差に応じてトナー粒子を分別回収し調製する方法があ
る。
合、個数粒度分布における個数変動係数を27%以下と
するためには分級操作が必須である。懸濁重合法では、
重合前に重合性単量体を水系媒体中にトナーとしての所
望の大きさの油滴に分散させることが必要である。すな
わち、重合性単量体の大きな油滴に対して、ホモミキサ
ーやホモジナイザーなどによる機械的な剪断を繰り返し
て、トナー粒子程度の大きさまで油滴を小さくすること
となるが、このような機械的な剪断による方法では、得
られる油滴の個数粒度分布は広いものとなり、従って、
これを重合してなるトナーの粒度分布も広いものとな
る。このために分級操作が必須となる。
集中するような突部またはストレスにより摩耗しやすい
ような突部を実質的に有しないトナー粒子を言い、具体
的には以下のトナー粒子を角がないトナー粒子という。
すなわち、図10(a)、(b)、(c)に示すよう
に、トナー粒子の長径をL、L/10を半径Rとする円
で、トナー粒子周囲線に対し1点で内側に接しつつ内側
をころがした場合に、全く円がトナーの外側に実質的に
はみださない場合を角がないトナー粒子という。実質的
にはみ出さない場合とは、はみ出す円が存在する突起が
1箇所以下をいう。また、トナー粒子の長径とは、トナ
ー粒子の平面上への投影像を2本の平行線ではさんだと
き、その平行線の間隔が最大となる粒子の幅をいう。
った。先ず、走査型電子顕微鏡によりトナー粒子を拡大
した写真を撮影し、さらに拡大して15,000倍の写
真像を得る。次いでこの写真像について前記の角の有無
を測定する。この測定を100個のトナー粒子について
行った。
粒子の割合は50個数%以上であり、好ましくは70個
数%以上である。角がないトナー粒子の割合が50個数
%以上であることにより、現像剤搬送部材などとのスト
レスにより微細な粒子の発生などがおこりにくくなり、
いわゆる現像剤搬送部材表面に対する付着性の過度なト
ナーの存在を防止することができるとともに、現像剤搬
送部材に対する汚染を抑制することができ、帯電量もシ
ャープにすることができる。また、摩耗、破断しやすい
トナー粒子および電荷の集中する部分を有するトナー粒
子が減少することとなり、帯電量分布がシャープとなっ
て、帯電性も安定し、良好な画質を長期にわたって形成
できる。
るものではない。例えば、形状係数を制御する方法とし
て前述したように、トナー粒子を熱気流中に噴霧する方
法、またはトナー粒子を気相中において衝撃力による機
械的エネルギーを繰り返して付与する方法、あるいはト
ナーを溶解しない溶媒中に添加し、旋回流を付与するこ
とによって得ることができる。
とで形成する重合法トナーにおいては、融着停止段階で
は融着粒子表面には多くの凹凸があり、表面は平滑でな
いが、形状制御工程での温度、攪拌翼の回転数および攪
拌時間等の条件を適当なものとすることによって、角が
ないトナーが得られる。これらの条件は、樹脂粒子の物
性により変わるものであるが、例えば、樹脂粒子のガラ
ス転移点温度以上で、より高回転数とすることにより、
表面は滑らかとなり、角がないトナーが形成できる。
3〜8μmのものが好ましい。この粒径は、重合法によ
りトナー粒子を形成させる場合には、凝集剤の濃度や有
機溶媒の添加量、または融着時間、さらには重合体自体
の組成によって制御することができる。
り、定着工程において、現像剤搬送部材に対する付着性
の過度なトナーや付着力の低いトナー等の存在を少なく
することができ、現像性を長期に亘って安定化すること
ができるとともに、転写効率が高くなってハーフトーン
の画質が向上し、細線やドット等の画質が向上する。
径をD(μm)とするとき、自然対数lnDを横軸にと
り、この横軸を0.23間隔で複数の階級に分けた個数
基準の粒度分布を示すヒストグラムにおいて、最頻階級
に含まれるトナー粒子の相対度数(m1)と、前記最頻
階級の次に頻度の高い階級に含まれるトナー粒子の相対
度数(m2)との和(M)が70%以上であるトナーで
あることが好ましい。相対度数(m1)と相対度数(m
2)との和(M)が70%以上であることにより、トナ
ー粒子の粒度分布の分散が狭くなるので、当該トナーを
画像形成工程に用いることにより選択現像の発生を確実
に抑制することができる。
布を示すヒストグラムは、自然対数lnD(D:個々の
トナー粒子の粒径)を0.23間隔で複数の階級(0〜
0.23:0.23〜0.46:0.46〜0.69:
0.69〜0.92:0.92〜1.15:1.15〜
1.38:1.38〜1.61:1.61〜1.84:
1.84〜2.07:2.07〜2.30:2.30〜
2.53:2.53〜2.76・・・)に分けた個数基
準の粒度分布を示すヒストグラムであり、このヒストグ
ラムは、下記の条件に従って、コールターマルチサイザ
ーにより測定されたサンプルの粒径データを、I/Oユ
ニットを介してコンピュータに転送し、当該コンピュー
タにおいて、粒度分布分析プログラムにより作成された
ものである。
1(コールターサイエンティフィックジャパン社製)〕
50〜100mlに界面活性剤(中性洗剤)を適量加え
て攪拌し、これに測定試料10〜20mgを加える。こ
の系を超音波分散機にて1分間分散処理することにより
調製する。
知られているトナーの数値を説明する。この数値は製造
方法により異なるものである。
1.6であるトナー粒子の割合は60個数%程度であ
る。このものの形状係数の変動係数は20%程度であ
る。また、粉砕法では破砕を繰り返しながら粒径を小さ
くするために、トナー粒子に角部分が多くなり、角がな
いトナー粒子の割合は30個数%以下である。従って、
形状を揃えて、角部分がなく、丸みのあるトナーを得よ
うとする場合には、形状係数を制御する方法として前記
した様に熱等により球形化する処理が必要となる。ま
た、個数粒度分布における個数変動係数は、粉砕後の分
級操作が1回である場合には、30%程度であり、個数
変動係数を27%以下とするためには、さらに分級操作
を繰り返す必要がある。
流中において重合されるため、ほぼ真球状のトナー粒子
が得られ、例えば特開昭56−130762号公報に記
載されたトナーでは、形状係数が1.2〜1.6である
トナー粒子の割合が20個数%程度となり、また形状係
数の変動係数も18%程度となり、更に角がないトナー
粒子の割合も85個数%程度となる。また、個数粒度分
布における個数変動係数を制御する方法に前記した様
に、重合性単量体の大きな油滴に対して、機械的な剪断
を繰り返して、トナー粒子程度の大きさまで油滴を小さ
くするため、油滴径の分布は広くなり、従って得られる
トナーの粒度分布は広く、個数変動係数は32%程度と
大きいものであり、個数変動係数を小さくするためには
上記公報記載の技術に基づいてトナーを作製するのであ
れば分級操作が必要である。
形成する重合法トナーにおいては、例えば特開昭63−
186253号公報に記載されたトナーでは、形状係数
が1.2〜1.6であるトナー粒子の割合は60個数%
程度であり、また形状係数の変動係数は18%程度であ
り、更に角がないトナー粒子の割合も44個数%程度で
ある。さらに、トナーの粒度分布は広く、個数変動係数
は30%であり、個数変動係数を小さくするためには分
級操作が必要である。
や、必要な添加剤の乳化液を加えた液中にて単量体を乳
化重合し、微粒の重合粒子を製造し、その後に、有機溶
媒、凝集剤等を添加して会合する方法で製造することが
できる。会合の際にトナーの構成に必要な離型剤や着色
剤などの分散液と混合して会合させて調製する方法や、
単量体中に離型剤や着色剤などのトナー構成成分を分散
した上で乳化重合する方法などがあげられる。ここで会
合とは樹脂粒子および着色剤粒子が複数個融着すること
をいう。
少なくとも水が50質量%以上含有されたものを示す。
じて離型剤、荷電制御剤、さらに重合開始剤等の各種構
成材料を添加し、ホモジナイザー、サンドミル、サンド
グラインダー、超音波分散機などで重合性単量体に各種
構成材料を溶解あるいは分散させる。この各種構成材料
が溶解あるいは分散された重合性単量体を分散安定剤を
含有した水系媒体中にホモミキサーやホモジナイザーな
どを使用しトナーとしての所望の大きさの油滴に分散さ
せる。その後、攪拌機構が後述の攪拌翼である反応装置
へ移し、加熱することで重合反応を進行させる。反応終
了後、分散安定剤を除去し、濾過、洗浄し、さらに乾燥
することで本発明のトナーを調製する。
粒子を水系媒体中で会合あるいは融着させて調製する方
法も挙げることができる。この方法としては、特に限定
されるものではないが、例えば、特開平5−26525
2号公報や特開平6−329947号公報、特開平9−
15904号公報に示す方法を挙げることができる。
子、あるいは樹脂および着色剤等より構成される微粒子
を複数以上会合させる方法、特に水中にてこれらを乳化
剤を用いて分散した後に、臨界凝集濃度以上の凝集剤を
加え塩析させると同時に、形成された重合体自体のガラ
ス転移点温度以上で加熱融着させて融着粒子を形成しつ
つ徐々に粒径を成長させ、目的の粒径となったところで
水を多量に加えて粒径成長を停止し、さらに加熱、攪拌
しながら粒子表面を平滑にして形状を制御し、その粒子
を含水状態のまま流動状態で加熱乾燥することにより、
本発明のトナーを形成することができる。なお、ここに
おいて凝集剤と同時に水に対して無限溶解する有機溶媒
を加えてもよい。
れるものは、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチ
ルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレ
ン、p−クロロスチレン、3,4−ジクロロスチレン、
p−フェニルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−
ジメチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p
−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、
p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p
−n−ドデシルスチレンの様なスチレンあるいはスチレ
ン誘導体、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソプロピル、
メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メ
タクリル酸n−オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキ
シル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸ラウリ
ル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジエチルアミ
ノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル等のメタ
クリル酸エステル誘導体、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸イソブチル、
アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸ラウリル、アク
リル酸フェニル等のアクリル酸エステル誘導体、エチレ
ン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン類、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニル、
フッ化ビニリデン等のハロゲン系ビニル類、プロピオン
酸ビニル、酢酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等のビニルエ
ステル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテ
ル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、ビニル
エチルケトン、ビニルヘキシルケトン等のビニルケトン
類、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、
N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物、ビニルナ
フタレン、ビニルピリジン等のビニル化合物類、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等の
アクリル酸あるいはメタクリル酸誘導体がある。これら
ビニル系単量体は単独あるいは組み合わせて使用するこ
とができる。
オン性解離基を有するものを組み合わせて用いることが
さらに好ましい。例えば、カルボキシル基、スルフォン
酸基、リン酸基等の置換基を単量体の構成基として有す
るもので、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、マ
レイン酸、イタコン酸、ケイ皮酸、フマール酸、マレイ
ン酸モノアルキルエステル、イタコン酸モノアルキルエ
ステル、スチレンスルフォン酸、アリルスルフォコハク
酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォ
ン酸、アシッドホスホオキシエチルメタクリレート、3
−クロロ−2−アシッドホスホオキシプロピルメタクリ
レート等が挙げられる。
ールジメタクリレート、エチレングリコールジアクリレ
ート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ジエチ
レングリコールジアクリレート、トリエチレングリコー
ルジメタクリレート、トリエチレングリコールジアクリ
レート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ネ
オペンチルグリコールジアクリレート等の多官能性ビニ
ル類を使用して架橋構造の樹脂とすることもできる。
を用いて重合することができる。この場合、懸濁重合法
では油溶性重合開始剤を用いることができる。この油溶
性重合開始剤としては、2,2′−アゾビス−(2,4
−ジメチルバレロニトリル)、2,2′−アゾビスイソ
ブチロニトリル、1,1′−アゾビス(シクロヘキサン
−1−カルボニトリル)、2,2′−アゾビス−4−メ
トキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾビスイ
ソブチロニトリル等のアゾ系またはジアゾ系重合開始
剤、ベンゾイルパーオキサイド、メチルエチルケトンペ
ルオキサイド、ジイソプロピルペルオキシカーボネー
ト、クメンヒドロペルオキサイド、t−ブチルヒドロペ
ルオキサイド、ジ−t−ブチルペルオキサイド、ジクミ
ルペルオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルペルオ
キサイド、ラウロイルペルオキサイド、2,2−ビス−
(4,4−t−ブチルペルオキシシクロヘキシル)プロ
パン、トリス−(t−ブチルペルオキシ)トリアジンな
どの過酸化物系重合開始剤や過酸化物を側鎖に有する高
分子開始剤などを挙げることができる。
ル重合開始剤を使用することができる。水溶性ラジカル
重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニ
ウム等の過硫酸塩、アゾビスアミノジプロパン酢酸塩、
アゾビスシアノ吉草酸およびその塩、過酸化水素等を挙
げることができる。
ム、リン酸マグネシウム、リン酸亜鉛、リン酸アルミニ
ウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化カル
シウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、メ
タケイ酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、
ベントナイト、シリカ、アルミナ等を挙げることができ
る。さらに、ポリビニルアルコール、ゼラチン、メチル
セルロース、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウ
ム、エチレンオキサイド付加物、高級アルコール硫酸ナ
トリウム等の界面活性剤として一般的に使用されている
ものを分散安定剤として使用することができる。
ス転移点が20〜90℃のものが好ましく、軟化点が8
0〜220℃のものが好ましい。ガラス転移点は示差熱
量分析方法で測定されるものであり、軟化点は高化式フ
ローテスターで測定することができる。さらに、これら
樹脂としてはゲルパーミエーションクロマトグラフィー
により測定される分子量が数平均分子量(Mn)で10
00〜100000、質量平均分子量(Mw)で200
0〜1000000のものが好ましい。さらに、分子量
分布として、Mw/Mnが1.5〜100、特に1.8
〜70のものが好ましい。
ものではないが、金属塩から選択されるものが好適に使
用される。具体的には、一価の金属として例えばナトリ
ウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金属の塩、二価
の金属として例えばカルシウム、マグネシウム等のアル
カリ土類の金属塩、マンガン、銅等の二価の金属の塩、
鉄、アルミニウム等の三価の金属の塩等が挙げられ、具
体的な塩としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩
化リチウム、塩化カルシウム、塩化亜鉛、硫酸銅、硫酸
マグネシウム、硫酸マンガン等を挙げることができる。
これらは組み合わせて使用してもよい。
ることが好ましい。この臨界凝集濃度とは、水性分散物
の安定性に関する指標であり、凝集剤を添加して凝集が
発生する濃度を示すものである。この臨界凝集濃度は、
乳化された成分および分散剤自体によって大きく変化す
るものである。例えば、岡村誠三他著「高分子化学1
7、601(1960)日本高分子学会編」等に記述さ
れており、詳細な臨界凝集濃度を求めることができる。
また、別な手法として、目的とする粒子分散液に所望の
塩を濃度を変えて添加し、その分散液のζ(ゼータ)電
位を測定し、この値が変化する塩濃度を臨界凝集濃度と
して求めることもできる。
以上であればよいが、好ましくは臨界凝集濃度の1.2
倍以上、さらに好ましくは、1.5倍以上添加すること
がよい。
て無限溶解する溶媒を示し、この溶媒は、本発明におい
ては形成された樹脂を溶解させないものが選択される。
具体的には、メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、t−ブタノール、メトキシエタノー
ル、ブトキシエタノール等のアルコール類、アセトニト
リル等のニトリル類、ジオキサン等のエーテル類を挙げ
ることができる。特に、エタノール、プロパノール、イ
ソプロパノールが好ましい。
を添加した重合体含有分散液に対して1〜100体積%
が好ましい。
子を調製し、濾過した後に粒子に対して10質量%以上
の水が存在したスラリーを流動乾燥させることが好まし
いが、この際、特に重合体中に極性基を有するものが好
ましい。この理由としては、極性基が存在している重合
体に対して、存在している水が多少膨潤する効果を発揮
するために、形状の均一化が特に図られやすいものと考
えられる。
を含有するものであるが、必要に応じて定着性改良剤で
ある離型剤や荷電制御剤等を含有することもできる。さ
らに、上記樹脂と着色剤を主成分とするトナー粒子に対
して無機微粒子や有機微粒子等で構成される外添剤を添
加したものであってもよい。
カーボンブラック、磁性体、染料、顔料等を任意に使用
することができ、カーボンブラックとしてはチャンネル
ブラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック、
サーマルブラック、ランプブラック等が使用される。磁
性体としては鉄、ニッケル、コバルト等の強磁性金属、
これらの金属を含む合金、フェライト、マグネタイト等
の強磁性金属の化合物、強磁性金属を含まないが熱処理
する事により強磁性を示す合金、例えばマンガン−銅−
アルミニウム、マンガン−銅−錫等のホイスラー合金と
呼ばれる種類の合金、二酸化クロム等を用いる事ができ
る。
1、同49、同52、同58、同63、同111、同1
22、C.I.ソルベントイエロー19、同44、同7
7、同79、同81、同82、同93、同98、同10
3、同104、同112、同162、C.I.ソルベン
トブルー25、同36、同60、同70、同93、同9
5等を用いる事ができ、またこれらの混合物も用いる事
ができる。顔料としてはC.I.ピグメントレッド5、
同48:1、同53:1、同57:1、同122、同1
39、同144、同149、同166、同177、同1
78、同222、C.I.ピグメントオレンジ31、同
43、C.I.ピグメントイエロー14、同17、同9
3、同94、同138、C.I.ピグメントグリーン
7、C.I.ピグメントブルー15:3、同60等を用
いる事ができ、これらの混合物も用いる事ができる。数
平均一次粒子径は種類により多様であるが、概ね10〜
200nm程度が好ましい。
調製した重合体粒子を、凝集剤を添加することで凝集さ
せる段階で添加し重合体を着色する方法や、単量体を重
合させる段階で着色剤を添加し、重合し、着色粒子とす
る方法等を使用することができる。なお、着色剤は重合
体を調製する段階で添加する場合はラジカル重合性を阻
害しない様に表面をカップリング剤等で処理して使用す
ることが好ましい。
リプロピレン(数平均分子量=1500〜9000)や
低分子量ポリエチレン等を添加してもよい。
且つ水中に分散することができるものを使用することが
できる。具体的には、ニグロシン系染料、ナフテン酸ま
たは高級脂肪酸の金属塩、アルコキシル化アミン、第4
級アンモニウム塩化合物、アゾ系金属錯体、サリチル酸
金属塩あるいはその金属錯体等が挙げられる。これら荷
電制御剤や定着性改良剤の粒子は、分散した状態で数平
均一次粒子径が10〜500nm程度とすることが好ま
しい。
ナー構成成分を分散あるいは溶解したものを水系媒体中
に懸濁し、ついで重合せしめてトナーを得る懸濁重合法
トナーでは、重合反応を行う反応容器中での媒体の流れ
を制御することによりトナー粒子の形状を制御すること
ができる。すなわち、形状係数が1.2以上の形状を有
するトナー粒子を多く形成させる場合には、反応容器中
での媒体の流れを乱流とし、重合が進行して懸濁状態で
水系媒体中に存在している油滴が次第に高分子化するこ
とで油滴が柔らかい粒子となった時点で、粒子の衝突を
行うことで粒子の合一を促進させ、形状が不定形となっ
た粒子が得られる。また、形状係数が1.2より小さい
球形のトナー粒子を形成させる場合には、反応容器中で
の媒体の流れを層流として、粒子の衝突を避けることに
より球形の粒子が得られる。この方法により、トナー形
状の分布を本発明の範囲内に制御できるものである。
用することで、乱流を形成することができ、形状を容易
に制御することができる。この理由としては明確では無
いが一般的に使用されている図1に示される様な回転軸
に取り付けられた攪拌翼の構成が一段の場合には、攪拌
槽内に形成される媒体の流れが攪拌槽の下部より上部へ
の壁面を伝って動く流れのみになる。そのため、従来で
は一般的に攪拌槽の壁面などの邪魔板を配置することで
乱流を形成し、攪拌の効率を増加することがなされてい
る。しかし、この様な装置構成では、乱流が一部に形成
されるものの、むしろ乱流の存在によって流体の流れが
停滞する方向に作用し、結果として粒子に対するズリ応
力が少なくなるために、形状を制御することができな
い。
えた撹拌槽について図を用いて説明する。図2は撹拌翼
を備えた撹拌槽の一例である。撹拌槽の外周部に熱交換
用のジャケット1を装着した縦型円筒状の撹拌槽2内の
中心部に回転軸3を垂設し、該回転軸3に撹拌槽2の底
面に近接させて配設された下段の撹拌翼4と、より上段
に配設された撹拌翼5がある。上段の撹拌翼5は、下段
に位置する撹拌翼4に対して回転方向に先行した交差角
αをもって配設されている。本発明においては交差角α
は90度(°)未満であることが好ましい。この交差角
の下限は特に限定されるものでは無いが、5度程度以
上、好ましくは10度以上あれば特によい。これを上面
断面図で示したのが図3である。もし3段以上の場合
は、それぞれ隣接している撹拌翼間で交差角αが90度
未満であればよいことになる。
いる攪拌翼によりまず媒体が攪拌され、下側への流れが
形成される。ついで、下段に配設された攪拌翼により、
上段の攪拌翼で形成された流れがさらに下方へ加速され
るとともにこの攪拌翼自体でも下方への流れが別途形成
され、全体として流れが加速されて進行するものと推定
される。この結果、乱流として形成された大きなズリ応
力を有する流域が形成されるために、トナーの形状を制
御できるものと推定される。
上部材料投入口を8は下部材料投入口を表す。又、9は
撹拌を有効にするための乱流形成部材である。
に限定はないが、方形板状のもの、翼の一部に切り欠き
のあるもの、中央部に一つ以上の中孔部分、いわゆるス
リットがあるものなどを使用することができる。これら
の例を図4に記載する。図4中(a)は撹拌翼に中孔部
のないもの、(b)は中央に大きな中孔部6があるも
の、(c)は横長の中孔部6があるもの、(d)は縦長
の中孔部6があるものである。又、これらは上段と下段
で中孔部6が異なるものを用いても、同一のものを用い
ても良い。
とができる好ましい構成の例を図5〜8に示す。図5は
攪拌翼の端部に突起及び又は端部に折り曲げ部を有する
構成、図6は下段の攪拌翼にスリットを有すると共に端
部に折り曲げと突起を有する構成であり、図7は下段の
攪拌翼の端部に突起と折り曲げを有する構成、図8は上
段の攪拌翼に空隙があり下段の攪拌翼の端部に折り曲げ
と突起を有する構成、なお、図7は攪拌翼の構成が3段
である構成をそれぞれ示したものである。なお、攪拌翼
の端部に於ける折り曲げ部の角度は5〜45°程度が好
ましい。
突起を有する構成を持つ攪拌翼は、乱流を効果的に発生
するものである。
翼の間隙は特に限定されるものでは無いが、少なくとも
攪拌翼の間に間隙を有していることが好ましい。この理
由としては明確では無いが、その間隙を通じて媒体の流
れが形成されるため、攪拌効率が向上するものと考えら
れる。但し、間隙としては、静置状態での液面高さに対
して0.5〜50%の幅、好ましくは1〜30%の幅で
あることが好ましい。
ものでは無いが、全攪拌翼の高さの総和が静置状態での
液面高さの50%〜100%、好ましくは60%〜95
%である。
場合に使用される攪拌翼および攪拌槽の一例を図9に示
す。攪拌槽内には乱流を形成させるような邪魔板等の障
害物を設けないことが特徴である。攪拌翼の構成につい
ては、前述の乱流を形成させる場合に使用される攪拌翼
と同様に、上段の攪拌翼が、下段の攪拌翼に対して回転
方向に先行した交差角αを持って配設された、多段の構
成とすることが好ましい。
させないものであれば特に限定されないが、図4(a)
の方形板状のもの等、連続した面により形成されるもの
が好ましく、曲面を有していてもよい。
は融着させる重合法トナーでは、融着段階での反応容器
内の媒体の流れおよび温度分布を制御することで、さら
には融着後の形状制御工程において加熱温度、攪拌回転
数、時間を制御することで、トナー全体の形状分布およ
び形状を任意に変化させることができる。
トナーでは、反応装置内の流れを層流とし、内部の温度
分布を均一化することができる攪拌翼および攪拌槽を使
用して、融着工程および形状制御工程での温度、回転
数、時間を制御することにより、本発明の形状係数およ
び均一な形状分布を有するトナーを形成することができ
る。この理由は、層流を形成させた場で融着させると、
凝集および融着が進行している粒子(会合あるいは凝集
粒子)に強いストレスが加わらず、かつ流れが加速され
た層流においては攪拌槽内の温度分布が均一である結
果、融着粒子の形状分布が均一になると推定される。さ
らに、その後の形状制御工程での加熱、攪拌により融着
粒子は徐々に球形化し、トナー粒子の形状を任意に制御
できる。
トナーに使用される攪拌翼および攪拌槽としては、前述
の懸濁重合法において層流を形成させる場合と同様のも
のが使用でき、例えば図9に示すものが使用できる。攪
拌槽内には乱流を形成させるような邪魔板等の障害物を
設けないことが特徴である。攪拌翼の構成については、
前述の懸濁重合法に使用される攪拌翼と同様に、上段の
攪拌翼が、下段の攪拌翼に対して回転方向に先行した交
差角αを持って配設された、多段の構成とすることが好
ましい。
重合法において層流を形成させる場合と同様のものが使
用でき、乱流を形成させないものであれば特に限定され
ないが、図4(a)の方形板状のもの等、連続した面に
より形成されるものが好ましく、曲面を有していてもよ
い。
機微粒子や有機微粒子などの微粒子を添加して使用する
ことでより効果を発揮することができる。この理由とし
ては、外添剤の埋没や脱離を効果的に抑制することがで
きるため、その効果が顕著にでるものと推定される。
ア、アルミナ等の無機酸化物粒子の使用が好ましく、さ
らに、これら無機微粒子はシランカップリング剤やチタ
ンカップリング剤等によって疎水化処理されていること
が好ましい。疎水化処理の程度としては特に限定される
ものでは無いが、メタノールウェッタビリティーとして
40〜95のものが好ましい。メタノールウェッタビリ
ティーとは、メタノールに対する濡れ性を評価するもの
である。この方法は、内容量200mlのビーカー中に
入れた蒸留水50mlに、測定対象の無機微粒子を0.
2g秤量し添加する。メタノールを先端が液体中に浸せ
きされているビュレットから、ゆっくり撹拌した状態で
無機微粒子の全体が濡れるまでゆっくり滴下する。この
無機微粒子を完全に濡らすために必要なメタノールの量
をa(ml)とした場合に、下記式により疎水化度が算
出される。
0質量%、好ましくは0.5〜4.0質量%である。ま
た、外添剤としては種々のものを組み合わせて使用して
もよい。
記に示す。本発明の画像形成装置に用いる現像装置につ
いて説明する。本発明に用いる現像装置は、トナー搬送
部材、トナー層規制部材及びトナー補給補助部材を備
え、且つトナー補給補助部材とトナー搬送部材、及びト
ナー層規制部材とトナー搬送部材がそれぞれ当接してい
る装置である。その装置を使用して薄層化させた非磁性
トナーを静電潜像形成体表面に供給して潜像を現像する
方式である。
電潜像形成体に供給するものである。このものは弾性を
有する部材であることが、静電潜像形成体に接触させた
状態でその弾性によって充分な現像領域を確保するため
に好ましい。
タンゴム、シリコーンゴムのローラーや、ニッケルの無
端ベルト状部材の内部にスポンジローラーを内包したも
の等を使用することができる。
てトナーを均一に塗布するとともに摩擦帯電を付与する
機能を有するものである。このものは、ウレタンゴム、
金属板等の弾性体が用いられ、これをトナー搬送部材に
当接してトナーの薄層をトナー搬送部材上に形成する。
薄層化された層とは現像領域にてトナーが最大で10
層、好ましくは5層以下重なって形成される層である。
なお、トナー層規制部材はトナー搬送部材に対して0.
1N/cmから5.0N/cmの圧力で当接されている
ことが好ましい。さらに好ましくは0.2〜4.0N/
cmである。この圧力が0.1N/cm未満の場合には
トナー搬送が不均一となり、搬送ムラを発生しやすくな
り、画像に白スジがでる問題を発生しやすい。また、ト
ナー搬送部材は10〜50mmの径を有するものが好ま
しい。
してトナーを安定に供給するためのユニットである。こ
のものとしては、撹拌羽根の付いた水車状のローラーあ
るいはスポンジ状のローラーを使用することができる。
このものはトナー搬送部材に対して直径が0.2倍から
1.5倍の範囲のものが好ましい。この径が小さすぎる
とトナーの供給が不十分となり、また大きすぎる場合に
は供給過多となりいずれもトナー供給が安定化せず、ス
ジ状の画像不良を引き起こしやすい。
真感光体である。具体的にはセレンや砒素セレンなどの
無機感光体や、アモルファスシリコーン感光体、有機感
光体をあげることができる。特に好ましいものは、有機
感光体であり電荷輸送層と電荷発生層を積層構造とした
ものが好ましい。
現像剤、非磁性一成分現像剤、磁性一成分現像剤の全て
に使用できるが、この中でも二成分現像剤に最も好適に
使用される。
成分現像剤に用いる場合、キャリアとしては鉄粉、フェ
ライトコア、マグネタイトコアにスチレン−アクリル樹
脂、フッ素変性アクリル樹脂、シリコーン樹脂を表面コ
ートした被覆キャリアを好ましく用いることができる。
部より回収したトナーを再使用しても、高画質な画像を
形成出来るものである。
が適用できるトナーリサイクル機構の一例を図11に示
す。
リーブ、13は現像剤搬送スクリュー、14は感光体、
15はクリーナー部、16はクリーニング部材(弾性ブ
レード)、17はリサイクルトナー回収スクリュー、1
8はリサイクルトナー搬送スクリューを示す。
より掻き取られた転写残トナーは、リサイクルトナー回
収スクリュー17によりクリーナー部より搬送され、リ
サイクルトナー搬送スクリュー18より再び現像器11
に供給される。
機構は図11のものに限定されないことは勿論である。
は、いわゆる接触加熱方式をあげることができる。特
に、接触加熱方式として、熱圧定着方式、さらには熱ロ
ーラー定着方式および固定配置された加熱体を内包した
回動する加圧部材により定着する圧接加熱定着方式をあ
げることができる。
にテトラフルオロエチレンやポリテトラフルオロエチレ
ン−パーフルオロアルコキシビニルエーテル共重合体類
等を被覆した鉄やアルミニウム等で構成される金属シリ
ンダー内部に熱源を有する上ローラーとシリコーンゴム
等で形成された下ローラーとから形成されている。熱源
としては、線状のヒーターを有し、上ローラーの表面温
度を120〜200℃程度に加熱するものが代表例であ
る。定着部に於いては上ローラーと下ローラー間に圧力
を加え、下ローラーを変形させ、いわゆるニップを形成
する。ニップ幅としては1〜10mm、好ましくは1.
5〜7mmである。定着線速は40mm/sec〜60
0mm/secが好ましい。ニップが狭い場合には熱を
均一にトナーに付与することができなくなり、定着のム
ラを発生する。一方でニップ幅が広い場合には樹脂の溶
融が促進され、定着オフセットが過多となる問題を発生
する。
てもよい。この方式としてはシリコーンオイルを定着の
上ローラーあるいはフィルムに供給する方式やシリコー
ンオイルを含浸したパッド、ローラー、ウェッブ等でク
リーニングする方法が使用できる。
加熱体を内包した回動する加圧部材により定着する方式
について説明する。
と、該加熱体に対向圧接し、且つフィルムを介して記録
材を加熱体に密着させる加圧部材とにより圧接加熱定着
する方式である。
熱ローラーに比べて熱容量が小さく、記録材の通過方向
と直角方向にライン状の加熱部を有するものであり、通
常加熱部の最高温度は100〜300℃である。
るごとく加熱部材と加圧部材の間を、未定着トナーをし
た記録材を通す方式等、加熱源に未定着トナー像を押し
当てて定着する方法である。こうすることにより加熱が
迅速に行われるため、定着の高速化が可能となるが、温
度制御が難しく、加熱源表面部分等の未定着トナーを直
接圧接される部分に、トナーが付着残留したいわゆるト
ナーオフセットが起こりやすく、また記録材が定着器に
巻き付きを起こす等の故障も起こしやすいという問題点
もある。
無論本発明はこの態様に限定されるものではない。
n−ドデシル硫酸ナトリウム0.90kgと純水10.
0Lを入れ攪拌溶解する。この溶液に、リーガル330
R(キャボット社製カーボンブラック)1.20kgを
徐々に加え、1時間よく攪拌した後に、サンドグライン
ダー(媒体型分散機)を用いて、20時間連続分散し
た。このものを「着色剤分散液1」とする。また、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.055kgとイ
オン交換水4.0Lからなる溶液を「アニオン界面活性
剤溶液A」とする。
10モル付加物0.014kgとイオン交換水4.0L
からなる溶液を「ノニオン界面活性剤溶液B」とする。
過硫酸カリウム223.8gをイオン交換水12.0L
に溶解した溶液を「開始剤溶液C」とする。
けた100LのGL(グラスライニング)反応釜に、W
AXエマルジョン(数平均分子量3000のポリプロピ
レンエマルジョン:数平均一次粒子径=120nm/固
形分濃度=29.9%)3.41kgと「アニオン界面
活性剤溶液A」全量と「ノニオン界面活性剤溶液B」全
量とを入れ、攪拌を開始する。攪拌翼の構成は図9の構
成とした。この攪拌翼の角度及び全体の大きさについて
は別表に示した。次いで、イオン交換水44.0Lを加
える。
ころで、「開始剤溶液C」全量を滴下して加えた。その
後、液温度を75℃±1℃に制御しながら、スチレン1
2.1kgとアクリル酸n−ブチル2.88kgとメタ
クリル酸1.04kgとt−ドデシルメルカプタン54
8gとを滴下しながら投入する。滴下終了後、液温度を
80℃±1℃に上げて、6時間加熱攪拌を行った。つい
で、液温度を40℃以下に冷却し攪拌を停止し、ポール
フィルターで濾過し、これを「ラテックス−A」とす
る。
ラス転移温度は57℃、軟化点は121℃、分子量分布
は、重量平均分子量=1.27万、質量平均粒径は12
0nmであった。
ウム0.055kgをイオン交換純水4.0Lに溶解し
た溶液を「アニオン界面活性剤溶液D」とする。また、
ノニルフェノールポリエチレンオキサイド10モル付加
物0.014kgをイオン交換水4.0Lに溶解した溶
液を「ノニオン界面活性剤溶液E」とする。
7gをイオン交換水12.0Lに溶解した溶液を「開始
剤溶液F」とする。
形バッフルを付けた100LのGL反応釜(攪拌翼の構
成は図4(a))に、WAXエマルジョン(数平均分子
量3000のポリプロピレンエマルジョン:数平均一次
粒子径=120nm/固形分濃度 29.9%)3.4
1kgと「アニオン界面活性剤溶液D」全量と「ノニオ
ン界面活性剤溶液E」全量とを入れ、攪拌を開始する。
次いで、イオン交換水44.0Lを投入する。加熱を開
始し、液温度が70℃になったところで、「開始剤溶液
F」を添加する。ついで、スチレン11.0kgとアク
リル酸n−ブチル4.00kgとメタクリル酸1.04
kgとt−ドデシルメルカプタン9.02gとをあらか
じめ混合した溶液を滴下する。滴下終了後、液温度を7
2℃±2℃に制御して、6時間加熱攪拌を行った。さら
に、液温度を80℃±2℃に上げて、12時間加熱攪拌
を行った。液温度を40℃以下に冷却し攪拌を停止す
る。ポールフィルターで濾過し、この濾液を「ラテック
ス−B」とした。
ラス転移温度は58℃、軟化点は132℃、分子量分布
は、重量平均分子量=24.5万、質量平均粒径は11
0nmであった。
gをイオン交換水20.0Lに溶解した溶液を「塩化ナ
トリウム溶液G」とする。
イオン交換水1.00Lに溶解した溶液を「ノニオン界
面活性剤溶液H」とする。
径および形状のモニタリング装置を付けた100LのS
US反応釜(攪拌翼の構成は図4(a))に、上記で作
製したラテックス−A=20.0kgとラテックス
−B=5.2kgと着色剤分散液1=0.4kgとイオ
ン交換水20.0kgとを入れ攪拌する。ついで、40
℃に加温し、塩化ナトリウム溶液G、イソプロパノール
(関東化学社製)6.00kg、ノニオン界面活性剤溶
液Hをこの順に添加する。その後、10分間放置した後
に、昇温を開始し、液温度85℃まで60分で昇温し、
85±2℃にて0.5〜3時間加熱攪拌して塩析/融着
させながら粒径成長させる。次に純水2.1Lを添加し
て粒径成長を停止する。
モニタリング装置を付けた5Lの反応容器(攪拌翼の構
成は図9)に、上記で作製した融着粒子分散液5.0k
gを入れ、液温度85℃±2℃にて、0.5〜15時間
加熱攪拌して形状制御した。その後、40℃以下に冷却
し攪拌を停止する。次に遠心分離機を用いて、遠心沈降
法により液中にて分級を行い、目開き45μmの篩いで
濾過し、この濾液を会合液とする。ついで、ヌッチェ
を用いて、会合液よりウェットケーキ状の非球形状粒
子を濾取した。その後、イオン交換水により洗浄した。
ライヤーを用いて吸気温度60℃にて乾燥させ、ついで
流動層乾燥機を用いて60℃の温度で乾燥させた。得ら
れた着色粒子の100質量部に、シリカ微粒子1質量部
をヘンシェルミキサーにて外添混合して乳化重合会合法
によるトナーを得た。
モニタリングにおいて、攪拌回転数、および加熱時間を
制御することにより、形状および形状係数の変動係数を
制御し、さらに液中分級により、粒径および粒度分布の
変動係数を任意に調整して、表1に示すトナー1〜10
を得た。
レン165g、n−ブチルアクリレート35g、カーボ
ンブラック10g、ジ−t−ブチルサリチル酸金属化合
物2g、スチレン−メタクリル酸共重合体8g、パラフ
ィンワックス(mp=70℃)20gを60℃に加温
し、TKホモミキサー(特殊機化工業社製)にて120
00rpmで均一に溶解、分散した、これに重合開始剤
として2,2′−アゾビス(2,4−バレロニトリル)
を10gを加えて溶解させ、重合性単量体組成物を調製
した。ついで、イオン交換水710gに0.1M燐酸ナ
トリウム水溶液450gを加え、TKホモミキサーにて
13000rpmで攪拌しながら1.0M塩化カルシウ
ム68gを徐々に加え、燐酸三カルシウムを分散させた
懸濁液を調製した。この懸濁液に上記重合性単量体組成
物を添加し、TKホモミキサーにて10000rpmで
20分間攪拌し、重合性単量体組成物を造粒した。その
後、攪拌翼の構成を図2とした反応装置を使用し、75
〜95℃にて5〜15時間反応させた。塩酸により燐酸
三カルシウムを溶解除去し、次に遠心分離機を用いて、
遠心沈降法により液中にて分級を行い、ついで濾過、洗
浄、乾燥させた。得られた着色粒子の100質量部に、
シリカ微粒子1質量部をヘンシェルミキサーにて外添混
合して懸濁重合法によるトナーを得た。
度、攪拌回転数、および加熱時間を制御することによ
り、形状および形状係数の変動係数を制御し、さらに液
中分級により、粒径および粒度分布の変動係数を任意に
調整して、表1に示すトナー11を得た。
ー製造例2において、攪拌翼の構成を図9としたこと、
および遠心分離機を用いた液中での分級を行わなかった
他は同様にして、表1に示すトナー12を得た。
−nブチルアクリレート共重合体樹脂100kgとカー
ボンブラック10kgとポリプロピレン4質量部とから
なるトナー原材料をヘンシェルミキサーにより予備混合
し、二軸押出機にて溶融混練し、ハンマーミルにて粗粉
砕し、ジェット式粉砕機にて粉砕し、得られた粉体をス
プレードライヤーの熱気流中に分散して(200〜30
0℃に0.05秒間)形状を調整した粒子を得た。この
粒子を風力分級機にて目的の粒径分布となるまで繰り返
し分級した。得られた着色粒子の100質量部に、シリ
カ微粒子1質量部をヘンシェルミキサーにて外添混合し
て粉砕法によるトナーを得た。
係数を制御し、さらに粒径および粒度分布の変動係数を
調整した、下記の表1に示すトナー13を得た。
と、スチレン−メタクリレート共重合体で被覆した45
μmフェライトキャリアとを、トナー19.8g、キャ
リア200.2gの割合で混合することにより、評価用
の現像剤を製造した。
した現像装置を用いて画像形成した。
のシリコーンゴムローラーからなるものを使用し、トナ
ー補給補助部材の直径は20mmとした。また、トナー
層規制部材としてはウレタンゴムからなるものを使用
し、その当接圧力は0.6N/cmとした。コピー速度
をA4、20枚/分(ppm)に改造して実写評価を実
施した。感光体としては積層型有機感光体を使用した。
又、感光体に残留する未転写トナーはブレードクリーニ
ング方式でクリーニングする方法を採用した。
用紙を使用し、縦方向に画像を形成した。
(30℃、80%RH)にて画素率が5%の線画を使用
し、50000枚の印字を1枚間欠方式の印字方法で実
施した。初期と50000枚後の画像を評価した。画像
は、ベタ黒、ハーフトーン画像、ベタ白画像を印字し、
画像濃度、カブリ濃度、ハーフトーン画像のムラの有無
を評価した。画像濃度はマクベス社製RD−918を使
用し、絶対反射濃度を測定した。カブリ濃度は紙の反射
濃度を「0」とした相対反射濃度で測定を行った。ま
た、ハーフトーンの均一性は目視にて判断し、ハーフト
ーン画像の均一性を評価した。ランクを下記として評価
した。
は下記である。
オロアルキルビニルエーテル共重合体で被覆した直径3
0mmのヒーターを中央部に内蔵した円柱状の鉄からな
る上ローラーを有し、表面が同様にテトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルエーテル共重合体で被覆し
たシリコーンゴムで構成された直径30mmの下ローラ
ーを有している。線圧は8.0N/cmに設定され、ニ
ップの幅は4.3mmとした。この定着器を使用して、
印字の線速を250mm/secに設定した。定着の温
度は上ロールの表面温度で制御し、185℃の設定温度
とした。なお、定着装置のクリーニング機構としてポリ
ジフェニルシリコーン(20℃の粘度が10Pa・sの
もの)を含浸したウェッブ方式の供給方式を使用した。
本発明内の実施例においては、何れも実用化可能な特性
を有することがわかる。しかし、本発明外の比較例にお
いては、少なくとも何れかの特性に問題がある。
で回収されたトナーを再使用する、いわゆるトナーリサ
イクル方式の画像形成装置において、長期に亘って安定
した画像を形成することができ、さらに、環境変動の影
響を受けず、長期に亘って安定した高画質な画像を形成
することのできる静電荷像現像用のトナーと、それを用
いた画像形成方法及び画像形成装置を提供することがで
きる。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
Claims (27)
- 【請求項1】 少なくとも静電潜像形成体上に形成され
た静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現像
されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に残
留したトナーをクリーニングする工程と、クリーニング
工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を有
する画像形成方法において、該トナーが、形状係数の変
動係数が16%以下であり、個数粒度分布における個数
変動係数が27%以下であることを特徴とする画像形成
方法。 - 【請求項2】 トナーが、形状係数1.0〜1.6の範
囲にあるトナー粒子を65個数%以上含有することを特
徴とする請求項1に記載の画像形成方法。 - 【請求項3】 トナーが、形状係数1.2〜1.6の範
囲にあるトナー粒子を65個数%以上含有することを特
徴とする請求項1又は2記載の画像形成方法。 - 【請求項4】 トナーが、角がないトナー粒子を50個
数%以上含有することを特徴とする請求項1、2又は3
に記載の画像形成方法。 - 【請求項5】 トナーの個数平均粒径が3〜8μmであ
ることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の
画像形成方法。 - 【請求項6】 トナー粒子の粒径をD(μm)とすると
き、自然対数lnDを横軸にとり、この横軸を0.23
間隔で複数の階級に分けた個数基準の粒度分布を示すヒ
ストグラムにおける最頻階級に含まれるトナー粒子の相
対度数(m1)と、前記最頻階級の次に頻度の高い階級
に含まれるトナー粒子の相対度数(m2)との和(M)
が70%以上であることを特徴とする請求項1〜5の何
れか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項7】 トナーが少なくとも重合性単量体を水系
媒体中で重合させて得られた粒子よりなることを特徴と
する請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項8】 トナーが少なくとも樹脂粒子を水系媒体
中で会合させた粒子からなることを特徴とする請求項1
〜7の何れか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項9】 少なくとも静電潜像形成体上に形成され
た静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現像
されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に残
留したトナーをクリーニングする工程と、クリーニング
工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を有
する画像形成方法において、該トナーが、角がないトナ
ー粒子を50個数%以上含有し、個数粒度分布における
個数変動係数が27%以下であることを特徴とする画像
形成方法。 - 【請求項10】 トナーが、形状係数1.0〜1.6の
範囲にあるトナー粒子を65個数%以上含有することを
特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。 - 【請求項11】 トナーが、形状係数1.2〜1.6の
範囲にあるトナー粒子を65個数%以上含有することを
特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成方法。 - 【請求項12】 トナーの個数平均粒径が3〜8μmで
あることを特徴とする請求項9、10又は11に記載の
画像形成方法。 - 【請求項13】 トナー粒子の粒径をD(μm)とする
とき、自然対数lnDを横軸にとり、この横軸を0.2
3間隔で複数の階級に分けた個数基準の粒度分布を示す
ヒストグラムにおける最頻階級に含まれるトナー粒子の
相対度数(m1)と、前記最頻階級の次に頻度の高い階
級に含まれるトナー粒子の相対度数(m2)との和
(M)が70%以上であることを特徴とする請求項9〜
12の何れか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項14】 トナーが少なくとも重合性単量体を水
系媒体中で重合させて得られた粒子よりなることを特徴
とする請求項9〜13の何れか1項に記載の画像形成方
法。 - 【請求項15】 トナーが少なくとも樹脂粒子を水系媒
体中で会合させた粒子からなることを特徴とする請求項
9〜14の何れか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項16】 少なくとも静電潜像形成体上に形成さ
れた静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現
像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に
残留したトナーをクリーニングする工程と、クリーニン
グ工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を
有する画像形成方法において、該トナーが、形状係数が
1.2〜1.6の範囲にあるトナー粒子を65個数%以
上含有し、形状係数の変動係数が16%以下であること
を特徴とする画像形成方法。 - 【請求項17】 トナーが、角がないトナー粒子を50
個数%以上含有することを特徴とする請求項16に記載
の画像形成方法。 - 【請求項18】 トナーの個数平均粒径が3〜8μmで
あることを特徴とする請求項16又は17に記載の画像
形成方法。 - 【請求項19】 トナー粒子の粒径をD(μm)とする
とき、自然対数lnDを横軸にとり、この横軸を0.2
3間隔で複数の階級に分けた個数基準の粒度分布を示す
ヒストグラムにおける最頻階級に含まれるトナー粒子の
相対度数(m1)と、前記最頻階級の次に頻度の高い階
級に含まれるトナー粒子の相対度数(m2)との和
(M)が70%以上であることを特徴とする請求項1
6、17又は18に記載の画像形成方法。 - 【請求項20】 トナーが少なくとも重合性単量体を水
系媒体中で重合させて得られた粒子よりなることを特徴
とする請求項16〜19の何れか1項に記載の画像形成
方法。 - 【請求項21】 トナーが少なくとも樹脂粒子を水系媒
体中で会合させた粒子からなることを特徴とする請求項
16〜20の何れか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項22】 少なくとも静電潜像形成体上に形成さ
れた静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現
像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に
残留したトナーをクリーニングする工程と、クリーニン
グ工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を
有する画像形成方法に用いられるトナーが、形状係数の
変動係数が16%以下であり、個数粒度分布における個
数変動係数が27%以下であることを特徴とするトナ
ー。 - 【請求項23】 少なくとも静電潜像形成体上に形成さ
れた静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現
像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に
残留したトナーをクリーニングする工程と、クリーニン
グ工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を
有する画像形成方法に用いられるトナーが、角がないト
ナー粒子を50個数%以上含有し、個数粒度分布におけ
る個数変動係数が27%以下であることを特徴とするト
ナー。 - 【請求項24】 少なくとも静電潜像形成体上に形成さ
れた静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現
像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に
残留したトナーをクリーニングする工程と、クリーニン
グ工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を
有する画像形成方法に用いるトナーが、形状係数1.2
〜1.6の範囲にあるトナー粒子を65個数%以上含有
し、形状係数の変動係数が16%以下であることを特徴
とするトナー。 - 【請求項25】 少なくとも静電潜像形成体上に形成さ
れた静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現
像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に
残留したトナーをクリーニングする工程と、クリーニン
グ工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を
有する画像形成装置において、該トナーが、形状係数の
変動係数が16%以下であり、個数粒度分布における個
数変動係数が27%以下であることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項26】 少なくとも静電潜像形成体上に形成さ
れた静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現
像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に
残留したトナーをクリーニングする工程と、クリーニン
グ工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を
有する画像形成装置において、該トナーが、角がないト
ナー粒子を50個数%以上含有し、個数粒度分布におけ
る個数変動係数が27%以下であることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項27】 少なくとも静電潜像形成体上に形成さ
れた静電潜像を現像する工程と、画像形成支持体上に現
像されたトナーを転写する工程と、静電潜像形成体上に
残留したトナーをクリーニングする工程と、クリーニン
グ工程で回収されたトナーを現像工程へ搬送する工程を
有する画像形成装置において、該トナーが、形状係数
1.2〜1.6の範囲にあるトナー粒子を65個数%以
上含有し、形状係数の変動係数が16%以下であること
を特徴とする画像形成装置。
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JP2004240184A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機感光体、画像形成方法及び画像形成装置 |
JP2004252052A (ja) * | 2003-02-19 | 2004-09-09 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機感光体、画像形成方法及び装置 |
US7517629B2 (en) | 2002-02-28 | 2009-04-14 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming method |
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2000
- 2000-03-30 JP JP2000093910A patent/JP3900784B2/ja not_active Expired - Fee Related
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