JP2003130761A - 光ファイバの波長分散分布特性の測定方法及び測定装置 - Google Patents
光ファイバの波長分散分布特性の測定方法及び測定装置Info
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M11/00—Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
- G01M11/30—Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides
- G01M11/39—Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides in which light is projected from both sides of the fiber or waveguide end-face
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- G01M11/3127—Reflectometers detecting the back-scattered light in the time-domain, e.g. OTDR using multiple or wavelength variable input source
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Abstract
(57)【要約】
【課題】長尺な被測定光ファイバに対しても、波長分散
分布特性の正確な測定が可能な測定方法及び測定装置を
提供する。 【解決手段】波長の異なる２つの光信号を発生する光信
号発生手段1,2と、前記波長の異なる２つの光信号を合
成し、光パルス信号に整形する手段3,4と、前記光パル
ス信号を被測定光ファイバの一端又は他端に入力すると
共に、前記被測定光ファイバからの全後方散乱光を分岐
する方向性結合手段6と、前記分岐された全後方散乱光
の内、入射した２波長の相互作用によって発生する四光
波混合光の片方の波長成分のみを通過させる、波長切り
出し手段9と、前記切り出された波長成分から波長分散
分布データを測定する測定手段10と、前記方向性結合手
段と被測定光ファイバとの間に設けられ、前記光パルス
の入力側及び終端側を、前記被測定光ファイバの一端か
ら他端に切替えを行う切替え手段12-1〜12-3と、前記切
替え手段による切替えに伴う２回の測定結果の重ね合わ
せ処理を行う演算手段11とよりなる光ファイバの波長分
散分布測定装置。
分布特性の正確な測定が可能な測定方法及び測定装置を
提供する。 【解決手段】波長の異なる２つの光信号を発生する光信
号発生手段1,2と、前記波長の異なる２つの光信号を合
成し、光パルス信号に整形する手段3,4と、前記光パル
ス信号を被測定光ファイバの一端又は他端に入力すると
共に、前記被測定光ファイバからの全後方散乱光を分岐
する方向性結合手段6と、前記分岐された全後方散乱光
の内、入射した２波長の相互作用によって発生する四光
波混合光の片方の波長成分のみを通過させる、波長切り
出し手段9と、前記切り出された波長成分から波長分散
分布データを測定する測定手段10と、前記方向性結合手
段と被測定光ファイバとの間に設けられ、前記光パルス
の入力側及び終端側を、前記被測定光ファイバの一端か
ら他端に切替えを行う切替え手段12-1〜12-3と、前記切
替え手段による切替えに伴う２回の測定結果の重ね合わ
せ処理を行う演算手段11とよりなる光ファイバの波長分
散分布測定装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの波長
分散分布の測定に関し、特に長尺の光ファイバの波長分
散分布の測定に有効な新規な測定方法及び測定装置に関
するものである。
分散分布の測定に関し、特に長尺の光ファイバの波長分
散分布の測定に有効な新規な測定方法及び測定装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在、超高速光通信分野では、高い通信
品質を実現、維持するために、光ファイバ線路の通信品
質管理及び補償技術について様々な研究が進められてい
る。それにともない、光ファイバの特性評価に対する市
場からの要求も今まで以上に高くなっている。その中で
も、光ファイバの波長分散分布特性は、伝送速度及び波
長帯域の制限を見極める重要な項目として注目されてい
る。
品質を実現、維持するために、光ファイバ線路の通信品
質管理及び補償技術について様々な研究が進められてい
る。それにともない、光ファイバの特性評価に対する市
場からの要求も今まで以上に高くなっている。その中で
も、光ファイバの波長分散分布特性は、伝送速度及び波
長帯域の制限を見極める重要な項目として注目されてい
る。
【０００３】そして、この種の光ファイバの波長分散分
布の測定の例としては、特開平10-83006号公報に記載の
ものが知られている。図２の従来の光ファイバの波長分
散分布測定装置の構成を示す図を使用して光ファイバの
波長分散分布の測定の原理について説明する。
布の測定の例としては、特開平10-83006号公報に記載の
ものが知られている。図２の従来の光ファイバの波長分
散分布測定装置の構成を示す図を使用して光ファイバの
波長分散分布の測定の原理について説明する。
【０００４】図２において、１は波長λ1のコヒーレン
ト光を発生する光源１（LS1）（Laser Source １）、
２は波長λ2のコヒーレント光を発生する光源２（LS2）
（Laser Source ２）であり、２つの光はカプラー（C
oupler）３で合成される。カプラー３で合成された光は
AO Switch４で、図示しないクロック信号に同期してパ
ルス状に整形され、光ファイバアンプ（EDFA）５（Erbi
um Doped FiberAmplifier）で増幅される。
ト光を発生する光源１（LS1）（Laser Source １）、
２は波長λ2のコヒーレント光を発生する光源２（LS2）
（Laser Source ２）であり、２つの光はカプラー（C
oupler）３で合成される。カプラー３で合成された光は
AO Switch４で、図示しないクロック信号に同期してパ
ルス状に整形され、光ファイバアンプ（EDFA）５（Erbi
um Doped FiberAmplifier）で増幅される。
【０００５】光ファイバアンプ５で増幅された光は、方
向性結合器６（Optical Circulater）により、測定対
象である光ファイバ７に出射される。また、方向性結合
器６は、光ファイバ７に入射した光によって発生した全
後方散乱光を分岐して、光バンドパスフィルタ（Optica
l Band Pass Filter）９を介して、特定の波長成分
の光のみを通過させてOTDR10（Optical Time Domain
Reflectometer）に与える。終端器８は、光ファイバ７
の遠端におけるフレネル反射を抑制している。なお、光
バンドパスフィルタでは、被測定光ファイバに入力した
光パルス信号による全後方散乱光の内、入射した２波長
の相互作用によって発生する四光波混合光の片方の波長
成分を切出す作用を行っている。
向性結合器６（Optical Circulater）により、測定対
象である光ファイバ７に出射される。また、方向性結合
器６は、光ファイバ７に入射した光によって発生した全
後方散乱光を分岐して、光バンドパスフィルタ（Optica
l Band Pass Filter）９を介して、特定の波長成分
の光のみを通過させてOTDR10（Optical Time Domain
Reflectometer）に与える。終端器８は、光ファイバ７
の遠端におけるフレネル反射を抑制している。なお、光
バンドパスフィルタでは、被測定光ファイバに入力した
光パルス信号による全後方散乱光の内、入射した２波長
の相互作用によって発生する四光波混合光の片方の波長
成分を切出す作用を行っている。
【０００６】OTDR10では、光バンドパスフィルタ９によ
り、全後方散乱光の内、入射した２波長の相互作用によ
って発生する四光波混合光の片方の波長成分のみを通過
した特定波長光に基づいて、測定対象である光ファイバ
７の全後方散乱光の強度変動データを示すデータを算出
する。OTDR10で算出された全後方散乱光の強度変動デー
タはPC（Personal Computer）11内のRAMに蓄積され各
種演算に使用される。
り、全後方散乱光の内、入射した２波長の相互作用によ
って発生する四光波混合光の片方の波長成分のみを通過
した特定波長光に基づいて、測定対象である光ファイバ
７の全後方散乱光の強度変動データを示すデータを算出
する。OTDR10で算出された全後方散乱光の強度変動デー
タはPC（Personal Computer）11内のRAMに蓄積され各
種演算に使用される。
【０００７】図２の従来の波長分散分布特性の測定の手
順を図３を用いて詳細に説明する。図２の如く、被測定
光ファイバ７を測定装置に接続した状態で、被測定光フ
ァイバの分散分布特性の測定を開始するに際して、・先
ず、波長の異なる２つの光源１，２、OTDR、EDFA等の測
定条件の設定を行う。（ステップS11）・ステップS11の
測定条件の設定の後、OTDRにより被測定光ファイバの全
後方散乱光の強度変動データの測定を実行する。（ステ
ップS12）・ステップS12で測定した測定データをパーソ
ナル・コンピュータに与える。（ステップS13）・パー
ソナル・コンピュータでOTDRからの測定データを処理す
ることにより波長分散値等の算出処理を実行する。（ス
テップS14）・ステップS14の処理により得られた、波長
分散値及び総分散値の数値並びに波形を図示しない表示
部に表示する。（ステップS15）
順を図３を用いて詳細に説明する。図２の如く、被測定
光ファイバ７を測定装置に接続した状態で、被測定光フ
ァイバの分散分布特性の測定を開始するに際して、・先
ず、波長の異なる２つの光源１，２、OTDR、EDFA等の測
定条件の設定を行う。（ステップS11）・ステップS11の
測定条件の設定の後、OTDRにより被測定光ファイバの全
後方散乱光の強度変動データの測定を実行する。（ステ
ップS12）・ステップS12で測定した測定データをパーソ
ナル・コンピュータに与える。（ステップS13）・パー
ソナル・コンピュータでOTDRからの測定データを処理す
ることにより波長分散値等の算出処理を実行する。（ス
テップS14）・ステップS14の処理により得られた、波長
分散値及び総分散値の数値並びに波形を図示しない表示
部に表示する。（ステップS15）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図２に記載の
如き従来の波長分散分布測定装置による測定では、被測
定光ファイバの片側から分散分布特性の測定を実施して
いたため、被測定光ファイバが長尺な場合には、被測定
光ファイバに出射される光パワーの出力不足等により、
被測定光ファイバの遠端側の分散分布の測定が正確にで
きないという問題があった。
如き従来の波長分散分布測定装置による測定では、被測
定光ファイバの片側から分散分布特性の測定を実施して
いたため、被測定光ファイバが長尺な場合には、被測定
光ファイバに出射される光パワーの出力不足等により、
被測定光ファイバの遠端側の分散分布の測定が正確にで
きないという問題があった。
【０００９】本発明の課題（目的）は、長尺な被測定光
ファイバに対しても、波長分散分布特性の正確な測定が
可能な測定方法及び測定装置を提供することにある。
ファイバに対しても、波長分散分布特性の正確な測定が
可能な測定方法及び測定装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、波長の異なる２入力光を合成し、パルス波形に整形
した光パルス信号を、被測定光ファイバに出射し、当該
被測定光ファイバからの全後方散乱光の内、入射した２
波長の相互作用によって発生する四光波混合光の片方の
波長成分をOTDRで検出して、被測定光ファイバの波長分
散分布特性を測定する測定方法において、前記被測定光
ファイバの一端から前記光パルス信号を出射して、被測
定光ファイバの第１の波長分散分布特性を測定するステ
ップと、前記被測定光ファイバの他端から前記光パルス
信号を出射して、被測定光ファイバの第２の波長分散分
布特性を測定するステップと、前記第１及び第２の波長
分散分布特性の測定結果の重ね合わせ処理を実行する処
理ステップとにより光ファイバの波長分散分布特性を測
定することにより、長尺な被測定光ファイバであって
も、光パワーの出力不足を補った測定が可能になる。
（請求項１）
に、波長の異なる２入力光を合成し、パルス波形に整形
した光パルス信号を、被測定光ファイバに出射し、当該
被測定光ファイバからの全後方散乱光の内、入射した２
波長の相互作用によって発生する四光波混合光の片方の
波長成分をOTDRで検出して、被測定光ファイバの波長分
散分布特性を測定する測定方法において、前記被測定光
ファイバの一端から前記光パルス信号を出射して、被測
定光ファイバの第１の波長分散分布特性を測定するステ
ップと、前記被測定光ファイバの他端から前記光パルス
信号を出射して、被測定光ファイバの第２の波長分散分
布特性を測定するステップと、前記第１及び第２の波長
分散分布特性の測定結果の重ね合わせ処理を実行する処
理ステップとにより光ファイバの波長分散分布特性を測
定することにより、長尺な被測定光ファイバであって
も、光パワーの出力不足を補った測定が可能になる。
（請求項１）
【００１１】また、前記重ね合わせ処理をCPUで実行す
ると共に、得られた波長分散値、総分散値の数値及び波
形を表示するステップにより測定結果を表示する。（請
求項２） また、前記第１の波長分散分布特性を測定するステップ
と、第２の波長分散分布特性を測定するステップとの間
に、前記被測定光ファイバの両端のいずれかに前記光パ
ルス信号を出射するために、測定開始前に接続されてい
る切替えスイッチを切替えるステップを実行することに
より、自動的な測定も可能である。（請求項３）
ると共に、得られた波長分散値、総分散値の数値及び波
形を表示するステップにより測定結果を表示する。（請
求項２） また、前記第１の波長分散分布特性を測定するステップ
と、第２の波長分散分布特性を測定するステップとの間
に、前記被測定光ファイバの両端のいずれかに前記光パ
ルス信号を出射するために、測定開始前に接続されてい
る切替えスイッチを切替えるステップを実行することに
より、自動的な測定も可能である。（請求項３）
【００１２】また、波長の異なる２つの光信号を発生す
る光信号発生手段と、前記波長の異なる２つの光信号を
合成し、光パルス信号に整形する手段と、前記光パルス
信号を被測定光ファイバの一端又は他端に入力すると共
に、前記被測定光ファイバからの全後方散乱光を分岐す
る方向性結合手段と、前記分岐された全後方散乱光の
内、入射した２波長の相互作用によって発生する四光波
混合光の片方の波長成分のみを通過させる、波長切り出
し手段と、前記切り出された波長成分から波長分散分布
データを測定する測定手段と、前記方向性結合手段と被
測定光ファイバとの間に設けられ、前記光パルスの入力
側及び終端側を、前記被測定光ファイバの一端から他端
に切替えを行う切替え手段と、前記切替え手段による切
替えに伴う２回の測定結果の重ね合わせ処理を行う演算
手段とで光ファイバの波長分散分布測定装置を構成す
る。（請求項４）
る光信号発生手段と、前記波長の異なる２つの光信号を
合成し、光パルス信号に整形する手段と、前記光パルス
信号を被測定光ファイバの一端又は他端に入力すると共
に、前記被測定光ファイバからの全後方散乱光を分岐す
る方向性結合手段と、前記分岐された全後方散乱光の
内、入射した２波長の相互作用によって発生する四光波
混合光の片方の波長成分のみを通過させる、波長切り出
し手段と、前記切り出された波長成分から波長分散分布
データを測定する測定手段と、前記方向性結合手段と被
測定光ファイバとの間に設けられ、前記光パルスの入力
側及び終端側を、前記被測定光ファイバの一端から他端
に切替えを行う切替え手段と、前記切替え手段による切
替えに伴う２回の測定結果の重ね合わせ処理を行う演算
手段とで光ファイバの波長分散分布測定装置を構成す
る。（請求項４）
【００１３】また、前記切替え手段は、それぞれ前記被
測定光ファイバの両端側に接続された側と、それぞれ終
端器側に接続された側に選択的に切替える、第１及び第
２の切替えスイッチと、前記第１及び第２の切替えスイ
ッチの前記被測定光ファイバ側を、選択的に前記光パル
ス信号入力側に切替える第３の切替えスイッチとで構成
する。（請求項５）
測定光ファイバの両端側に接続された側と、それぞれ終
端器側に接続された側に選択的に切替える、第１及び第
２の切替えスイッチと、前記第１及び第２の切替えスイ
ッチの前記被測定光ファイバ側を、選択的に前記光パル
ス信号入力側に切替える第３の切替えスイッチとで構成
する。（請求項５）
【００１４】
【発明の実施の形態】次に、本発明の光ファイバの波長
分散分布測定装置の構成及び動作を図１及び図４を使用
して説明する。
分散分布測定装置の構成及び動作を図１及び図４を使用
して説明する。
【００１５】図１において、１は波長λ1のコヒーレン
ト光を発生する光源１（LS1）（Laser Source １）、
２は波長λ2のコヒーレント光を発生する光源２（LS2）
（Laser Source ２）であり、２つの光はカプラー（C
oupler）３で合成される。カプラー３で合成された光は
AO Switch４で、図示しないクロック信号に同期してパ
ルス状に整形され、光ファイバアンプ（EDFA）５（Erbi
um Doped FiberAmplifier）で増幅される。
ト光を発生する光源１（LS1）（Laser Source １）、
２は波長λ2のコヒーレント光を発生する光源２（LS2）
（Laser Source ２）であり、２つの光はカプラー（C
oupler）３で合成される。カプラー３で合成された光は
AO Switch４で、図示しないクロック信号に同期してパ
ルス状に整形され、光ファイバアンプ（EDFA）５（Erbi
um Doped FiberAmplifier）で増幅される。
【００１６】光ファイバアンプ５で増幅された光は、方
向性結合器６（Optical Circulater）により、後述す
る切替え手段を介して、測定対象である光ファイバ７に
出射される。また、方向性結合器６は、光ファイバ７に
入射した光によって発生した全後方散乱光を、後述する
切替え手段を介して分岐して、光バンドパスフィルタ
（Optical Band Pass Filter）９を介して、全後方
散乱光の内、入射した２波長の相互作用によって発生す
る四光波混合光の片方の波長成分のみを通過させてOTDR
10（Optical Time Domain Reflectometer）に与え
る。終端器８は、光ファイバ７の遠端におけるフレネル
反射を抑制している。
向性結合器６（Optical Circulater）により、後述す
る切替え手段を介して、測定対象である光ファイバ７に
出射される。また、方向性結合器６は、光ファイバ７に
入射した光によって発生した全後方散乱光を、後述する
切替え手段を介して分岐して、光バンドパスフィルタ
（Optical Band Pass Filter）９を介して、全後方
散乱光の内、入射した２波長の相互作用によって発生す
る四光波混合光の片方の波長成分のみを通過させてOTDR
10（Optical Time Domain Reflectometer）に与え
る。終端器８は、光ファイバ７の遠端におけるフレネル
反射を抑制している。
【００１７】OTDR10では、光バンドパスフィルタ９によ
り、全後方散乱光の内、入射した２波長の相互作用によ
って発生する四光波混合光の片方の波長成分のみを通過
した特定波長光に基づいて、測定対象である光ファイバ
７の全後方散乱光の強度変動データを算出する。OTDR10
で算出された全後方散乱光の強度変動データはPC（Pers
onal Computer）11内のRAMに蓄積され各種演算に使用
される。
り、全後方散乱光の内、入射した２波長の相互作用によ
って発生する四光波混合光の片方の波長成分のみを通過
した特定波長光に基づいて、測定対象である光ファイバ
７の全後方散乱光の強度変動データを算出する。OTDR10
で算出された全後方散乱光の強度変動データはPC（Pers
onal Computer）11内のRAMに蓄積され各種演算に使用
される。
【００１８】本発明の波長分散分布特性測定装置の構成
は、切替え手段を備えている点で、従来のものと相違し
ている。図２の実施例では、切替え手段は、３個の切替
えスイッチ12-1，12-2，12-3で構成され、該３個の切替
えスイッチを図２の如く接続することにより、被測定光
ファイバ７に対して、光パルス信号を一端から入力する
状態と、他端から入力する状態に簡単に切りかえられる
ような構成になっている。なお、光パルス信号を被測定
光ファイバの一端から入力する場合には、他端は終端器
８に接続され、他端から入力する場合には、一端は終端
器８に接続される構成になっている。
は、切替え手段を備えている点で、従来のものと相違し
ている。図２の実施例では、切替え手段は、３個の切替
えスイッチ12-1，12-2，12-3で構成され、該３個の切替
えスイッチを図２の如く接続することにより、被測定光
ファイバ７に対して、光パルス信号を一端から入力する
状態と、他端から入力する状態に簡単に切りかえられる
ような構成になっている。なお、光パルス信号を被測定
光ファイバの一端から入力する場合には、他端は終端器
８に接続され、他端から入力する場合には、一端は終端
器８に接続される構成になっている。
【００１９】次に、図１の本発明の波長分散分布特性の
測定の手順を図４を用いて詳細に説明する。図１の構成
において、３個の切替えスイッチ12-1，12-2及び12-3が
ａの側に切替えられている状態を上口状態といい、３個
の切替えスイッチ12-1，12-2及び12-3がｂの側に切替え
られている状態を下口状態という。本発明の波長分散分
布特性の測定は、上口状態での測定と下口状態での測定
を行った後に、両者の測定結果の重ね合わせ処理を行
う。
測定の手順を図４を用いて詳細に説明する。図１の構成
において、３個の切替えスイッチ12-1，12-2及び12-3が
ａの側に切替えられている状態を上口状態といい、３個
の切替えスイッチ12-1，12-2及び12-3がｂの側に切替え
られている状態を下口状態という。本発明の波長分散分
布特性の測定は、上口状態での測定と下口状態での測定
を行った後に、両者の測定結果の重ね合わせ処理を行
う。
【００２０】・先ず、図１の構成で、３個の切替えスイ
ッチをａの側に切替えた状態（上口状態）で、図３のス
テップS11〜S14を実行して分散値を算出し測定結果を取
得する。（ステップS1） ・上口状態での測定の終了後、切替えスイッチ12-1〜12
-3をｂの側に切替える。（ステップS2） ・この状態で、図３のステップS11〜S14を実行して分散
値を算出し測定結果を取得する。（ステップS3） ・ステップS1及びステップS2で取得した測定結果の重ね
合わせ処理を実行する。（ステップS4） ・ステップS4の処理により得られた、波長分散値及び総
分散値の数値並びに波形を図示しない表示部に表示す
る。（ステップS5）
ッチをａの側に切替えた状態（上口状態）で、図３のス
テップS11〜S14を実行して分散値を算出し測定結果を取
得する。（ステップS1） ・上口状態での測定の終了後、切替えスイッチ12-1〜12
-3をｂの側に切替える。（ステップS2） ・この状態で、図３のステップS11〜S14を実行して分散
値を算出し測定結果を取得する。（ステップS3） ・ステップS1及びステップS2で取得した測定結果の重ね
合わせ処理を実行する。（ステップS4） ・ステップS4の処理により得られた、波長分散値及び総
分散値の数値並びに波形を図示しない表示部に表示す
る。（ステップS5）
【００２１】ステップS4における重ね合わせ処理は、被
測定光ファイバの上口測定に測定結果と下口測定の測定
結果を半分ずつ採用したり、被測定光ファイバが特性の
異なる２種類のファイバが接続されている場合には、そ
の接続点までの上口測定の測定値と下口測定の測定値と
を採用したり等、適宜処理することができる。
測定光ファイバの上口測定に測定結果と下口測定の測定
結果を半分ずつ採用したり、被測定光ファイバが特性の
異なる２種類のファイバが接続されている場合には、そ
の接続点までの上口測定の測定値と下口測定の測定値と
を採用したり等、適宜処理することができる。
【００２２】
【発明の効果】請求項１に記載の発明では、波長の異な
る２入力光を合成し、パルス波形に整形した光パルス信
号を、被測定光ファイバに出射し、当該被測定光ファイ
バの全後方散乱光の内、入射した２波長の相互作用によ
って発生する四光波混合光の片方の波長成分をOTDRで検
出して、被測定光ファイバの波長分散分布特性を測定す
る測定方法において、前記被測定光ファイバの一端から
前記光パルス信号を出射して、被測定光ファイバの第１
の波長分散分布特性を測定するステップと、前記被測定
光ファイバの他端から前記光パルス信号を出射して、被
測定光ファイバの第２の波長分散分布特性を測定するス
テップと、前記第１及び第２の波長分散分布特性の測定
結果の重ね合わせ処理を実行する処理ステップとにより
光ファイバの波長分散分布特性を測定することにより、
長尺な被測定光ファイバであっても、光パワーの出力不
足を補った確度の高い測定が可能になる。
る２入力光を合成し、パルス波形に整形した光パルス信
号を、被測定光ファイバに出射し、当該被測定光ファイ
バの全後方散乱光の内、入射した２波長の相互作用によ
って発生する四光波混合光の片方の波長成分をOTDRで検
出して、被測定光ファイバの波長分散分布特性を測定す
る測定方法において、前記被測定光ファイバの一端から
前記光パルス信号を出射して、被測定光ファイバの第１
の波長分散分布特性を測定するステップと、前記被測定
光ファイバの他端から前記光パルス信号を出射して、被
測定光ファイバの第２の波長分散分布特性を測定するス
テップと、前記第１及び第２の波長分散分布特性の測定
結果の重ね合わせ処理を実行する処理ステップとにより
光ファイバの波長分散分布特性を測定することにより、
長尺な被測定光ファイバであっても、光パワーの出力不
足を補った確度の高い測定が可能になる。
【００２３】また、請求項２に記載の発明では、前記重
ね合わせ処理をCPUで実行すると共に、得られた波長分
散値、総分散値の数値及び波形を表示するステップによ
り長尺な被測定光ファイバであっても、光パワーの出力
不足を補った測定結果の表示が可能になる。
ね合わせ処理をCPUで実行すると共に、得られた波長分
散値、総分散値の数値及び波形を表示するステップによ
り長尺な被測定光ファイバであっても、光パワーの出力
不足を補った測定結果の表示が可能になる。
【００２４】また、請求項３に記載の発明では、前記第
１の波長分散分布特性を測定するステップと、第２の波
長分散分布特性を測定するステップとの間に、前記被測
定光ファイバの両端のいずれかに前記光パルス信号を出
射するために、測定開始前に接続されている切替えスイ
ッチを切替えるステップを実行することにより、長尺な
被測定光ファイバの測定に際しても、測定装置と被測定
光ファイバとの繋ぎ換えを行うことなく自動的な測定が
可能である。
１の波長分散分布特性を測定するステップと、第２の波
長分散分布特性を測定するステップとの間に、前記被測
定光ファイバの両端のいずれかに前記光パルス信号を出
射するために、測定開始前に接続されている切替えスイ
ッチを切替えるステップを実行することにより、長尺な
被測定光ファイバの測定に際しても、測定装置と被測定
光ファイバとの繋ぎ換えを行うことなく自動的な測定が
可能である。
【００２５】また、請求項４に記載の発明では、波長の
異なる２つの光信号を発生する光信号発生手段と、前記
波長の異なる２つの光信号を合成し、光パルス信号に整
形する手段と、前記光パルス信号を被測定光ファイバの
一端又は他端に入力すると共に、前記被測定光ファイバ
からの全後方散乱光を分岐する方向性結合手段と、前記
分岐された全後方散乱光の内、入射した２波長の相互作
用によって発生する四光波混合光の片方の波長成分のみ
を通過させる、波長切り出し手段と、前記切り出された
波長成分から波長分散分布データを測定する測定手段
と、前記方向性結合手段と被測定光ファイバとの間に設
けられ、前記光パルスの入力側及び終端側を、前記被測
定光ファイバの一端から他端に切替えを行う切替え手段
と、前記切替え手段による切替えに伴う２回の測定結果
の重ね合わせ処理を行う演算手段とで、長尺な被測定光
ファイバの測定に際しても、測定装置と被測定光ファイ
バとの繋ぎ換えを行うことなく自動的な測定が可能な光
ファイバの波長分散分布測定装置を構成することができ
る。
異なる２つの光信号を発生する光信号発生手段と、前記
波長の異なる２つの光信号を合成し、光パルス信号に整
形する手段と、前記光パルス信号を被測定光ファイバの
一端又は他端に入力すると共に、前記被測定光ファイバ
からの全後方散乱光を分岐する方向性結合手段と、前記
分岐された全後方散乱光の内、入射した２波長の相互作
用によって発生する四光波混合光の片方の波長成分のみ
を通過させる、波長切り出し手段と、前記切り出された
波長成分から波長分散分布データを測定する測定手段
と、前記方向性結合手段と被測定光ファイバとの間に設
けられ、前記光パルスの入力側及び終端側を、前記被測
定光ファイバの一端から他端に切替えを行う切替え手段
と、前記切替え手段による切替えに伴う２回の測定結果
の重ね合わせ処理を行う演算手段とで、長尺な被測定光
ファイバの測定に際しても、測定装置と被測定光ファイ
バとの繋ぎ換えを行うことなく自動的な測定が可能な光
ファイバの波長分散分布測定装置を構成することができ
る。
【００２６】また、請求項５に記載の発明では、前記切
替え手段は、それぞれ前記被測定光ファイバの両端側に
接続された側と、それぞれ終端器側に接続された側に選
択的に切替える、第１及び第２の切替えスイッチと、前
記第１及び第２の切替えスイッチの前記被測定光ファイ
バ側を、選択的に前記光パルス信号入力側に切替える第
３の切替えスイッチとで構成できる。そして、この３個
の切替えスイッチを連動させて、同時に切替えることも
可能である。
替え手段は、それぞれ前記被測定光ファイバの両端側に
接続された側と、それぞれ終端器側に接続された側に選
択的に切替える、第１及び第２の切替えスイッチと、前
記第１及び第２の切替えスイッチの前記被測定光ファイ
バ側を、選択的に前記光パルス信号入力側に切替える第
３の切替えスイッチとで構成できる。そして、この３個
の切替えスイッチを連動させて、同時に切替えることも
可能である。
【図１】本発明の波長分散分布特性の測定装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【図２】従来の波長分散分布特性の測定装置の構成を示
す図である。
す図である。
【図３】従来の波長分散分布特性の測定の手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図４】本発明の波長分散分布特性の測定の手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
１，２ 光信号発生器
３ カプラー
４ AOスイッチ
５ EDFA
６ 方向性結合器
７ 被測定光ファイバ
８ 終端器
９ 光バンドパスフィルタ
10 OTDR
11 パーソナル・コンピュータ
12-1〜12-3 切替えスイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 高男
東京都大田区蒲田五丁目29番３号 安藤電
気株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 波長の異なる２入力光を合成し、パルス
波形に整形した光パルス信号を、被測定光ファイバに出
射し、当該被測定光ファイバからの全後方散乱光の内、
入射した２波長の相互作用によって発生する四光波混合
光の片方の波長成分をOTDRで検出して、被測定光ファイ
バの波長分散分布特性を測定する測定方法において、 前記被測定光ファイバの一端から前記光パルス信号を出
射して、被測定光ファイバの第１の波長分散分布特性を
測定するステップと、 前記被測定光ファイバの他端から前記光パルス信号を出
射して、被測定光ファイバの第２の波長分散分布特性を
測定するステップと、 前記第１及び第２の波長分散分布特性の測定結果の重ね
合わせ処理を実行する処理ステップと、 を含むことを特徴とする光ファイバの波長分散分布測定
方法。 - 【請求項２】 前記重ね合わせ処理をCPUで実行すると
共に、得られた波長分散値、総分散値の数値及び波形を
表示するステップと、 を含むことを特徴とする請求項１に記載の光ファイバの
波長分散分布測定方法。 - 【請求項３】 前記第１の波長分散分布特性を測定する
ステップと、第２の波長分散分布特性を測定するステッ
プとの間に、前記被測定光ファイバの両端のいずれかに
前記光パルス信号を出射するために、測定開始前に接続
されている切替えスイッチを切替えるステップと、 を含むことを特徴とする請求項１又は２に記載の光ファ
イバの波長分散分布測定方法。 - 【請求項４】 波長の異なる２つの光信号を発生する光
信号発生手段と、 前記波長の異なる２つの光信号を合成し、光パルス信号
に整形する手段と、 前記光パルス信号を被測定光ファイバの一端又は他端に
入力すると共に、前記被測定光ファイバからの全後方散
乱光を分岐する方向性結合手段と、 前記分岐された全後方散乱光の内、入射した２波長の相
互作用によって発生する四光波混合光の片方の波長成分
のみを通過させる、波長切り出し手段と、 前記切り出された波長成分から波長分散分布データを測
定する測定手段と、 前記方向性結合手段と被測定光ファイバとの間に設けら
れ、前記光パルスの入力側及び終端側を、前記被測定光
ファイバの一端から他端に切替えを行う切替え手段と、 前記切替え手段による切替えに伴う２回の測定結果の重
ね合わせ処理を行う演算手段と、 を含むことを特徴とする光ファイバの波長分散分布測定
装置。 - 【請求項５】 前記切替え手段は、それぞれ前記被測定
光ファイバの両端側に接続された側と、それぞれ終端器
側に接続された側に選択的に切替える、第１及び第２の
切替えスイッチと、 前記第１及び第２の切替えスイッチの前記被測定光ファ
イバ側を、選択的に前記光パルス信号入力側に切替える
第３の切替えスイッチとで構成されていることを特徴と
する請求項４に記載の光ファイバの波長分散分布測定装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001329160A JP2003130761A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 光ファイバの波長分散分布特性の測定方法及び測定装置 |
| US10/279,268 US6781678B2 (en) | 2001-10-26 | 2002-10-24 | Measuring method and measuring apparatus of wavelength dispersion distribution characteristics of optical fiber |
| EP02023977A EP1306656A3 (en) | 2001-10-26 | 2002-10-25 | Measuring method and apparatus of wavelength dispersion distribution characteristics of optical fiber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001329160A JP2003130761A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 光ファイバの波長分散分布特性の測定方法及び測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003130761A true JP2003130761A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19145102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001329160A Withdrawn JP2003130761A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 光ファイバの波長分散分布特性の測定方法及び測定装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6781678B2 (ja) |
| EP (1) | EP1306656A3 (ja) |
| JP (1) | JP2003130761A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009039274A2 (en) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | The Regents Of The University Of California | Method for mapping of dispersion and other optical properties of optical waveguides |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1367376A1 (en) * | 2003-02-21 | 2003-12-03 | Agilent Technologies Inc | Method and apparatus for measuring chromatic dispersion |
| WO2010034988A1 (en) * | 2008-09-23 | 2010-04-01 | Schlumberger Holdings Limited | Redundant optical fiber system and method for remotely monitoring the condition of a pipeline |
| DK2577890T3 (da) | 2010-05-27 | 2019-05-13 | Exfo Inc | Multi-registrerings-OTDR-fremgangsmåde og -indretning |
| US10101240B1 (en) | 2017-04-27 | 2018-10-16 | Viavi Solutions France SAS | Optical time-domain reflectometer device including combined trace display |
| US10914655B2 (en) * | 2018-08-28 | 2021-02-09 | Viavi Solutions Inc. | Optical time-domain reflectometer device including multiple and bi-directional optical testing for fiber analysis |
| EP3996295A1 (en) | 2020-11-04 | 2022-05-11 | Viavi Solutions Inc. | High-speed bidirectional optical time-domain reflectometer (otdr)-based testing of device under test |
| US11431408B2 (en) | 2020-11-04 | 2022-08-30 | Viavi Solutions Inc. | High speed bidirectional optical time-domain reflectometer (OTDR)-based testing of device under test |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5305078A (en) | 1992-01-21 | 1994-04-19 | Exfo Electro-Optical Engineering Inc. | Measurement of attenuation of optical fibers using transmitted wavelength and power information |
| US5956131A (en) * | 1996-07-17 | 1999-09-21 | Lucent Technologies Inc. | System and method for mapping chromatic dispersion in optical fibers |
| US6118523A (en) * | 1998-02-20 | 2000-09-12 | Lucent Technologies, Inc. | High-resolution zero-dispersion wavelength mapping in single mode fiber |
| US6067149A (en) | 1998-12-14 | 2000-05-23 | Lucent Technologies | Dispersion-map measurements of optical fibers |
| JP3882979B2 (ja) * | 1999-10-15 | 2007-02-21 | 富士通株式会社 | 波形整形のための装置及びシステム |
| JP2002168732A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-14 | Ando Electric Co Ltd | 光ファイバ波長分散分布測定器及び測定方法 |
-
2001
- 2001-10-26 JP JP2001329160A patent/JP2003130761A/ja not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-10-24 US US10/279,268 patent/US6781678B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-10-25 EP EP02023977A patent/EP1306656A3/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009039274A2 (en) * | 2007-09-20 | 2009-03-26 | The Regents Of The University Of California | Method for mapping of dispersion and other optical properties of optical waveguides |
| WO2009039274A3 (en) * | 2007-09-20 | 2009-05-07 | Univ California | Method for mapping of dispersion and other optical properties of optical waveguides |
| US7796244B2 (en) | 2007-09-20 | 2010-09-14 | The Regents Of The University Of California | Method for mapping of dispersion and other optical properties of optical waveguides |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1306656A3 (en) | 2004-01-28 |
| US20030081199A1 (en) | 2003-05-01 |
| EP1306656A2 (en) | 2003-05-02 |
| US6781678B2 (en) | 2004-08-24 |
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