JP2003130742A - 半導体圧力センサ - Google Patents
半導体圧力センサInfo
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- JP2003130742A JP2003130742A JP2001331467A JP2001331467A JP2003130742A JP 2003130742 A JP2003130742 A JP 2003130742A JP 2001331467 A JP2001331467 A JP 2001331467A JP 2001331467 A JP2001331467 A JP 2001331467A JP 2003130742 A JP2003130742 A JP 2003130742A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】実装方向の自由度を高めた半導体圧力センサを
提供する。 【解決手段】撓み自在に形成されたダイアフラム部を有
する半導体基板を具備し、外部からの圧力によって生じ
るダイアフラム部の撓みに応じた電気信号を出力するセ
ンサチップ1と、立体回路成型品として形成され、一面
にセンサチップ1を収納するための収納凹所11を形成
するとともに、収納凹所11の底面にダイアフラム部に
被圧力検出流体を導入するための圧力導入口12を形成
した器体10とで構成され、センサチップ1が具備する
複数の電極と各々電気的に接続される複数の導電パター
ン14を器体10の表面に形成し、各導電パターン14
を圧力導入口12の法線方向において対向する器体10
の2側面に延設し、この2つの側面に延設された部位を
実装基板に接続するための端子14a,14bとしてい
る。
提供する。 【解決手段】撓み自在に形成されたダイアフラム部を有
する半導体基板を具備し、外部からの圧力によって生じ
るダイアフラム部の撓みに応じた電気信号を出力するセ
ンサチップ1と、立体回路成型品として形成され、一面
にセンサチップ1を収納するための収納凹所11を形成
するとともに、収納凹所11の底面にダイアフラム部に
被圧力検出流体を導入するための圧力導入口12を形成
した器体10とで構成され、センサチップ1が具備する
複数の電極と各々電気的に接続される複数の導電パター
ン14を器体10の表面に形成し、各導電パターン14
を圧力導入口12の法線方向において対向する器体10
の2側面に延設し、この2つの側面に延設された部位を
実装基板に接続するための端子14a,14bとしてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体圧力センサ
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、撓み自在に形成されたダイア
フラム部を有する半導体基板を具備し、外部からの圧力
により生じるダイアフラム部の撓みに応じた電気信号を
出力するセンサチップと、センサチップを内部に収納す
る器体とで構成される半導体圧力センサが提供されてい
る。
フラム部を有する半導体基板を具備し、外部からの圧力
により生じるダイアフラム部の撓みに応じた電気信号を
出力するセンサチップと、センサチップを内部に収納す
る器体とで構成される半導体圧力センサが提供されてい
る。
【0003】この器体の一面には、センサチップの具備
する複数の電極に各々電気的に接続された入出力端子が
設けられており、この入出力端子を実装基板に半田付け
することによって、半導体圧力センサを実装基板に実装
していた。
する複数の電極に各々電気的に接続された入出力端子が
設けられており、この入出力端子を実装基板に半田付け
することによって、半導体圧力センサを実装基板に実装
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の半導体圧力
センサでは、入出力端子が器体の一面にしか形成されて
いないため、半導体圧力センサの実装方向が一方向に限
定されてしまい、実装方向の自由度が低いという問題が
あった。
センサでは、入出力端子が器体の一面にしか形成されて
いないため、半導体圧力センサの実装方向が一方向に限
定されてしまい、実装方向の自由度が低いという問題が
あった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、実装方向の自由度を
高めた半導体圧力センサを提供することにある。
であり、その目的とするところは、実装方向の自由度を
高めた半導体圧力センサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、撓み自在に形成されたダイア
フラム部を有する半導体基板を具備し、外部からの圧力
によって生じるダイアフラム部の撓みに応じた電気信号
を出力するセンサチップと、樹脂成型品からなり、一面
にセンサチップを収納するための収納凹所を形成すると
ともに、別の面に収納凹所に連通しダイアフラム部に被
圧力検出流体を導入するための圧力導入口を形成した器
体とで構成され、センサチップが具備する複数の電極と
各々電気的に接続される複数の導電パターンを器体の表
面に形成し、各導電パターンを器体の少なくとも2つの
側面に延設して、この延設された各導電パターンの部位
を実装基板に実装するための端子としたことを特徴と
し、センサチップの複数の電極に各々電気的に接続され
た複数の導電パターンを器体の少なくとも2つの側面に
延設して、この延設された各導電パターンの部位を実装
基板に実装するための端子としているので、何れかの側
面に形成された端子を用いて実装基板に実装することに
よって、半導体圧力センサの実装方向を選択することが
でき、実装方向の自由度が向上する。また、実装基板に
実装するための端子を器体の表面に形成した導電パター
ンで構成しているので、半導体圧力センサの実装スペー
スを器体の投影寸法と略同じ寸法にすることができ、器
体の表面から外側に突出するリードピンを実装基板に半
田付けする場合に比べて実装スペースを小さくできる。
に、請求項1の発明では、撓み自在に形成されたダイア
フラム部を有する半導体基板を具備し、外部からの圧力
によって生じるダイアフラム部の撓みに応じた電気信号
を出力するセンサチップと、樹脂成型品からなり、一面
にセンサチップを収納するための収納凹所を形成すると
ともに、別の面に収納凹所に連通しダイアフラム部に被
圧力検出流体を導入するための圧力導入口を形成した器
体とで構成され、センサチップが具備する複数の電極と
各々電気的に接続される複数の導電パターンを器体の表
面に形成し、各導電パターンを器体の少なくとも2つの
側面に延設して、この延設された各導電パターンの部位
を実装基板に実装するための端子としたことを特徴と
し、センサチップの複数の電極に各々電気的に接続され
た複数の導電パターンを器体の少なくとも2つの側面に
延設して、この延設された各導電パターンの部位を実装
基板に実装するための端子としているので、何れかの側
面に形成された端子を用いて実装基板に実装することに
よって、半導体圧力センサの実装方向を選択することが
でき、実装方向の自由度が向上する。また、実装基板に
実装するための端子を器体の表面に形成した導電パター
ンで構成しているので、半導体圧力センサの実装スペー
スを器体の投影寸法と略同じ寸法にすることができ、器
体の表面から外側に突出するリードピンを実装基板に半
田付けする場合に比べて実装スペースを小さくできる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、収納凹所が開口する側面に上記端子を設けるとと
もに、収納凹所を塞ぐ蓋を設け、蓋の表面が少なくとも
収納凹所の開口する器体の側面より外側に突出しないよ
うにして蓋を器体に取り付けたことを特徴とし、収納凹
所を蓋で塞ぐことによってセンサチップを保護すること
ができ、且つ、蓋の表面が少なくとも収納凹所の開口す
る器体の側面より外側に突出しないようにして蓋を器体
に取り付けているので、収納凹所が開口する器体の側面
を実装基板側にして半導体圧力センサを実装する際に、
蓋が干渉して器体に設けた端子と実装基板に設けたパタ
ーンとが接触できなくなることはなく、器体に設けた端
子と実装基板とを確実に接触させることができる。
いて、収納凹所が開口する側面に上記端子を設けるとと
もに、収納凹所を塞ぐ蓋を設け、蓋の表面が少なくとも
収納凹所の開口する器体の側面より外側に突出しないよ
うにして蓋を器体に取り付けたことを特徴とし、収納凹
所を蓋で塞ぐことによってセンサチップを保護すること
ができ、且つ、蓋の表面が少なくとも収納凹所の開口す
る器体の側面より外側に突出しないようにして蓋を器体
に取り付けているので、収納凹所が開口する器体の側面
を実装基板側にして半導体圧力センサを実装する際に、
蓋が干渉して器体に設けた端子と実装基板に設けたパタ
ーンとが接触できなくなることはなく、器体に設けた端
子と実装基板とを確実に接触させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本実施形態の半導体圧力センサの
断面図を図1に、上面図を図2に、下面図を図3にそれ
ぞれ示す。
断面図を図1に、上面図を図2に、下面図を図3にそれ
ぞれ示す。
【0009】本実施形態の半導体圧力センサは、撓み自
在に形成されたダイアフラム部(図示せず)を有する半
導体基板を具備し、外部からの圧力により生じるダイア
フラム部の撓みを検出素子(ピエゾ抵抗等)で検出し
て、ダイアフラム部の撓みに応じた電気信号を出力する
センサチップ1を、立体回路成型品(MID:Molded I
nterconnection Device)からなる器体10の内部に収
納して構成される。
在に形成されたダイアフラム部(図示せず)を有する半
導体基板を具備し、外部からの圧力により生じるダイア
フラム部の撓みを検出素子(ピエゾ抵抗等)で検出し
て、ダイアフラム部の撓みに応じた電気信号を出力する
センサチップ1を、立体回路成型品(MID:Molded I
nterconnection Device)からなる器体10の内部に収
納して構成される。
【0010】器体10は樹脂成型品からなり、図1に示
すように上面M1の略中央にセンサチップ1を収納する
ための収納凹所11が形成されるとともに、収納凹所1
1の底面M2の略中央から円筒形の圧力導入管13が突
設されている。この圧力導入管13の内部を通る圧力導
入口12は器体10に設けた収納凹所11に連通してお
り、センサチップ1のダイアフラム部に被圧力検出流体
を導入している。
すように上面M1の略中央にセンサチップ1を収納する
ための収納凹所11が形成されるとともに、収納凹所1
1の底面M2の略中央から円筒形の圧力導入管13が突
設されている。この圧力導入管13の内部を通る圧力導
入口12は器体10に設けた収納凹所11に連通してお
り、センサチップ1のダイアフラム部に被圧力検出流体
を導入している。
【0011】収納凹所11の内側面には、センサチップ
1の複数の電極(図示せず)にボンディングワイヤ18
を介してそれぞれ電気的に接続される複数の導電パター
ン14が、器体10の表面に電解メッキを行うことによ
って形成されている。なお、立体回路成型品で導電パタ
ーンを形成する方法としては、樹脂成形品の表面に露光
などによってパターンニングするワンショット法や、触
媒樹脂を用いた二重成形によって電路を形成するツーシ
ョット法等の従来周知の方法がある。
1の複数の電極(図示せず)にボンディングワイヤ18
を介してそれぞれ電気的に接続される複数の導電パター
ン14が、器体10の表面に電解メッキを行うことによ
って形成されている。なお、立体回路成型品で導電パタ
ーンを形成する方法としては、樹脂成形品の表面に露光
などによってパターンニングするワンショット法や、触
媒樹脂を用いた二重成形によって電路を形成するツーシ
ョット法等の従来周知の方法がある。
【0012】図1及び図2(a)(b)に示すように、
各導電パターン14は、収納凹所11の内側面に設けた
段部15から、収納凹所11が開口する器体10の側面
(上面)M1を通って、圧力導入管13が突設された器
体10の側面(底面)M2まで延設されている。図2
(a)(b)中の斜線部は配線パターン14を示してい
る。
各導電パターン14は、収納凹所11の内側面に設けた
段部15から、収納凹所11が開口する器体10の側面
(上面)M1を通って、圧力導入管13が突設された器
体10の側面(底面)M2まで延設されている。図2
(a)(b)中の斜線部は配線パターン14を示してい
る。
【0013】ここで、収納凹所11の開口する器体10
の側面M1に延設された各導電パターン14の部位と、
圧力導入管13の突設された器体10の側面M2に延設
された各導電パターン14の部位とがそれぞれ実装基板
20に実装するための端子14a,14bとなる。ま
た、段部15上に形成された各導電パターン14の部位
がボンディングワイヤ18のダイボンドされるパッド1
4cとなる。なお、端子14a,14bの表面はそれぞ
れ器体10の側面よりも一段高くなっており、実装基板
に実装する際に端子14a,14bと実装基板のパター
ンとが確実に接触するようになっている。
の側面M1に延設された各導電パターン14の部位と、
圧力導入管13の突設された器体10の側面M2に延設
された各導電パターン14の部位とがそれぞれ実装基板
20に実装するための端子14a,14bとなる。ま
た、段部15上に形成された各導電パターン14の部位
がボンディングワイヤ18のダイボンドされるパッド1
4cとなる。なお、端子14a,14bの表面はそれぞ
れ器体10の側面よりも一段高くなっており、実装基板
に実装する際に端子14a,14bと実装基板のパター
ンとが確実に接触するようになっている。
【0014】また、収納凹所11の内側面には段部15
よりも上側の部位に段部16が形成されており、この段
部16に蓋17を載置して収納凹所11を塞ぐことによ
って、センサチップ1やボンディングワイヤ18を保護
している。
よりも上側の部位に段部16が形成されており、この段
部16に蓋17を載置して収納凹所11を塞ぐことによ
って、センサチップ1やボンディングワイヤ18を保護
している。
【0015】上述のように本実施形態では、センサチッ
プ1の電極に各々電気的に接続される導電パターン14
を、収納凹所11が開口する器体10の側面M1、及
び、圧力導入管13が突設された器体10の側面M2
(すなわち圧力導入口12の法線方向において対向する
器体10の2側面)まで延設して、延設された配線パタ
ーン14の部位で端子14a,14bを構成しているの
で、この2つの側面M1,M2に形成された端子14a
又は14bの何れかを用いて半導体圧力センサを実装基
板に実装することができ、圧力導入管13(すなわち圧
力導入口12)を実装基板側に向けた状態、又は、実装
基板と反対側に向けた状態で実装することができるか
ら、実装方向の自由度が向上する。
プ1の電極に各々電気的に接続される導電パターン14
を、収納凹所11が開口する器体10の側面M1、及
び、圧力導入管13が突設された器体10の側面M2
(すなわち圧力導入口12の法線方向において対向する
器体10の2側面)まで延設して、延設された配線パタ
ーン14の部位で端子14a,14bを構成しているの
で、この2つの側面M1,M2に形成された端子14a
又は14bの何れかを用いて半導体圧力センサを実装基
板に実装することができ、圧力導入管13(すなわち圧
力導入口12)を実装基板側に向けた状態、又は、実装
基板と反対側に向けた状態で実装することができるか
ら、実装方向の自由度が向上する。
【0016】例えば、図3(a)に示すように、圧力導
入管13を実装基板20に設けた孔21に挿入して、圧
力導入管13の突設された器体10の側面M2に設けた
端子14bを実装基板20のパターン(図示せず)に半
田19で半田付けすれば、圧力導入管13を実装基板2
0側に向けた状態で半導体圧力センサを実装基板20に
実装することができる。また、図3(b)に示すよう
に、収納凹所11の開口する器体10の側面M1に設け
た端子14aを実装基板20のパターン(図示せず)に
半田19で半田付けすれば、圧力導入管13を実装基板
20と反対側に向けた状態で半導体圧力センサを実装基
板20に実装することができる。
入管13を実装基板20に設けた孔21に挿入して、圧
力導入管13の突設された器体10の側面M2に設けた
端子14bを実装基板20のパターン(図示せず)に半
田19で半田付けすれば、圧力導入管13を実装基板2
0側に向けた状態で半導体圧力センサを実装基板20に
実装することができる。また、図3(b)に示すよう
に、収納凹所11の開口する器体10の側面M1に設け
た端子14aを実装基板20のパターン(図示せず)に
半田19で半田付けすれば、圧力導入管13を実装基板
20と反対側に向けた状態で半導体圧力センサを実装基
板20に実装することができる。
【0017】尚、本実施形態では収納凹所11の開口す
る側面M1と、圧力導入管13の突設された側面M2と
にそれぞれ端子14a,14bを形成しているが、上記
の側面M1,M2以外の側面に実装基板に実装するため
の端子を設けても良く、器体10の少なくとも2つの側
面に導電パターンを延設して端子を形成することによ
り、半導体圧力センサの実装方向を複数の方向から選択
することができ、実装方向の自由度が向上する。
る側面M1と、圧力導入管13の突設された側面M2と
にそれぞれ端子14a,14bを形成しているが、上記
の側面M1,M2以外の側面に実装基板に実装するため
の端子を設けても良く、器体10の少なくとも2つの側
面に導電パターンを延設して端子を形成することによ
り、半導体圧力センサの実装方向を複数の方向から選択
することができ、実装方向の自由度が向上する。
【0018】また、実装基板20に実装するための端子
14a,14bを器体10の表面に導電メッキを行うこ
とによって形成した導電パターン14で構成しているの
で、半導体圧力センサの実装スペースを器体10の投影
寸法と略同じ寸法にすることができ、器体10の表面か
ら外側に突出するリードピンを実装基板20に半田付け
する場合に比べて実装スペースを小さくできる。
14a,14bを器体10の表面に導電メッキを行うこ
とによって形成した導電パターン14で構成しているの
で、半導体圧力センサの実装スペースを器体10の投影
寸法と略同じ寸法にすることができ、器体10の表面か
ら外側に突出するリードピンを実装基板20に半田付け
する場合に比べて実装スペースを小さくできる。
【0019】ところで、収納凹所11を閉塞する蓋17
の表面は、収納凹所11が開口する器体10の側面M1
よりも内側に後退しているので、圧力導入管13を実装
基板20と反対側に向けた状態で実装する際に、この側
面M1に形成した端子14aと蓋17とが干渉して実装
基板のパターンに接触できなくなることはない。尚、本
実施形態では、蓋17の表面を収納凹所11が開口する
器体10の側面M1よりも内側に後退させているが、蓋
17の表面と器体10の側面M1とを略面一にしても良
い。すなわち、蓋17の表面が、少なくとも端子14a
の形成された器体10の側面M1より外側に突出しない
ようにすれば良く、蓋17が干渉して端子14aが実装
基板のパターンに接触できなくなることはない。
の表面は、収納凹所11が開口する器体10の側面M1
よりも内側に後退しているので、圧力導入管13を実装
基板20と反対側に向けた状態で実装する際に、この側
面M1に形成した端子14aと蓋17とが干渉して実装
基板のパターンに接触できなくなることはない。尚、本
実施形態では、蓋17の表面を収納凹所11が開口する
器体10の側面M1よりも内側に後退させているが、蓋
17の表面と器体10の側面M1とを略面一にしても良
い。すなわち、蓋17の表面が、少なくとも端子14a
の形成された器体10の側面M1より外側に突出しない
ようにすれば良く、蓋17が干渉して端子14aが実装
基板のパターンに接触できなくなることはない。
【0020】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、撓み
自在に形成されたダイアフラム部を有する半導体基板を
具備し、外部からの圧力によって生じるダイアフラム部
の撓みに応じた電気信号を出力するセンサチップと、樹
脂成型品からなり、一面にセンサチップを収納するため
の収納凹所を形成するとともに、別の面に収納凹所に連
通しダイアフラム部に被圧力検出流体を導入するための
圧力導入口を形成した器体とで構成され、センサチップ
が具備する複数の電極と各々電気的に接続される複数の
導電パターンを器体の表面に形成し、各導電パターンを
器体の少なくとも2つの側面に延設して、この延設され
た各導電パターンの部位を実装基板に実装するための端
子としたことを特徴とし、センサチップの複数の電極に
各々電気的に接続された複数の導電パターンを器体の少
なくとも2つの側面に延設して、この延設された各導電
パターンの部位を実装基板に実装するための端子として
いるので、何れかの側面に形成された端子を用いて実装
基板に実装することによって、半導体圧力センサの実装
方向を選択することができ、実装方向の自由度が向上す
るという効果がある。また、実装基板に実装するための
端子を器体の表面に形成した導電パターンで構成してい
るので、半導体圧力センサの実装スペースを器体の投影
寸法と略同じ寸法にすることができ、器体の表面から外
側に突出するリードピンを実装基板に半田付けする場合
に比べて実装スペースを小さくできるという効果もあ
る。
自在に形成されたダイアフラム部を有する半導体基板を
具備し、外部からの圧力によって生じるダイアフラム部
の撓みに応じた電気信号を出力するセンサチップと、樹
脂成型品からなり、一面にセンサチップを収納するため
の収納凹所を形成するとともに、別の面に収納凹所に連
通しダイアフラム部に被圧力検出流体を導入するための
圧力導入口を形成した器体とで構成され、センサチップ
が具備する複数の電極と各々電気的に接続される複数の
導電パターンを器体の表面に形成し、各導電パターンを
器体の少なくとも2つの側面に延設して、この延設され
た各導電パターンの部位を実装基板に実装するための端
子としたことを特徴とし、センサチップの複数の電極に
各々電気的に接続された複数の導電パターンを器体の少
なくとも2つの側面に延設して、この延設された各導電
パターンの部位を実装基板に実装するための端子として
いるので、何れかの側面に形成された端子を用いて実装
基板に実装することによって、半導体圧力センサの実装
方向を選択することができ、実装方向の自由度が向上す
るという効果がある。また、実装基板に実装するための
端子を器体の表面に形成した導電パターンで構成してい
るので、半導体圧力センサの実装スペースを器体の投影
寸法と略同じ寸法にすることができ、器体の表面から外
側に突出するリードピンを実装基板に半田付けする場合
に比べて実装スペースを小さくできるという効果もあ
る。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、収納凹所が開口する側面に上記端子を設けるととも
に、収納凹所を塞ぐ蓋を設け、蓋の表面が少なくとも収
納凹所の開口する器体の側面より外側に突出しないよう
にして蓋を器体に取り付けたことを特徴とし、収納凹所
を蓋で塞ぐことによってセンサチップを保護することが
でき、且つ、蓋の表面が少なくとも収納凹所の開口する
器体の側面より外側に突出しないようにして蓋を器体に
取り付けているので、収納凹所が開口する器体の側面を
実装基板側にして半導体圧力センサを実装する際に、蓋
が干渉して器体に設けた端子と実装基板に設けたパター
ンとが接触できなくなることはなく、器体に設けた端子
と実装基板とを確実に接触させることができるという効
果がある。
て、収納凹所が開口する側面に上記端子を設けるととも
に、収納凹所を塞ぐ蓋を設け、蓋の表面が少なくとも収
納凹所の開口する器体の側面より外側に突出しないよう
にして蓋を器体に取り付けたことを特徴とし、収納凹所
を蓋で塞ぐことによってセンサチップを保護することが
でき、且つ、蓋の表面が少なくとも収納凹所の開口する
器体の側面より外側に突出しないようにして蓋を器体に
取り付けているので、収納凹所が開口する器体の側面を
実装基板側にして半導体圧力センサを実装する際に、蓋
が干渉して器体に設けた端子と実装基板に設けたパター
ンとが接触できなくなることはなく、器体に設けた端子
と実装基板とを確実に接触させることができるという効
果がある。
【図1】本実施形態の半導体圧力センサの断面図であ
る。
る。
【図2】同上を示し、(a)は蓋を外した状態の上面
図、(b)は下面図である。
図、(b)は下面図である。
【図3】(a)(b)は同上を実装基板に実装した状態
の説明図である。
の説明図である。
1 センサチップ
10 器体
11 収納凹所
12 圧力導入口
14 導電パターン
14a,14b 端子
Claims (2)
- 【請求項1】撓み自在に形成されたダイアフラム部を有
する半導体基板を具備し、外部からの圧力によって生じ
るダイアフラム部の撓みに応じた電気信号を出力するセ
ンサチップと、樹脂成型品からなり、一面にセンサチッ
プを収納するための収納凹所を形成するとともに、別の
面に収納凹所に連通しダイアフラム部に被圧力検出流体
を導入するための圧力導入口を形成した器体とで構成さ
れ、センサチップが具備する複数の電極と各々電気的に
接続される複数の導電パターンを器体の表面に形成し、
各導電パターンを器体の少なくとも2つの側面に延設し
て、この延設された各導電パターンの部位を実装基板に
実装するための端子としたことを特徴とする半導体圧力
センサ。 - 【請求項2】収納凹所が開口する側面に上記端子を設け
るとともに、収納凹所を塞ぐ蓋を設け、蓋の表面が少な
くとも収納凹所の開口する器体の側面より外側に突出し
ないようにして蓋を器体に取り付けたことを特徴とする
請求項1記載の半導体圧力センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001331467A JP2003130742A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 半導体圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001331467A JP2003130742A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 半導体圧力センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003130742A true JP2003130742A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19147043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001331467A Pending JP2003130742A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 半導体圧力センサ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003130742A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006300774A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Denso Corp | ダイヤフラム型圧力検出装置 |
EP1785708A2 (de) * | 2005-11-09 | 2007-05-16 | Aktiv Sensor GmbH | Drucksensor-Bauelement |
EP2167930A2 (de) | 2007-07-10 | 2010-03-31 | Robert Bosch GmbH | Anschlusseinheit für eine druckmesszelle |
-
2001
- 2001-10-29 JP JP2001331467A patent/JP2003130742A/ja active Pending
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