JP2003130025A - 固定構造 - Google Patents

固定構造

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JP2003130025A
JP2003130025A JP2001330889A JP2001330889A JP2003130025A JP 2003130025 A JP2003130025 A JP 2003130025A JP 2001330889 A JP2001330889 A JP 2001330889A JP 2001330889 A JP2001330889 A JP 2001330889A JP 2003130025 A JP2003130025 A JP 2003130025A
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holes
bolt
plate
hole
fixing structure
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Takashi Ekusa
隆志 江草
Toshikazu Onishi
敏和 大西
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Horiba Ltd
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚以上の板状体を精度良くかつ簡単に固定
することができる固定構造を提供する。 【解決手段】 それぞれ貫通孔1a,2aが形成されて
いる複数の板状体1,2を、各貫通孔1a,2aがほぼ
直列するように互いに重ね合わせ、ほぼ直列した状態の
貫通孔1a,2aの一方側からボルト3を挿入し、貫通
孔1a,2aの他方側において前記ボルト3の脚部3a
にナット4を螺着することによって、前記複数の板状体
1,2を重ね合わせた状態で固定する固定構造Dであっ
て、前記直列した貫通孔1a,2aは、一方側にあるも
のほど径が大きくなるように形成されており、また、各
貫通孔1a,2aの内壁に当接するテーパ面Tが、前記
ボルト3またはナット4のいずれかに設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ボルトお
よびナットを用いて複数の板状体を固定する固定構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の固定構造として、それぞれほぼ同
径の貫通孔が形成されている2枚の板状体を、各貫通孔
がほぼ直列するように互いに重ね合わせ、ほぼ直列した
状態の貫通孔の一方側からボルトを挿入し、貫通孔の他
方側において前記ボルトの脚部にナットを螺着すること
によって、前記複数の板状体を重ね合わせた状態で固定
するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成か
らなる従来の固定構造では、通常、前記貫通孔が前記ボ
ルトの呼び径よりも大きく形成されていることから、2
枚の板状体を精度良く固定する(組み立てる)ことが困
難であり、また、要求される組み立て精度が高い場合に
は、組み立て用の治具を用いるなど、工数がかかるとと
もに、組み立て作業が複雑になるという問題があった。
【0004】本発明は上述の事柄に留意してなされたも
ので、その目的は、2枚以上の板状体を精度良くかつ簡
単に固定することができる固定構造を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の固定構造は、それぞれ貫通孔が形成されて
いる複数の板状体を、各貫通孔がほぼ直列するように互
いに重ね合わせ、ほぼ直列した状態の貫通孔の一方側か
らボルトを挿入し、貫通孔の他方側において前記ボルト
の脚部にナットを螺着することによって、前記複数の板
状体を重ね合わせた状態で固定する固定構造であって、
前記直列した貫通孔は、一方側にあるものほど径が大き
くなるように形成されており、また、各貫通孔の内壁に
当接するテーパ面が、前記ボルトまたはナットのいずれ
かに設けられている(請求項1)。
【0006】上記の構成により、2枚以上の板状体を精
度良くかつ簡単に固定することができる固定構造を提供
することが可能となる。
【0007】すなわち、前記固定構造では、径の異なる
貫通孔にテーパ面を当接させることで複数の板状体を固
定しているため、その固定状態が歪みにくく、また、固
定状態にある複数の板状体の相対的な位置関係を精度良
く保つことが可能となる。
【0008】また、前記固定構造では、溶接を利用せず
に複数の板状体を固定できるので、溶接によって板状体
を固定する場合に比して、低コストで実現でき、また、
溶接治具が不要であることから、初期費を安くすること
ができる。
【0009】さらに、前記固定構造では、特に複数の板
状体の位置決めを厳密に行わなくても、ボルトとナット
の締めつけ作業を行うだけで正確に複数の板状体を固定
できるので、固定(取り付け・組み立て)作業が容易で
あり、また、組立治具が不要であることから、初期費を
安くすることができる。
【0010】また、それぞれ貫通孔が形成されている複
数の板状体を、各貫通孔がほぼ直列するように互いに重
ね合わせ、ほぼ直列した状態の貫通孔の一方側からボル
トを挿入し、貫通孔の他方側において前記ボルトの脚部
にナットを螺着することによって、前記複数の板状体を
重ね合わせた状態で固定する固定構造であって、前記直
列した貫通孔は、一方側にあるものほど径が大きくなる
ように形成されており、また、各貫通孔の内壁に当接す
るテーパ面を外面に有するほぼ筒状のテーパ面部材が、
前記ボルトまたはナットのいずれかに装着されていると
してもよい(請求項2)。
【0011】上記の構成からなる固定構造では、上述し
た効果に加えて、前記テーパ面部材を装着するボルトと
して市販されているものを用いることができ、より低コ
ストで製造することができるという効果を得ることが可
能となる。。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図を参
照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る
固定構造Dの構成を概略的に示す説明図、図2(A),
(B)および(C)は、前記固定構造Dの組み立て方を
概略的に示す説明図である。前記固定構造Dは、貫通孔
1aが形成されている板状体1および貫通孔2aが形成
されている板状体2を、各貫通孔1a,2aがほぼ直列
するように互いに重ね合わせ、ほぼ直列した状態の貫通
孔1a,2aの一方側からボルト3を挿入し、貫通孔1
a,2aの他方側において前記ボルト3の脚部3aにナ
ット4を螺着することによって、前記複数の板状体1,
2を重ね合わせた状態で固定するものであり、前記貫通
孔1aは、貫通孔2aに比して、径が大きくなるように
形成されており、また、各貫通孔1a,2aの内壁に当
接するテーパ面Tが、前記ボルト3またはナット4のい
ずれかに設けられている。なお、前記テーパ面Tが当接
する各貫通孔1a,2aの内壁とは、各貫通孔1a,2
aの内壁の端部に形成される縁も含むものである。
【0013】図1には、各種の装置,物品(図示せず)
を内蔵・収納し、主に剛性を受け持つフレーム5,5…
と主に外観を受け持つ化粧パネル6,6…とを組み合わ
せて構成される筐体7において、前記フレーム5,5…
同士の固定に前記固定構造Dを用いる例を示しており、
前記板状体1,2はそれぞれ、異なるフレーム5の一部
となっている。なお、前記固定構造Dは、上記のような
筐体7以外にも広く適用することが可能である。
【0014】前記板状体1,2はそれぞれ、単体の板状
をした部材であってもよいし、複雑な形状をした部材の
一部分であってもよい。尚、この明細書でいう板状体
は、一般的な板と比べて幅の小さいものや厚みが大きい
もの(例えば、棒状のものやほぼ立方体状のものなど)
を含むものとする。
【0015】前記貫通孔1a,2aはそれぞれ、前記板
状体1,2の厚さ方向にストレートに形成されている。
【0016】前記ボルト3は、一端側に、外周面に雄ね
じが形成されてなる脚部3aを有しているとともに、他
端側に、前記貫通孔1aよりも大きく、かつ外周面はそ
の平面視がほぼ六角形状となるように切り落とされた形
状をしている頭部3bを有しており、前記脚部3aと頭
部3bとの間の外周面には、脚部3a側ほど細くなる前
記テーパ面Tが形成されている。
【0017】前記テーパ面Tは、脚部3a側の端部の径
が前記貫通孔2aの径とほぼ同じか、貫通孔2aの径よ
りも小さくなっており、また、頭部3b側の端部の径が
前記貫通孔1aの径とほぼ同じか、貫通孔1aの径より
も大きくなっている。さらに、前記ボルト3におけるテ
ーパ面Tが設けられている部分についてのボルト3の軸
芯方向の長さは、前記貫通孔1aの長さとほぼ同じか、
貫通孔1aの長さよりも長い。
【0018】なお、テーパ面Tの傾斜角度は、貫通孔1
aの長さと、貫通孔1a,2aの径の差を考慮して決定
される。すなわち、テーパ面Tの傾斜角度は、ボルト3
を貫通孔1a,2aに挿通させたときに、テーパ面Tが
貫通孔1aの内壁(縁)と貫通孔2aの内壁(縁)とに
接触するように設定される。
【0019】前記ボルト3は、まず、座金(例えば、ば
ね座金)8を挿通したあと、前記貫通孔1a,2aを挿
通することになる。
【0020】前記ナット4は、内周面に前記ボルト3の
脚部3aの雄ねじに螺着する雌ねじ(図示せず)を有し
ており、また、外周面はその平面視がほぼ六角形状とな
るように切り落とされた形状をしている。
【0021】次に、上記の構成からなる固定構造Dの取
り付け方について説明する。まず、図2(A)に示すよ
うに、板状体1,2を、各貫通孔1a,2aがほぼ直列
するように互いに重ね合わせるとともに、前記ボルト3
が前記座金8を挿通した状態となるようにする。そし
て、ほぼ直列した状態の貫通孔1a,2aの一方側(貫
通孔1a側)からボルト3を挿入し、貫通孔1a,2a
の他方側(貫通孔2a側)において前記ボルト3の脚部
3aにナット4を螺着する。
【0022】ここで、前記ボルト3の脚部3aにナット
4を螺着して締めつける作業を進めると、ボルト3の前
記テーパ面Tが貫通孔1a,2aの内壁に当接すること
になり、貫通孔1a,2aのセンターがずれている場合
には、そのずれが修正されることになる。すなわち、例
えば、図2(B)に示すように、板状体1が板状体2に
対して少し上方にずれた状態で重ね合わされている場合
には、ボルト3に対するナット4の締めつけ作業を進め
ると、板状体1が下方へ移動し、板状体2が上方へ移動
して、最終的には、図2(C)に示すように、貫通孔1
a,2aのセンターが合致して、重ね合わさった板状体
1,2は互いに正しい位置関係を保った状態で固定され
ることになる。そして、上述したように、ボルト3に対
してナット4を締めつけることにより、固定構造Dの取
り付けが完了する。
【0023】上記の構成からなる固定構造Dでは、2枚
の板状体1,2を精度良くかつ簡単に固定することがで
きる。
【0024】すなわち、径の異なる貫通孔1a,2aに
テーパ面Tを当接させることで2枚の板状体1,2を固
定しているため、その固定状態が歪みにくく、また、固
定状態にある2枚の板状体1,2の相対的な位置関係を
精度良く保つことが可能となる。
【0025】また、前記固定構造Dでは、溶接を利用せ
ずに2枚の板状体1,2を固定できるので、溶接によっ
て板状体1,2を固定する場合に比して、低コストで実
現でき、また、溶接治具が不要であることから、初期費
を安くすることができる。
【0026】さらに、前記固定構造Dでは、特に2枚の
板状体1,2の位置決めを厳密に行わなくても、ボルト
3とナット4の締めつけ作業を行うだけで正確にセンタ
リングし、2枚の板状体1,2を固定できるので、固定
(取り付け・組み立て)作業が容易であり、また、組立
治具が不要であることから、初期費を安くすることがで
きる。
【0027】また、前記固定構造Dを前記筐体7の各結
合部の固定に用いた場合には、筐体7を歪めずにかつ正
確に組み立てることが可能となる。
【0028】図3は、本発明の第二実施例に係る固定構
造D2 の構成を概略的に示す説明図である。なお、上記
第一実施例に示したものと同一構造の部材については、
同じ符号を付しその説明を省略する。固定構造D2 は、
第一実施例の固定構造Dに比して、前記ボルト3の外周
面に前記テーパ面Tが形成されておらず、また、前記ナ
ット4の板状体2に当接する側の面に環状部4aが突設
されており、この環状部4aの外周面が前記テーパ面T
となっている点で異なる。
【0029】すなわち、第二実施例におけるボルト3の
前記貫通孔1a,2aを挿通する部分の外周面は、通常
のボルトの外周面と同様に形成されている。
【0030】次に、上記の構成からなる固定構造D2
取り付け方について説明する。まず、板状体1,2を、
各貫通孔1a,2aがほぼ直列するように互いに重ね合
わせるとともに、前記ボルト3が前記座金8を挿通した
状態となるようにする。そして、ほぼ直列した状態の貫
通孔1a,2aの一方側(貫通孔2a側)からナット4
の環状部4aを挿入し、貫通孔1a,2aの他方側(貫
通孔1a側)から前記ボルト3の脚部3aをナット4の
環状部4a内へと挿入して、ボルト3に対してナット4
を螺着する。
【0031】ここで、前記ボルト3の脚部3aにナット
4を螺着して締めつける作業を進めると、ナット4の前
記テーパ面Tが貫通孔1a,2aの内壁に当接すること
になり、貫通孔1a,2aのセンターがずれている場合
には、そのずれが修正されることになる。そして、上述
したように、ボルト3に対してナット4を締めつけるこ
とにより、固定構造D2 の取り付けが完了する。
【0032】上記の構成からなる固定構造D2 によって
得られる効果は、前記固定構造Dによって得られる効果
と同様である。
【0033】図4は、本発明の第三実施例に係る固定構
造D3 の構成を概略的に示す説明図である。なお、上記
第一,第二実施例に示したものと同一構造の部材につい
ては、同じ符号を付しその説明を省略する。固定構造D
3 は、第一実施例の固定構造Dに比して、前記ボルト3
の外周面に前記テーパ面Tが形成されておらず、また、
各貫通孔1,2の内壁に当接する前記テーパ面Tを外面
に有するほぼ筒状のテーパ面部材9が、前記ボルト3に
装着される点で異なる。
【0034】すなわち、第三実施例におけるボルト3の
前記貫通孔1a,2aを挿通する部分の外周面は、通常
のボルトの外周面と同様に形成されており、その外周面
を覆うようにして、前記テーパ面部材9がボルト3に対
して装着される。なお、ボルト3に対するテーパ面部材
9の装着は、例えば、テーパ面部材9をボルト3の脚部
3aから嵌め込むだけで行ってもよいし、嵌め込んだ状
態のテーパ面部材9をネジ止めや接着剤などを用いてボ
ルト3に固定するようにしてもよい。
【0035】上記の構成からなる固定構造D3 の取り付
け方は、第一実施例の固定構造Dの取り付け方に比し
て、ボルト3が前記座金8を挿通した状態となるように
するという作業の前に、前記テーパ面部材9をボルト3
に装着するという作業を行う点でのみ異なるのであり、
他の手順は同一であることから、その説明を省略する。
【0036】上記の構成からなる固定構造D3 では、前
記固定構造Dによって得られる効果に加えて、前記テー
パ面部材9を装着するボルト3として市販されているも
のを用いることができ、より低コストで製造することが
できるという効果を得ることが可能となる。
【0037】なお、上記第三実施例では、ボルト3に装
着されるテーパ面部材9を用いているが、これに代え
て、ナット4に装着されるテーパ面部材(図示せず)を
用いるようにしてもよい。この場合、ナット4に装着さ
れるテーパ面部材としては、例えば、前記第二実施例に
示した環状部4aと同様の構造をしたものを用いること
ができ、ナット4に対する装着は、例えば、ネジ止めや
接着剤などを用いる固定によって行うことができる。
【0038】上記第一および第二実施例の固定構造D,
2 では、2枚の板状体1,2を固定していたが、この
ような構成に限るものではなく、3枚以上の板状体を固
定してもよい。この場合、前記固定構造は、それぞれ貫
通孔が形成されている複数の板状体を、各貫通孔がほぼ
直列するように互いに重ね合わせ、ほぼ直列した状態の
複数の貫通孔の一方側からボルト3を挿入し、複数の貫
通孔の他方側において前記ボルト3の脚部3aにナット
4を螺着することによって、前記複数の板状体を重ね合
わせた状態で固定するものであり、前記直列した貫通孔
は、一方側にあるものほど径が大きくなるように形成さ
れており、また、2枚の板状体1,2を固定する場合同
様、貫通孔の径が広がる方へ向けて径が広がるように形
成されかつ各貫通孔の内壁(縁)に当接するテーパ面T
が、前記ボルト3またはナット4のいずれかに設けられ
ているとすればよい。
【0039】また、上記第三実施例の固定構造D3
は、2枚の板状体1,2を固定していたが、このような
構成に限るものではなく、3枚以上の板状体を固定して
もよい。この場合、前記固定構造は、それぞれ貫通孔が
形成されている複数の板状体を、各貫通孔がほぼ直列す
るように互いに重ね合わせ、ほぼ直列した状態の複数の
貫通孔の一方側からボルト3を挿入し、複数の貫通孔の
他方側において前記ボルト3の脚部3aにナット4を螺
着することによって、前記複数の板状体を重ね合わせた
状態で固定するものであり、前記直列した貫通孔は、一
方側にあるものほど径が大きくなるように形成されてお
り、また、各貫通孔の内壁に当接するテーパ面Tを外面
に有するほぼ筒状のテーパ面部材9が、前記ボルト3ま
たはナット4のいずれかに装着されるとすればよい。
【0040】上記三つの実施例では、前記貫通孔1,2
がそれぞれストレートに形成されていたが、このような
構成に限るものではなく、例えば、複数ある貫通孔のう
ち、径が最小である貫通孔(第一実施例では、貫通孔2
a、第二実施例では、貫通孔1a)を、ストレートでは
なく前記テーパ面Tよりも傾斜角度が大きいテーパ状と
するようにしてもよい。この場合には、径が最小である
貫通孔の内壁に前記テーパ面Tを当接させる位置に余裕
を持たせることができ、テーパ面Tに要求される精度を
低くすることが可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、上記の構成からな
る本発明によれば、2枚以上の板状体をセンタリング
し、精度良くかつ簡単に固定することができる固定構造
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る固定構造の構成を概
略的に示す説明図である。
【図2】(A),(B)および(C)は、上記実施例の
組み立て方を概略的に示す説明図である。
【図3】本発明の第二実施例に係る固定構造の構成を概
略的に示す説明図である。
【図4】本発明の第三実施例に係る固定構造の構成を概
略的に示す説明図である。
【符号の説明】
1…板状体、1a…貫通孔、2…板状体、2a…貫通
孔、3…ボルト、3a…脚部、4…ナット、D…固定構
造。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ貫通孔が形成されている複数の
    板状体を、各貫通孔がほぼ直列するように互いに重ね合
    わせ、ほぼ直列した状態の貫通孔の一方側からボルトを
    挿入し、貫通孔の他方側において前記ボルトの脚部にナ
    ットを螺着することによって、前記複数の板状体を重ね
    合わせた状態で固定する固定構造であって、前記直列し
    た貫通孔は、一方側にあるものほど径が大きくなるよう
    に形成されており、また、各貫通孔の内壁に当接するテ
    ーパ面が、前記ボルトまたはナットのいずれかに設けら
    れていることを特徴とする固定構造。
  2. 【請求項2】 それぞれ貫通孔が形成されている複数の
    板状体を、各貫通孔がほぼ直列するように互いに重ね合
    わせ、ほぼ直列した状態の貫通孔の一方側からボルトを
    挿入し、貫通孔の他方側において前記ボルトの脚部にナ
    ットを螺着することによって、前記複数の板状体を重ね
    合わせた状態で固定する固定構造であって、前記直列し
    た貫通孔は、一方側にあるものほど径が大きくなるよう
    に形成されており、また、各貫通孔の内壁に当接するテ
    ーパ面を外面に有するほぼ筒状のテーパ面部材が、前記
    ボルトまたはナットのいずれかに装着されていることを
    特徴とする固定構造。
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