JP2003129407A - 舗装及び舗装方法 - Google Patents
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Abstract
安価で、且つ効率良く行えるアスファルト舗装の施工方
法及び構造を提供することを目的としている。 【解決手段】アスファルト混合物からなる舗装であっ
て、前記アスファルト混合物の間隙が保水材によって部
分的に充填されており、且つ舗装の上面から下面及び/
又は側面へ連通した空隙が残存している舗装、及び該空
隙を残存させるように、固化後に保水性を発揮する材料
を部分的に充填して固化せしめる舗装方法である。前記
保水材が、高炉スラグ微粉末を50〜70質量%と、非
晶質SiO2を50質量%以上含有する無機粉末を30
〜50質量%と、該高炉スラグ微粉末と該無様粉末の合
計100質量部に対してアルカリ刺激剤を3〜49質量
部添加した混合材であることが好ましい。
Description
に係わり、詳しくは、アスファルト混合物を用い、保水
性と排水性又は透水性とを両立させた舗装であって、都
市で起きる所謂「ヒートアイランド現象」を抑制した
り、雨水の地下還元を行う技術に関する。
舗装の下方に浸透させない構造となっている。これに対
して、最近は雨水を地下に浸透させるようにした透水
性、あるいは舗装面に浸透させ、それを舗装下で集める
ような排水性(本発明では、これらを包括的に透・排水
性と呼ぶことにする)を有する舗装が施されるようにな
ってきた。そのようにするのは、舗装上の水溜まりを減
らし、自動車等の水はねやスリップ現象を抑制したり、
あるいは、走行時の騒音を減らす等、さまざまなメリッ
トがあるからである。具体的には、透水性をもつ多孔質
のレンガ類を敷き詰めるとか、舗装の全体積のうち10
%以上を、表面が開口した間隙を有するアスファルト混
合物による舗装が施工されている。いずれも、透・排水
機能層から排水処理層あるいは路盤層まで速やかに水を
透過させるため、舗装内に上面から下面又は側面まで連
らなった間隙を、高い体積比率で内包している。透水性
舗装の場合は、舗装上面の雨水等を舗装の下の路盤に逃
がす必要があるので、上記の間隙は、舗装の上面から下
面に連なって設けられている。一方、排水性舗装の場合
は、該間隙が舗装上面から排水溝を設けた位置へと連な
っていることが必要である。その排水溝は、多くの場
合、舗装の側方に設けるので、この場合の間隙は、排水
処理層を設ける位置に従い、舗装の上面から下面及び/
又は側面へと連なっている。
けでなく、近年は、社会環境全体の改善が着目され、そ
の1つとして、都市で頻発する所謂「ヒートアイランド
現象」の抑制が検討されている。ここで、「ヒートアイ
ランド現象」とは、都市では、道路や建物の多くがコン
クリート、アスファルト、れんがといった蓄熱し易い材
料によって構成されているので、特に夏季において道路
等の表面温度が著しく上昇し、冷却が進まないことによ
る熱帯夜が常態化して、都市全体が一つの高温島のよう
になる現象をいう。このような環境悪化は、さらにエア
コン等のエネルギー使用量の増加に伴う廃熱の増加で、
一層促進される傾向にある。
土や植物で覆われていた地面などが、前記したように、
コンクリート、アスファルト等に置き換わったことに起
因する。つまり、地面が土壌であれば、雨が降るとその
内部空間に水分を溜め、その水分が晴天時に蒸発するこ
とで気化熱を奪い、大気温度を低下させるが、コンクリ
ート、アスファルト等では、ほとんど雨水が浸み込まず
に排水溝等に流れてしまい、晴天になっても気化熱によ
る冷却が起らないからである。また、この現象とは別
に、コンクリート、アスファルト等からなる都市では、
大量の降雨があると、排水設備にかかる負荷が大きくな
り、都市型洪水という新規な問題も発生しつつある。
荷の増大については、前記した透・排水性の舗装を施せ
ば、大幅に改良できると考えられる。しかしながら、舗
装の高温化については、透水性の舗装は水を保持できな
いために冷却が不十分で、解決することができない。ま
た、単純にコンクリートを土に戻すことも考えられる
が、コンクリートに置き換わってきた理由である乾燥時
の砂壌や豪雨時の流失を防止するといった利便性が大き
く失われることとなる。さらに、都市の緑化面積を拡大
するという対策もある。この対策は、ヒートアイランド
現象の抑制ばかりでなく、大気へのCO2放出量の削
減、景観の向上等の利点も多い。しかしながら、どのよ
うな場所にも適用可能なわけではないので、上記した砂
埃等の問題は軽減されても無くなるわけではなく、加え
て、植物の管理という別の仕事が必要となる。そこで、
このような問題を一気に解決する手段として、透水性舗
装と保水性(内部に長時間にわたて水を保持できる特
性)舗装とを組み合わせた舗装が考えられるようになっ
た。
特開平9−195212号公報は、表面に保水性セラミ
ックス舗装を施し、下層に透水性で、かつ水を保持でき
る構造の舗装を開示している。この舗装は、表層部が保
水性であるため、前記ヒートアイランド現象の抑制には
極めて効果的と言える。しかしながら、保水性セラミッ
クスは、一応透水もするが、透水係数が大きくないの
で、降雨量が多いと、水を浸透させきることができなく
なり、舗装の上面に水が停滞してしまう所謂水浮き等の
現象が起きる恐れが高い。
は、逆に、表面に透水性アスファルト舗装を施工し、下
層に保水性骨材を施工する舗装を開示している。これに
よって、表面の透水性を確保すると共に、内部の保水性
骨材での気化熱冷却が期待でき、透水性の利点と保水性
の利点とを有効に作用させることができると考えられ
た。しかしながら、この舗装では、下層の保水性材料
は、上層の透水性舗装(アスファルト)を介して伝熱し
た後の温度となるため、表面にあるときに比べて温度が
低く、本来の保水効果が発揮できない、また、上層の透
水性舗装の間隙内には、空気が比較的滞留し易いため、
表面に保水性材料がある場合に比べると、その透水効果
はおおきく抑制されるという問題があった。
に鑑み、保水性と透・排水性との両立を従来より安価
で、且つ効率良く行える舗装及び舗装方法を提供するこ
とを目的としている。
を達成するため、透・排水性と保水性を同時に発揮させ
る舗装及びその方法について、今までに開示されている
ものより優れたものがないか検討した。その結果、舗装
の上面から下面及び/又は側面に連なる間隙を舗装内に
設けること、そして、その間隙内に保水性を有する物質
を不完全に配することによって排水性(透水性)と保水
性を兼ね備えた舗装とすることを想到し、本発明に到っ
たものである。
混合物からなる舗装であって、前記アスファルト混合物
の間隙が保水材によって部分的に充填されており、且つ
舗装の上面から下面及び/又は側面へ連通した空隙が残
存していることを特徴とする舗装、(2)前記保水材と
前記空隙を合わせた部分が体積率が、舗装全体の12%
以上であることを特徴とする(1)に記載の舗装、を提
案するものである。
10mmまでの空隙率が体積率で10%以上であること
を特徴とする(1)又は(2)に記載の舗装を提案する
ものである。
工しうる方法として、(4)アスファルト混合物を用い
た舗装方法において、基盤上にアスファルト混合物から
なる舗装を施した後、該アスファルト混合物の間隙に、
舗装の上面から下面および/または側面へ連通した空隙
を残存させるように、固化後に保水性を発揮する材料を
部分的に充填して固化せしめることを特徴とする舗装方
法、(5)前記固化後に保水性を発揮する材料が、高炉
スラグ微粉末を50〜70質量%と、非晶質SiO2を
50質量%以上含有する無機粉末を30〜50質量%
と、該高炉スラグ微粉末と該無機粉末の合計100質量
部に対してアルカリ刺激剤を3〜49質量部添加した混
合材であることを特徴とする(4)記載の舗装方法、
(6)前記固化後に保水性を発揮する材料が、粒度5〜
74μmの成分を50質量%以上含むシルト系粉末50
〜80質量%と桟部セメント系固化材料とからなる混合
材であることを特徴とする(4)記載の舗装方法、
(7)前記固化後に保水性を発揮する材料が、粒度50
〜200μmの高炉スラグ骨材を30〜70質量%と、
高炉スラグ微粉末を70〜30質量%と、該高炉スラグ
骨材と該高炉スラグ微粉末の合計100質量部に対して
アルカリ刺激剤を3〜49質量部以上添加した混合材で
あることを特徴とする(4)記載の舗装方法、(8)前
記固化後に保水性を発揮する材料が、保水性を有するポ
リマー原料30〜70質量%とセメント系固化材料70
〜30質量%とからなる混合材であることを特徴とする
(4)記載の舗装方法、(9)前記アスファルト混合物
からなる舗装を、体積率で12%以上の間隙を有するよ
うに施工することを特徴とする(4)〜(8)のいずれ
かに記載の舗装方法、(10)前記間隙に、固化後に保
水性を発揮する材料を部分的に充填する方法が、固化後
に保水性を発揮する材料を含むスラリーを注入して固化
させるものであることを特徴とする(4)〜(9)のい
ずれかに記載の舗装方法、(11)前記注入されるスラ
リーの量を、前記間隙の全体積の30〜70容量%とす
ることを特徴とする(10)記載の舗装方法、(12)
前記スラリーが、Pロートで測定した流下時間が10〜
20秒のものであることを特徴とする(10)又は(1
1)記載の複合舗装の施工方法、を提案する。
兼ね備えた舗装が従来より安価で、且つ効率良く行える
ようになる。その結果、都市で起きる所謂「ヒートアイ
ランド現象」の抑制や雨水の地下還元が達成できるばか
りでなく、自動車等の水はねやスリップ現象を抑制した
り、走行時の騒音を減らすことも可能となる。
まじえ、本発明の実施の形態を説明する。
水性を兼ね備えた舗装は、構造的には、保水させる物質
(材料)及び透水させる物質を表面に水平な層として配
置している。この舗装は、確かに施工上は簡便で、かつ
実用的であるが、前記したように、透・排水性と保水性
の効果を十分に発揮できるとは言い難い。そのため、本
発明者らは、透・排水性を発揮する空隙と保水性のある
物質とを共に舗装表面に存在させるようにしなければ、
両方の機能が十分に発揮できないと考え、具体的な達成
手段について種々検討した。
側面へ連なる間隙を舗装内に設けること、そしてその間
隙内に保水性を有する物質を配することによって排水性
(透水性)と保水性を兼ね備えた舗装とすることを想到
し、本発明を完成したのである。
ファルト混合物を用いた舗装であって、前記アスファル
ト混合物の間隙が保水材によって部分的に充填されてお
り、舗装の上面から下面及び/又は側面へ連通した空隙
が残存している舗装を提案する。ここに、アスファルト
混合物を用いた舗装とは、たとえば開粒度アスファルト
舗装、排水性アスファルト舗装あるいは透水性アスファ
ルト舗装に代表される、水の通り道となる間隙を有する
アスファルト舗装である。そして、この間隙が舗装の上
面から下面及び/又は側面へ連通した空隙を残しつつ保
水材で部分的に充填されているのである。この保水材で
充填されていない空隙部分は、水の通り道として機能す
るので、舗装の排水性(透水性)が確保される。一方、
保水材は、この水の通り道である空隙に面しているの
で、この空隙を通る水の一部は、保水材中に吸収され、
貯留される。貯留された水分は、後にこの舗装が太陽光
に曝された際に徐々に気化して気化熱を奪うので、舗装
の温度が急激に上昇することを防止する。このようにし
てヒートアイランド現象を防ぐ作用を発揮する。
とを合わせた部分の体積率が、舗装全体の12%以上で
あることが好ましい。保水材と空隙とを合わせた部分
は、舗装の排水性(透水性)及び保水性を発揮する部分
であり、この部分を体積率で12%以上確保することに
よって、上記特性がより効果的に発揮できるようにな
る。
時の自助車の走行や人の歩行に際して、水はねが生じな
いことが好ましい。この観点から本発明では、前記舗装
の空隙が、特に上面から少なくとも深さ10mmまでの
空隙率が体積率にして10%以上であることを提案す
る。このように舗装の上面近い位置での空隙率を確保す
ることによって、短時間に多量の降水があった場合で
も、雨水が速やかに複合舗装内にとりこまれるため、自
動車の走行や人の歩行に際しての水はねを効果的に防止
できる。
の方法を説明する。
を有する部分とを共存させる方法としては、保水性材料
と透・排水性材料とを、横方向で区画を区切って流し込
み施工していくことが考えられる。しかしながら、この
施工方法は、労力がかかる上に、全体として一体の舗装
構造とならず、使用に際して安全上の問題が生じる恐れ
があり、現実的ではない。この場合、保水性に有効な材
料として気孔径を調整した棒状又は板状の焼結体(セラ
ミックス)等を深さ方向に向けて横方向に離隔して並べ
て施工し、その間を透水性レンガなどで埋めるという方
法も考えられる。しかし、レンガ施工では、並べたレン
ガ同士が圧縮応力を与え合って構造体として保持される
ので、特性の異なるレンガが隣接すると、弱い材料にし
わ寄せがきて、破壊が起こり易いという問題点がある。
また、現実的には、透・排水性レンガと保水性レンガと
を交互に施工するというのは、施工管理上で手間がかか
るという問題点もある。
排水性を有する部分と保水性を有する部分を併せ持って
形成する方法について鋭意検討を重ね、開粒度アスファ
ルト、排水性アスファルト、透水性アスファルト等に代
表されるアスファルト混合物からなる舗装を先に施工
し、そのアスファルト混合物の間隙に対して保水性材料
を、該間隙内に部分的に充填するのが有効であるとの知
見を得た。そして、これにより、舗装の透水性が確保さ
れ、かつ保水性が発露できると期待した。ここに、「部
分的に充填する」とは、アスファルト混合物の間隙を完
全に塞がないようにし、連続した空隙が残存する程度に
充填することを意味する。好ましくは、アスファルト混
合物の間隙に対して体積率で30〜70%程度の保水材
が充填されているのが良い。先に施工する舗装として開
粒度アスファルト舗装、排水性アスファルト舗装、透水
性アスファルト舗装(骨材の粒度分布を制御して、形成
する舗装に空隙を持たせるようにしたアスファルト類)
を選んだのは、これら材料の適切な配合設計(骨材の形
状や量、添加水量等の組合せ)を行えば、所望体積率の
間隙を有し、その間隙が舗装の上面から下面ないしは側
面へ連なった透・排水性を備えた舗装が施工できるから
である。
舗装は、体積率で12%以上の間隙を有することが好ま
しい。間隙が12%以上あると、そこに保水材を充填す
る作業が容易となる上、十分な保水量を維持しうる量の
保水材を充填したとしても、なお、水の通り道となる空
隙を残存させることが可能となるからである。
ァルト混合物の間隙内に充填することが可能であり、且
つ充填後には、間隙の内壁等に固着して、雨水等によっ
て流されないことが必要である。充填性の面からは、粉
粒体または流体(スラリー)であることが好ましく、一
旦間隙に入ったあとには、固化して固体となり、保水性
を発揮することが必要である。
グ微粉末を50〜70質量%と、非晶質SiO2を50
質量%以上含有する無機粉末を30〜50質量%と、該
高炉スラグ微粉末と該無機粉末の合計100質量部に対
してアルカリ刺激剤を3〜49質量部添加した混合材、
(B)粒度5〜74μmの成分を50質量%以上含むシ
ルト系粉末50〜80質量%と残部セメント系固化材料
からなる混合材、(C)粒度50〜200μmの高炉ス
ラグ骨材を30〜70質量%と、高炉スラグ微粉末を7
0〜30質量%と、該高炉スラグ骨材と該高炉スラグ微
粉末の合計100質量部に対してアルカリ刺激剤を3〜
49質量部以上添加した混合材、(D)保水性を有する
ポリマー原料30〜70質量%とセメント系固化材料7
0〜30質量%からなる混合材が好ましく使用できる。
これら材料は、粉粒体の状態でアスファルト混合物の間
隙に散布充填された後、噴霧水や蒸気等で水分を与えて
固化反応を生じさせると、保水性を有する固化体とな
り、あるいは予め水を加えて混練してスラリー状にして
から上記のアスファルト混合物の間隙に注入して固化さ
せると、保水性を有する固化体となるからである。
高炉スラグ微粉末を50〜70質量%と、非晶質SiO
2を50質量%以上含有する無機粉末を30〜50質量
%と、該高炉スラグ微粉末と該無機粉末の合計100質
量部に対してアルカリ刺激剤を3〜49質量部添加した
混合材が好ましい。その理由は、これらの混合物が、と
りわけスラリーとした時に、その性能が優れているから
である。つまり、高炉スラグ微粉末を主体としているの
で、同じ流動性のスラリー条件で他のスラリーと比較し
た場合にその粘性が高く、アスファルト混合物への付着
性が高いからである。したがって、少ないスラリー注入
量で、アスファルト混合物への付着量を確保でき、その
結果、十分な量の保水材層をアルファルト混合物の間隙
に形成できるからである。それに加えて、非晶質SiO
2を50質量%以上含む無機粉末を併用するので、固化
後の保水材の強度が向上する。アルファルト混合物から
なる舗装の間隙率を12%以上とすると、間隙が多いた
めに舗装の強度が低下してしまう。しかし、上記の混合
剤を該間隙に注入して固化した後は、それによって形成
された保水材そのものの強度が高く、舗装全体の強度を
高めることができるのである。
うに、粉粒体かスラリーの形態でアスファルト混合物の
間隙に充填するのが好ましいが、特にスラリーとして注
入するのが一層好ましい。注入するものがスラリー状で
あるため、アスファルト混合物の間隙の内部まで浸透す
ることができ、上部から下部に、重力によって落下する
際に、母体の壁に少しずつ付着しながら浸透するからで
ある。このスラリーを注入した様子を図1に示すが、舗
装の表面付近には、元々の開口に対して、その周辺が保
水性スラリーで覆われ、以前の開口より少し径の小さく
なった開口が残ったような構造となる。また、開口によ
っては、ほとんど全体が詰まってしまうものや、逆に元
の開口の大きさでそのまま残るものもあるが、構造上の
問題はない。これによって、舗装の表面は保水性と透・
排水性を兼ね備えるような特性となる。
と、形成された固化体の保水効果が小さくなったり、固
化体が表面から下部の次の層まで連続しない場合が発生
し、下からの水分の吸い上げによる冷却効果が期待でき
なくなる。これを回避するには、開口した間隙容積の3
0%以上に該当する量のスラリーを注入することが望ま
しい。一方、スラリーの量が多くなると、舗装表面に滞
留するスラリーの量が多くなり、十分な透・排水性を確
保できなくなる場合が発生する。これでは、保水性舗装
としては良いが、透・排水性舗装にはならない。そこ
で、発明者らはさらに検討を行い、間隙容積の70%以
下にスラリーの注入量を絞ると、振動をかけることで表
面の透水性が確保できるが、その量を超えると、振動を
かけても表面の開口をスラリーが埋めてしまうことを知
った。したがって、本発明では、間隙容積の70%以下
にスラリー量を限定することにした。
特に限定されるものではないが、流動性が極めて高い
と、表面に残留する保水性の固化体の厚みが薄くなり易
く、その保水効果が小さくなるという問題がある。ま
た、間隙を全部埋めるような量のスラリーを浸透させる
わけではないので、表層の全面にできる限り均質にスラ
リーを供給することが必要となるが、これがやや難しく
なる可能性もある。そこで、本発明者らは、流動性につ
いても検討を行い、Pロートによる測定で流下時間が1
0秒以上確保できれば良いことを見出した。より望まし
くは12秒以上である。ただし、流動性が悪くなり過ぎ
ると、表面付近に保水材料が溜まってしまい、透水性能
を得ずらくなることから、Pロートの流下時間は20秒
以下が望ましい。ここで、Pロートによる流下時間と
は、主に土木関係でグラウトやスラリー、粘着性の少な
いペースト等の流動性を規定するために一般的に適用さ
れているプレパクトフローコーンを用いた流動性試験方
法で測定される時間であり、該時間が短いほど高い流動
性があることを示すものである。プレパクトフローコー
ンは、逆円錐の上に円筒をつけたような形態をもち、そ
の最下部に直径13mmの吐出口をもっている。ここ
に、1725ccのスラリーを入れ、吐出口からスラリ
ーが流下する時間を測定するものである。また、実際に
スラリーをこのような所望のPロートによる流下時間の
ものにするには、スラリーとする前記保水材料と水の量
を適切に配合することで行える。
ば、高いレベルでの透・排水性と保水性を兼ね備えた舗
装を得ることができる。このような舗装の用途として
は、歩道、車道等の道路舗装への適用が基本となるが、
この舗装及び舗装方法は、住宅用ブロック、床材、屋根
材、ビルの屋上材等としても用いることができる。
混合物を母体としているが、透水性レンガ、ポーラスコ
ンクリート等にも同じ原理で利用することが可能であ
る。
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
い。 (実施例1)まず、地上においた一定面積の型枠に、透
水性の層として、排水性アスファルト(間隙率22%)
又は開粒度アスファルト(間隙率14%)を流し込み、
試験的な舗装を施工した。その後、透水性の層が固化し
たので、その表面の開口に予め計算で求めた量の水スラ
リーを流し込み、固化させて保水層である水硬固化体を
形成した。水スラリーに含有させた水硬固化体を形成さ
せる材料には、本発明に従い、非晶質SiO2を50質
量%以上含む100μm以下の粒子と高炉スラグ微粉末
の混合物に、アルカリ刺激剤を添加したものを用いた。
この試験舗装の施工厚みは、50mmである。使用した
スラリーは、Pロート流下時間が15秒になるように調
整したものである。なお、舗装の施工は、スラリーの注
入条件を種々変更して行われた。また、スラリーの形成
のため配合した水の量は、前記材料の100重量部に対
して80重量部である。
を表1に一括して示す。
下時間を種々変更して実施した結果、10秒以下のスラ
リーでは、施工はできるたが、やや舗装が不均質にな
り、表面にムラが認められた。また、スラリーのPロー
ト流下時間が20秒を超えると、施工体に振動をかけて
も、スラリーは流動するだけでなかなか間隙内に浸透せ
ず、舗装の表面をスラリーが覆ったような状態になって
しまい、スラリーの存在が上層に偏っていると推定され
た。これに対して、Pロート流下時間が10〜20秒の
スラリーは、間隙内に円滑に侵入し、スラリー固化後に
コア抜きして深さ方向の状況を調査したところ、50m
mの深さ方向全体に良好な保水性の固化体が形成してい
た。
価した。その透水試験機は、給水槽として内径50mm
で約700ccの容量を有するパイプを上部に持ち、そ
こから内径8mmのパイプで下部の路面に設置した円盤
につながっている。その円盤は、透水部が直径150m
mになるように地面に対して凹状になっている。この試
験機で400cc相当の流下時間を計測し、15秒あた
りの流下量に換算して透水性の判断基準とした。15秒
あたりの流下量が800cc以上の場合を良好(O
印)、400cc以上、800cc未満までの場合をや
や良好(△印)、400cc未満の場合を不良(印×)
として評価した。
ずに残っている表面開口を通じて、空隙内を下方へ水が
抜けており、透水性しか備えていない舗装とほぼ同等の
流下特性及び水はね防止効果のあることが確認された。
一方、密粒度アスファルトや、スラリーの注入量が多い
比較例では、透水しなかったり、極めてゆっくりとしか
流下せず、雨のとき等に舗装の上を歩くと水はねが起こ
ってしまった。
変化例を図2に示す。温度は、熱電対を舗装表面から2
0mmの位置に埋め込んでおき測定した。この図2よ
り、密粒度アスファルト舗装の温度が約55℃になった
条件でも、本発明の実施例では、温度が40〜45℃ま
で低下しており、10℃以上の冷却効果が確認できる。
実際の表面温度は、さらに差が大きいと推定される。ま
た、比較例でも完全に浸透した場合では、本発明の実施
例と同程度の効果が確認されたが、スラリー量が少ない
場合には、温度の低減効果が5℃程度と一応の効果はあ
るものの、低下してしまうことが確認され、両立できる
構造にはなっていない。
は、高い透・排水性と有効な保水性を両立する材料構造
であることが確認できた。 (実施例2)試験に用いた材料の組み合わせと評価結果
とを一括して表2に示す。透水性の層として、排水性ア
スファルト(間隙率22%)、保水性の層として、
(A)粒度5〜74μmの成分を50質量%以上含むシ
ルト系粉末60重量%と残部セメント系固化材料40重
量%からなる混合材、(B)粒度50〜200μmの高
炉スラグ骨材50重量%と高炉スラグ微粉末50重量%
と高炉スラグ微粉末を100重量部に対してアルカリ刺
激剤20重量部からなる混合材、(C)保水性を有する
ポリマー原料50重量%とセメント系固化材料50重量
%からなる混合材、の3種類を用いた。施工厚みは、排
水性アスファルトを50mmとして行なった。保水材に
ついては、保水性スラリーをPロート流下時間15秒に
なるように水を添加、調整して浸透させた。
ル/m2の量の水を散水し、表面から25mmの位置に
熱電対を設置し、日射条件下で温度変化を測定した。透
水性については、実施例1と同様な方法で現場透水試験
機を用いて評価した。
良好な特性を示した。また。冷却性能は密粒度アスファ
ルト舗装が約55℃になった条件で、実施例では、40
〜45℃まで低下しており、10℃以上の冷却効果が確
認された。実際の表面温度はさらに差が大きいと推定さ
れる。
は、高い透水性と有効な保水性を両立する材料構造であ
ることが確認された。
・排水性と高保水性を兼ね備えたアスファルト舗装を簡
便に施工することが可能となった。その結果、都市で頻
発するヒートアイランド現象の抑制が可能となるばかり
でなく、省エネルギーも達成することができる。さら
に、本発明は、自動車の水はね抑制等、生活環境の改善
及び排水設備の負荷軽減による洪水防止等にも貢献す
る。
は舗装表面の平面視で、(b)は側断面である。
Claims (12)
- 【請求項1】 アスファルト混合物からなる舗装であっ
て、 前記アスファルト混合物の間隙が保水材によって部分的
に充填されており、且つ舗装の上面から下面及び/又は
側面へ連通した空隙が残存していることを特徴とする舗
装。 - 【請求項2】 前記保水材と前記空隙を合わせた部分の
体積率が、舗装全体の12%以上であることを特徴とす
る請求項1記載の舗装。 - 【請求項3】 前記舗装の上面から少なくとも深さ10
mmまでの空隙率が体積率で10%以上であることを特
徴とする請求項1又は2記載の舗装。 - 【請求項4】 アスファルト混合物を用いた舗装方法に
おいて、 基盤上にアスファルト混合物からなる舗装を施した後、
該アスファルト混合物の間隙に、舗装の上面から下面及
び/又は側面へ連通した空隙を残存させるように、固化
後に保水性を発揮する材料を部分的に充填して固化せし
めることを特徴とする舗装方法。 - 【請求項5】 前記固化後に保水性を発揮する材料が、
高炉スラグ微粉末を50〜70質量%と、非晶質SiO
2を50質量%以上含有する無機粉末を30〜50質量
%と、該高炉スラグ微粉末と該無様粉末の合計100質
量部に対してアルカリ刺激剤を3〜49質量部添加した
混合材であることを特徴とする請求項4記載の舗装方
法。 - 【請求項6】 前記固化後に保水性を発揮する材料が、
粒度5〜74μmの成分を50質量%以上含むシルト系
粉末50〜80質量%と残部セメント系固化材料とから
なる混合材であることを特徴とする請求項4記載の舗装
方法。 - 【請求項7】 前記固化後に保水性を発揮する材料が、
粒度50〜200μmの高炉スラグ骨材を30〜70質
量%と、高炉スラグ微粉末を70〜30質量%と、該高
炉スラク骨材及び該高炉スラグ微粉末の合計100質量
部に対してアルカリ刺激剤を3〜49質量部以上添加し
た混合材であることを特徴とする請求項4記載の舗装方
法。 - 【請求項8】 前記固化後に保水性を発揮する材料が、
保水性を有するポリマー原料30〜70質量%とセメン
ト系固化材料70〜30質量%とからなる混合材である
ことを特徴とする請求項4記載の舗装方法。 - 【請求項9】 前記アスファルト混合物からなる舗装
を、体積率で12%以上の間隙を有するように施工する
ことを特徴とする請求項4〜8のいずれかに記載の舗装
方法。 - 【請求項10】 前記間隙に、固化後に保水性を発揮す
る材料を部分的に充填する方法が、固化後に保水性を発
揮する材料を含むスラリーを注入して固化させるもので
あることを特徴とする請求項4〜9のいずれかに記載の
舗装方法。 - 【請求項11】 前記注入されるスラリーの量を、前記
間隙の全体積の30〜70容量%とすることを特徴とす
る請求項10記載の舗装方法。 - 【請求項12】 前記スラリーが、Pロートで測定した
流下時間が10〜20秒のものであることを特徴とする
請求項10又は11記載の舗装方法。
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