JP2003128271A - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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JP2003128271A
JP2003128271A JP2001327300A JP2001327300A JP2003128271A JP 2003128271 A JP2003128271 A JP 2003128271A JP 2001327300 A JP2001327300 A JP 2001327300A JP 2001327300 A JP2001327300 A JP 2001327300A JP 2003128271 A JP2003128271 A JP 2003128271A
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JP2001327300A
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Inventor
Hiroshi Namikawa
浩史 並川
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Publication date
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  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿サイズに応じて原稿ガイドを動かす手間
を省いた自動給紙装置を提供する。 【解決手段】 ブックプラテンカバー20の原稿供給ト
レイ21上には、用紙Pに接して用紙Pの幅方向の位置
を規制する一対の原稿ガイド23がスライド可能に設け
られている。原稿供給トレイ21の原稿出口付近には、
当該トレイ21に原稿Pがセットされたか否かを検出す
るセンサS1が配置されると共に、A4,B4,A3サ
イズの原稿Pをそれぞれ検出するセンサSA4,SB
4,SA3が配置されている。原稿供給トレイ21に原
稿Pがセットされると、原稿ガイド23をまずA4幅の
位置まで移動させ、次に最大幅の位置まで移動させ、そ
の後に原稿Pのサイズを各センサS1,SA4,SB
4,SA3の出力から検出し、次いで検出した原稿サイ
ズの位置まで原稿ガイド23を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装
置やコピー装置等に組み込まれ、原稿を自動で給紙して
読み取り部まで搬送する原稿自動給紙装置(ADF:Au
to Document Feeder)に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿自動給紙装置(ADF)には、セッ
トされた原稿が読み取り部まで給紙される際に、原稿が
斜行して搬送されること等を防止するために、セットさ
れた原稿の幅方向(給紙方向と直交方向)の両側を規制
する一対の原稿ガイドが原稿の幅方向にスライド可能に
備えられている。この一対の原稿ガイドは、一方を動か
せば他方も同じ距離だけ互いに反対方向に移動するよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、原稿ガイドはユーザが手動で原稿サイズに合わせる
構成であるため、原稿のセットに伴う一連の作業が煩わ
しいという問題がある。すなわち、例えばA4サイズの
原稿を読み取る場合、原稿をセットする前に原稿ガイド
がA4サイズの幅よりも小さいときは、原稿ガイドの間
隔をA4サイズの幅よりも幾分大きめに開いてから原稿
をセットし、更に原稿ガイドを原稿の両側に接触させて
いる。また、原稿をセットする前に原稿ガイドがA4サ
イズの幅よりも相当大きいときは、原稿ガイドの間隔を
A4サイズよりも幾分大きめに狭めてから原稿をセット
し、原稿ガイドを原稿の両側に接触させている。
【0004】この発明は、そのような問題点に着目して
なされたものであって、原稿サイズに応じて原稿ガイド
を動かす手間を省いた自動給紙装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の自動給紙装置は、原稿供給部にセットさ
れた原稿を1枚ずつ読み取り部まで搬送するものであっ
て、前記原稿供給部に給紙方向と直交する方向にスライ
ド自在に設けられた一対の原稿ガイドと、この一対の原
稿ガイドを前記直交方向に移動させる駆動手段と、原稿
供給部にセットされた原稿のサイズを検出する原稿サイ
ズ検出手段と、この原稿サイズ検出手段により検出され
た原稿サイズに応じて原稿ガイドの移動を制御する制御
部とを備えたことを特徴とする。
【0006】この自動給紙装置では、原稿サイズ検出手
段により検出された原稿サイズに従って原稿ガイドが駆
動手段により原稿サイズの位置まで自動的に移動するの
で、ユーザが原稿ガイドを動かす手間を省くことができ
る。
【0007】この自動給紙装置の構成において、原稿サ
イズ検出手段を、各種原稿サイズに応じて前記直交方向
(原稿の幅方向)に間隔を開けて配置した、定型サイズ
の原稿の有無を検出する複数のオン・オフセンサとすれ
ば、例えばファクシミリ装置やコピー装置等に現在組み
込まれている自動給紙装置の構成をそのまま流用するこ
とができ、コスト増を抑制できる。
【0008】また、制御部は、原稿供給部に原稿がセッ
トされると、原稿ガイドをまず最小幅の位置まで移動さ
せ、次に最大幅の位置まで移動させ、その後に原稿のサ
イズを検出し、次いで検出した原稿サイズの位置まで原
稿ガイドを移動させることとすれば、次の利点が得られ
る。
【0009】まず、原稿ガイドを最小幅の位置まで移動
させることによって、原稿供給部にばらけた状態でセッ
トされた複数枚の原稿を或る程度規制することができ
る。次に、原稿ガイドを最大幅の位置まで移動させてか
ら、或る程度規制した複数枚の原稿のサイズを検出する
ことによって、できるだけ正しい原稿サイズを検出する
ことができる。そして、検出した原稿サイズの位置まで
原稿ガイドを移動させることによって、各原稿の幅を整
えること、すなわち原稿を幅方向に揃えることができ
る。その後、原稿供給部にセットされた原稿が1枚ずつ
原稿ガイドで案内されつつ読み取り部まで搬送される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明を更に詳細に説明する。
【0011】図1は、自動給紙装置を組み込んだファク
シミリ装置1を示す。このファクシミリ装置1の上部に
は原稿を後述する二種類の方式(ADF方式及びFBS
方式)で読み取るための読み取り部10が、手前側には
液晶パネル等の表示部15及び数字キー、文字キー、種
々のファンクションキー等を備えた操作部16がそれぞ
れ備えられている。
【0012】なお、読み取り部10は主要には、ファク
シミリ装置1の本体の右寄りの位置に配置されたブック
プラテンカバー20と、左寄りの位置に配置された原稿
ガイド機構30とで構成される。ブックプラテンカバー
20は、ファクシミリ装置1の本体の奥寄りの位置を支
点としてヒンジ状に取付けられており、ファクシミリ装
置1の本体に対して手前の部分が開口するように開閉可
能に設けられている。このブックプラテンカバー20
は、ADF方式による読み取り前の原稿が載置される原
稿供給トレイ21をその上部に、読み取り後の原稿が排
出される原稿排出トレイ22を原稿供給トレイ21の下
側にそれぞれ備えている。
【0013】また、原稿供給トレイ21には、一対の原
稿ガイド23が当該トレイ21にセットされた原稿の給
紙方向と直交する方向にスライド可能に備えられてい
る。この一対の原稿ガイド23は原稿供給トレイ21上
でその中心線から常に等距離に位置するように連動する
構成となっており、互いに同距離だけ反対方向に移動す
る。
【0014】ガイド機構30は、詳細は後述するが、原
稿ガイド23により原稿供給トレイ21の中央にセット
されたシート状の原稿を1枚ずつ分離しつつ取り込み、
後述するように原稿排出トレイ22へ排出する。これら
の原稿供給トレイ21、ガイド機構30及び原稿排出ト
レイ22によりADF(自動原稿供給装置)が構成され
る。
【0015】ブックプラテンカバー20の拡大斜視図を
図2に、その一部省略拡大平面図を図3に示す。但し、
図1に示すものとは形状が幾分異なる。前記したよう
に、ブックプラテンカバー20の上部は、搬送される用
紙Pが堆積収納される原稿供給トレイ21になってお
り、この原稿供給トレイ21上には、当該トレイ21に
載置される用紙Pの幅方向、すなわち給紙方向(矢印方
向)と直交する方向の両側に、それぞれ用紙Pに接して
用紙Pの幅方向の位置を規制する一対の原稿ガイド23
が設けられている。原稿ガイド23は、トレイ21上
に、給紙方向と直交する方向へスライド自在に支持され
ている。
【0016】原稿ガイド23には、それぞれラック部材
24が一体的に取付けられており、当該ラック部材24
は原稿供給トレイ21の下方に配置されている。また、
原稿供給トレイ21には、各原稿ガイド23に対応し
て、左右方向(給紙方向と直交する方向)に長孔25が
形成されている。そして、この長孔25を通じて、トレ
イ21上に配置される原稿ガイド23と、トレイ21の
下方に配置されるラック部材24とが連結部材26によ
り連結されている。
【0017】長孔25は互いに平行に配置され、ラック
部材24は、それぞれの歯部が対向するように互いに平
行に配置されている。原稿供給トレイ21の下方におけ
る、一対の原稿ガイド23の左右略中央部には、駆動手
段としてのモータ27の回転軸に取付けられたピニオン
ギア28が回転可能に枢支されている。このピニオンギ
ア28は、両ラック部材24間に配置され、両ラック部
材24と歯合している。すなわち、一対のラック部材2
4は、互いに対向する位置でピニオンギア28とそれぞ
れ歯合している。従って、モータ27の作動によりピニ
オンギア28が回転すれば、ラック部材24が互いに反
対方向に動き、ピニオンギア28の回転方向に応じて一
対の原稿ガイド23が長孔25に沿って互いに接近した
り離れたりする。
【0018】図4は、読み取り部10の要部構成を示す
ためにファクシミリ装置1の本体の正面から見た模式的
縦断面図である。この読み取り部10は、読み取りが可
能な原稿の幅以上の幅(図4では奥行き方向)を有する
透光板31,32を備えている。透光板31はFBS方
式による静止原稿の読み取り用であり、その読み取りが
可能な最大サイズの原稿より若干大きい長さ(図4では
左右方向)を有している。また、透光板32はADF方
式による移動原稿の読み取り用であり、上記透光板31
の左端近くに設けられており、数十mm程度の長さを有
している。
【0019】透光板31,32の下方には、原稿へ照射
されるべき光の光源と、原稿面から直交方向の反射光の
光路を原稿面と平行方向に変更するミラーとで構成され
る光源装置33と、光源装置33のミラーからの反射光
の光路を変更して集光レンズ34へ入射させる複数の反
射ミラー35と、集光レンズ34が集光した反射ミラー
からの反射光により原稿上の画素情報を光学的に読み取
る撮像装置36とが備えられている。なお、光源装置3
3、反射ミラー35、集光レンズ34及び撮像装置36
は、それぞれ透光板31,32の幅よりやや大きい幅
(図4では奥行き方向の長さ)を有している。
【0020】光源装置33及び反射ミラー35で構成さ
れる光学系は、図示されていない光学系駆動制御部によ
りその幾つかの定位置での停止制御及びそれらの間の移
動が制御される。但し、この場合、反射ミラー35の移
動量は光源装置33の移動量の1/2に制御される。光
源装置33の定位置としては、例えば移動原稿用の透光
板32の直下の位置であるADF方式の読み取り位置A
と、FBS方式用の透光板31のガイド機構30から遠
い側の端部(透光板31の上辺直下)のFBS方式の開
始位置Bと、FBS方式用の透光板31のガイド機構3
0に近い側の端部(透光板31の下辺直下)付近のFB
S方式の終了位置Cと、原稿の読み取りを行わない状態
において待機するためのホームポジションH等である。
なお、ホームポジションHは、FBS方式の開始位置B
よりやや位置A側、すなわちガイド機構30側に寄った
位置に定められている。
【0021】従って、参照符号33(A)にて示されて
いるように光源装置33が位置Aにある場合には、反射
ミラー35は参照符号35(A)で示されているように
光源装置33に極近い位置にあり、参照符号33(B)
で示されているように光源装置33が位置Bにある場合
には、反射ミラー35は参照符号35(B)で示されて
いるように位置Aと位置Bとのほぼ中央の位置にあり、
参照符号33(H)で示されているように光源装置33
が位置Hにある場合には、反射ミラー35は参照符号3
5(H)で示されているように、参照符号35(B)で
示されている位置より若干位置A側に移動した位置にあ
る。そして、FBS方式の読み取りを行う場合には、光
源装置33はFBS方式用の透光板31の右端部付近の
開始位置Bと左端部付近の終了位置Cとの間を往復移動
する。
【0022】FBS方式用の透光板31の上方には、透
光板31を覆うように、ブックプラテンカバー20が開
閉可能に設けられている。前記したように、ブックプラ
テンカバー20は、その上部に、ADF方式による読み
取り前のシート状の原稿をセットしておく原稿供給トレ
イ21と、原稿供給トレイ21の下方に、ADF方式に
よる読み取り後の原稿が排出される原稿排出トレイ22
とをそれぞれ備えている。また、原稿供給トレイ21の
原稿出口(図4で左端部)と原稿排出トレイ22の原稿
入口(図4で左端部)とは上下に並列に配置されてお
り、それらと近接し且つADF方式の透光板32上の位
置にはガイド機構30が備えられている。
【0023】図3において、原稿供給トレイ21の原稿
出口近辺には、原稿サイズ検出手段として4個のセンサ
S1、センサSA4、センサSB4、センサSA3がそ
れぞれ図示のような位置に並列に配置されている。これ
らのセンサのうち、センサS1は、原稿供給トレイ21
に原稿をセットしたときに原稿で隠れる位置に配置さ
れ、原稿供給トレイ21に原稿がセットされたか否かを
検出するためのセンサである。センサSA4,SB4,
SA3は、原稿供給トレイ21にセットされたそれぞれ
A4,B4,A3サイズの原稿で隠れる位置に配置さ
れ、原稿供給トレイ21にセットされたそれぞれA4,
B4,A3サイズの原稿のサイズ(幅)を検出するため
のセンサである。
【0024】以下の動作でも詳説するように、ユーザが
原稿供給トレイ21上に原稿を載置すると、原稿がA4
サイズである場合にはセンサS1とセンサSA4が原稿
の存在を検出し、原稿がB4サイズである場合にはセン
サS1とセンサSA4,SB4が原稿の存在を検出し、
原稿がA3サイズである場合にはセンサS1とセンサS
A4,SB4,SA3の全てが原稿の存在を検出する。
また、原稿がA4サイズよりも小さいサイズ(例えばB
5)である場合は、センサS1のみが原稿の存在を検出
する。これらのセンサS1,SA4,SB4,SA3に
よる原稿の検出結果は後述するCPU51に送られる。
【0025】ガイド機構30内には、原稿供給トレイ2
1の原稿出口に近接した位置に、原稿を1枚ずつ分離す
るための分離ローラ41が設けられている。また、AD
F方式の透光板32上にはこれと密着する状態で比較的
大径の移送ローラ42が配置されており、この移送ロー
ラ42を取り巻くように、複数の従動ローラ43が配置
されている。そして、分離ローラ41から複数の従動ロ
ーラ43を経て透光板32へ、更に透光板32から原稿
排出トレイ22の方向へ案内板が設けられており、また
分離ローラ41から移送ローラ42を経て原稿排出トレ
イ22の方向へも案内板が設けられており、矢印付きの
二点鎖線で示されているように、原稿供給トレイ21の
原稿出口から分離ローラ41及び移送ローラ42の周囲
を経て原稿排出トレイ22の原稿入口側に近接する位置
まで、原稿の移送経路が形成されている。
【0026】従って、ADF方式による場合は、原稿は
シート状の原稿の端部が分離ローラ41に押付けられ、
且つ原稿ガイド23で原稿供給トレイ21上の中央に位
置決めされた状態でセットされる。そして、原稿供給ト
レイ21にセットされた原稿の最上部の1枚が分離ロー
ラ41によって分離されて移送力を付与され、更に移送
ローラ42及び複数の従動ローラ43により原稿排出ト
レイ22の原稿入口へ向けて移送される。そして、その
間に、原稿はその表面(読み取られるべき画像が形成さ
れている面)が透光板32に押付けられつつ一定速度で
移送されることにより、光源装置33から光が照射され
て光学的な原稿読み取りが行われる。
【0027】なお、参照符号S2は原稿供給トレイ21
に原稿がセットされているか否か(原稿の有無)を検出
するためのセンサである。このセンサS2は、原稿供給
トレイ21にセットされた原稿の先端が分離ローラ41
に押付けられるため、分離ローラ41の原稿供給トレイ
21側の位置に配置されている。このセンサS2による
原稿の検出結果は後述するCPU51に送られる。
【0028】また、参照符号S3はADF方式によりガ
イド機構30内に供給された原稿のサイズ(幅)を検出
するためのセンサであり、分離ローラ41から透光板3
2までの原稿移送経路中の適宜の部分の、例えばA3,
B4,A4サイズにそれぞれ対応した位置に配置されて
いる。
【0029】図5は、この実施形態に係るファクシミリ
装置の機能構成例を示すブロック図である。なお、本発
明の自動給紙装置は、ファクシミリ装置としてのみなら
ず、ファクシミリ通信機能を有するパーソナルコンピュ
ータ、コピー機として複合された装置等、種々の装置に
組み込むことが可能である。
【0030】制御部として機能するCPU51は、バス
50を介して例えばLCD(液晶表示デバイス)を利用
した表示部15(図1参照)と、数字キー、文字キー及
び種々のファンクションキー等で構成される操作部16
(図1参照)と、このファクシミリ装置の動作手順のプ
ログラム等が格納されているROM52と、種々のデー
タを一時記憶する記憶手段として機能するRAM53
と、2値画像信号の符号化・復号化を行うコーデック
(CODEC)54等のデジタル信号処理を司る部分と
接続されている。
【0031】また、CPU51はバス50を介して、C
CD(電荷結合素子)を撮像素子として使用した撮像装
置36を有する原稿の読み取り部10と、撮像装置36
により読み取られたアナログ信号を2値化してデジタル
画像信号に変換する画像処理回路55と、デジタル画像
信号を用紙に印字するプリンタ56等の画像の読み取り
及び印字を行う部分と接続されている。更に、CPU5
1はバス50を介して、一対の原稿ガイド23を移動さ
せる駆動手段としてのモータ27の回転方向や回転量等
を制御するモータドライバ57に接続されている。そし
て、CPU51はバス50を介して、この装置を通信回
線網60に接続する網制御装置(NCU)58及びモデ
ム59等の通信機能を司る部分とも接続されている。
【0032】なお、前記センサS1,SA4,SB4,
SA3は、いずれも図5のブロック図においては読み取
り部10に接続されており、これらのセンサS1,SA
4,SB4,SA3からの検出信号はバス50を介して
CPU51に送られる。
【0033】次に、このファクシミリ装置1における自
動給紙動作について図6〜図8のフロー図を参照して説
明する。但し、原稿供給トレイ21に原稿をセットする
前には、原稿ガイド23は最大幅の位置にある。
【0034】まず、図6のフロー図のステップST1に
おいて、原稿供給トレイ21に原稿がセットされたか否
か、すなわちセンサS1が原稿を検出したかどうかを判
定し、この判定がNOの場合は、ステップST2におい
て、センサSA4が原稿を検出したか判定し、この判定
もNOの場合は、ステップST3において、センサSB
4が原稿を検出したか判定し、この判定もNOの場合
は、ステップST4において、センサSA3が原稿を検
出したか判定し、この判定もNOの場合は、原稿供給ト
レイ21に原稿が置かれなかったことになるので、ステ
ップST1に戻り、ステップST1〜ST4の処理を繰
り返しつつ待機する。
【0035】ステップST1〜ST4のいずれかの判定
がYESであると、つまり原稿供給トレイ21に原稿が
セットされると、図7のフロー図のステップST5に移
行する。ステップST5においては、モータ27を駆動
して一対の原稿ガイド23をA4位置まで移動させる。
これにより、まず原稿ガイド23が最小幅まで移動す
る。次いで、ステップST6において、モータ27を駆
動して一対の原稿ガイド23を最大幅(A3よりも幾分
大きい幅)まで移動させる。
【0036】その後、ステップST7において、センサ
S1がONかどうか判定し、この判定がNOのときは、
原稿供給トレイ21にセットされた原稿がA4よりも小
さいサイズであることになるので、ステップST9にお
いて、A4よりも小さいサイズ(例えばB5)の原稿が
セットされた旨を表示部15に表示する。そして、ステ
ップST10において、モータ27を駆動して原稿ガイ
ド23を最大幅まで移動させ、待機状態とし、当該処理
を終了する。
【0037】ステップST7の判定がYESの場合は、
ステップST8において、センサSA4がONか判定
し、この判定がNOのときは、原稿供給トレイ21にセ
ットされた原稿がA4よりも小さいサイズであるので、
前記と同様にステップST9において、A4よりも小さ
いサイズ(例えばB5)の原稿がセットされた旨を表示
部15に表示する。そして、ステップST10におい
て、モータ27を駆動して原稿ガイド23を最大幅まで
移動させ、待機状態とし、当該処理を終了する。
【0038】ステップST8の判定がYESの場合は、
図8のフロー図のステップST13に移行する。ステッ
プST13においては、センサSB4がONか判定し、
この判定がNOのときは、センサS1,SA4がONで
あるから、ステップST18において、セットされた原
稿がA4サイズであると判断する。従って、次のステッ
プST19において、モータ27を駆動して、原稿ガイ
ド23をA4幅まで移動させる。これにより、原稿ガイ
ド23はA4サイズの原稿の両端に軽く接触する。その
後、ステップST20において、A4サイズの原稿を1
枚ずつ自動で給紙し、読み取り部10で原稿の画像を読
み取り、その画像データを取り込む。全ての原稿の読み
取りが終了したら、ステップST24に移行し、モータ
27を駆動して、原稿ガイド23を最大幅まで移動さ
せ、再び待機状態とし、当該処理を終了する。
【0039】一方、ステップST13の判定がYESの
場合は、次のステップST14において、センサSA3
がONか判定し、この判定がNOのときは、センサS
1,SA4,SB4がONであるから、ステップST2
1において、セットされた原稿がB4サイズであると判
断する。そこで、ステップST22において、モータ2
7を駆動して、原稿ガイド23をB4幅まで移動させて
から、ステップST23において、B4サイズの原稿を
1枚ずつ自動で給紙し、読み取り部10で原稿の画像を
読み取り、その画像データを取り込む。全ての原稿の読
み取りが終了したら、ステップST24に移行し、モー
タ27を駆動して、原稿ガイド23を最大幅まで移動さ
せ、再び待機状態とし、当該処理を終了する。
【0040】また、ステップST14の判定がYESの
場合は、全てのセンサS1,SA4,SB4,SA3が
ONであるから、ステップST15において、セットさ
れた原稿がA3サイズであると判断する。続いて、ステ
ップST16において、モータ27を駆動して、原稿ガ
イド23をA3幅まで移動させてから、ステップST1
7において、A3サイズの原稿を1枚ずつ自動で給紙
し、読み取り部10で原稿の画像を読み取り、その画像
データを取り込む。全ての原稿の読み取りが終了した
ら、ステップST24に移行し、モータ27を駆動し
て、原稿ガイド23を最大幅まで移動させ、再び待機状
態とし、当該処理を終了する。
【0041】なお、上記実施形態では、原稿供給トレイ
21にセットされた原稿の最小検出サイズはA4である
が、それよりも小さいサイズ(例えばB5)の原稿にも
対応できるようにしてもよい。その場合には、B5の位
置にもセンサを配置し、上記フロー図のアルゴリズムも
センサSA4,SB4,SA3に準じて変更すればよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1記載の自動給紙装置によれば、原稿サイズ検出手段に
より検出された原稿サイズに従って原稿ガイドが駆動手
段により原稿サイズの位置まで自動的に移動するので、
ユーザが原稿ガイドを動かす手間を省くことができる。
【0043】また、請求項2の構成とすれば、例えばフ
ァクシミリ装置やコピー装置等に現在組み込まれている
自動給紙装置の構成をそのまま流用することができ、コ
スト増を抑制できる。
【0044】更に、請求項3の構成とすれば、まず、原
稿ガイドを最小幅の位置まで移動させることによって、
原稿供給部にばらけた状態でセットされた複数枚の原稿
を或る程度規制することができる。次に、原稿ガイドを
最大幅の位置まで移動させてから、或る程度規制した複
数枚の原稿のサイズを検出することによって、できるだ
け正しい原稿サイズを検出することができる。そして、
検出した原稿サイズの位置まで原稿ガイドを移動させる
ことによって、各原稿の幅を整えること、すなわち原稿
を幅方向に揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る自動給紙装置を組み込んだファ
クシミリ装置の斜視図である。
【図2】同ファクシミリ装置におけるブックプラテンカ
バーの拡大斜視図である。
【図3】図2に示すブックプラテンカバーの一部省略拡
大平面図である。
【図4】同ファクシミリ装置における読み取り部の要部
構成を示すためにファクシミリ装置の本体の正面から見
た模式的縦断面図である。
【図5】同ファクシミリ装置の機能構成例を示すブロッ
ク図である。
【図6】同ファクシミリ装置における自動給紙動作を示
すフロー図である。
【図7】図6のフロー図に続くフロー図である。
【図8】図7のフロー図に続くフロー図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 10 読み取り部 20 ブックプラテンカバー 21 原稿供給トレイ 22 原稿排出トレイ 23 原稿ガイド 24 ラック部材 25 長孔 26 連結部材 27 モータ(駆動手段) 28 ピニオンギア 51 CPU(制御部) S1,SA4 センサ(原稿サイズ検出手段) SB4,SA3 センサ(原稿サイズ検出手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 AA04 BA17 BA24 BA35 BA41 BB04 3F048 AA05 AB01 BA07 BB02 CB05 DA03 DB07 DC14 3F063 AA01 AB07 BA08 BC02 CA09 CD07 3F343 FA03 FB02 FB04 HD07 HE04 HE23 KB03 LA04 LA13 LC04 LC11 LD22 MA03 MA23 MA26 MB03 MB09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿供給部にセットされた原稿を1枚ずつ
    読み取り部まで搬送する自動給紙装置であって、 前記原稿供給部に給紙方向と直交する方向にスライド自
    在に設けられた一対の原稿ガイドと、この一対の原稿ガ
    イドを前記直交方向に移動させる駆動手段と、原稿供給
    部にセットされた原稿のサイズを検出する原稿サイズ検
    出手段と、この原稿サイズ検出手段により検出された原
    稿サイズに応じて原稿ガイドの移動を制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする自動給紙装置。
  2. 【請求項2】前記原稿サイズ検出手段は、各種原稿サイ
    ズに応じて前記直交方向に間隔を開けて配置された、定
    型サイズの原稿の有無を検出する複数のオン・オフセン
    サであることを特徴とする請求項1記載の自動給紙装
    置。
  3. 【請求項3】前記制御部は、原稿供給部に原稿がセット
    されると、原稿ガイドをまず最小幅の位置まで移動さ
    せ、次に最大幅の位置まで移動させ、その後に原稿のサ
    イズを検出し、次いで検出した原稿サイズの位置まで原
    稿ガイドを移動させることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の自動給紙装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7854427B2 (en) 2005-09-22 2010-12-21 Funai Electric Co., Ltd. Paper feed tray unit for a printer
JP2012153478A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Ricoh Co Ltd シート位置合わせ装置、シート載置装置、画像形成装置、及び画像読取装置

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