JP2003127563A - クリームハンダ塗布用マスク - Google Patents

クリームハンダ塗布用マスク

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JP2003127563A
JP2003127563A JP2001321576A JP2001321576A JP2003127563A JP 2003127563 A JP2003127563 A JP 2003127563A JP 2001321576 A JP2001321576 A JP 2001321576A JP 2001321576 A JP2001321576 A JP 2001321576A JP 2003127563 A JP2003127563 A JP 2003127563A
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cream solder
coating
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JP2001321576A
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Takashi Higuchi
貴志 樋口
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布高さが異なる部分に対してもクリームハ
ンダの均一な塗布が安定して行うことができるクリーム
ハンダ塗布用マスクを提供する。 【解決手段】 プリント基板11は上側回路基板11a
と下側回路基板11bとからなる二層構造とされ、クリ
ームハンダ13塗布面側に凹凸状の段差を有する。メタ
ルマスク12はプリント基板11表面のクリームハンダ
13塗布位置に対応して塗布開口12aがそれぞれ形成
される。プリント基板11の凹部17位置におけるクリ
ームハンダ13塗布位置に対応した塗布開口12aの周
縁部下面側に、その周縁部に沿って環状で、かつ段差の
高さに対応して突出する基板表面当接脚部18が備えら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、積層構造等によっ
て凹凸状の段差を有するプリント基板表面にクリームハ
ンダを塗布する際に使用されるクリームハンダ塗布用マ
スクに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、プリント基板にクリームハンダを
塗布するスクリーン印刷においては、図6に示される如
く、プリント基板1上のクリームハンダ塗布位置に対応
して塗布開口2aがそれぞれ形成されたクリームハンダ
塗布用マスクとしての平板状のメタルマスク2を載置
し、図7および図8に示される如く、メタルマスク2上
に供給されたクリームハンダ3をスキージ4で引き伸ば
して塗布開口2a内にクリームハンダ3を押し込むこと
により、塗布開口2a内にクリームハンダ3が充填され
てプリント基板1上に塗布され、その後、図9に示され
る如く、メタルマスク2を取り除くことによってプリン
ト基板1上の所定位置にクリームハンダ3が塗布される
方式とされていた。 【0003】この際、塗布されるハンダ量はメタルマス
ク2の厚みにより決められ、通常、150〜200μm
の厚みのメタルマスク2が一般的に使用されている。 【0004】このようなクリームハンダの塗布方式とし
ては、例えば、特開平63−290682号公報、特開
平4−181797号公報、特開平4−276692号
公報等に開示の如くである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
回路基板が積層された積層構造のプリント基板における
積層位置の異なった回路基板間にまたがって実装される
電子部品にあっては、実装位置に対応して同様にクリー
ムハンダを塗布しようとすれば、相互のクリームハンダ
塗布位置における塗布高さが異なるため、上記従来のよ
うな平板状のメタルマスクを使用したクリームハンダ塗
布方式によれば、良好な塗布が行えないという問題があ
った。 【0006】例えば、図10に示される如く、プリント
基板1が上側回路基板1aと下側回路基板1bとからな
る二層構造とされ、上側回路基板1aにおける下側回路
基板1bの所定位置に対応した部分に、回路取出用の開
口部6が備えられている場合、クリームハンダ3塗布面
側が凹凸状の段差を有した構造となる。 【0007】そして、前述同様、プリント基板1上にメ
タルマスク2を載置し、メタルマスク2上に供給された
クリームハンダ3をスキージ4で塗布開口2a内にクリ
ームハンダ3を押し込むことにより、クリームハンダ3
をプリント基板1上に塗布した場合、図11に示される
如く、上側回路基板1a上に対するクリームハンダ3の
塗布は従来同様に良好に塗布できるが、開口部6位置に
対応した下側回路基板1b上に対するクリームハンダ3
の塗布においては、メタルマスク2の塗布開口2aより
も開口部6が広く、塗布開口2a下方で空間が広がった
凹部7構造となっている。 【0008】従って、塗布開口2aを通じて押し込まれ
たクリームハンダ3は、凹部7内で予行方向に自由に広
がるため、塗布開口2aに対する充填が行えず、塗布開
口2aに対応した下側回路基板1bの塗布必要領域S上
に良好な塗布が行えず、また、塗布開口2aを通じて押
し込まれるハンダ塗布量も安定せず、しかもその塗布形
状も形が崩れるという問題があり、このような凹凸状の
段差を有する塗布高さの異なるプリント基板1に対して
は、クリームハンダの塗布が良好に行えない欠点があっ
た。 【0009】そこで、本発明の課題は、塗布高さが異な
る部分に対してもクリームハンダの均一な塗布が安定し
て行うことができるクリームハンダ塗布用マスクを提供
することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、クリームハンダ塗布面側に凹凸状の段
差を有するプリント基板表面のクリームハンダ塗布位置
に対応して塗布開口が形成されたクリームハンダ塗布用
マスクにおいて、前記プリント基板の凹部位置における
前記クリームハンダ塗布位置に対応した前記塗布開口の
周縁部下面側に、その周縁部に沿って環状で、かつ前記
段差の高さに対応して突出する基板表面当接脚部が備え
られてなる点にある。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図面に基づいて説明すると、図1に示される如く、プリ
ント基板11は前述同様、上側回路基板11aと下側回
路基板11bとからなる二層構造とされ、上側回路基板
11aにおける下側回路基板11bの所定位置に対応し
た部分に、回路取出用の開口部16が備えられ、クリー
ムハンダ塗布面側が凹凸状の段差を有した構造とされて
いる。 【0012】そして、クリームハンダ塗布用マスクとし
てのメタルマスク12は、略平板状に構成されており、
プリント基板11上のクリームハンダ塗布位置に対応し
た部分にはそれぞれ塗布開口12aが形成されている。 【0013】この際、プリント基板11の凹部17位置
となっている開口部16位置に対応した下側回路基板1
1b上のクリームハンダ塗布位置に対応する塗布開口1
2aの周縁部下面側には、その周縁部に沿って矩形環状
で、かつ段差の高さ、即ち上側回路基板11aの厚みに
対応して突出する基板表面当接脚部18がメタルマスク
12に一体形成されている。 【0014】そして、プリント基板11上にメタルマス
ク12を載置した状態においては、図2に示される如
く、メタルマスク12下面が上側回路基板11a表面に
当接すると共に、基板表面当接脚部18下面が下側回路
基板11b表面に当接する構造とされている。 【0015】本実施形態は以上のように構成されてお
り、プリント基板11にクリームハンダ13を塗布する
場合には、従来同様、図1に示される如く、プリント基
板11におけるクリームハンダ1の塗布面側よりメタル
マスク12を所定位置に載置する。 【0016】次に、図2および図5に示される如く、そ
のメタルマスク12上に供給されたクリームハンダ13
をスキージ14で引き伸ばして塗布開口12a内にクリ
ームハンダ13を押し込むことにより、塗布開口12a
内にクリームハンダ13が充填されてプリント基板11
の上側回路基板11aおよび下側回路基板11bの所定
の塗布位置上に塗布され、その後、図4に示される如
く、メタルマスク12を取り除くことによってプリント
基板11上の所定位置にクリームハンダ13がそれぞれ
塗布された状態が得られる。 【0017】このクリームハンダ13の塗布開口12a
内に対する充填に際して、凹部17位置に対応する部分
には、下側回路基板11b表面に当接する基板表面当接
脚部18が備えられているため、塗布開口12a内に押
し込まれたクリームハンダ13の凹部17内における横
方向移動が基板表面当接脚部18によって規制され、凹
部17位置における塗布開口12a部分でも良好な充填
が行え、従って、塗布開口12aに対応した下側回路基
板11bの塗布必要領域S上に対しても良好な塗布が行
え、しかも塗布開口2aを通じて押し込まれるハンダ塗
布量や塗布形状も安定し、ここに、このような凹凸状の
段差を有する塗布高さの異なるプリント基板11に対し
ても、クリームハンダ13の均一な塗布が安定して行う
ことができる。 【0018】図5は第2の実施形態を示しており、第1
の実施形態と同様構成部分は同一符号を付しその説明を
省略する。 【0019】即ち、本実施形態によれば、上側回路基板
11aに備えられた開口部16が大形とされ、幅広の凹
部17とされている。そして、塗布開口12aの周縁部
下面側に備えられた基板表面当接脚部18の肉厚は幾分
厚肉に形成された構造とされている。 【0020】従って、本実施形態においても第1の実施
形態と同様の効果を奏すると共に、基板表面当接脚部1
8が厚肉に形成されているため、基板表面当接脚部18
部分の剛性が向上でき、塗布開口12aに対するクリー
ムハンダ13の押し込み充填時における支持安定性に優
れる利点もある。 【0021】なお、上記各実施形態において、プリント
基板11が上側回路基板11aと下側回路基板11bと
の二層構造とされたものを開示しているが、三層や四層
の多層構造等であってもよく、クリームハンダ13塗布
面に凹凸状の段差があれば、同様に適用できる。 【0022】また、多層構造におけるプリント基板11
の各層にそれぞれクリームハンダ13塗布面が存在する
場合には、各塗布面の高さに応じて各基板表面当接脚部
18の長さをそれぞれ決定すればよい。 【0023】さらに、上記各実施形態においては、一部
のみを示しているが、塗布高さの異なる塗布位置が複数
存在する場合には、複数位置にそれぞれ基板表面当接脚
部18を備える構造とすればよい。 【0024】また、塗布開口12aの形状も矩形に限ら
ず、円形や楕円等であってもよく、必要に応じて適宜決
定すればよい。 【0025】 【発明の効果】以上のように、本発明のクリームハンダ
塗布用マスクによれば、プリント基板の凹部位置におけ
るクリームハンダ塗布位置に対応したマスクにおける塗
布開口の周縁部下面側に、その周縁部に沿って環状で、
かつ前記段差の高さに対応して突出する基板表面当接脚
部が備えられてなるものであり、塗布高さが異なる部分
に対してもクリームハンダの均一な塗布が安定して行う
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施形態を示す要部断面図であ
る。 【図2】同クリームハンダ塗布工程説明図である。 【図3】同クリームハンダ塗布工程説明図である。 【図4】同クリームハンダ塗布工程説明図である。 【図5】第2の実施形態を示す要部断面図である。 【図6】従来例を示す要部断面図である。 【図7】同クリームハンダ塗布工程説明図である。 【図8】同クリームハンダ塗布工程説明図である。 【図9】同クリームハンダ塗布工程説明図である。 【図10】比較例としてのクリームハンダ塗布工程説明
図である。 【図11】同クリームハンダ塗布工程説明図である。 【符号の説明】 11 プリント基板 11a 上側回路基板 11b 下側回路基板 12 メタルマスク 12a 塗布開口 13 クリームハンダ 14 スキージ 16 開口部 17 凹部 18 基板表面当接脚部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 クリームハンダ塗布面側に凹凸状の段差
    を有するプリント基板表面のクリームハンダ塗布位置に
    対応して塗布開口が形成されたクリームハンダ塗布用マ
    スクにおいて、 前記プリント基板の凹部位置における前記クリームハン
    ダ塗布位置に対応した前記塗布開口の周縁部下面側に、
    その周縁部に沿って環状で、かつ前記段差の高さに対応
    して突出する基板表面当接脚部が備えられてなることを
    特徴とするクリームハンダ塗布用マスク。
JP2001321576A 2001-10-19 2001-10-19 クリームハンダ塗布用マスク Abandoned JP2003127563A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102369110A (zh) * 2009-12-16 2012-03-07 松下电器产业株式会社 丝网印刷系统和用于清洁丝网印刷系统的掩模的方法

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