JP2004221387A - プリント配線板における電子部品実装方法 - Google Patents

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Yasumitsu Yamanaka
康充 山中
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
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Abstract

【課題】電子部品のリードの位置決めが容易であると共に、リードが接続される接続部位における隣接部分とのショートの発生を有効に防止したプリント配線板における電子部品実装方法を提供する。
【解決手段】プリント配線板12の最上位層に印刷される第2のレジスト層5の膜厚を、導電層2、4の膜厚よりも厚い厚膜に形成し、半導体チップ8のリード8aが接続される第1の導電層2の接続部位10周囲を厚膜に形成された第2のレジスト層5の壁5aで囲繞する。接続部位10に対して半導体チップ8のリード8aを配置し、この配置状態で接続部位10部分にディスペンサ14により導電性接着剤15を塗布して、プリント配線板12に印刷された第1の導電層2にリード8aを電気的に接続する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント配線板に印刷された回路パターンに電子部品を実装するためのプリント配線板における電子部品実装方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、プリント配線板に印刷された回路パターンに電子部品を実装する方法として、プリント配線板に印刷された回路の所定位置に導電性接着剤膜を印刷し、この導電性接着剤膜が硬化しないうちに電子部品のリードをその導電性接着剤膜に載置していた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この際、リードと回路との接続を確実とするために付与される圧力により導電性接着剤膜が横方向に広がり、その接続する部分のピッチが狭いと、隣接する導電性接着剤膜と接触してショートするおそれがあるため、電子部品の実装時に導電性接着剤膜が横方向に広がってもショートしないように、予め導電性接着剤膜におけるリードが載置される部分を細幅のくびれた形状に形成して、ショートの発生を防止する方法が採用されていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−298127号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、電子部品のリードが載置される部位が導電性接着剤膜における細幅とされたくびれ部分であるため、電子部品の各リードを所定の各くびれ部分に精度よく位置決めするのが難しいという問題があった。
【0006】
そこで、この発明の課題は、電子部品のリードの位置決めが容易であると共に、リードが接続される接続部位における隣接部分とのショートの発生を有効に防止したプリント配線板における電子部品実装方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための技術的手段は、プリント配線板に印刷された導電層に電子部品のリードを導電性接着剤により電気的に接続するプリント配線板における電子部品実装方法において、前記プリント配線板の最上位層に印刷される絶縁ペーストの膜厚を、導電層の膜厚よりも厚い厚膜に形成し、前記リードが接続される前記導電層の接続部位周囲を前記厚膜に形成された絶縁ペーストの壁で囲繞する点にある。
【0008】
また、前記接続部位に対して前記電子部品の前記リードを配置し、この配置状態で接続部位部分に接着剤塗布装置により前記導電性接着剤を塗布する方法としてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1ないし図4は、印刷法によるプリント配線板の製造方法の一例を示しており、基板1上にスクリーン版を利用して銀ペースト等により所望の回路パターンの第1の導電層2を形成する(第1導電層形成工程)。
【0010】
次に、エポキシ系やポリエステル系等からなる絶縁ペーストを印刷した後、不要領域を露光除去して第1のレジスト層3を形成する(第1レジスト層形成工程)。
【0011】
その後、上記第1導電層形成工程と同様にして上層の第2の導電層4を形成し(第2導電層形成工程)、さらに、上記第1レジスト層形成工程と同様にして第2のレジスト層5を形成する(第2レジスト層形成工程)。
【0012】
この際、最上位層として印刷される第2のレジスト層5は、各導電層2、4の膜厚よりも厚い厚膜に形成している。本実施形態では、例えば各導電層2、4の膜厚(略5μm)に対して略3倍程度の膜厚(略15μm)に形成されている。このような厚膜の第2のレジスト層5を形成する方法としては、複数回の重ね塗り印刷等により形成すればよい。
【0013】
また、図5に示される如く、電子部品の一例としてのフォトトランジスタ、フォトダイオード等の半導体チップ8の各リード8aが接続される接続部位10(ランド部)に対応する部分の第2のレジスト層5は露光処理により除去されて第1の導電層2が露出した状態とされている。従って、各接続部位10はその周囲を厚膜に形成された第2のレジスト層5の壁5aにより囲繞した構造とされている。
【0014】
なお、露光処理により第1の導電層2の接続部位10を露出する方法に換えて、マスクにより接続部位10部分に第2のレジスト層5が印刷されない方法を採用してもよい。
【0015】
次に、このようにして製造されたプリント配線板12に、半導体チップ8を実装する場合には、図5に示される如く、半導体チップ8の各リード8aを各接続部位10に対応させて載置状に配置し、この配置状態で、図6に示される如く、凹状となっている各接続部位10部分に接着剤塗布装置としてのディスペンサ14により、例えば銀粒子を混入したエポキシ系の熱硬化性導電性接着剤15を塗布し、その後、硬化させれば、電気的に接続した実装状態が得られる(電子部品実装工程)。
【0016】
本実施形態における電子部品実装方法によれば、厚膜に形成された第2のレジスト層5の壁5aで囲繞された接続部位10部分に半導体チップ8のリード8aを導電性接着剤15により電気的に接続する方法であり、厚膜の壁5aによって隣接配置された接続部位10への導電性接着剤15の溢れが防止でき、従って、各接続部位10間のピッチが狭い場合であってもショートの発生が有効に防止でき、接続信頼性が向上する。
【0017】
また、厚膜に形成された第2のレジスト層5の壁5aに囲まれた各接続部位10に、半導体チップ8の各リード8aを対応させて載置状に配置すればよく、厳密な位置決め精度が要求されず、半導体チップ8の位置決めも容易に行える利点がある。
【0018】
図7は第2の実施形態を示しており、前記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0019】
即ち、第1の実施形態においては、半導体チップ8の各リード8aと各接続部位10との相互間に間隙を有した構造を示しているが、本実施形態においては、各リード8aと各接続部位10とが当接した載置状態で半導体チップ8が配置される構造とされている。
【0020】
そして、第1の実施形態と同様にして導電性接着剤15を塗布して硬化させればよく、本実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を奏する。
【0021】
なお、半導体チップ8の実装に際して、導電性接着剤15を塗布する前に、位置固定用の接着剤によりリード8aを接続部位10に予め仮固定しておいてもよい。この場合、導電性接着剤15により電気的に接続する際の半導体チップ8の位置ズレが有効に防止できる利点がある。
【0022】
また、各実施形態においては、接続部位10に対する各リード8aの接続部分が第2のレジスト層5の壁5aに囲まれた部分に収まる構造とされているが、第2のレジスト層5の膜厚は、導電性接着剤15が溢れない程度の高さの壁5aが形成できればよく、必要に応じて適宜決定すればよい。
【0023】
さらに、導電層2、4が二層とされたプリント配線板12を示しているが、三層や四層等とされたプリント配線板12であってもよく、この場合においても最上位層となる絶縁ペーストを所定の厚膜に形成すればよい。
【0024】
また、導電性接着剤15として銀粒子を混入したエポキシ系の熱硬化性導電性接着剤15を例示しているが、銀粒子に限らず、その他の導電性を有する粒子を混入させた接着剤であってもよく、実施形態のものに何ら限定されない。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明のプリント配線板における電子部品実装方法によれば、プリント配線板の最上位層に印刷される絶縁ペーストの膜厚を、導電層の膜厚よりも厚い厚膜に形成し、電子部品のリードが接続される導電層の接続部位周囲を厚膜に形成された絶縁ペーストの壁で囲繞する方法であり、また、接続部位に対して電子部品のリードを配置し、この配置状態で接続部位部分に接着剤塗布装置により導電性接着剤を塗布する方法であるため、最上位層の絶縁ペーストによる厚膜の壁によって隣接配置された接続部位への導電性接着剤の溢れが防止でき、接続部位のピッチが狭い場合であってもショートの発生が有効に防止でき、接続信頼性が向上する。
【0026】
また、厚膜に形成された絶縁ペーストの壁に囲まれた接続部位に、電子部品のリードを対応させて配置すればよく、厳密な位置決め精度が要求されず、電子部品のリードの位置決めも容易に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるプリント配線板の製造工程説明図である。
【図2】プリント配線板の製造工程説明図である。
【図3】プリント配線板の製造工程説明図である。
【図4】プリント配線板の製造工程説明図である。
【図5】電子部品の実装工程説明図である。
【図6】電子部品の実装工程説明図である。
【図7】第2の実施形態における断面説明図である。
【符号の説明】
1 基板
2 第1の導電層
3 第1のレジスト層
4 第2の導電層
5 第2のレジスト層
8 半導体チップ
8a リード
10 接続部位
12 プリント配線板
14 ディスペンサ
15 導電性接着剤

Claims (2)

  1. プリント配線板に印刷された導電層に電子部品のリードを導電性接着剤により電気的に接続するプリント配線板における電子部品実装方法において、
    前記プリント配線板の最上位層に印刷される絶縁ペーストの膜厚を、導電層の膜厚よりも厚い厚膜に形成し、前記リードが接続される前記導電層の接続部位周囲を前記厚膜に形成された絶縁ペーストの壁で囲繞することを特徴とするプリント配線板における電子部品実装方法。
  2. 前記接続部位に対して前記電子部品の前記リードを配置し、この配置状態で接続部位部分に接着剤塗布装置により前記導電性接着剤を塗布することを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板における電子部品実装方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006332615A (ja) * 2005-04-25 2006-12-07 Brother Ind Ltd パターン形成方法
US8435440B2 (en) 2005-04-25 2013-05-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Method for forming a conductive pattern and a wired board

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JP2006332615A (ja) * 2005-04-25 2006-12-07 Brother Ind Ltd パターン形成方法
US8435440B2 (en) 2005-04-25 2013-05-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Method for forming a conductive pattern and a wired board
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