JP2003127119A - プレキャスト柱部材の製造方法及び製造用型枠 - Google Patents

プレキャスト柱部材の製造方法及び製造用型枠

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JP2003127119A JP2001323326A JP2001323326A JP2003127119A JP 2003127119 A JP2003127119 A JP 2003127119A JP 2001323326 A JP2001323326 A JP 2001323326A JP 2001323326 A JP2001323326 A JP 2001323326A JP 2003127119 A JP2003127119 A JP 2003127119A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プレキャスト柱部材の製造に必要な作業面積
を少なくする。 【解決手段】 架台2に、複数の断面矩形状プレキャス
ト柱部材の各一側面を夫々形成させるための固定型枠3
を固定し、他側面を形成させるための外型枠5を垂立固
定し、底面を形成させるための底型枠4を架台2上に設
置し、底型枠4を架台2に対して傾動させて外型枠5と
底型枠4を固定型枠3から離間させ、複数の各プレキャ
スト柱部材の正面と背面を形成せしめるための可動型枠
を、固定型枠3と外型枠5間に介挿して底型枠4上に設
け、傾斜した底型枠4を復元させて、可動型枠と固定型
枠3を密着させ、底型枠4と固定型枠3と外型枠5と可
動型枠とからなる,プレキャスト型枠1を形成し、プレ
キャスト型枠1にコンクリートを打設、養生後、底型枠
4を架台2に対して傾斜させて固定型枠3から離型し、
次いで可動型枠を取り外し、複数のプレキャスト柱部材
を取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレキャスト柱部材
(PCa柱部材)の製造方法及び製造用型枠、特に建物の
柱部材に用いるプレキャスト柱部材の製造方法及び製造
用型枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレキャスト柱部材を製造するに
は、柱主筋およびせん断補強筋をセットし、この周囲に
型枠を建て込んだあと、この型枠内にコンクリートを打
設していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
のプレキャスト柱部材の製造方法では、1柱部材ごとに
その周囲に作業スペースが必要で、またプレキャスト柱
部材から脱型した型枠を保管しておくストックスペース
が必要で、プレキャスト柱部材の製造に必要な作業面積
が大きくなり、建築現場(サイト)やプレキャスト製造
工場の敷地面積が増大するという欠点があった。
【0004】本発明は上記のような欠点を除くようにし
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプレキャスト柱
部材製造用型枠は、並列した複数の断面矩形状のプレキ
ャスト柱部材を製造するためのプレキャスト型枠を固定
する架台と、並列した複数のプレキャスト柱部材の各一
側面を形成せしめるため上記架台に固定した固定型枠
と、並列した複数のプレキャスト柱部材の各底面を形成
せしめるため上記架台に傾動自在に設けた底型枠と、並
列した複数のプレキャスト柱部材の各他側面を形成せし
めるため上記底型枠に固定した外型枠と、各プレキャス
ト柱部材の正面と背面を形成せしめるため上記底型枠上
に設けた複数の可動型枠と、上記底型枠を上記架台に対
して傾動せしめる傾動手段とよりなり、上記傾動手段に
より上記底型枠を傾動せしめることにより、上記外型枠
及び可動型枠が上記固定型枠から離間する方向に移動す
ることを特徴とする。
【0006】また、本発明のプレキャスト柱部材製造用
型枠は、2列に並列した複数の断面矩形状のプレキャス
ト柱部材を製造するためのプレキャスト型枠を固定する
共通の架台と、各並列した複数のプレキャスト柱部材の
各一側面を形成せしめるため上記架台に固定した共通の
固定型枠と、各並列した複数のプレキャスト柱部材の各
底面を形成せしめるため上記架台に傾動自在に設けた各
列毎の底型枠と、各並列した複数のプレキャスト柱部材
の各他側面を形成せしめるため上記各底型枠に固定した
外型枠と、各プレキャスト柱部材の正面と背面を形成せ
しめるため上記各底型枠上に設けた複数の可動型枠と、
上記各底型枠を上記架台に対して夫々傾動せしめる各列
毎の傾動手段とよりなり、上記各傾動手段により上記各
底型枠を傾動せしめることにより、上記各外型枠及び可
動型枠が上記固定型枠から離間する方向に移動すること
を特徴とする。
【0007】本発明のプレキャストコンクリート柱部材
の製造方法は、並列した複数の断面矩形状のプレキャス
ト柱部材を製造するための架台を設置する工程と、この
架台に、並列した複数のプレキャスト柱部材の各一側面
を夫々形成せしめるための固定型枠を固定する工程と、
並列した複数のプレキャスト柱部材の各他側面を形成せ
しめるための外型枠とこの外型枠を垂立固定せしめた、
並列した複数のプレキャスト柱部材の各底面を形成せし
めるための底型枠とを上記架台上に設置する工程と、上
記底型枠を上記架台に対して傾動せしめ、上記外型枠を
上記固定型枠から離間せしめる工程と、上記各プレキャ
スト柱部材の正面と背面を形成せしめるための可動型枠
を、上記固定型枠と上記外型枠間に介挿せしめ上記底型
枠上に設ける工程と、傾斜した上記底型枠を復元せしめ
て、上記可動型枠と上記固定型枠を密着せしめ、上記底
型枠と、上記固定型枠と、外型枠と、可動型枠とからな
る各プレキャスト型枠を形成せしめる工程と、上記各プ
レキャスト型枠にコンクリートを打設する工程と、上記
打設された各コンクリート柱を養生せしめて複数のプレ
キャスト柱部材を製造せしめる工程と、上記底型枠を上
記架台に対して傾斜せしめ、上記各プレキャスト柱部材
から固定型枠を脱型する工程と、上記プレキャスト型枠
からこれに対応する可動型枠を取り外す工程と、上記可
動型枠を取り外したことにより、剥き出しになったプレ
キャスト柱部材を取り外す工程と、上記プレキャスト柱
部材を取り外したことにより剥き出しになった可動型枠
を取り外す工程と、より成ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
【0009】本発明のプレキャスト柱部材の製造用型枠
1は図1及び図2に示すように、複数の断面矩形状のプ
レキャスト柱部材を並列して1度に製造するためのプレ
キャスト型枠を固定する架台2と、上記並列した複数の
プレキャスト柱部材の各一側面1aを夫々形成せしめる
ため、上記架台2に垂立固定した共通の固定型枠3と、
並列した複数のプレキャスト柱部材の各底面1bを形成
せしめるため、上記架台2上に傾動自在に設けた共通の
底型枠4と、並列した複数のプレキャスト柱部材の各他
側面1cを形成せしめるため、上記底型枠4に垂立固定
した共通の外型枠5と、上記各プレキャスト柱部材の各
正面と背面1dを形成せしめるため、上記固定型枠3と
上記外型枠5間において上記底型枠4上に載置した複数
の可動型枠6と、上記外型枠5が上記固定型枠3から離
間する方向に移動されるよう上記底型枠4を上記架台2
に対して傾動せしめる傾動手段7と、型枠1のはらみや
崩壊防止するため上記固定型枠3と上記外型枠5を互い
に固定するためその外面に夫々設けた横バタ8とにより
構成する。
【0010】また、図3に示すように、その先端に円錐
状のテーパー部9を有する棒状の位置決め冶具10を上
記外型枠5の内側面にナット11及びボルト12により
固定し、また、上記外型枠5に対向する上記可動型枠6
の外型枠側端面6aに上記位置決め冶具10のテーパー
部9が挿入される位置決め孔13を形成し、上記可動型
枠6を上記外型枠5に対して押圧した際、上記位置決め
冶具10のテーパー部9が上記位置決め孔13内に挿入
され両者が正確に位置決めされるようにする。
【0011】なお、上記位置決め治具10及び位置決め
孔13は同様にして固定型枠3及びこれに対向する可動
型枠6の固定型枠側端面6bにも形成する。
【0012】また、図4に示すように、上記固定型枠3
に設けた孔14と、上記可動型枠6を貫通して水平方向
に設けた孔15と、上記外型枠5に設けた孔16と、こ
れらの孔14〜16及び横バタ8を貫通して締付ボルト
17を通し、この締付ボルト17の両端にリブ座金18
を介してナット19を螺合し締め付けることにより、上
記各可動型枠6を夫々上記固定型枠3と上記外型枠5に
固定せしめる。
【0013】また、上記底型枠4を傾動せしめる傾動手
段7は図5及び図6に示すように、上記底型枠4の固定
型枠3側を支持するため上記架台2上に設けた固定型枠
側脚部20と、上記底型枠4の外型枠5側を上下動自在
に支持するするため上記架台2上に設けた伸縮自在な外
型枠側脚部21とにより構成する。上記固定型枠側脚部
20は、上記架台2上面の固定型枠3側に設けた架台側
凸部22と、その下端を上記架台側凸部22に枢支ピン
を介して傾動自在に枢支せしめるよう上記架台側凸部2
2に対向する上記底型枠4の下面に設けた底型枠側凸部
23とにより構成し、上記外型枠側脚部21は、その先
端を上記底型枠4の外型枠5側の下面に当接せしめるよ
う上記架台2に螺合垂立せしめたボルト24とにより構
成し、上記ボルト24をその頭部が下方に下がるように
上記架台2内に螺合嵌入せしめれば、図7に示すように
上記底型枠4が水平な状態から傾斜し、上記外型枠5
が、上記固定型枠3から離間されるようにする。なお、
図5及び図7において3′は固定型枠3と底型枠4間に
形成される隙間を塞ぐため上記固定型枠3に設けた塞ぎ
板である。
【0014】なお、外型枠側脚部21はボルト24を用
いる代わりに、図8に示すように油圧ジャッキ25を用
いて上記底型枠4を傾動せしめるようにしてもよい。
【0015】図9〜図11は上記傾動手段7の他の実施
例を示し、この実施例においては、固定型枠側脚部20
における上記架台2上面の固定型枠3側に設けた架台側
凸部22と、上記架台側凸部22に対向する上記底型枠
4下面に設けた底型枠側凸部23間を枢支ピン26とリ
ンク27とによって連結せしめ、上記外型枠側脚部21
は、上記架台2上面の外型枠5側において上記底型枠4
の外側と内側に設けた一対の架台側凸部28と、この一
対の架台側凸部28間に位置するよう上記底型枠4の下
面に設けた底型枠側凸部29と、これら凸部28と29
間を夫々枢支ピン26を介して連結した一対のリンク3
0と、このリンク30のうち上記底型枠4の外側に位置
するリンク30に形成した操作レバー31、このリンク
30の枢支ピン26の外側に設けた操作用ナット32
と、上記操作レバー31を垂立状態でその位置に固定す
るため上記架台2に設けたストッパー33と、上記外型
枠5側の上記底型枠4の下面を上記底型枠4の傾斜時支
持するよう上記架台2の上面に設けた底型枠受台41と
により構成する。
【0016】なお、この実施例においては上記操作レバ
ー31が垂立している時、上記底型枠4が上記架台2に
対して水平となるようにし、上記ストッパー33を上記
架台2から取り外し、上記操作用ナット32を介して上
記操作レバー31を図12に示すように、反時計回りに
90度傾動せしめれば、上記底型枠4が上記架台2に対
して傾動し、上記底型枠受台41によって支持されるよ
うにする。この実施例によれば上記底型枠4の傾きの程
度をより大きくすることができると共に、過度の傾斜に
より底型枠4やリンク機構の破損するのを阻止できるよ
うになる。
【0017】本発明の他の実施例においては上記固定型
枠側脚部20を図13及び図14に示すように、底型枠
4下面に設けたローラーなどの滑動脚34と、これに対
向して上記架台2上面に設けた薄鉄板35により構成せ
しめ、上記底型枠4が上記架台2に対して傾動されると
き上記滑動脚34が薄鉄板3上で滑るようにしてもよ
い。
【0018】次に本発明のプレキャスト柱部材の製造方
法を説明する。
【0019】本発明のプレキャスト柱部材の製造方法に
おいては、図1及び図2に示すようにまず、建築現場や
プレキャスト製造工場において、並列した複数の断面矩
形状のプレキャスト柱部材を製造するための型枠1のた
めの架台2を設置せしめる。
【0020】次に、上記並列した複数のプレキャスト柱
部材の各一側面1aを形成せしめるための固定型枠3を
上記架台2上に垂立固定し、並列した複数のプレキャス
ト柱部材の各底面1bを形成せしめるための底型枠4を
上記架台2に傾動手段7を介して傾動自在に設け、並列
した複数のプレキャスト柱部材の上記各一側面1aに対
向する各他側面1cを形成せしめるための外型枠5を上
記底型枠4に垂立固定する。
【0021】次に、上記傾動手段7により水平状態の上
記底型枠4を上記架台2に対して傾動せしめ、上記外型
枠5を上記固定型枠3から離間する方向に移動せしめ
る。
【0022】次に、図15及び図16に示すように、上
記各プレキャスト柱部材の正面と背面1dを形成せしめ
るための可動型枠6を、上記固定型枠3と上記外型枠5
間において上記底型枠4上に載置し、上記位置決め治具
10によって、上記可動型枠6の外型枠側端面6aを上
記外型枠5に対して位置決めし、上記固定型枠3、外型
枠5、可動型枠6間に予め別の場所で組み立てた柱主筋
36、せん断補強筋37、主筋継ぎ手等の鉄筋組み立て
体を夫々セットする。この作業は柱の数だけ同様にして
繰り返す。
【0023】次いで、上記傾動手段7により傾斜した上
記底型枠4を上記架台2に対して水平に復帰せしめ、上
記位置決め治具10によって上記可動型枠6の固定型枠
側端面6bを上記固定型枠3に対して位置決めし、図4
に示すように上記固定型枠3の孔14と、上記可動型枠
6の孔15と上記外型枠5の孔16および横バタ8にナ
ット19を先端に取り付けた上記締付ボルト17を挿通
し、この締付ボルト17にリブ座金18を介してナット
19を締め付ければ、上記外型枠5と、可動型枠6と上
記固定型枠3とが密着し、上記外型枠5と、上記固定型
枠3と、外型枠5と、可動型枠6とによりプレキャスト
型枠が形成される。
【0024】上記プレキャスト型枠の点検後に、このプ
レキャスト型枠内にコンクリートを打設し、養生して、
複数のプレキャスト柱部材38を一度に製造せしめる。
【0025】次に、上記締付ボルト17、横バタ8を外
した後、上記傾動装置7により上記底型枠4を上記架台
2に対して傾動して上記外型枠5及び各プレキャスト柱
部材38を上記固定型枠3から脱型せしめる。
【0026】次に、外側に露出している可動型枠6を取
り外し、これにより一番外側のプレキャスト柱部材38
が剥き出しになるから、このプレキャスト柱部材38を
クレーンなどの揚重機(図示せず)を用いて、底型枠
4、外型枠5、可動型枠6から脱型せしめ、取り外す。
【0027】上記プレキャスト柱部材38の取り外しに
より、次の可動型枠6が露出されるから、この可動型枠
6を取り外し、これにより次のプレキャスト柱部材38
が剥き出しになるから、同様に揚重機を用いて、型枠か
ら脱型せしめ、取り外す。
【0028】これを順次繰り返して、全てのプレキャス
ト柱部材38を取り外した後、上記型枠1を次のプレキ
ャストコンクリート柱部材製造のため用いるようにす
る。
【0029】なお、上記実施例は一列に配置したプレキ
ャスト柱部材38を製造したものであるが、2列に並列
した複数の断面矩形状のプレキャスト柱部材を製造する
こともでき、この場合には固定型枠3の両側に、底型枠
4と外型枠5と可動型枠6とを夫々対称に設けて成るプ
レキャスト型枠1を用いれば良い。
【0030】なお、プレキャスト柱部材の断面形状が異
なり、例えば小さい場合には図17及び図18に示すよ
うに小さい断面形状のプレキャスト柱部材製造のための
調整用型枠39と調整材40とを用いる。
【0031】この実施例によれば、狭い敷地内で多くの
プレキャスト柱部材を製作することができると共に、大
きさの異なるプレキャスト柱部材を同時に作成すること
ができるようになる。
【0032】
【発明の効果】上記のように本発明のプレキャスト柱部
材の製造方法及び製造用型枠によれば、複数のプレキャ
スト柱部材を省スペースで製造することができる。
【0033】また、大きい外型枠及び固定型枠を作られ
たプレキャスト柱部材の脱型の都度取り外す必要がない
ので、これらを保管するストックスペースが不要であ
り、省スペース化を図ることができる。
【0034】また、架台、外型枠、底型枠を夫々分割で
きるので、これらを容易に建築現場まで搬送することが
でき、建築現場でプレキャスト柱部材を製造できるよう
になり、プレキャスト製造工場でプレキャスト柱部材を
製造し、トラック等の運搬手段で建築現場まで搬送する
手間を省くことができる。
【0035】また、調整用型枠と調整材および可動型枠
を用いれば断面寸法の異なるプレキャスト柱部材の製造
が可能である。
【0036】また、可動型枠の位置決めができるので、
形状精度の高い高品質のプレキャスト柱部材を製作する
ことができる等種々の利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレキャスト柱部材製造用型枠の平面
図である。
【図2】本発明のプレキャスト柱部材製造用型枠の縦断
側面図である。
【図3】本発明のプレキャスト柱部材製造用型枠の可動
型枠の位置決め説明用斜視図である。
【図4】本発明のプレキャスト柱部材製造用型枠の可動
型枠の固定方法説明用斜視図である。
【図5】本発明のプレキャスト柱部材製造用型枠の傾動
装置の側面図である。
【図6】図5に示す傾動装置の固定型枠側脚部分の正面
図である。
【図7】図5に示す傾動装置の傾斜状態説明用側面図で
ある。
【図8】本発明のプレキャスト柱部材製造用型枠の他の
傾動装置の正面図である。
【図9】本発明のプレキャスト柱部材製造用型枠の更に
他の傾動装置の側面図である。
【図10】図9に示す傾動装置の固定型枠側脚部分の正
面図である。
【図11】図9に示す傾動装置の外型枠側脚部分の正面
図である。
【図12】図9に示す傾動装置の傾斜状態説明用側面図
である。
【図13】本発明のプレキャスト柱部材製造用型枠の更
に他の傾動装置の固定型枠側脚部分の側面図である。
【図14】図13に示す傾動装置の固定型枠側脚部分の
正面図である。
【図15】本発明のプレキャスト柱部材とその製造用型
枠の脱型状態の平面図である。
【図16】本発明のプレキャスト柱部材とその製造用型
枠の脱型状態の縦断側面図である。
【図17】本発明のプレキャスト柱部材とその製造用型
枠の他の実施例を示す平面図である。
【図18】図17に示すプレキャスト柱部材とその製造
用型枠の側面図である。
【符号の説明】
1 型枠 1a 一側面 1b 底面 1c 他側面 1d 正面と背面 2 架台 3 固定型枠 3′ 塞ぎ板 4 底型枠 5 外型枠 6 可動型枠 6a 端面 6b 端面 7 傾動手段 8 横バタ 9 テーパー部 10 治具 11 ナット 12 ボルト 13 位置決め孔 14 孔 15 孔 16 孔 17 締付ボルト 18 リブ座金 19 ナット 20 固定型枠側脚部 21 外型枠側脚部 22 架台側凸部 23 底型枠側凸部 24 ボルト 25 油圧ジャッキ 26 枢支ピン 27 リンク 28 架台側凸部 29 底型枠側凸部 30 リンク 31 操作レバー 32 操作用ナット 33 ストッパー 34 滑動脚 35 薄鉄板 36 柱主筋 37 補強筋 38 柱部材 39 調整用型枠 40 調整材 41 底型枠受台

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列した複数の断面矩形状のプレキャス
    ト柱部材を製造するためのプレキャスト型枠を固定する
    架台と、並列した複数のプレキャスト柱部材の各一側面
    を形成せしめるため上記架台に固定した固定型枠と、並
    列した複数のプレキャスト柱部材の各底面を形成せしめ
    るため上記架台に傾動自在に設けた底型枠と、並列した
    複数のプレキャスト柱部材の各他側面を形成せしめるた
    め上記底型枠に固定した外型枠と、各プレキャスト柱部
    材の正面と背面を形成せしめるため上記底型枠上に設け
    た複数の可動型枠と、上記底型枠を上記架台に対して傾
    動せしめる傾動手段とよりなり、上記傾動手段により上
    記底型枠を傾動せしめることにより、上記外型枠及び可
    動型枠が上記固定型枠から離間する方向に移動すること
    を特徴とするプレキャスト柱部材製造用型枠。
  2. 【請求項2】 2列に並列した複数の断面矩形状のプレ
    キャスト柱部材を製造するためのプレキャスト型枠を固
    定する共通の架台と、各並列した複数のプレキャスト柱
    部材の各一側面を形成せしめるため上記架台に固定した
    共通の固定型枠と、各並列した複数のプレキャスト柱部
    材の各底面を形成せしめるため上記架台に傾動自在に設
    けた各列毎の底型枠と、各並列した複数のプレキャスト
    柱部材の各他側面を形成せしめるため上記各底型枠に固
    定した外型枠と、各プレキャスト柱部材の正面と背面を
    形成せしめるため上記各底型枠上に設けた複数の可動型
    枠と、上記各底型枠を上記架台に対して夫々傾動せしめ
    る各列毎の傾動手段とよりなり、上記各傾動手段により
    上記各底型枠を傾動せしめることにより、上記各外型枠
    及び可動型枠が上記固定型枠から離間する方向に移動す
    ることを特徴とするプレキャスト柱部材製造用型枠。
  3. 【請求項3】 プレキャスト柱部材の断面の大きさの違
    いに対応した調整用型枠および上記可動型枠を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のプレキャスト柱
    部材製造用型枠。
  4. 【請求項4】 外型枠とこれに対向する上記可動型枠の
    端面の一方及び他方に夫々位置決め用の凹部及び凸部の
    いずれか一方及び他方を設けたことを特徴とする請求項
    1、2または3記載のプレキャスト柱部材製造用型枠。
  5. 【請求項5】 固定型枠とこれに対向する上記可動型枠
    の端面の一方及び他方に夫々位置決め用の凹部及び凸部
    のいずれか一方及び他方を設けたことを特徴とする請求
    項1、2、3または4記載のプレキャスト柱部材製造用
    型枠。
  6. 【請求項6】 上記傾動手段が、上記底型枠の固定型枠
    側を支持する固定型枠側脚部と、上記底型枠の外型枠側
    を支持する外型枠側脚部とより成り、上記何れか一方の
    脚部が上下動自在であり、他方が上記架台に対し傾動自
    在であることを特徴とする請求項1、2、3、4または
    5記載のプレキャスト柱部材製造用型枠。
  7. 【請求項7】 上記傾動手段が、上記底型枠の固定型枠
    側を支持する固定型枠側脚部と、上記底型枠の外型枠側
    を支持する外型枠側脚部とより成り、上記各脚部が上記
    底型枠と上記架台間を連結する傾動自在なリンク機構よ
    り成ることを特徴とする請求項1、2、3、4または5
    記載のプレキャスト柱部材製造用型枠。
  8. 【請求項8】 上記傾動手段が、上記底型枠の固定型枠
    側を支持する固定型枠側脚部と、上記底型枠の外型枠側
    を支持する外型枠側脚部とより成り、上記何れか一方の
    脚部が上記底型枠と上記架台間を連結する傾動自在なリ
    ンク機構より成り、他方の脚部が上記架台上を摺動自在
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4または5
    記載のプレキャスト柱部材製造用型枠。
  9. 【請求項9】 上記リンク機構を形成するリンクの傾斜
    を阻止するストッパー部材を有することを特徴とする請
    求項7または8記載のプレキャスト柱部材製造用型枠。
  10. 【請求項10】 上記底型枠が傾斜したとき、その傾斜
    端を支持する底型枠受け台が上記架台上に設けられてい
    ることを特徴とする請求項7、8または9記載プレキャ
    スト柱部材製造用型枠。
  11. 【請求項11】 並列した複数の断面矩形状のプレキャ
    スト柱部材を製造するための架台を設置する工程と、こ
    の架台に、並列した複数のプレキャスト柱部材の各一側
    面を夫々形成せしめるための固定型枠を固定する工程
    と、並列した複数のプレキャスト柱部材の各他側面を形
    成せしめるための外型枠とこの外型枠を垂立固定せしめ
    た、並列した複数のプレキャスト柱部材の各底面を形成
    せしめるための底型枠とを上記架台上に設置する工程
    と、上記底型枠を上記架台に対して傾動せしめ、上記外
    型枠を上記固定型枠から離間せしめる工程と、上記各プ
    レキャスト柱部材の正面と背面を形成せしめるための可
    動型枠を、上記固定型枠と上記外型枠間に介挿せしめ上
    記底型枠上に設ける工程と、傾斜した上記底型枠を復元
    せしめて、上記可動型枠と上記固定型枠を密着せしめ、
    上記底型枠と、上記固定型枠と、外型枠と、可動型枠と
    からなる各プレキャスト型枠を形成せしめる工程と、上
    記各プレキャスト型枠にコンクリートを打設する工程
    と、上記打設された各コンクリート柱を養生せしめて複
    数のプレキャスト柱部材を製造せしめる工程と、上記底
    型枠を上記架台に対して傾斜せしめ、上記各プレキャス
    ト柱部材から固定型枠を脱型する工程と、上記プレキャ
    スト型枠からこれに対応する可動型枠を取り外す工程
    と、上記可動型枠を取り外したことにより、剥き出しに
    なったプレキャスト柱部材を取り外す工程と、上記プレ
    キャスト柱部材を取り外したことにより剥き出しになっ
    た可動型枠を取り外す工程と、より成ることを特徴とす
    るプレキャストコンクリート柱部材の製造方法。
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KR102213009B1 (ko) * 2020-11-03 2021-02-05 민우산업(주) 프리캐스트 콘크리트 구조물의 제작장치 및 제작방법

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