JP2003126918A - 金属製円板における軸受けボスの成形方法 - Google Patents

金属製円板における軸受けボスの成形方法

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JP2003126918A JP2001326396A JP2001326396A JP2003126918A JP 2003126918 A JP2003126918 A JP 2003126918A JP 2001326396 A JP2001326396 A JP 2001326396A JP 2001326396 A JP2001326396 A JP 2001326396A JP 2003126918 A JP2003126918 A JP 2003126918A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製円板の中央に軸受けボスを容易に一体
に成形する方法を提供する。 【解決手段】 金属製円板11の中央部を押し出してカ
ップ状部12を形成し、カップ状部12の底部を切除し
て開口し、カップ状部12に挿入される成形凸部18と
金属製円板11の一面を支持する支持面19を備えた受
型16と、カップ状部12の底部に当接し押圧する押圧
面22とカップ状部12の底部の開口部15からカップ
状部12外に突出する成形凸部18に嵌合する嵌合穴2
3を備えた押圧型21で金属製円板11を挟持して回転
させ、ローラダイス26のボス外面成形面25をカップ
状部12の外周面に押し当てローラダイス26を金属製
円板11の回転中心側に移動させるとともに押圧型21
を受型16側に移動させて、カップ状部12を、受型1
6に備えた成形凸部18のボス内面成形部17と押圧型
21の押圧面22とローラダイス26のボス外面成形面
25とで加圧して軸受けボス50を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製円板の板面
に軸受けボスを成形する金属製円板における軸受けボス
の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、軽量化や製造の容易さから、1枚
の金属製円板で製造するプーリー、電磁クラッチロータ
ー、トルクリミッター、歯車等が多く提案されている。
かかるプーリーや歯車等に軸受けボスを設ける方法とし
て、(a)金属製円板とは別個に軸受けボスを鋳造や鍛
造等で作り、金属製円板に軸受けボスを溶接などの固着
手段を用いて固着する方法、(b)金属製円板に軸受け
ボスを、プレス等で一体に絞り出す方法、等が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(a)
の方法では、金属製円板と軸受けボスを別個に作りこれ
を溶接等の固定手段で固定するので、手間がかかりコス
ト高となってしまい、また、プーリー全体の重量が重
く、また軸受けボスが金属製円板から脱落する恐れがあ
るといった問題点がある。また、(b)の方法では、工
程数が多いことからコスト高となってしまい、また軸受
けボスの肉厚化が困難であるといった問題点がある。
【0004】本発明の目的は、金属製円板の板面から軸
受けボスが脱落するおそれがなく、軸受けボスの肉厚の
調整が可能で、低コストで簡単に成形できる金属製円板
における軸受けボスの成形方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の金属製円板における軸受けボスの
成形方法は、金属製円板の中央部を、プレス或いはスピ
ニングなどで板厚方向にカップ状に押し出してカップ状
部を形成し、該カップ状部の底部を切除して開口し、成
形すべきボスの内径に応じた外径からなるボス内面成形
部を有し前記カップ状部に挿入されてその先端部を底部
に開口した開口部からカップ状部外に突出する成形凸部
と、前記カップ状部を形成した金属製円板の一面を支持
する支持面とを備えた受型で、前記金属製円板に形成さ
れた前記カップ状部に前記成形凸部を挿入するとともに
金属製円板の一面を支持面で支持し、前記受型で支持さ
れた金属製円板のカップ状部の底部に当接し押圧する押
圧面と前記カップ状部の底部に開口した開口部からカッ
プ状部外に突出する成形凸部に嵌合する嵌合穴を備えた
押圧型で、前記カップ状部外に突出する成形凸部に嵌合
穴を嵌合するとともに押圧面をカップ状部の底部に当接
させて、該押圧型と前記受型とで前記金属製円板を両側
から挟持して該金属製円板をその中心を軸心として回転
させ、前記受型で支持された金属製円板の他面に摺接す
る摺接面を一側に有し外周面に成形すべきボスの高さに
応じた幅を有するボス外面成形面を備えた回転自在のロ
ーラダイスをもって、該ローラダイスの摺接面を前記回
転する金属製円板の他面に摺接させ、前記ローラダイス
のボス外面成形面を前記カップ状部の外周面に押し当て
て前記金属製円板の回転と伴回りするローラダイスを前
記金属製円板の回転中心側に移動させるとともに押圧型
を受型側に移動させて、前記カップ状部を、前記受型に
備えた成形凸部のボス内面成形部と前記押圧型の押圧面
と前記ローラダイスのボス外面成形面とで加圧して軸受
けボスを成形することを特徴とする。
【0006】このような金属製円板における軸受けボス
の成形方法によれば、金属製円板の中央部を板厚方向に
カップ状に押し出してカップ状部を形成し、該カップ状
部の底部を切除して開口し、ボス内面成形部を有する成
形凸部と金属製円板の一面を支持する支持面を備えた受
型で、前記金属製円板に形成された前記カップ状部に前
記成形凸部を挿入するとともに金属製円板の一面を支持
面で支持し、前記カップ状部の底部に当接し押圧する押
圧面と前記カップ状部の開口部からカップ状部外に突出
する成形凸部に嵌合する嵌合穴を備えた押圧型で、前記
カップ状部外に突出する成形凸部に嵌合穴を嵌合すると
ともに押圧面をカップ状部の底部に当接させて、該押圧
型と前記受型とで前記金属製円板を両側から挟持して該
金属製円板をその中心を軸心として回転させ、前記受型
で支持された金属製円板の他面に摺接する摺接面を一側
に有し外周面に成形すべきボスの高さに応じた幅を有す
るボス外面成形面を備えた回転自在のローラダイスをも
って、該ローラダイスの摺接面を前記回転する金属製円
板の他面に摺接させ、前記ローラダイスのボス外面成形
面を前記カップ状部の外周面に押し当てて前記金属製円
板の回転と伴回りするローラダイスを前記金属製円板の
回転中心側に移動させるとともに押圧型を受型側に移動
させて、前記カップ状部を、前記受型に備えた成形凸部
のボス内面成形部と前記押圧型の押圧面と前記ローラダ
イスのボス外面成形面とで加圧して軸受けボスを成形す
るので、金属製円板に一体として堅牢な軸受けボスを、
低コストで簡単に成形することができ、しかも、成形す
べき軸受けボスの高さに対し、金属製円板の中央部に形
成されるカップ状部の高さを所定の高さに設定すること
により、求める肉厚の軸受けボスを成形することができ
る。
【0007】請求項2に記載の金属製円板における軸受
けボスの成形方法は、金属製円板の中央部を、プレス或
いはスピニングなどで板厚方向にカップ状に押し出して
カップ状部を形成し、該カップ状部の底部を内向き鍔部
を残して開口し、成形すべきボスの内径に応じた外径か
らなるボス内面成形部と該ボス内面成形部より小径で前
記カップ状部の底部に開口した開口部からカップ状部外
に突出する小径部とからなり、ボス内面成形部と小径部
との段部を鍔受部とした成形凸部と、前記カップ状部を
形成した金属製円板の一面を支持する支持面とを備えた
受型で、前記金属製円板に形成された前記カップ状部に
前記成形凸部を挿入するとともに金属製円板の一面を支
持面で支持し、前記受型で支持された金属製円板のカッ
プ状部の底部に当接し押圧する押圧面と前記カップ状部
の底部に開口した開口部からカップ状部外に突出する成
形凸部の小径部に嵌合する嵌合穴を備えた押圧型で、前
記カップ状部外に突出する成形凸部に嵌合穴を嵌合する
とともに押圧面をカップ状部の底部に当接させて、該押
圧型と前記受型とで前記金属製円板を両側から挟持して
該金属製円板をその中心を軸心として回転させ、前記受
型で支持された金属製円板の他面に摺接する摺接面を一
側に有し外周面に成形すべきボスの高さに応じた幅を有
するボス外面成形面を備えた回転自在のローラダイスを
もって、該ローラダイスの摺接面を前記回転する金属製
円板の他面に摺接させ、前記ローラダイスのボス外面成
形面を前記カップ状部の外周面に押し当てて前記金属製
円板の回転と伴回りするローラダイスを前記金属製円板
の回転中心側に移動させるとともに押圧型を受型側に移
動させて、前記カップ状部を、前記受型に備えた成形凸
部のボス内面成形部及び鍔受部と前記押圧型の押圧面と
前記ローラダイスのボス外面成形面とで加圧して軸受け
ボスを成形することを特徴とする。
【0008】このような金属製円板における軸受けボス
の成形方法によれば、金属製円板の中央部を板厚方向に
カップ状に押し出してカップ状部を形成し、該カップ状
部の底部を内向き鍔部を残して開口し、ボス内面成形部
と小径部とからなり、ボス内面成形部と小径部との段部
を鍔受部とした成形凸部と、前記金属製円板の一面を支
持する支持面を備えた受型で、前記金属製円板に形成さ
れた前記カップ状部に前記成形凸部を挿入するとともに
金属製円板の一面を支持面で支持し、前記カップ状部の
底部に当接し押圧する押圧面と前記カップ状部の底部に
開口した開口部からカップ状部外に突出する成形凸部の
小径部に嵌合する嵌合穴を備えた押圧型で、前記カップ
状部外に突出する成形凸部に嵌合穴を嵌合するとともに
押圧面をカップ状部の底部に当接させて、該押圧型と前
記受型とで前記金属製円板を両側から挟持して該金属製
円板をその中心を軸心として回転させ、前記受型で支持
された金属製円板の他面に摺接する摺接面を一側に有し
外周面に成形すべきボスの高さに応じた幅を有するボス
外面成形面を備えた回転自在のローラダイスをもって、
該ローラダイスの摺接面を前記回転する金属製円板の他
面に摺接させ、前記ローラダイスのボス外面成形面を前
記カップ状部の外周面に押し当てて前記金属製円板の回
転と伴回りするローラダイスを前記金属製円板の回転中
心側に移動させるとともに押圧型を受型側に移動させ
て、前記カップ状部を、前記受型に備えた成形凸部のボ
ス内面成形部及び鍔受部と前記押圧型の押圧面と前記ロ
ーラダイスのボス外面成形面とで加圧して軸受けボスを
成形するので、金属製円板に一体として堅牢な鍔付きの
軸受けボスを、低コストで簡単に成形することができ、
しかも、成形すべき軸受けボスの高さに対し、金属製円
板の中央部に形成されるカップ状部の高さを所定の高さ
に設定することにより、求める肉厚の軸受けボスを成形
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態の一例を説明する。図1〜図3及び図5〜図7は
本発明に係る金属製円板における軸受けボスの成形方法
の実施の形態の第1例の工程図、図4は中央部にカップ
状部が形成された金属製円板の断面図、図8は第1例の
方法で製造された軸受けボス付きの金属製円板の断面図
である。
【0010】まず、図1に示すように、下部をベースプ
レート1に支持された円柱状プレス内型2と該円柱状プ
レス内型2の外周に摺動自在に嵌合し、スプリング3に
より上方に付勢された受型4とからなる下型5と、前記
円柱状プレス内型2と同軸上に位置し該円柱状プレス内
型2との間に所定の隙間を形成する内径のプレス孔6を
有し円柱状プレス内型2に挿入されるプレス外型7と、
プレス外型7のプレス孔6内に摺動自在に嵌合しスプリ
ング8により下方に付勢される押え型9とからなる上型
10との間に、金属板をプレス加工等により打ち抜いた
金属製円板11をセットする。
【0011】そして、プレス機(不図示)により上型1
0を下型5側に移動させ、上型10のプレス外型7を下
型5の円柱状プレス内型2に挿入することにより、金属
製円板11の中央部を板厚方向にカップ状に押し出して
カップ状部12を形成する(図2)。このとき金属製円
板11の中央部を板厚方向に形成されたカップ状部12
の高さは、成形すべき軸受けボスの肉厚により設定され
るもので、カップ状部12の高さを、成形すべき軸受け
ボスの高さより高くすれば、その分が軸受けボスの肉厚
側に移行し、軸受けボスの肉厚化が図れる。本例では成
形すべき軸受けボスの高さよりも高く設定されている。
【0012】次に、図3に示すようにカップ状部12内
に下型5にセットしたポンチ13を挿入し、該カップ状
部12の底部側から上型10にセットしたダイス型14
を押し込み、カップ状部12の底部を抜き打ち切除して
開口する。このようにして底部に開口部15を有するカ
ップ状部12が形成された金属製円板11を図4に示
す。
【0013】次に、かかるカップ状部12を形成したカ
ップ状部12が形成された金属製円板11を受型16で
支持する。受型16は成形すべきボスの内径に応じた外
径からなるボス内面成形部17を有し、金属製円板11
のカップ状部12に挿入される成形凸部18と、カップ
状部12を形成した金属製円板11の一面を支持する支
持面19を有する凹部20とを備えていて、金属製円板
11に形成されたカップ状部12に成形凸部18を挿入
してその先端部を底部に開口した開口部15からカップ
状部12外に突出させるとともに、凹部20に金属製円
板11を嵌め込み支持面19で金属製円板11の一面を
支持する。
【0014】このようにして受型16で支持された金属
製円板11の他面側を押圧型21で支持し、押圧型21
と前記受型16とで金属製円板11を両側から挟持す
る。前記押圧型21は一面を受型16の支持面19で支
持された金属製円板11のカップ状部12の底部に当接
し押圧する押圧面22とカップ状部12の底部に開口し
た開口部15からカップ状部12外に突出する成形凸部
18に嵌合する嵌合穴23を備えていて、前記カップ状
部12に突出する成形凸部18に嵌合穴23を嵌合する
とともに押圧面22をカップ状部12の底部に当接させ
て金属製円板11の他面側を支持するようになってい
る。このようにして、押圧型21と前記受型16とで金
属製円板11を両側から挟持し、該押圧型21と受型1
6を回転させて金属製円板11をその中心を軸心として
回転させる(図5)。
【0015】次に、一面を受型16の支持面19で支持
された金属製円板11の他面に摺接する摺接面24を一
側に有し、該摺接面24と直角に交差する外周面に成形
すべきボスの高さに応じた幅を有するボス外面成形面2
5を備え、回転自在に支持されているローラダイス26
を金属製円板11の他面と平行に移動させて前記成形凸
部18に近づけ、受型16の支持面19で一面を支持さ
れた金属製円板11の他面に摺接面24を摺接させ、回
転する金属製円板11と伴回りするローラダイス26の
ボス外面成形面25を前記カップ状部12の外周面27
に押し当てて金属製円板11の回転中心側に移動させる
とともに押圧型21を受型16側に移動させ(図6)、
カップ状部12を、受型16に備えた成形凸部18のボ
ス内面成形部17と押圧型21の押圧面22とローラダ
イス26のボス外面成形面25とで加圧する(図7)。
【0016】この時、カップ状部12は成形すべき軸受
けボスの高さよりも高くなっているので、カップ状部1
2を、受型16に備えた成形凸部18のボス内面成形部
17と押圧型21の押圧面22とローラダイス26のボ
ス外面成形面25とで加圧することにより、カップ状部
12の、成形すべき軸受けボスの高さより高い部分が軸
受けボスの肉厚に移行し、カップ状部12が増肉して肉
厚の軸受けボス28が成形される。
【0017】これにより、金属製円板11の中央部に金
属製円板11と一体となって突出する肉厚の軸受けボス
28が成形され、図8に示すような軸受けボス28付き
の金属製円板11が得られる。
【0018】図9〜図15は本発明に係る金属製円板1
1における軸受けボスの成形方法の実施の形態の第2例
を示したもので、図9、図10及び図12〜図14は本
例の金属製円板11における軸受けボスの成形方法の工
程図、図11は中央部にカップ状部12が形成された金
属製円板11の断面図、図15は第2例の方法で製造さ
れた軸受けボス付きの金属製円板11の断面図である。
【0019】本例においては、先ず、図9に示すよう
に、下部をベースプレート30に支持され、内部に中空
部31を有し該中空部31と外部とを連通する連通孔3
2を先端面に有する円柱状プレス内型33と、該円柱状
プレス内型33の外周に摺動自在に嵌合し、ベースプレ
ート30の孔34,35に摺動自在に嵌合する支柱3
6,37によって支持されている受型38とからなる下
型39と、前記円柱状プレス内型33と同軸上に位置し
円柱状プレス内型33との間に所定の隙間を形成する内
径のプレス孔40を有し円柱状プレス内型33に挿入さ
れるプレス外型41と、ポンチ42を挿通する挿通孔4
3を有するとともに、プレス外型41のプレス孔40内
に摺動自在に嵌合し、スプリング44により下方に付勢
される押え型45とからなる上型46との間に、金属板
をプレス加工等により打ち抜いた金属製円板11をセッ
トする。
【0020】そして、プレス機(不図示)により上型4
6を該上型46の押え型45が金属製円板11に当接す
るまで下型39側に移動させるとともに上型46を構成
するプレス外型41により下型39の受型38を下方に
移動させる。これによって円柱状プレス内型33が金属
製円板11の中央部を板厚方向にカップ状に押し出し、
カップ状部12を形成する。このとき金属製円板11の
中央部を板厚方向に形成されたカップ状部12の高さ
は、成形すべき軸受けボスの高さよりも高く設定されて
いる。
【0021】次に、図10に示すように、ポンチ42が
円柱状プレス内型33の連通孔32に嵌合してカップ状
部12の底部を内向き鍔部47を残して打ち抜き切除
し、開口する。このようにして底部に開口部15を有す
るカップ状部12が形成された金属製円板11を図11
に示す。
【0022】次に、かかるカップ状部12を形成した金
属製円板11を受型16で支持する。受型16は成形す
べきボスの内径に応じた外径からなるボス内面成形部1
7と該ボス内面成形部17より小径でカップ状部12の
底部に開口した開口部15からカップ状部12外に突出
する小径部48とからなり、ボス内面成形部17と小径
部48との段部を鍔受部49とした成形凸部18と、カ
ップ状部12を形成した金属製円板11の一面を支持す
る支持面19を有する凹部20とを備えていて、金属製
円板11に形成されたカップ状部12に成形凸部18を
挿入してその先端部を底部に開口した開口部15からカ
ップ状部12外に突出させるとともに、凹部20に金属
製円板11を嵌め込み支持面19で金属製円板11の一
面を支持する。
【0023】このようにして受型16で支持された金属
製円板11の他面側を押圧型21で支持し、受型16と
押圧型21とで金属製円板11を両側から挟持する。前
記押圧型21は一面を受型16の支持面19で支持され
た金属製円板11のカップ状部12の底部の内向き鍔部
47に当接し押圧する押圧面22とカップ状部12の底
部に開口した開口部15からカップ状部12外に突出す
る成形凸部18の小径部48に嵌合する嵌合穴23を備
えていて、前記カップ状部12外に突出する成形凸部1
8に嵌合穴23を嵌合するとともに押圧面22をカップ
状部12の底部に当接させて金属製円板11の他面側を
支持するようになっている。このようにして、該押圧型
21と受型16を回転させて金属製円板11をその中心
を軸心として回転させる(図12)。
【0024】次に、一面を受型16の支持面19で支持
された金属製円板11の他面に摺接する摺接面24を一
側に有し、該摺接面24と直角に交差する外周面に成形
すべきボスの高さに応じた幅を有するボス外面成形面2
5を備え、回転自在に支持されたローラダイス26を金
属製円板11の他面と平行に移動させて前記成形凸部1
8に近づけ、受型16の支持面19で一面を支持された
金属製円板11の他面に摺接面24を摺接させ、回転す
る金属製円板11と伴回りするローラダイス26のボス
外面成形面25を前記カップ状部12の外周面27に押
し当てて金属製円板11の回転中心側に移動させるとと
もに押圧型21を受型16側に移動させ(図13)、カ
ップ状部12を、前記受型16に備えた成形凸部18の
ボス内面成形部17及び鍔受部49と前記押圧型21の
押圧面22と前記ローラダイス26のボス外面成形面2
5とで加圧する(図14)。
【0025】この時、カップ状部12は成形すべき軸受
けボスの高さよりも高くなっているので、カップ状部1
2を、受型16に備えた成形凸部18のボス内面成形部
17及び鍔受部49と押圧型21の押圧面22とローラ
ダイス26のボス外面成形面25とで加圧することによ
り、内向き鍔部47を有する肉厚の軸受けボス50が成
形される。
【0026】これにより、金属製円板11の中央部に金
属製円板11と一体となって突出する肉厚の軸受けボス
50が成形され、図15に示すような内向き鍔部47を
有する軸受けボス付きの金属製円板11が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1,2に記載の金属
製円板における軸受けボスの成形方法によると、金属製
円板に一体として堅牢な軸受けボスを、低コストで簡単
に成形することができ、しかも、成形すべき軸受けボス
の高さに対し、金属製円板の中央部に形成されるカップ
状部の高さを所定の高さに設定することにより、求める
肉厚の軸受けボスを成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金属製円板における軸受けボスの
成形方法の実施の形態の第1例の工程図である。
【図2】本発明に係る金属製円板における軸受けボスの
成形方法の実施の形態の第1例の工程図である。
【図3】本発明に係る金属製円板における軸受けボスの
成形方法の実施の形態の第1例の工程図である。
【図4】図1乃至図3の工程で中央部にカップ状部が形
成された金属製円板の断面図である。
【図5】本発明に係る金属製円板における軸受けボスの
成形方法の実施の形態の第1例の工程図である。
【図6】本発明に係る金属製円板における軸受けボスの
成形方法の実施の形態の第1例の工程図である。
【図7】本発明に係る金属製円板11における軸受けボ
スの成形方法の実施の形態の第1例の工程図である。
【図8】第1例の方法で製造された軸受けボス付きの金
属製円板を示す断面図である。
【図9】本発明に係る金属製円板における軸受けボスの
成形方法の実施の形態の第2例の工程図である。
【図10】本発明に係る金属製円板における軸受けボス
の成形方法の実施の形態の第2例の工程図である。
【図11】図9,図10の工程で中央部にカップ状部が
形成された金属製円板の断面図である。
【図12】本発明に係る金属製円板における軸受けボス
の成形方法の実施の形態の第2例の工程図である。
【図13】本発明に係る金属製円板における軸受けボス
の成形方法の実施の形態の第2例の工程図である。
【図14】本発明に係る金属製円板における軸受けボス
の成形方法の実施の形態の第2例の工程図である。
【図15】第2例の方法で製造された軸受けボス付きの
金属製円板を示す断面図である。
【符号の説明】
1,30 ベースプレート 2,33 円柱状プレス内型 3,8,44 スプリング 4,38 受型 5,39 下型 6,40 プレス孔 7,41 プレス外型 9,45 押え型 10,46 上型 11 金属製円板 12 カップ状部 13,42 ポンチ 14 ダイス型 15 開口部 16 受型 17 ボス内面成形部 18 成形凸部 19 支持面 20 凹部 21 押圧型 22 押圧面 23 嵌合穴 24 摺接面 25 ボス外面成形面 26 ローラダイス 27 外周面 28 軸受けボス 31 中空部 32 連通孔 34,35 孔 36,37 支柱 43 挿通孔 47 内向き鍔部 48 小径部 49 鍔受部 50 軸受けボス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製円板の中央部を、プレス或いはス
    ピニングなどで板厚方向にカップ状に押し出してカップ
    状部を形成し、該カップ状部の底部を切除して開口し、 成形すべきボスの内径に応じた外径からなるボス内面成
    形部を有し前記カップ状部に挿入されてその先端部を底
    部に開口した開口部からカップ状部外に突出する成形凸
    部と、前記カップ状部を形成した金属製円板の一面を支
    持する支持面とを備えた受型で、前記金属製円板に形成
    された前記カップ状部に前記成形凸部を挿入するととも
    に金属製円板の一面を支持面で支持し、 前記受型で支持された金属製円板のカップ状部の底部に
    当接し押圧する押圧面と前記カップ状部の底部に開口し
    た開口部からカップ状部外に突出する成形凸部に嵌合す
    る嵌合穴を備えた押圧型で、前記カップ状部外に突出す
    る成形凸部に嵌合穴を嵌合するとともに押圧面をカップ
    状部の底部に当接させて、該押圧型と前記受型とで前記
    金属製円板を両側から挟持して該金属製円板をその中心
    を軸心として回転させ、 前記受型で支持された金属製円板の他面に摺接する摺接
    面を一側に有し外周面に成形すべきボスの高さに応じた
    幅を有するボス外面成形面を備えた回転自在のローラダ
    イスをもって、該ローラダイスの摺接面を前記回転する
    金属製円板の他面に摺接させ、前記ローラダイスのボス
    外面成形面を前記カップ状部の外周面に押し当てて前記
    金属製円板の回転と伴回りするローラダイスを前記金属
    製円板の回転中心側に移動させるとともに押圧型を受型
    側に移動させて、 前記カップ状部を、前記受型に備えた成形凸部のボス内
    面成形部と前記押圧型の押圧面と前記ローラダイスのボ
    ス外面成形面とで加圧して軸受けボスを成形することを
    特徴とする金属製円板における軸受けボスの成形方法。
  2. 【請求項2】 金属製円板の中央部を、プレス或いはス
    ピニングなどで板厚方向にカップ状に押し出してカップ
    状部を形成し、該カップ状部の底部を内向き鍔部を残し
    て開口し、 成形すべきボスの内径に応じた外径からなるボス内面成
    形部と該ボス内面成形部より小径で前記カップ状部の底
    部に開口した開口部からカップ状部外に突出する小径部
    とからなり、ボス内面成形部と小径部との段部を鍔受部
    とした成形凸部と、前記カップ状部を形成した金属製円
    板の一面を支持する支持面とを備えた受型で、前記金属
    製円板に形成された前記カップ状部に前記成形凸部を挿
    入するとともに金属製円板の一面を支持面で支持し、 前記受型で支持された金属製円板のカップ状部の底部に
    当接し押圧する押圧面と前記カップ状部の底部に開口し
    た開口部からカップ状部外に突出する成形凸部の小径部
    に嵌合する嵌合穴を備えた押圧型で、前記カップ状部外
    に突出する成形凸部に嵌合穴を嵌合するとともに押圧面
    をカップ状部の底部に当接させて、該押圧型と前記受型
    とで前記金属製円板を両側から挟持して該金属製円板を
    その中心を軸心として回転させ、 前記受型で支持された金属製円板の他面に摺接する摺接
    面を一側に有し外周面に成形すべきボスの高さに応じた
    幅を有するボス外面成形面を備えた回転自在のローラダ
    イスをもって、該ローラダイスの摺接面を前記回転する
    金属製円板の他面に摺接させ、前記ローラダイスのボス
    外面成形面を前記カップ状部の外周面に押し当てて前記
    金属製円板の回転と伴回りするローラダイスを前記金属
    製円板の回転中心側に移動させるとともに押圧型を受型
    側に移動させて、 前記カップ状部を、前記受型に備えた成形凸部のボス内
    面成形部及び鍔受部と前記押圧型の押圧面と前記ローラ
    ダイスのボス外面成形面とで加圧して軸受けボスを成形
    することを特徴とする金属製円板における軸受けボスの
    成形方法。
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