JP2003126703A - 排煙処理装置 - Google Patents

排煙処理装置

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JP2003126703A JP2001322996A JP2001322996A JP2003126703A JP 2003126703 A JP2003126703 A JP 2003126703A JP 2001322996 A JP2001322996 A JP 2001322996A JP 2001322996 A JP2001322996 A JP 2001322996A JP 2003126703 A JP2003126703 A JP 2003126703A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドリングが容易な触媒6を備えた排煙処
理装置とする。 【解決手段】 枠体17に通路シート16を積層して充
填することで活性炭素繊維層20を形成して触媒6を構
成し、触媒6のハンドリングを容易に行い、ハンドリン
グが容易な触媒6を備えた排煙処理装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭や重油等の燃
料を燃焼させるボイラ、ガスタービン、エンジンや焼却
炉等から排出される排ガス中の硫黄酸化物(SOx ) を除
去するための排煙処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭や重油等の燃料を使用するボイラを
備えた火力発電設備、化学品製造プラント、金属処理プ
ラント、焼結プラント、製紙プラント等やガスタービ
ン、エンジン、焼却炉等から排出される排ガス中には二
酸化硫黄等の硫黄酸化物(SOx )が含まれている。排ガ
ス中のSOx を除去する装置として排煙処理装置が用いら
れている。排煙処理装置では、活性炭素繊維等の多孔質
炭素材料に排ガス中のSOxを吸着させ、多孔質炭素材料
の触媒作用を利用して排ガス中に含まれる酸素により硫
黄成分を酸化させ、これを水分に吸収させて硫酸として
多孔質炭素材料から除去するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の排煙処理装置で
は、例えば、平板シート状の活性炭素繊維と波板シート
状の活性炭素繊維を交互に積層した触媒を備え、触媒の
活性炭素繊維に水を滴下すると共に排ガスをシート間の
通路を通過させて硫黄分を硫酸として除去するようにな
っている。このため、シート状の活性炭素繊維からなる
触媒の変形が懸念され、移送時等のハンドリングを慎重
に行う必要があった。
【0004】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、シート状の活性炭素繊維からなる触媒であってもハ
ンドリングを容易にした触媒を備えた排煙処理装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の排煙処理装置の構成は、硫黄酸化物を含有す
る排ガスが流通する装置塔内に設けられ活性炭素繊維層
で形成される触媒と、触媒の上部における装置塔内に設
けられ触媒に硫酸生成用の水を供給する水供給手段とか
らなる排煙処理装置において、平板状の平板活性炭素繊
維シートと波板状の波板活性炭素繊維シートとを接合し
て通路シートを形成し、通路が上下に延びる状態に通路
シートを枠体に積層することにより触媒の活性炭素繊維
層を構成したことを特徴とする。
【0006】そして、活性炭素繊維層の平板活性炭素繊
維シートもしくは波板活性炭素繊維シートの下部縁部に
波板活性炭素繊維シートもしくは平板活性炭素繊維シー
トの下部縁部よりも下方に位置する下辺部を形成すると
共に下辺部に切欠部を形成し、切欠部が嵌合する渡部材
を枠体の底部に設けたことを特徴とする。また、活性炭
素繊維層の平板活性炭素繊維シートもしくは波板活性炭
素繊維シートの下辺部に幅方向で高さが不連続となる不
連続部を形成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係る排煙処理装置を備えた排ガス処理システムの全体構
成、図2には通路シートの斜視状態、図3には枠体の斜
視状況、図4には触媒の概略平面、図5には図4中のV-
V 線矢視、図6には触媒の斜視状況、図7には通路シー
トの正面視状態、図8には通路シートの装着状況の説
明、図9には活性炭素繊維層の底面視状態を示してあ
る。
【0008】図1に基づいて排煙処理装置を備えた排ガ
ス処理システムを説明する。
【0009】図に示すように、例えば、火力発電設備の
図示しない蒸気タービンを駆動するための蒸気を発生さ
せるボイラ1では、石炭や重油等の燃料fが炉で燃焼さ
れるようになっている。ボイラ1の排ガスには硫黄酸化
物(SOx ) が含有され、排ガスは図示しない脱硝装置で
脱硝されてガスガスヒータで冷却された後に集塵機2で
除塵される。
【0010】除塵された排ガスは押込ポンプ3により下
部の導入口5から装置塔としての脱硫塔4に導入され
る。脱硫塔4の内部には活性炭素繊維層で形成される触
媒6が備えられ、触媒6には硫酸生成用の水が上部の散
水ノズル7から散布される。散水ノズル7には水タンク
8からの水がポンプ9を介して供給され、散水ノズル
7、水タンク8及びポンプ9により水供給手段が構成さ
れている。
【0011】水が上部から散布された触媒6の内部に排
ガスを下部から通過させることにより、排ガスからSOx
を反応除去する。触媒6を通過した排ガスは排出口12
から排出され、煙突13を通して大気に放出される。
【0012】触媒6の活性炭素繊維層の表面では、例え
ば、以下の反応により脱硫反応が生じる。即ち、 (1) 触媒6の活性炭素繊維層への二酸化硫黄SO2 の吸
着。 (2) 吸着した二酸化硫黄SO2 と排ガス中の酸素O2(別途
供給することも可)との反応による三酸化硫黄SO3 への
酸化。 (3) 酸化した三酸化硫黄SO3 の水H2O への溶解による硫
酸H2SO4 の生成。 (4) 生成された硫酸H2SO4 の活性炭素繊維層からの離
脱。
【0013】この時の反応式は以下の通りである。 SO2+1/2O2+H2O →H2SO4
【0014】反応除去された硫酸H2SO4 は希硫酸となっ
て排出ポンプ10を介して硫酸タンク11に排出され
る。このようにして、触媒6中で排ガス中の二酸化硫黄
SO2 を吸着して酸化し、水H2O と反応させて硫酸H2SO4
を生成して離脱除去することにより、排ガス流の脱硫が
行われる。
【0015】図2乃至図7に基づいて触媒6における活
性炭素繊維層の構成を説明する。
【0016】図2に示すように、平板状の平板活性炭素
繊維シート21と波板状の波板活性炭素繊維シート22
とが接合されて通路15を有する通路シート16とされ
ている。平板活性炭素繊維シート21及び波板活性炭素
繊維シート22は、ピッチ系、フェノール系等の綿状の
活性炭素繊維がバインダを用いて板状にされ、波板活性
炭素繊維シート22はコルゲータにより波型にされる。
その後、窒素ガス等の非酸化雰囲気下で、例えば、600
℃乃至1200℃に熱処理されて脱硫反応用の活性炭素繊維
を得る。即ち、熱処理により、疎水性の大きな表面にし
て二酸化硫黄SO 2 の吸着を容易に起こさせると共に生成
された硫酸H2SO4 の離脱を速やかに進行させる状態にす
る。
【0017】熱処理を行った平板活性炭素繊維シート2
1及び波板活性炭素繊維シート22をバインダの融着に
より接合して通路シート16を形成する。バインダの融
着により接合しているので、有機物等の接着剤が用いら
れていない。このため、接着剤が脱硫反応に影響を与え
ることがなくなり、また、接合の信頼性が高まり圧力損
失への影響をなくすことができる。
【0018】通路シート16は、図3に示した枠体17
に重ねて順次挿入され、図4乃至図6に示すように、枠
体17に多数枚の通路シート16が通路15を上下方向
にして所定の圧力で充填されることで活性炭素繊維層2
0とされる。つまり、枠体17及び多数枚の通路シート
16が枠体17に充填された状態で形成される活性炭素
繊維層20とから触媒6が構成されている。
【0019】図3に示すように、枠体17は、四角枠状
の上部フレーム35と四角枠状の底部を形成する下部フ
レーム36との四隅同士が上下に延びるコーナーアング
ル37によって連結されて立体的に構成されている。そ
して、上部フレーム35及び下部フレーム36にはサポ
ートが適宜設けられ、下部フレーム36には通路シート
16の下辺部位が載置される側部サポート38が設けら
れている。
【0020】また、下部フレーム36には通路シート1
6の積層方向に延びる渡部材39が設けられ、多数枚の
通路シート16が渡部材39に沿って充填されて活性炭
素繊維層20とされると、枠体17の側面周囲部はカバ
ー40によって覆われるようになっている。また、コー
ナーアングル37の上部には吊り上げ用(ハンドリング
用)の穴34が形成されている。
【0021】通路シート16の形状及び活性炭素繊維層
20の状況を図2及び図6、図7に基づいて説明する。
【0022】図6に示すように、所定の状態で多数枚の
通路シート16が充填されて活性炭素繊維層20とされ
た平板活性炭素繊維シート21の間のピッチpは例え
ば、4mm程度に設定され、波板活性炭素繊維シート22
の山部の幅hは10mm程度に設定される。そして、触媒6
には、上から粒径が200 μm 程度の水が噴霧されて供給
されると共に排ガスが下から送られ、活性炭素繊維層2
0を流通した水は粒径が数mm程度となって脱硫塔4の下
部に落下する。排ガスは、通路シート16を積層して形
成される比較的小さな通路15を流通するようになって
いるので、圧力損失の増大が抑制されている。
【0023】図2及び図7に示すように、活性炭素繊維
層20の平板活性炭素繊維シート21の下部縁部には波
板活性炭素繊維シート22の下端縁部よりも下方に配さ
れる下辺部23が形成されている。例えば、波板活性炭
素繊維シート22が500mm 程度の場合、下辺部23は20
mm程度とされる。尚、下辺部は波板活性炭素繊維シート
22の下端側に設けてもよく、寸法も通路15の断面積
に応じて増減させることが可能である。そして、下辺部
23には幅方向に鋸歯状の高低縁24が形成されてい
る。つまり、高低縁24により下辺部23が幅方向で高
さが不連続となる不連続部が形成されている。
【0024】一方、平板活性炭素繊維シート21の下辺
部23の両端部には端部切欠部26が形成され、下辺部
23の中央部には切欠部27が形成されている。通路シ
ート16を積層して充填する際に、端部切欠部26が側
部サポート38に嵌合すると共に切欠部27が渡部材3
9に嵌合する。このため、活性炭素繊維層20の下部の
板状の下辺部23の中央部が渡部材39により補強さ
れ、変形等が生じることがなくなる。
【0025】触媒6を構成するに際して枠体17に活性
炭素繊維層20を形成する場合、図8に示すように、下
辺部23の端部切欠部26を側部サポート38に嵌合載
置すると共に切欠部27を渡部材39に嵌合しながら通
路シート16を一枚ずつ積層して枠体17に充填してい
く。この時、切欠部27を渡部材39に嵌合すること
で、通路シート16の幅方向の位置決めが容易に行え、
積層の作業性を向上させることができる。
【0026】所定枚数の積層が完了した後(所定圧力で
充填された後)、図示しない固定手段等で多数枚の通路
シート16を枠体17に固定して活性炭素繊維層20を
形成する。これにより、図4乃至図6に示した触媒6と
される。触媒6は、枠体17の側部サポート38の穴3
4を用いて枠体17を吊り上げる等することでハンドリ
ングされる。
【0027】枠体17に通路シート16を積層して充填
することで活性炭素繊維層20を形成し、触媒6を構成
したので、触媒6のハンドリングを容易に行うことが可
能になる。また、通路シート16、特に、下部の板状の
下辺部23の変形等を防止することが可能になる。尚、
枠体17に活性炭素繊維層20を形成した触媒6を構成
する通路シート16としては、下辺部23を備えていな
い平板活性炭素繊維シート21を用いることも可能であ
る。
【0028】ところで、図9に示すように、毛細管現象
により通路15の下方部に水膜31が発生して排ガスの
流れを阻害したり、水の排水性を阻害することが考えら
れる。
【0029】本実施形態例では、平板活性炭素繊維シー
ト21の下辺部23が波板活性炭素繊維シート22の下
端縁部よりも下方に配されているので、底部における通
路15の断面積が大きくなった状態とされる。このた
め、通路15の下方部に水膜31が発生することがなく
なる。
【0030】また、図9に示すように、平板活性炭素繊
維シート21同士の間のピッチが狭いため、下辺部23
同士に水膜32が発生することが考えられる。平板活性
炭素繊維シート21の下辺部23同士に水膜32が発生
すると、触媒6の傾き等により水は低いほうに移動して
一箇所から滴下することになる。
【0031】例えば、上下に活性炭素繊維層20が重ね
て配されている場合、上方の活性炭素繊維層20の一箇
所から水が滴下すると、下方の活性炭素繊維層20には
偏って水が供給されて均一に分散せず、二酸化硫黄SO2
の除去効率を低下させることになってしまう。
【0032】本実施形態例では、下辺部23には幅方向
に鋸歯状の高低縁24が形成されて幅方向で高さが不連
続とされている。このため、下辺部23同士に水膜32
が発生しても高低縁24の低い場所から分散して多数の
箇所から水が滴下することになり、一箇所に集中して滴
下することがなくなる。
【0033】上記構成の触媒6では、枠体17に形成さ
れる活性炭素繊維層20の平板活性炭素繊維シート21
に下辺部23を形成したので、通路15の下方部の断面
積が大きくなった状態とされ、通路15の部位に水膜3
1が発生することがなくなる。このため、通路15が塞
がれて排ガスの流れを阻害したり、水の排水性を阻害す
ることがなくなる。
【0034】また、触媒6を構成する活性炭素繊維層2
0の平板活性炭素繊維シート21の下辺部23に幅方向
に鋸歯状の高低縁24を形成して幅方向に高さを不連続
としたので、下辺部23同士に水膜32が発生しても高
低縁24の低い場所から分散して多数の箇所から水が滴
下する。このため、活性炭素繊維層20を複数段に配置
しても活性炭素繊維層20に水が均一に分散し、二酸化
硫黄SO2 の除去効率に影響を及ぼすことがなくなる。
【0035】上述した排煙処理装置では、触媒6は枠体
17に通路シート16が積層されて活性炭素繊維層20
が形成されているので、触媒6のハンドリングを容易に
行うことが可能になる。また、通路シート16、特に、
下部の板状の下辺部23の変形等を防止することが可能
になる。
【0036】従って、水分が均一に添加され圧力損失が
少ない状態で流れが阻害されずに排ガスを通過させるこ
とができハンドリングが容易な触媒を備えた排煙処理装
置とすることが可能になる。
【0037】尚、上述した実施形態例の排煙処理装置で
は、排ガスを脱硫塔4の下部から導入して上部に排出す
る例を挙げて説明したが、排ガスの導入位置及び排出位
置はこれに限定されず、排ガスを脱硫塔4の上部から導
入して下部に排出する等の構成でも可能である。また、
希硫酸を硫酸タンク11に排出する例を挙げて説明した
が、希硫酸を石膏析出槽に排出するようにすることも可
能である。
【0038】
【発明の効果】本発明の排煙処理装置は、硫黄酸化物を
含有する排ガスが流通する装置塔内に設けられ活性炭素
繊維層で形成される触媒と、触媒の上部における装置塔
内に設けられ触媒に硫酸生成用の水を供給する水供給手
段とからなる排煙処理装置において、平板状の平板活性
炭素繊維シートと波板状の波板活性炭素繊維シートとを
接合して通路シートを形成し、通路が上下に延びる状態
に通路シートを枠体に積層することにより触媒の活性炭
素繊維層を構成したので、触媒のハンドリングを容易に
行うことが可能になる。この結果、ハンドリングが容易
な触媒を備えた排煙処理装置とすることが可能になる。
【0039】また、活性炭素繊維層の平板活性炭素繊維
シートもしくは波板活性炭素繊維シートの下部縁部に波
板活性炭素繊維シートもしくは平板活性炭素繊維シート
の下部縁部よりも下方に位置する下辺部を形成すると共
に下辺部に切欠部を形成し、切欠部が嵌合する渡部材を
枠体の底部に設けたので、下辺部により通路の下方部の
断面積が大きくなった状態とされ、通路の部位に水膜が
発生することがなくなるため、通路が塞がれて排ガスの
流れを阻害したり、水の排水性を阻害することがなくな
ると共に、下辺部が補強されて変形等が生じることがな
くなる。この結果、活性炭素繊維層に水分が均一に添加
され圧力損失が少ない状態で流れが阻害されずに排ガス
を通過させることができ、ハンドリングが容易で通路シ
ートの積層の作業性が良好な触媒を備えた排煙処理装置
とすることが可能になる。
【0040】また、活性炭素繊維層の平板活性炭素繊維
シートもしくは波板活性炭素繊維シートの下辺部に幅方
向で高さが不連続となる不連続部を形成したので、下辺
部同士に水膜が発生しても不連続部の低い多数の場所か
ら水を滴下させて水を均一に分散することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1には本発明の一実施形態例に係る排煙処理
装置を備えた排ガス処理システムの全体構成図。
【図2】通路シートの斜視図。
【図3】枠体の斜視図。
【図4】触媒の概略平面図。
【図5】図4中のV-V 線矢視図。
【図6】触媒の斜視図。
【図7】通路シートの正面図。
【図8】通路シートの装着状況の説明図。
【図9】活性炭素繊維層の底面図。
【符号の説明】
1 ボイラ 2 集塵機 3 押込ポンプ 4 脱硫塔 5 導入口 6 触媒 7 散水ノズル 8 水タンク 9 ポンプ 10 排出ポンプ 11 硫酸タンク 12 排出口 13 煙突 15 通路 16 通路シート 17 枠体 20 活性炭素繊維層 21 平板活性炭素繊維シート 22 波板活性炭素繊維シート 23 下辺部 24 高低縁 26 端部切欠部 27 切欠部 34 穴 35 上部フレーム 36 下部フレーム 37 コーナーアングル 38 側部サポート 39 渡部材
フロントページの続き Fターム(参考) 4D048 AA02 AB01 AC10 BA05X BB02 BB08 4G069 AA02 AA11 BA08A BA08B CA02 CA07 CA12 CB84 EA09 EA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫黄酸化物を含有する排ガスが流通する
    装置塔内に設けられ活性炭素繊維層で形成される触媒
    と、触媒の上部における装置塔内に設けられ触媒に硫酸
    生成用の水を供給する水供給手段とからなる排煙処理装
    置において、平板状の平板活性炭素繊維シートと波板状
    の波板活性炭素繊維シートとを接合して通路シートを形
    成し、通路が上下に延びる状態に通路シートを枠体に積
    層することにより触媒の活性炭素繊維層を構成したこと
    を特徴とする排煙処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、活性炭素繊維層の平
    板活性炭素繊維シートもしくは波板活性炭素繊維シート
    の下部縁部に波板活性炭素繊維シートもしくは平板活性
    炭素繊維シートの下部縁部よりも下方に位置する下辺部
    を形成すると共に下辺部に切欠部を形成し、切欠部が嵌
    合する渡部材を枠体の底部に設けたことを特徴とする排
    煙処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、活性炭素繊維層の平
    板活性炭素繊維シートもしくは波板活性炭素繊維シート
    の下辺部に幅方向で高さが不連続となる不連続部を形成
    したことを特徴とする排煙処理装置。
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