JP2003126540A - 景品獲得ゲーム機 - Google Patents

景品獲得ゲーム機

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JP2003126540A
JP2003126540A JP2001328953A JP2001328953A JP2003126540A JP 2003126540 A JP2003126540 A JP 2003126540A JP 2001328953 A JP2001328953 A JP 2001328953A JP 2001328953 A JP2001328953 A JP 2001328953A JP 2003126540 A JP2003126540 A JP 2003126540A
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prize
game machine
lane
circulation path
machine according
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JP2001328953A
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English (en)
Inventor
Masato Yoshida
眞人 吉田
Rei Makino
麗 牧野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展示された景品の見た目の面白さを向上させ
ると共に、景品獲得のためのゲーム性の面白さの向上を
図った景品獲得ゲーム機を提供する。 【解決手段】 景品4を、第1レーン21,第1管部2
2,第2レーン23及び第2管部24の順に循環移動さ
せる。ゲームを行う場合には、ユーザは操作手段によっ
て可動部10を駆動し、タイミング良く可動部10を駆
動すると、第1レーン21を転がる景品4を、第1レー
ン21の外に出して、搬送路3の開口部31へと導くこ
とができ。開口部31へと導かれた景品4は、搬送路3
を通り、排出口32から排出されて、景品取り出し口に
導かれる。そして、ユーザは景品取り出し口から景品を
取り出して、景品を獲得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームを行って、
ゲーム結果に応じて景品を獲得することのできる景品獲
得ゲーム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるアーケードゲーム機の一
種に、ユーザのゲームの結果に応じて景品を獲得可能な
景品獲得ゲーム機が知られている。このような景品獲得
ゲーム機の場合には、ユーザはゲーム結果に応じて得ら
れる景品が欲しいために遊技を行うのは勿論のこと、ゲ
ーム性を楽しむために遊技に興じる。
【0003】ところが、従来技術に係る景品獲得ゲーム
機の場合には、ケース内に展示(収容)されている景品
は静止したまま置かれているか、あるいは、景品を置く
土台そのものが動くのみであるため変化に富んだ動きは
ない。
【0004】従って、見た目にも面白さに欠けるし、ゲ
ーム性としての面白さにも欠けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来技
術においては、展示された景品の見た目の面白さに欠
け、また、景品を獲得するためのゲーム性の面白さにも
欠けていた。
【0006】本発明の目的とするところは、展示された
景品の見た目の面白さを向上させると共に、景品獲得の
ためのゲーム性の面白さの向上を図った景品獲得ゲーム
機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、循環経路にしたがって、景品自体
が動き回るようにした。これによって、見た目の面白さ
が向上した。
【0008】そして、動き回っている景品を可動部の操
作によって獲得するゲーム内容とした。これにより、ゲ
ーム性の面白さが向上した。
【0009】なお、循環経路を移動させる景品の態様と
しては、景品をそのまま移動させる場合の他に、容器内
に景品を納めた状態が考えられる。従って、容器内に景
品を納めた場合には、容器ごと景品を移動させることは
言うまでもない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0011】図1を参照して、本発明の実施の形態に係
る景品獲得ゲーム機について説明する。図1は本発明の
実施の形態に係る景品獲得ゲーム機の主要構成を示す模
式的斜視図である。
【0012】まず、本発明の実施の形態に係る景品獲得
ゲーム機100の構成について説明する。
【0013】図1に示すように、本発明の実施の形態に
係る景品獲得ゲーム機100は、概略、循環経路を構成
する第1レーン21,第1管部22,第2レーン23及
び第2管部24と、ユーザが不図示の操作手段によって
操作する可動部10と、可動部10によって導かれた景
品4を不図示の景品取り出し口まで搬送する搬送路3
と、を備える。
【0014】第1レーン21及び第2レーン23は溝を
有する傾斜した通路である。これらのレーン上に景品4
が進入した場合には、景品4はレーンの溝内を傾斜に沿
って転がっていく。
【0015】第1管部22は円筒状の管であり、第1管
部22に進入した景品4は、重力によって落下する。た
だし、円筒状の内部に螺旋状の通路を設けて、景品4を
ゆっくりと転がす構成とすることもできる。
【0016】第2管部24は円筒状の管の内部に、景品
4を上方に搬送する機構を設けた構成である。したがっ
て、第2レーン23から第2管部24に進入した景品4
は上方に搬送されて第1レーン21へと送られる。ここ
で、景品4を上方に搬送する機構としては、例えば、エ
レベータのように景品4を1個づつ持ち運ぶような機構
等、適宜、公知技術を適用することができる。
【0017】搬送路3は、管状の部材で構成されてお
り、管の一方に景品獲得領域となる開口部31を有し、
他方に不図示の景品取り出し口に景品4を排出する排出
口32を有する。なお、開口部31から進入した景品4
を、重力にしたがって自然に排出口32まで転がるよう
に構成することもできるし、管の内部に搬送ベルトのよ
うな搬送手段を設けて景品4を搬送することもできる。
【0018】景品4に関しては、レーン等を転がるよう
に、景品自体の形状を略球状のものとするか、あるい
は、球状の容器(カプセル)内に、景品を収納させてお
くことができる。
【0019】可動部10は、ユーザが操作手段の操作に
よって駆動する部材であり、タイミング良く駆動された
場合には、第1レーン21を転がる景品4を、第1レー
ン21の外に出して、搬送路3の開口部31に導く。
【0020】次に、本発明の実施の形態に係る景品獲得
ゲーム機100の動作について説明する。
【0021】第2管部24から排出された景品4は、第
1レーン21を転がり(矢印R1)、ゲーム領域部を通
過して(矢印R2)、更に、第1管部22に向かって転
がっていく(矢印R3)。
【0022】第1管部22に進入した景品4は、落下あ
るいは転動によって下方に進み(矢印R4)、第2レー
ン23に排出される。
【0023】第2レーン23に進入した景品4は、第2
レーン23を転がっていき(矢印R5)、第2管部24
に導かれる。
【0024】第2管部24に進入した景品4は、上方へ
と搬送され(矢印R6)、再び、第1レーン21へと送
られる。
【0025】このように、景品4は、第1レーン21,
第1管部22,第2レーン23及び第2管部24を循環
移動している。従って、景品4は常に動き回っているの
で、外部から展示された景品4を見る場合の面白さに優
れる。
【0026】そして、ゲームを行う場合には、上述のよ
うに、ユーザは不図示の操作手段によって可動部10を
駆動する。
【0027】タイミング良く可動部10が駆動される
と、矢印R2に向かって転がる景品4を、第1レーン2
1の外に出して、搬送路3の開口部31へと導く(矢印
X1)。
【0028】開口部31へと導かれた景品4は、搬送路
3を通り(矢印X2)、排出口32から排出されて、景
品取り出し口に導かれる。そして、ユーザは景品取り出
し口から景品を取り出して、景品を獲得する。
【0029】また、可動部10の駆動によって、景品4
が第1レーン21の外に出されたものの、開口部31に
うまく導かれずに落下した場合、あるいは、何らかの拍
子に景品4が第1レーン21からはみ出して落下した場
合には、景品4は第2レーン23に導かれて(矢印
Y)、再び、循環経路を循環移動するように構成されて
いる。
【0030】景品4を第2レーン23に導く(矢印Y)
ためには、例えば、装置内の床を傾斜させておき、落下
した景品4は必ず床を転がって第2レーン23に導かれ
るような構成とすることができる。
【0031】このように、従来技術に係る景品獲得ゲー
ム機のように、静止した景品、あるいは動きの変化に乏
しい景品を狙って景品を獲得するような場合に比べて、
本実施の形態に係る景品獲得ゲーム機100のように、
動きの変化に富んだ景品を狙って景品を獲得するほうが
ゲーム性の面白さに優れる。
【0032】次に、ユーザが景品を獲得するために操作
を行う可動部の構成をより具体化した実施例についてい
くつか説明する。
【0033】(実施例1)図2〜図5を参照して、本発
明の実施例1に係る景品獲得ゲーム機について説明す
る。図2は本発明の実施例1に係る景品獲得ゲーム機の
可動部を示す模式的斜視図である。図3は本発明の実施
例1に係る景品獲得ゲーム機のブロック構成図である。
図4は本発明の実施例1に係る景品獲得ゲーム機を利用
するユーザの利用手順を示すフローチャート図である。
図5は本発明の実施例1に係る景品獲得ゲーム機の動作
手順を示すフローチャート図である。
【0034】図2に示すように、本実施例における可動
部11は、フラッパ11aと押出部材11bで構成され
ており、これらはユーザが操作できるように構成されて
いる。
【0035】フラッパ11aは、例えば、ユーザがボタ
ンを押すと揺動するように構成しておく。
【0036】そして、通常、景品4は図2中矢印S1か
らS2方向に移動して循環しているのに対して、フラッ
パ11aが揺動して所定の位置にある場合には、景品4
はフラッパ11aによって矢印P方向に誘導されて、分
岐された経路(レーン)に向かって方向転換される。
【0037】ここで、フラッパ11aの動作に関して
は、以下に説明するように、押出部材11bの操作が終
わるまで何度でもユーザがフラッパ11aの操作を行う
ことができるようにしても良い。また、ユーザが1度ボ
タンを押すとフラッパ11aは所定の位置まで揺動した
状態で暫く静止して、景品4を簡単に分岐された経路に
導くことができるように構成してもよい。また、ユーザ
が1度ボタンを押すとフラッパ11aは静止することな
く1度のみ揺動する構成として、タイミング良くフラッ
パ11aを揺動させた場合のみ、景品4を分岐された経
路に導くことができるように構成してもよい。
【0038】上記の分岐された経路は、図1中矢印T1
方向へと向かい、更に矢印T2方向に向かって、再び元
の循環経路に戻って矢印S2方向に進むように構成され
ている。
【0039】フラッパ11aの揺動タイミングが合わな
かった場合には、景品4はそのまま循環経路を移動する
(矢印S2)。
【0040】また、押出部材11bは、例えば、ユーザ
がボタンを押すと1回のみ往復移動するように構成して
おく。なお、ユーザがボタンを押して、押出部材11b
を駆動できる回数は制限されており、例えば、1度のみ
駆動できるように構成されている。ここで、押出部材1
1bを往復移動させるための機構としては、ソレノイド
を利用したもの等を好適に適用できる。
【0041】そして、上述した分岐された経路を移動中
の景品4に対して、タイミング良く押出部材11bが往
復移動した場合には、押出部材11bの先端部が景品4
を押して、景品4を経路の外へと押出す。
【0042】そして、うまく押出された場合には、景品
4は景品獲得領域となる取皿31Aへと導かれる(矢印
U1)。取皿31Aに導かれた景品4は不図示の景品取
り出し口へと搬送される。なお、取皿31Aから景品取
り出し口への搬送は、例えば、皿の中央に、上述した景
品取り出し口に連通した開口部を設けることで、開口部
から景品4を景品取り出し口まで転がすようにすること
ができる。
【0043】一方、景品4がうまく押出されなかった場
合には、景品4は落下する(矢印U2)。落下した景品
4は、上述のように、再び循環経路へと導かれる。
【0044】押出部材11bの移動タイミングが合わな
かった場合には、景品4は矢印T2方向に進み、上述の
通り、再び循環経路に戻る。
【0045】次に、図3を参照して、本実施例に係る景
品獲得ゲーム機の制御構成を中心に説明する。
【0046】図3に示すように、景品獲得ゲーム機10
0は、ゲームの進行に必要な各種演算及び各部の制御を
司るCPUB1と、コインの受け入れを検出処理するコ
イン処理装置B2と、ユーザが操作情報を入力する操作
入力装置B4及びこれを制御するための操作制御回路B
3と、を備える。
【0047】また、景品獲得ゲーム機100は、操作入
力装置B4の入力情報に基づいて、駆動される分岐レバ
ー(フラッパ)B13と、これを制御するための分岐レ
バー制御回路B12と、操作入力装置B4の入力情報に
基づいて往復移動する押出部材としてのPushボタン
B11と、これを制御するためのPushボタン制御回
路B10と、を備える。
【0048】また、景品獲得ゲーム機100は、景品が
循環経路を循環移動するために制御を行うレーン制御回
路B5と、景品を払い出すためのプライズ払出装置(搬
送ベルトの駆動機構等)B6と、ゲームを実行させる手
順を記述したプログラムが格納されたROM(リードオ
ンメモリ)B7と、CPUB1からの指示に基づいて、
データやプログラム等が展開され、作業領域となるRA
M(ランダムアクセスメモリ)B8と、を備えている。
【0049】次に、図4を参照して、ユーザの利用手順
について説明する。
【0050】景品獲得ゲーム機がスタート待機状態で
(S0)、ユーザが景品獲得ゲーム機にコインを投入す
ると(S1)、ゲームが開始し、ユーザは分岐レバーの
操作を行う(S2)。
【0051】分岐レバーの操作がうまくいき、景品4が
分岐経路に移動したら、ユーザはPushボタンを操作
する(S3)。
【0052】そして、ユーザがPushボタンの操作に
成功し、景品が景品獲得領域となる取皿に乗ったならば
(S4)、景品を獲得して(S5)、ゲームは終了する
(S6)。
【0053】S4でゲームが成功せずに、景品を獲得す
ることができなければ、再び、コインを投入して(S
1)、分岐レバーを操作することができる(S2)。
【0054】次に、図5を参照して、景品獲得ゲーム機
の動作手順について説明する。
【0055】主電源の投入により景品獲得ゲーム機はス
タートし(S0)、コインの投入の有無を待機する(S
1)。そして、コインが投入されると、コインの識別を
行い(S2)、正しいコインが投入されていればゲーム
を開始し、分岐レバーの操作を有効な状態にする(S
3)。そして、Pushボタンの操作も有効な状態にす
る(S4)。
【0056】その後、Pushボタンの操作が行われた
か否かを監視し(S5)、Pushボタンの操作が行わ
れたら分岐レバーの操作を無効な状態とし(S6)、更
にPushボタンの操作を無効な状態にする(S7)。
【0057】そして、景品が取皿に乗った場合には(S
8)、景品を払い出して(S9)、動作を終了する(S
10)。一方、S8で景品が取皿に乗らなかった場合に
は、再びコインの投入を待機する(S1)。
【0058】このように、本実施例では2つの可動部で
あるフラッパ11aと押出部材11bをユーザが操作し
て、いずれの操作も成功した場合に景品4を獲得するこ
とができる。
【0059】(実施例2)図6〜図9を参照して、本発
明の実施例2に係る景品獲得ゲーム機について説明す
る。図6は本発明の実施例2に係る景品獲得ゲーム機の
可動部を示す模式的斜視図である。図7は本発明の実施
例2に係る景品獲得ゲーム機のブロック構成図である。
図8は本発明の実施例2に係る景品獲得ゲーム機を利用
するユーザの利用手順を示すフローチャート図である。
図9は本発明の実施例2に係る景品獲得ゲーム機の動作
手順を示すフローチャート図である。
【0060】図6に示すように、本実施例における可動
部12は、不図示のフラッパとショベル12aで構成さ
れており、これらはユーザが操作できるように構成され
ている。
【0061】本実施例では、上記実施例1と同様に、分
岐された経路が設けられており、上述のようにフラッパ
の操作によって、景品を分岐された経路に導くように構
成している。フラッパに関しては上記実施例1と同様で
あるので、その説明は省略する。
【0062】本実施例では、分岐された経路の一部が、
図6に示すように傾斜するレーンで構成され、景品4は
図中矢印S1方向に転がり、レーンの先端から矢印T2
方向に落下して、再び循環経路に戻るような構成となっ
ている。
【0063】ショベル12aは、例えば、ユーザがボタ
ンを押すと、図6中矢印X方向(水平方向)に1往復だ
け反回転運動を行うように構成している。なお、ユーザ
がボタンを押して、ショベル12aを駆動できる回数は
制限されており、例えば、1度だけ駆動できるように構
成されている。
【0064】そして、このショベル12aは、通常は景
品獲得領域付近の位置に待機しており、ユーザの操作に
よって反回転運動を行って、一定の短時間のみ上記レー
ンの先端付近に移動して、再び景品獲得領域付近に戻る
ように構成されている。
【0065】従って、レーンを転がる景品4のタイミン
グに合わせて、ショベル12aを移動させた場合のみ、
ショベル12aは景品4を掬い上げて、景品獲得領域と
なる取皿31Bまで景品4を搬送する(矢印T1)。
【0066】取皿31Bに導かれた景品4は不図示の景
品取り出し口へと搬送される。なお、取皿31Bから景
品取り出し口への搬送は、例えば、皿の中央に、上述し
た景品取り出し口に連通した開口部を設けることで、開
口部から景品4を景品取り出し口まで転がすようにする
ことができる。
【0067】一方、景品4がショベル12aに掬い上げ
られなかった場合には、景品4は落下する(矢印T
2)。落下した景品4は、上述のように、再び循環経路
へと導かれる。
【0068】次に、図7を参照して、本実施例に係る景
品獲得ゲーム機の制御構成を中心に説明する。
【0069】図7に示すように、景品獲得ゲーム機10
0は、ゲームの進行に必要な各種演算及び各部の制御を
司るCPUB1と、コインの受け入れを検出処理するコ
イン処理装置B2と、ユーザが操作情報を入力する操作
入力装置B4及びこれを制御するための操作制御回路B
3と、を備える。
【0070】また、景品獲得ゲーム機100は、操作入
力装置B4の入力情報に基づいて、駆動される分岐レバ
ー(フラッパ)B16と、これを制御するための分岐レ
バー制御回路B17と、操作入力装置B4の入力情報に
基づいて1往復の反回転移動を行うショベル部B15
と、これを制御するためのショベル制御回路B14と、
を備える。
【0071】また、景品獲得ゲーム機100は、景品が
循環経路を循環移動するために制御を行うレーン制御回
路B5と、景品を払い出すためのプライズ払出装置(搬
送ベルトの駆動機構等)B6と、ゲームを実行させる手
順を記述したプログラムが格納されたROM(リードオ
ンメモリ)B7と、CPUB1からの指示に基づいて、
データやプログラム等が展開され、作業領域となるRA
M(ランダムアクセスメモリ)B8と、を備えている。
【0072】次に、図8を参照して、ユーザの利用手順
について説明する。
【0073】景品獲得ゲーム機がスタート待機状態で
(S0)、ユーザが景品獲得ゲーム機にコインを投入す
ると(S1)、ゲームが開始し、ユーザは分岐レバーの
操作を行う(S2)。
【0074】分岐レバーの操作がうまくいき、景品4が
分岐経路に移動したら、ユーザはショベルを操作する
(S3)。
【0075】そして、ユーザがショベルの操作に成功
し、景品が景品獲得領域となる取皿に乗ったならば(S
4)、景品を獲得して(S5)、ゲームは終了する(S
6)。
【0076】S4でゲームが成功せずに、景品を獲得す
ることができなければ、再び、コインを投入して(S
1)、分岐レバーを操作することができる(S2)。
【0077】次に、図9を参照して、景品獲得ゲーム機
の動作手順について説明する。
【0078】主電源の投入により景品獲得ゲーム機はス
タートし(S0)、コインの投入の有無を待機する(S
1)。そして、コインが投入されると、コインの識別を
行い(S2)、正しいコインが投入されていればゲーム
を開始し、分岐レバーの操作を有効な状態にする(S
3)。そして、ショベルの操作も有効な状態にする(S
4)。
【0079】その後、ショベルの操作が行われたか否か
を監視し(S5)、ショベルの操作が行われたら分岐レ
バーの操作を無効な状態とし(S6)、更にショベルの
操作を無効な状態にする(S7)。
【0080】そして、景品が取皿に乗った場合には(S
8)、景品を払い出して(S9)、動作を終了する(S
10)。一方、S8で景品が取皿に乗らなかった場合に
は、再びコインの投入を待機する(S1)。
【0081】このように、本実施例では2つの可動部で
あるフラッパとショベルをユーザが操作して、いずれの
操作も成功した場合に景品4を獲得することができる。
【0082】(実施例3)図10〜図13を参照して、
本発明の実施例3に係る景品獲得ゲーム機について説明
する。図10は本発明の実施例3に係る景品獲得ゲーム
機の可動部を示す模式的斜視図である。図11は本発明
の実施例3に係る景品獲得ゲーム機のブロック構成図で
ある。図12は本発明の実施例3に係る景品獲得ゲーム
機を利用するユーザの利用手順を示すフローチャート図
である。図13は本発明の実施例3に係る景品獲得ゲー
ム機の動作手順を示すフローチャート図である。
【0083】図10に示すように、本実施例における可
動部13は、ガイド部材としてのゲート13aで構成さ
れており、これをユーザが操作できるように構成されて
いる。
【0084】ゲート13aは、例えば、ユーザがボタン
を押すと、図10の上図から下図に示すように、一定の
短時間のみゲートを開くように構成している。なお、ユ
ーザがボタンを押して、ゲート13aが駆動する回数は
制限されており、例えば、1回のみ駆動できるように構
成されている。
【0085】ゲート13aは、通常の状態においては、
図10の上図に示すように、景品4をガイドする機能を
持っている。すなわち、図中矢印S1方向に進む景品4
は、ゲート13aに誘導されて、循環経路にしたがって
移動する(矢印T1)。
【0086】これに対して、図10の下図に示すように
ゲートが開いた状態においては、景品4はゲート13a
にガイドされることなく、循環経路から外れて、景品獲
得領域となる取皿31Cに導かれる(矢印T2)。
【0087】取皿31Cに導かれた景品4は不図示の景
品取り出し口へと搬送される。なお、取皿31Cから景
品取り出し口への搬送は、例えば、皿の中央に、上述し
た景品取り出し口に連通した開口部を設けることで、開
口部から景品4を景品取り出し口まで転がすようにする
ことができる。
【0088】このように、タイミング良く、ゲート13
aを駆動して、景品4をガイドしないことに成功した場
合には、景品4を獲得することができる。
【0089】一方、ゲート13aの駆動タイミングが外
れて、ゲート13aによって景品4をガイドしてしまっ
た場合には、景品4はそのまま循環経路を進むことにな
る。
【0090】次に、図11を参照して、本実施例に係る
景品獲得ゲーム機の制御構成を中心に説明する。
【0091】図11に示すように、景品獲得ゲーム機1
00は、ゲームの進行に必要な各種演算及び各部の制御
を司るCPUB1と、コインの受け入れを検出処理する
コイン処理装置B2と、ユーザが操作情報を入力する操
作入力装置B4及びこれを制御するための操作制御回路
B3と、を備える。
【0092】また、景品獲得ゲーム機100は、操作入
力装置B4の入力情報に基づいて、駆動されるゲート部
B19と、これを制御するためのゲート制御回路B18
と、を備える。
【0093】また、景品獲得ゲーム機100は、景品が
循環経路を循環移動するために制御を行うレーン制御回
路B5と、景品を払い出すためのプライズ払出装置(搬
送ベルトの駆動機構等)B6と、ゲームを実行させる手
順を記述したプログラムが格納されたROM(リードオ
ンメモリ)B7と、CPUB1からの指示に基づいて、
データやプログラム等が展開され、作業領域となるRA
M(ランダムアクセスメモリ)B8と、を備えている。
【0094】次に、図12を参照して、ユーザの利用手
順について説明する。
【0095】景品獲得ゲーム機がスタート待機状態で
(S0)、ユーザが景品獲得ゲーム機にコインを投入す
ると(S1)、ゲームが開始し、ユーザはゲートの操作
を行う(S2)。
【0096】そして、ユーザがゲートの操作に成功し、
景品が景品獲得領域となる取皿に乗ったならば(S
3)、景品を獲得して(S4)、ゲームは終了する(S
5)。
【0097】S3でゲームが成功せずに、景品を獲得す
ることができなければ、再び、コインを投入して(S
1)、ゲートを操作することができる(S2)。
【0098】次に、図13を参照して、景品獲得ゲーム
機の動作手順について説明する。
【0099】主電源の投入により景品獲得ゲーム機はス
タートし(S0)、コインの投入の有無を待機する(S
1)。そして、コインが投入されると、コインの識別を
行い(S2)、正しいコインが投入されていればゲーム
を開始し、ゲートの操作を有効な状態にする(S3)。
【0100】その後、ゲートの操作が行われたか否かを
監視し(S4)、ゲートの操作が行われたら、ゲートの
操作を無効な状態にする(S5)。
【0101】そして、景品が取皿に乗った場合には(S
6)、景品を払い出して(S7)、動作を終了する(S
8)。一方、S6で景品が取皿に乗らなかった場合に
は、再びコインの投入を待機する(S1)。
【0102】このように、本実施例では可動部であるゲ
ートをユーザが操作して、この操作を成功した場合に景
品4を獲得することができる。
【0103】(実施例4)図14〜図17を参照して、
本発明の実施例4に係る景品獲得ゲーム機について説明
する。図14は本発明の実施例4に係る景品獲得ゲーム
機の可動部を示す模式的斜視図である。図15は本発明
の実施例4に係る景品獲得ゲーム機のブロック構成図で
ある。図16は本発明の実施例4に係る景品獲得ゲーム
機を利用するユーザの利用手順を示すフローチャート図
である。図17は本発明の実施例4に係る景品獲得ゲー
ム機の動作手順を示すフローチャート図である。
【0104】図14に示すように、本実施例における可
動部14は、アーム部材14aで構成されており、これ
をユーザが操作できるように構成されている。
【0105】アーム部材14aは、ユーザによるボタン
等の操作によって、図6中矢印X方向に1往復だけ反回
転運動を行うように構成している。なお、ユーザがボタ
ンを押して、アーム部材14aを駆動できる回数は制限
されており、例えば、1度のみ駆動できるように構成さ
れている。
【0106】そして、このアーム部材14aは、通常は
レール上に待機しており、ユーザの操作によって掴み動
作を行う。そして、アーム部材14aは景品獲得領域と
なる取皿31D上まで移動して、ユーザの操作によって
アーム部材14aの掴んだ状態を解放する動作を行い、
その後、アーム部材14aは元の位置に戻るように構成
している。
【0107】従って、矢印S1方向に向かってレーンを
転がる景品4のタイミングに合わせて、アーム部材14
aを駆動させた場合のみ、アーム部材14aが景品4を
掴んで(矢印T1)、景品獲得領域となる取皿31Dま
で景品を搬送する(矢印T2)。
【0108】取皿31Dに導かれた景品4は不図示の景
品取り出し口へと搬送される。なお、取皿31Dから景
品取り出し口への搬送は、例えば、皿の中央に、上述し
た景品取り出し口に連通した開口部を設けることで、開
口部から景品4を景品取り出し口まで転がすようにする
ことができる。
【0109】一方、アーム部材14aによって景品4を
掴むことができなかった場合には、景品4はそのまま循
環経路を進むことになる(矢印S2)。
【0110】次に、図15を参照して、本実施例に係る
景品獲得ゲーム機の制御構成を中心に説明する。
【0111】図15に示すように、景品獲得ゲーム機1
00は、ゲームの進行に必要な各種演算及び各部の制御
を司るCPUB1と、コインの受け入れを検出処理する
コイン処理装置B2と、ユーザが操作情報を入力する操
作入力装置B4及びこれを制御するための操作制御回路
B3と、を備える。
【0112】また、景品獲得ゲーム機100は、操作入
力装置B4の入力情報に基づいて、駆動されるアーム部
B21と、これを制御するためのアーム制御回路B20
と、を備える。
【0113】また、景品獲得ゲーム機100は、景品が
循環経路を循環移動するために制御を行うレーン制御回
路B5と、景品を払い出すためのプライズ払出装置(搬
送ベルトの駆動機構等)B6と、ゲームを実行させる手
順を記述したプログラムが格納されたROM(リードオ
ンメモリ)B7と、CPUB1からの指示に基づいて、
データやプログラム等が展開され、作業領域となるRA
M(ランダムアクセスメモリ)B8と、を備えている。
【0114】次に、図16を参照して、ユーザの利用手
順について説明する。
【0115】景品獲得ゲーム機がスタート待機状態で
(S0)、ユーザが景品獲得ゲーム機にコインを投入す
ると(S1)、ゲームが開始し、ユーザはアームで景品
を掴む操作を行う(S2)。
【0116】そして、ユーザがアームで景品4を掴む操
作に成功したならば、アームを回転させて景品4を取皿
まで移動させて(S3)、アームの掴み状態を解放し
て、取皿に景品を落とす操作を行う(S4)。
【0117】景品が景品獲得領域となる取皿に乗ったな
らば(S5)、景品を獲得して(S4)、ゲームは終了
する(S6)。
【0118】S2〜S5でゲームが成功せずに、景品を
獲得することができなければ、再び、コインを投入して
(S1)、アームを操作することができる(S2)。
【0119】次に、図17を参照して、景品獲得ゲーム
機の動作手順について説明する。
【0120】主電源の投入により景品獲得ゲーム機はス
タートし(S0)、コインの投入の有無を待機する(S
1)。そして、コインが投入されると、コインの識別を
行い(S2)、正しいコインが投入されていればゲーム
を開始し、アームによる景品を掴む操作を有効な状態に
する(S3)。そして、アームの回転操作を有効な状態
にして(S4)、取皿に景品を落とす操作(アームを掴
み状態から解放する操作)を有効な状態にする(S
5)。
【0121】その後、取皿に景品を落とす操作が行われ
たか否かを監視し(S6)、この操作が行われたら、ア
ームを定位置に戻して(S7)、アームの操作を無効に
する(S8)。
【0122】そして、景品が取皿に乗った場合には(S
9)、景品を払い出して(S10)、動作を終了する
(S11)。一方、S9で景品が取皿に乗らなかった場
合には、再びコインの投入を待機する(S1)。
【0123】このように、本実施例では可動部であるア
ーム部材をユーザが操作して、この操作を成功した場合
に景品4を獲得することができる。
【0124】(実施例5)図18〜図21を参照して、
本発明の実施例5に係る景品獲得ゲーム機について説明
する。図18は本発明の実施例5に係る景品獲得ゲーム
機の可動部を示す模式的斜視図である。図19は本発明
の実施例5に係る景品獲得ゲーム機のブロック構成図で
ある。図20は本発明の実施例5に係る景品獲得ゲーム
機を利用するユーザの利用手順を示すフローチャート図
である。図21は本発明の実施例5に係る景品獲得ゲー
ム機の動作手順を示すフローチャート図である。
【0125】図18に示すように、本実施例における可
動部15は、不図示のフラッパとショベル(ここではス
プーン部材15aと称する)で構成されており、これを
ユーザが操作できるように構成されている。
【0126】本実施例では、上記実施例1と同様に、分
岐された経路が設けられており、上述のようにフラッパ
の操作によって、景品を分岐された経路に導くように構
成している。フラッパに関しては上記実施例1と同様で
あるので、その説明は省略する。
【0127】また、本実施例では、上記実施例2の構成
に加えて、更に、分岐経路を構成するレーンも揺動する
構成となっており、揺動するレーンに合わせてスプーン
部材15aを駆動操作する必要がある。
【0128】すなわち、本実施例では、分岐された経路
の一部が、図18に示すように上下方向(矢印X方向)
に揺動するレーンで構成され、景品4は図中矢印S1方
向に転がり、レーンの先端から矢印T2方向に落下し
て、再び循環経路に戻るような構成となっている。そし
て、上記実施例2と異なる点は、レーンが揺動すること
から転がる景品4の速度が変わり、更に、景品4が落下
する地点が変わることにある。
【0129】スプーン部材15aは、ユーザによるボタ
ン等の操作によって、図18中矢印Y方向(上下方向)
に揺動し、その後水平方向に回転して景品4を景品獲得
領域となる取皿31Eまで運べるように構成されてい
る。
【0130】このような構成により、レーンを転がる景
品4のタイミングに合わせて、ユーザがスプーン部材1
5aの上下動の駆動操作を行った場合のみ、スプーン部
材15aは景品4を掬い上げる。
【0131】そして、景品4を掬い上げた場合には、ス
プーン部材15aは回転移動によって景品4を景品獲得
領域となる取皿31Eまで運ぶ(矢印T1)。
【0132】取皿31Eに導かれた景品4は不図示の景
品取り出し口へと搬送される。なお、取皿31Eから景
品取り出し口への搬送は、例えば、皿の中央に、上述し
た景品取り出し口に連通した開口部を設けることで、開
口部から景品4を景品取り出し口まで転がすようにする
ことができる。
【0133】一方、スプーン部材15aによって景品4
を掬い上げることができなかった場合には、景品4は落
下する(矢印T2)。落下した景品4は再び循環経路へ
と導かれる。
【0134】次に、図19を参照して、本実施例に係る
景品獲得ゲーム機の制御構成を中心に説明する。
【0135】図19に示すように、景品獲得ゲーム機1
00は、ゲームの進行に必要な各種演算及び各部の制御
を司るCPUB1と、コインの受け入れを検出処理する
コイン処理装置B2と、ユーザが操作情報を入力する操
作入力装置B4及びこれを制御するための操作制御回路
B3と、を備える。
【0136】また、景品獲得ゲーム機100は、操作入
力装置B4の入力情報に基づいて、駆動される分岐レバ
ー(フラッパ)B16と、これを制御するための分岐レ
バー制御回路B17と、操作入力装置B4の入力情報に
基づいて駆動されるスプーン部B21と、これを制御す
るためのスプーン制御回路B20と、を備える。
【0137】また、景品獲得ゲーム機100は、景品が
循環経路を循環移動するために制御を行うレーン制御回
路B5と、景品を払い出すためのプライズ払出装置(搬
送ベルトの駆動機構等)B6と、ゲームを実行させる手
順を記述したプログラムが格納されたROM(リードオ
ンメモリ)B7と、CPUB1からの指示に基づいて、
データやプログラム等が展開され、作業領域となるRA
M(ランダムアクセスメモリ)B8と、を備えている。
【0138】次に、図20を参照して、ユーザの利用手
順について説明する。
【0139】景品獲得ゲーム機がスタート待機状態で
(S0)、ユーザが景品獲得ゲーム機にコインを投入す
ると(S1)、ゲームが開始し、ユーザは分岐レバーの
操作を行う(S2)。
【0140】分岐レバーの操作がうまくいき、景品4が
分岐経路に移動したら、ユーザはスプーンの上下操作を
行う(S3)。
【0141】そして、ユーザがスプーンの上下操作に成
功したならば、スプーンを回転させて景品4を取皿まで
移動させる(S4)。
【0142】景品が景品獲得領域となる取皿に乗ったな
らば(S5)、景品を獲得して(S4)、ゲームは終了
する(S6)。
【0143】S3〜S4でゲームが成功せずに、景品を
獲得することができなければ、再び、コインを投入して
(S1)、スプーンを操作することができる(S2)。
【0144】次に、図21を参照して、景品獲得ゲーム
機の動作手順について説明する。
【0145】主電源の投入により景品獲得ゲーム機はス
タートし(S0)、コインの投入の有無を待機する(S
1)。そして、コインが投入されると、コインの識別を
行い(S2)、正しいコインが投入されていればゲーム
を開始し、分岐レバーの操作を有効な状態にする(S
3)。そして、スプーンの上下動操作を有効な状態にし
て(S4)、スプーンの回転操作を有効な状態にする
(S5)。
【0146】その後、スプーンの回転操作が行われたか
否かを監視し(S6)、この操作が行われたら、スプー
ンを定位置に戻して(S7)、スプーンの操作を無効に
する(S8)。
【0147】そして、景品が取皿に乗った場合には(S
9)、景品を払い出して(S10)、動作を終了する
(S11)。一方、S9で景品が取皿に乗らなかった場
合には、再びコインの投入を待機する(S1)。
【0148】このように、本実施例では可動部であるス
プーン部材をユーザが操作して、この操作を成功した場
合に景品4を獲得することができる。
【0149】(実施例6)図22〜図25を参照して、
本発明の実施例6に係る景品獲得ゲーム機について説明
する。図22は本発明の実施例6に係る景品獲得ゲーム
機の可動部を示す模式的斜視図である。図23は本発明
の実施例6に係る景品獲得ゲーム機のブロック構成図で
ある。図24は本発明の実施例6に係る景品獲得ゲーム
機を利用するユーザの利用手順を示すフローチャート図
である。図25は本発明の実施例6に係る景品獲得ゲー
ム機の動作手順を示すフローチャート図である。
【0150】図22に示すように、本実施例における可
動部16は、押出部材としての突き部16aで構成され
ており、これをユーザが操作できるように構成されてい
る。突き部16aを操作できる回数は制限されており、
例えば、1度のみ操作できるように構成されている。
【0151】本実施例では、循環経路から分岐した経路
が設けられている。そして、この分岐された経路は、二
つの山部と、これらの山部の間に設けられた谷部とを有
するレーンで構成されている。
【0152】そして、本実施例では、循環経路を移動中
の景品を突いて、上述した分岐した経路に景品を押し出
す突き部16aが設けられている。この突き部16a
は、ユーザの操作によって駆動されるものであり、ま
た、突き出す強度を調整できるように構成されている。
突き部16aの機構としては、例えば、ソレノイドを利
用したものやばねの反発力を利用したものが挙げられ
る。
【0153】このような構成により、循環経路を移動中
の景品4を突き部16aによって突くと、景品4は分岐
した経路に進路を変更する(矢印S1)。そして、突き
部16aの突き出す強度が弱い場合には、景品4は分岐
したレーンにおける一つ目の山を越えられない。もう少
し強度が大きいと、景品4は一つ目の山は越えられるも
のの、二つ目の山を越えられずに谷部に留まる。更に強
度が大きいと、景品4は二つ目の山も越える(矢印S
2)。
【0154】このように、突き出し強度によって、景品
4の到達位置が変わる。そして、本実施例では谷部に景
品4が留まった場合には、バー16bによって景品4を
押して、景品獲得領域としての取皿31Fまで運ぶ(矢
印T1)。
【0155】取皿31Fに導かれた景品4は不図示の景
品取り出し口へと搬送される。なお、取皿31Fから景
品取り出し口への搬送は、例えば、皿の中央に、上述し
た景品取り出し口に連通した開口部を設けることで、開
口部から景品4を景品取り出し口まで転がすようにする
ことができる。
【0156】一方、谷部以外の位置に到達した景品4は
分岐したレーン外に出されて、再び循環経路に戻され
る。より具体的には、例えば、バーのようなもので景品
4を押し出して分岐したレーンから落下させたり、分岐
したレーンを傾けてレーンから景品4を落下させたりし
た後に、上述した第2レーン23に導くようにすれば良
い。
【0157】次に、図23を参照して、本実施例に係る
景品獲得ゲーム機の制御構成を中心に説明する。
【0158】図23に示すように、景品獲得ゲーム機1
00は、ゲームの進行に必要な各種演算及び各部の制御
を司るCPUB1と、コインの受け入れを検出処理する
コイン処理装置B2と、ユーザが操作情報を入力する操
作入力装置B4及びこれを制御するための操作制御回路
B3と、を備える。
【0159】また、景品獲得ゲーム機100は、操作入
力装置B4の入力情報に基づいて、駆動される突き部B
23と、これを制御するための突き部制御回路B22
と、を備える。
【0160】また、景品獲得ゲーム機100は、景品が
循環経路を循環移動するために制御を行うレーン制御回
路B5と、景品を払い出すためのプライズ払出装置(搬
送ベルトの駆動機構等)B6と、ゲームを実行させる手
順を記述したプログラムが格納されたROM(リードオ
ンメモリ)B7と、CPUB1からの指示に基づいて、
データやプログラム等が展開され、作業領域となるRA
M(ランダムアクセスメモリ)B8と、を備えている。
【0161】次に、図24を参照して、ユーザの利用手
順について説明する。
【0162】景品獲得ゲーム機がスタート待機状態で
(S0)、ユーザが景品獲得ゲーム機にコインを投入す
ると(S1)、ゲームが開始し、ユーザは突き部ーの操
作を行う(S2)。
【0163】分岐レバーの操作がうまくいき、景品4が
分岐経路の谷部に留まり、景品が景品獲得領域となる取
皿に乗ったならば(S3)、景品を獲得して(S4)、
ゲームは終了する(S5)。
【0164】S2,3でゲームが成功せずに、景品を獲
得することができなければ、再び、コインを投入して
(S1)、突き部を操作することができる(S2)。
【0165】次に、図25を参照して、景品獲得ゲーム
機の動作手順について説明する。
【0166】主電源の投入により景品獲得ゲーム機はス
タートし(S0)、コインの投入の有無を待機する(S
1)。そして、コインが投入されると、コインの識別を
行い(S2)、正しいコインが投入されていればゲーム
を開始し、突き部の操作を有効な状態にする(S3)。
【0167】その後、突き部の操作が行われたか否かを
監視し(S4)、この操作が行われたら、突き部の操作
を無効にする(S5)。
【0168】そして、景品が取皿に乗った場合には(S
6)、景品を払い出して(S7)、動作を終了する(S
8)。一方、S6で景品が取皿に乗らなかった場合に
は、再びコインの投入を待機する(S1)。
【0169】このように、本実施例では可動部である突
き部をユーザが操作して、この操作を成功した場合に景
品4を獲得することができる。
【0170】なお、本実施例の説明では、山部が2箇所
で谷部が1箇所設けた構成を説明したが、山部と谷部を
多数組み合わせて、景品を獲得可能な谷部を適当な位置
に1箇所(あるいは複数箇所)設ける構成とすることが
できることは言うまでもない。
【0171】(その他の実施例)これまでの各実施例
で、可動部の具体例として、フラッパ,押出部材,ショ
ベル(スプーン),ゲート(ガイド部材)及びアーム部
材の場合を説明した。そして、これらのうちの1つある
いは2つを組み合わせて、いずれも成功した場合に景品
を獲得できるような構成を説明した。しかし、これらの
組み合わせは自由に行うことができ、全てに成功した場
合にのみ景品を獲得できるように構成することもでき
る。
【0172】また、実施例5では、レーン自体も揺動さ
せて、これと可動部材としてショベル(スプーン)を組
み合わせて、両者のタイミングが合致した場合に成功し
て、景品を獲得できる場合について説明した。しかし、
レーン自体も揺動させる構成に対して適用する可動部材
としては、ショベル(スプーン)に限らず、フラッパ,
押出部材,ゲート(ガイド部材)及びアーム部材を適用
することもできる。
【0173】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、展示さ
れた景品の見た目の面白さを向上させると共に、景品獲
得のためのゲーム性の面白さの向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る景品獲得ゲーム機の
主要構成を示す模式的斜視図である。
【図2】本発明の実施例1に係る景品獲得ゲーム機の可
動部を示す模式的斜視図である。
【図3】本発明の実施例1に係る景品獲得ゲーム機のブ
ロック構成図である。
【図4】本発明の実施例1に係る景品獲得ゲーム機を利
用するユーザの利用手順を示すフローチャート図であ
る。
【図5】本発明の実施例1に係る景品獲得ゲーム機の動
作手順を示すフローチャート図である。
【図6】本発明の実施例2に係る景品獲得ゲーム機の可
動部を示す模式的斜視図である。
【図7】本発明の実施例2に係る景品獲得ゲーム機のブ
ロック構成図である。
【図8】本発明の実施例2に係る景品獲得ゲーム機を利
用するユーザの利用手順を示すフローチャート図であ
る。
【図9】本発明の実施例2に係る景品獲得ゲーム機の動
作手順を示すフローチャート図である。
【図10】本発明の実施例3に係る景品獲得ゲーム機の
可動部を示す模式的斜視図である。
【図11】本発明の実施例3に係る景品獲得ゲーム機の
ブロック構成図である。
【図12】本発明の実施例3に係る景品獲得ゲーム機を
利用するユーザの利用手順を示すフローチャート図であ
る。
【図13】本発明の実施例3に係る景品獲得ゲーム機の
動作手順を示すフローチャート図である。
【図14】本発明の実施例4に係る景品獲得ゲーム機の
可動部を示す模式的斜視図である。
【図15】本発明の実施例4に係る景品獲得ゲーム機の
ブロック構成図である。
【図16】本発明の実施例4に係る景品獲得ゲーム機を
利用するユーザの利用手順を示すフローチャート図であ
る。
【図17】本発明の実施例4に係る景品獲得ゲーム機の
動作手順を示すフローチャート図である。
【図18】本発明の実施例5に係る景品獲得ゲーム機の
可動部を示す模式的斜視図である。
【図19】本発明の実施例5に係る景品獲得ゲーム機の
ブロック構成図である。
【図20】本発明の実施例5に係る景品獲得ゲーム機を
利用するユーザの利用手順を示すフローチャート図であ
る。
【図21】本発明の実施例5に係る景品獲得ゲーム機の
動作手順を示すフローチャート図である。
【図22】本発明の実施例6に係る景品獲得ゲーム機の
可動部を示す模式的斜視図である。
【図23】本発明の実施例6に係る景品獲得ゲーム機の
ブロック構成図である。
【図24】本発明の実施例6に係る景品獲得ゲーム機を
利用するユーザの利用手順を示すフローチャート図であ
る。
【図25】本発明の実施例6に係る景品獲得ゲーム機の
動作手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
3 搬送路 4 景品 10 可動部 11 可動部 11a フラッパ 11b 押出部材 12 可動部 12a ショベル 13 可動部 13a ゲート 14 可動部 14a アーム部材 15 可動部 15a スプーン部材 16 可動部 16a 突き部 16b バー 21 第1レーン 22 第1管部 23 第2レーン 24 第2管部 31 開口部 31A,31B,31C,31D,31E,31F 取
皿 32 排出口 100 景品獲得ゲーム機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】景品が循環移動する循環経路と、 駆動タイミングによっては、前記循環経路の一部である
    レーンを移動する景品を、該循環経路から経路外に出し
    て、景品取り出し口に通じる景品獲得領域に向かって導
    く可動部と、 前記可動部を操作する操作手段と、を備えることを特徴
    とする景品獲得ゲーム機。
  2. 【請求項2】前記循環経路の一部を、揺動するレーンで
    構成すると共に、 該レーンの動きに応じて転がる景品のタイミングと前記
    可動部の動きのタイミングに応じて、景品が前記景品獲
    得領域に向かって導かれることを特徴とする請求項1に
    記載の景品獲得ゲーム機。
  3. 【請求項3】前記可動部は、前記循環経路から前記景品
    獲得領域に向かって分岐された経路に、景品を方向転換
    させるフラッパであることを特徴とする請求項1または
    2に記載の景品獲得ゲーム機。
  4. 【請求項4】前記可動部は、前記循環経路を移動する景
    品を、前記景品獲得領域に向かって押し出す押出部材で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の景品獲
    得ゲーム機。
  5. 【請求項5】前記可動部は、前記循環経路を移動する景
    品を掬い上げて、前記景品獲得領域に向けて移動させる
    ショベルであることを特徴とする請求項1または2に記
    載の景品獲得ゲーム機。
  6. 【請求項6】前記可動部は、景品が循環経路を移動する
    ように景品をガイドする位置から、景品をガイドしない
    位置まで移動するガイド部材であり、該ガイド部材が景
    品をガイドしない場合には、景品は前記景品獲得領域に
    向かって移動することを特徴とする請求項1または2に
    記載の景品獲得ゲーム機。
  7. 【請求項7】前記可動部は、前記循環経路を移動してい
    る景品を掴んで、前記景品獲得領域に向けて移動させる
    アーム部材であることを特徴とする請求項1または2に
    記載の景品獲得ゲーム機。
  8. 【請求項8】前記循環経路から分岐し、かつ、谷部を有
    するレーンを設けると共に、 前記可動部は、前記循環経路を移動する景品を前記レー
    ンに向かって押し出す押出部材であり、 該押出部材によって押し出された景品が、前記レーンの
    谷部に留まった場合には、該景品は前記景品獲得領域に
    向かって導かれることを特徴とする請求項1または2に
    記載の景品獲得ゲーム機。
JP2001328953A 2001-10-26 2001-10-26 景品獲得ゲーム機 Withdrawn JP2003126540A (ja)

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