JP2003126113A - 電気手術用処置器具 - Google Patents

電気手術用処置器具

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JP2003126113A
JP2003126113A JP2001330769A JP2001330769A JP2003126113A JP 2003126113 A JP2003126113 A JP 2003126113A JP 2001330769 A JP2001330769 A JP 2001330769A JP 2001330769 A JP2001330769 A JP 2001330769A JP 2003126113 A JP2003126113 A JP 2003126113A
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Ken Nishikawa
研 西川
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カテーテル管とスネアを有する電気手術用処置
器具において、生体粘膜に機械的な損傷を与えることな
く、病変部を容易かつ確実に切除することができる電気
手術用処置器具を提供する。 【解決手段】体内に挿入可能なカテーテル管と、カテー
テル管の遠位端から進退自在に装着されたスネアとを有
する電気手術用処置器具において、スネアの先端に金属
粒を付着してなることを特徴とする電気手術用処置器
具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気手術用処置器
具に関する。さらに詳しくは、本発明は、カテーテル管
とスネアを有する電気手術用処置器具において、生体粘
膜に機械的な損傷を与えることなく、病変部を容易かつ
確実に切除することができる電気手術用処置器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気手術用処置器具は、先端部に設けら
れたスネア型電極と生体組織との間の高周波の電気的エ
ネルギーを利用した処置器具であり、生体に電撃を与え
ずに隆起した病変部を電気的に切除し、手術時の出血を
少なくすることができるので、一般に内視鏡を用いる治
療に広く使用されている。しかし、内視鏡で観察される
すべての病変部が隆起しているとは限らず、平坦若しく
は陥没、又は隆起の程度が小さい病変部がある。このよ
うな場合は、病変部の粘膜下層に生理食塩水などを注入
して病変部を隆起させ、スネアで病変部を緊縛し、切除
する処置が行われる。しかし、病変部は必ずしも十分に
隆起せず、スネアが病変部から抜けてしまうなどの不具
合が生じ、十分な処置が行えない場合がある。このよう
な問題の解決手段の一つとして、スネアに金属製の突起
や針などを設け、生体粘膜に突き刺すことによりスネア
を病変部に固定し、病変部を切除する際にスネアが外れ
ることを防止する方法が試みられている。例えば、特開
平4−146743号公報には、所望領域の粘膜を確実
に切除することができる高周波スネアとして、スネアの
一部に体腔粘膜に突き刺し可能な突起を設けた高周波ス
ネアが提案されている。また、特開平4−361744
号公報には、緊縛がしやすく確実にでき、安全であり、
製作が容易な高周波切開切除具として、後端にテーパを
形成した滑り止め用チップを切開ワイヤに取り付けた高
周波切開切除具が提案されている。さらに、特開200
0−271146号公報には、生体組織を確実に把持す
ることができ、シース内へスネアを円滑に引き込むこと
ができる内視鏡用処置具として、ループワイヤの撚線を
構成する複数の素線の間を通して、針をループの内側に
向けて取り付けた滑り止め部を設けた内視鏡用処置具が
提案されている。これらの手段によりスネアの病変部の
把持性は改良されるが、いずれも生体粘膜を突き刺すこ
とによりスネアの位置を安定させるので、電気的エネル
ギーのみにより病変部を切除するという電気手術用処置
器具の特徴を本質的に損なうものであり、生体粘膜から
無用な出血を招き、本来治療すべき病変部以外の部位ま
でも傷つけるおそれがある。このために、生体粘膜に機
械的な損傷を与えることなく、電気的エネルギーにより
病変部のみを安定して切除することができる電気手術用
処置器具が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カテーテル
管とスネアを有する電気手術用処置器具において、生体
粘膜に機械的な損傷を与えることなく、病変部を容易か
つ確実に切除することができる電気手術用処置器具を提
供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、スネアの先端に金
属粒を付着して重量の大きい一点を形成することによ
り、スネアの線条が安定し、スネアの操作性が飛躍的に
向上して、スネアの固定が容易となり、病変部を確実に
切除することが可能になることを見いだし、この知見に
基づいて本発明を完成するに至った。すなわち、本発明
は、(1)体内に挿入可能なカテーテル管と、カテーテ
ル管の遠位端から進退自在に装着されたスネアとを有す
る電気手術用処置器具において、スネアの先端に金属粒
を付着してなることを特徴とする電気手術用処置器具、
(2)スネアが第1電極であり、カテーテル管の遠位端
に固定された第2電極を有し、スネアの先端がスネアの
先端曲げ戻し部である第1項記載の電気手術用処置器
具、(3)先端曲げ戻し部の投影面積の10〜80%に
金属粒が付着してなる第2項記載の電気手術用処置器
具、(4)スネアが第1電極と第2電極の2本の線条で
構成され、スネアの先端が電気絶縁体からなるスペーサ
ーである第1項記載の電気手術用処置器具、(5)スネ
アを構成する線条の直径がa(cm)であるとき、金属粒
の重量が4a 3〜800a3(g)である第1項記載の電
気手術用処置器具、及び、(6)スネアが、絶縁性被膜
を有する第1項記載の電気手術用処置器具、を提供する
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の電気手術用処置器具は、
体内に挿入可能なカテーテル管と、カテーテル管の遠位
端から進退自在に装着されたスネアとを有する電気手術
用処置器具において、スネアの先端に金属粒を付着して
なる電気手術用処置器具である。本発明の電気手術用処
置器具の形態に特に制限はなく、スネアが第1電極であ
り、カテーテル管の遠位端に固定された第2電極を有す
る形態の電気手術用処置器具とすることができ、あるい
は、スネアが第1電極と第2電極の2本の線条で構成さ
れた電気手術用処置器具とすることもできる。図1(a)
は、本発明の電気手術用処置器具の一態様の説明図であ
る。本態様の電気手術用処置器具は、スネア1が第1電
極であり、カテーテル管2の遠位端に固定された第2電
極3を有し、スネアの先端曲げ戻し部4に金属粒5が付
着している。カテーテル管の近位端には操作部6が設け
られ、第1電極であるスネアは、カテーテル管のインナ
ールーメンに配置された導電性ワイヤー7により操作部
と接続され、遠位端に固定された第2電極は、カテーテ
ル管のアウタールーメンに配置された導電性ワイヤー8
により操作部と接続されている。導電性ワイヤー7及び
8は、コードにより高周波電流発生装置9に接続されて
いる。操作部に設けられた把手10を操作することによ
り、スネア1をカテーテル管2のインナールーメンに引
き込み、カテーテル管の遠位端を体腔内の病変部まで移
動させ、把手の操作によりスネアをカテーテル管の外に
出してループを形成させ、病変部を緊縛し、高周波電流
の電気エネルギーにより病変部を切除する。
【0006】図1(b)は、図1(a)に示す態様の電気手
術用処置器具のスネア部分の部分平面図であり、図1
(c)は、スネアの先端の部分平面図である。本態様の電
気手術用処置器具は、スネアの先端が、スネアの先端曲
げ戻し部4であり、先端曲げ戻し部の投影面積の10〜
80%に金属粒が付着していることが好ましく、20〜
50%に金属粒が付着していることがより好ましい。ス
ネアの先端曲げ戻し部とは、2本の線条が平行である部
分より先端側の部分であり、図1(c)において、一点鎖
線aよりも先端側の部分である。本態様の電気手術用処
置器具において、先端曲げ戻し部の長さは2〜5mmであ
ることが好ましく、先端曲げ戻し部の幅は1〜2mmであ
ることが好ましい。スネアの先端曲げ戻し部の投影面積
とは、図1(c)において、スネアの線条の外側の線と一
点鎖線aで囲まれる図形の面積であり、金属粒5の投影
面積が該図形の面積の10〜80%であることが好まし
く、20〜50%であることがより好ましい。先端曲げ
戻し部の投影面積の10〜80%に金属粒が付着するこ
とにより、スネアの操作性が向上してスネアを病変部に
固定することが容易となるとともに、先端曲げ戻し部の
付け根に緩衝作用がはたらいて、スネアの耐久性が向上
する。金属粒の付着部分が先端曲げ戻し部の投影面積の
10%未満であると、金属粒の重量が小さすぎて、スネ
アの操作性の向上効果が十分に発現しないおそれがあ
る。金属粒の付着部分が先端曲げ戻し部の投影面積の8
0%を超えると、緩衝作用が十分にはたらかず、先端曲
げ戻し部分の付け根付近で、スネアが破損するおそれが
ある。本発明の電気手術用処置器具においては、図1
(c)に示すように、金属粒の付着部分が、先端曲げ戻し
部の最先端部を埋めるように形成されていることが好ま
しい。この場合、適当な切削機を用いて金属粒の付着部
分を切削し、スネアの先端に付着した金属粒の先端11
が尖った形状に加工することができる。金属粒の先端を
尖った形状とすることにより、病変部を固定することが
一層容易になる等、スネアの操作性が向上する。
【0007】図2(a)は、本発明の電気手術用処置器具
の他の態様の説明図である。本態様の電気手術用処置器
具は、スネアが第1電極12と第2電極13の2本の線
条で構成され、スネアの先端が電気絶縁体からなるスペ
ーサー14であり、スペーサーに金属粒15が付着して
いる。カテーテル管16の近位端には操作部17が設け
られ、第1電極はカテーテル管の第1ルーメンに配置さ
れた導電性ワイヤー18により、第2電極はカテーテル
管の第2ルーメンに配置された導電性ワイヤー19によ
り、それぞれ操作部と接続されている。導電性ワイヤー
18及び19は、コードにより高周波電流発生装置20
に接続されている。操作部に設けられた把手21を操作
することにより、第1電極と第2電極で構成されるスネ
アをカテーテル管のルーメンに引き込み、カテーテル管
の遠位端を体腔内の病変部まで移動させ、把手の操作に
よりスネアをカテーテル管の外に出してループを形成さ
せ、病変部を緊縛し、高周波電流の電気エネルギーによ
り病変部を切除する。図2(b)は、図2(a)に示す態様
の電気手術用処置器具のスネア部分の部分平面図であ
り、図2(c)は、スネアの先端の部分平面図である。本
態様の電気手術用処置器具は、スネアの先端が、電気絶
縁体からなるスペーサー14であり、スペーサーに金属
粒15が付着している。スペーサーの先端に金属粒を付
着させる方法に特に制限はなく、例えば、円弧状又はΛ
字形に折り曲げたステンレス鋼製のワイヤーなどをスペ
ーサーの先端に接着固定し、該ワイヤーに金属粒を付着
させることができる。
【0008】本態様の電気手術用処置器具において、ス
ペーサーを構成する電気絶縁体の材質に特に制限はな
く、適当な強度、耐熱性及び加工性を有する材料を適宜
選定することができ、例えば、アルミナ、ジルコニアな
どのセラミックス、ポリベンズイミダゾール、ポリエー
テルスルホンなどの耐熱性プラスチックなどを挙げるこ
とができる。スペーサーの大きさにも特に制限はなく、
スネアを構成する線条の太さなどに応じて適宜選定する
ことができるが、通常は長さが0.5〜5mmであること
が好ましく、1〜3mmであることがより好ましい。ま
た、断面の円の直径又は楕円の長径が0.5〜5mmであ
ることが好ましく、1〜3mmであることがより好まし
い。本発明の電気手術用処置器具のスネアの先端に付着
させる金属粒の重量は、スネアを構成する線条の直径が
a(cm)であるとき、4a3〜800a3(g)であるこ
とが好ましく、30a3〜400a3(g)であることが
より好ましい。金属粒の重量が4a3(g)未満である
と、重量が小さすぎて、スネアの操作性を向上する効果
が十分に発現しないおそれがある。金属粒の重量が80
0a3(g)を超えると、重量が大きすぎて、スネアの
操作性が低下するおそれがある。本発明の電気手術用処
置器具は、スネアの先端に適度な重量の金属粒が付着し
ているので、病変部を切除する際に、金属粒を体腔の粘
膜壁に押し当てることにより、スネアの線条が安定し、
スネアの操作性が飛躍的に向上して、スネアの固定が容
易となり、粘膜を傷つけることなく、病変部を確実に切
除することができる。
【0009】本発明に用いる金属粒の材質に特に制限は
ないが、ろう材及びはんだは、適度な融点を有し、取り
扱いやすい線状の材料を容易に入手することができるの
で、好適に用いることができる。ろう材としては、例え
ば、銀ろう、銅ろう、黄銅ろう、アルミニウム合金ろ
う、りん銅ろう、ニッケルろう、金ろう、パラジウムろ
う、歯科用金銀パラジウムろう、歯科用銀ろうなどを挙
げることができる。はんだとしては、例えば、すず−鉛
系はんだ、鉛−すず−アンチモン系はんだ、すず−アン
チモン系はんだ、すず−鉛−ビスマス系はんだ、ビスマ
ス−すず系はんだ、すず−銅系はんだ、すず−鉛−銅系
はんだ、すず−インジウム系はんだ、すず−銀系はん
だ、すず−鉛−銀系はんだ、鉛−銀系はんだなどを挙げ
ることができる。これらの中でも、銀ろうが好ましい。
本発明の電気手術用処置器具において、スネアを構成す
る線条の外径に特に制限はなく、手術部位、病変部の状
態などに応じて適宜選定することができるが、通常は
0.1〜1mmであることが好ましく、0.2〜0.6mmで
あることがより好ましい。スネアを構成する線条の材質
は導電性材料であれば特に制限はなく、例えば、金、
銀、白金、ニッケル、鉄、アルミニウム、すず、亜鉛な
どの金属単体や、ステンレス鋼、ニッケル−クロム合金
などの合金などを挙げることができる。スネアを構成す
る線条の形態にも特に制限はなく、例えば、単線、撚線
のいずれをも用いることができ、撚線としては、同心撚
線、複合撚線、結束撚線などのほか、単線からなる芯線
とこれを囲むコイルとからなる撚線なども用いることが
できる。
【0010】本発明の電気手術用処置器具においては、
スネアが、第1電極と第2電極の間に生体組織が介在さ
れた状態で、第1電極と第2電極の間に電流が流れる程
度の薄い絶縁性被膜を有することが好ましい。フッ素樹
脂などの低付着性の絶縁性被膜を設けることにより、通
電後のスネアへの生体組織の付着を防ぎ、あるいは、ス
ネアから付着物を容易に剥がすことができる。絶縁性被
膜の厚さに特に制限はないが、5〜50μmであること
が好ましい。絶縁性被膜の成膜方法に特に制限はなく、
例えば、焼き付け法、スプレー吹き付け法、浸漬法など
を挙げることができる。本発明において、絶縁性被膜と
は、スネアの線条よりも高い抵抗値を有する被膜であ
る。本発明において、絶縁性被膜は、スネアの外周面の
全面にわたって存在する必要はなく、例えば、島状に点
在する絶縁性被膜、縞状に形成された絶縁性被膜、多数
の開口部を有する絶縁性被膜などとすることができる。
このような絶縁性被膜を形成することにより、スネアの
外周面に絶縁性部分と導電性部分が混在し、その割合を
調整することにより、絶縁性に対する要求と導電性に対
する要求の釣り合いを取ることができる。このような絶
縁性部分と導電性部分が混在する絶縁性被膜を形成する
方法に特に制限はなく、例えば、スネアに絶縁性被膜を
焼き付けたのち、レーザーをスポット的に照射し、照射
部分の被膜を蒸発させて多数の細孔を形成することがで
き、スネアの表面に前処理を行い、選択的な粉体塗装を
行うことにより、絶縁性被膜を点在させることもでき、
あるいは、絶縁性被膜を成膜したのち、研磨などにより
部分的に被膜を除去することもできる。本発明の電気手
術用処置器具において、カテーテル管の外径に特に制限
はなく、手術部位などに応じて適宜選定することができ
るが、通常は1〜5mmであることが好ましい。カテーテ
ル管の材質は、可撓性を有する電気絶縁材料であれば特
に制限はなく、目的に応じて適切な弾性率を有する材料
を選択することができ、例えば、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリアミ
ド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエーテルス
ルホン、フッ素樹脂などを挙げることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明の電気手術用処置器具は、スネア
の先端に金属粒が付着しているので、病変部を切除する
際に、金属粒を体腔の粘膜壁に押し当てることにより、
スネアの線条が安定し、スネアの操作性が飛躍的に向上
して、スネアの固定が容易となり、粘膜を傷つけること
なく、病変部を確実に切除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の電気手術用処置器具の一態様
の説明図及び部分平面図である。
【図2】図2は、本発明の電気手術用処置器具の他の態
様の説明図及び部分平面図である。
【符号の説明】
1 スネア 2 カテーテル管 3 第2電極 4 先端曲げ戻し部 5 金属粒 6 操作部 7 導電性ワイヤー 8 導電性ワイヤー 9 高周波電流発生装置 10 把手 11 金属粒の先端 12 第1電極 13 第2電極 14 スペーサー 15 金属粒 16 カテーテル管 17 操作部 18 導電性ワイヤー 19 導電性ワイヤー 20 高周波電流発生装置 21 把手

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体内に挿入可能なカテーテル管と、カテー
    テル管の遠位端から進退自在に装着されたスネアとを有
    する電気手術用処置器具において、スネアの先端に金属
    粒を付着してなることを特徴とする電気手術用処置器
    具。
  2. 【請求項2】スネアが第1電極であり、カテーテル管の
    遠位端に固定された第2電極を有し、スネアの先端がス
    ネアの先端曲げ戻し部である請求項1記載の電気手術用
    処置器具。
  3. 【請求項3】先端曲げ戻し部の投影面積の10〜80%
    に金属粒が付着してなる請求項2記載の電気手術用処置
    器具。
  4. 【請求項4】スネアが第1電極と第2電極の2本の線条
    で構成され、スネアの先端が電気絶縁体からなるスペー
    サーである請求項1記載の電気手術用処置器具。
  5. 【請求項5】スネアを構成する線条の直径がa(cm)で
    あるとき、金属粒の重量が4a3〜800a3(g)であ
    る請求項1記載の電気手術用処置器具。
  6. 【請求項6】スネアが、絶縁性被膜を有する請求項1記
    載の電気手術用処置器具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007289702A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Ethicon Endo Surgery Inc 医療用スネアを有する医療器具

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