JP2003124625A - フレキシブル基板とプリント基板との回路接続方法 - Google Patents

フレキシブル基板とプリント基板との回路接続方法

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JP2003124625A
JP2003124625A JP2001315481A JP2001315481A JP2003124625A JP 2003124625 A JP2003124625 A JP 2003124625A JP 2001315481 A JP2001315481 A JP 2001315481A JP 2001315481 A JP2001315481 A JP 2001315481A JP 2003124625 A JP2003124625 A JP 2003124625A
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conductor
flexible
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circuit board
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Shinji Watanabe
慎司 渡邉
Koji Onishi
浩司 大西
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Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば、高周波信号の伝送に好適
なフレキシブル基板とプリント基板との回路接続方法に
関し、高速伝送における信頼性を高め、電気長を短縮さ
せることが課題である。 【解決手段】 フレキシブル基板とプリント基板との回
路接続方法において、当該両基板の回路を直接当接させ
て接続すると共に、該当回路の接続部分の少なくともい
ずれか一方に接続用の導体突起部3が設けられているこ
とである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、高周波信
号の伝送に好適なフレキシブル基板とプリント基板との
回路接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、インターネット環境にお
けるモデルと複数のパーソナルコンピュータとの煩わし
い配線を省略する無線LANにおいては、高周波信号に
よる高速通信・高速伝送が行われる。この高速通信・高
速伝送を行う機器におけるプリント基板とフレキシブル
基板(FPC)との回路の電気的接続は、例えば、公知
例として、フレキシブル基板をコネクタへ接続すると
きのフレキシブル基板の損傷防止のために、フレキシブ
ル基板をコンタクト本体内に挿入し、押圧部材によって
コンタクトを介してフレキシブル基板の回路とプリント
基板の回路とを電気的に接続させて無挿入力構造にした
もの(特開平10−162908号)が知られている。
【0003】また、公知例として、プリント基板とフ
レキシブル基板との直接接続するものとして、固定構造
によるもので、例えば、半田付け,導電性接着剤,リベ
ットによるものが知られている(特開平8−21306
8号)。
【0004】更に、公知例として、他に直接接続する
方法であって、プリント基板にフレキシブル基板、緩衝
材、板金の順に重ねてネジ止めするものが知られている
(特開平9−214089号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例のように、コンタクトを介してフレキシブル基板
とプリント基板との回路を接続するものは、高速通信・
伝送を行う場合にコンタクト長さの分だけ余分な電気長
となり、更には、コンタクト形状や周囲の材料特性によ
りインピーダンス不整合が生じやすくなって、高速伝送
に不利となる。また、前記従来例,のように、固定
したりネジ止めしたりして直接接続する方法では、フレ
キシブル基板をプリント基板から脱着させる際に接合部
を破壊するしかなく、ネジ止めでは取付や取り外しに手
間が掛かり、取付部品がばらばらになるという課題があ
る。本発明に係るフレキシブル基板とプリント基板との
回路接続方法は、このような課題を解消するために提案
されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフレキシブ
ル基板とプリント基板との回路接続方法の上記課題を解
決するための要旨は、フレキシブル基板とプリント基板
との回路接続方法において、当該両基板の回路を直接当
接させて接続すると共に、該当回路の接続部分の少なく
ともいずれか一方に接続用の導体突起部が設けられてい
ることである。
【0007】また、前記導体突起部は、基板製造時にお
いて部分メッキによりメッキ厚を変えたり若しくは銅箔
エッチングによって形成したりしたものであることを含
むものである。
【0008】本発明に係るフレキシブル基板とプリント
基板との回路接続方法の要旨は、フレキシブル基板とプ
リント基板との回路接続方法において、当該両基板の回
路を直接当接させて接続すると共に、該当プリント基板
側又はフレキシブル基板の回路の接続部分に、接続用の
導体凹部が1以上設けられていることである。また、フ
レキシブル基板とプリント基板との回路接続方法におい
て、当該両基板の回路を直接当接させて接続すると共
に、該当プリント基板側とフレキシブル基板との回路の
接続部分に、一組の接続用の導体突起部と導体凹部とが
1以上設けられていることである。
【0009】本発明に係るフレキシブル基板とプリント
基板との回路接続方法によれば、前記導体突起部、若し
くは、導体凹部である、例えば、導通ビア,スルーホー
ルにより、回路同士の直接接続により電気長が短くなっ
て高周波信号の伝送に有利となると共に、回路接続部分
の電気的接続が確実となって、高周波信号の伝送におけ
る信頼性を高く、且つ、長期的に維持させる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るフレキシブル
基板とプリント基板との回路接続方法について図面を参
照して説明する。
【0011】本発明の第1実施例は、図1に示すよう
に、フレキシブル基板とプリント基板との回路接続方法
において、プリント基板1の回路2の接続部分2aに、
例えば、PS(半田)ボール,Au(金)ボール,Cu
(銅)ボール等からなる半円球状の、導体突起部3が一
つ若しくは2以上設けられているものである。
【0012】前記導体突起部3は、プリント基板上の回
路2の上に、後加工により設けられるものである。そし
て、図2(A),(B)に示すように、フレキシブル基
板4の回路における接続部分4aを、プリント基板1側
に押圧部材で押圧して、電気的接続を図る。この導体突
起部3により、接触面積が小さくなって単位当たりの押
圧力が大きくなり、電気的接続の安定性が高まる。
【0013】前記フレキシブル基板4の、接続部分にお
ける押圧部材の押圧方法は、図3に示すように、導体突
起部3の軸上での押圧によるもの(同図(A))、ある
範囲で押圧する荷重点が導体突起部3の軸上以外に複数
ある場合(同図(B))、複数の荷重点が導体突起部の
付け根のθ(0゜<θ<90゜)軸上の場合(同図
(C))がある。
【0014】更に、導体突起部3が複数個の場合には、
押圧部材による複数の荷重点が導体突起部3の軸上にあ
る場合(同図(D))、当該複数の荷重点が導体突起部
3の軸上+αの場合(同図(E)、当該複数の荷重点が
導体突起部3中心のθ(90゜<θ<180゜)軸上の
場合(同図(F))、当該荷重点が導体突起部3,3間
の軸上の場合(同図(G))、等がある。
【0015】なお、前記導体突起部3は、プリント基板
の回路2側に限らず、フレキシブル基板4側に設けても
良く、または、フレキシブル基板4とプリント基板1と
の回路の両方に設けてもよい。
【0016】また、第2実施例として、前記導体突起部
3は、図4に示すように、ある厚さaの銅箔5を、エッ
チングで当該銅箔5の一部を除去して、残った突起部5
aを導体突起部とするもの(同図(A))、銅箔5の上
に部分的にメッキ厚を厚くすることで、導体突起部6と
するもの(同図(B))がある。このような、プリント
基板の製造時の部分メッキやエッチングによる導体突起
部3を、図5(A)に示すように、一つ若しくは複数箇
所に形成する。そして、前記第1実施例と同様に、押圧
部材で図5(B)に示すように、フレキシブル基板をプ
リント基板に押しつけて電気的接続を図るものである。
【0017】更に、第3実施例として、図6乃至図7に
示すように、導体凹部を設けて電気的接続を図るもので
あり、図6(A),(B)に示すものでは、多層のプリ
ント基板1aの回路2及び回路2bにおける層間接続を
行う孔の導通ビア(VIAと称する)2cを、接続部分
2aにおいて一つ若しくは複数箇所に設ける。
【0018】そして、図8に示すように、フレキシブル
基板4を押圧部材で押さえつけて、前記導通ビア2cの
縁部(角部)に前記フレキシブル基板4の回路の接続部
分4aを、直接当接させるものである。また、図7に示
すように、導体凹部の他の例として、プリント基板の回
路2,2aにスルーホール2dを設けて導体凹部とする
ものである。このスルーホール2dも、回路の接続部分
2aにおいて一つ若しくは複数箇所に設ける。
【0019】前記フレキシブル基板4を、プリント基板
1aの導体凹部に直接当接させる押圧部材の押圧方法
は、導体凹部である導通ビア2cとスルーホール2dの
うち、導通ビア2cを代表させて説明すると、図9に示
すように、当該導体凹部の軸上での押圧によるもの(同
図(A))、複数の荷重点が導体凹部の軸上にある場合
(同図(B))、荷重点が導体凹部中心のθ(90゜<
θ<180゜)軸上の場合(同図(C))、当該複数の
導体凹部において荷重点が導体凹部中心のθ(90゜<
θ<180゜)軸上の場合(同図(D))、等がある。
【0020】第4実施例として、前記各実施例の混合態
様とするものであり、例えば、導体突起部3(第1実施
例及び第2実施例)と、導体凹部(第3実施例)とによ
る実施例である(図示せず)。例えば、プリント基板側
に導体凹部を設け、フレキシブル基板側に導体突起部を
設けて、若しくはこの逆にして、当該導体凹部と導体突
起部とを、押圧部材で直接当接させるものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るフレ
キシブル基板とプリント基板との回路接続方法は、当該
両基板の回路を直接当接させて接続すると共に、該当回
路の接続部分の少なくともいずれか一方に接続用の導体
突起部が設けられているので、電気的接続が確実で、コ
ンタクト等を介さず電気長が短縮されて信頼性が高く維
持され、高速伝送に適した接続となると言う優れた効果
を奏するものである。
【0022】また、フレキシブル基板とプリント基板と
の両基板の回路を直接当接させて接続すると共に、該当
プリント基板側又はフレキシブル基板の回路の接続部分
に接続用の導体凹部が1以上設けられたり、該当プリン
ト基板側とフレキシブル基板との回路の接続部分に、一
組の接続用の導体突起部と導体凹部とが1以上設けらた
りしているので、前記導体突起部の場合と同様の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフレキシブル基板とプリント基板
との回路接続方法の第1実施例におけるプリント基板1
の平面図である。
【図2】同第1実施例を説明ずる説明図(A),(B)
である。
【図3】同第1実施例における、押圧部材による各押圧
の例を示す説明図(A),(B),〜(G)である。
【図4】同第2実施例に係る説明図(A),(B)であ
る。
【図5】同第2実施例における実施態様を示す説明図
(A)と、使用状態の説明図(B)である。
【図6】同第3実施例に係る平面図(A)と、断面図
(B)である。
【図7】同第3実施例に係る導体凹部であって、他の例
の断面図である。
【図8】同第3実施例の使用状態説明図である。
【図9】同第3実施例において、押圧部材による押圧の
態様を示す説明図(A),(B),(C),(D)であ
る。
【符号の説明】
1 プリント基板、 1a 多層のプリント
基板、2 回路、 2a 接続部
分、 2b 回路、2c 導通ビア、
2d スルーホール、3 導体突起部、
4 フレキシブル基板、4a 接続部分、
5 銅箔、 5a 突起
部、6 導体突起部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレキシブル基板とプリント基板との回路
    接続方法において、当該両基板の回路を直接当接させて
    接続すると共に、該当回路の接続部分の少なくともいず
    れか一方に接続用の導体突起部が設けられていること、 を特徴とするフレキシブル基板とプリント基板との回路
    接続方法。
  2. 【請求項2】導体突起部は、基板製造時において部分メ
    ッキによりメッキ厚を変えたり若しくは銅箔エッチング
    によって形成したりしたものであること、 を特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板とプリ
    ント基板との回路接続方法。
  3. 【請求項3】フレキシブル基板とプリント基板との回路
    接続方法において、当該両基板の回路を直接当接させて
    接続すると共に、該当プリント基板側又はフレキシブル
    基板の回路の接続部分に、接続用の導体凹部が1以上設
    けられていること、 を特徴とするフレキシブル基板とプリント基板との回路
    接続方法。
  4. 【請求項4】フレキシブル基板とプリント基板との回路
    接続方法において、当該両基板の回路を直接当接させて
    接続すると共に、該当プリント基板側とフレキシブル基
    板との回路の接続部分に、一組の接続用の導体突起部と
    導体凹部とが1以上設けられていること、 を特徴とするフレキシブル基板とプリント基板との回路
    接続方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005099329A1 (ja) * 2004-04-09 2005-10-20 Dai Nippon Printing Co., Ltd. リジッド-フレキシブル基板及びその製造方法
JP2007287867A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路基板の接続構造、軟質回路基板、硬質回路基板、回路基板の接続方法および電子機器

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