JP2003122880A - 環境計測装置のデータ配信システム - Google Patents

環境計測装置のデータ配信システム

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JP2003122880A
JP2003122880A JP2001318923A JP2001318923A JP2003122880A JP 2003122880 A JP2003122880 A JP 2003122880A JP 2001318923 A JP2001318923 A JP 2001318923A JP 2001318923 A JP2001318923 A JP 2001318923A JP 2003122880 A JP2003122880 A JP 2003122880A
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JP2001318923A
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Hiroji Kamisaka
博二 上坂
Riu Ishikura
理有 石倉
Goro Iwami
五郎 岩見
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Horiba Ltd
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Horiba Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/80Management or planning
    • Y02P90/84Greenhouse gas [GHG] management systems
    • Y02P90/845Inventory and reporting systems for greenhouse gases [GHG]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各団体に不必要な負担をかけることな
く、環境関連物質の排出量を適正かつ容易に計測し、正
確な報告書を作成することを可能とする環境計測装置の
データ配信システムを提供する。 【解決手段】 環境関連物質の排出量を測定し、測定結
果を測定値データDa,Db,…としてインターネット
4を介して出力する計測装置3a,3b,…と、このイ
ンターネット4に接続されて各計測装置3a,3b,…
からの測定値データDa,Db,…を受け取ると共にこ
の測定値データDa,Db,…を演算処理して集計し、
環境関連物質の排出報告書7を作成し配信するセンタ6
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排出している環境
関連物質の排出量を自動的に集計し、これを所定の形式
で配信する環境計測装置のデータ配信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、環境関連物質の排出量を適正な範
囲内に抑えるための様々な方法が検討されている。この
ために、各企業や集合住宅などの団体は自らが排出して
いる環境関連物質の量を測定し、その測定値データを集
計するための演算処理装置を導入する必要があった。こ
の演算処理装置は自らの排出量を集計し、これを基に環
境局などの監視機関に報告書を作成する必要があった。
一方、環境局などの監視機関は、各団体が自ら集計した
報告書を基に、全体的な環境関連物質の排出量を監視
し、これが適切なものとなるように指導を行っていた。
【0003】図5は環境局などの監視機関に報告する排
水の汚染状態および量の報告書の一例である。各団体
は、図5に示すような監視機関によって定められた形式
で報告書を作成し、これを定期的に提出するように決め
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各団体
が自らで環境関連物質の排出量を計測することには、多
大の負担が伴うことを避けることができなかった。すな
わち、各団体は環境関連物質として対象となっている物
質の排出量を測定するための分析装置とその測定データ
を集計し、負荷量演算機能などを持った演算処理装置を
導入する必要があるだけでなく、正確な測定値を出力す
るためには、これらを定期的にメンテナンスする必要が
あり、消耗品の補給などに多大の手間や費用がかかるこ
とは避けられなかった。
【0005】また、これらの環境関連物質の排出量を測
定することは、各団体によって言わば余分な仕事である
から、煩わしいものであるため、分析計の状態が常に最
善の状態になるように保つことが難しいという問題もあ
った。このため、正確な測定を行えないという懸念があ
った。
【0006】そして、図5に示されるような報告書の作
成に伴って、その形式に従って各分析装置からの測定値
データを基に環境関連物質として指定されている物質の
排出量を適宜集計して出力する必要があり、それだけの
ために専門的な知識を要するものであった。さらに、環
境関連物質の種類および量などの規定が見直されること
により、必要とされる分析計の種類や集計方法および報
告書の作成方法などが変更になることも考えられるが、
各団体がそのような変更に柔軟に対応することは極めて
困難であった。つまり、一部の大企業を除いて環境関連
物質の排出量を適正に計測し、正確な報告書を作成する
ことには非常な困難が伴っていた。
【0007】本発明は、上述の事柄を考慮に入れてなさ
れたものであって、その目的は、各団体に不必要な負担
をかけることなく、環境関連物質の排出量を適正かつ容
易に計測し、正確な報告書を作成することを可能とする
環境計測装置のデータ配信システムを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の環境計測装置のデータ配信システムは、環
境関連物質の排出量を測定し、測定結果を測定値データ
としてネットワークを介して出力する計測装置と、この
ネットワークに接続されて計測装置からの測定値データ
を受け取ると共にこの測定値データを演算処理して集計
し、環境関連物質の排出報告書を作成し配信するセンタ
とからなることを特徴としている。
【0009】前記計測装置において計測した測定値デー
タは現場からセンタに送信されて、そこで適切な演算処
理を施して、各団体または直接監視機関に自動的に配信
することができる。したがって、各団体はセンタと契約
してデータ配信システムを利用することにより、環境関
連物質の排出量を容易に計測し、測定結果を適宜集計し
て環境関連物質の排出報告書を作成することができ、環
境関連の監視機関に対する報告義務を適正かつ容易に履
行することができる。すなわち、各団体は環境関連物質
の排出量を報告するために煩わしい集計などの演算処理
を一切行わなくても、監視機関の要求する環境関連物質
の排出報告書を自動的に得ることができる。
【0010】環境関連の監視機関は環境関連物質の計測
および報告を各団体に任せきりにするのではなく、セン
タによって管理される適正かつ公正な計測装置の設置
と、センタによる適切な演算処理を確認するだけで、各
団体のスキルや規模などに影響されることなく提出され
る報告書の正確さを確認でき、各団体による環境関連物
質の排出量を正確に監視することができる。
【0011】前記センタが所定の地域内での環境関連物
質の排出量を集計し、この地域内の総排出量を配信する
機能を有する場合には、その地域の責任者は排出量を正
確に把握することができ、監視機関はセンタが集計した
所定の地域内における環境関連物質の排出量をそのまま
用いて、この地域内の責任者に対して環境関連物質の排
出量削減について今後の指針を提案または指示すること
により、全体としての環境関連物質の排出量を削減でき
る。
【0012】前記センタが所定の団体の環境関連物質の
排出量を集計し、この団体の総排出量を配信する機能を
有する場合には、団体が自ら排出している環境関連物質
の量を確認することができ、各団体が環境関連物質の排
出量を自粛する助けになると共に、監視機関はその団体
に適切な指導を行うことができる。
【0013】前記センタが所定の団体の環境関連物質の
排出量をリアルタイムに監視し、この排出量が規制され
た基準値よりも低く設定された所定の警告用基準値を越
えた段階で、前記団体に警告情報を配信する機能を有す
る場合には、各団体は自らが排出している環境関連物質
の排出量が規制された基準値を越える前に、警告を受け
ることができ、その排出量を自粛することができる。な
お、センタが各団体ごとに環境関連物質の排出量をリア
ルタイムに監視するためには、計測装置が所定の間隔ご
とにセンタに対して測定値データを送信するように構成
する。
【0014】前記センタが各計測装置からの測定値デー
タを用いて計測装置の状態を監視し、計測装置のメンテ
ナンス情報を配信する機能を有する場合には、各団体が
環境計測装置のデータ配信システムに関わる計測装置の
調達、運用、保守などを一切行なう必要がないメンテナ
ンスフリーの環境計測装置のデータ配信システムを実現
でき、それだけ、各団体の負担を少なくすることができ
る。また、例えば、測定値データのトレンドに基づい
て、計測装置の異常発生前にメンテナンス情報を配信す
ることにより、各計測装置の状態を常に良好な状態に保
つことができるので、この計測装置からの測定値データ
に対する信頼性が高くなり、より厳密な環境関連物質の
排出量を算出することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の環境計測装置の
データ配信システム1の一例を示すものである。図1に
おいて、2A,2B,2Cはそれぞれ○○製作所,○○
工業,○○マンションなどであり、これらは企業や集合
住宅などの複数の団体(以下、これらを総称して団体2
という)である。3a,3b,3c…は各団体2が排出
する環境関連物質の排出量を各地でそれぞれ測定する複
数の計測装置(以下、総称して計測装置3という)、4
は各計測装置3による測定結果を測定値データとして出
力するためのインターネットなどのネットワーク(イン
トラネットなどの限定されたネットワークを含んでいる
が、以下の説明では、インターネット4の例を挙げ
る)、5はこのインターネット4を構成するための電話
回線網、6はインターネット4を介して各計測装置3に
接続されて各計測装置3からの測定値データDa,D
b,Dc…を受け取ると共に、この測定値データDa,
…を演算処理して各団体2毎に集計するデータサービス
センタ、7はデータサービスセンタ6によって作成され
る環境関連物質の排出報告書である。
【0016】前記各団体2は例えば排水溝8や煙道9を
介して環境関連物質を少なくとも幾らかは排出するもの
であり、何らかの物品を製造する製作所や工場のみなら
ず、集合住宅、教育敷設、レジャー敷設などの種々の団
体も含まれている。なお、ここで環境関連物質とは、後
述する分析計などによって測定される、人体ないしは生
態系に悪影響を与える物質などである。
【0017】前記計測装置3は例えば排水溝8や煙道9
を流れる排水Wまたは排気ガスGの流量を測定する流量
計10と、測定対象となっている環境関連物質の各成分
の濃度などを測定するための分析計11と、計測装置3
による測定値データを転送するための通信機12とを有
している。
【0018】分析計11の構成は測定対象成分によって
異なっているが、例えば排水Wの分析計11としてはp
Hセンサ、ORPセンサ、溶存酸素センサ、導電率セン
サ、濁度センサ、各種イオンセンサ、全リン/全窒素化
合物センサなどがある。また、排気ガスGの分析計11
としては、FTIR(高速フーリエ変換赤外線ガス分析
計)などの赤外線ガス分析計、質量分析計、PM計など
種々のものを用いることができる。
【0019】通信機12は大きく分けて例えば携帯電話
回線網13を利用した無線通信システムと、電話回線5
や、この電話回線5を利用したインターネット4への接
続などの種々の通信システムを利用することが可能であ
る。なお、排水溝8や煙道9の近くには有線の電話回線
5が存在しない場合が多いので、通信機12は無線によ
るデータ通信を行うものである方が望ましい。通信方法
も通常のデータ通信のみならず、パケット通信や、電子
メールを用いた通信など種々の方法を活用することがで
きる。
【0020】何れの場合においても、各地の計測装置3
によって測定された測定値データDa,…はセンタ6側
に届けられる。センタ6側の演算処理部は例えば測定値
データDa,…を受け取って、少なくとも各団体2毎に
測定値データDa,…を演算処理し、環境関連物質の排
出報告書7を作成するサーバ14と、サーバ14によっ
て作成された排出報告書7を印刷するプリンタ15と、
この排出報告書7を表示する表示部16と、各種設定値
や指示の入力を行なうキーボード17とを有している。
【0021】センタ6によって作成された報告書7は、
例えば、郵便,ファクシミリ,電子メールなど種々の方
法で、官庁などの監視機関18側に配信される。あるい
は、前記報告書7が一旦各団体2側の報告書受け取り部
19に配信されて、各団体2から監視機関18に報告書
7を提出する。また、各団体2はサーバ14に対するア
クセスやセンタ6に対する要求によって、自らの環境関
連物質の排出状況を確認できるように構成している。そ
して、センタ6は各団体2の環境関連物質の排出状況
を、報告書受け取り部19を介して配信する。
【0022】前記報告書受け取り部19は、例えば、イ
ンターネット4に接続された情報処理装置(パソコン)
20、電話回線5に接続されあファクシミリ21、各団
体2の所定の代表者が所有する携帯電話やPDAなど移
動情報通信機22など、各団体2が所有する種々の情報
通信機器20,21,22を含んでいる。なお、報告書
7などを郵便で受け取る場合には、特別な情報通信機器
20,21,22の必要性はない。
【0023】23は各計測装置3のメンテナンス会社を
示しており、例えば計測装置3に関する種々のメンテナ
ンスを行なうメンテナンス処理者24と、このメンテナ
ンス処理者24が操作する情報処理装置(パソコン)な
どの情報通信機器25と、各メンテナンス処理者24が
所有する携帯電話やPDAなどの移動情報通信機26と
からなる。
【0024】なお、本例では説明を簡略化するためにメ
ンテナンス処理者24を一人だけ図示しているが、メン
テナンス会社23には複数のメンテナンス処理者24が
所属しており、メンテナンス会社23も複数存在しても
よい。また、本発明ではセンタ6内にメンテナンス処理
者24を億個とも可能である。また、各メンテナンス会
社23が有する情報通信機器25はパソコンに限られる
ものではなく、ファクシミリやPDAなどの情報通信機
器25を所有していてもよい。
【0025】すなわち、前記センタ6は各計測装置3
a,…からの測定値データDa,…などを監視すること
によって、各計測装置3a,…の状態を監視し、これが
異常を来す前に、または異常発生から直ちに適切なメン
テナンス会社23に各計測装置3a,…のメンテナンス
依頼を配信する機能を有している。このメンテナンス依
頼は、計測装置3a,…のメンテナンス内容を実施でき
る技術を有するメンテナンス処理者24を有するメンテ
ナンス会社23に配信されるものであり、郵便,ファク
シミリ,電子メールなど種々の方法で計測装置3に比較
的近いメンテナンス会社23が選択されて出力される。
【0026】計測装置3の中には、測定に際して試薬な
どを必要とするものもあり、これは測定回数などに応じ
て定期的に補充されるべきものである。したがって、サ
ーバ14が各計測装置3a,…の測定値データDa,…
をそれぞれ監視することにより、試薬の残量を推定し、
これを補充するべき時期を的確に見極めることが可能で
ある。また、サーバ14は種々の消耗品の交換履歴を記
憶しておくことにより、各種消耗品の交換時期を見定め
ることができる。
【0027】さらに、サーバ14が、測定値データD
a,…を監視し、これが通常では考えられない異常な値
を示す場合には、その原因となっている故障原因を見定
めるようにメンテナンス会社23にメンテナンス依頼を
配信することができる。この場合、早急な対応が求めら
れていることをメンテナンス処理者24に通知すること
により、最短時間で故障に対応することができ、計測装
置3a,…の異常によって環境関連物質の排出報告書が
実情からかけ離れたものとなることを可及的に防止する
ことができる。
【0028】本例のようにセンタ6が各メンテナンス会
社23に対して各計測装置3a,…のメンテナンスを依
頼するシステムを有することにより、突発的な事故がな
い限り計測装置3a,…の状態を常に最善に保つことが
でき、突発的な事故が生じたとしてもこれに早急に対応
して正常な状態に戻すことができる。すなわち、測定値
データDa,…の信頼性を向上し、報告書7の内容をよ
り厳密なものとすることができる。
【0029】なお、各計測装置3a,…がセンタ6に送
る測定値データDa,…の間隔を短くすればするほど、
センタ6側で計測装置3a,…の異常を早い時期に見い
だすことが可能であるが、測定値データDa,…の送信
間隔はサーバ14の処理能力や通信コストに合わせて適
宜選択可能である。また、各計測装置3a,…には図外
の幾らかの記憶領域(バッファ)を設けており、所定量
の測定値データDa,…が蓄積された時点でこれをセン
タ6に送るようにすることも可能である。測定値データ
Da,…の通信は電子メールによって行なうことによ
り、サーバ14に対する通信が一時に集中することを防
止できる。
【0030】一方、各団体2は計測装置3aの保守管理
のために、余分な手間を一切かけることがなく、定めら
れた形式の正確な報告書7を極めて簡単に作成すること
ができる。また、官庁などの監視機関18はセンタ6に
よる各計測装置3a,…の管理体制を監視するだけで、
各団体から報告される報告書7の正確さを確認すること
ができ、実測値に基づく適切な指導を行うことができ
る。
【0031】図2はサーバ14内の記憶装置14mに記
憶される各データを概念的に示す図であって、図3〜図
4は代表的なデータの一例を示す図である。以下、図1
と図2を参照しながら、サーバ14による処理の流れを
図面を用いて説明する。なお、記憶装置14mを設ける
サーバをデータ通信を行なうサーバ14と一体に形成す
るか別体にするかは本発明の要旨とするところではな
い。
【0032】図2において、30は全計測装置3a,…
のID番号と、これに対応する詳細情報を記録する計測
装置詳細情報であって、図3は計測装置詳細情報30の
具体的な内容を示す図である。すなわち、計測装置詳細
情報30は計測装置3a,…を配置する団体2のID3
0a、測定装置の所在地30b、計測装置の種類ID3
0c、消耗品の交換履歴30d、試薬などの補充履歴3
0eなど種々の詳細情報が記録されている。
【0033】図2において、31は測定装置の種別情報
であって、その種類として、例えばpHセンサ、ORP
センサ、溶存酸素センサ、導電率センサ、濁度センサ、
各種イオンセンサ、全リン/全窒素化合物センサ、FT
IR(高速フーリエ変換赤外線ガス分析計)などの赤外
線ガス分析計、質量分析計、PM計などがある。そし
て、各計測装置種類IDに対応する情報として、pH,
リン,窒素,COD,NOx ,SOX ,CO2 ,COな
どの測定対象物質31a、測定精度31b、測定範囲3
1cなど、種々の詳細情報が記録されている。
【0034】32は各団体2のIDに対応する団体詳細
情報であって、例えば、図4に示すように、所在地32
a、使用する計測装置ID32b、火力,水力,原子力
発電所、半導体製造工場などの化学工場、廃棄物処理
場、集合住宅などの施設ID32c、報告頻度32dな
ど、種々の詳細情報が記録されている。
【0035】図2において、33は監視機関18が定め
た報告書の作成基準にあわせて形成された報告書作成デ
ータであって、前記施設IDに対応させて、測定対象物
質33a,報告書フォーマット33b,要求精度33c
など、種々の詳細情報が記録されている。
【0036】34は前記監視機関18などによって定め
られた環境関連物質基準データであって、環境関連物質
IDに対応させて、環境局などの官庁によって定められ
た規定の環境関連物質の規制基準値34a,この規制さ
れた基準値34aよりも低く設定された所定の警告用基
準値34bなどの詳細情報が記録されている。
【0037】なお、警告用基準値34bは規制された基
準値34aを基にサーバ14が演算によって求めるもの
であって、団体2がこの警告用基準値34bを越えた時
点で直ちに環境関連物質の排出を行った場合に、センタ
6側からその団体2に警告情報を配信する。これによ
り、団体2が環境関連物質の排出を自粛できるようにし
ている。
【0038】35は各計測装置3a,…から得られた時
々刻々と変化する測定値データDa,…を記録するもの
であり、各計測装置3a,…のIDに対応して、時々刻
々と変化する測定値データDa,…の履歴35a,各測
定値データDa,…の積算値35bなどの情報が記録さ
れている。なお、各測定値データDa,…は後述の排出
量監視プログラムの実行によって計測装置3a,…から
受信する毎に受信時間と共に蓄積されると共に、流量と
濃度などから算出された排出量が積算値35bに積算さ
れる。
【0039】36は前記積算値35bを各団体2A,…
別に集計した団体別積算値であって、各団体2A,…の
IDに対応して、団体2A,…ごとの積算値36a(総
排出量)が記録されている。すなわち、例えば図3,4
に示した計測装置詳細情報30および団体詳細情報32
を基に、各計測装置3a,…がどの団体2A,…に属す
るものであるかを判断し、各計測装置3a,…の積算値
35bを各団体2A,…毎に集計するものである。本例
の場合、計測装置3a,3bが団体2Aに属しており、
計測装置3c,3dが団体2Bに属している。
【0040】図2において、37は前記積算値35bを
各地域別に積算した地域別積算値であって、各地域の名
称に対応して、地域毎の積算値37a(総排出量)が記
録されている。すなわち、例えば図3に示した計測装置
詳細情報30を基に、各計測装置3a,…がどこに配置
されるものであるかを判断し、各計測装置3a,…の積
算値35bを地域名毎に集計するものである。本例の場
合は、計測装置3a,3b…が京都府に属しており、計
測装置3c,3d,3eは大阪府に属している。この地
域は必ずしも府県単位で分ける必要はなく、それよりも
大きく、地方単位、また小さく市町村単位など任意に設
定できる。
【0041】図2において、38は測定値蓄積プログラ
ムであり、サーバ14が測定値蓄積プログラム38を実
行することにより、サーバ14はインターネット4を介
して測定値データDa,…を入力し、これを測定値デー
タ35として保存する。また、同時に前記団体別積算値
36および地域別積算値37を作成する。
【0042】39は報告書作成プログラムである。サー
バ14がこの報告書作成プログラム39を実行すると、
サーバ14は報告書作成データ33を参照すると共に、
前記団体2A,…毎の積算値36aを用いて求められた
形式の報告書7を、団体詳細情報32として記録されて
いる報告頻度32dに合わせた間隔で作成し、これをプ
リンタ15を用いて印刷する。これは地域内排出量を報
告する場合も同様である。なお、この報告頻度32dは
監視機関18の指示によって変更されることがある。
【0043】次いで、センタ6の管理者は報告書7を監
視機関18および/または対応する各団体2A,…また
は、各地域の責任者に配送することができる。あるい
は、サーバ14は報告書作成プログラム39の実行によ
って作成された報告書7を、電話回線5を用いてファッ
クス送信したり、そのデータをインターネット4を介し
て送信することにより、監視機関18および/または対
応する各団体2A,…または各地域の責任者に配送す
る。
【0044】40は排出量監視プログラムである。サー
バ14がこの排出権監視プログラム40を実行すると、
サーバ14は環境関連物質基準データ34を参照すると
共に、前記測定値データ35,団体別積算値36,地域
別積算値37を用いて、環境関連物質の排出量が規定の
基準範囲内であることを確認する。また、排出量が前記
警告用基準値34bを越えるときには、その団体2また
は地域の責任者(代表者)に対して、直ちに警告情報を
配信する。この警告情報は例えば文書の形で電子メール
またはファクシミリによって配信される。あるいは、セ
ンタ6側の管理者が通常の郵便を用いて警告文書を送付
したり、電話をかけるなどして警告情報を配信してもよ
い。
【0045】41は排出量モニタプログラムである。サ
ーバ14がこの排出量モニタプログラム41を実行する
ことにより、蓄積している各種データ35〜37や集計
した値、平均値などをインターネット4等によって公開
することができる。すなわち、各団体2A,…は自らが
排出している環境関連物質の量を確認したり、全国平均
と比較考慮することも可能である。また、監視機関18
は各団体2A,…および地域などに纏められた環境関連
物質の排出量を確認することができ、各団体2A,…お
よび地域の代表者に対して何らかの適切な指導を行うこ
とも可能である。
【0046】なお、前記蓄積データ35〜37の公開
は、識別番号とパスワードなどによって当事者を確認し
た後に、当事者だけに公開される。また、本例ではネッ
トワーク4の例としてインターネットを例示している
が、とりわけ、この蓄積データ35〜37の公開に関し
てはイントラネットなどの閉ざされた通信ネットワーク
で行われることが望ましい。
【0047】42は計測装置状態管理プログラムであ
る。すなわち、サーバ14が計測装置管理プログラム4
2を実行することにより、各計測装置3a,…からの測
定値データDa,…の推移をそれぞれ監視し、計測装置
3a,…に異常が生じている場合には、その計測装置3
a,…のメンテナンスを依頼するためのメンテナンス情
報を、メンテナンス会社23側のメンテナンス処理者2
4に送信する。このメンテナンス情報は少なくともメン
テナンス対象となっている計測装置の所在地と現象を含
むものであり、文書データなどの形式で配信される。
【0048】メンテナンス処理者24はメンテナンス情
報を受け取ることにより、所定の計測装置3aのメンテ
ナンスを行うことができる。なお、サーバ14は前記計
測装置状態管理プログラム42の実行により、計測装置
詳細情報30の各消耗品交換履歴30dおよび試薬補充
履歴30eを参照して、定期的な消耗品の交換や試薬の
補充を行なうようにメンテナンス情報を配信すると共
に、各消耗品交換履歴30dおよび試薬補充履歴30e
を更新することによって、各計測装置3a,…の状態を
最善の状態に保つことができる。また、消耗品の交換サ
イクルや試薬の補充サイクルは測定値データDa,…を
見ることによってある程度予測することができるので、
無駄なメンテナンスを避けて省力化を図ることができ
る。
【0049】なお、各計測装置3a,…に自己診断機能
を持たせることによって、各計測装置3a,…がサーバ
14に対して自己診断データを測定値データDaと共に
送信するようにしてもよい。この場合、前記サーバ14
は計測装置状態管理プログラム42の実行によって、測
定値データDaに付随して受信した自己診断データを解
析し、各計測装置3a,…がそれぞれより適切かつ必要
なメンテナンスを得られるようにすることも可能であ
る。
【0050】いずれにしても、サーバ14が計測装置状
態管理プログラム42を実行し、メンテナンス処理者2
4にメンテナンス情報が配信されることにより、メンテ
ナンス処理者24は各計測装置3a,…の状態を最善に
保つためのメンテナンスを的確に行うことができ、各計
測装置3a,…から得られる測定値データDa,…の信
頼性を飛躍的に上げることができる。
【0051】ひいては、環境関連物質の排出量を正確に
測定し、その傾向を的確に把握することができ、環境関
連物質の排出量を削減するための効果的な対策を講じる
ことができる。また、各団体2は正確な測定を行うため
の計測装置3a,…のメンテナンスを自ら行なう必要は
一切なく、計測装置3aを駆動するための電力、場所、
メンテナンスに必要な費用のみを提供すればよいので、
その負担が小さくなる。監視機関18はセンタ6で行わ
れている計測装置3の管理内容が的確なものであるかど
うかを確認するだけで、各団体2を監視するまでもなく
環境関連物質の正確な排出量を測定できていることを確
認できる。
【0052】また、監視機関18が様々な要素を考慮に
入れて環境関連物質に指定する物質や、報告書7の作成
方法、規制する基準値を見直す場合には、センタ6側の
サーバ14が、前記報告書作成データ33の測定対象物
質33a,報告書フォーマット33b,要求精度33c
および、前記環境関連物質基準データ34の規制された
基準値34a,警告用基準値34bを書き替えるだけ
で、即座にこれに対応することが可能である。
【0053】そして、環境関連物質の種類や排出量の見
直しがされて、現状の計測装置3では新たに環境関連物
質に指定された物質に対応できない場合には、センタ6
側から各団体2に新しい計測装置との交換または追加が
必要であることが説明され、これがメンテナンス会社2
3またはセンタ6側の施工によって実施される。
【0054】計測装置3として新たな分析計が開発され
た場合には、前記計測装置種別情報31に新しい分析計
の種類IDや対象物質31a,測定精度31b,測定範
囲31cなどの種々の情報を書き替えるだけで、この新
しい分析計を計測装置3として用いることが可能とな
る。
【0055】すなわち、本発明の環境計測装置のデータ
配信システム1を用いることにより、環境関連物質とし
て今後生じるかもしれない新たな物質の測定に対応する
ことも、環境関連物質の排出権に関する法律改正や見直
しに容易に対応することができる。また、このような対
応において、各団体2自身が専門的な知識を身につけた
り、計測システムの組み直しなどを行う必要が一切な
く、常に求められている正確な環境関連物質の排出量を
監視機関に報告することができる。
【0056】上述した例では、環境関連物質の排出量の
報告書7は、センタ6から監視機関18などに直接デー
タを配信することを中心に説明していたが、本発明はこ
の点を限定するものではない。すなわち、排出量の報告
書7が一旦各団体2にデータ配信され、各団体2がこの
報告書7を確認してから監視機関18などに送付するこ
とも考えられる。また、各団体2に配信される報告デー
タは測定値の報告書7だけでなく、測定値から推測でき
るトレンド情報や未来予測などのサービスを行なうこと
も可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各団体または地域責任者は自動的に必要な排出報告書の
配信を受けられるので、報告書の作製、システムの構
築、運用、保守などの手間が省ける。同時にデータの処
理をサーバ側で行うために分析装置とは別に必要であっ
た負荷量演算機能などをもったデータ演算処理を各団体
に設ける必要がない。すなわち各団体はトータルコスト
の低減が図れる。また、計測装置のメーカ側にてシステ
ムの運用が行われるため、トラブル発生時や消耗品の補
給などの対応が早く、稼働率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の環境計測装置のデータ配信システムの
一例を示す図である。
【図2】前記環境計測装置のデータ配信システムのセン
タ側で管理するデータおよびプログラムの例を示す図で
ある。
【図3】前記データを説明するための具体例の一つを示
す図である。
【図4】前記具体例の別の例を示す図である。
【図5】環境関連物質の排出報告書の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…環境計測装置のデータ配信システム、2(2A,2
B,…)…団体、3(3a,3b,…)…計測装置、4
…ネットワーク、6…センタ、7…排出報告書、18…
監視機関、24…メンテナンス処理者、34a…規制さ
れた基準値、34b…警告用基準値、36a…各団体毎
の総排出量、37a…地域内の総排出量、Da,Db,
…測定値データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩見 五郎 東京都千代田区東神田1丁目7番8号 東 神田大治ビル4階 株式会社ホリバアイテ ック内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境関連物質の排出量を測定し、測定結
    果を測定値データとしてネットワークを介して出力する
    計測装置と、このネットワークに接続されて計測装置か
    らの測定値データを受け取ると共にこの測定値データを
    演算処理して集計し、環境関連物質の排出報告書を作成
    し配信するセンタとからなることを特徴とする環境計測
    装置のデータ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記センタが所定の地域内での環境関連
    物質の排出量を集計し、この地域内の総排出量を配信す
    る機能を有する請求項1に記載の環境計測装置のデータ
    配信システム。
  3. 【請求項3】 前記センタが所定の団体の環境関連物質
    の排出量を集計し、この団体の総排出量を配信する機能
    を有する請求項1または2に記載の環境計測装置のデー
    タ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記センタが所定の団体の環境関連物質
    の排出量をリアルタイムに監視し、この排出量が規制さ
    れた基準値よりも低く設定された所定の警告用基準値を
    越えた段階で、前記団体に警告情報を配信する機能を有
    する請求項1〜3の何れかに記載の環境計測装置のデー
    タ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記センタが各計測装置からの測定値デ
    ータを用いて計測装置の状態を監視し、計測装置のメン
    テナンス情報を配信する機能を有する請求項1〜4の何
    れかに記載の環境計測装置のデータ配信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034453A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Chugoku Electric Power Co Inc:The 報告書自動作成システム
JP2007164753A (ja) * 2005-11-17 2007-06-28 Nec Corp 温暖化対策支援システム、温暖化対策支援方法及びプログラム
JP2007164754A (ja) * 2005-11-17 2007-06-28 Nec Corp 環境対策支援システム、環境対策支援方法及びプログラム
JP2016507720A (ja) * 2012-11-06 2016-03-10 イノベーション イン サイエンシーズ アンド テクノロジーズ エス.アール.エル.Innovationin Sciences & Technologies S.R.L. 環境修復のための複合システムのネットワーク及びそのネットワークを制御するための方法

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