JP2003122295A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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JP2003122295A
JP2003122295A JP2001319015A JP2001319015A JP2003122295A JP 2003122295 A JP2003122295 A JP 2003122295A JP 2001319015 A JP2001319015 A JP 2001319015A JP 2001319015 A JP2001319015 A JP 2001319015A JP 2003122295 A JP2003122295 A JP 2003122295A
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Japan
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pulse
write
plasma display
scan
display device
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JP2001319015A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Mima
邦啓 美馬
Yasuaki Muto
泰明 武藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイ装置において、書き込
みデータ側駆動部で消費される電力を削減するととも
に、駆動時間が増大するのを防ぐことを目的とする。 【解決手段】 連続する2つの第1、第2の走査パルス
の付加タイミングに重なるように書き込みパルスを印加
するように構成したもので、書き込み動作を行う画素内
の行電極に第2の走査パルスを印加する直前に、他の行
電極に印加する第1の走査パルスを印加させているとき
に、画素の書き込み動作を行うための書き込みパルスを
立ち上げることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な交流放電型プラズマディスプレ
イ装置について、図6〜図12の図面を用いて説明す
る。
【0003】図6は一般的な交流放電型プラズマディス
プレイ装置のパネルの構造を示す図であり、図6のよう
に、前面板1の表面にはスキャン側電極2、サステイン
側電極3、誘電体4および保護膜5が配置され、背面板
6の表面にはデータ側電極7、誘電体8、セル隔壁9お
よび蛍光体10が配置されている。この前面板1と背面
板6とをスキャン側電極2およびサステイン側電極3と
データ側電極7とがほぼ直交するように対向配置して周
辺部を封止し、パネル内の空間に放電ガス11を封入す
ることにより構成されている。
【0004】この交流放電型プラズマディスプレイ装置
では、1フレームの映像を複数のサブフィールドに分割
することによって階調表現を行うが、更にパネル中の放
電を制御するために1サブフィールドを更に4つの期間
に分割している。この4つの期間について図7を用いて
説明する。
【0005】図7は一般的な従来の交流放電型プラズマ
ディスプレイ装置の駆動電圧波形を示す図であり、セッ
トアップ期間Aでは放電が生じやすくするためにパルス
Pstを印加して全セルに壁電荷を蓄積させる。アドレ
ス期間Bでは行電極のスキャン側電極2に走査パルスP
scnを順次印加し、点灯させるセルのスキャン側電極
2に走査パルスPscnを印加すると同時に、セルのデ
ータ側電極7に書き込みパルスPwを印加することによ
り書き込み放電を行う。サステイン期間Cではサステイ
ンパルスPsusを印加させてアドレス期間Bで書き込
まれたセルを点灯させその点灯を維持させる。イレース
期間DではイレースパルスPeを印加し壁電荷を消去す
ることによってセルの点灯を停止させる。
【0006】図8は一般的な交流放電型プラズマディス
プレイ装置の全体構成を示す図であり、図8において入
力信号は映像信号処理部21に入にされ、プラズマディ
スプレイに適した映像信号に変換し、データ側駆動部2
2へ出力される。また、入力信号は同期信号分離部23
にも入力され、そこで同期パルスが分離される。分離さ
れた同期パルスは、同期信号分離部23の出力部に接続
されたタイミングパルス発生部24に送られる。タイミ
ングパルス発生部24の出力端は、映像信号処理部2
1、データ側駆動部22、スキャン側駆動部25、サス
テイン側駆動部26および走査パルス発生部27のそれ
ぞれ入力端に接続され、各駆動部の出力タイミングを制
御する。また、スキャン側駆動部25の出力は走査パル
ス発生部27に入力され、スキャン側駆動部25から出
力された波形に走査パルスを重畳する。
【0007】また、データ側駆動部22の出力はプラズ
マディスプレイパネル28に垂直に配置されたm本のデ
ータ側電極29に接続し、走査パルス発生部27の出力
はデータ側電極29と直交するn本のスキャン側電極3
0に接続し、サステイン側駆動部26の出力はスキャン
側電極30に平行に配置されたn本のサステイン側電極
31に接続し、各駆動部および走査パルス発生部27に
よって各電極の印加電圧を制御し、プラズマディスプレ
イパネル28の点灯表示を行う。
【0008】次に、アドレス期間での走査パルスPsc
nと書き込みパルスPwの位相関係について、図9を用
いて説明する。図9において、Dm、Dm+1はデータ
側電極に印加する電圧波形であり、Scnk−1、Sc
nk、Scnk+1はスキャン側電極に印加する電圧波
形である。また、Twは書き込み周期であり、走査パル
スPscnは順次スキャン側電極Scnk−1、Scn
k,Scnk+1に印加される。また、書き込みパルス
Pwは走査パルスPscnに同期しており、書き込みパ
ルスPwと走査パルスPscnの立ち上がりおよび立ち
下がりは同時に行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
プラズマディスプレイにおいては、データ側電極29の
隣接電極間には容量成分が存在し、書き込みパルスPw
を印加する毎に容量成分の充放電を繰り返すため、千鳥
模様などを表示するときにはデータ側駆動部22では多
くの電力が消費されるという問題があった。
【0010】そこで、この消費電力を低減する駆動方法
が考えられているが、この従来の駆動におけるデータ側
駆動部22の消費電力について図10を用いて説明す
る。
【0011】データ駆動部33の出力端子dmおよびd
m+1はデータ側電極に接続され、両端子間には容量成
分Cがある。出力端子dmおよびdm+1の印加電圧が
VhとGNDとで切り替わる毎に容量成分Cpの充放電
が繰り返され消費電力は増大する。
【0012】まず図10(a)の状態において、出力端
子dmにはVhが印加され、出力端子dm+1にはGN
Dが印加されているとき(電界効果トランジスタ32
a,33bがオン、電界効果トランジスタ32b,33
aがオフ)、容量成分Cpの出力端子dm側には負電
荷、出力端子dm+1側には正電荷が蓄積される。
【0013】次に、図10(b)の状態において、出力
端子dmにはGNDが印加され、出力端子dm+1には
Vhが印加されているとき(電界効果トランジスタ32
b,33aがオン、電界効果トランジスタ32a,33
bがオフ)、電源Vhから出力端子dm+1を通って容
量成分Cpに電流が流れ、やがて、出力端子dm+1の
電位がGNDとなり、図10(c)の状態となる。この
ときに流れる電流はパネルの消費電力として蓄積され
る。
【0014】最後に、図10(d)の状態では、出力端
子dm+1の電位をGNDからVhへ変化させるので、
電源Vhから容量成分Cpへ電流が流れ、容量成分Cp
の出力端子dm側には正電荷、出力端子dm+1側には
負電荷が蓄積される。
【0015】上記のように電源Vhからは図10(b)
および図10(d)の状態で電流が流れ、多くの電力が
消費される。これを防ぐためには、図11のように、図
11(b)の状態で電界効果トランジスタ32a,33
aをオン、電界効果トランジスタ32b,33bをオフ
し、出力端子dmおよびdm+1の電位をVhに固定す
ればよい(以後、同時Hレベル固定と称す)。同時Hレ
ベル固定にすることによって容量成分Cpに蓄積された
電荷が電界効果トランジスタ32a,33aを介して移
動し、従来の駆動のように電源Vhから電流が流れるの
をなくすことにより、消費電力の増大を防ごうとするも
のである。なお、図11は、この駆動方法における動作
を図10に対応させて示すものである。
【0016】しかし、従来の駆動方法には書き込みパル
スPwと走査パルスPscnとの位相関係については考
慮されておらず、書き込み動作を行わない画素では走査
パルスの印加中には書き込みパルスPwを印加しないよ
うに、書き込みパルスPwの立ち上がりと走査パルスP
scnの立ち上がりのタイミングを同時に行うか、もし
くは書き込みパルスPwの立ち上がりのタイミングを走
査パルスPscnの立ち上がりのタイミングより遅くし
ている。
【0017】従って、この駆動方法においては、容量成
分Cpに蓄積された電荷が放出されるまで、図12に示
すように図11(b)の状態を維持する期間Thが必要
となり、このため従来の駆動方法では、1ラインの書き
込みに必要な時間は従来の書き込み周期Twと図11
(b)の状態を維持する期間Thの和となり書き込み動
作に要する時間が増大し、表示のための時間を十分に確
保することができなくなるという課題があった。
【0018】本発明はこのような課題を解決するもの
で、データ電極間の容量成分にかかわる不要な電力の消
費電力を低減しつつ、駆動時間の増大を抑えることを目
的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明は、複数本の行電極に走査パルスを印加する
とともに、前記行電極と直交する複数本の列電極に表示
データに応じて書き込みパルスを印加することにより画
素の点灯・消灯を選択する書き込み動作を行うプラズマ
ディスプレイ装置において、連続する第1の走査パルス
と第2の走査パルスの印加タイミングに重なるように書
き込みパルスを印加するように構成したものである。
【0020】この構成によりデータ側駆動部で消費され
る電力を低減し、かつ駆動時間の増大を抑えることがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数本の行電極に走査パルスを印加するとともに、
前記行電極と直交する複数本の列電極に表示データに応
じて書き込みパルスを印加することにより画素の点灯・
消灯を選択する書き込み動作を行うプラズマディスプレ
イ装置において、連続する第1の走査パルスと第2の走
査パルスの印加タイミングに重なるように書き込みパル
スを印加するように構成したものである。
【0022】さらに本発明においては、書き込みパルス
と第2の走査パルスを印加して書き込み動作を行うと
き、第1の走査パルスが立ち上がる前に前記書き込みパ
ルスが立ち上がるように構成したものである。また、こ
の書き込みパルスの立ち上がりから第1の走査パルスの
立ち上がりまでの時間は500ns以下とするものであ
る。
【0023】さらに本発明においては、隣接する列電極
に印加される第1の書き込みパルスと第2の書き込みパ
ルスを有し、第1の書き込みパルスが立ち上がった後、
第2の書き込みパルスが立ち下がるように構成したもの
である。
【0024】また、本発明では、書き込みパルスの立ち
上がり、立ち下がりのタイミングと走査パルスの立ち上
がりのタイミングを制御するためのパルス制御部を設け
たものである。
【0025】また、本発明では、パルス制御部から出力
された制御信号に従って書き込みパルスの立ち上がりと
立ち下がりのタイミングを個別に制御可能なデータ側駆
動部を設けたものである。
【0026】すなわち、本発明においては、連続する2
つの走査パルスにまたがるように書き込みパルスを印加
し、また隣接するデータ側電極の一方に印加される書き
込みパルスの立ち下がりのタイミングより先に他方に印
加される書き込みパルスが立ち上がるように構成してお
り、データ側駆動部で消費される電力を低減し、かつ駆
動時間の増大を抑えることができる。
【0027】以下、本発明の一実施の形態によるプラズ
マディスプレイ装置ついて図1〜図5を用いて説明す
る。
【0028】図1は本発明の駆動方法におけるアドレス
期間でのスキャン側電極およびデータ側電極に印加され
る電圧波形を示す図であり、Dm、Dm+1は列方向に
並んだ複数のデータ側電極に印加する電圧波形、Scn
k、Scnk+1はスキャン側電極に印加する電圧波形
である。また、Twは書き込み周期であり、Le−Hお
よびLe−Lはデータ側駆動部の制御信号である。走査
パルスPscnは順次スキャン電極Scnk、Scnk
+1に印加される。また。データ側電極Dm,Dm+1
には交互に書き込みパルスPwが印加される。
【0029】ここでは消費電力を削減するために、図中
の期間Aの間、データ側電極Dm、Dm+1の電位をH
レベルにして、同時Hレベル固定を行っている。スキャ
ン側電極Scnkに走査パルスPscnを印加した後に
期間Aを設け、その後にスキャン側電極Scnk+1に
走査パルスPscnを印加させると、駆動時間が増大し
てしまうが、本発明ではスキャン側電極Scnkに走査
パルスPscnを印加しているときに期間Aを設け、駆
動時間の増大を抑えている。
【0030】すなわち、本発明は、複数本の行電極に走
査パルスを印加するとともに、前記行電極と直交する複
数本の列電極に表示データに応じて書き込みパルスを印
加することにより画素の点灯・消灯を選択する書き込み
動作を行う際に、連続する第1の走査パルスと第2の走
査パルスの印加タイミングに重なるように期間Aを設け
て書き込みパルスを印加するように構成したものであ
り、データ側駆動部で消費される電力を低減し、かつ駆
動時間の増大を抑えることができる。
【0031】ここで、同時Hレベル固定を行い、かつ、
駆動時間の増大を抑える方法として期間Aを走査パルス
Pscn印加時の前半部もしくは後半部に設ける方法が
考えられる。まず、期間Aを走査パルスPscn印加時
の前半部に設ける方法の場合の隣接するセル内の書き込
み放電の状態について図2により説明する。
【0032】この場合、隣接するセルに書き込み動作を
行うと、そのときの書き込み放電は主に走査パルスPs
cn印加時の前半部で生じ、放電ガス中に電荷が発生す
るが、図2(b)のようにその電荷がセル隔壁9を飛び
越えて隣接セルに入り放電が発生しやすい状態にする。
電荷の侵入によって放電がしやすい状態になるのは、侵
入した電荷が放電ガスの分子に衝突することによって電
荷が発生し、連鎖反応的に電荷が急増することによって
容易に放電が発生する(電子雪崩)ためである。しか
し、電荷の侵入によって書き込み動作を行わないセルで
も放電が発生しやすい状態にあるにも拘わらず、期間A
の間Hレベルに固定するため、不要な放電が発生する確
率が高くなる。
【0033】ここで、図3のように期間Aを走査パルス
Pscn印加時の後半部に設ける方法の場合は、隣接す
るセルに書き込み放電が生じたとしても、この書き込み
放電は走査パルスPscn印加時の前半部で終了してい
るため、図3(c)のように期間Aにセル隔壁9を飛び
越えて隣接セルに侵入する電荷が少なく、不要な放電が
発生する確率は低い。
【0034】また、書き込み放電は放電ガス中に電荷が
生じ電子雪崩が成長して放電に至るまでには、実測上6
00nsから1μsの時間が必要なため、外部からセル
内に電荷が注入されない限り、500ns以下で書き込
み放電が生じることはなく、従って期間Aを走査パルス
Pscn印加時の後半部に設けることによって消費電力
を削減し駆動時間の増大を抑えることができる。
【0035】なお、ここでは期間Aが走査パルス印加中
に収まっている例について述べたが、期間Aの一部のみ
が走査パルス印加中にある場合でも同様な効果が得られ
る。
【0036】図4は上記駆動方法を実現するための回路
構成の一例を示しており、図4において、図8に示す部
分と同一部分には同一番号を付している。図4におい
て、41は書き込みパルスと走査パルスの印加タイミン
グを制御するパルス制御部で、書き込みパルスの立ち上
がり、立ち下がりのタイミングと走査パルスの立ち上が
りのタイミングを制御する。
【0037】すなわち、図4に示す構成では、入力信号
は映像信号処理部21に入力され、プラズマディスプレ
イに適した映像信号に変換し、データ側駆動部22へ出
力する。また、入力信号は同期信号分離部23にも入力
され、そこで同期パルスが分離される。分離された同期
パルスは、同期信号分離部23の出力部に接続されたタ
イミングパルス発生部24に送られる。タイミングパル
ス発生部24の出力端は、映像信号処理部21、パルス
制御部41、スキャン側駆動部25およびサステイン側
駆動部26のそれぞれ入力端に接続され、各駆動部の出
力タイミングを制御する。また、スキャン側駆動部25
の出力は走査パルス発生部27に入力され、パルス制御
部41の制御信号に従ってスキャン側駆動部25から出
力された波形に走査パルスを重畳する。また、データ側
駆動部22の出力をプラズマディスプレイパネル28に
配置されたm本のデータ側電極29に接続し、走査パル
ス発生部27の出力をデータ側電極29と直交するn本
のスキャン側電極30に接続し、サステイン側駆動部2
6の出力をスキャン側電極30に平行に配置されたn本
のサステイン側電極31に接続し、各駆動部および走査
パルス発生部27によって各電極の印加電圧を制御する
ことによりプラズマディスプレイの点灯表示を行う。
【0038】ここで、データ側駆動部22では書き込み
パルスPwの立ち上がり、立ち下がりを独立して制御で
きるもので、その代表的な回路を図5を使って説明す
る。図5において、外部から入力された映像信号はプラ
ズマディスプレイに適した信号に変換された後、シフト
レジスタ42に入力される。このシフトレジスタ42
は、パラレル信号(S1,S2・・・Sm)に変換する
もので、その出力端は複数のラッチ回路43の入力端に
接続している。また、パラレル信号はAND回路44の
入力端およびAND回路45の反転入力端に入力され
る。
【0039】一方、外部から入力された書き込みパルス
Pwの立ち上がりのタイミングを制御するラッチ信号L
e−Hと立ち下がりのタイミングを制御するラッチ信号
Le−Lは、それぞれAND回路44,45の入力端に
入力される。AND回路44,45の出力信号はOR回
路46に入力され、OR回路46の出力信号はラッチ回
路43のラッチ信号Leとして入力される。このラッチ
信号Leがオンとなると、パラレル信号をラッチしてラ
ッチ回路43からラッチデータ信号(L1,L2・・・
Lm)として出力する。これらのラッチデータ信号は反
転バッファ47およびバッファ48に入力され、反転バ
ッファ47の出力はレベルシフタ49を介して電界効果
トランジスタ50のゲート端子に、バッファ48の出力
は電界効果トランジスタ51のゲート端子にそれぞれ入
力される。電界効果トランジスタ50,51はトーテム
ポール回路を構成しており、この回路の出力d1〜dm
はそれぞれデータ側電極29に接続されている。図5の
回路において、ラッチ信号Leが入力されると、d1〜
dmは同時に変化し、データ側電極29の電位を変化さ
せる。パラレル信号(S,S2・・・Sm)がHレベル
のときはラッチ信号Le−Hによってラッチ回路43が
動作する。一方、パラレル信号(S1,S2・・・S
m)がLレベルのときは、ラッチ信号Le−Lによって
ラッチ回路43が動作する。これによって書き込みパル
スPwの立ち上がりと立ち下がりのタイミングを個別に
制御することができる。すなわち、そのタイミングおよ
び走査パルスPscnの立ち上がりのタイミングをパル
ス制御部41から出力される制御信号によって任意に制
御することができ、上記で述べたように消費電力を削減
し、駆動時間の増大を抑えることができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明のプラズマディスプ
レイ装置によれば、スキャン側電極に走査パルスを印加
させ、データ側電極に表示データに応じて書き込みパル
スを印加させて画素の点灯・消灯を選択する書き込み動
作を行う際に、連続する2つの走査パルスの印加タイミ
ングに重なるように書き込みパルスを印加し、隣接する
データ側電極の一方に印加される書き込みパルスの立ち
上がりのタイミングより先に他方に印加される書き込み
パルスが立ち上がるように構成したもので、データ側駆
動部で消費される電力を低減し、かつ駆動時間の増大を
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプ
レイ装置において、アドレス期間の各電極に印加される
電圧波形を示す信号波形図
【図2】同装置のアドレス期間における駆動方法を説明
するための説明図
【図3】同じくアドレス期間における駆動方法を説明す
るための説明図
【図4】同装置の全体構成を示すブロック図
【図5】同装置におけるデータ側駆動部の回路構成を示
す回路図
【図6】一般的な交流放電型プラズマディスプレイ装置
のパネル構造を示す概略斜視図
【図7】一般的な従来の交流放電型プラズマディスプレ
イ装置の駆動電圧波形を示す信号波形図
【図8】一般的な交流放電型プラズマディスプレイ装置
の全体構成を示すブロック図
【図9】従来の駆動方法において、アドレス期間の各電
極に印加される電圧波形を示す信号波形図
【図10】アドレス期間におけるデータ側駆動部の回路
動作を説明するための説明図
【図11】アドレス期間において、電力削減を行ったと
きのデータ側駆動部の回路動作を説明するための説明図
【図12】アドレス期間において、電力削減を行ったと
きの各電極に印加される電圧波形を示す信号波形図
【符号の説明】
22 データ側駆動部 25 スキャン側駆動部 27 走査パルス発生部 28 プラズマディスプレイパネル 29 データ側電極 30 スキャン側電極 41 パルス制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C058 AA11 BA02 BA26 BA35 BB25 5C080 AA05 BB05 DD26 EE29 FF12 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の行電極に走査パルスを印加する
    とともに、前記行電極と直交する複数本の列電極に表示
    データに応じて書き込みパルスを印加することにより画
    素の点灯・消灯を選択する書き込み動作を行うプラズマ
    ディスプレイ装置において、連続する第1の走査パルス
    と第2の走査パルスの印加タイミングに重なるように書
    き込みパルスを印加するように構成したことを特徴とす
    るプラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 書き込みパルスと第2の走査パルスを印
    加して書き込み動作を行うとき、第1の走査パルスが立
    ち上がる前に前記書き込みパルスが立ち上がるように構
    成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディ
    スプレイ装置。
  3. 【請求項3】 書き込みパルスの立ち上がりから第1の
    走査パルスの立ち上がりまでの時間は500ns以下で
    あることを特徴とする請求項2に記載のプラズマディス
    プレイ装置。
  4. 【請求項4】 隣接する列電極に印加される第1の書き
    込みパルスと第2の書き込みパルスを有し、第1の書き
    込みパルスが立ち上がった後、第2の書き込みパルスが
    立ち下がるように構成したことを特徴とする請求項1に
    記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 書き込みパルスの立ち上がり、立ち下が
    りのタイミングと走査パルスの立ち上がりのタイミング
    を制御するためのパルス制御部を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 パルス制御部から出力された制御信号に
    従って書き込みパルスの立ち上がりと立ち下がりのタイ
    ミングを個別に制御可能なデータ側駆動部を設けたこと
    を特徴とする請求項5に記載のプラズマディスプレイ装
    置。
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Cited By (5)

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