JP2003120669A - リニアガイド用スライド部材及びリニアガイド部材 - Google Patents

リニアガイド用スライド部材及びリニアガイド部材

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JP2003120669A
JP2003120669A JP2001320873A JP2001320873A JP2003120669A JP 2003120669 A JP2003120669 A JP 2003120669A JP 2001320873 A JP2001320873 A JP 2001320873A JP 2001320873 A JP2001320873 A JP 2001320873A JP 2003120669 A JP2003120669 A JP 2003120669A
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linear guide
slide member
load zone
load
rail
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Makoto Kanehira
誠 金平
Terubumi Obara
光史 小原
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド部材の厚さを薄くすることができる
と共に、スライド部材を簡単な構造のものとし、その製
作が容易にできるようにすること、及びリニアガイド部
材を簡単な構造のものとし、その製作が容易にできるよ
うにすること。 【解決手段】 スライド部材11は、保持ブロック12
に形成された略々小判形の凹陥部13内に多数の鋼球1
4が設けられ、この凹陥部は、鋼球がレールの平坦面6
aに転動接触して負荷が掛かった状態で移動する負荷ゾ
ーン13aと、負荷が掛からないフリー状態で移動する
無負荷ゾーン13bとで構成され、鋼球はリニアガイド
部材の走行に伴って凹陥部内を循環移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械、産業機
械、測定機器等の直線運動機構に使用するリニアガイド
のスライド部材及び該スライド部材を備えたリニアガイ
ド部材に関する。
【0002】
【従来の技術】リニアガイドは、リニアガイド部材とレ
ールとからなり、工作機械、産業機械、測定機器等の直
線運動を行う摺動部分に多く使用され、例えば、ロッド
レスシリンダによりスライドテーブルをレールに沿って
往復動させる場合のガイド機構として使用されている。
【0003】図23に、リニアガイド部材をロッドレス
シリンダの直線運動機構に使用した例を示す。ロッドレ
スシリンダユニット101は、ナット構成部材102
と、基台103と、スライドテーブル104と、リニア
ガイド部材105とからなり、スライドテーブル104
はボールねじ106の回動により基台103と共に、ア
ルミベース107に設けられたレール108に沿って往
復動する。同図中の109aは移動式ストッパ、109
bはショックアブゾーバである。
【0004】ロッドレスシリンダユニットに使用される
リニアガイド部材105としては、図24に示すものが
知られている(例えば、特公平2−55515号公
報)。このリニアガイド部材105は、その内部に鋼球
105aが多数設けられたスライド部材105bからな
るもので、スライド部材105bの表面に形成された転
走溝105cとレール108とに転動接触した鋼球10
5aを介してレール108に沿って移動する。この場
合、リニアガイド部材105の移動に伴って、鋼球10
5aは転走溝105cを負荷状態で移動するが、その転
動移動により、鋼球105aは負荷が掛からない無負荷
状態でリターン孔105d内に入り、転走溝105cと
リターン孔105d内とを循環移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記リニアガイド部材
は、スライド部材の内部に無負荷状態となった鋼球が戻
る鋼球リターン孔を形成するため、その厚さが厚くなり
と共に構造が複雑となり、製作が容易でないという問題
点があった。また、負荷状態となる鋼球がリニアガイド
部材の走行方向に1列配置されているだけで、その負荷
を受ける鋼球の数が少ないため、負荷状態となる鋼球の
転走溝に熱処理を施して硬度を上げる必要があり、熱処
理を施すと転走溝に歪みが生じ、研磨が必要となり、コ
ストが嵩むという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は、前述したような従来技
術の問題点を解消し、スライド部材の厚さを薄くするこ
とができると共に、スライド部材を簡単な構造のものと
し、その製作が容易にできるようにすること、及びリニ
アガイド部材を簡単な構造のものとし、その製作が容易
にできるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る本発明は、保持ブロックに形成され
た略々小判形の凹陥部内に多数の鋼球が設けられ、該鋼
球がリニアガイド部材の走行に伴って該凹陥部内を循環
移動するリニアガイド用スライド部材において、前記凹
陥部は、鋼球がレール外表面の平坦面または凹溝部に転
動接触して負荷が掛かった状態で移動する負荷ゾーン
と、負荷が掛からないフリー状態で移動する無負荷ゾー
ンとで構成され、前記負荷ゾーンの凹陥部の深さが前記
無負荷ゾーンの凹陥部の深さよりも浅いリニアガイド用
スライド部材、という構成としたものである。請求項2
に係る本発明は、前記請求項1のリニアガイド用スライ
ド部材において、前記略々小判形の凹陥部の中央に略々
小判形の中央分離体を設けることにより、その周囲に循
環移動経路が形成され、該中央分離体により隔てられた
移動経路の一方に負荷ゾーンが形成され、他方に無負荷
ゾーンが形成されている、という構成としたものであ
る。請求項3に係る本発明は、前記請求項1のリニアガ
イド用スライド部材において、前記略々小判形の凹陥部
内に、略々小判形の中央分離体が設けられると共に、そ
の周囲に略々小判形の隔壁が設けられることにより、複
数の循環移動経路が形成され、各循環移動経路には、負
荷ゾーンと無負荷ゾーンとが形成されている、という構
成としたものである。請求項4に係る本発明は、前記請
求項1乃至3のいずれかのリニアガイド用スライド部材
において、前記保持ブロックが、断面略々V字形のレー
ルの2つの外表面に摺動するように、略々V字形に組み
合わされて形成されている、という構成としたものであ
る。請求項5に係る本発明は、前記請求項1乃至3のい
ずれかのリニアガイド用スライド部材において、前記保
持ブロックが、断面略々四角形のレールの角部の2つの
外表面に摺動するように略々L字形に組み合わされて形
成されている、という構成としたものである。請求項6
に係る本発明は、前記請求項1乃至3のいずれかのリニ
アガイド用スライド部材において、保持ブロックを略々
L字形に組み合わせて断面略々L字形のスライド部材が
形成され、該スライド部材の摺動面が、断面略々四角形
のレールの3つの外表面に摺動するように、垂直板に少
なくとも2つの前記断面略々L字形のスライド部材を取
り付けたリニアガイド部材において、前記保持ブロック
に形成された略々小判形の凹陥部内に、リニアガイド部
材の走行に伴って循環移動する多数の鋼球が設けられ、
前記凹陥部は、鋼球がレール外表面の平坦面または凹溝
部に転動接触して負荷が掛かった状態で移動する負荷ゾ
ーンと、負荷が掛からないフリー状態で移動する無負荷
ゾーンとで構成され、前記負荷ゾーンの凹陥部の深さが
前記無負荷ゾーンの凹陥部の深さよりも浅い、という構
成としたものである。
【0008】
【作用】上記の構成からなるリニアガイド用スライド部
材は、リニアガイド部材の走行に伴って、多数の鋼球が
保持ブロックに形成された略々小判形の凹陥部内を循環
移動する。この場合、負荷ゾーンでは鋼球がレール外表
面の平坦面または凹溝部に転動接触して積極的に移動
し、無負荷ゾーンでは押し出されるように移動する。ま
た、凹陥部内に、略々小判形の中央分離体が設けられた
り、さらに略々小判形の隔壁が設けられたりして循環移
動経路が形成されていると、リニアガイド部材の走行に
伴って、鋼球が循環移動経路に沿って循環移動する。保
持ブロックが略々V字形に組み合わされて形成された
り、略々L字形に組み合わされて形成されているリニア
ガイド用スライド部材は、レールの2つの外表面に沿っ
て摺動する。断面略々L字形のスライド部材が垂直板に
少なくとも2つ取り付けられたリニアガイド部材は、断
面略々四角形のレールに跨嵌して走行する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態である実施例
1を図1〜図3に基づいて説明する。図1には、スライ
ド部材11をロッドレスシリンダに適用した一例を示
す。ロッドレスシリンダ1は、ロッドレスシリンダ本体
2、該ロッドレスシリンダ本体2に設けられたボールね
じナット3、ボールねじナット3に螺合して、ロッドレ
スシリンダ本体2を移動させるボールねじ4等からな
る。
【0010】ロッドレスシリンダ本体2は、左右に設け
られた一対のスライド部材11、11からなるリニアガ
イド部材10を備え、このスライド部材11がフレーム
5に設けられたレール6の平坦面6aに鋼球14を介し
て摺動することにより移動可能となっている。
【0011】図2、図3には、スライド部材11を示
し、スライド部材11は、金属製の保持ブロック12
と、保持ブロック12に穿設された略々小判形の凹陥部
13内に設けられた多数の鋼球14とからなる。
【0012】凹陥部13は、鋼球14がレール6の平坦
面6aに転動接触して負荷が掛かった状態で移動する負
荷ゾーン13aと、負荷が掛からないフリー状態で戻り
移動する無負荷ゾーン13bとで構成される。この負荷
ゾーン13aの凹陥部13の深さh1は、無ゾーン13
bの凹陥部13の深さh2よりも浅く形成されている。
【0013】ロッドレスシリンダ本体2がボールねじ4
の回転により往復動すると、リニアガイド部材10を構
成するスライド部材11も往復動し、それに伴って鋼球
14は負荷ゾーン13a及び無負荷ゾーン13bに沿っ
て凹陥部13内を循環移動する。
【0014】この場合、ロッドレスシリンダ本体2にス
ライドテーブル等の荷重が掛かり、負荷ゾーン13aで
は、保持ブロック12の天板12aとレールの平坦面6
aとの両者に接触し、鋼球14は負荷が掛かった状態で
積極的に転動しながら負荷ゾーン13aから無負荷ゾー
ン13bへと移動する。この無負荷ゾーン13bでは、
鋼球14はフリー状態で押し出されるようにして移動す
る。また、鋼球14は凹陥部13が略々小判形に形成さ
れているため、鋼球14はスムーズに移行する。
【0015】なお、スライド部材11をロッドレスシリ
ンダ本体2などに設置する場合、凹陥部13内に鋼球1
4をグリースなどで保持するようにしておくと、保持ブ
ロック12を天板12aが上向きになるようにしても鋼
球14は落下しないので、スライド部材11の設置は容
易に行われる。
【0016】実施例2を図4〜図8に基づいて説明す
る。リニアガイド用のスライド部材21は、保持ブロッ
ク22と、保持ブロック22に形成された略々小判形の
凹陥部23内に設けられた多数の鋼球24とからなる。
【0017】保持ブロック22は、図7、図8に示すよ
うに、略々小判形の凹陥部23に対応した透孔22aが
形成された摺動面板22bと、支持ブロック22eが嵌
合する透孔22cを備えた天板22dと、支持ブロック
22eとが組み合わされたものである。
【0018】凹陥部23は、鋼球24がレールの平坦面
に転動接触して負荷が掛かった状態で移動する負荷ゾー
ン23aと、負荷が掛からないフリー状態で戻りながら
移動する無負荷ゾーン23bとで構成される。負荷ゾー
ン23aは支持ブロック22eが僅かに透孔22cから
突出することにより形成され、この負荷ゾーン23aの
凹陥部23の深さは、無負荷ゾーン23bの凹陥部23
の深さよりも浅く形成されている。
【0019】凹陥部23は、図5に示すように、負荷ゾ
ーン23aと無負荷ゾーン23bとの境界部において、
支持ブロック22eに傾斜面22fが形成され、この傾
斜面22fにより、鋼球24は無負荷ゾーン23bから
負荷ゾーン23aへとスムーズに移行する。
【0020】上記のような構成からなるスライド部材2
1が荷重を受けた状態でレールの平坦面に鋼球24を介
して摺動する場合、例えば、図4に示すように、矢印A
方向にスライド部材21が移動すると、鋼球24は負荷
ゾーン23a及び無負荷ゾーン23bにおいて矢印B方
向に循環移動する。この場合、凹陥部23が略々小判形
に形成されているので、鋼球24を凹陥部23の内部で
円滑に移行させることができる。
【0021】実施例3を図9〜図12に基づいて説明す
る。スライド部材31は、保持ブロック32と、保持ブ
ロック32に形成された略々小判形の凹陥部33内に設
けられた多数の鋼球34とからなる。
【0022】保持ブロック32は、図12に示すよう
に、略々小判形の凹陥部33に対応した透孔32aが形
成された摺動面板32bと、支持ブロック32e、32
eが嵌合する透孔32cを備えた天板32dと、支持ブ
ロック32e、32eとが組み合わされたものであり、
この略々小判形の凹陥部33の湾曲部分には突起部33
cが突出している。
【0023】凹陥部33は、鋼球34がレールの平坦面
に転動接触して負荷が掛かった状態で移動する負荷ゾー
ン33a、33aと、負荷が掛からないフリー状態で凹
陥部33の中央を戻りながら移動する無負荷ゾーン33
bとで構成される。負荷ゾーン33aは支持ブロック3
2eが僅かに透孔32cから突出することにより形成さ
れる。
【0024】上記のような構成からなるスライド部材3
1が荷重を受けた状態でレールの平坦面に摺動接触して
移動する場合、図9に示すように、矢印A方向にスライ
ド部材31が移動すると、鋼球34は負荷ゾーン33a
及び無負荷ゾーン33bにおいて矢印B方向に循環移動
する。この場合、凹陥部33が略々小判形に形成される
と共に、湾曲部分には突起部33cが突出しているの
で、鋼球34を凹陥部33の内部で円滑に移行させるこ
とができる。
【0025】実施例4を図13〜図16に基づいて説明
する。スライド部材41は、保持ブロック42と、保持
ブロック42に形成された略々小判形の凹陥部43と、
凹陥部43の中央に長手方向に亘って設けられた略々小
判形の中央分離体42fと、凹陥部43内に設けられた
多数の鋼球44とからなる。
【0026】保持ブロック42は、図16に示すよう
に、略々小判形の凹陥部43に対応した透孔42aが形
成された摺動面板42bと、支持ブロック42e及び略
々小判形の中央分離体42fが嵌合する透孔42cを備
えた天板42dと、支持ブロック42e及び略々小判形
の中央分離体42fとが組み合わされたものである。
【0027】凹陥部43は、その中央に長手方向に亘っ
て設けられた略々小判形の中央分離体42fにより、略
々小判形の循環移動経路43dが形成され、中央分離体
42fにより隔てられた移動経路43dの一方に負荷ゾ
ーン43aが形成され、他方が無負荷ゾーン43bに形
成されている。
【0028】上記のような構成からなるスライド部材4
1が荷重を受けた状態でレールの平坦面に摺動接触して
移動する場合、例えば、図13に示すように、矢印A方
向にスライド部材41が移動すると、鋼球44は循環移
動経路43dの負荷ゾーン43a及び無負荷ゾーン43
bにおいて矢印B方向に循環移動する。
【0029】この場合、凹陥部43が略々小判形に形成
されていると共に、独立した略々小判形の循環移動経路
43dが形成されているので、鋼球44は円滑に移行す
ることができ、ひいてはスライド部材41をスムーズに
摺動させることができる。
【0030】実施例5を図17、図18に基づいて説明
する。スライド部材51は、保持ブロック52と、保持
ブロック52に形成された略々小判形の凹陥部53と、
凹陥部53の中央に長手方向に亘って設けられた略々小
判形の中央分離体52fと、その周囲に設けられた略々
小判形の隔壁52gと、凹陥部53内に設けられた多数
の鋼球54とからなる。
【0031】凹陥部53は、その中央に長手方向に亘っ
て設けられた略々小判形の中央分離体52fと略々小判
形の隔壁52gとにより、2つの略々小判形の循環移動
経路53d、53dが形成される。それぞれの循環移動
経路53dの一方に負荷ゾーン53aが形成され、他方
が無負荷ゾーン53bとして形成されている。
【0032】上記のような構成からなるスライド部材5
1が荷重を受けた状態でレール56の平坦面56aに鋼
球54を介して摺動する場合、例えば、図17に示すよ
うに、矢印A方向にスライド部材51が移動すると、鋼
球54はそれぞれの循環移動経路53dの負荷ゾーン5
3a及び無負荷ゾーン53bにおいて矢印B方向に循環
移動する。
【0033】なお、この実施例5では1つ略々小判形の
隔壁52gを設けたものとしたが、適宜複数個設け、複
数の循環移動経路を形成してもよい。
【0034】実施例6を図19に基づいて説明する。図
19には、前記実施例1と同じように、ロッドレスシリ
ンダ本体2にスライド部材61を取り付けた状態が示さ
れ、ロッドレスシリンダ本体2は、スライド部材61が
フレーム5に設けられたレール6の平坦面6aに鋼球6
4を介して摺動することにより往復動可能となってい
る。
【0035】スライド部材61は、保持ブロック62
と、保持ブロック62に形成された略々小判形の凹陥部
内に設けられた多数の鋼球64とからなる。保持ブロッ
ク62は、その凹陥部に、前記実施例4と同じように、
中央長手方向に亘って略々小判形の中央分離体62fが
形成されたもので、鋼球64が移動する略々小判形の循
環移動経路を備えている。循環移動経路には、負荷ゾー
ン63a及び無負荷ゾーン63bが設けられ、負荷ゾー
ン63aは、図示されているように、断面略々円弧状に
加工されたもので、鋼球64の両サイドには隙間が残さ
れるようになっている。この場合、負荷ゾーン63aが
断面略々円弧状に加工されていることにより、負荷ゾー
ン63aと鋼球64間での面圧を低減させることができ
る。
【0036】実施例7を図20に基づいて説明する。ス
ライド部材71は、2つの保持ブロック72、72を略
々V字形に組み合わせて一体に形成したもので、断面略
々V字形のレール76の2つの平坦面76aにそれぞれ
鋼球74を介して摺動する。
【0037】各保持ブロック72は、略々小判形の凹陥
部73が形成され、その凹陥部73内に複数の鋼球74
が設けられ、凹陥部73は、鋼球74がレールの平坦面
に転動接触して負荷が掛かった状態で移動する負荷ゾー
ン73aと、負荷が掛からないフリー状態で移動する無
負荷ゾーン73bとで構成される。この保持ブロック7
2は、前記実施例1〜6に示したいずれかの形態のもの
であればよい。
【0038】上記のような構成からなるスライド部材7
1が荷重を受けた状態で断面略々V字形のレール76に
それぞれ鋼球74を介して摺動すると、鋼球74は凹陥
部73内を負荷ゾーン73a及び無負荷ゾーン73bに
沿って循環移動する。
【0039】実施例8を図21、図22に基づいて説明
する。スライド部材81は、2つの保持ブロック82、
82を略々L字形に組み合わせて一体に形成したもの
で、断面略々四角形のレール86の角部の2つの平坦面
86aに鋼球84を介して摺動する。
【0040】保持ブロック82は、略々小判形の凹陥部
83が形成され、その凹陥部83内に複数の鋼球84が
設けられ、凹陥部83は、鋼球84がレール86の平坦
面86aに転動接触して負荷が掛かった状態で移動する
負荷ゾーン83aと、負荷が掛からないフリー状態で移
動する無負荷ゾーン83bとで構成される。この保持ブ
ロック82は、前記実施例1〜6に示したいずれかの形
態のものであればよい。
【0041】上記のような構成からなるスライド部材8
1が荷重を受けた状態で断面略々四角形のレール86の
角部の平坦面86aにそれぞれ摺動接触して移動する
と、鋼球84は凹陥部83内を負荷ゾーン83a及び無
負荷ゾーン83bに沿って循環移動する。
【0042】図22には、断面略々四角形のレール86
に沿って移動するリニアガイド部材80の斜視図を示
し、説明の便宜上、この図ではレール86とリニアガイ
ド部材80とを分けて示しているが、リニアガイド部材
80が矢印C方向に入った状態で使用される。リニアガ
イド部材80は、垂直板87に3つのスライド部材81
を取り付けたもので、スライド部材81の摺動面である
保持ブロック82、82が、断面略々四角形のレール8
6の上下に対峙する2つの平坦面に摺動接触するように
なっている。
【0043】このように形成されたリニアガイド部材8
0は、断面略々四角形のレール86に跨嵌されて、該レ
ール86の上下面及び垂直面にスライド部材81の保持
ブロック82が鋼球84を介して摺動する。この場合、
リニアガイド部材80をガイド機構に取り付けるとき、
荷重が掛かる方向に複数の摺動面が並ぶように、すなわ
ち垂直板87側の複数の保持ブロック82側で荷重を受
けるようにすると、大きな荷重に耐えられるリニアガイ
ド部材とすることができる。この実施例8では、リニア
ガイド部材80が3つのスライド部材81で構成される
ものについて説明したが、リニアガイド部材80は少な
くとも2つのスライド部材81で構成されていればよ
い。
【0044】以上、各実施例において、リニアガイド用
スライド部材が摺動するレールは、その外表面が平坦面
からなるものについて説明したが、以下実施例9とし
て、レールは、その外表面が凹溝部を有するもので、こ
のレールに沿って摺動走行するリニアガイド用スライド
部材を図23〜図27に基づいて説明する。
【0045】リニアガイド用のスライド部材91は、保
持ブロック92と、保持ブロック92に形成された略々
小判形の凹陥部93と、凹陥部93の中央に長手方向に
亘って設けられた略々小判形の中央分離体92fと、凹
陥部93内に設けられた多数の鋼球94とからなる。
【0046】凹陥部93は、その中央に長手方向に亘っ
て設けられた略々小判形の中央分離体92fにより、略
々小判形の循環移動経路93dが形成され、中央分離体
42fにより隔てられた循環移動経路93dの一方に負
荷ゾーン93aが形成され、他方に無負荷ゾーン93b
が形成されている。この負荷ゾーン93aの凹陥部93
の深さは、無負荷ゾーン93bの凹陥部93の深さより
も浅く形成されている。
【0047】リニアガイド用のスライド部材91が摺動
走行するレール96は、鋼球94が転動接触する凹溝9
6aを備えている。この凹溝96aは、レール96の長
手方向に亘って形成され、鋼球94が転動接触する負荷
ゾーン93aと対峙する側に形成されている。
【0048】上記のような構成からなるスライド部材9
1が荷重を受けた状態でレール96の外表面に摺動接触
して移動する場合、例えば、図24に示すように、矢印
A方向にスライド部材91が移動すると、鋼球94は循
環移動経路93dの負荷ゾーン93aにおいては凹溝9
6aに沿って矢印B方向に移動し、また無負荷ゾーン9
3bにおいては矢印B方向に移動する。
【0049】この場合、凹陥部93が略々小判形に形成
されていると共に、独立した略々小判形の循環移動経路
93dが形成されているので、鋼球94は負荷ゾーン9
3aから無負荷ゾーンに押し出され循環移動し、円滑に
移行することができ、ひいてはスライド部材91をスム
ーズに摺動させることができる。
【0050】上記実施例2乃至4において、保持ブロッ
クを摺動面板、天板、支持ブロック、中央分離体などの
組み合わせにより形成したものについて説明したが、燒
結金属製品、鋳造製品、鍛造製品、切削加工製品などの
ように一体型のものとしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリニアガ
イド用スライド部材は、保持ブロックに形成された略々
小判形の凹陥部内に多数の鋼球が設けられて形成され、
凹陥部は、鋼球がレール外表面の平坦面または凹溝部に
転動接触して負荷が掛かった状態で移動する負荷ゾーン
と、負荷が掛からないフリー状態で移動する無負荷ゾー
ンとで構成されているので、スライド部材の厚さを薄く
形成することができると共に、スライド部材を簡単な構
造のものとすることができ、コンパクトなものとするこ
とができる。
【0052】凹陥部が略々小判形に形成されると共に、
凹陥部内に負荷ゾーンと無負荷ゾーンとが形成されてい
るので、特別に鋼球のリターン経路を形成することな
く、凹陥部内に鋼球の循環移動経路を形成することがで
きる。
【0053】凹陥部内には多数の鋼球が設けられている
ので、負荷ゾーンでは多数の鋼球で負荷を受けるため面
圧が低くなり、凹陥部の負荷ゾーン部分、レール等に熱
処理を施す必要が無くなり、それに伴って焼き入れ、研
磨などの処理が不要となり、コスト低減を図ることがで
きる。
【0054】負荷ゾーンと無負荷ゾーンとが凹陥部内に
形成されているので、負荷ゾーンと無負荷ゾーンとが同
一平面状に形成されることになり、それと共に、凹陥部
が略々小判形に形成されているので、負荷ゾーン及び無
負荷ゾーンにおいて、あるいは凹陥部の湾曲部において
もリニアガイド部材の移動に伴って鋼球がスムーズに移
動し、スムーズに循環移動するようになり、スライド部
材を軽快な動きのものとすることができる。
【0055】保持ブロックに形成した略々小判形の凹陥
部の中央に略々小判形の中央分離体を設けたり、あるい
はさらにその周囲に略々小判形の隔壁を設けた場合に
は、循環移動経路が形成され、この循環移動経路に沿っ
て鋼球が負荷ゾーン及び無負荷ゾーンをスムーズに移動
するようなる。
【0056】スライド部材が保持ブロックを断面略々V
字形あるいは略々L字形に組み合わせて形成されている
場合は、2つの摺動面を有するスライド部材とすること
ができる。
【0057】本発明のリニアガイド部材は、保持ブロッ
クを略々L字形に組み合わせて断面略々L字形のスライ
ド部材が形成され、該スライド部材の摺動面が、断面略
々四角形のレールの上下に対峙する2つの平坦面及び垂
直面に摺動するように、垂直板に少なくとも2つの前記
断面略々L字形のスライド部材を取り付けたものである
から、その構造が簡単であり、垂直板に断面略々L字形
のスライド部材を取り付けるだけで、簡単に製造するこ
とができる。
【0058】このリニアガイド部材を断面略々四角形の
レールに跨嵌すると、レールから外れないようにするこ
とができる。また、このリニアガイド部材は、荷重を受
ける摺動面が複数になるので、大きな荷重に耐えるよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例1における、スライド部材の使
用例を示す説明図である。
【図2】 同上、スライド部材の斜視図である。
【図3】 同上、スライド部材の要部を示す断面図であ
る。
【図4】 実施例2における、スライド部材の平面図で
ある。
【図5】 図4の鋼球を省略したY−Y’線断面図であ
る。
【図6】 図4のX−X’線断面図である。
【図7】 同上、スライド部材の保持ブロックの斜視図
である。
【図8】 同上、保持ブロックの分解図である。
【図9】 実施例3における、スライド部材の平面図で
ある。
【図10】 図9のX−X’線断面図である。
【図11】 同上、スライド部材の保持ブロックの斜視
図である。
【図12】 同上、保持ブロックの分解図である。
【図13】 本発明実施例4における、スライド部材の
平面図である。
【図14】 図13のX−X’線断面図である。
【図15】 同上、スライド部材の保持ブロックの斜視
図である。
【図16】 同上、保持ブロックの分解図である。
【図17】 実施例5におけるスライド部材の平面図で
ある。
【図18】 図17のX−X’線断面図である。
【図19】 実施例6のスライド部材の使用例を示す説
明図である。
【図20】 実施例7のスライド部材を略々V字形レー
ルに使用した場合の断面図である。
【図21】 実施例8における、スライド部材の断面図
である。
【図22】 同上、スライド部材からなるリニアガイド
部材の説明図である。
【図23】 実施例9における、スライド部材の使用例
を示す斜視図である。
【図24】 同上、スライド部材の平面図である。
【図25】 同上、スライド部材の側面図である。
【図26】 同上、スライド部材の作動説明図であり、
(A)図は図24のX−X’線断面図、(B)図は
(A)図のD部分の拡大図である。
【図27】 (A)図は図25のY−Y’線断面図、
(B)図は図25のZ−Z’線断面図である。
【図28】 従来のスライド部材の使用例を示す説明図
である。
【図29】 同上、リニアガイド部材の断面を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 リニアガイド部材 11 スライド部材 12 保持ブロック 13 凹陥部 13a 負荷ゾーン 13b 無負荷ゾーン 14 鋼球 21 スライド部材 22 保持ブロック 22a、22c 透孔 22b 摺動面板 22d 天板 22e 支持ブロック 22f 傾斜面 23 凹陥部23 23a 負荷ゾーン 23b 無負荷ゾーン 31 スライド部材 32 保持ブロック 32a、32c 透孔 32b 摺動面板 32d 天板 32e 支持ブロック 33 凹陥部 33a 負荷ゾーン 33b 無負荷ゾーン 33c 突起部 41 スライド部材 42 保持ブロック 42a、42c 透孔 42b 摺動面板 42d 天板 42e 支持ブロック 42f 中央分離体 43 凹陥部43 43a 負荷ゾーン 43b 無負荷ゾーン 43d 循環移動経路 51 スライド部材 52 保持ブロック 52f 中央分離体 52g 隔壁 53 凹陥部 53a 負荷ゾーン 53b 無負荷ゾーン 53d 循環移動経路 61 スライド部材 62 保持ブロック 62f 中央分離体 63a 負荷ゾーン 63b 無負荷ゾーン 71 スライド部材 72 保持ブロック 73 凹陥部 73a 負荷ゾーン 73b 無負荷ゾーン 76 レール 76a 平坦面 80 リニアガイド部材 81 スライド部材 82 保持ブロック 83 凹陥部 83a 負荷ゾーン 83b 無負荷ゾーン 86 レール 86a 平坦面 87 垂直板 91 スライド部材 92 保持ブロック 92f 中央分離体 92g 隔壁 93 凹陥部 93a 負荷ゾーン 93b 無負荷ゾーン 93d 循環移動経路 96 レール 96a 凹溝部 h1,h2 凹陥部の深さ
フロントページの続き Fターム(参考) 3J104 AA02 AA23 AA36 AA64 BA22 BA25 DA16 DA17 EA01 EA02 EA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持ブロックに形成された略々小判形の
    凹陥部内に多数の鋼球が設けられ、該鋼球がリニアガイ
    ド部材の走行に伴って該凹陥部内を循環移動するリニア
    ガイド用スライド部材において、 前記凹陥部は、鋼球がレール外表面の平坦面または凹溝
    部に転動接触して負荷が掛かった状態で移動する負荷ゾ
    ーンと、負荷が掛からないフリー状態で移動する無負荷
    ゾーンとで構成され、 前記負荷ゾーンの凹陥部の深さが前記無負荷ゾーンの凹
    陥部の深さよりも浅いことを特徴とするリニアガイド用
    スライド部材。
  2. 【請求項2】 前記略々小判形の凹陥部の中央に略々小
    判形の中央分離体を設けることにより、その周囲に循環
    移動経路が形成され、該中央分離体により隔てられた移
    動経路の一方に負荷ゾーンが形成され、他方に無負荷ゾ
    ーンが形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のリニアガイド用スライド部材。
  3. 【請求項3】 前記略々小判形の凹陥部内に、略々小判
    形の中央分離体が設けられると共に、その周囲に略々小
    判形の隔壁が設けられることにより、複数の循環移動経
    路が形成され、各循環移動経路には、負荷ゾーンと無負
    荷ゾーンとが形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のリニアガイド用スライド部材。
  4. 【請求項4】 前記保持ブロックが、断面略々V字形の
    レールの2つの外表面に摺動するように、略々V字形に
    組み合わされて形成されていることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載のリニアガイド用スライド部
    材。
  5. 【請求項5】 前記保持ブロックが、断面略々四角形の
    レールの角部の2つの外表面に摺動するように略々L字
    形に組み合わされて形成されていることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載のリニアガイド用スライ
    ド部材。
  6. 【請求項6】 保持ブロックを略々L字形に組み合わせ
    て断面略々L字形のスライド部材が形成され、該スライ
    ド部材の摺動面が、断面略々四角形のレールの3つの外
    表面に摺動するように、垂直板に少なくとも2つの前記
    断面略々L字形のスライド部材を取り付けたリニアガイ
    ド部材において、 前記保持ブロックに形成された略々小判形の凹陥部内
    に、リニアガイドの走行に伴って循環移動する多数の鋼
    球が設けられ、 前記凹陥部は、鋼球がレール外表面の平坦面または凹溝
    部に転動接触して負荷が掛かった状態で移動する負荷ゾ
    ーンと、負荷が掛からないフリー状態で移動する無負荷
    ゾーンとで構成され、 前記負荷ゾーンの凹陥部の深さが前記無負荷ゾーンの凹
    陥部の深さよりも浅いことを特徴とするリニアガイド部
    材。
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