JP2003120303A - ラジアルタービンのスクロール構造 - Google Patents
ラジアルタービンのスクロール構造Info
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Abstract
に起因する3次元境界層の発達を抑制し、該タービン動
翼の高さ方向におけるガス流の流動歪みの形成を回避し
て該タービン動翼の流動損失を低減するとともに、スク
ロール流路における半径方向速度の周方向ばらつきによ
る流動歪みの形成を低減してスクロール流路損失の増大
を抑制し、タービン効率を向上させたラジアルタービン
のスクロール構造を提供する。 【解決手段】 作動ガスをタービンケーシング内に形成
された渦巻状のスクロールから該スクロールの内側に位
置するタービンロータの動翼へと半径方向に流入させて
該動翼に作用させることにより該タービンロータを回転
駆動するように構成されたラジアルタービンにおいて、
前記スクロールは、半径方向の幅(ΔR)と回転軸心方
向の幅(B)とのスクロール幅比ΔR/Bを、ΔR/B
=0.3〜0.7に構成してなることを特徴とする。
Description
(排気ターボチャージャ)、小型ガスタービン、膨張タ
ービン等に用いられ、作動ガスを渦巻状のスクロールか
らタービンロータの動翼へと半径方向に流入させて該動
翼に作用させた後軸方向に流出させることにより該ター
ビンロータを回転駆動するように構成されたラジアルタ
ービンのガス流路を形成するスクロールの構造に関す
る。
小型の過給機(排気ターボチャージャ)には、作動ガス
をタービンケーシング内に形成された渦巻状のスクロー
ルから該スクロールの内側に位置するタービンロータの
動翼へと半径方向に流入させて該動翼に作用させた後軸
方向に流出させることにより該タービンロータを回転駆
動するように構成されたラジアルタービンが多く採用さ
れている。図8はかかるラジアルタービンを用いた過給
機の1例を示し、図において1はタービンケーシング、
4は該タービンケーシング1内に形成された渦巻状のス
クロール、5は前記タービンケーシング1の内周に形成
されたガス出口通路、6はコンプレッサケーシング、9
は前記タービンケーシング1及びコンプレッサケーシン
グ6を連結する軸受ハウジングである。
ビン動翼3が円周方向等間隔に固着されてなる。7はコ
ンプレッサ、8は該コンプレッサ7の空気出口に設けら
れたディフューザ、12は該タービンロータ10とコン
プレッサ7とを連結するロータシャフトである。11は
前記軸受ハウジング9に取り付けられて前記ロータシャ
フト12を支持する1対の軸受である。20は前記ター
ビンロータ10、コンプレッサ7及びロータシャフト1
2の回転軸心である。
おいて、内燃機関(図示省略)からの排気ガスは前記ス
クロール4に入り、該スクロール4の渦巻きに沿って周
回しながら複数のタービン動翼3の外周側入口端面から
該タービン動翼3に流入し、タービンロータ10中心側
に向かい半径方向に流れて該タービンロータ10に膨張
仕事をなした後、軸方向に流出してガス出口通路5から
機外に送出される。
記スクロール4及びその近傍を示す構成図である。図に
おいて4はスクロール、41は該スクロール4の外周
壁、43は内周壁、42は側壁である。また3はタービ
ン動翼、36は該タービン動翼3のシュラウド側、34
はハブ側である。前記スクロール4の半径方向の幅ΔR
0と回転軸心方向の幅B0とはほぼ同一寸法(スクロー
ル幅比ΔR0/B0=1)に形成されている。
ガス入口内周に形成される舌部近傍の構成図で、(A)
は回転軸心に直角な正面図、(B)は(A)のB−B矢
視図である。図において4はスクロール、44は該スク
ロール4の入口端面、45はガス入口内周に形成される
舌部、45aは該舌部45の下流端である舌部端、04
6は前記スクロール4の該舌部端45a直下流に位置す
る舌部下流側壁である。該舌部下流側壁046間の幅
は、前記舌部端45aと同一幅あるいは該舌部端45a
からスクロール4の形状に沿って滑らかに縮小してい
る。
ンにおいて、前記スクロール4の渦巻きに沿って周回し
ながらタービン動翼3に流入したガスのガス流入速度
は、タービン動翼3の高さ方向(Z方向)に異なる速度
分布を持つ。即ち、前記ガス流入速度Cは、図11に示
すように、前記タービン動翼3の入口端面31(図9参
照)近傍に形成され前記入口端面31の高さB2の15
〜20%の幅を有する3次元境界層によって、前記ガス
速度Cの周方向成分である周方向速度Cθは前記入口端
面31の中央部が大きく両端の角部つまりシュラウド側
36及びハブ側34が小さくなる。また半径方向成分で
ある半径方向速度CRは図11に示すように、前記入口
端面31の中央部が小さく両端の角部つまりシュラウド
側36及びハブ側34が大きくなるような高さ方向分布
となっている。
向に流入ガスの流動分布つまり流動歪みがあると該ター
ビン動翼3での流動損失が増加してタービン効率の低下
を招く。即ち、前記タービン動翼3の最適なガス流入相
対角度β1に合わせたタービン動翼3入口中央部に対し
て入口端面31の壁側つまり前記ハブ側34及びシュラ
ウド側36のガス流入相対角度β2が大きくなり、前記
ハブ側34及びシュラウド側36においてガス流入相対
角度βの差つまり衝突角度(インシデンス角度)が大き
くなると、ガスが前記タービン動翼3の背側(負圧面
側)に衝突角度(インシデンス角度)を持って流入する
こととなって動翼入口の衝突損失を生じるとともに、前
記ハブ側34及びシュラウド側36における衝突角度
(インシデンス角度)の増加はタービン動翼3内部にお
ける2次流れ損失の増加を助長し、タービン効率が低下
する。
路を構成する前記スクロール4においては、該スクロー
ル4の形状に起因して3次元境界層が生じるため、図1
2(B)に示すようにタービン動翼3の翼高さ方向にお
いて半径方向速度CRが、前記入口端面31の中央部が
小さく両端の角部つまりシュラウド側36及びハブ側3
4が大きくなるような流速分布を構成する。
のスクロール4においては、 (1)スクロール4の流路断面形状が、半径方向の幅Δ
R0と回転軸心方向の幅B0とが同一寸法(スクロール
幅比ΔR0/B0=1)のほぼ正方形断面であること。 (2)タービン動翼3の両端角部つまりシュラウド側3
6及びハブ側34に連なるスクロール4の両側壁面42
が平滑面であること。 (3)スクロール4流路の回転軸心方向の幅B0が半径
方向に一定あるいは外周側から内周側に向けて一定割合
で縮小するように形成されていること。 等のように構成されているため、前記タービン動翼3へ
のガス入口において前記3次元境界層が発達し易い。
厚さの上下圧力差によって図10に示されるようなウェ
ーク50を生じるが、かかる従来技術にあっては図10
に示されるように、舌部下流側壁046間の幅が舌部端
45aと同一幅あるいは該舌部端45aからスクロール
4の形状に沿って滑らかに縮小しているため、前記ウェ
ーク50の低減作用がなく、このため図12(A)に示
すように、周方向に半径方向速度CRがばらつく流動歪
みを形成する。
記(1)(2)(3)のようなスクロール4の形状によ
って3次元境界層が発達し、ガス流がタービン動翼3の
高さ方向に流動歪みを持ったままタービン動翼3に流入
することにより、タービン動翼3の流動損失が増大しタ
ービン効率の低下を招く。また、かかる従来技術にあっ
ては、前記舌部端45の下流側壁046の構成により、
舌部45の厚みTによるウェーク50の低減作用がな
く、さらに境界層により周方向に半径方向速度CRがば
らつく流動歪みを形成し、スクロール流路損失が増大し
タービン効率の低下を招く。等の問題点を有している。
ービン動翼入口におけるスクロールの形状に起因する3
次元境界層の発達を抑制し、該タービン動翼の高さ方向
におけるガス流の流動歪みの形成を回避して該タービン
動翼の流動損失を低減するとともに、スクロール流路に
おける半径方向速度の周方向ばらつきによる流動歪みの
形成を低減してスクロール流路損失の増大を抑制し、タ
ービン効率を向上させたラジアルタービンのスクロール
構造を提供することを目的とする。
決するため、請求項1記載の発明として、作動ガスをタ
ービンケーシング内に形成された渦巻状のスクロールか
ら該スクロールの内側に位置するタービンロータの動翼
へと半径方向に流入させて該動翼に作用させた後軸方向
に流出させることにより該タービンロータを回転駆動す
るように構成されたラジアルタービンにおいて、前記ス
クロールは、半径方向の幅(ΔR)と回転軸心方向の幅
(B)とのスクロール幅比ΔR/Bを、ΔR/B=0.
3〜0.7に構成してなることを特徴とするラジアルタ
ービンのスクロール構造を提案する。
クロールの半径方向の幅(ΔR)と回転軸心方向の幅
(B)とのスクロール幅比ΔR/Bを0.3〜0.7に
構成することにより、スクロール側壁部と内外周壁部と
を合計した摩擦損失はスクロール幅比ΔR/Bを1程度
に構成した従来技術と同程度であるが、スクロールの回
転軸心方向の幅(B)を半径方向の幅(ΔR)に対して
2倍程度と回転軸心方向に長く形成してスクロール形状
を扁平化しているため、動翼の両端角部(つまりシュラ
ウド側及びハブ側)に対応する該スクロールの両側壁に
おける半径方向速度(CR)が、前記スクロール幅比Δ
R/Bを1程度に構成した従来技術よりも減少する。こ
のため、スクロール内での2次流れ損失が低減する。ま
た、これによって3次元境界層の発達が抑制され、図2
に示すように、ガス流が動翼の高さ方向に流動歪みを持
ったまま該動翼に流入することによる動翼の流動損失、
特に混合損失が低減し、タービン効率が向上する。
ンケーシング内に形成された渦巻状のスクロールから該
スクロールの内側に位置するタービンロータの動翼へと
半径方向に流入させて該動翼に作用させた後軸方向に流
出させることにより該タービンロータを回転駆動するよ
うに構成されたラジアルタービンにおいて、前記スクロ
ールは、回転軸心方向の幅(B)を半径方向外周側から
内周側に向けて一定割合で拡大するように構成してなる
ことを特徴とする。請求項2において、好ましくは請求
項3記載のように、前記回転軸心方向の幅(B)は、半
径方向内周端側の幅(B2)を外周端側の幅(B1)の
1.2〜1.5倍に形成するのがよい。
心方向の幅(B)を半径方向外周側から内周側に向けて
拡大するように構成することにより、動翼の両端角部
(つまりシュラウド側及びハブ側)に対応する該スクロ
ールの両側壁における半径方向速度(CR)がスクロー
ルの内周側になり動翼に近づくに従い減速されて前記ス
クロール幅を一定に構成した従来技術よりも減少し、該
スクロールの回転軸心方向における半径方向速度
(CR)の分布が均一化される。これによって3次元境
界層の発達が抑制され、請求項1の場合と同様に、ガス
流が動翼の高さ方向に流動歪みを持ったまま該動翼に流
入することによる動翼の流動損失が低減し、タービン効
率が向上する。
ンケーシング内に形成された渦巻状のスクロールから該
スクロールの内側に位置するタービンロータの動翼へと
半径方向に流入させて該動翼に作用させた後軸方向に流
出させることにより該タービンロータを回転駆動するよ
うに構成されたラジアルタービンにおいて、前記スクロ
ールは、側壁を凹凸面に形成してなることを特徴とす
る。
凹凸面に形成することにより、動翼の両端角部(つまり
シュラウド側及びハブ側)に対応する該スクロールの両
側壁における半径方向速度(CR)が前記凹凸面によっ
て減速されスクロール側壁を平滑面に形成した従来技術
よりも減少し該スクロールの回転軸心方向における半径
方向速度(CR)の分布が均一化される。これによって
3次元境界層の発達が抑制され、請求項1、2、3の場
合と同様に、ガス流が動翼の高さ方向に流動歪みを持っ
たまま該動翼に流入することによる動翼の流動損失が低
減し、タービン効率が向上する。
ンケーシング内に形成された渦巻状のスクロールから該
スクロールの内側に位置するタービンロータの動翼へと
半径方向に流入させて該動翼に作用させた後軸方向に流
出させることにより該タービンロータを回転駆動するよ
うに構成されたラジアルタービンにおいて、前記スクロ
ールは、ガス入口内周に形成される舌部の直下流側の流
路断面積を舌部端の流路断面積よりも幅方向に舌部厚み
寸法(T)だけ局部的に小さく形成してなることを特徴
とする。
載のように、前記舌部の直下流側における側壁間の幅を
舌部端における側壁間の幅よりも幅方向に舌部厚み寸法
(T)だけ局部的に小さく形成するのがよい。
路断面積を舌部端の流路断面積よりも局部的に小さく形
成(特に請求項6記載のように前記舌部の直下流側にお
ける側壁間の幅を舌部端における側壁間の幅よりも幅方
向に舌部厚み寸法(T)だけ局部的に小さく形成)する
ことにより、舌部にて発生したウェークを低減できてス
クロール出口における流動歪みを低減することができ
る。また、舌部の直下流側の流路幅を幅方向に幅方向に
舌部厚み寸法(T)だけ局部的に縮小することにより3
次元境界層の発達を抑制でき、請求項1ないし4記載の
場合と同様に、ガス流が動翼の高さ方向に流動歪みを持
ったまま該動翼に流入することによる動翼の流動損失が
低減し、タービン効率が向上する。
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
ル及びタービンロータの回転軸心に沿う上半分断面を示
す構成図、図2は前記第1実施例の作用説明用線図であ
る。図3は第2実施例を示し(A)は図1対応図、
(B)はガス流速分布図である。図4は第3実施例を示
し(A)は図1対応図、(B)は(A)のA―A矢視図
である。図5は第4実施例を示し(A)はスクロールの
正面図、(B)は(A)のB―B矢視図である。図6は
前記第4実施例の作用説明図である。図7はスクロール
内におけるガス流速分布図である。図8は本発明が適用
されるラジアルタービンを用いた過給機の回転軸心に沿
う断面図である。
いた過給機の全体構造を示す図8において、1はタービ
ンケーシング、4は該タービンケーシング1内に形成さ
れた渦巻状のスクロール、5は前記タービンケーシング
1の内周に形成されたガス出口通路、6はコンプレッサ
ケーシング、9は前記タービンケーシング1及びコンプ
レッサケーシング6を連結する軸受ハウジングである。
ビン動翼3が円周方向等間隔に固着されてなる。7はコ
ンプレッサ、8は該コンプレッサ7の空気出口に設けら
れたディフューザ、12は該タービンロータ10とコン
プレッサ7とを連結するロータシャフトである。11は
前記軸受ハウジング9に取り付けられて前記ロータシャ
フト12を支持する1対の軸受である。20は前記ター
ビンロータ10、コンプレッサ7及びロータシャフト1
2の回転軸心である。
おいて、内燃機関(図示省略)からの排気ガスは前記ス
クロール4に入り、該スクロール4の渦巻きに沿って周
回しながら複数のタービン動翼3の外周側入口端面から
該タービン動翼3に流入し、タービンロータ10中心側
に向かい半径方向に流れて該タービンロータ10に膨張
仕事をなした後、軸方向に流出してガス出口通路5から
機外に送出される。
基本構成は従来技術と同様である。本発明においては、
スクロールの形状を改良している。即ち、スクロールの
第1実施例を示す図1において、10はタービンロータ
で外周に複数のタービン動翼3が円周方向等間隔に固着
されてなる。4はタービンケーシング1内に形成された
スクロールで、41はその外周壁、42は前側及び後側
の側壁、43は内周壁である。前記スクロール4は前側
及び後側の側壁42間の距離つまり回転軸心20方向の
幅Bが外周壁41と内周壁43との距離つまり半径方向
の幅ΔRよりも大きく形成されている。そして前記スク
ロール4における前記半径方向の幅(ΔR)と回転軸心
方向の幅(B)とのスクロール幅比ΔR/Bは、ΔR/
B=0.3〜0.7、好ましくはΔR/B=0.5に構
成する。
半径方向の幅ΔRと回転軸心20方向の幅Bとのスクロ
ール幅比ΔR/Bを0.3〜0.7に構成して該スクロ
ール4の回転軸心20方向の幅Bを半径方向の幅ΔRに
対して2倍程度と回転軸心20方向に長く形成してスク
ロール形状を扁平化している。これにより、スクロール
4の側壁42部と内外周壁41、43部とを合計した摩
擦損失はスクロール幅比ΔR/Bを1程度に構成した従
来技術と同程度であるが、タービン動翼3の両端角部で
あるシュラウド側36及びハブ側34に対応する該スク
ロール4の両側壁42、42における半径方向速度CR
が、前記スクロール幅比ΔR/Bを1程度に構成した従
来技術よりも減少し、スクロール4の回転軸心20方向
における半径方向速度CRの分布が平均化される。この
ため、スクロール内で2次流れ損失が低減する。
おけるガス流動損失のシミュレーション結果(前記スク
ロール幅比ΔR/Bと圧力損失との関係)を示す。図2
に明らかなように、本発明(Nの範囲)のようにΔR/
B=0.3〜0.7、好ましくはΔR/B=0.5に構
成すれば、スクロール幅比ΔR/BがN0の範囲にある
従来技術に比べてガス流動損失が顕著に小さくなる。こ
れによって3次元境界層の発達が抑制され、スクロール
4を通ったガス流がタービン動翼3の高さ方向に流動歪
みを持ったまま該動翼3に流入することによる動翼3の
流動損失、特に混合損失が低減される。
ては、(A)に示すようにスクロール4の断面形状を、
回転軸心20方向の幅Bが半径方向外周側の幅B1から
内周側の幅B2に向けて直線状あるいは曲線状(この例
は直線状の場合を示す)に一定割合で拡大するように形
成している。前記回転軸心方向の幅(B)は、半径方向
内周端側の幅B2を外周端側の幅B 1の1.2〜1.5
倍に形成する。その他の構成は図1に示す第1実施例と
同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
回転軸心方向の幅Bを外周壁41側から内周壁43側に
向けて半径方向に拡大するように構成したので、タービ
ン動翼3の両端角部つまりシュラウド側36及びハブ側
34に対応する該スクロールの両側壁42側における半
径方向速度CRがスクロールの内周側になり前記タービ
ン動翼3に近づくに従い減速されて、両側壁42側にお
ける半径方向速度CRが前記スクロール幅を一定に構成
した従来技術よりも減少し、該スクロール4の回転軸心
方向における半径方向速度(CR)の分布が均一化され
る。
ロール4外周側のM1部における半径方向速度CRの回
転軸心方向分布が中央部よりも両側壁42側が大きくな
り不均一になっているのに対し、タービン動翼3に近い
内周側のM2部における回転軸心方向における半径方向
速度CRの回転軸心方向分布は該両側壁42側における
半径方向速度CRが減速されることにより均一化され
る。これによって3次元境界層の発達が抑制され、ガス
流が動翼の高さ方向に流動歪みを持ったまま該動翼に流
入することによる動翼の流動損失が低減される。
ては、前記スクロール4の両側壁042を凹凸面に形成
している。前記両側壁042の凹凸面は、図4(B)の
ように同心円の溝を半径方向に複数層形成しても、螺旋
状の溝を形成しても、要するに後述するような半径方向
速度CRの減速作用をなし得る凹凸面であればよい。そ
の他の構成は図1に示す第1実施例と同様であり、これ
と同一の部材は同一の符号で示す。
両側壁042を凹凸面に形成することにより、前記ター
ビン動翼3の両端角部つまりシュラウド側36及びハブ
側34に対応する該スクロール4の両側壁042におけ
る半径方向速度CRが前記凹凸面によって減速されスク
ロール側壁を平滑面に形成した従来技術よりも小さくな
り該スクロール4の回転軸心方向における半径方向速度
CRの分布が均一化される。これによって3次元境界層
の発達が抑制され、ガス流がタービン動翼の高さ方向に
流動歪みを持ったまま該動翼3に流入することによる動
翼3の流動損失が低減される。
ては、前記スクロール4の、ガス入口内周に形成される
厚さTなる舌部45の直下流側における舌部下流側壁4
6間の幅を舌部端45aにおける側壁42間の幅よりも
幅方向に舌部厚み寸法(T)だけ局部的に小さく形成し
て、前記舌部45の直下流側における流路断面積を舌部
端45aの流路断面積よりも局部的に小さくなるように
している。
おいて、前記のように前記舌部45厚さの上下圧力差に
よってウェーク50を生じる。然るにかかる第4実施例
においては前記舌部下流側壁46間の幅を幅方向に舌部
厚み寸法(T)だけ局部的に小さく形成することによ
り、前記舌部45の直下流側の流路断面積を舌部端の流
路断面積よりも局部的に小さく形成しているため、前記
舌部45にて発生したウェーク50を舌部端45a直下
流側の流路絞り作用により低減でき、これによってスク
ロール4出口における流動歪みを低減することができ
る。
(C)に示されるように、前記舌部端45a直下流側の
流路幅を局部的に小さくした流路絞り作用のため、舌部
45位置(L1)において、境界層の発生により側壁4
2寄りの集方向速度Cθが小さくなり、スクロール4の
回転軸心20方向の周方向速度分布が不均一になってい
るのに対し、舌部下流46(L2)においては側壁42
寄りの前期周方向速度Cθの低下が回避されて前記周方
向分布が均一となる。このため、前記回転軸心20方向
の半径方向速度CRの分布も均一となって3次元境界層
の発達を抑制でき、ガス流が動翼の高さ方向に流動歪み
を持ったまま該動翼に流入することによる動翼の流動損
失が低減される。
のスクロールと従来のスクロールとの半径方向速度CR
の分布状況を示し、図7(A)は周方向(θ)の分布、
図7(B)は翼高さ方向(Z)の分布を示す。図7に明
らかなように、半径方向速度CRの周方向(θ)分布は
前記第4実施例により、従来のスクロールにおけるA 1
から本発明のスクロールにおけるA2のように均一化さ
れるとともに、半径方向速度CRの翼高さ方向(Z)の
分布は前記第1〜第4実施例により従来のスクロールに
おけるB1から本発明のスクロールにおけるB2のよう
に均一化される。
ば、スクロールの半径方向の幅(ΔR)と回転軸心方向
の幅(B)とのスクロール幅比ΔR/Bを0.3〜0.
7に構成しスクロール形状を扁平化しているため、動翼
の両端角部に対応する該スクロールの両側壁における半
径方向速度がスクロール幅比ΔR/Bを1程度に構成し
た従来技術よりも減少し、これによって3次元境界層の
発達が抑制され、ガス流が動翼の高さ方向に流動歪みを
持ったまま該動翼に流入することによる動翼の流動損失
が低減される。
角部に対応するスクロールの両側壁における半径方向速
度がスクロールの内周側になり動翼に近づくに従い減速
されてスクロール幅を一定に構成した従来技術よりも減
少し、該スクロールの回転軸心方向における半径方向速
度の分布が均一化され、これによって3次元境界層の発
達が抑制され、請求項1の場合と同様に、ガス流が動翼
の高さ方向に流動歪みを持ったまま該動翼に流入するこ
とによる動翼の流動損失が低減される。
に対応する該スクロールの両側壁における半径方向速度
が前記凹凸面によって減速されスクロール側壁を平滑面
に形成した従来技術よりも減少して、クロールの回転軸
心方向における半径方向速度の分布が均一化され、これ
によって3次元境界層の発達が抑制され、ガス流が動翼
の高さ方向に流動歪みを持ったまま該動翼に流入するこ
とによる動翼の流動損失が低減される。
流側の流路断面積を舌部端の流路断面積よりも局部的に
小さく形成することにより、舌部にて発生したウェーク
を低減できてスクロール出口における流動歪みを低減す
ることができる。また、舌部の直下流側の流路幅を局部
的に舌部厚み寸法(T)だけ縮小することにより3次元
境界層の発達を抑制でき、ガス流が動翼の高さ方向に流
動歪みを持ったまま該動翼に流入することによる動翼の
流動損失を低減することができる。
ル及び動翼におけるガスの流動損失を低減することがで
き、これによってタービン効率を向上することができ
る。
ービンロータの回転軸心に沿う上半分断面を示す構成図
である。
(B)はガス流速分布図である。
(B)は(A)のA―A矢視図である。
図、(B)は(A)のB―B矢視図である。
る。
た過給機の回転軸心に沿う断面図である。
布図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 作動ガスをタービンケーシング内に形成
された渦巻状のスクロールから該スクロールの内側に位
置するタービンロータの動翼へと半径方向に流入させて
該動翼に作用させた後軸方向に流出させることにより該
タービンロータを回転駆動するように構成されたラジア
ルタービンにおいて、前記スクロールは、半径方向の幅
(ΔR)と回転軸心方向の幅(B)とのスクロール幅比
ΔR/Bを、ΔR/B=0.3〜0.7に構成してなる
ことを特徴とするラジアルタービンのスクロール構造。 - 【請求項2】 作動ガスをタービンケーシング内に形成
された渦巻状のスクロールから該スクロールの内側に位
置するタービンロータの動翼へと半径方向に流入させて
該動翼に作用させた後軸方向に流出させることにより該
タービンロータを回転駆動するように構成されたラジア
ルタービンにおいて、前記スクロールは、回転軸心方向
の幅(B)を半径方向外周側から内周側に向けて一定割
合で拡大するように構成してなることを特徴とするラジ
アルタービンのスクロール構造。 - 【請求項3】 前記回転軸心方向の幅(B)は、半径方
向内周端側の幅(B2)を外周端側の幅(B1)の1.
2〜1.5倍に形成されてなる特徴とする請求項2記載
のラジアルタービンのスクロール構造。 - 【請求項4】 作動ガスをタービンケーシング内に形成
された渦巻状のスクロールから該スクロールの内側に位
置するタービンロータの動翼へと半径方向に流入させて
該動翼に作用させた後軸方向に流出させることにより該
タービンロータを回転駆動するように構成されたラジア
ルタービンにおいて、前記スクロールは、側壁を凹凸面
に形成してなることを特徴とするラジアルタービンのス
クロール構造。 - 【請求項5】 作動ガスをタービンケーシング内に形成
された渦巻状のスクロールから該スクロールの内側に位
置するタービンロータの動翼へと半径方向に流入させて
該動翼に作用させた後軸方向に流出させることにより該
タービンロータを回転駆動するように構成されたラジア
ルタービンにおいて、前記スクロールは、ガス入口内周
に形成される舌部の直下流側の流路断面積を舌部端の流
路断面積よりも幅方向に舌部厚み寸法(T)だけ局部的
に小さく形成してなることを特徴とするラジアルタービ
ンのスクロール構造。 - 【請求項6】 前記舌部の直下流側における側壁間の幅
を舌部端における側壁間の幅よりも幅方向に舌部厚み寸
法(T)だけ局部的に小さく形成してなることを特徴と
する請求項5記載のラジアルタービンのスクロール構
造。
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