JP2003120140A - 窓ガラス用断熱シートおよびその製造方法 - Google Patents
窓ガラス用断熱シートおよびその製造方法Info
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- JP2003120140A JP2003120140A JP2001310820A JP2001310820A JP2003120140A JP 2003120140 A JP2003120140 A JP 2003120140A JP 2001310820 A JP2001310820 A JP 2001310820A JP 2001310820 A JP2001310820 A JP 2001310820A JP 2003120140 A JP2003120140 A JP 2003120140A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、粘着剤によらずに窓ガラス面に対
して着脱自在とした窓ガラス用断熱シートおよびその製
造方法を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 本発明は、多数のキャップ状の膨らみを
有するキャップフィルム1を、平坦なバックフィルム
2、2によって挟着し、更にバックフィルム2、2の一
方の面に、無数の吸盤部3、3、・・を一体的に形成し
た構成とするものである。
して着脱自在とした窓ガラス用断熱シートおよびその製
造方法を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 本発明は、多数のキャップ状の膨らみを
有するキャップフィルム1を、平坦なバックフィルム
2、2によって挟着し、更にバックフィルム2、2の一
方の面に、無数の吸盤部3、3、・・を一体的に形成し
た構成とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窓ガラス用断熱シー
トおよびその製造方法に関する。詳しくは、断熱シート
に連続する吸盤を設けることによって窓ガラスに着脱自
在とすることができる窓ガラス用断熱シートおよびその
製造方法に係るものである。
トおよびその製造方法に関する。詳しくは、断熱シート
に連続する吸盤を設けることによって窓ガラスに着脱自
在とすることができる窓ガラス用断熱シートおよびその
製造方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般住宅やビルディングなどの建物にお
いて、その窓や扉のガラスに関する断熱効果が、住居問
題として、また省エネルギーおよび環境問題として重要
視されている。その為、2重窓構造や断熱性の高い復層
ガラスの導入が行われているが、これらは新築時に導入
できても、既存の住宅には大幅な補修などに依らなけれ
ばならないため大きな負担となる。
いて、その窓や扉のガラスに関する断熱効果が、住居問
題として、また省エネルギーおよび環境問題として重要
視されている。その為、2重窓構造や断熱性の高い復層
ガラスの導入が行われているが、これらは新築時に導入
できても、既存の住宅には大幅な補修などに依らなけれ
ばならないため大きな負担となる。
【0003】そこで窓ガラスに張設して窓からの放熱を
防ぎ、断熱性を高めるための断熱シートが多種使用され
るようになってきている。この種断熱シートは、例えば
図8に示すようにプラスチック気泡シートであって、キ
ャップフィルム101と、平坦なバックフィルム102
をキャップフィルム101の上下面で貼り合せてなる気
泡シート103の一方の面に粘着剤104が塗布され、
この粘着剤104を離形紙105で覆った構成とするも
のである。
防ぎ、断熱性を高めるための断熱シートが多種使用され
るようになってきている。この種断熱シートは、例えば
図8に示すようにプラスチック気泡シートであって、キ
ャップフィルム101と、平坦なバックフィルム102
をキャップフィルム101の上下面で貼り合せてなる気
泡シート103の一方の面に粘着剤104が塗布され、
この粘着剤104を離形紙105で覆った構成とするも
のである。
【0004】従って図9に示すように、窓ガラス106
面に対して気泡シート103の離形紙105を剥がしな
がら粘着剤104によって気泡シート103を密着状に
張設するものである。
面に対して気泡シート103の離形紙105を剥がしな
がら粘着剤104によって気泡シート103を密着状に
張設するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の断熱シート
では、断熱シートを粘着剤104によって窓ガラス面に
密着させるために、断熱性に優れた効果を得ることがで
きるものであるが、冷房又は暖房を不要とする季節では
断熱シートを剥がす必要が生じてくる。
では、断熱シートを粘着剤104によって窓ガラス面に
密着させるために、断熱性に優れた効果を得ることがで
きるものであるが、冷房又は暖房を不要とする季節では
断熱シートを剥がす必要が生じてくる。
【0006】しかし数ヶ月の間に粘着剤が熱や紫外線な
どによって固まり、粘着剤が窓ガラス面に固着すること
が多く、その取り除き作業が非常に煩雑となる問題があ
り、更に一度剥がした断熱シートは粘着剤の接着効果が
低下、あるいは無くなっており断熱シートを再度窓ガラ
ス面に取付けることができないという問題がある。
どによって固まり、粘着剤が窓ガラス面に固着すること
が多く、その取り除き作業が非常に煩雑となる問題があ
り、更に一度剥がした断熱シートは粘着剤の接着効果が
低下、あるいは無くなっており断熱シートを再度窓ガラ
ス面に取付けることができないという問題がある。
【0007】本発明は、以上の点に鑑みて創案されたも
のであって、粘着剤によらずに窓ガラス面に対して着脱
自在とした窓ガラス用断熱シートおよびその製造方法を
提供することを目的とするものである。
のであって、粘着剤によらずに窓ガラス面に対して着脱
自在とした窓ガラス用断熱シートおよびその製造方法を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る窓ガラス用断熱シートは、その内部に
空気層が形成されるシートと、該シートの片面に設けら
れる連続する無数の吸盤とを備える。
に、本発明に係る窓ガラス用断熱シートは、その内部に
空気層が形成されるシートと、該シートの片面に設けら
れる連続する無数の吸盤とを備える。
【0009】ここでシートは、その内部に空気層が形成
されるものであり、この密閉された空気層によって窓ガ
ラス面からの放熱を防ぎ、断熱効果を高める構造とする
ものである。
されるものであり、この密閉された空気層によって窓ガ
ラス面からの放熱を防ぎ、断熱効果を高める構造とする
ものである。
【0010】又上記シートとして、多数のキャップ状の
膨らみを有するキャップフィルムと、平坦なバックフィ
ルムを上記キャップフィルムの底面に貼り合わせた構
成、又は上記キャップフィルムをバックフィルムで挟装
した構成のポリエチレンなどの合成樹脂製気泡シートか
ら構成するものである。
膨らみを有するキャップフィルムと、平坦なバックフィ
ルムを上記キャップフィルムの底面に貼り合わせた構
成、又は上記キャップフィルムをバックフィルムで挟装
した構成のポリエチレンなどの合成樹脂製気泡シートか
ら構成するものである。
【0011】更に上記シートの片面に無数の連続する吸
盤を設けることによって、窓ガラス面との密着性が高ま
ると共に、窓ガラスへの着脱が何回でも容易に行えるこ
ととなる。
盤を設けることによって、窓ガラス面との密着性が高ま
ると共に、窓ガラスへの着脱が何回でも容易に行えるこ
ととなる。
【0012】また上記の目的を達成するために、本発明
に係る窓ガラス用断熱シートの製造方法は、シートの内
部に空気層を形成する工程と、該シートの片面に無数の
吸盤を連続して設ける工程とを備える。
に係る窓ガラス用断熱シートの製造方法は、シートの内
部に空気層を形成する工程と、該シートの片面に無数の
吸盤を連続して設ける工程とを備える。
【0013】ここでシートは、その内部に空気層を形成
するために、スペーサーなどを介装して密閉した空気層
を形成するものであり、この密閉された空気層によって
窓ガラス面からの放熱を防ぎ、断熱効果を高める構造と
するものである。
するために、スペーサーなどを介装して密閉した空気層
を形成するものであり、この密閉された空気層によって
窓ガラス面からの放熱を防ぎ、断熱効果を高める構造と
するものである。
【0014】又上記シートとして、多数のキャップ状の
膨らみを有するキャップフィルムと、平坦なバックフィ
ルムを上記キャップフィルムの底面に貼り合わせた構
成、又は上記キャップフィルムをバックフィルムで挟着
した構成のポリエチレンなどから成る合成樹脂製気泡シ
ートとするものである。この多数のキャップフィルムに
よって空気層は、個別に密閉された空気室の集まりとな
り、対流なども起きず、よって高い断熱効果が得られ
る。
膨らみを有するキャップフィルムと、平坦なバックフィ
ルムを上記キャップフィルムの底面に貼り合わせた構
成、又は上記キャップフィルムをバックフィルムで挟着
した構成のポリエチレンなどから成る合成樹脂製気泡シ
ートとするものである。この多数のキャップフィルムに
よって空気層は、個別に密閉された空気室の集まりとな
り、対流なども起きず、よって高い断熱効果が得られ
る。
【0015】更に上記シートの片面に無数の連続する吸
盤を設けることによって、窓ガラス面との密着性が高ま
ると共に、窓ガラスへの着脱が何回でも容易に行えるこ
ととなる。これらの吸盤は丸型や四角型のようにどのよ
うな形状でもよいが、窓ガラスとの密着性の観点からは
四角形状の吸盤を連続して設けるのが望ましい。又吸盤
はシートに一体的に形成した構成とすることが、より窓
ガラス面との密着性を保持できることとなる。
盤を設けることによって、窓ガラス面との密着性が高ま
ると共に、窓ガラスへの着脱が何回でも容易に行えるこ
ととなる。これらの吸盤は丸型や四角型のようにどのよ
うな形状でもよいが、窓ガラスとの密着性の観点からは
四角形状の吸盤を連続して設けるのが望ましい。又吸盤
はシートに一体的に形成した構成とすることが、より窓
ガラス面との密着性を保持できることとなる。
【0016】なお上記シートの材質としてはポリエチレ
ン製、その他どのような合成樹脂素材であってもよく、
更に透明状または紫外線を遮断するために着色した半透
明状とするものである。またシート内部に空気層を設け
る手段としては、気泡フィルムをバックフィルムによっ
て貼り合わせる形態や、無数の空気室が貫設されたスペ
ーサーをバックフィルムによって挟装する形態、又はこ
れらの空気層を2段、3段に積層したシートなどが考え
られるものであり、状況に応じて最も適した構成のシー
トを採用することが望ましい。更に本発明での窓ガラス
とは、一般建物における開閉式窓ガラスや固定式窓ガラ
ス、更には自動車や船舶などにおける窓ガラスをも含む
ものである。
ン製、その他どのような合成樹脂素材であってもよく、
更に透明状または紫外線を遮断するために着色した半透
明状とするものである。またシート内部に空気層を設け
る手段としては、気泡フィルムをバックフィルムによっ
て貼り合わせる形態や、無数の空気室が貫設されたスペ
ーサーをバックフィルムによって挟装する形態、又はこ
れらの空気層を2段、3段に積層したシートなどが考え
られるものであり、状況に応じて最も適した構成のシー
トを採用することが望ましい。更に本発明での窓ガラス
とは、一般建物における開閉式窓ガラスや固定式窓ガラ
ス、更には自動車や船舶などにおける窓ガラスをも含む
ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0018】本発明を適用した窓ガラス用断熱シートの
一例は、図1に示すように、断熱シートAはともにポリ
エチレン製であって、多数のキャップ状の膨らみを有す
るキャップフィルム1を、平坦なバックフィルム2、2
によって挟着した構成とする。従ってバックフィルム
2、2間には無数に仕切られた空気層Bが形成されるこ
ととなる。
一例は、図1に示すように、断熱シートAはともにポリ
エチレン製であって、多数のキャップ状の膨らみを有す
るキャップフィルム1を、平坦なバックフィルム2、2
によって挟着した構成とする。従ってバックフィルム
2、2間には無数に仕切られた空気層Bが形成されるこ
ととなる。
【0019】更にバックフィルム2、2の一方の面(本
実施例では下面)に、無数の吸盤部3、3、・・を一体
的に形成するものであり、図2に示すように円形状とし
た舌状部4を突設することによって吸盤部3が形成され
ることとなる。
実施例では下面)に、無数の吸盤部3、3、・・を一体
的に形成するものであり、図2に示すように円形状とし
た舌状部4を突設することによって吸盤部3が形成され
ることとなる。
【0020】又これらの吸盤部3は、互いに隙間が生じ
ないように、かつ整然と配置した構成とすることが望ま
しく。窓ガラス面に吸着させた場合には、吸盤部3内が
窓ガラス面に密着するような構造とする。
ないように、かつ整然と配置した構成とすることが望ま
しく。窓ガラス面に吸着させた場合には、吸盤部3内が
窓ガラス面に密着するような構造とする。
【0021】又図3に示すのは他の断熱シートの一例を
示すものであり、断熱シートAは、無数の空気穴5が貫
設されたスペーサー6をバックフィルム2、2によって
挟着し、更にバックフィルム2、2の一方の面(本実施
例では下面)に、無数の吸盤部3、3、・・を一体的に
形成するものである。
示すものであり、断熱シートAは、無数の空気穴5が貫
設されたスペーサー6をバックフィルム2、2によって
挟着し、更にバックフィルム2、2の一方の面(本実施
例では下面)に、無数の吸盤部3、3、・・を一体的に
形成するものである。
【0022】更に図4に示すのは、多数のキャップ状の
膨らみを有するキャップフィルム1を、平坦なバックフ
ィルム2、2によって挟着した断熱シートA、Aを重ね
貼り合わせた構成とし、バックフィルム2、2の一方の
面(本実施例では下面)に、無数の吸盤部3、3、・・
を一体的に形成するものである。これにより窓ガラス面
に対して2段構造の空気層が形成されることとなり、よ
り一層の断熱効果を得ることが可能となる。
膨らみを有するキャップフィルム1を、平坦なバックフ
ィルム2、2によって挟着した断熱シートA、Aを重ね
貼り合わせた構成とし、バックフィルム2、2の一方の
面(本実施例では下面)に、無数の吸盤部3、3、・・
を一体的に形成するものである。これにより窓ガラス面
に対して2段構造の空気層が形成されることとなり、よ
り一層の断熱効果を得ることが可能となる。
【0023】また本発明を適用した窓ガラス用断熱シー
トの製造方法の一例は、図5に示すように、低密度ポリ
エチレンを材料とした円筒形状のキャップ7、7、・・
が連続して形成されるキャップフィルム1を製造した。
なおキャップ7、7・・は円筒形状の他に四角形状や多
角形状に形成する場合もあり、要は連続した空気層が形
成されればよい。
トの製造方法の一例は、図5に示すように、低密度ポリ
エチレンを材料とした円筒形状のキャップ7、7、・・
が連続して形成されるキャップフィルム1を製造した。
なおキャップ7、7・・は円筒形状の他に四角形状や多
角形状に形成する場合もあり、要は連続した空気層が形
成されればよい。
【0024】次に図6に示すように低密度ポリエチレン
を材料として平坦なバックフィルム2と、円形状とした
舌状部4が一体的に突設される吸盤部3が形成されたバ
ックフィルム2とを用意した。
を材料として平坦なバックフィルム2と、円形状とした
舌状部4が一体的に突設される吸盤部3が形成されたバ
ックフィルム2とを用意した。
【0025】次にキャップフィルム1の接触面を赤外線
で加熱しながら、水平に配置した2本の圧着ロールの間
に挟んで積層一体化し、図1に示すような本発明の断熱
シートAを得た。
で加熱しながら、水平に配置した2本の圧着ロールの間
に挟んで積層一体化し、図1に示すような本発明の断熱
シートAを得た。
【0026】なお上記キャップフィルム1とバックフィ
ルム2との貼り合わせは、赤外線加熱などによる熱融着
が適切であるが、接着剤による貼り合わせももちろん可
能である。
ルム2との貼り合わせは、赤外線加熱などによる熱融着
が適切であるが、接着剤による貼り合わせももちろん可
能である。
【0027】又透明性の高いポリエチレン素材を使用す
ることによって、光線透過率の優れた断熱シートを得る
ことができる。
ることによって、光線透過率の優れた断熱シートを得る
ことができる。
【0028】更に紫外線や赤外線を遮断するために着色
して半透明状とした場合には、夏場におけるクーラー使
用時に、光線透過率を押えることによってより一層の断
熱効果と美容効果を得ることが可能となる。
して半透明状とした場合には、夏場におけるクーラー使
用時に、光線透過率を押えることによってより一層の断
熱効果と美容効果を得ることが可能となる。
【0029】又図3に示す断熱シートAでは、それぞれ
がポリエステルフィルムより成るスペーサー6をバック
ルフィルム2、2によって熱溶着などによって積層した
構造とし、更に一方のバックフィルム2に無数の吸盤部
3、3、・・を一体的に形成するものである。従ってス
ペーサー6に貫設される無数の空気穴5によって個別に
密閉された空気室が形成されることとなる。
がポリエステルフィルムより成るスペーサー6をバック
ルフィルム2、2によって熱溶着などによって積層した
構造とし、更に一方のバックフィルム2に無数の吸盤部
3、3、・・を一体的に形成するものである。従ってス
ペーサー6に貫設される無数の空気穴5によって個別に
密閉された空気室が形成されることとなる。
【0030】図4に示す断熱シートAでは、多数のキャ
ップ状の膨らみを有するキャップフィルム1を、平坦な
バックフィルム2、2によって挟着した構成とした断熱
シートA、Aを貼り合わせ、更に片面のバックフィルム
2に無数の吸盤部3、3、・・を一体的に形成すること
によって2段構造とした空気層が形成された断熱シート
の製造が可能となる。
ップ状の膨らみを有するキャップフィルム1を、平坦な
バックフィルム2、2によって挟着した構成とした断熱
シートA、Aを貼り合わせ、更に片面のバックフィルム
2に無数の吸盤部3、3、・・を一体的に形成すること
によって2段構造とした空気層が形成された断熱シート
の製造が可能となる。
【0031】以上の構成より成る本発明では、図7に示
すように、窓ガラス8面に対して断熱シートA全面を押
し付けていくことによって、断熱シートAの各吸盤部
3、3、・・が窓ガラス8面に吸着する。
すように、窓ガラス8面に対して断熱シートA全面を押
し付けていくことによって、断熱シートAの各吸盤部
3、3、・・が窓ガラス8面に吸着する。
【0032】従って断熱シートAの片面が窓ガラス8面
に一体的に密着された状態となり、窓ガラスA面上に無
数に仕切られた空気層Bが形成されることとなる。
に一体的に密着された状態となり、窓ガラスA面上に無
数に仕切られた空気層Bが形成されることとなる。
【0033】この空気層Bは、個別に密閉された空気室
の集まりであるため対流なども起きず、高い断熱効果が
得られる。
の集まりであるため対流なども起きず、高い断熱効果が
得られる。
【0034】又窓ガラス8面より断熱シートAを外す場
合には、断熱シートAの一端を持ち、窓ガラス8面より
引き剥がすことにより容易に取り外すことができる。更
に窓ガラス8面には粘着剤などが付着せず、何回でも断
熱シートAの着脱が可能となる。
合には、断熱シートAの一端を持ち、窓ガラス8面より
引き剥がすことにより容易に取り外すことができる。更
に窓ガラス8面には粘着剤などが付着せず、何回でも断
熱シートAの着脱が可能となる。
【0035】この断熱シートAは各縦列および横列され
た各吸盤部3に沿ってハサミなどによって切断すること
により、窓ガラス8の大きさに自在に対応できる構成と
するものである。更に断熱シートAを着色した半透明状
とすることにより、夏場の冷房使用時における遮光効果
との相乗作用によってより一層の断熱効果が得られる。
又冬場における暖房効果を高め、かつ窓ガラス面に断熱
シートAを密着させることで結露の発生を防止する効果
を得ることができる。
た各吸盤部3に沿ってハサミなどによって切断すること
により、窓ガラス8の大きさに自在に対応できる構成と
するものである。更に断熱シートAを着色した半透明状
とすることにより、夏場の冷房使用時における遮光効果
との相乗作用によってより一層の断熱効果が得られる。
又冬場における暖房効果を高め、かつ窓ガラス面に断熱
シートAを密着させることで結露の発生を防止する効果
を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べて来た如く本発明によれば、断
熱ジートを吸盤によって窓ガラス面に吸着させることに
より、窓ガラスに対しての着脱が容易に行うことが可能
となる。又吸盤を全面に設けた構造とすることにより窓
ガラス面との密着性を高め、優れた断熱効果を得ること
ができる。
熱ジートを吸盤によって窓ガラス面に吸着させることに
より、窓ガラスに対しての着脱が容易に行うことが可能
となる。又吸盤を全面に設けた構造とすることにより窓
ガラス面との密着性を高め、優れた断熱効果を得ること
ができる。
【図1】本発明の断熱シートの一例を示す断面説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明の断熱シートの吸盤部を示す要部拡大説
明図である。
明図である。
【図3】本発明の断熱シートの他の例を示す断面説明図
である。
である。
【図4】本発明の断熱シートを2枚重ねした例を示す説
明図である。
明図である。
【図5】本発明の製造方法の一例におけるキャップフィ
ルムを示す説明図である。
ルムを示す説明図である。
【図6】本発明の製造方法の一例におけるバックフィル
ムを示す説明図である。
ムを示す説明図である。
【図7】本発明の断熱シートの使用状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図8】従来の断熱シートの一例を示す説明図である。
【図9】従来の断熱シートの使用状態を示す説明図であ
る。
る。
A 断熱シート
1 キャップフィルム
2 バックフィルム
3 吸盤部
4 舌状部
8 窓ガラス
Claims (4)
- 【請求項1】 その内部に空気層が形成されるシート
と、 該シートの片面に設けられる連続する無数の吸盤とを備
えることを特徴とする窓ガラス用断熱シート。 - 【請求項2】 上記シートは、合成樹脂製気泡シートで
あることを特徴とする請求項1記載の窓ガラス用断熱シ
ート。 - 【請求項3】 シートの内部に空気層を形成する工程
と、 該シートの片面に無数の吸盤を連続して設ける工程とを
備えることを特徴とする窓ガラス用断熱シートの製造方
法。 - 【請求項4】 上記シートは、合成樹脂製気泡シートで
あることを特徴とする請求項3記載の窓ガラス用断熱シ
ートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001310820A JP2003120140A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 窓ガラス用断熱シートおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001310820A JP2003120140A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 窓ガラス用断熱シートおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003120140A true JP2003120140A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19129743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001310820A Pending JP2003120140A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 窓ガラス用断熱シートおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003120140A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006037707A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-02-09 | Kaori Hayama | 偏光板の利用方法、並びに偏光板を用いた構築物、並びに覗き見防止装置、並びに監視装置、並びに不思議トンネル、並びにペン立て、並びに身飾品、並びにゲーム玩具、並びに抽斗、並びに入れ物。 |
JP2006291608A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 採光断熱材 |
JP2008038558A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Nitomuzu:Kk | 窓用断熱シート |
WO2013046328A1 (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-04 | 真和建装株式会社 | 断熱・遮熱シート |
JP2017008658A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 株式会社オプト | 熱線遮蔽シート |
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-
2001
- 2001-10-09 JP JP2001310820A patent/JP2003120140A/ja active Pending
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