JP2003120091A - 磁石構造ロック機構 - Google Patents

磁石構造ロック機構

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JP2003120091A
JP2003120091A JP2001353881A JP2001353881A JP2003120091A JP 2003120091 A JP2003120091 A JP 2003120091A JP 2001353881 A JP2001353881 A JP 2001353881A JP 2001353881 A JP2001353881 A JP 2001353881A JP 2003120091 A JP2003120091 A JP 2003120091A
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Japan
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magnet
piece
locking piece
locking
furniture
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Masaomi Shimizu
正臣 清水
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】簡単の機構で家具や建具等の開閉部を自動的に
施錠でき、更に、他人には鍵の位置が解らないので、従
来にないより難解な盗難防止策を採ることが可能な磁石
構造ロック機構を提供する。 【解決手段】引出しや引戸、扉等の可動部材と、受板、
ガイド片、仕切板、側板、敷居、枠等の固定部材とから
成る家具や建具等の開閉機構において、前記可動部材の
内側に外部からの操作磁石1との吸引力によって摺動す
る磁石片2を取付け、且つ、該摺動する磁石片2には係
止片3を設け、前記係止片3の先端部と対向する前記側
板や仕切板等の固定部材に、該係止片の先端部が挿入さ
れる係合部4を設けることによって、前記外部の操作磁
石1で磁石片2を摺動させ、係止片3を係合部4に係合
させたり離脱させたりして家具や建具の施錠や解錠をお
こなう磁石構造ロック機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納家具や引戸、
扉等の建具に設ける新たなロック機構であって、外観か
らは、そのロック位置が解らない磁石構造ロック機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】タンスや貴重品収納箱、机等の家具、又
は引戸、扉等の建具には錠が取付けられているが、従来
の錠の構造は、鍵穴が表面に装着されているため、一目
で錠の位置が解り、更に、その構造が簡単なため先端を
曲げた針金等で容易に解錠が可能であった。又、施錠も
その都度行わなくてはならず、面倒と忘れが重なり、次
第に施錠の意識さえなくなってしまうのが一般的であ
る。そこで、本願と同一出願人が「特願平11−967
60」や「特願2000−403815」にて磁石構造
ロック機構を提供した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前回提
供した、ロック機構は、固定部材の内面に磁石を取付
け、外部からの操作磁石で解錠することが主体であっ
た。そこで、本発明は可動部材前面部に磁石片を取付
け、外部からの操作磁石によって、施錠や解錠すること
が可能な磁石構造ロック機構を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の機構は、引出し
(抽斗)や引戸、扉等の可動部材と、受板、ガイド、仕
切板、飾り板、側板、敷居、枠等の固定部材とから成る
家具や建具等の開閉機構において、前記可動部材の前面
部に外部からの操作磁石(1)との吸引力によって摺動
する磁石片(2)を取付け、且つ、該摺動する磁石には
係止片(3)を設け、前記係止片の先端部と対向する前
記側板や仕切板等の固定部材に、該係止片の先端部が挿
入される凹状の係合部(4)を設けることによって、前
記外部の操作磁石(1)で磁石片(2)を摺動させ、係
止片(3)を係合部(4)に係合させたり離脱させたり
して家具や建具の施錠や解錠をおこなうことを特徴とし
た磁石構造ロック機構と、
【0005】家具等の引出し(抽斗)や引戸、扉等の建
具の可動部材の前面部に、外部からの操作磁石(1)と
の吸引力によって摺動する磁石片(2)を取付け、更
に、該可動部材の他の部位に係止片を取付け、前記磁石
片と係止片とは紐やリンク機構等の連結手段で結合さ
せ、前記係止片と対向するガイドや仕切板等の固定部材
に該係止片の先端部が挿入される係合部を設けることに
よって、前記外部の操作磁石(1)で磁石片(2)を摺
動させて、その動きを前記連結手段(5)によって係止
片を動かし、該係止片を係合部(4)に係合させたり離
脱させたりして家具や建具の施錠や解錠をおこなうこと
を特徴とした磁石構造ロック機構である。
【0006】本発明でいう、吸引力によって摺動する磁
石片(2)とは、操作磁石によって吸引される板状の磁
石であって小型な物よりも2〜3cm角程度の大型のも
のが好ましく、又、外部の操作磁石も同程度の大きさが
適している。該磁石片(2)は樹脂や木製のような非磁
性の函体(6)に収納し、且つ、函体の内面は磁石片が
容易に摺動するように摩擦を少なくする処置を施すとよ
い。たとえば、すべりロウで表面処理をするか、樹脂等
のすべりシートを貼り付けるとよい。尚、本発明でいう
可動部材の前面部とは、引出し(抽斗)の場合は前板を
いい、引戸や扉等建具の場合は引戸や扉等の操作面(表
面や裏面)をいう。また、函体(6)の取付け位置は表
面でも内面でもよい。特に表面から何mm以上内側と限
定するものではない。外部から函体の取付け位置が解ら
ない方が好ましい。係止片とは棒状や板状の物をいい、
この係止片は引出し等の可動部材の動きをロックさすた
め、ある程度強固なものがよい。更に、連結手段を講じ
て上下動さす場合には、係止片の自重で係合部に落下さ
せるため、ある程度の自重が必要である。又、この係止
片と接する面も摺動容易な処置を施すとよい。尚、図示
されしていないが、自動施錠したくないときには、磁石
片や係止片の下方に落下を防止するストツパーを設ける
ことも可能である。連結手段(5)とは、紐や釣糸のよ
うな強靭な糸とか、又は、針金等を使用してリンク機構
にし、磁石片(2)と係止片(3)とを連結させ、磁石
片の動きを連動さす手段をいう。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、前述のように外部の操
作磁石(1)によって、引出し(6)(本発明では可動
部材という。)の前面部に取付けた磁石片(2)が吸引
され上下又は左右に1〜3cm程度移動させるところに
ある。本発明は、従来のように操作磁石によって、他の
磁石や鉄片を単に吸着さすだけの作用ではなく、磁石片
を移動さすという従来にはない重要な作用をさせてい
る。しかるに、磁石片を内装する際には、摺動容易に対
処することが大切である。
【0009】図1は請求項1記載の第1実施例を示す。
これはタンスの引出し(7)の前面部の内側に樹脂製の
函体内(6)に収納した磁石片(2)を取付け、該磁石
片(2)の下部に係止棒(3)を設け、該係止棒(3)
の先端部を仕切板(8)に設けた係合部(4)の凹部に
挿脱させて、該引出し(7)を施錠したり解錠するロッ
ク機構である。この機構では、施錠は磁石片(2)の自
重で落下して係止棒の先端を凹状の係合部に挿入されロ
ックする構造であり、解錠は操作磁石と磁石片(2)と
の吸引力を利用して該磁石片(係止棒)を引き上げて係
止棒を凹部から離脱させてロックが解除される構造であ
る。
【0010】図2は請求項1記載の第2実施例を示す。
これは引出し(7)の前面部の内側に樹脂製の函体内
(6)に収納した磁石片(2)を取付け、該磁石片の側
面(横面)に係止棒(3)を設け、該係止棒(3)の先
端部を側板(9)(固定部材)に設けた係合部(4)の
凹部に挿脱させて、該引出し(7)を施錠したり解錠す
るロック機構である。この機構では、磁石片(2)を外
部の操作磁石(1)によって左右に移動させて係止棒の
先端を係合部の凹部に挿脱させてロックさす構造であ
る。これに用いる係止棒は非磁性材が適している。尚、
この構造のように磁石片(2)を左右動さす機構では、
施錠の際にも操作磁石での操作が必要である。この点は
第1実施例と相違する。
【0011】図3は請求項2記載の第3実施例を示す。
これは引出し(7)の前面部の内側に樹脂製の函体
(6)内に収納した磁石片(2)を取付け、係止棒
(3)を該引出しの側板(10)ガイド溝(11)上部
に上下動可能に取付け、該係止棒の先端部がガイド(1
2)に設けた係合部(4)の凹部に挿脱可能にし、前記
磁石片(2)の上下の動きを係止棒(3)に連動さすた
めの連結手段(5)として、紐(11)の一端を磁石片
(2)の下部に他端を係止棒(3)の上部に結合させた
構造である。この機構では、施錠は磁石片(2)が落下
すれば係止棒も落下して、その先端が凹状の係合部に挿
入されロックされる構造であり、解錠は磁石片(2)が
外部の操作磁石によって上部に引き上げられると、紐が
係止棒(3)を引き上げ凹部から離脱させてロックが解
除される構造である。
【0012】
【発明の効果】本発明は、簡単の機構で家具や建具等の
開閉部を自動的に施錠でき、更に、他人には鍵の位置が
解らないので、従来にないより難解な盗難防止策を採る
ことが可能になる。 又、鍵穴がないため、美観上好ま
しい家具や建具を提供できる。特に、幼児はタンスの引
出しを開けて、中の物を散らかしたがるが、常に施錠さ
れているので、その心配はなく、管理上好ましい収納家
具の提供も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の第1実施例を示す要部切欠断面
斜視図である。
【図2】請求項1記載の第2実施例を示す要部切欠断面
斜視図である。
【図3】請求項2記載の第3実施例を示す要部切欠断面
斜視図である。
【符号の説明】
1 操作磁石 2 磁石片 3 係止片 4 係合部 5 連結手段 6 函体 7 引出し(抽斗) 8 仕切板 9 固定部材の側板 10 引出しの側板 11 ガイド溝 12 ガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出しや引戸、扉等の可動部材と、仕切
    板、側板、ガイド、敷居、枠等の固定部材とから成る家
    具や建具等の開閉機構において、 前記引出し等の可動部材の前面部に外部からの操作磁石
    との吸引力によって摺動する磁石片を取付け、且つ、該
    摺動する磁石片には係止片を設け、 前記係止片の先端部と対向する前記仕切板や敷居等の固
    定部材に、該係止片の先端部が挿入される係合部を設け
    ることによって、 前記外部の操作磁石で磁石片を摺動させ、係止片を係合
    部に係合させたり離脱させたりして家具や建具の施錠や
    解錠をおこなうことを特徴とした磁石構造ロック機構。
  2. 【請求項2】 引出しや引戸、扉等の可動部材と、仕切
    板、側板、ガイド、敷居、枠等の固定部材とから成る家
    具や建具等の開閉機構において、 前記引出し等の可動部材の前面部に外部からの操作磁石
    との吸引力によって摺動する磁石片を取付け、更に、該
    可動部材の他の部位に係止片を取付け、 前記磁石片と係止片とは紐やリンク機構等の連結手段で
    結合させ、 前記係止片の対向するガイド等の固定部材に該係止片の
    先端部が挿入される係合部を設けることによって、 前記外部の操作磁石で磁石片を摺動させて、その動きを
    前記連結手段によって、係止片を動かし係合部に係合さ
    せたり離脱させたりして家具や建具の施錠や解錠をおこ
    なうことを特徴とした磁石構造ロック機構。
JP2001353881A 2001-10-15 2001-10-15 磁石構造ロック機構 Pending JP2003120091A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100396210C (zh) * 2005-11-30 2008-06-25 郝钰 磁力自动吸入式静音碰珠

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