JP2003119978A - 軒樋装置 - Google Patents

軒樋装置

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JP2003119978A
JP2003119978A JP2001318296A JP2001318296A JP2003119978A JP 2003119978 A JP2003119978 A JP 2003119978A JP 2001318296 A JP2001318296 A JP 2001318296A JP 2001318296 A JP2001318296 A JP 2001318296A JP 2003119978 A JP2003119978 A JP 2003119978A
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Japan
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eaves gutter
eaves
gutter
cover material
decorative cover
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Withdrawn
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JP2001318296A
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English (en)
Inventor
Masaya Hirosue
雅也 弘末
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根の軒先回りのデザインが種々変化してい
ても、軒先のデザインに調和した化粧カバー材を簡単に
取付けることができる軒樋装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 軒樋吊具2に吊設された軒樋1の前側に
化粧カバー材4が取り付けられる軒樋装置であって、軒
樋吊具2の前側耳保持部23と軒樋1の前側耳部14に
跨がってカバー材支持具3が軒樋吊具2に着脱自在に支
承され、カバー材支持具2に化粧カバー材4が取付けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋吊具に吊設さ
れた軒樋の前側に化粧カバー材が取り付けられてなる軒
樋装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年の住宅のデザインの多様化にともな
い、軒先のデザインが多種多様に変化しており、軒先の
デザインと調和がとれるようにするためには、各種のデ
ザインが施された軒樋を多種類用意してそれぞれの軒先
に対応する必要があり、従来の軒樋のように本体だけを
成形してたのでは、多くの種類の軒樋を成形する必要が
あり、成形金型を各種の軒樋に対応してそれぞれ準備し
たり、成形された各種の軒樋を在庫したりしなげればな
らないので生産、在庫コストが嵩むということがあっ
た。 【0003】そこで、軒先のデザインを多種多様に変化
させるために、例えば図6に示すように、軒樋aと軒樋
吊具bと化粧カバー材cとからなる軒樋装置が考えられ
る。この軒樋装置は、屋根の軒先に取付けられた軒樋吊
具bが軒樋aの屋外側の前側耳部cを跨ぐようにして湾
曲した前側耳保持部dが形成され、この前側耳保持部d
の前端から下方に化粧カバー材eを取り付けるカバー支
持部fが垂設されている。 【0004】このような軒樋装置は、屋根の軒先のデザ
インをより美しく仕上げるものとして、軒樋の前側の外
観の意匠を配慮したものとなっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の軒樋
装置は、化粧カバー材cの寸法や形状が変わった場合、
軒樋吊具bも寸法や形状を変更する必要があり、化粧カ
バー材eに合わせて軒樋吊具bを製作しなければならな
いので製作コストが高くつくという問題がある。 【0006】また、軒樋吊具bの前側耳保持部dの構造
は、軒樋aの前側耳部cに形成されている溝gに嵌まり
込む係合突起を前側耳保持部dの内側に設けることが困
難であるため、バネ片hと係止片iとで前側耳保持部d
を支持する構造を採用しているが、軒樋aの耐積雪強度
を維持することができない。 【0007】更にまた、住宅の軒先回りの改装工事等に
おいて、化粧カバー材eを軒樋aの前側に取付ける場
合、軒樋aと既設の軒樋吊具を外して、既設の軒樋吊具
に変えて新規の軒樋吊具bを取付け、再度、軒樋aを軒
樋吊具bに吊設してから化粧カバー材eを取付ける必要
があり、軒先の改装工事に手間がかかるという問題があ
る。 【0008】本発明は、このような事情に鑑みて、屋根
の軒先回りのデザインが種々変化していても、軒先のデ
ザインに調和した化粧カバー材を簡単に取付けることが
できる軒樋装置を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係わる軒樋装置(以下、「本発明の
軒樋装置」と記す)は、軒樋吊具に吊設された軒樋の前
側に化粧カバー材が取り付けられる軒樋装置であって、
軒樋吊具の前側耳保持部と軒樋の前側耳部に跨がってカ
バー材支持具が軒樋吊具に着脱自在に支承され、カバー
材支持具に化粧カバー材が取付けられていることを特徴
としている。 【0010】 【作用】本発明の軒樋装置においては、軒樋吊具に吊設
された軒樋の前側に化粧カバー材が取り付けられる軒樋
装置であって、軒樋吊具の前側耳保持部と軒樋の前側耳
部に跨がってカバー材支持具が軒樋吊具に着脱自在に支
承され、カバー材支持具に化粧カバー材が取付けられて
いるので、既設の軒樋吊具の前側耳保持部から延長した
状態でカバー材支持具を取付けるだけで、簡単に化粧バ
ー材を取付けることができる。 【0011】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態の一実施
例を、図1〜図5に基づいて説明する。 【0012】図1は、本発明の軒樋装置の一実施例を示
す断面図、図2は本発明に用いられる軒樋を示す断面
図、図3は本発明に用いられる軒樋吊具を示す側面図、
図4は本発明に用いられるカバー材支持具を示す側面
図、図5は同じくカバー支持具を示す正面図である。 【0013】本発明の軒樋装置は、図1に示すように、
軒樋1と、軒樋1を内側から吊設すま軒樋吊具2と、軒
樋吊具2の先端側に延設して軒樋吊具2に着脱自在に取
付けられるカバー材支持具3と、カバー材支持具3に取
付けられる化粧カバー材4とから構成されている。 【0014】軒樋1は押出成形品で、図2に示すよう
に、本体部が平坦な底壁11の前側部から前側壁12が
立設され、かつ底壁11の後側部から後側壁13が立設
された溝形断面に形成されている。尚、前側壁12は底
壁11から外側に向けて若干傾斜して形成され、途中部
で段部121が前方に水平に延設して形成されており、
前記後側壁13は底壁11に対して直角に形成されてい
る。 【0015】また、前記前側壁12の上端には前側耳部
14が形成されており、この前側耳部14は内面側に溝
141が形成されるとともに上縁に係止爪142が設け
られ、前側耳部14の外縁に係止片143が突出して設
けられている。更に、後側壁13の上端には後側耳部1
5が形成されており、この後側耳部15は、内方に向け
て突出された係止突起151が形成されている。尚、前
記前側耳部14の溝141及び後側耳部15の係止突起
151は、軒樋1を樋支持具4に取り付ける際の取付用
溝と突起となる。 【0016】軒樋1を吊設する軒樋吊具2は、図3に示
すように、取付部21と支持部材22とからなり、支持
部材22には、両端に前側耳保持部23及び後側耳保持
部24が設けられている。 【0017】カバー材支持具3は、軒樋吊具2に吊設さ
れた軒樋1の前側耳部14を跨ぐようにして湾曲した把
持部31が形成されると共に、下方に後述する化粧カバ
ー材4を取付けるカバー支持部32が垂設されている。
このカバー材支持具3は、図4及び図5にも示すよう
に、把持部31の側端には軒樋吊具2の支持部材22に
挟着して取付けられ挟着片33が設けられており、湾曲
した把持部31の内側には軒樋1の前側耳部14の係止
片143を挟持する突起34とバネ片35が設けられて
いる。また、カバー支持部32の上部には係止溝36が
上向きに形成されている。 【0018】化粧カバー材4は、鋼板を折り曲げて加工
されたもので、図1に示すように、カバー支持具3の上
側面に沿う水平壁41とカバー支持部32の側面に沿う
垂直壁42とからなり、水平壁41と垂直壁42とが連
続する角部に係合突起43が内側に向けて突出して形成
されている。また、垂直壁42の前側には2条の溝4
4、45が形成されている。 【0019】上記の化粧カバー材4を使用して軒樋装置
を組み立てるには、先ず、建物の外壁5の上端部に軒樋
吊具2を下段に配列し取付け位置を決めてから、軒樋吊
具2の取付部21をネジ等の固定具6で螺着して取り付
ける。 【0020】続いて、軒樋吊具2の前側耳保持部23に
軒樋1の前側耳部14を係止させ、後側耳保持部44に
軒樋1の後側耳部15を挿入して係止させる。このと
き、軒樋1には集水器7を接続し、集水器7の排水口7
1側にエルボ72を介して排水樋73を接続してもよ
い。 【0021】次に、カバー保持具3の湾曲した把持部3
1内に、軒樋1の前側耳部14と軒樋吊具2の前側耳保
持部23を嵌め込むようにして挟着片33を軒樋吊具2
の支持部材22に挟着して取付ける。このとき、カバー
保持具3のカバー支持部32が垂下した状態で取付けら
れるともに、把持部31内では、軒樋1の前側耳部14
の係止片143がバネ片35に引っ掛けられ、突起34
により押圧された状態で挟持されている。 【0022】最後に、カバー保持具3の係止溝36に、
化粧カバー材4の係合突起43を挿入して係止させ、必
要に応じてカバー支持部32に化粧カバー材4の条溝4
4、45からビス止めにより固定する。 【0023】このようにすると、軒先に取付けられた軒
樋1の前側壁12の部分を化粧カバー材4によって覆い
隠すことができ、軒樋の前側が横方向に2条の溝ライン
が形成されたデザインとなり、屋根の軒先回りの意匠的
外観を一本の化粧カバー材4でもってシンプルで調和の
とれたものにすることができる。 【0024】また、軒樋だけを軒先に施工して使用した
場合、軒樋の一部が汚れたとしても、使用の途中で化粧
カバー材4を取付けて見栄えを良くしてもよい。更に、
化粧カバー材4が取付けられて使用された場合でも、カ
バー支持具3が軒樋吊具4に着脱自在に支承される構造
となっているので、建物の壁とともに軒先回りを改装し
たりするときに、既設の化粧カバー材4をカバー支持具
3とともに取り外して新品の化粧カバー材4に簡単に取
り替えることができる。 【0025】以上、本発明実施例を図面に基づいて説明
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。 【0026】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の軒樋装置
にあっては、軒樋吊具に吊設された軒樋の前側に化粧カ
バー材が取り付けられる軒樋装置であって、軒樋吊具の
前側耳保持部と軒樋の前側耳部に跨がってカバー材支持
具が軒樋吊具に着脱自在に支承され、カバー材支持具に
化粧カバー材が取付けられているので、屋根の軒先回り
のデザインが種々変化していても、各種の化粧カバー材
とカバー材支持具を用意するだけで、簡単に軒先のデザ
インに調和させて施工することができる。従って、軒樋
本体を多く品揃えする必要がなく、生産・在庫コストを
低減することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の軒樋装置の一実施例を示す断面図であ
る。 【図2】本発明に用いられる軒樋を示す断面図である。 【図3】本発明に用いられる軒樋吊具を示す側面図であ
る。 【図4】本発明に用いられるカバー材支持具を示す側面
図である。 【図5】同じくカバー支持具を示す正面図である。 【図6】従来例を説明する断面図である。 【符号の説明】 1 軒樋 14 前側耳部 2 軒樋吊具 22 支持部材 23 前側耳保持部 3 カバー材保持具 4 化粧カバー材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 軒樋吊具に吊設された軒樋の前側に化粧
    カバー材が取り付けられる軒樋装置であって、軒樋吊具
    の前側耳保持部と軒樋の前側耳部に跨がってカバー材支
    持具が軒樋吊具に着脱自在に支承され、カバー材支持具
    に化粧カバー材が取付けられていることを特徴とする軒
    樋装置。
JP2001318296A 2001-10-16 2001-10-16 軒樋装置 Withdrawn JP2003119978A (ja)

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JP2001318296A JP2003119978A (ja) 2001-10-16 2001-10-16 軒樋装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116723A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Sekisui Chem Co Ltd 軒樋接続構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116723A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Sekisui Chem Co Ltd 軒樋接続構造

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