JP2003119416A - 焼成色鉛筆芯及びその製造方法 - Google Patents

焼成色鉛筆芯及びその製造方法

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JP2003119416A
JP2003119416A JP2001319488A JP2001319488A JP2003119416A JP 2003119416 A JP2003119416 A JP 2003119416A JP 2001319488 A JP2001319488 A JP 2001319488A JP 2001319488 A JP2001319488 A JP 2001319488A JP 2003119416 A JP2003119416 A JP 2003119416A
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厚志 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主としてシャープペンシル用色鉛筆芯、木軸
色鉛筆芯に関し、更に詳しくは、十分な発色性、描線濃
度を持ちながら、機械的強度(曲げ強度、引張強度、衝
撃強度等)に優れた焼成色鉛筆芯及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】 少なくとも体質材からなる多孔質焼成芯
体の気孔内に、アルカノールアミン化合物、β−ジケト
ン化合物、グリコール化合物及びポリビニルピロリドン
の中から選ばれる少なくとも1種の有機化合物を含むポ
リメタロキサン含有液を含浸して焼成した金属酸化物と
体質材とからなる焼成芯体と、該焼成芯体の気孔内に充
填された着色材とにより構成されたことを特徴とする焼
成色鉛筆芯。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてシャープ
ペンシル用色鉛筆芯、木軸色鉛筆芯に関し、更に詳しく
は、十分な発色性、描線濃度を持ちながら、機械的強度
(曲げ強度、引張強度、衝撃強度等)に優れた焼成色鉛
筆芯及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、色鉛筆芯に要求される重要特性
としては、機械的強度が強く、描線の発色性が良く、更
には描線濃度が濃いものであることが要求される。しか
しながら、従来の焼成色鉛筆芯では、結合材として粘土
等が用いられるために機械的強度が充分でなく、また描
線濃度及び発色性においても良好なものが得られていな
い点に課題がある。このため、充分な着色材量を確保で
きるような芯体の気孔率が大きくて、機械的強度も保持
した色鉛筆芯が求められている。
【0003】最近、上記の課題等を解決する方法とし
て、例えば、ペルヒドロボリシラザン含有液を使用し
て、結合材としての窒化珪素を生成させた焼成色鉛筆芯
及びその製造方法が提案されてきている(本願出願人に
よる特開平8−48931号公報、特開2000−95
991号公報、特開2000−119582号公報)。
これらの各公報に記載される方法により得られる焼成色
鉛筆芯は、従来にない十分な発色性、描線濃度を持ちな
がら、機械的強度に優れたものであるが、完全な吸湿劣
化の抑制が難しく、また、残留炭素の影響による淡色系
の描線のくすみ等に若干の課題がある。
【0004】一方、彩度の高い焼成色鉛筆芯としては、
ポリシラザン類含有液を大気中で熱処理することにより
結合材として酸化珪素を生成させた焼成色鉛筆芯及びそ
の製造方法が提案されている(本願出願人による特開2
000−17221号公報)。しかしながら、結合材を
上記方法にて酸化珪素とした場合には、焼成後に生成す
る細孔径が小さく、また細孔容積も少なくなるため、書
き味が硬くなり、着色力の点で窒化珪素芯に及ばないと
いう点に若干の課題がある。
【0005】他方、ジルコニウム及びアルミニウムの有
機化合物等を使用し、結合材として金属酸化物を生成さ
せた焼成色鉛筆芯及びその製造方法が提案されている
(本願出願人による特開平9−67540号公報、特開
平11−343445号公報)。しかしながら、上記各
公報に記載される有機化合物等を用いた場合、混練・成
形時等の反応制御が難しく、焼成芯体の強度、硬さがバ
ラツキやすい点等に課題を有している。
【0006】また、上記の方法においては、金属類の窒
化物や酸化物セラミックスの前駆体若しくはそれらの含
有液を使用しているため、熱処理を行う場合には、芯の
ふくれやクラック等が生じないように、有機成分の蒸
発、分解・燃焼ガスの急激な発生を抑えることなどに注
意を要する。この注意の重要性は、芯径が太くなるにつ
れて著しく増していくものである。更には、有機成分の
蒸発、乾燥段階における芯体への大きな応力の働きによ
り、芯の曲がりや折れ等が生じやすいといったことにも
課題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題等に鑑み、また、上記本願出願人らの先行技術を更
に改良し、熱処理段階における芯の曲がりやクラック等
の発生を抑制して、芯径の太さによる影響を受けない、
格段に優れた機械的強度、特に鮮やかで優れた発色性及
び滑らかな書き味を有する焼成色鉛筆芯及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記従来の
課題等を解決するために鋭意研究を行った結果、少なく
とも体質材からなる多孔質焼成芯体の気孔内に、特定の
有機化合物を含むポリメタロキサン含有液を含浸して焼
成した金属酸化物と体質材とからなる焼成芯体と、該焼
成芯体の気孔内に充填された着色材とにより構成された
ことを特徴とする焼成色鉛筆芯とその製造方法によって
解決し得ることを見い出し、本発明を完成するに至った
のである。すなわち、本発明は、次の(1)〜(3)に存す
る。 (1) 少なくとも体質材からなる多孔質焼成芯体の気孔内
に、アルカノールアミン化合物、β−ジケトン化合物、
グリコール化合物及びポリビニルピロリドンの中から選
ばれる少なくとも1種の有機化合物を含むポリメタロキ
サン含有液を含浸して焼成した金属酸化物と体質材とか
らなる焼成芯体と、該焼成芯体の気孔内に充填された着
色材とにより構成されたことを特徴とする焼成色鉛筆
芯。 (2) 前記ポリメタロキサンが、珪素、アルミニウム及び
ジルコニウムの中から選ばれる少なくとも1種の元素を
含むことを特徴とする上記(1)記載の焼成色鉛筆芯。 (3) 少なくとも体質材と有機質の賦形材を含む配合組成
物を混練、押出成形、非酸化性雰囲気で焼成することに
より、該有機質の賦形材が炭素化された炭素化物をバイ
ンダーとする第1焼成芯体を形成し、該第1焼成芯体を
酸化雰囲気中で加熱して炭素のバインダーを酸化除去さ
せた少なくとも体質材からなる第2焼成芯体を形成し、
該第2焼成芯体の気孔内に、アルカノールアミン化合
物、β−ジケトン化合物、グリコール化合物及びポリビ
ニルピロリドンの中から選ばれる少なくとも1種の有機
化合物を含むポリメタロキサン含有液を含浸し、酸化雰
囲気中及び/又は非酸化性雰囲気中で焼成した金属酸化
物と体質材とからなる第3焼成芯体を形成し、該第3焼
成芯体の気孔内に、着色材を充填させてなることを特徴
とする焼成色鉛筆芯の製造方法。なお、本発明で規定す
る「ポリメタロキサン」とは、メタロキサン結合(−O
−M−O−,M=金属元素)が高分子の主骨格を形成す
るものであって、例えば、M=Siであるポリシロキサ
ン、M=Alであるポリアミノキサン、M=Zrである
ポリジルコノキサン等が代表的なものとして挙げられ、
更には2種類の金属元素(M=Al,Si)を含むポリ
アミノシロキサン等を挙げることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。本発明に係る焼成色鉛筆芯は、少なくと
も体質材からなる多孔質焼成芯体の気孔内に、アルカノ
ールアミン化合物、β−ジケトン化合物、グリコール化
合物及びポリビニルピロリドンの中から選ばれる少なく
とも1種の有機化合物を含むポリメタロキサン含有液を
含浸して、焼成した金属酸化物と体質材とからなる焼成
芯体と、該焼成芯体の気孔内に充填した着色材とから構
成されていることを特徴とするものである。
【0010】本発明に係る少なくとも体質材からなる多
孔質焼成芯体(第2焼成芯体)は、例えば、少なくとも
体質材と有機質の賦形材を含む配合組成物を混練、押出
成形、酸化雰囲気中及び/又は非酸化性雰囲気中で焼成
して得ることができ、少なくとも体質材から構成される
多孔質焼成芯体となるものであれば、その製法等は特に
限定されない。特に好ましくは、体質材を高度に配向さ
せ、十分な気孔を形成させる等の点から、少なくとも体
質材と有機質の賦形材を含む配合組成物を混練、押出成
形、非酸化性雰囲気で焼成することにより、該有機質の
賦形材が炭素化された炭素化物をバインダーとする第1
焼成芯体を形成し、該第1焼成芯体を酸化雰囲気中で加
熱して炭素のバインダーを酸化除去させた少なくとも体
質材からなる第2焼成芯体として得られた少なくとも体
質材から構成される多孔質焼成芯体が望ましい。
【0011】上記多孔質焼成芯体に使用される体質材と
しては、従来焼成色鉛筆芯に使用されているものであれ
ば特に限定されるものではなく、いずれも使用可能であ
る。例えば、窒化硼素、タルク、マイカ、炭酸カルシウ
ム等の白色系体質材や、色鉛筆の色相によっては、二硫
化モリブデン等の有色系の体質材も使用することがで
き、当然これら数種類の混合物も使用できる。この体質
材の使用に際して注意すべき事項としては、焼成に用い
られる雰囲気と温度において劣化、変質(酸化等)、焼
結等を起こさない体質材を選択することが挙げられる。
【0012】また、有機質の賦形材としては、例えば、
ポリ塩化ビニル樹脂、塩素化ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ
ビニルアルコール等の熱可塑性樹脂、フラン樹脂、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂、リグニ
ン、セルロース、トラガントガム等の天然高分子物質、
石油アスファルト、コールタールピッチ、ナフサ分解ピ
ッチ、合成樹脂の乾留ピッチ等のピッチ類等いずれも使
用可能で、当然これら数種の混合物も使用できる。更
に、高せん断力を加えて行う混練時及び押出成形時の特
性向上の目的で、水、ジオクチルフタレート(DO
P)、ジブチルフタレート(DBP)、リン酸トリクレ
ジル(TCP)、アジピン酸ジオクチル(DOA)、プ
ロピレンカーボナート、アルコール類、ケトン類、エス
テル類等、有機質の賦形材の可塑剤及び/又は溶剤の一
種又は二種以上を必要に応じて上記配合組成物に添加し
ても良い。
【0013】本発明では、例えば、上記体質材、有機質
の賦形材等を含む配合組成物をヘンシェルミキサー、加
圧ニーダー、二本ロール等で十分混練した後、押出成形
機により細線状に押出成形し、次いで、窒素やアルゴン
ガス等の不活性ガス中で焼成することにより、有機質の
賦形材が炭素化された、炭素分をバインダーとする第1
焼成芯体が得られる。本発明において、第2焼成芯体
は、上記で得られた第1焼成芯体を酸化雰囲気中で加熱
することにより、炭素のバインダーを酸化除去して得ら
れる。ここで、第2焼成芯体の気孔は、体質材と有機質
の賦形材とからなる混練物を、非酸化性雰囲気で焼成す
ることによって得られる気孔と、前記炭素のバインダー
を除去することにより得られる気孔の両者から構成され
ている。この第2焼成芯体の気孔率の調整は、主に体質
材と有機質の賦形材の配合割合を調整することにより行
われるものであるが、他に炭素粒状物質等の気孔形成材
を適宜添加してもかまわない。
【0014】本発明では、少なくとも体質材からなる多
孔質焼成芯体、例えば、上記で得られた第2焼成芯体
に、アルカノールアミン化合物、β−ジケトン化合物、
グリコール化合物及びポリビニルピロリドンの中から選
ばれる少なくとも1種の有機化合物を含むポリメタロキ
サン含有液を含浸し、酸化雰囲気中及び/又は非酸化性
雰囲気中で熱処理することにより、上記少なくとも体質
材からなる多孔質焼成芯体中に、酸化珪素、酸化アルミ
ニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタンなどの金属酸化
物を形成させるものである。さらに、添加物として、酸
化イットリウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウムな
どを加えることができる。これにより、バインダー成分
として上記金属酸化物が存在する焼成芯体(第3焼成芯
体)が得られることとなる。
【0015】本発明で用いるアルカノールアミン化合
物、β−ジケトン化合物、グリコール化合物及びポリビ
ニルピロリドンの中から選ばれる少なくとも1種の有機
化合物は、第2焼成芯体の気孔内にポリメタロキサン含
有液を含浸せしめて焼成により金属酸化物を生成せしめ
る際の熱処理段階に生じる芯体の応力を緩和せしめ、曲
がりやクラックの入ることがない芯体を得るために用い
るものである。これらの有機化合物を用いない場合に
は、目的の焼成色鉛筆芯は得られないものとなる、本発
明で用いるアルカノールアミン化合物としては、例え
ば、モノエタノールアミン、モノプロパノールアミン、
モノiso−プロパノールアミン、ジエタノールアミ
ン、ジiso−プロパノールアミン、トリエタノールア
ミン、トリiso−プロパノールアミン等が挙げられ
る。β−ジケトン化合物としては、例えば、アセチルア
セトン、アセト酢酸エチル等が挙げられる。グリコール
化合物としては、例えば、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール等が挙げられる。また、本発明で用いる
ポリビニルピロリドンの平均分子量に関しては、第2焼
成芯体の気孔内にポリメタロキサン含有液を含浸するこ
とが可能な性質を付与することができる範囲と量であれ
ば、特に限定されることなく、使用することができる。
これらの有機化合物は、単独で用いても良いし、2種類
以上混合して用いることもできる。
【0016】本発明において、上記アルカノールアミン
化合物、β−ジケトン化合物、グリコール化合物及びポ
リビニルピロリドンの中から選ばれる少なくとも1種の
有機化合物をポリメタロキサンに添加する時期として
は、ポリメタロキサン生成の反応前、反応途中、反応後
のいずれであっても良く、ポリメタロキサンと化学結合
していることは必ずしも要しない。また、これらの添加
量はポリメタロキサンの平均分子量等を勘案し、この含
有液が該第2焼成芯体の気孔内に含浸可能な性質となる
ように併せて調整されるものとなる。
【0017】本発明で用いるポリメタロキサンは、少な
くとも体質材からなる多孔質焼成芯体中に上記金属酸化
物を形成できるものであれば良いものである。従って、
最終的に上記多孔質焼成芯体中に金属酸化物を形成でき
るものであれば、その重合度、分子量等は特に限定され
るものではなく、縮合度若しくは重合度が2(n=2)
以上であれば特に上限はなく、重合反応とポリメタロキ
サンの取り扱いの容易さから適宜決定される。本発明で
用いるポリメタロキサンとしては、珪素、アルミニウム
及びジルコニウムの中から選ばれる少なくとも1種の元
素を含むものが挙げられ、例えば、ポリシロキサン、ポ
リアルミノキサン及びポリジルコノキサンなどを挙げる
ことができる。これらのポリマーは、例えば、ゾルーゲ
ル法等の一般的な重合方法によって合成することができ
る。また、これらのポリマーは、単独でも2種以上を混
合、反応させてから用いることもでき、モノマーの段階
で化学結合させてから重合することも、更に、一旦ポリ
マーを生成させてから混合することもできるが、特に、
これらの方法に限定されるものではない。更に、本発明
におけるポリメタロキサンは、線状高分子であっても、
枝分かれした(ネット状)高分子であっても良く、ま
た、末端や側鎖に、アルキル基、アルコキシ基、水酸基
等の金属元素と直接結合することができる官能基を有し
ているものであっても良い。更にまた、金属元素に配位
することが可能な配位子を有しているものであっても良
い。
【0018】本発明において、上記アルカノールアミン
化合物、β−ジケトン化合物、グリコール化合物及びポ
リビニルピロリドンの中から選ばれる少なくとも1種の
有機化合物を含むポリメタロキサン含有液は、第2焼成
芯体の気孔中に含浸することが可能な状態にするため
に、縮合度、重合度、分子量等に合わせて、更に有機溶
剤に溶解して用いることができる。なお、縮合度、重合
度、分子量の低いポリメタロキサンが、粘度の低い液状
物である場合は、そのまま用いることも可能であるが、
更に有機溶剤を添加して濃度等を調整してもかまわない
ものである。上記アルカノールアミン化合物、β−ジケ
トン化合物、グリコール化合物及びポリビニルピロリド
ンの中から選ばれる少なくとも1種の有機化合物を含む
ポリメタロキサンを溶解するための溶剤としては、例え
ば、メタノール、エタノール、プロ/てノール、ブタノ
ール等のアルコール類、エチレンオキシド、エチレング
リコール、テトラエチレングリコール、トルエン、キシ
レン、メチルエチルケトン、THF等の有機溶剤が挙げ
られ、これらは単独で又は2種以上の組み合わせであっ
ても良い。
【0019】本発明において、上記第2焼成芯体、即
ち、少なくとも体質材から構成される多孔質焼成芯体
に、アルカノールアミン化合物、β−ジケトン化合物、
グリコール化合物及びポリビニルピロリドンの中から選
ばれる少なくとも1種の有機化合物を含むポリメタロキ
サン含有液を含浸する方法としては、例えば、第2焼成
芯体を液中に浸漬し、必要に応じて加熱、減圧、加圧等
の条件下で含浸させること等により行うことができる。
【0020】この第2焼成芯体にアルカノールアミン化
合物、β−ジケトン化合物、グリコール化合物及びポリ
ビニルピロリドンの中から選ばれる少なくとも1種の有
機化合物を含むポリメタロキサン含有液を含浸した後に
行う熱処理は、酸化雰囲気中及び/又は非酸化性雰囲気
中で行うものであるが、酸化雰囲気では、好ましくは3
50℃以上で、且つ850℃以下で行うことが望まし
く、また、非酸化性雰囲気では700℃以上で行うこと
が好ましい。酸化性雰囲気での熱処理を350℃未満の
低い温度で、また、非酸化性雰囲気での熱処理を700
℃未満の低い温度で行うと、アルカノールアミン化合
物、β−ジケトン化合物、グリコール化合物及びポリビ
ニルピロリドンの中から選ばれる少なくとも1種の有機
化合物を含むポリメタロキサンが十分に酸化されなかっ
たり、有機化合物等が十分に分解等されず、バインダー
となる金属酸化物としての強度を十分に発揮できないこ
ととなる。また、酸化性雰囲気中の熱処理を850℃を
超えた温度で行うと、体質材が酸化してしまうなどし
て、芯体の摩耗がしにくくなったり、機械的強度が弱く
なるなどして好ましくない。また、特に好ましくは、酸
化性雰囲気で上記温度範囲(350〜850℃)で熱処
理した後、更に、非酸化性雰囲気中で850℃以上の温
度で熱処理することが望ましい。
【0021】本発明における第3焼成芯体には、体質材
に対する金属酸化物の総含有率が5〜50重量%の範囲
であることが好ましく、特に、7〜30重量%であるこ
とが望ましい。なお、上記範囲(5〜50重量%)とな
るように、含浸、熱処理を繰り返し行ってもかまわな
い。この第3焼成芯体中に含まれる金属酸化物の合計
が、体質材に対して5重量%未満であると、第3焼成芯
体の機械的強度が弱くなり、好ましくない。また、体質
材に対して50重量%を越えると、第3焼成芯体の機械
的強度は強くなるが、摩耗しづらく、書き味が硬くな
り、描線もくすみ、好ましくない。
【0022】本発明では、上記第3焼成芯体は、アルカ
ノールアミン化合物、β−ジケトン化合物、グリコール
化合物及びポリビニルピロリドンの中から選ばれる少な
くとも1種の有機化合物を含むポリメタロキサン含有液
を使用することにより、熱処理段階に生じる芯体での応
力が緩和され、曲がりやクラックの入ることがない芯体
として得ることができることとなる。また、該有機化合
物は、上述の熱処理と共に徐々に分解、燃焼していくた
め、ふくれやクラックの発生も起こりにくくなる。
【0023】本発明では、上記で得られた第3焼成芯体
にインキなどの着色材を含浸処理などにより充填させて
目的の焼成色鉛筆芯が作製されることとなる。この第3
焼成芯体に含浸処理等により充填する着色材としては、
公知の染料や顔料等の着色材を水、動植物油、合成油、
アルコール類、炭化水素油等に溶解、分散させたイン
キ、あるいは、必要に応じて、樹脂、界面活性剤等を更
に添加し製造された一般的に用いられている印刷用イン
キ、スタンプインキ、ボールペンインキ、水性筆記具用
インキ等が使用可能である。また、顔料前駆体を含む液
を芯体に含浸させ、開気孔内で顔料化反応させることに
より、顔料からなる着色材を充填させて着色することも
可能である。更に、これらの含浸処理等は、加熱、減
圧、加圧等の条件下で行うことも可能であり、更にま
た、これらの工程を繰り返して着色濃度を増加したり、
複数の着色方法にて着色することも可能である。また、
更に余分の開気孔にオイル等を含浸させて筆記時の潤滑
性を向上させることも可能である。
【0024】このように構成される本発明では、熱処理
段階における芯の曲がりやクラック等の発生を抑制し
て、芯径の太さによる影響を受けない、格段に優れた機
械的強度、特に鮮やかで優れた発色性及び滑らかな書き
味を有する焼成色鉛筆芯及びその製造方法が得られるこ
ととなる。
【0025】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例により、吏
に具体的に説明するが、本発明は下記実施例によって何
等限定されるものではない。なお、配合単位は重量部
(以下、単に「部」という)である。
【0026】(実施例1) 配合組成物A: テトラエトキシシラン 35.0部 エタノール 16.0部 6N塩酸 0.6部 精製水 4.7部 上記配合組成物Aを窒素を流通させながら80℃で5時
間撹拌して反応させ、更に室温(25℃、以下同様)ま
で温度を下げて5.0部のトリエタノールアミンを加え
た後、エタノールによって濃度調整を行い、ポリシロキ
サン溶液Aを回収した。 配合組成物B: 窒化ホウ素 41.3部 塩化ビニル樹脂 41.3部 ジオクチルフタレート(DOP) 16.5部 ステアリン酸亜鉛 0.9部 上記配合組成物Bをヘンシェルミキサーで混合分散し、
加圧ニーダー、二本ロールで混練した後、細線状に押出
成形し、これらから残留する可塑剤を除去すべく空気中
で180℃にて加熱処理して、しかる後窒素雰囲気中に
て1000℃まで昇温させた後、1000℃にて焼成し
第1焼成芯体を得た。この第1焼成芯体を酸化性雰囲気
中700℃まで昇温させて、700℃にて焼成して残留
している炭素化した樹脂分を除去して白色の第2焼成芯
体を得た。この第2焼成芯体に、上記ポリシロキサン溶
液Aを室温で1日含浸後、酸化性雰囲気中で700℃ま
で昇温させ、700℃で焼成した後、更に窒素雰囲気中
で900℃まで昇温させ、900℃で焼成して、直径
0.715mmの第3焼成芯体(a)を得た。また、全
く同様の方法にて直径2.015mmの第3焼成芯体
(b)を得た。次に、桃色インキに上記第3焼成芯体
(a)及び(b)を浸漬し、70℃で24時間放置し
た。この桃色インキが充填された第3焼成芯体(a)及
び(b)の表面をアルコールで洗浄し、桃色の焼成色鉛
筆芯を得た。
【0027】(実施例2)上記実施例1と同様にして、
上記配合組成物Aを窒素を流通させながら80℃で5時
間撹拌して反応させ、更に室温まで温度を下げて21.
9部のアセト酢酸エチルを加えた後、エタノールによっ
て濃度調整を行い、ポリシロキサン溶液Bを回収した。
上記実施例1と同様の第2焼成芯体を得た後、この第2
焼成芯体に上記ポリシロキサン溶液Bを室温で1日含浸
後、酸化性雰囲気中で700℃まで昇温させ、700℃
で焼成した後、更に窒素雰囲気中で900℃まで昇温さ
せ、900℃で焼成して、直径0.710mmの第3焼
成芯体(c)を得た。また、全く同様の方法にて直径
2.008mmの第3焼成芯体(d)を得た。次に、桃
色インキに上記第3焼成芯体(c)及び(d)を浸漬
し、70℃で24時間放置した。この桃色インキが充填
された第3焼成芯体(c)及び(d)の表面をアルコー
ルで洗浄し、桃色の焼成色鉛筆芯を得た。
【0028】(実施例3)上記実施例1と同様にして、
上記配合組成物Aを窒素を流通させながら80℃で5時
間撹拌して反応させ、更に室温まで温度を下げて5.0
部のジエチレングリコールを加えた後、エタノールによ
って濃度調整を行い、ポリシロキサン溶液Cを回収し
た。上記実施例1と同様の第2焼成芯体を得た後、この
第2焼成芯体に上記ポリシロキサン溶液Cを室温で1日
含浸後、酸化性雰囲気中で700℃まで昇温させ、70
0℃で焼成した後、更に窒素雰囲気中で900℃まで昇
温させ、900℃で焼成して、直径0.712mmの第
3焼成芯体(e)を得た。また、全く同様の方法にて直
径2.011mmの第3焼成芯体(f)を得た。次に、
桃色インキに上記第3焼成芯体(e)及び(f)を浸漬
し、70℃で24時間放置した。この桃色インキが充填
された第3焼成芯体(e)及び(f)の表面をアルコー
ルで洗浄し、桃色の焼成色鉛筆芯を得た。
【0029】(実施例4)上記実施例1と同様にして、
上記配合組成物Aを窒素を流通させながら80℃で5時
間撹拌して反応させ、更に室温まで温度を下げて5.0
部のポリビニルピロリドンK30(平均分子量:40,
000、ISP製、以下同様)を加えた後、エタノール
によって濃度調整を行い、ポリシロキサン溶液Dを回収
した。上記実施例1と同様の第2焼成芯体を得た後、こ
の第2焼成芯体に上記ポリシロキサン溶液Dを室温で1
日含浸後、酸化性雰囲気中で700℃まで昇温させ、7
00℃で焼成した後、更に窒素雰囲気中で900℃まで
昇温させ、900℃で焼成して、直径0.707mmの
第3焼成芯体(g)を得た。また、全く同様の方法にて
直径2.021mmの第3焼成芯体(h)を得た。次
に、桃色インキに上記第3焼成芯体(g)及び(h)を
浸漬し、70℃で24時間放置した。この桃色インキが
充填された第3焼成芯体(g)及び(h)の表面をアル
コールで洗浄し、桃色の焼成色鉛筆芯を得た。
【0030】(実施例5) 配合組成物C: 塩化アルミニウム六水和物 50部 アセチルアセトン 42部 トリエチルアミン 30部 メタノール 150部 上記配合組成物Cを温度35℃にて10時間撹拌して反
応を十分進行させた後、分別抽出、減圧乾燥を行うこと
でポリアルミノキサンを回収した。さらに、5.0部の
ポリビニルピロリドンK30とエタノールを加えて粘度
調整し、ポリアルミノキサン溶液を回収した。上記実施
例1と同様の第2焼成芯体を得た後、この第2焼成芯体
に上記ポリアルミノキサン含有液を室温で1日含浸後、
酸化性雰囲気中で600℃まで昇温させ、温度600℃
にて焼成して焼成芯体を得た。次に、もう一度この焼成
芯体にポリアルミノキサン含有液を浸漬し、酸化雰囲気
中で温度700℃まで昇温して、700℃にて焼成し
て、直径0.714mmの第3焼成芯体(i)を得た。
また、全く同様の方法にて直径2.005mmの第3焼
成芯体(j)を得た。次に、桃色インキに上記第3焼成
芯体(i)及び(j)を浸漬し、70℃で24時間放置
した。この桃色インキが充填された第3焼成芯体(i)
及び(j)の表面をアルコールで洗浄し、桃色の焼成色
鉛筆芯を得た。
【0031】(実施例6) 配合組成物D: 塩化ジルコニウム八水和物 50部 アセチルアセトン 28部 トリエチルアミン 30部 メタノール 150部 上記配合組成物Dを温度35℃にて10時間撹拌して反
応を十分進行させた後、分別抽出、減圧乾燥を行うこと
でポリジルコノキサンを回収した。さらに、5.0部の
ポリビニルピロリドンK30とエタノールを加えて粘度
調整し、ポリジルコノキサン溶液を回収した。上記実施
例1と同様の第2焼成芯体を得た後、この第2焼成芯体
に上記ポリジルコノキサン含有液を室温で1日含浸後、
酸化性雰囲気中で600℃まで昇温させ、温度600℃
にて焼成して焼成芯体を得た。次に、もう一度この焼成
芯体にポリジルコノキサン含有液を浸漬し、酸化雰囲気
中で温度700℃まで昇温して、700℃にて焼成し
て、直径0.716mmの第3焼成芯体(k)を得た。
また、全く同様の方法にて直径2.015mmの第3焼
成芯体(l)を得た。次に、桃色インキに上記第3焼成
芯体(k)及び(l)を浸漬し、70℃で24時間放置
した。この桃色インキが充填された第3焼成芯体(k)
及び(l)の表面をアルコールで洗浄し、桃色の焼成色
鉛筆芯を得た。
【0032】(比較例1)上記実施例1と同様にして、
上記配合組成物Aを窒素を流通させながら80℃で5時
間撹拌して反応させた後、エタノールによって濃度調整
を行い、ポリシロキサン溶液Eを回収した。上記実施例
1と同様の第2焼成芯体を得た後、この第2焼成芯体に
上記ポリシロキサン溶液Eを室温で1日含浸後、酸化性
雰囲気中で700℃まで昇温させ、700℃で焼成した
後、更に窒素雰囲気中で900℃まで昇温させ、900
℃で焼成して、直径0.712mmの第3焼成芯体
(m)を得た。また、全く同様の方法にて直径2.01
1mm、の第3焼成芯体(n)も得た。次に、桃色イン
キに上記第3焼成芯体(m)及び(n)を浸漬し、70
℃で24時間放置した。この桃色インキが充填された第
3焼成芯体(m)及び(n)の表面をアルコールで洗浄
し、桃色の焼成色鉛筆芯を得た。
【0033】上記実施例1〜6及び比較例1で得られた
桃色焼成色鉛筆芯の外観(曲がり、クラック)の官能評
価、並びに、官能評価による書き味を評価し、更に、桃
色焼成色鉛筆芯のうち(a)、(c)、(e)、
(g)、(i)、(k)及び(m)については、JIS
−S−6005−1992に準拠した曲げ強度(MP
a)も測定し、評価を行った。これらの結果を下記表1
に示す。
【0034】
【表1】
【0035】上記表1の結果から明らかなように、本発
明範囲の実施例1〜6の焼成色鉛筆芯は、曲げ強度、書
き味等の性能を損なうことなく、また、芯径の太さが細
くても曲がりがほとんど無く、かつ芯径が太くなっても
クラックが生じないことが判明した。一方、比較例1の
焼成色鉛筆芯は、芯径の細い(m)では曲がりが特に大
きく、また、芯径の太い(n)ではクラックが入り、書
き味も脆い感じになってしまうことが判った。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、熱処理段階における芯
の曲がりやクラック等の発生を抑制して、芯径の太さに
よる影響を受けない、格段に優れた機械的強度、特に鮮
やかで優れた発色性及び滑らかな書き味を有する焼成色
鉛隼芯及びその製造方法が提供される。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも体質材からなる多孔質焼成芯
    体の気孔内に、アルカノールアミン化合物、β−ジケト
    ン化合物、グリコール化合物及びポリビニルピロリドン
    の中から選ばれる少なくとも1種の有機化合物を含むポ
    リメタロキサン含有液を含浸して焼成した金属酸化物と
    体質材とからなる焼成芯体と、該焼成芯体の気孔内に充
    填された着色材とにより構成されたことを特徴とする焼
    成色鉛筆芯。
  2. 【請求項2】 前記ポリメタロキサンが、珪素、アルミ
    ニウム及びジルコニウムの中から選ばれる少なくとも1
    種の元素を含むことを特徴とする請求項1記載の焼成色
    鉛筆芯。
  3. 【請求項3】 少なくとも体質材と有機質の賦形材を含
    む配合組成物を混練、押出成形、非酸化性雰囲気で焼成
    することにより、該有機質の賦形材が炭素化された炭素
    化物をバインダーとする第1焼成芯体を形成し、該第1
    焼成芯体を酸化雰囲気中で加熱して炭素のバインダーを
    酸化除去させた少なくとも体質材からなる第2焼成芯体
    を形成し、該第2焼成芯体の気孔内に、アルカノールア
    ミン化合物、β−ジケトン化合物、グリコール化合物及
    びポリビニルピロリドンの中から選ばれる少なくとも1
    種の有機化合物を含むポリメタロキサン含有液を含浸
    し、酸化雰囲気中及び/又は非酸化性雰囲気中で焼成し
    た金属酸化物と体質材とからなる第3焼成芯体を形成
    し、該第3焼成芯体の気孔内に、着色材を充填させてな
    ることを特徴とする焼成色鉛筆芯の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005350430A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Mitsubishi Pencil Co Ltd 化粧料及びその製造方法
WO2022054552A1 (ja) * 2020-09-11 2022-03-17 東レ株式会社 ポリメタロキサン含有組成物、硬化体、部材、電子部品および繊維

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