JP2003119115A - 染毛剤組成物 - Google Patents

染毛剤組成物

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JP2003119115A
JP2003119115A JP2001316475A JP2001316475A JP2003119115A JP 2003119115 A JP2003119115 A JP 2003119115A JP 2001316475 A JP2001316475 A JP 2001316475A JP 2001316475 A JP2001316475 A JP 2001316475A JP 2003119115 A JP2003119115 A JP 2003119115A
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hair dye
acid
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JP2001316475A
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Kenzo Koike
謙造 小池
Hiroko Okabe
寛子 岡部
Shintaro Totoki
信太郎 十時
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)2,5-ジアミノトルエン(TDA)を酸化
する能力のある酵素、(B)酵素基質となる酸化染料中間
体:0.1重量%以上、(C)顕色剤:(B)に対する重量比と
して0.1〜1、(D)HLBが10以上の非イオン界面活性剤:
0.01〜10重量%、及び(E)水相溶性有機溶剤:8重量%
以上を含有する一剤式染毛剤組成物。 【効果】 酸化還元酵素の活性発現に優れ、毛髪の染色
性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染毛時の酸化還元
酵素の活性発現に優れ、染色性に優れた染毛剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】アルカリ性物質の存在下、2〜4重量%
の過酸化水素を用いてパラフェニレンジアミン、2,5-ジ
アミノトルエン、1,3,5-トリアミノベンゼン等の酸化染
料中間体を酸化し、生成した色素によって毛髪を染色す
る染毛が行われているが、アルカリ性物質や過酸化水素
による処理は、毛髪を損傷し、染色した毛髪の感触の悪
化や、枝毛、切れ毛の原因となっている。
【0003】このような毛髪の損傷を生じない染毛方法
として、酸化還元酵素を使用した染毛方法が提案されて
いる。例えば、ラッカーゼ、ラクテートオキシダーゼ、
アルデヒドオキシダーゼ等のオキシダーゼ酵素と一次酸
化染料プレカーサーである芳香族化合物を接触させ染毛
させる方法(特開昭47-9933号公報)、酸素を受容体と
する二電子還元型オキシダーゼ、酸化染料プレカーサー
とは異なる当該オキシダーゼの供与体、酸化染料及びペ
ルオキシダーゼを含有する染毛料(特開平11-21215号公
報)、ラッカーゼを含有する染毛用組成物(特開平11-6
0454号公報)等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、過酸化
水素を用いた染毛剤では、過酸化水素による生成色素の
分解が避けられず、色調によっては達成不可能なものが
あった。また、酸化還元酵素を使用した染毛剤は、用い
る添加剤によっては酸化還元酵素の活性が十分には発揮
されず、毛髪の染色性が不十分な場合がある。しかし、
従来知られているラッカーゼを用いた染毛方法は、単に
酸化染料中間体を用いた染色方法を示しているに過ぎ
ず、酸化還元酵素の活性が十分に発現される条件を示し
ているものはない。
【0005】したがって本発明は、毛髪を染色する時の
酸化還元酵素の酵素活性発現性に優れ、毛髪の染色性が
良好な染毛剤組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、特定の酵素
活性を有する酵素、酸化染料中間体、顕色剤、特定の界
面活性剤及び溶剤を含有する一剤式染毛剤組成物とする
ことにより、酵素活性の発現性に優れ、良好な毛髪の染
色性が得られることを見出した。
【0007】すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(E) (A)2,5-ジアミノトルエン(TDA)を酸化する能力のある
酵素 (B)酵素基質となる酸化染料中間体: 0.1重量%以上 (C)顕色剤: (B)に対する重量比として0.1〜1 (D)HLBが10以上の非イオン界面活性剤: 0.1重量%以
上 (E)水相溶性有機溶剤: 8重量%以上 を含有する一剤式染毛剤組成物を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】成分(A)であるTDAを酸化する能力
のある酵素は、毛髪染色する酸化染料中間体を効果的に
酸化重合し、毛髪の染色の増加をもたらすものである。
具体的には、ラッカーゼ、チロシナーゼ、パーオキシダ
ーゼ等の酸化還元酵素が挙げられる。これらのうち、酸
素を電子受容体とし、過酸化水素を発生しない4電子酸
化酵素であるラッカーゼ、チロシナーゼ等が好ましく、
特にラッカーゼが好ましい。
【0009】ラッカーゼのなかでも、微生物(細菌、
黴、酵母、菌類等)由来のラッカーゼが、その酵素特性
〔基質に対する親和性(いわゆるKm値)や反応速度〕、
生産性、経済性等から好ましい。具体的な例としては、
Biochim. Biophys. Acta, 205巻、35-47頁、あるいは同
誌、1292巻、303-311頁に記載されているようなラッカ
ーゼが挙げられる。このようなラッカーゼは、例えばポ
リポラス ピンシタス(Polyporus pinsitus)、リゾク
トニア ソラニ(Rhizoctonia solani)、ミセリオフソ
ラ サーモヒラ(Myceliophthora thermophila)、シタ
リディウム サーモヒラム(Scytalidium thermophilu
m)等の微生物から産生される。これらは、粗酵素のま
まで用いても、あるいは精製して用いてもよく、更に
は、遺伝子工学的手法による生産物であってもよい。
【0010】成分(A)の酵素は、一定以上の酵素活性を
有するものであることが好ましい。酵素活性の測定方法
としては、例えば以下の方法が挙げられる。
【0011】〔酵素活性測定方法〕1mM TDA、1mMレゾ
ルシン、25mMリン酸-ナトリウム緩衝液(pH7)、及び
適当量の酵素を含む反応液を3mL調製し、1cm厚セルを
用いて色素の生成反応における吸光度(506nm)の増加
を分光光度計で1〜30分間(好ましくは5分間)、25℃
で測定する。酵素活性(U)は、5分間の506nmにおけ
る吸光度変化(Abs)から次式により算出する。
【0012】 酵素活性(U)=(Abs×3/0.915)/5
【0013】なお、測定に際しては、ラッカーゼ以外の
酸化還元酵素では、該酵素の適当な基質を添加する。例
えばパーオキシダーゼでは過酸化水素を0.1重量%添加
する。
【0014】成分(A)の酵素としては、上記測定方法に
よって定義される酵素活性が、純酵素蛋白1mgあたり、
0.1U以上である酵素が好ましく、更には0.3U以上、特
に1U以上である酵素が好ましい。
【0015】成分(A)の酵素は、2種以上を併用しても
よく、また本発明の染毛剤組成物中の含有量は、上記定
義による酵素量で、0.01〜10U/gが好ましい。更には、
酵素の効果及び経済性から、0.1〜8U/g、特に0.4〜6U
/gが好ましい。
【0016】成分(B)である酸化染料中間体(プレカー
サー)としては、ラッカーゼが作用するものはすべて利
用できるが、好ましいものとして、TDAのほか、酸化染
料中間体として通常用いられているフェニレンジアミン
類、アミノフェノール類、ジアミノピリジン類、トリア
ミノピリジン誘導体、ジアミノピリミジン類、トリアミ
ノピリミジン誘導体、ビスフェニルアルキレンジアミン
類等及びそれらの塩類の1種以上が挙げられる。塩類と
しては塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等が挙げられる。これら
の中でも、パラフェニレンジアミン、N,N-ビス(2-ヒド
ロキシエチル)-パラフェニレンジアミン、N-フェニル-
パラフェニレンジアミン、4,4-ジアミノジフェニルアミ
ン、2-クロロパラフェニレンジアミン、N,N-ジメチルパ
ラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、オルト
アミノフェノール、2,5,6-トリアミノ4-ピリミジノー
ル、2,6-ジクロロパラフェニレンジアミン、パラアミノ
フェニルスルファミン酸及びそれらの塩類が好ましい。
また、このほか、フェノール誘導体(クレゾール、チモ
ール等)、カテコール誘導体(カテコール、グアイヤコ
ール、ヴァニリン、カフェイン酸等)、インドリン誘導
体(5,6-ジヒドロキシインドリン、5,6-ジヒドロキシイ
ンドリン-2-カルボン酸等)、インドール誘導体(5,6-
ジヒドロキシインドール、5,6-ジヒドロキシインドール
-2-カルボン酸等)、ハイドロキノン誘導体、レゾルシ
ン誘導体、トリフェノール誘導体(ピロガロール及びそ
のエステル等)、ナフタレン誘導体(ナフタレンジオー
ル等)において、成分(A)の酵素が作用する化合物であ
れば使用できる。これは、前記酵素活性測定方法におい
てTDAの代わりに該化合物を用いることにより確認でき
る。
【0017】成分(B)の酸化染料中間体は、2種以上を
併用してもよく、また本発明の染毛剤組成物中の含有量
は、0.1重量%以上であり、好ましくは、通常の所望時
間内での毛髪染色性能の点から、0.1〜2重量%、特に
0.1〜1.5重量%である。
【0018】成分(C)である顕色物質(カプラー)の特
に好ましい例としては、ジフェノール化合物が挙げら
れ、特にフェノールのメタ位にOHを有する化合物、すな
わち、レゾルシン、メチルレゾルシン等のレゾルシン誘
導体が好ましい。これらは、TDA、フェニレンジアミン
等の酸化染料中間体とともに、東洋系人種(例えば日本
人)の白髪あるいはブリーチ毛に適用すると、茶色〜ダ
ークブロンド系の好適な色となる。また、欧米人のライ
トブロンド毛に適用すると、髪色のニュアンスを変化さ
せたり、茶色〜ダークブロンド系の好適な色とすること
ができる。上記以外の顕色物質としては、ピロガロー
ル、m-アミノフェノール、m-フェニレンジアミン、o-ア
ミノフェノール、2,4-ジアミノフェノール、1,2,4-ベン
ゼントリオール、トルエン-3,4-ジアミン、トルエン-2,
4-ジアミン、ハイドロキノン、α-ナフトール、2,6-ジ
アミノピリジン、3,3-イミノジフェノール、1,5-ジヒド
ロキシナフタレン、5-アミノ-o-クレゾール、ジフェニ
ルアミン、p-メチルアミノフェノール、フロログルシ
ン、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、没食子酸、タ
ンニン酸、没食子酸エチル、没食子酸メチル、没食子酸
プロピル、五倍子、1-メトキシ-2-アミノ-4-(2-ヒドロ
キシエチル)アミノベンゼン、5-(2-ヒドロキシエチル
アミノ)-2-メチルフェノール、それらの塩等が挙げられ
る。その他、「医薬部外品原料規格」(1991年6月発
行,薬事日報社)に収載されたものも適宜用いることが
できる。
【0019】成分(C)の顕色物質は、2種以上を併用し
てもよく、また本発明の染毛剤組成物中の含有量は、酵
素の作用する酸化染料中間体に対して重量比で0.1〜1
であり、好ましくは0.2〜1である。
【0020】成分(D)であるHLBが10以上の非イオン界面
活性剤としては、ポリオキシエチレン(以下、POEと略
す)型非イオン界面活性剤が挙げられる。なお、ここで
のHLBは、グリフィンのHLB計算値をいう。このような非
イオン界面活性剤としては、それぞれPOE鎖を有する、
炭素数12〜25の直鎖型及び分岐型のアルキルあるいはア
ルケニルエーテル、アルキルフェニルエーテル、脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリコール脂肪
酸エステル、硬化ヒマシ油等が挙げられる。これらの中
で、HLB12以上の非イオン界面活性剤を用いると染毛効
果の点でさらに好ましい。具体的には、POE(9〜50)ア
ルキル(C12〜C18)エーテル(HLB;13〜18)、POE(2
0)脂肪酸(C12〜C18)ソルビタン(HLB;14〜17)、PO
E(9〜84)アルキルフェニルエーテル(HLB;12〜1
9)、POE(40〜80)硬化ヒマシ油(HLB;12〜15)が、
入手の容易さから好ましい。なかでも、POE(9)ラウリル
エーテル、POEソルビタンモノステアリン酸ソルビタ
ン、POEソルビタンモノオレイン酸ソルビタンが、効果
(染毛性能)の点で特に好ましい。
【0021】成分(D)の非イオン界面活性剤は、2種以
上を併用してもよく、また、また本発明の染毛剤組成物
中の含有量は、0.01〜10重量%であり、経済性、染毛性
の点から、特に0.1〜5重量%が好ましい。0.01重量%
に満たないと、十分な効果(染毛力)が得られない一
方、10重量%を超えると、かえって染毛力が劣る場合が
ある。
【0022】成分(E)の水相溶性有機溶剤としては、1
価又は2価以上のアルコール類であって、水に1重量%
以上可溶なものが好ましい。例えば、炭素数1〜20の1
価アルコール、炭素数1〜20の2価アルコール、ペンタ
エリスリトール、糖アルコール、ポリアルキレングリコ
ールが挙げられる。1価アルコールとしては、エチルア
ルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル等が例示され、2価アルコールとしては、プロピレン
グリコール、1,2-ブチレングリコール、1,3-ブチレング
リコール等が例示される。糖アルコールとしては、グリ
セリン、キシリット、マンニット、ガラクチット、ソル
ビット等が例示される。ポリアルキレングリコールとし
ては分子量200〜60,000のポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコールが例示される。分子量2,000以
下のポリグリセリンも含まれる。これらのアルコール類
のうち、エタノール、ソルビトール、1,3-ブチレングリ
コール、ポリエチレングリコール(分子量200〜600)
が、流動性、発熱性の点で好ましく、特にエタノール、
1,3-ブチレングリコールが効果の点で好ましい。
【0023】成分(E)の水相溶性有機溶剤は、2種以上
を併用してもよく、また本発明の染毛剤組成物中の含有
量は、8重量%以上であり、染毛性能の効果及び経済性
の面から、10〜40重量%、特10〜30重量%が好ましい。
【0024】本発明の染毛剤組成物は、通常の酸化剤と
酸化染料を別々の容器に入れて用事混合する二剤式とは
異なり、すべてを混合し、空気を遮断した容器に保存す
る一剤式であるため、混合の手間がいらず極めて簡便で
あるという特徴を有する。本発明の染毛剤組成物は、常
法に従って調製でき、その剤型は液状〜ジェル状であ
る。また、この染毛剤組成物を充填原液とし、通常化粧
料に用いられる噴射剤と共にエアゾール缶に充填し、一
剤式のエアゾール状の染毛剤とすることもできる。
【0025】本発明においては、上記必須成分のほか、
通常染毛剤に用いられる直接染料、粘度調整剤、成分
(D)以外の界面活性剤、pH調整剤、酸化防止剤、防腐
剤、香料等を配合することができる。
【0026】本発明の染毛剤組成物は、更に直接染料を
配合することにより、種々の色調を得ることができる。
直接染料としては、タール系色素、天然色素等の公知の
ものが使用でき、2種以上を併用してもよい。その中で
も、ニトロ系染料、アゾ染料、ニトロソ染料、トリフェ
ニルメタン染料、キサンテン染料、キノリン染料、アン
トラキノン染料又はインジゴ染料が挙げられる。これら
の含有量は、通常0.01〜10重量%である。具体例として
は、ニトロ-p-フェニレンジアミン、p-ニトロ-o-フェニ
レンジアミン、p-ニトロ-m-フェニレンジアミン、2-ア
ミノ-4-ニトロフェノール、2-アミノ-5-ニトロフェノー
ル、ピクラミン酸、N1,N4,N4-トリス(2-ヒドロキシエチ
ル)-2-ニトロパラフェニレンジアミン(HC Blue#2)、4
-[(2-ニトロフェニル)アミノ]フェノール(HC Orange#
1)、N1-(2-ヒドロキシエチル)-2-ニトロパラフェニレ
ンジアミン(HC Red#3)、2,2-[(4-アミノ-3-ニトロフ
ェニル)イミノ]ビスエタノール(HC Red#13)、N-(2-ヒ
ドロキシエチル)-2-ニトロアニリン(HC Yellow#2)、2-
[[2-(2-ヒドロキシエトキシ)-4-ニトロフェニル]アミ
ノ]エタノール(HC Yellow#4)、N1-(2-ヒドロキシエチ
ル)-4-ニトロオルトフェニレンジアミン(HC Yellow#
5)、それらの塩、及び「医薬品等で使用できるタール
色素を定める省令」(昭和41年告示、厚生省)により定
められた酸性染料のうち、赤色2号、赤色3号、赤色10
2号、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤
色201号、赤色227号、赤色230号の(1)、赤色230号の
(2)、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、
赤色503号、赤色504号、赤色506号、黄色4号、黄色5
号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄
色402号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄色407号、橙
色205号、橙色207号、橙色402号、緑色3号、緑色204
号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、褐色201号、紫
色401号、青色1号、青色2号、青色202号、青色203
号、青色205号、黒色401号等が挙げられる。
【0027】粘度調整剤としては、カラギーナン、メチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
スエチルエーテル、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム、第4級窒素含有セルロースエーテル、キサンタン
ガム、ヒドロキシプロピルキサンタンガムなどの天然高
分子及びその誘導体類、カルボキシビニルポリマー、ア
クリル酸メタクリル酸アルキル共重合体等の合成高分子
類を使用することができる。
【0028】粘度については特に限定されないが、エア
ゾール形態では、100〜20000mPa・s(室温)、ジェル状
形態では、1000〜100000mPa・s(室温)が使用性能(液
ダレ防止、染色性能)の点から好ましい。
【0029】界面活性剤としては、成分(D)以外の非イ
オン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活
性剤、両性界面活性剤、高級脂肪酸を使用することがで
きる。
【0030】成分(D)以外の非イオン界面活性剤(HLBが
10未満)としては、POEノニルフェニルエーテル、POEオ
クチルフェニルエーテル、モノラウリン酸POEソルビタ
ン、モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸P
OEソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、トリ
オレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEグリセ
リン、モノイソステアリン酸POEグリセリン、モノオレ
イン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸POEグリセリ
ン、テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリ
ン酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビット、PO
Eソルビットミツロウ、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ
油、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステ
アリン酸ポリエチレングリコール、モノイソステアリン
酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレ
ングリコール、モノオレイン酸グリセリン、モノイソス
テアリン酸グリセリン、モノオレイン酸ソルビタン、セ
スキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタ
ン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノステアリン
酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウ
リン酸ソルビタン、POEラノリン、POEソルビトールラノ
リン、水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、
ラウリン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエタノー
ルアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、POEオレ
イン酸アミド、POEステアリン酸アミド、ショ糖オレイ
ン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖パル
ミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ
糖グリセリド脂肪酸エステル、オレイルジメチルアミン
オキシド、ジメチルラウリルアミンオキシド、アルキル
(8〜16)グルコシド等が挙げられる。
【0031】アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫
酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラ
ウリル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリウム、ステ
アリル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸ナト
リウム、POEラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミ
ン、POEラウリルエーテル硫酸アンモニウム、POEアルキ
ルエーテル硫酸ナトリウム、POEアルキルエーテル硫酸
トリエタノールアミン、POEアルキルエーテル硫酸ジエ
タノールアミン、POEアルキルエーテル硫酸アンモニウ
ム、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸ナトリウム、高級
脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、硫酸化油
硫酸化ヒマシ油、POEラウリルエーテルリン酸、POEオレ
イルエーテルリン酸、POEセチルエーテルリン酸、POEス
テアリルエーテルリン酸、POEアルキルエーテルリン
酸、POEアルキルフェニルエーテルリン酸及びそれらの
塩(ナトリウム塩、トリエタノールアミン塩等)、α-
オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルのスルホ
ン酸塩、高級脂肪酸アミドのスルホン酸塩、ヤシ油脂肪
酸メチルタウリンナトリウム、ラウロイルロチルタウリ
ンナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノ
ールアミン、スルホコハク酸ナトリウム、スルホコハク
酸ラウリル二ナトリウム、POEスルホコハク酸二ナトリ
ウム、POEスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スル
ホコハク酸POEラウロイルエタノールアミドエステル二
ナトリウム、ウンデシレノイルアミドエチルスルホコハ
ク酸二ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウムな
どのN−アシルサルコシン塩、N-ラウロイル-L-グルタ
ミン酸ナトリウム、N-ステアロイル-L-グルタミン酸二
ナトリウム、N-ミリストイル-L-グルタミン酸ナトリウ
ムなどN-アシルグルタミン酸塩、オレイン酸、ステアリ
ン酸、ラウリン酸及びパルミチン酸などのナトリウム
塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩あるいはアン
モニウム塩等が挙げられる。
【0032】カチオン界面活性剤としては、例えば、塩
化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリ
メチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウ
ム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチル
アンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、
塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジ
メチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモ
ニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ミ
リスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン
脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エ
チル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリエチルアンモ
ニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルジエチ
ルメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミ
ノエチルトリメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン
脂肪酸アミノプロピルトリエチルアンモニウム、メチル
硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアンモニウ
ム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジ
メチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(14〜
20)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチ
ル硫酸イソアルカン酸(18〜22)アミノプロピルエチル
ジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソステアリン酸ア
ミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸
イソノナン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウ
ム及びアルキルトリメチルアンモニウムサッカリンなど
が挙げられる。
【0033】両性界面活性剤としては、グリシン型両性
界面活性剤、アミノプロピオン酸型両性界面活性剤、ア
ミノ酢酸型界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性
剤等が挙げられる。具体例としては、2-アルキル-N-カ
ルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウム
ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウン
デシノイルカルボキシメトキシエチルカルボキシメチル
イミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシルヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウ
ンデシル-N-ヒドロキシエチル-N-カルボキシメチルイミ
ダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチルグ
リシン液、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、ス
テアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメ
チルベタインナトリウム液、ビス(ステアリル-N-ヒドロ
キシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯体、ヤシ油アル
キル-N-カルボキシエチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾ
リニウムベタインナトリウム、ヤシ油アルキル-N-カル
ボキシエトキシエチル-N-カルボキシエチルイミダゾリ
ニウムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル-N-
カルボキシメトキシエチル-N-カルボキシエチルイミダ
ゾリニウムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル
-N-カルボキシメトキシエチル-N-カルボキシエチルイミ
ダゾリニウムジナトリウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキ
ルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤ
シ油脂肪酸-N-カルボキシメトキシエチル-N-カルボキシ
エチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ラウリル
アミノプロピオン酸トリエタノールアミン、β-ラウリ
ルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルN-カルボキ
シメトキシエチル-N-カルボキシメチルイミダゾリニウ
ムジナトリウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジア
ミノエチルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロ
ピルベタイン液等が挙げられる。
【0034】高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イ
ソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン
酸、ウンデシレン酸、アラキン酸、アラキドン酸、リノ
ール酸、リシノール酸、ラノリン脂肪酸ならびにその塩
等が挙げられる。
【0035】本発明の染毛剤組成物のpHは、TDAを酸化
する能力のある酵素が酵素活性を発揮できるpH4〜9、
特に5〜8の範囲が好ましい。このpH調整は、一般に化
粧料において使用されている、例えば水酸化ナトリウ
ム、モノエタノールアミン等のアルカリ剤、リン酸、乳
酸等の酸を用いて行われる。
【0036】酸化防止剤としては、化粧品原料基準ある
いは化粧品配合成分規格に記載されており、一般に化粧
料において使用されている酸化防止剤が添加できる。TD
Aを酸化する能力のある酵素が酵素活性を著しく損なわ
ない範囲で本発明の染毛剤組成物のpHは、酵素活性を発
揮できるものが好ましい。好ましくは、特にこの酸化防
止剤としては、例えばアスコルビン酸、N-アセチルシス
テイン、チオグリコール酸、亜硫酸ナトリウム等が挙げ
られる。
【0037】本発明の染毛剤組成物中には、上記成分の
ほかに、通常化粧品分野で用いられる他の任意成分を、
目的に応じ適宜加えることができる。このような任意成
分としては、コラーゲン、ケラチン、エラスチン、フィ
ブロイン、コンキオリン、大豆蛋白、カゼイン、ゼラチ
ン等の蛋白質を酸、アルカリ、酵素等により加水分解し
た加水分解物、及びこれらを4級化したカチオン変性蛋
白質等のポリペプタイド;ピロリドンカルボン酸ナトリ
ウム、ヒアルロン酸、尿素等の保湿剤;ヒマシ油、カカ
オ脂、ミンク油、アボガド油、ホホバ油、マカデミアナ
ッツ油、オリーブ油等の油脂類;ミツロウ、鯨ロウ、ラ
ノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ
類;ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、
乳酸セチル、オレイン酸オレイル、2-エチルヘキサン酸
ヘキサデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル等の脂肪
酸エステル;ポリエーテル変性シリコーン、アルキル変
性シリコーン等のシリコーン誘導体;ベンジルアルコー
ル、フェネチルアルコール、ベンジルオキシエタノー
ル、N-メチルピロリドン、N-エチルピロリドン、エチレ
ンカーボネート、ポロピレンカーボネート等の染色助
剤;流動パラフィン、固形パラフィン、イソパラフィ
ン、スクワラン等の炭化水素類;パラベン等の防腐剤;
エデト酸二ナトリウム等のキレート剤;フェナセチン、
8-オキシキノリン等の安定化剤;その他、植物抽出物、
生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔料、紫外線吸
収剤等が挙げられる。
【0038】本発明の染毛剤組成物において、優れた染
色性が発揮される理由は明確ではないが、酵素活性の維
持あるいは活性化、酵素により生成された色素の毛髪へ
の浸透、色素の毛髪への吸着等が相互に作用し、染色性
が向上するものと思われる。
【0039】
【実施例】実施例1染毛剤の調製: 水を基材として、75mM TDA、75mMレゾル
シン、25mMリン酸-ナトリウム緩衝液(pH7)、0.5重量
%ポリオキシエチレン(9)ドデシルエーテル(HLB値1
3)、0.1重量%キサンタンガム、10重量%エタノール及
び250Uのラッカーゼ(ミセリオフソラ サーモヒラ由
来)を含有する染毛剤組成物50gを調製した。この染毛
剤組成物50gと噴射剤(LPG)2.5gからなるエアゾール
を調製した。
【0040】毛髪の染色試験:上記エアゾール染毛剤組
成物1gを、予備洗浄した長さ10cmのヒト白髪束(約1
g)に塗布し、30℃、30分間保温した後、40℃、30秒間
水洗、市販シャンプーで15秒洗浄、40℃、30秒間水洗、
次いで市販プレーンタイプリンスで15秒間リンスを行
い、ドライヤーで温風乾燥した。
【0041】染毛結果:乾燥後の毛束は淡い茶色を示し
た。
【0042】実施例2 レゾルシンに代えてメチルレゾルシンを使用した以外は
実施例1と同様に染色性能を評価した。
【0043】染毛結果:染毛した毛束は淡い栗色を示し
た。
【0044】実施例3 表1に示す処方の染毛剤組成物を用いて、実施例1と同
様に染色を行い、以下の方法により染色性(ΔE)を評
価した。ただし、本評価では白色ヤギ毛を用いた。染
色、乾燥したヤギ毛のL、a、b値を、色差計(ミノル
タ社製,色彩色差計CR200)を用いて測定し、染毛前の
L、a、b値との差の平均値、ΔL、Δa、Δbを用い
て色差ΔEを算出した。評価の結果を表2に示した。こ
の結果より、HLB値が10以上の非イオン界面活性剤の添
加により染毛性能が向上することがわかる。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】実施例4 表3に示す処方の染毛剤組成物を用いて、実施例1と同
様に染色を行い、実施例3と同様に染色性(ΔE)を評
価し、また以下の基準に従って色むらの有無を評価し
た。ただし、本評価では白色ヤギ毛を用いた。 (色むらの有無) △:やや染まりむらがある。 ○:ほとんど染まりむらがない。 ◎:きれいに染まっている。 評価の結果を表4に示した。この結果より、水相溶性有
機溶剤、特にアルコール類の添加により、染毛性が向上
すること及び染まりむらを防止できることがわかる。
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】
【発明の効果】本発明の染毛剤組成物は、酸化還元酵素
の活性発現に優れ、毛髪の染色性に優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 十時 信太郎 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 4C083 AB282 AB352 AC101 AC102 AC122 AC182 AC442 AC471 AC472 AC531 AC551 AC552 AC851 AD352 AD471 AD472 BB04 BB21 CC36 EE26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)〜(E) (A)2,5-ジアミノトルエン(TDA)を酸化する能力のある
    酵素 (B)酵素基質となる酸化染料中間体: 0.1重量%以上 (C)顕色剤: (B)に対する重量比として0.1〜1 (D)HLBが10以上の非イオン界面活性剤: 0.01〜10重量
    % (E)水相溶性有機溶剤: 8重量%以上 を含有する一剤式染毛剤組成物。
  2. 【請求項2】 成分(A)の酵素が、4電子酸化酵素であ
    り、TDAを酸化する活性として組成物1g当り0.01〜10
    U含有するものである請求項1の染毛剤組成物。
  3. 【請求項3】 成分(B)の酸化染料中間体が、フェニレ
    ンジアミン誘導体、アミノフェノール誘導体、ジアミノ
    ピリジン誘導体、トリアミノピリジン誘導体、ジアミノ
    ピリミジン誘導体、トリアミノピリミジン誘導体、ビス
    フェニルアルキレンジアミン誘導体及びそれらの塩類か
    ら選ばれるものである請求項1又は2記載の染毛剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 成分(C)の顕色剤が、m-ジフェノール化
    合物である請求項1〜3のいずれかに記載の染毛剤組成
    物。
  5. 【請求項5】 成分(D)のHLBが10以上の非イオン界面活
    性剤が、ポリオキシエチレン型非イオン界面活性剤であ
    る請求項1〜4のいずれかに記載の染毛剤組成物。
  6. 【請求項6】 成分(E)の水相溶性有機溶剤が1価又は
    2価以上のアルコール類である請求項1〜5のいずれか
    に記載の染毛剤組成物。
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