JP2003116329A - コンバインの油圧装置 - Google Patents
コンバインの油圧装置Info
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- JP2003116329A JP2003116329A JP2001320557A JP2001320557A JP2003116329A JP 2003116329 A JP2003116329 A JP 2003116329A JP 2001320557 A JP2001320557 A JP 2001320557A JP 2001320557 A JP2001320557 A JP 2001320557A JP 2003116329 A JP2003116329 A JP 2003116329A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】走行ギヤーケースに設けた刈取機を支持する刈
取支持台、迂回伝動ケース、及び刈取油圧バルブ等へ藁
屑の堆積の防止、この刈取油圧バルブへの油の流通部の
コスト低減、送風ファンの取付部のコスト低減を図ろう
とするものである。 【解決手段】走行ギヤーケース4の上部に設けた刈取機
を支持する刈取支持台6と、後部の一方側の外側面に設
けた迂回伝動ケース7とにより、走行ギヤーケース4に
形成される突出空間部(イ)で、走行ギヤーケース4の
伝動機構4cのギヤートレイン部から離れた位置へ刈取
油圧バルブ8を設け、又、この走行ギヤーケース4内に
は、油流通路を設ける。この走行ギヤーケー4の油と、
油圧式無段変速装置の油と、刈取油圧バルブ8の油と
は、共用使用する。更に、これら油圧式無段変速装置、
及び刈取油圧バルブ8を接続する各配管は金属製とした
構成である。
取支持台、迂回伝動ケース、及び刈取油圧バルブ等へ藁
屑の堆積の防止、この刈取油圧バルブへの油の流通部の
コスト低減、送風ファンの取付部のコスト低減を図ろう
とするものである。 【解決手段】走行ギヤーケース4の上部に設けた刈取機
を支持する刈取支持台6と、後部の一方側の外側面に設
けた迂回伝動ケース7とにより、走行ギヤーケース4に
形成される突出空間部(イ)で、走行ギヤーケース4の
伝動機構4cのギヤートレイン部から離れた位置へ刈取
油圧バルブ8を設け、又、この走行ギヤーケース4内に
は、油流通路を設ける。この走行ギヤーケー4の油と、
油圧式無段変速装置の油と、刈取油圧バルブ8の油と
は、共用使用する。更に、これら油圧式無段変速装置、
及び刈取油圧バルブ8を接続する各配管は金属製とした
構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、走行装置を回転
駆動する走行ギヤーケースの上部に設けた刈取支持台
と、後部の一方側の側面に設けた迂回伝動ケースとによ
り、走行ギヤーケースに形成される突出空間部には、刈
取機を上下移動制御する刈取油圧バルブを設けた技術で
あり、コンバインの油圧装置として利用できる。
駆動する走行ギヤーケースの上部に設けた刈取支持台
と、後部の一方側の側面に設けた迂回伝動ケースとによ
り、走行ギヤーケースに形成される突出空間部には、刈
取機を上下移動制御する刈取油圧バルブを設けた技術で
あり、コンバインの油圧装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走
行車台の下側に設けた走行装置は、走行ギヤーケース内
に設けた伝動機構により、回転駆動されて走行し、走行
ギヤーケースの一方側の横側面には、刈取機を支持する
刈取支持台を設けると共に、他方側の横側面には、伝動
機構を内装した迂回伝動ケースを設けている。刈取支持
台で支持して、走行車台の前部に位置させて設けた刈取
機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈は、この刈
取機で後方上部へ移送されて、脱穀機へ供給され、この
脱穀機で脱穀される。
行車台の下側に設けた走行装置は、走行ギヤーケース内
に設けた伝動機構により、回転駆動されて走行し、走行
ギヤーケースの一方側の横側面には、刈取機を支持する
刈取支持台を設けると共に、他方側の横側面には、伝動
機構を内装した迂回伝動ケースを設けている。刈取支持
台で支持して、走行車台の前部に位置させて設けた刈取
機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈は、この刈
取機で後方上部へ移送されて、脱穀機へ供給され、この
脱穀機で脱穀される。
【0003】この刈取り収穫作業のときに、刈取る立毛
穀稈の稈長、又は穀稈の倒伏状態、又は圃場の凹凸状
態、又は圃場の硬軟等により、刈取機を上下移動制御す
る走行ギヤーケースの一方側の横外側面の所定位置へ設
けた刈取油圧バルブを作動させるべく操作し、この刈取
油圧バルブを作動させて、刈取機を所定の高さ位置へ調
節し、この刈取機で、穀稈を刈取りする。
穀稈の稈長、又は穀稈の倒伏状態、又は圃場の凹凸状
態、又は圃場の硬軟等により、刈取機を上下移動制御す
る走行ギヤーケースの一方側の横外側面の所定位置へ設
けた刈取油圧バルブを作動させるべく操作し、この刈取
油圧バルブを作動させて、刈取機を所定の高さ位置へ調
節し、この刈取機で、穀稈を刈取りする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】走行装置を回転駆動す
る走行ギヤーケースの左右両外側面には、個別に刈取機
を支持する刈取支持台、迂回伝動ケース、及び刈取油圧
バルブ等を設けていることにより、刈取機で刈取りした
刈取り穀稈を後方上部へ移送中に、この刈取機から落下
する藁屑、及び塵埃等が、これら刈取支持台、迂回伝動
ケース、及び刈取油圧バルブ等へ堆積することがあった
り、又、刈取油圧バルブの油圧用油が流通する流通部が
コスト高であったり、更に走行ギヤーケースを冷却する
送風ファンの取付がコスト高であったが、この発明によ
り、これらの問題点を解決しようとするものである。
る走行ギヤーケースの左右両外側面には、個別に刈取機
を支持する刈取支持台、迂回伝動ケース、及び刈取油圧
バルブ等を設けていることにより、刈取機で刈取りした
刈取り穀稈を後方上部へ移送中に、この刈取機から落下
する藁屑、及び塵埃等が、これら刈取支持台、迂回伝動
ケース、及び刈取油圧バルブ等へ堆積することがあった
り、又、刈取油圧バルブの油圧用油が流通する流通部が
コスト高であったり、更に走行ギヤーケースを冷却する
送風ファンの取付がコスト高であったが、この発明によ
り、これらの問題点を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、請求項1に記載の発明においては、走行車台2の下
側の走行装置3を走行駆動する伝動機構4cを内装した
走行ギヤーケース4と、該走行ギヤーケース4の上側に
は、上方へ突出して刈取機5を支持する刈取支持台6を
設けると共に、後部の一方側の横外側面には、外側へ突
出する伝動機構7aを内装した迂回伝動ケース7等を設
けたコンバインにおいて、刈取支持台6と、迂回伝動ケ
ース7とによって、走行ギヤーケース4に形成される突
出空間部(イ)には、刈取機5を上下移動制御する刈取
油圧バルブ8を設けたことを特徴とするコンバインの油
圧装置としたものである。
は、請求項1に記載の発明においては、走行車台2の下
側の走行装置3を走行駆動する伝動機構4cを内装した
走行ギヤーケース4と、該走行ギヤーケース4の上側に
は、上方へ突出して刈取機5を支持する刈取支持台6を
設けると共に、後部の一方側の横外側面には、外側へ突
出する伝動機構7aを内装した迂回伝動ケース7等を設
けたコンバインにおいて、刈取支持台6と、迂回伝動ケ
ース7とによって、走行ギヤーケース4に形成される突
出空間部(イ)には、刈取機5を上下移動制御する刈取
油圧バルブ8を設けたことを特徴とするコンバインの油
圧装置としたものである。
【0006】コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走行
車台2の下側に設けた走行装置3は、走行ギヤーケース
4内装した伝動機構4cにより、回転駆動されて走行
し、走行ギヤーケース4の上部には、上方へ突出して刈
取機5を支持する刈取支持台6を設けると共に、一方側
の横外側面には、外側へ突出する迂回伝動ケース7を設
け、これらの刈取支持台6と、迂回伝動ケース7とによ
って、走行ギヤーケース4に形成される突出空間部
(イ)には、刈取機5を上下移動制御する刈取油圧バル
ブ8を設けている。刈取支持台6で支持して、走行車台
2の前部に位置させて設けた刈取機5で立毛穀稈は刈取
りされ、この刈取り穀稈は、この刈取機5で後方上部へ
移送されて、脱穀機へ供給され、この脱穀機で脱穀され
る。
車台2の下側に設けた走行装置3は、走行ギヤーケース
4内装した伝動機構4cにより、回転駆動されて走行
し、走行ギヤーケース4の上部には、上方へ突出して刈
取機5を支持する刈取支持台6を設けると共に、一方側
の横外側面には、外側へ突出する迂回伝動ケース7を設
け、これらの刈取支持台6と、迂回伝動ケース7とによ
って、走行ギヤーケース4に形成される突出空間部
(イ)には、刈取機5を上下移動制御する刈取油圧バル
ブ8を設けている。刈取支持台6で支持して、走行車台
2の前部に位置させて設けた刈取機5で立毛穀稈は刈取
りされ、この刈取り穀稈は、この刈取機5で後方上部へ
移送されて、脱穀機へ供給され、この脱穀機で脱穀され
る。
【0007】この刈取り収穫作業のときに、刈取る立毛
穀稈の稈長、又は穀稈の倒伏状態、又は圃場の凹凸状
態、又は圃場の硬軟等により、刈取機5を上下移動制御
する走行ギヤーケース4の一方側の横外側面の突出空間
部(イ)に設けた刈取油圧バルブ8を作動操作すると、
この刈取油圧バルブ8が作動して、刈取機5は所定高さ
位置へ調節制御されて、所定高さ位置へセットされ、こ
の刈取機5で穀稈を刈取りする。
穀稈の稈長、又は穀稈の倒伏状態、又は圃場の凹凸状
態、又は圃場の硬軟等により、刈取機5を上下移動制御
する走行ギヤーケース4の一方側の横外側面の突出空間
部(イ)に設けた刈取油圧バルブ8を作動操作すると、
この刈取油圧バルブ8が作動して、刈取機5は所定高さ
位置へ調節制御されて、所定高さ位置へセットされ、こ
の刈取機5で穀稈を刈取りする。
【0008】請求項2に記載の発明においては、前記刈
取油圧バルブ8の取付位置は、走行ギヤーケース4の伝
動機構4cのギヤートレイン部(ロ)から離れた位置の
突出空間部(イ)に設けると共に、走行ギヤーケース4
を形成する左・右ギヤーケース4a,4b内には、該左
・右ギヤーケース4a,4bを連通して、油圧用油が流
通する油流通路22を設けたことを特徴とする請求項1
に記載のコンバインの油圧装置としたものである。
取油圧バルブ8の取付位置は、走行ギヤーケース4の伝
動機構4cのギヤートレイン部(ロ)から離れた位置の
突出空間部(イ)に設けると共に、走行ギヤーケース4
を形成する左・右ギヤーケース4a,4b内には、該左
・右ギヤーケース4a,4bを連通して、油圧用油が流
通する油流通路22を設けたことを特徴とする請求項1
に記載のコンバインの油圧装置としたものである。
【0009】刈取り収穫作業のときに、刈取る立毛穀稈
の稈長、又は穀稈の倒伏状態、又は圃場の凹凸状態、又
は圃場の硬軟等により、刈取機5を上下移動制御する走
行ギヤーケース4の伝動機構4cのギヤートレイン部
(ロ)から離れた位置の突出空間部(イ)に設けた刈取
油圧バルブ8を作動操作すると、この刈取油圧バルブ8
へ走行ギヤーケース4の左・右ギヤーケース4a,4b
を連通して設けた油流通路22を経て油圧用油が刈取油
圧バルブ8へ送油され、この刈取油圧バルブ8が作動し
て、刈取機5は所定高さ位置へ調節制御されて、所定高
さ位置へセットされ、この刈取機5で穀稈を刈取りす
る。
の稈長、又は穀稈の倒伏状態、又は圃場の凹凸状態、又
は圃場の硬軟等により、刈取機5を上下移動制御する走
行ギヤーケース4の伝動機構4cのギヤートレイン部
(ロ)から離れた位置の突出空間部(イ)に設けた刈取
油圧バルブ8を作動操作すると、この刈取油圧バルブ8
へ走行ギヤーケース4の左・右ギヤーケース4a,4b
を連通して設けた油流通路22を経て油圧用油が刈取油
圧バルブ8へ送油され、この刈取油圧バルブ8が作動し
て、刈取機5は所定高さ位置へ調節制御されて、所定高
さ位置へセットされ、この刈取機5で穀稈を刈取りす
る。
【0010】請求項3に記載の発明においては、前記走
行ギヤーケース4用油と、油圧式無段変速装置23用油
と、カッタ装置等の作業機1b作動用油とを共用使用す
る構成において、走行ギヤーケース4に油圧式無段変速
装置23、刈取油圧バルブ8、左・右プッシュシリンダ
26a,26b及びラインフィルタ26c等を装着した
走行ギヤーケース4回りの油圧式無段変速装置23、刈
取油圧バルブ8等を接続する接続部材は、総て金属製の
配管27a,27b,27c,27d等で接続すると共
に、油圧式無段変速装置23の入力軸23aには、走行
ギヤーケース4及び油圧式無段変速装置23へ送風して
冷却する送風ファン28を設けたことを特徴とする請求
項1、又は請求項2に記載のコンバインの油圧装置とし
たものである。
行ギヤーケース4用油と、油圧式無段変速装置23用油
と、カッタ装置等の作業機1b作動用油とを共用使用す
る構成において、走行ギヤーケース4に油圧式無段変速
装置23、刈取油圧バルブ8、左・右プッシュシリンダ
26a,26b及びラインフィルタ26c等を装着した
走行ギヤーケース4回りの油圧式無段変速装置23、刈
取油圧バルブ8等を接続する接続部材は、総て金属製の
配管27a,27b,27c,27d等で接続すると共
に、油圧式無段変速装置23の入力軸23aには、走行
ギヤーケース4及び油圧式無段変速装置23へ送風して
冷却する送風ファン28を設けたことを特徴とする請求
項1、又は請求項2に記載のコンバインの油圧装置とし
たものである。
【0011】収穫作業中のときには、前記走行ギヤーケ
ース4用油と、油圧式無段変速装置23用油と、カッタ
装置等の作業機1b作動用油とは、共用使用して作動さ
せ、更に走行ギヤーケース4に装着した、油圧式無段変
速装置23、刈取油圧バルブ8、左・右プッシュシリン
ダ26a,26b及びラインフィルタ26c等を作動さ
せて、走行ギヤーケース4回りの油圧式無段変速装置2
3、及び刈取油圧バルブ8等を接続する接続部材は総て
金属製の配管27a,27b,27c,27d等で接続
して油圧用油を送油し、これら油圧式無段変速装置2
3、刈取油圧バルブ8、左・右プッシュシリンダ26
a,26b、及びラインフィルタ26c等を作動させて
いる。
ース4用油と、油圧式無段変速装置23用油と、カッタ
装置等の作業機1b作動用油とは、共用使用して作動さ
せ、更に走行ギヤーケース4に装着した、油圧式無段変
速装置23、刈取油圧バルブ8、左・右プッシュシリン
ダ26a,26b及びラインフィルタ26c等を作動さ
せて、走行ギヤーケース4回りの油圧式無段変速装置2
3、及び刈取油圧バルブ8等を接続する接続部材は総て
金属製の配管27a,27b,27c,27d等で接続
して油圧用油を送油し、これら油圧式無段変速装置2
3、刈取油圧バルブ8、左・右プッシュシリンダ26
a,26b、及びラインフィルタ26c等を作動させて
いる。
【0012】又、収穫作業中のときには、前記油圧式無
段変速装置23に回転自在に設けた入力軸23aには、
送風ファン28を軸支して設け、この送風ファン28か
ら発生する起風は、走行ギヤーケース4、及び油圧式無
段変速装置23へ送風して、これら走行ギヤーケース
4、及び油圧式無段変速装置23を冷却しながら収穫作
業が行われる。
段変速装置23に回転自在に設けた入力軸23aには、
送風ファン28を軸支して設け、この送風ファン28か
ら発生する起風は、走行ギヤーケース4、及び油圧式無
段変速装置23へ送風して、これら走行ギヤーケース
4、及び油圧式無段変速装置23を冷却しながら収穫作
業が行われる。
【0013】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、走行
ギヤーケース4の上側には、刈取機5を支持する刈取支
持台6を設け、又、後部の一方側の横外側面には、迂回
伝動ケース7を設け、これら刈取支持台6と、迂回伝動
ケース7とによって、走行ギヤーケース4に形成される
突出空間部(イ)には、刈取機5を上下移動制御する刈
取油圧バルブ8を設けたことにより、全体として、走行
ギヤーケース4の側面部が略垂直面となり、このため
に、藁屑、及び塵埃等の堆積を防止することができる。
ギヤーケース4の上側には、刈取機5を支持する刈取支
持台6を設け、又、後部の一方側の横外側面には、迂回
伝動ケース7を設け、これら刈取支持台6と、迂回伝動
ケース7とによって、走行ギヤーケース4に形成される
突出空間部(イ)には、刈取機5を上下移動制御する刈
取油圧バルブ8を設けたことにより、全体として、走行
ギヤーケース4の側面部が略垂直面となり、このため
に、藁屑、及び塵埃等の堆積を防止することができる。
【0014】請求項2に記載の発明においては、前記刈
取油圧バルブ8は、走行ギヤーケース4のギヤートレイ
ン部(ロ)から離れた位置に設けると共に、走行ギヤー
ケース4の左・右ギヤーケース4a,4b内には、これ
ら左・右ギヤーケース4a,4bを連通して、油圧用油
が流通する油流通路22を設けたことにより、刈取油圧
バルブ8のコスト低減を図ることができる。
取油圧バルブ8は、走行ギヤーケース4のギヤートレイ
ン部(ロ)から離れた位置に設けると共に、走行ギヤー
ケース4の左・右ギヤーケース4a,4b内には、これ
ら左・右ギヤーケース4a,4bを連通して、油圧用油
が流通する油流通路22を設けたことにより、刈取油圧
バルブ8のコスト低減を図ることができる。
【0015】請求項3に記載の発明においては、前記走
行ギヤーケース4回りの油圧式無段変速装置23、刈取
油圧バルブ8等を接続する接続部材は、総て金属製の配
管27a,27b,27c,27d等としたことによ
り、ゴムホース、及び樹脂ホースより、コンパクトに配
管することができる。又、耐久性も向上する。
行ギヤーケース4回りの油圧式無段変速装置23、刈取
油圧バルブ8等を接続する接続部材は、総て金属製の配
管27a,27b,27c,27d等としたことによ
り、ゴムホース、及び樹脂ホースより、コンパクトに配
管することができる。又、耐久性も向上する。
【0016】前記油圧式無段変速装置23の入力軸23
aに送風ファン28を設けて、この送風ファン28で走
行ギヤーケース4、油圧式無段変速装置23、及び配管
27a,27b,27c,27d等へ送風して、冷却す
ることにより、油圧システム全体を冷却することとな
り、全体としての冷却性能が向上する。又、油圧性能の
安定を図ることができる。
aに送風ファン28を設けて、この送風ファン28で走
行ギヤーケース4、油圧式無段変速装置23、及び配管
27a,27b,27c,27d等へ送風して、冷却す
ることにより、油圧システム全体を冷却することとな
り、全体としての冷却性能が向上する。又、油圧性能の
安定を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の下側に
は、走行装置3を設けると共に、前端部には、この走行
装置3を回転駆動する走行用の走行ギヤーケース4を設
け、この走行ギヤーケース4の上部には、刈取機5を支
持する刈取支持台6を設けると共に、後方の一方側の横
外側面には、迂回伝動ケース7等を設けた構成である。
これら刈取支持台6と、迂回伝動ケース7とによって、
走行ギヤーケース4に形成される突出空間部(イ)に
は、刈取機5を上下移動制御する刈取油圧バルブ8を設
けた構成である。これら走行ギヤーケース4、刈取支持
台6、迂回伝動ケース7、刈取油圧バルブ8等を主に図
示して説明する。
基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の下側に
は、走行装置3を設けると共に、前端部には、この走行
装置3を回転駆動する走行用の走行ギヤーケース4を設
け、この走行ギヤーケース4の上部には、刈取機5を支
持する刈取支持台6を設けると共に、後方の一方側の横
外側面には、迂回伝動ケース7等を設けた構成である。
これら刈取支持台6と、迂回伝動ケース7とによって、
走行ギヤーケース4に形成される突出空間部(イ)に
は、刈取機5を上下移動制御する刈取油圧バルブ8を設
けた構成である。これら走行ギヤーケース4、刈取支持
台6、迂回伝動ケース7、刈取油圧バルブ8等を主に図
示して説明する。
【0018】前記コンバイン1の走行車台2の下側に
は、図9で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行ク
ローラ3aを張設した走行装置3を配設し、走行車台2
の上側には、脱穀機9を載置した構成である。走行車台
2の前側の刈取機5で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り
穀稈は、この刈取機5で後方上部へ移送され、脱穀機9
のフィードチェン10aと、挟持杆10bとで引継ぎさ
れて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別
済み穀粒は、脱穀機9の右横側に配設した穀粒貯留タン
ク11内へ一時貯留される。
は、図9で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行ク
ローラ3aを張設した走行装置3を配設し、走行車台2
の上側には、脱穀機9を載置した構成である。走行車台
2の前側の刈取機5で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り
穀稈は、この刈取機5で後方上部へ移送され、脱穀機9
のフィードチェン10aと、挟持杆10bとで引継ぎさ
れて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別
済み穀粒は、脱穀機9の右横側に配設した穀粒貯留タン
ク11内へ一時貯留される。
【0019】前記走行車台2の前側には、図9で示す如
く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド12
a、及び分草体12bと、立毛穀稈を引起す引起装置1
3aと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置
14の掻込装置14aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃
装置13bと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀
機9のフィードチェン10aと、挟持杆10bとへ受渡
しする穀稈掻込移送装置14の根元・穂先移送装置15
a,15b等からなる刈取機5を設けている。該刈取機
5は、油圧駆動による伸縮シリンダ16により、土壌面
に対して、昇降自在に移動する構成である。
く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド12
a、及び分草体12bと、立毛穀稈を引起す引起装置1
3aと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置
14の掻込装置14aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃
装置13bと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀
機9のフィードチェン10aと、挟持杆10bとへ受渡
しする穀稈掻込移送装置14の根元・穂先移送装置15
a,15b等からなる刈取機5を設けている。該刈取機
5は、油圧駆動による伸縮シリンダ16により、土壌面
に対して、昇降自在に移動する構成である。
【0020】前記刈取機5の前方下部から後方上部へ傾
斜する支持杆17aの上端部には、左右方向の支持パイ
プ杆17bを設け、この支持パイプ杆17bを走行ギヤ
ーケース4の上側に設けた刈取支持台6で回動自在に支
持させて、伸縮シリンダ16の作動により、刈取機5は
支持パイプ杆17bを回動中心として、上下に回動する
構成である。
斜する支持杆17aの上端部には、左右方向の支持パイ
プ杆17bを設け、この支持パイプ杆17bを走行ギヤ
ーケース4の上側に設けた刈取支持台6で回動自在に支
持させて、伸縮シリンダ16の作動により、刈取機5は
支持パイプ杆17bを回動中心として、上下に回動する
構成である。
【0021】前記脱穀機9側の前部には、図9で示す如
くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作
を行う操作装置18aと、これらの操作を行う作業者が
搭乗する操縦席18bとを設け、この操縦席18bの下
側で、走行車台2の上側面には、エンジン19を載置す
ると共に、後方部には、穀粒貯留タンク11を配設す
る。これら走行装置3と、刈取機5と、脱穀機9と、エ
ンジン19等により、コンバイン1の機体1aを形成し
た構成である。
くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作
を行う操作装置18aと、これらの操作を行う作業者が
搭乗する操縦席18bとを設け、この操縦席18bの下
側で、走行車台2の上側面には、エンジン19を載置す
ると共に、後方部には、穀粒貯留タンク11を配設す
る。これら走行装置3と、刈取機5と、脱穀機9と、エ
ンジン19等により、コンバイン1の機体1aを形成し
た構成である。
【0022】前記刈取機5の穀稈掻込移送装置14によ
って形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送さ
れる穀稈に接触作用することにより、脱穀機9へ穀稈の
供給の有無を検出する穀稈センサ5aを設けた構成であ
る。前記走行車台2の前端部に装架した走行用の走行ギ
ヤーケース4は、図1〜図7で示す如く、左・右ギヤー
ケース4a,4bで形成した構成であり、この左・右ギ
ヤーケース4a,4bには、伝動機構4cを内装した構
成であり、この伝動機構4cの伝動経路中には、その出
力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ
方式の車速センサ4dを設けた構成である。
って形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送さ
れる穀稈に接触作用することにより、脱穀機9へ穀稈の
供給の有無を検出する穀稈センサ5aを設けた構成であ
る。前記走行車台2の前端部に装架した走行用の走行ギ
ヤーケース4は、図1〜図7で示す如く、左・右ギヤー
ケース4a,4bで形成した構成であり、この左・右ギ
ヤーケース4a,4bには、伝動機構4cを内装した構
成であり、この伝動機構4cの伝動経路中には、その出
力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ
方式の車速センサ4dを設けた構成である。
【0023】前記左・右ギヤーケース4a,4b内の伝
動機構4cは、図1、及び図2で示す如く上部より、順
次入力軸20aと、変速軸20bと、サイドクラッチ軸
20cと、回転自在に軸支して設けると共に、シフタ軸
20dには、シフタ20eを軸支して設け、最下端部に
は、左・右ギヤーケース4a,4bから左右両側へ突出
する左・右走行車軸21a,21bを軸支して設け、こ
の左・右走行車軸21a,21bの軸端部には、各走行
スプロケット21cを軸支して設け、この各走行スプロ
ケット21cと、後側の各後スプロケット21dとに
は、各走行クローラ3aを張設し、この各走行クローラ
3aが回転駆動して、コンバイン1が走行する構成であ
る。
動機構4cは、図1、及び図2で示す如く上部より、順
次入力軸20aと、変速軸20bと、サイドクラッチ軸
20cと、回転自在に軸支して設けると共に、シフタ軸
20dには、シフタ20eを軸支して設け、最下端部に
は、左・右ギヤーケース4a,4bから左右両側へ突出
する左・右走行車軸21a,21bを軸支して設け、こ
の左・右走行車軸21a,21bの軸端部には、各走行
スプロケット21cを軸支して設け、この各走行スプロ
ケット21cと、後側の各後スプロケット21dとに
は、各走行クローラ3aを張設し、この各走行クローラ
3aが回転駆動して、コンバイン1が走行する構成であ
る。
【0024】前記走行ギヤーケース4の上側には、図
1、及び図2で示す如く上方へ突出する刈取支持台6を
ボルト、及びナット等により、装着して設けた構成であ
る。この刈取支持台6の上部は、U字形状6aに形成し
て、このU字形状6a部には、刈取機5へ後方上部へ傾
斜させて設けた支持杆17aの支持パイプ杆17bを挿
入して、回動自在に軸支した構成である。
1、及び図2で示す如く上方へ突出する刈取支持台6を
ボルト、及びナット等により、装着して設けた構成であ
る。この刈取支持台6の上部は、U字形状6aに形成し
て、このU字形状6a部には、刈取機5へ後方上部へ傾
斜させて設けた支持杆17aの支持パイプ杆17bを挿
入して、回動自在に軸支した構成である。
【0025】前記走行ギヤーケース4の一方側である左
ギヤーケース4aの後方部の横外側面には、図1、及び
図2で示す如く伝動機構7aを内装した迂回伝動ケース
7を外側へ突出させて設けた構成である。前記走行ギヤ
ーケース4の上側に上方へ突出して設けた刈取支持台6
と、後部の左側の横外側面に外側へ突出する迂回伝動ケ
ース7とによって、走行ギヤーケース4の左ギヤーケー
ス4aの外側面に形成される突出空間部(イ)で、ギヤ
ートレイン部(ロ)から離れた位置に設けた刈取油圧バ
ルブ8により、刈取機3を上下移動制御する伸縮シリン
ダ16を制御して、刈取機5の上下移動の制御と、後述
する油圧式無段変速装置23を制御し、この油圧式無段
変速装置23から迂回伝動ケース7内の伝動機構7aを
介して、変速した回転動力に制御し、走行ギヤーケース
4の伝動機構4cへの入力制御と、走行ギヤーケース4
内の左・右ブレーキ24a,24bの制御等を行う構成
である。
ギヤーケース4aの後方部の横外側面には、図1、及び
図2で示す如く伝動機構7aを内装した迂回伝動ケース
7を外側へ突出させて設けた構成である。前記走行ギヤ
ーケース4の上側に上方へ突出して設けた刈取支持台6
と、後部の左側の横外側面に外側へ突出する迂回伝動ケ
ース7とによって、走行ギヤーケース4の左ギヤーケー
ス4aの外側面に形成される突出空間部(イ)で、ギヤ
ートレイン部(ロ)から離れた位置に設けた刈取油圧バ
ルブ8により、刈取機3を上下移動制御する伸縮シリン
ダ16を制御して、刈取機5の上下移動の制御と、後述
する油圧式無段変速装置23を制御し、この油圧式無段
変速装置23から迂回伝動ケース7内の伝動機構7aを
介して、変速した回転動力に制御し、走行ギヤーケース
4の伝動機構4cへの入力制御と、走行ギヤーケース4
内の左・右ブレーキ24a,24bの制御等を行う構成
である。
【0026】前記走行ギヤーケース4の上側に設けた刈
取支持台6と、後部の横外側面に設けた迂回伝動ケース
7とにより、この走行ギヤーケース4の左側面に形成さ
れた突出空間部(イ)には、刈取機5を上下移動制御す
る刈取油圧バルブ8を設けたことにより、走行ギヤーケ
ース4に装着されたこれら各部品を含めて全体として、
この走行ギヤーケース4の左側の側面部が略垂直面とな
り、このために、藁屑、及び塵埃等の堆積を防止するこ
とができる。
取支持台6と、後部の横外側面に設けた迂回伝動ケース
7とにより、この走行ギヤーケース4の左側面に形成さ
れた突出空間部(イ)には、刈取機5を上下移動制御す
る刈取油圧バルブ8を設けたことにより、走行ギヤーケ
ース4に装着されたこれら各部品を含めて全体として、
この走行ギヤーケース4の左側の側面部が略垂直面とな
り、このために、藁屑、及び塵埃等の堆積を防止するこ
とができる。
【0027】前記走行ギヤーケース4を形成する左・右
ギヤーケース4a,4bには、図1で示す如くこの左ギ
ヤーケース4aの外側面に設けた刈取油圧バルブ8へ油
圧用油が流通する油流通路22は、左・右ギヤーケース
4a,4bに設けた左・右流通ボス22a,22bの略
中心位置に連通させて設けた構成である。この油流通路
22の合せ部は、油もれ防止を施した構成である。
ギヤーケース4a,4bには、図1で示す如くこの左ギ
ヤーケース4aの外側面に設けた刈取油圧バルブ8へ油
圧用油が流通する油流通路22は、左・右ギヤーケース
4a,4bに設けた左・右流通ボス22a,22bの略
中心位置に連通させて設けた構成である。この油流通路
22の合せ部は、油もれ防止を施した構成である。
【0028】前記走行ギヤーケース4の左ギヤーケース
4aに設けた刈取油圧バルブ8へ油圧用油が流通する油
流通路22は、左・右ギヤーケース4a,4bに設けた
左・右流通ボス22a,22bを連通させて設けた構成
とし、又、刈取油圧バルブ8はギヤートレイン部(ロ)
から離れた位置へ設けたことにより、刈取油圧バルブ8
のコスト低減を図ることができる。又、油圧用油の配管
が容易である。
4aに設けた刈取油圧バルブ8へ油圧用油が流通する油
流通路22は、左・右ギヤーケース4a,4bに設けた
左・右流通ボス22a,22bを連通させて設けた構成
とし、又、刈取油圧バルブ8はギヤートレイン部(ロ)
から離れた位置へ設けたことにより、刈取油圧バルブ8
のコスト低減を図ることができる。又、油圧用油の配管
が容易である。
【0029】前記走行ギヤーケース4の左ギヤーケース
4aに設けた刈取油圧バルブ8は、図3で示す如く走行
ギヤーケース4の油を油圧用油として、この走行ギヤー
ケース4の下部より、吸入する構成である。前記走行ギ
ヤーケース4内の油と、油圧式無段変速装置23の油
と、排藁を切断するカッタ装置25等の作業機1bの作
動用の油等とは、この走行ギヤーケース4内の油を共用
使用する構成である。又、この走行ギヤーケース4に
は、図4〜図7で示す如く油圧式無段変速装置23と、
刈取油圧バルブ8と、左・右プッシュシリンダ26a,
26bと、ラインフィルタ26c等を装着した構成であ
る。
4aに設けた刈取油圧バルブ8は、図3で示す如く走行
ギヤーケース4の油を油圧用油として、この走行ギヤー
ケース4の下部より、吸入する構成である。前記走行ギ
ヤーケース4内の油と、油圧式無段変速装置23の油
と、排藁を切断するカッタ装置25等の作業機1bの作
動用の油等とは、この走行ギヤーケース4内の油を共用
使用する構成である。又、この走行ギヤーケース4に
は、図4〜図7で示す如く油圧式無段変速装置23と、
刈取油圧バルブ8と、左・右プッシュシリンダ26a,
26bと、ラインフィルタ26c等を装着した構成であ
る。
【0030】前記走行ギヤーケース4回りの、図5、及
び図6で示す如く刈取油圧バルブ8、油圧式無段変速装
置23、左・右プッシュシリンダ26a,26b、及び
ラインフィルタ26c等を接続する接続部材は、総て金
属製の配管27a,27b,27c,27dで接続した
構成である。又、この油圧式無段変速装置23に回転自
在に軸支した入力軸23aには、図4〜図6で示す如く
送風ファン28を軸支して設け、走行ギヤーケース4、
及び油圧式無段変速装置23等の温度上昇を防止すべ
く、送風ファン28から発生する起風は、これら走行ギ
ヤーケース4と、油圧式無段変速装置23等へ送風して
冷却する構成である。
び図6で示す如く刈取油圧バルブ8、油圧式無段変速装
置23、左・右プッシュシリンダ26a,26b、及び
ラインフィルタ26c等を接続する接続部材は、総て金
属製の配管27a,27b,27c,27dで接続した
構成である。又、この油圧式無段変速装置23に回転自
在に軸支した入力軸23aには、図4〜図6で示す如く
送風ファン28を軸支して設け、走行ギヤーケース4、
及び油圧式無段変速装置23等の温度上昇を防止すべ
く、送風ファン28から発生する起風は、これら走行ギ
ヤーケース4と、油圧式無段変速装置23等へ送風して
冷却する構成である。
【0031】前記刈取油圧バルブ8、油圧式無段変速装
置23、左・右プッシュシリンダ26a,26b、及び
ラインフィルタ26c等を接続する接続部材は、金属製
の配管27a,27b,27c,27dとしたことによ
り、ゴムホース、及び樹脂ホースを使用時より、コンパ
クトに配管することができる。又、耐久性も向上する。
置23、左・右プッシュシリンダ26a,26b、及び
ラインフィルタ26c等を接続する接続部材は、金属製
の配管27a,27b,27c,27dとしたことによ
り、ゴムホース、及び樹脂ホースを使用時より、コンパ
クトに配管することができる。又、耐久性も向上する。
【0032】前記油圧式無段変速装置23の入力軸23
aに設けた送風ファン28からの起風は、走行ギヤーケ
ース4、油圧式無段変速装置23、及び各配管27a,
27b,27c,27d等へ送風されて、冷却されるこ
とにより、油圧システム全体が冷却されることにより、
全体としての冷却性能が向上する。又、油圧性能の安定
を図ることができる。
aに設けた送風ファン28からの起風は、走行ギヤーケ
ース4、油圧式無段変速装置23、及び各配管27a,
27b,27c,27d等へ送風されて、冷却されるこ
とにより、油圧システム全体が冷却されることにより、
全体としての冷却性能が向上する。又、油圧性能の安定
を図ることができる。
【0033】前記油圧式無段変速装置23は、図3〜図
5で示す如く走行ギヤーケース4の上側へ装着した構成
である。この油圧式無段変速装置23は、油圧ポンプ2
9aと、油圧モータ29bとよりなる構成である。この
油圧モータ29bの出力軸30に軸支した迂回伝動ケー
ス7の伝動機構7aの出力ギヤー30aから中間軸31
の中間ギヤー31aに伝動し、下手側の入力軸20aの
入力ギヤー31bへ伝動して、走行ギヤーケース4内の
入力軸20aに変速した回転動力を伝動する構成であ
る。迂回伝動ケース7は走行ギヤー4の左ギヤーケース
4aの外側へ一体に形成し、出力ギヤー30a、中間ギ
ヤー31a、及び入力ギヤー31b等を片持状に軸支し
た構成であると共に、外側からケースカバー7bによ
り、着脱自在な構成である。又、下部には、連通口7c
を設けて、走行ギヤーケース4との間に油の循環経路を
構成している。
5で示す如く走行ギヤーケース4の上側へ装着した構成
である。この油圧式無段変速装置23は、油圧ポンプ2
9aと、油圧モータ29bとよりなる構成である。この
油圧モータ29bの出力軸30に軸支した迂回伝動ケー
ス7の伝動機構7aの出力ギヤー30aから中間軸31
の中間ギヤー31aに伝動し、下手側の入力軸20aの
入力ギヤー31bへ伝動して、走行ギヤーケース4内の
入力軸20aに変速した回転動力を伝動する構成であ
る。迂回伝動ケース7は走行ギヤー4の左ギヤーケース
4aの外側へ一体に形成し、出力ギヤー30a、中間ギ
ヤー31a、及び入力ギヤー31b等を片持状に軸支し
た構成であると共に、外側からケースカバー7bによ
り、着脱自在な構成である。又、下部には、連通口7c
を設けて、走行ギヤーケース4との間に油の循環経路を
構成している。
【0034】図3で示す如く走行ギヤーケース4を中心
とした油圧回路である。走行ギヤーケース4の下部から
油が吸いだされる配管32aを設け、この配管32aの
他端には、フィルタ32bを介して油圧ポンプ32を設
けている。この油圧ポンプ32下手側には、操縦席18
bのパワステレバー18cによって切換えられる切換弁
33を接続し、更にこの切換弁33の下流には、刈取機
5を昇降する伸縮シリンダ16と、電磁切換弁34とを
接続した構成である。
とした油圧回路である。走行ギヤーケース4の下部から
油が吸いだされる配管32aを設け、この配管32aの
他端には、フィルタ32bを介して油圧ポンプ32を設
けている。この油圧ポンプ32下手側には、操縦席18
bのパワステレバー18cによって切換えられる切換弁
33を接続し、更にこの切換弁33の下流には、刈取機
5を昇降する伸縮シリンダ16と、電磁切換弁34とを
接続した構成である。
【0035】前記切換弁33の伸縮シリンダ16からの
戻り配管27aは、ラインフィルタ26cを介して油圧
式無段変速装置23へ接続させ、この配管27aと、油
圧ポンプ32との間には、伸縮シリンダ16を作動させ
た時のリリーフ作用を実行するリリーフ弁39を設けた
構成である。
戻り配管27aは、ラインフィルタ26cを介して油圧
式無段変速装置23へ接続させ、この配管27aと、油
圧ポンプ32との間には、伸縮シリンダ16を作動させ
た時のリリーフ作用を実行するリリーフ弁39を設けた
構成である。
【0036】前記電磁切換弁34の下流側には、走行ギ
ヤーケース4内の左・右サイドクラッチ35a,35b
と、左・右ブレーキ24a,24bとを作動させる左右
両側の左・右プッシュシリンダ26a,26bとが接続
させた構成である。即ち、左・右サイドクラッチ35
a,35bを切り作動させ、その後に左・右ブレーキ2
4a,24bを入り作動させる左・右リンクアーム36
a,36bに、左・右プッシュシリンダ26a,26b
の左・右ピストンアーム37a,37bを接続させた構
成である。
ヤーケース4内の左・右サイドクラッチ35a,35b
と、左・右ブレーキ24a,24bとを作動させる左右
両側の左・右プッシュシリンダ26a,26bとが接続
させた構成である。即ち、左・右サイドクラッチ35
a,35bを切り作動させ、その後に左・右ブレーキ2
4a,24bを入り作動させる左・右リンクアーム36
a,36bに、左・右プッシュシリンダ26a,26b
の左・右ピストンアーム37a,37bを接続させた構
成である。
【0037】前記左・右プッシュシリンダ26a,26
bは、各配管38で接続して、右プッシュシリンダ26
bには、配管38aで接続し、その他端部は配管27a
と接続した構成である。更に配管38aには、リリーフ
弁39を設けた構成である。前記電磁切換弁34から戻
り配管27aは、切換弁33から戻り配管27aと接続
しているので、この配管27aと、配管27bの油圧用
油は、共に油圧式無段変速装置23内へ流れる構成であ
る。この油圧式無段変速装置23内の油圧ポンプ29a
は、エンジン19から伝動ベルト19a、油圧変速プー
リ23bから入力軸23aを経て回転駆動する構成であ
る。この入力軸23aには、油圧式無段変速装置23や
その周辺を冷却する前述した送風ファン28を設けた構
成である。
bは、各配管38で接続して、右プッシュシリンダ26
bには、配管38aで接続し、その他端部は配管27a
と接続した構成である。更に配管38aには、リリーフ
弁39を設けた構成である。前記電磁切換弁34から戻
り配管27aは、切換弁33から戻り配管27aと接続
しているので、この配管27aと、配管27bの油圧用
油は、共に油圧式無段変速装置23内へ流れる構成であ
る。この油圧式無段変速装置23内の油圧ポンプ29a
は、エンジン19から伝動ベルト19a、油圧変速プー
リ23bから入力軸23aを経て回転駆動する構成であ
る。この入力軸23aには、油圧式無段変速装置23や
その周辺を冷却する前述した送風ファン28を設けた構
成である。
【0038】前記油圧式無段変速装置23には、配管3
8bを接続し、この配管38bの他端側は迂回伝動ケー
ス7の上部に接続した構成である。この配管等38bは
配管27aから油圧式無段変速装置23内へ投入され油
圧用油を走行ギヤーケース4内へ戻すためのものであ
り、又、配管27aから油圧式無段変速装置23内へ投
入された油圧用油は、この油圧式無段変速装置23内の
閉回路のリークした分の油圧用油を補給するためのもの
である。
8bを接続し、この配管38bの他端側は迂回伝動ケー
ス7の上部に接続した構成である。この配管等38bは
配管27aから油圧式無段変速装置23内へ投入され油
圧用油を走行ギヤーケース4内へ戻すためのものであ
り、又、配管27aから油圧式無段変速装置23内へ投
入された油圧用油は、この油圧式無段変速装置23内の
閉回路のリークした分の油圧用油を補給するためのもの
である。
【0039】この油圧回路の作用を説明すると、前記エ
ンジン19が始動すると、伝動は伝動ベルト19aと、
油圧変速プーリ23bを介して入力軸23aを回転駆動
する。この入力軸23aの送風ファン28が回転駆動す
ることにより、油圧式無段変速装置23やその周辺の部
材を冷却する。又、入力軸23aは油圧ポンプ29aを
回転させる。この油圧ポンプ29aの斜板29cが中立
のときには、油圧ポンプ29aの回転力は、油圧モータ
29bには伝達されない。又、斜板29cを正転側へ傾
斜のときは、油圧モータ29bは正回転し、更に斜板2
9cを逆転側へ傾斜のときには、油圧モータ29bは逆
回転する。この油圧モータ29bに伝達された動力は、
迂回伝動ケース7の伝動機構7aから走行ギヤーケース
4の伝動機構4cを通過し、この伝動機構4cの左・右
走行車軸21a,21bへ伝達される構成である。
ンジン19が始動すると、伝動は伝動ベルト19aと、
油圧変速プーリ23bを介して入力軸23aを回転駆動
する。この入力軸23aの送風ファン28が回転駆動す
ることにより、油圧式無段変速装置23やその周辺の部
材を冷却する。又、入力軸23aは油圧ポンプ29aを
回転させる。この油圧ポンプ29aの斜板29cが中立
のときには、油圧ポンプ29aの回転力は、油圧モータ
29bには伝達されない。又、斜板29cを正転側へ傾
斜のときは、油圧モータ29bは正回転し、更に斜板2
9cを逆転側へ傾斜のときには、油圧モータ29bは逆
回転する。この油圧モータ29bに伝達された動力は、
迂回伝動ケース7の伝動機構7aから走行ギヤーケース
4の伝動機構4cを通過し、この伝動機構4cの左・右
走行車軸21a,21bへ伝達される構成である。
【0040】前記エンジン19が始動すると、油圧回路
内の油圧用油を送油する油圧ポンプ32も作動する。す
ると、走行ギヤーケース4内の油は配管32aから吸い
だされて、切換弁33へ送油される。切換弁33が作動
しないときには、切換弁33の33a側から配管38c
を経由して電磁切換弁34へ送油される。パワステレバ
ー18cを後方に傾動させると、切換弁33は33b側
へ切換り伸縮シリンダ16へ送油される。この場合は、
油圧ポンプ32と、伸縮シリンダ16との間には、油の
逃げ場所がないことにより、リリーフ弁39が作動し
て、油は配管27aから油圧式無段変速装置23内へ送
油される構成である。
内の油圧用油を送油する油圧ポンプ32も作動する。す
ると、走行ギヤーケース4内の油は配管32aから吸い
だされて、切換弁33へ送油される。切換弁33が作動
しないときには、切換弁33の33a側から配管38c
を経由して電磁切換弁34へ送油される。パワステレバ
ー18cを後方に傾動させると、切換弁33は33b側
へ切換り伸縮シリンダ16へ送油される。この場合は、
油圧ポンプ32と、伸縮シリンダ16との間には、油の
逃げ場所がないことにより、リリーフ弁39が作動し
て、油は配管27aから油圧式無段変速装置23内へ送
油される構成である。
【0041】前記パワステレバー18cを前方へ傾動さ
せたときには、切換弁33は33c側へ切換り、刈取機
5は下降する。このときは、伸縮シリンダ16からの戻
り油は、配管27aへと流れ、又、油圧ポンプ32から
の油は、配管38cへ流れる。そして、パワステレバー
18cを中立位置へ戻すと、切換弁33は33aの位置
へ戻る構成である。
せたときには、切換弁33は33c側へ切換り、刈取機
5は下降する。このときは、伸縮シリンダ16からの戻
り油は、配管27aへと流れ、又、油圧ポンプ32から
の油は、配管38cへ流れる。そして、パワステレバー
18cを中立位置へ戻すと、切換弁33は33aの位置
へ戻る構成である。
【0042】前記配管38cから電磁切換弁34に流れ
る油は、この電磁切換弁34が34aの位置、即ち、切
換えられないときには、配管27bへと流されて、更に
前述したように、配管27aと合流する。そして、この
配管27aから油圧式無段変速装置23内へ送油する構
成である。
る油は、この電磁切換弁34が34aの位置、即ち、切
換えられないときには、配管27bへと流されて、更に
前述したように、配管27aと合流する。そして、この
配管27aから油圧式無段変速装置23内へ送油する構
成である。
【0043】前記パワステレバー18cを左方向、又は
右方向へ傾動させると、電磁切換弁34が34c側、又
は34b側へ切換り作動することにより、油は左プッシ
ュシリンダ26a、又は右プッシュシリンダ26b内へ
と流れていく。パワステレバー18cを左側へ傾動する
と、左プッシュシリンダ26a内へ油が流れていくの
で、左リンクアーム36aが作動する。すると、左移動
体40aの左サイドクラッチ35aが切り状態になる。
この状態は、左走行軸21aに動力が伝達されない状態
であり、コンバイン1の自動方向制御に用いられる。
右方向へ傾動させると、電磁切換弁34が34c側、又
は34b側へ切換り作動することにより、油は左プッシ
ュシリンダ26a、又は右プッシュシリンダ26b内へ
と流れていく。パワステレバー18cを左側へ傾動する
と、左プッシュシリンダ26a内へ油が流れていくの
で、左リンクアーム36aが作動する。すると、左移動
体40aの左サイドクラッチ35aが切り状態になる。
この状態は、左走行軸21aに動力が伝達されない状態
であり、コンバイン1の自動方向制御に用いられる。
【0044】更に前記左プッシュシリンダ26a内へ油
を送油すると、左移動体40aは移動して、左サイドク
ラッチ35aの他端側に設けた左ブレーキ24aが入り
状態になる。この左ブレーキ24aは複数枚のディスク
板で構成している。これにより、コンバイン1は左旋回
が行われる。右旋回のときは、前述の左旋回と左右対称
になるので説明は省略する。
を送油すると、左移動体40aは移動して、左サイドク
ラッチ35aの他端側に設けた左ブレーキ24aが入り
状態になる。この左ブレーキ24aは複数枚のディスク
板で構成している。これにより、コンバイン1は左旋回
が行われる。右旋回のときは、前述の左旋回と左右対称
になるので説明は省略する。
【0045】前記左プッシュシリンダ26a内への送油
量が多くなると、リリーフ弁39が作動するので、油は
配管38を通過して、右油圧プッシュシリンダ26b内
へ送油され、さらに配管38aを通って配管27aと合
流する。そして、油圧式無段変速装置23内へ送油され
る構成である。
量が多くなると、リリーフ弁39が作動するので、油は
配管38を通過して、右油圧プッシュシリンダ26b内
へ送油され、さらに配管38aを通って配管27aと合
流する。そして、油圧式無段変速装置23内へ送油され
る構成である。
【0046】前記配管27aから油圧式無段変速装置2
3内へ送油された油圧用油は、この油圧式無段変速装置
23内の閉回路の油のチャージが行われて、再び配管3
8bから外へ出ていく。この配管38bへ流れ出た油
は、迂回伝動ケース7内へ上部から投入される。そし
て、この迂回伝動ケース7内の伝動機構7cを潤滑しな
がら下方へ流れていく構成である。
3内へ送油された油圧用油は、この油圧式無段変速装置
23内の閉回路の油のチャージが行われて、再び配管3
8bから外へ出ていく。この配管38bへ流れ出た油
は、迂回伝動ケース7内へ上部から投入される。そし
て、この迂回伝動ケース7内の伝動機構7cを潤滑しな
がら下方へ流れていく構成である。
【0047】更に油は、前記走行ギヤーケース4内上部
へと流れて、再び油圧ポンプ32により、配管32aか
ら吸い出されて油圧回路内へ送油される。走行ギヤーケ
ース4内には、常時所定量の油が溜っているので、この
走行ギヤーケース4自体が油タンクの役目を果した構成
であり、大巾なコスト低減を図った構成である。
へと流れて、再び油圧ポンプ32により、配管32aか
ら吸い出されて油圧回路内へ送油される。走行ギヤーケ
ース4内には、常時所定量の油が溜っているので、この
走行ギヤーケース4自体が油タンクの役目を果した構成
であり、大巾なコスト低減を図った構成である。
【0048】前記走行ギヤーケース4内の油は、油圧式
無段変速装置23に使用する油を共用使用したので、こ
の油圧式無段変速装置23に使用する油タンクが不用と
なり、又、油圧回路も一系統となるので簡単な構成にな
る。前記左・右プッシュシリンダ26a,26bと、背
圧の発生する配管27bとの間には、配管38d,38
eを設けた構成とするもよい。この配管38d,38e
を配設する位置は、左・右プッシュシリンダ26a,2
6bがピストン作用する位置とは、反対側のシリンダ室
である。
無段変速装置23に使用する油を共用使用したので、こ
の油圧式無段変速装置23に使用する油タンクが不用と
なり、又、油圧回路も一系統となるので簡単な構成にな
る。前記左・右プッシュシリンダ26a,26bと、背
圧の発生する配管27bとの間には、配管38d,38
eを設けた構成とするもよい。この配管38d,38e
を配設する位置は、左・右プッシュシリンダ26a,2
6bがピストン作用する位置とは、反対側のシリンダ室
である。
【0049】前記油圧ポンプ32の最も下流側には、図
3で示す如く油圧式無段変速装置23のチャージバルブ
29dを設けた構成である。油圧ポンプ32にて油圧式
無段変速装置23の閉回路からリークした分の油をチャ
ージが可能な構成である。前記穀粒貯留タンク11内に
貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク11
の後側には、縦移送螺旋41aを内装した排出支持筒4
1を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支
持筒41の上端部には、その全長がコンバイン1の前後
長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋42aを伸縮自
在に内装した排出オーガ42を伸縮自在、上下回動自
在、及び左右旋回自在に前後方向へ配設した構成であ
る。
3で示す如く油圧式無段変速装置23のチャージバルブ
29dを設けた構成である。油圧ポンプ32にて油圧式
無段変速装置23の閉回路からリークした分の油をチャ
ージが可能な構成である。前記穀粒貯留タンク11内に
貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク11
の後側には、縦移送螺旋41aを内装した排出支持筒4
1を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支
持筒41の上端部には、その全長がコンバイン1の前後
長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋42aを伸縮自
在に内装した排出オーガ42を伸縮自在、上下回動自
在、及び左右旋回自在に前後方向へ配設した構成であ
る。
【0050】前記油圧式無段変速装置23には、図10
〜図13で示す如くこの油圧式無段変速装置23のトラ
ニオン軸43をトラニオンアーム43bを介して駆動す
るロット43aと、送風ファン28との間には、この送
風ファン28を覆う状態に略8角形状の送風用カバー4
4を設けた構成である。この送風用カバー44には、上
下両側に取付板44a,44aを設け、下側のこの取付
板44aは走行ギヤーケース4へボルト、及びナット等
で装着すると共に、上側の取付板44aは操縦席18b
等を支持する支持枠18dへボルト、及びナット等で装
着し、送風用カバー44を取付けした構成である。又、
この送風用カバー44には、トラニオンアーム43bに
当接を防止する切欠部44bを設けた構成である。
〜図13で示す如くこの油圧式無段変速装置23のトラ
ニオン軸43をトラニオンアーム43bを介して駆動す
るロット43aと、送風ファン28との間には、この送
風ファン28を覆う状態に略8角形状の送風用カバー4
4を設けた構成である。この送風用カバー44には、上
下両側に取付板44a,44aを設け、下側のこの取付
板44aは走行ギヤーケース4へボルト、及びナット等
で装着すると共に、上側の取付板44aは操縦席18b
等を支持する支持枠18dへボルト、及びナット等で装
着し、送風用カバー44を取付けした構成である。又、
この送風用カバー44には、トラニオンアーム43bに
当接を防止する切欠部44bを設けた構成である。
【0051】前記油圧式無段変速装置23の送風ファン
28で起風した冷却用風は、送風用カバー44内を案内
されて、この油圧式無段変速装置23、及び走行ギヤー
ケース4等へ送風されて、冷却される構成である。これ
により、前記ロット43aの調整は、エンジン19を始
動状態で行うことにより、危険であったが、送風用カバ
ー44を設けたことにより、安全に調整を行うことがで
きる。
28で起風した冷却用風は、送風用カバー44内を案内
されて、この油圧式無段変速装置23、及び走行ギヤー
ケース4等へ送風されて、冷却される構成である。これ
により、前記ロット43aの調整は、エンジン19を始
動状態で行うことにより、危険であったが、送風用カバ
ー44を設けたことにより、安全に調整を行うことがで
きる。
【0052】前記油圧式無段変速装置23には、図1
4、及び図15で示す如くこの油圧式無段変速装置23
の入力軸23aの油圧変速プーリ23bの外側には、油
圧式無段変速装置23、及び走行ギヤーケース4等へ冷
却用風を送風して冷却する送風ファン28を設けると共
に、この送風ファン28の反対側で、入力軸23aの軸
端部で、迂回伝動ケース7の外側に位置させて、補助送
風ファン28aを設けた構成である。これら送風ファン
28と、補助送風ファン28aとは、同方向へ回転駆動
すると共に、同回転数で回転駆動する構成である。
4、及び図15で示す如くこの油圧式無段変速装置23
の入力軸23aの油圧変速プーリ23bの外側には、油
圧式無段変速装置23、及び走行ギヤーケース4等へ冷
却用風を送風して冷却する送風ファン28を設けると共
に、この送風ファン28の反対側で、入力軸23aの軸
端部で、迂回伝動ケース7の外側に位置させて、補助送
風ファン28aを設けた構成である。これら送風ファン
28と、補助送風ファン28aとは、同方向へ回転駆動
すると共に、同回転数で回転駆動する構成である。
【0053】これにより、前記送風ファン28と、補助
送風ファン28aとの両者を設けたことにより、油圧式
無段変速装置23、及び走行ギヤーケース4等の冷却を
より確実に行うことができる。又、操縦席18bへの熱
の緩和ができる。更に刈取機5部で発生する塵埃の除去
を行うことができて、衛生的な収穫作業を行うことがで
きる。油圧式無段変速装置23の取付け、及び取り外し
は、両ファン28,28aを取り外して行うことができ
て簡単である。
送風ファン28aとの両者を設けたことにより、油圧式
無段変速装置23、及び走行ギヤーケース4等の冷却を
より確実に行うことができる。又、操縦席18bへの熱
の緩和ができる。更に刈取機5部で発生する塵埃の除去
を行うことができて、衛生的な収穫作業を行うことがで
きる。油圧式無段変速装置23の取付け、及び取り外し
は、両ファン28,28aを取り外して行うことができ
て簡単である。
【0054】前記油圧式無段変速装置23には、図16
〜図17で示す如く変速装置用チャジポンプ45と、コ
ンバイン1へ各種作業機1bを装着したときの作業機用
ポンプ46とは、油圧式無段変速装置23の入力軸23
aで、油圧変速プーリ23bの反対側の軸端部に設けた
構成である。
〜図17で示す如く変速装置用チャジポンプ45と、コ
ンバイン1へ各種作業機1bを装着したときの作業機用
ポンプ46とは、油圧式無段変速装置23の入力軸23
aで、油圧変速プーリ23bの反対側の軸端部に設けた
構成である。
【0055】油圧回路図は、従来の油圧回路図である図
3と異なる箇所のみを図18で説明すると、前記変速装
置用チャジポンプ45と、ラインフィルタ26cとの間
は、配管47aで接続した構成である。作業機用ポンプ
46と、切換弁33との間は、配管47bで接続した構
成である。又、変速装置用チャジポンプ45と、作業機
用ポンプ46とは、フィルタ48を介して配管49aで
走行ギヤーケース4の一方側面へ接続させると共に、こ
の走行ギヤーケース4の他方側面と、配管27bとの間
は、配管49bで接続した構成である。
3と異なる箇所のみを図18で説明すると、前記変速装
置用チャジポンプ45と、ラインフィルタ26cとの間
は、配管47aで接続した構成である。作業機用ポンプ
46と、切換弁33との間は、配管47bで接続した構
成である。又、変速装置用チャジポンプ45と、作業機
用ポンプ46とは、フィルタ48を介して配管49aで
走行ギヤーケース4の一方側面へ接続させると共に、こ
の走行ギヤーケース4の他方側面と、配管27bとの間
は、配管49bで接続した構成である。
【0056】前記走行ギヤーケース4の油を油圧式無段
変速装置23の油圧用油として使用する構成である。こ
れにより、前記走行ギヤーケース4の上方の空間部を有
効利用し、油圧式無段変速装置23、変速装置用チャジ
ポンプ45、及び作業機用ポンプ46等を設けたことに
より、走行装置3はコンパクトに構成できる。又、走行
ギヤーケース4の油を油圧式無段変速装置23の油圧用
油と共用することにより、各ポンプ45,46の吸入ポ
ートを同一とすることができて、コンパクトな構成にな
る。
変速装置23の油圧用油として使用する構成である。こ
れにより、前記走行ギヤーケース4の上方の空間部を有
効利用し、油圧式無段変速装置23、変速装置用チャジ
ポンプ45、及び作業機用ポンプ46等を設けたことに
より、走行装置3はコンパクトに構成できる。又、走行
ギヤーケース4の油を油圧式無段変速装置23の油圧用
油と共用することにより、各ポンプ45,46の吸入ポ
ートを同一とすることができて、コンパクトな構成にな
る。
【0057】前記走行ギヤーケース4を二分割した左・
右ギヤーケース4a,4bを形成し、この二分割した一
方側の左ギヤーケース4a側に、図4、及び図5で示す
如く油圧式無段変速装置23、及び刈取油圧バルブ8等
を装着して設けた構成である。
右ギヤーケース4a,4bを形成し、この二分割した一
方側の左ギヤーケース4a側に、図4、及び図5で示す
如く油圧式無段変速装置23、及び刈取油圧バルブ8等
を装着して設けた構成である。
【0058】これにより、前記走行ギヤーケース4の左
・右ギヤーケース4a,4bの両面を有効利用して、狭
い走行ギヤーケース4に油圧式無段変速装置23と、刈
取油圧バルブ8との両者を設けることができてコスト低
減になる。又一方側へ集中して設けたことにより、生産
性向上を図ることができる。更に左側に設けたことによ
り、左外側よりのメンテナンスができることにより、メ
ンテナンスが容易になった。
・右ギヤーケース4a,4bの両面を有効利用して、狭
い走行ギヤーケース4に油圧式無段変速装置23と、刈
取油圧バルブ8との両者を設けることができてコスト低
減になる。又一方側へ集中して設けたことにより、生産
性向上を図ることができる。更に左側に設けたことによ
り、左外側よりのメンテナンスができることにより、メ
ンテナンスが容易になった。
【0059】前記走行ギヤーケース4の左・右ギヤーケ
ース4a,4bへ内装した伝動機構4cは、図19〜図
21で示す如くこの伝動機構4cの入力軸20aには、
低速ギヤー50aと、中速ギヤー50bと、クラッチ5
0cとよりなる変速用ギヤー50を軸支すると共に、高
速ギヤー51を軸支した構成である。この高速ギヤー5
1には、クラッチ部51aを設けた構成である。又、変
速用ギヤー50はシフタ軸20dへ軸支したシフタ20
eにより、低速部、中速部、及び高速部へ移動自在な構
成である。高速部へ移動操作により、変速用ギヤー50
のクラッチ50cと、高速ギヤー51のクラッチ部51
aとが噛合する構成である。
ース4a,4bへ内装した伝動機構4cは、図19〜図
21で示す如くこの伝動機構4cの入力軸20aには、
低速ギヤー50aと、中速ギヤー50bと、クラッチ5
0cとよりなる変速用ギヤー50を軸支すると共に、高
速ギヤー51を軸支した構成である。この高速ギヤー5
1には、クラッチ部51aを設けた構成である。又、変
速用ギヤー50はシフタ軸20dへ軸支したシフタ20
eにより、低速部、中速部、及び高速部へ移動自在な構
成である。高速部へ移動操作により、変速用ギヤー50
のクラッチ50cと、高速ギヤー51のクラッチ部51
aとが噛合する構成である。
【0060】前記変速軸20bには、低速用ギヤー52
aと、中速用ギヤー52bと、高速用ギヤー52cと、
走行上ギヤー53aとを軸支した構成である。シフタ2
0eの操作により、変速用ギヤー50の低速ギヤー50
aと、低速用ギヤー52aとは噛合し、変速用ギヤー5
0の中速ギヤー50bと、中速用ギヤー52bとは噛合
し、高速ギヤー51と、高速用ギヤー52cとは、クラ
ッチ50cと、クラッチ部51aとを介して噛合する構
成である。
aと、中速用ギヤー52bと、高速用ギヤー52cと、
走行上ギヤー53aとを軸支した構成である。シフタ2
0eの操作により、変速用ギヤー50の低速ギヤー50
aと、低速用ギヤー52aとは噛合し、変速用ギヤー5
0の中速ギヤー50bと、中速用ギヤー52bとは噛合
し、高速ギヤー51と、高速用ギヤー52cとは、クラ
ッチ50cと、クラッチ部51aとを介して噛合する構
成である。
【0061】前記変速軸20bの走行上ギヤー53a
と、サイドクラッチ軸20cに軸支した走行中ギヤー5
3bとは噛合した構成である。変速軸20bに軸支した
左・右クラッチギヤー54a,54bと、左・右走行軸
21a,21bに軸支した左・右下走行ギヤー55a,
55bとは噛合した構成である。左・右クラッチギヤー
54a,54bの移動操作により、左・右下走行ギヤー
55a,55bは、回転駆動、又は回転停止に制御され
る構成である。
と、サイドクラッチ軸20cに軸支した走行中ギヤー5
3bとは噛合した構成である。変速軸20bに軸支した
左・右クラッチギヤー54a,54bと、左・右走行軸
21a,21bに軸支した左・右下走行ギヤー55a,
55bとは噛合した構成である。左・右クラッチギヤー
54a,54bの移動操作により、左・右下走行ギヤー
55a,55bは、回転駆動、又は回転停止に制御され
る構成である。
【0062】これにより、変速する前記変速用ギヤー5
0の低・中速ギヤー50a,50bと、高速ギヤー51
を速度順に順次設けたことにより、ギヤー巾を狭くする
ことができて、コストダウンを図ることができる。又、
高速ギヤー51への変速をメッシュ方式としたことによ
り、大きなトルクを伝達することができる。更にチェン
ジ抜けを防止することができる。
0の低・中速ギヤー50a,50bと、高速ギヤー51
を速度順に順次設けたことにより、ギヤー巾を狭くする
ことができて、コストダウンを図ることができる。又、
高速ギヤー51への変速をメッシュ方式としたことによ
り、大きなトルクを伝達することができる。更にチェン
ジ抜けを防止することができる。
【図1】 走行ギヤーケース部の拡大正断面図
【図2】 走行ギヤーケース部の拡大側面図
【図3】 刈取油圧バルブ部、及び油圧式無段変速装
置部の拡大回路図
置部の拡大回路図
【図4】 走行ギヤーケース部の一部断面した拡大正
面図
面図
【図5】 走行ギヤーケース部の左側部の拡大側面図
【図6】 走行ギヤーケース部の右側部の拡大側面図
【図7】 走行ギヤーケース部の一部の拡大正面図
【図8】 刈取機部、及び油圧式無段変速装置部の拡
大平面図
大平面図
【図9】 コンバインの全体側面図
【図10】 他の実施例を示す図で、送風用カバー部の
拡大正面斜視図
拡大正面斜視図
【図11】 他の実施例を示す図で、送風用カバー部の
拡大平断面図
拡大平断面図
【図12】 他の実施例を示す図で、送風用カバー部の
拡大側面図
拡大側面図
【図13】 他の実施例を示す図で、送風用カバー部の
拡大側面図
拡大側面図
【図14】 他の実施例を示す図で、送風ファン、及び
補助送風ファン部の拡大正断面図
補助送風ファン部の拡大正断面図
【図15】 他の実施例を示す図で、送風ファン、及び
補助送風ファン部の拡大平面図
補助送風ファン部の拡大平面図
【図16】 他の実施例を示す図で、油圧式無段変速装
置部の拡大正面図
置部の拡大正面図
【図17】 他の実施例を示す図で、油圧式無段変速装
置部の拡大側面図
置部の拡大側面図
【図18】 他の実施例を示す図で、油圧式無段変速装
置部の拡大回路図
置部の拡大回路図
【図19】 他の実施例を示す図で、走行ギヤーケース
部の拡大正断面図
部の拡大正断面図
【図20】 他の実施例を示す図で、走行ギヤーケース
部の高速時の拡大正断面図
部の高速時の拡大正断面図
【図21】 他の実施例を示す図で、走行ギヤーケース
部の低速時の拡大正断面図
部の低速時の拡大正断面図
1b 作業機
2 走行車台
3 走行装置
4 走行ギヤーケース
4a 左ギヤーケース
4b 右ギヤーケース
4c 伝動機構
5 刈取機
6 刈取支持台
7 迂回伝動ケース
7a 伝動機構
8 刈取油圧バルブ
22 油流通路
23 油圧式無段変速装置
23a 入力軸
26a 左プッシュシリンダ
26b 右プッシュシリンダ
26c ラインフィルタ
27a 配管
27b 配管
27c 配管
27d 配管
28 送風ファン
イ 突出空間部
ロ ギヤートレイン部
Claims (3)
- 【請求項1】 走行車台2の下側の走行装置3を走行駆
動する伝動機構4cを内装した走行ギヤーケース4と、
該走行ギヤーケース4の上側には、上方へ突出して刈取
機5を支持する刈取支持台6を設けると共に、後部の一
方側の横外側面には、外側へ突出する伝動機構7aを内
装した迂回伝動ケース7等を設けたコンバインにおい
て、刈取支持台6と、迂回伝動ケース7とによって、走
行ギヤーケース4に形成される突出空間部(イ)には、
刈取機5を上下移動制御する刈取油圧バルブ8を設けた
ことを特徴とするコンバインの油圧装置。 - 【請求項2】 前記刈取油圧バルブ8の取付位置は、走
行ギヤーケース4の伝動機構4cのギヤートレイン部
(ロ)から離れた位置の突出空間部(イ)に設けると共
に、走行ギヤーケース4を形成する左・右ギヤーケース
4a,4b内には、該左・右ギヤーケース4a,4bを
連通して、油圧用油が流通する油流通路22を設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載のコンバインの油圧装
置。 - 【請求項3】 前記走行ギヤーケース4用油と、油圧式
無段変速装置23用油と、カッタ装置等の作業機1b作
動用油とを共用使用する構成において、走行ギヤーケー
ス4に油圧式無段変速装置23、刈取油圧バルブ8、左
・右プッシュシリンダ26a,26b及びラインフィル
タ26c等を装着した走行ギヤーケース4回りの油圧式
無段変速装置23、刈取油圧バルブ8等を接続する接続
部材は、総て金属製の配管27a,27b,27c,2
7d等で接続すると共に、油圧式無段変速装置23の入
力軸23aには、走行ギヤーケース4及び油圧式無段変
速装置23へ送風して冷却する送風ファン28を設けた
ことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコン
バインの油圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001320557A JP2003116329A (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | コンバインの油圧装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2007074965A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Yanmar Co Ltd | コンバイン用油圧構造 |
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JP2009078785A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Kubota Corp | 作業車の走行伝動構造 |
KR101475522B1 (ko) * | 2007-06-25 | 2014-12-22 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 작업차 |
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-
2001
- 2001-10-18 JP JP2001320557A patent/JP2003116329A/ja active Pending
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