JP4310464B2 - コンバイン - Google Patents

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この発明は、刈取機で刈取りした穀稈を、この刈取機後側の一方側へ設けた脱穀機で受けて脱穀し、又、後側の他方側には、運転操作、及び運転作業者が搭乗する操作装置、及び操縦席等を内装した操作室ケースを設けたコンバインに関するものである
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの前方部の刈取機で刈取りした穀稈は、この刈取機で後側へ設けた脱穀機へ供給されて脱穀される。
上述の収穫作業中は、特開平8−49539号公報の如く回転駆動するエンジンの外側には、順次このエンジンを冷却するエンジン冷却ファンと、ラジエータと、このラジエータの外側には、外気を吸入すると共に、塵埃等の吸入を防止する固定防塵網を設けると共に、回動する防塵網を回動自在に設けて、この防塵網は、電動モータに設けた駆動ローラと、押圧ローラとにより、防塵網を回転させて、塵埃等がこの防塵網への付着を防止しながら、収穫作業が行われる。
前記コンバインを運転作業する運転作業者が着座する操縦席の下部には、油圧系統の各種部材等は、集中して設けられていない構成である。
特開平8−49539号公報
エンジン部等へ吸入されて堆積する塵埃対策もさることながら、低騒音にすること、及び快適な収穫作業が行えるようにしたり、更に、油圧系統、及びエンジン等の冷却効率の向上を図ろうとするものである。また、部材の適性位置への配設、エンジンが比較的に低温できれいな空気を吸入することができようにして、エンジン馬力の低下防止やメンテナンスのサイクルの長期化を図るものである。
このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台2の前部に穀稈を刈取る刈取機3を設け、該刈取機3の後方部の左側に穀稈を脱穀する脱穀機4を設け、刈取機3の後方部の右側に操作装置6a、及び操縦席6bを内装した操作室ケース5を設けたコンバインにおいて、前記操縦席6bの下部には、油圧無段変速装置26の変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、及びミッションフィルタ8cを設け、前記操縦席6bの右側の外カバー23内には、防塵スクリーン20cと走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと変速用のオイルクーラ20bとラジエータ20aと冷却ファン21を設け、該冷却ファン21の上部で、且つ、外カバー23の上部に、防塵スクリーン20cを設け、ラジエータ20aの外側に走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと、該走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dの外側に変速用のオイルクーラ20bを一部が重合する状態に設け、前記変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、及びミッションフィルタ8cの後方部には、エンジン用冷却ファン19aを右外側に設けたエンジン19を設け、冷却ファン21の冷却用の風量をエンジン用冷却ファン19aの冷却用の風量より所定量多くし、冷却ファン21とエンジン用冷却ファン19aの回転駆動方向を互いに反対方向へ回転駆動する構成とすると共に、前記エンジン19のエンジンプーリ19cと、第一カウンタ装置24の中カウンタプーリ24bと、第二カウンタ装置25の中カウンタプーリ25bとに、ベルト24cを掛け渡し、第二カウンタ装置25の内カウンタプーリ25cと、ミッションケース7のプーリ7dとに、ベルト25dを掛け渡し、第一カウンタ装置24の外カウンタプーリ24dと、冷却ファン21のプーリ21bと、エアコンプレッサ27のプーリ27bとに、ベルト21cを掛け渡して、エンジン19にてミッションケース7と冷却ファン21及びエアコンプレッサ27を回転駆動する構成としたことを特徴とするコンバインとしたものである。
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、コンバインの走行車台2の前部に設けた刈取機3で穀稈は刈取り移送され、この刈取機3の後方部の左側に設けた脱穀機4内へ供給され、この脱穀機内で脱穀される。
上述の収穫作業は、前記刈取機3の後方部の右側に設けた操作室ケース5へ内装した操縦席6bへ運転操作する作業者が着座して、操作装置6aを操作し、収穫作業を行う。
前記操縦席6bの下部には、油圧無段変速装置26の変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、及びミッションフィルタ8cを設けた構成である。
また、前記操縦席6bの右側の外カバー23内には、防塵スクリーン20cと走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと変速用のオイルクーラ20bとラジエータ20aと冷却ファン21を設け、該冷却ファン21の上部で、且つ、外カバー23の上部に、防塵スクリーン20cを設け、ラジエータ20aの外側に走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと、該走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dの外側に変速用のオイルクーラ20bを一部が重合する状態に設けた構成である。
運転作業者が着座して、前記操作装置6aを操作する操縦席6bの右側へ設けた外カバー23の内側には、塵埃等の進込を防止する防塵スクリーン20cと、走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと変速用のオイルクーラ20bと、ラジエータ20aと、冷却ファン21とを設け、この冷却ファン21により、これらラジエータ20a、及び走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと変速用のオイルクーラ20bを冷却、及び堆積する塵埃等は除却される。また、冷却ファン21の上部で、且つ、外カバー23の上部に、防塵スクリーン20cを設け、ラジエータ20aの外側に走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと、該走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dの外側に変速用のオイルクーラ20bを一部が重合する状態に設けたので、塵埃の少ない外気を吸引することができ、二個の走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと変速用のオイルクーラ20bは、ずらして重合させて設けたことにより、冷却効果のアップを図ることができる。
更に、前記変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、及びミッションフィルタ8cの後方部には、エンジン用冷却ファン19aを右外側に設けたエンジン19を設け、冷却ファン21の冷却用の風量をエンジン用冷却ファン19aの冷却用の風量より所定量多くし、冷却ファン21とエンジン用冷却ファン19aの回転駆動方向を互いに反対方向へ回転駆動する構成である。
前記変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、及びミッションフィルタ8cの後方部には、エンジン用冷却ファン19aを右外側に設けたエンジン19を設け、このエンジン19を冷却したり、又は、堆積する塵埃は、除去される。
また、冷却ファン21の冷却用の風量をエンジン用冷却ファン19aの冷却用の風量より所定量多くして、変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、ミッションフィルタ8c及びエンジン19を確実に冷却したり、又は、これら変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、ミッションフィルタ8c及びエンジン19へ堆積する塵埃等は、確実に除去される。更に、冷却ファン21とエンジン用冷却ファン19aの回転駆動方向を互いに反対方向へ回転駆動する構成にしたので、各冷却ファン21とエンジン用冷却ファン19aとが冷却風が広がった後に、互いに重合しあった所で、まとまることで風量が増し、機外への排風がスムーズになる。
更に、前記エンジン19のエンジンプーリ19cと、第一カウンタ装置24の中カウンタプーリ24bと、第二カウンタ装置25の中カウンタプーリ25bとに、ベルト24cを掛け渡し、第二カウンタ装置25の内カウンタプーリ25cと、ミッションケース7のプーリ7dとに、ベルト25dを掛け渡し、第一カウンタ装置24の外カウンタプーリ24dと、冷却ファン21のプーリ21bと、エアコンプレッサ27のプーリ27bとに、ベルト21cを掛け渡して、エンジン19にてミッションケース7と冷却ファン21及びエアコンプレッサ27を回転駆動する構成である。
前記エンジン19、ラジエータ20の冷却装置である冷却ファン21、及びエンジン用冷却ファン19aの配置の自由が増し、コンバイン1に対する適性位置へ配設が可能になる。又、エンジン19で駆動することが必要なものは、駆動することができる。
請求項2に記載の発明においては、操作室ケース5にエアクリーナ28を設け、該エアクリーナ28と接続するプレークリーナ28aを設け、該プレークリーナ28aの上方部に取付板28bを固着して設け、該取付板28bを脱穀機4で脱穀及び選別済みの穀粒を穀粒貯留タンク10内へ揚送して供給する一番揚穀機29へ装着して、該プレークリーナ28aを支持させたことを特徴とする請求項1記載のコンバインとしたものである。
従って、請求項1記載の発明の作用に加えて、一番揚穀機29は、コンバイン1の部品の中では、高い位置にあり、プレークリーナ28aを高い位置へ取り付けすることができ、これにより、比較的に低温で、きれいな空気を吸入することができる。又、エンジン19の馬力の低下防止、及びメンテナンスのサイクルの長期化を図ることができる。
請求項1に記載の発明においては、操作室ケース5へ内装して設けた操縦席6bに運転作業者が着座して、運転操作する操作装置6aの下部には、油圧系統の変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、及びミッションフィルタ8cを設けたことにより、エンジン9が他部へ移動し、これにより、低騒音にすることができると共に、快適な穀稈の収穫作業ができる。
また、運転作業者が着座して、前記操作装置6aを操作する操縦席6bの右側へ設けた外カバー23の内側には、塵埃等の進込を防止する防塵スクリーン20cと、走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと変速用のオイルクーラ20bと、ラジエータ20aと、冷却ファン21とを設け、この冷却ファン21により、これらラジエータ20a、及び走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと変速用のオイルクーラ20bを冷却、及び堆積する塵埃等は除却される。また、冷却ファン21の上部で、且つ、外カバー23の上部に、防塵スクリーン20cを設け、ラジエータ20aの外側に走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと、該走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dの外側に変速用のオイルクーラ20bを一部が重合する状態に設けたので、塵埃の少ない外気を吸引することができ、二個の走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと変速用のオイルクーラ20bは、ずらして重合させて設けたことにより、冷却効果のアップを図ることができる。
前記変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、及びミッションフィルタ8cの後方部には、エンジン用冷却ファン19aを右外側に設けたエンジン19を設け、このエンジン19を冷却したり、又は、堆積する塵埃は、除去される。また、変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、及びミッションフィルタ8cと、エンジン19が近接したことにより、保守管理の向上、及び性能の向上を図ることができる。
また、冷却ファン21の冷却用の風量をエンジン用冷却ファン19aの冷却用の風量より所定量多くして、変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、ミッションフィルタ8c及びエンジン19を確実に冷却したり、又は、これら変速油用タンク8a、変速用フィルタ8b、ミッションフィルタ8c及びエンジン19へ堆積する塵埃等は、確実に除去される。更に、冷却ファン21とエンジン用冷却ファン19aの回転駆動方向を互いに反対方向へ回転駆動する構成にしたので、各冷却ファン21とエンジン用冷却ファン19aとが冷却風が広がった後に、互いに重合しあった所で、まとまることで風量が増し、機外への排風がスムーズになる。
更に、前記エンジン19のエンジンプーリ19cと、第一カウンタ装置24の中カウンタプーリ24bと、第二カウンタ装置25の中カウンタプーリ25bとに、ベルト24cを掛け渡し、第二カウンタ装置25の内カウンタプーリ25cと、ミッションケース7のプーリ7dとに、ベルト25dを掛け渡し、第一カウンタ装置24の外カウンタプーリ24dと、冷却ファン21のプーリ21bと、エアコンプレッサ27のプーリ27bとに、ベルト21cを掛け渡して、エンジン19にてミッションケース7と冷却ファン21及びエアコンプレッサ27を回転駆動する構成としたので、前記エンジン19、ラジエータ20の冷却装置である冷却ファン21、及びエンジン用冷却ファン19aの配置の自由が増し、コンバイン1に対する適性位置へ配設が可能になる。又、エンジン19で駆動することが必要なものは、駆動することができる。
請求項2に記載の発明においては、請求項1記載の発明の作用に加えて、一番揚穀機29は、コンバイン1の部品の中では、高い位置にあり、プレークリーナ28aを高い位置へ取り付けすることができ、これにより、比較的に低温で、きれいな空気を吸入することができる。又、エンジン19の馬力の低下防止、及びメンテナンスのサイクルの長期化を図ることができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台2の前部には、立毛穀稈を刈取る刈取機3を設け、この刈取機3の後方部で一方側の左側には、刈取り穀稈の供給を受けて、脱穀する脱穀機4を走行車台2の上側面へ載置すると共に、刈取機3の後方部で他方側の右側には、操作装置6a、及び運転作業が着座して運転操作する操縦席6b等を内装する操作室5aを形成する操作室ケース5を走行車台2の上側面へ載置した構成である。又、操縦席6bの下部には、油圧系統の、例えば、走行用のミッションケース7を変速制御する油圧系統の油圧式無段変速装置26等の各種部材8である。変速用油タンク8a、変速用フィルタ等を設けた構成である。これらを主に図示して説明する。
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図17で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ9aを張設した走行装置9を配設し、走行車台2の上側面左側部には、穀稈を脱穀する脱穀機4を載置した構成である。走行装置9の前方部に設けた刈取機3で立毛穀稈を刈取り、この刈取り穀稈は、詳細後述するこの刈取機3の掻込移送ローラ装置11で掻込み移送され、移送コンベア装置12で引継ぎされて、後方上部へ移送され、脱穀機4内へ供給され、この脱穀機4内で脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、この脱穀機4の左横側へ配設した穀粒貯留タンク10内へ供給されて、一時貯留される構成である。
前記走行装置9の走行クローラ9aは、走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース7内の伝動機構7aの走行車軸7bで回転駆動する構成である。
前記刈取機3は、図17で示す如く移送コンベア装置12の後方上部を回動支点として、油圧駆動の伸縮シリンダ17aにより、刈取機3全体を上下回動自在に設けた構成である。この刈取機3は、前端部より、刈取りする立毛穀稈を分離する左右両端部には、左・右分草体13,14を設け、これら左・右分草体13,14の上側には、刈取る立毛穀稈を引起し、及び掻込みする略六角形状で角隅部には、所定間隔に複数個のリール杆15aを回動自在に設けたリール装置15は、支持装置16で昇降自在で、回転自在に軸支して設けた構成である。リール装置15は、油圧駆動の上下シリンダ17の作動により、支持装置16の後端部の回動軸16aを回動中心として、昇降自在な構成である。
前記リール装置15の下側で、左右両側の左・右分草体13,14間で、掻込移送ローラ装置11の前側には、左右移動自在な刈刃18aと、固定した受刃18b等よりなり、穀稈を刈取る刈刃装置18を設けた構成である。
前記刈刃装置18の後側には、掻込移送ローラ装置11を設け、この掻込移送ローラ装置11の回転自在に軸支した掻込ローラ11aへ設けた、螺旋プレート11b、及びロータリカム回転駆動する掻込杆11c等により、穀稈を掻込移送して、後側へ設けた移送コンベア装置12内へ供給する構成である。
前記移送コンベア装置12は、図17で示す如く前方下部から後方上部へ向けて、所定角度で傾斜させて設け、この移送コンベア装置12には、所定間隔で移送ラグ12bを装着した移送ベルト12aを回転自在に軸支内装し、移送コンベア装置12内へ供給された穀稈は、移送ベルト12の各移送ラグ12bにより、引継ぎされて、後方上部へ移送され、脱穀機4内へ供給される。この脱穀機4内で脱穀され、穀粒と、藁屑、稈切、及び塵埃等とに、揺動選別、及び風選別され、穀粒は穀粒貯留タンク10内へ揚送供給される。又、藁屑等は、機外へ排出される。
前記走行車台2上側面の右側前部には、図17で示す如く操作室5aを形成する操作室ケース5を設けた構成である。この操作室5a内には、コンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置6aと、これらの操作を行う作業者が着座する操縦席6bとを設けた構成である。又、走行車台2の上側面には、エンジン19等を載置した構成である。
前記操縦席6bの下部には、図1〜図3で示す如く油圧系統で、例えば、走行用のミッションケース7等を変速する油圧系統の各種部材8である。例えば、油圧無段変速装置26の変速油用タンク8a、油圧モータ、油圧ポンプ(共に図示せず)、変速用フィルタ8b、及びミッションフィルタ8c等を設けた構成である。又、後述するラジエータ20a、及び各オイルクーラ20b,20d等を冷却する冷却ファン21を設けた構成である。これらの前部には、バルブ22を設けた構成である。
前記操縦席6bの下側には、油圧系統の各種部材8を設け、騒音源、及び高熱源であるエンジン19を移動させたことにより、このために、低騒音となり、快適な収穫作業ができる。又、油圧系統が一箇所にまとまり、メンテナンス性が向上し、更に、ラジエータ20a、オイルクーラ20b,20d、変速用油タンク8a等を冷却できる。
前記操縦席6b、及び変速用油タンク8a等の右側には、図4〜図6で示す如く外カバー23の内側には、付着する塵埃を除去する防塵スクリーン20cと、オイルクーラ20b,20dと、ラジエータ20aと、これらラジエータ20aと、オイルクーラ20b,20dを吸引する外気風で冷却する冷却ファン21を設けた構成である。外カバー23の外側部より、冷却ファン21で外気を吸入して、起風した冷却用の吸引風は、左外部を経て、機外へ排風される構成である。
前記操縦席6bの右側に設けた外カバー23の内側には、防塵スクリーン20c、オイルクーラ20b,20d、ラジエータ20a、及び冷却ファン21等を設けたことにより、この冷却ファン21の吸引風により、油圧系統の各種部材8と、ラジエータ20aと、オイルクーラ20b,20d等を同時に冷却することができ、冷却性能の向上を図ると共に、コスト低減が可能になる。
前記油圧系統の各種部材8の後側で、走行車台2の上側には、図7で示す如くエンジン用冷却ファン19aを右外側に設けたエンジン19を載置した構成である。又、このエンジン用冷却ファン19aの風量により、冷却ファン21の風量を所定量多くして設けた構成であり、このために、例えば、冷却ファン21の回転数を早くした構成である。
前記油圧系統の各種部材8の後方部には、エンジン用冷却ファン19aを設けたエンジン19を設けたことにより、各種部材8と、エンジン19とが近接したことにより、保守管理の向上、及び機能の向上を図ることができる。又、冷却ファン21の冷却用の風量を、エンジン用冷却ファン19aの冷却用の風量より、所定量多くしたことにより、冷却ファン21の冷却風がエンジン用冷却ファン19aの冷却風を誘導して、左側の脱穀機4の前方より、コンバイン1の左側へ排風することにより、これら両冷却風の流れがスムーズになり、冷却効果の向上を図ることができる。又、これらの各種部材8、及びエンジン19等へ堆積する塵埃を確実に除去することができる。
前記冷却ファン21の上部であり、外カバー23の上部に、図4〜図6で示す如く防塵スクリーン20cを設けると共に、ラジエータ20aの外側には、走行用のミッションケース7のオイルクーラ20dと、このオイルクーラ20dの外側には、変速用のオイルクーラ20bを一部が重合する状態に設けた構成である。
これにより、前記防塵スクリーン20cを、外カバー23の上部へ設けたことにより、塵埃の少ない外気を吸引することができる。又、二個のオイルクーラ20bと、20dとは、ずらして重合させて設けたことにより、冷却効果のアップを図ることができた。
前記冷却ファン21と、エンジン用冷却ファン19aとの回転駆動方向は、図7で示す如く同じ方向とした構成である。又、互いに反対方向へ回転駆動する構成とするもよい。
これにより、前記各ファン21と、19aとにより、起風される冷却風は、順次広がり、広い範囲に冷却風が当たり、熱の停滞を減少させることができる。又、互いに反対方向の回転駆動とすることにより、各ファン21と、19aとが冷却風が広がった後に、互いに重合しあった所で、まとまることで風量が増し、機外への排風がスムーズになる。更に、その場所へエンジン19の排気パイプ、及びサイレンサを設置することにより、冷却効果の増大を図ることができる。
前記エンジン19の回転動力は、図8、及び図9で示す如く各部へ出力される構成である。エンジン軸19bには、エンジンプーリ19cで軸支して設けた構成である。第一カウンタ装置24のカウンタ軸24aには、中カウンタプーリ24bと、外カウンタプーリ24dとを軸支した構成である。第二カウンタ装置25のカウンタ軸25aには、中カウンタプーリ25bと、内カウンタプーリ25cとを軸支した構成である。
前記走行用のミッションケース7の伝動機構7aの回転軸7cには、プーリ7dを軸支して設けると共に、ミッションケース7の外側には、油圧方式の油圧無段変速装置26を設け、この油圧無段変速装置26でミッションケース7内の伝動機構7aを変速制御する構成である。
前記冷却ファン21のファン軸21aには、プーリ21bを軸支した構成である。又、エアコンプレッサ27のプレッサ軸27aには、プーリ27bを軸支した構成である。
前記エンジン19のエンジンプーリ19cと、第一カウンタ装置24の中カウンタプーリ24bと、第二カウンタ装置25の中カウンタプーリ25bとには、ベルト24cを掛け渡して、これら第一、第二カウンタ装置24,25を回転駆動する構成である。第二カウンタ装置25の内カウンタプーリ25cと、ミッションケース7のプーリ7dとには、ベルト25dを掛け渡して、ミッションケース7の伝動機構7aを回転駆動する構成である。第一カウンタ装置24の外カウンタプーリ24dと、冷却ファン21のプーリ21bと、エアコンプレッサ27のプーリ27bとには、ベルト21cを掛け渡して、冷却ファン21、及びエアコンプレッサ27を回転駆動する構成である。
これにより、前記エンジン19、ラジエータ20等の冷却装置である冷却ファン21、及びエンジン用冷却ファン19a等の配置の自由が増し、コンバイン1に対する適性位置へ配設が可能になる。又、エンジン19と共に、駆動することが必要なものは、駆動することができる。
前記操作室ケース5には、図10、及び図11で示す如くエアクリーナ28を設け、このエアクリーナ28と、接続するプレークリーナ28aを設けた構成である。このプレークリーナ28aの上方部には、取付板28bを固着して設け、この取付板28bをボルト、及びナット等により、脱穀機4で脱穀済みで、選別済みの穀粒を穀粒貯留タンク10内へ揚送して供給する一番揚穀機29へ装着して、支持させた構成である。
これにより、前記一番揚穀機29は、コンバイン1の部品の中では、高い位置にあり、プレークリーナ28aを高い位置へ取り付けすることができ、これにより、比較的に低温で、きれいな空気を吸入することができる。又、エンジン19馬力の低下防止、及びメンテナンスのサイクルの長期化を図ることができる。
前記脱穀機4の後部右側で、穀粒貯留タンク10との間には、図12、及び図13で示す如く脱穀機4へ脱穀ギャーケース30を設けた構成である。又、穀粒貯留タンク10の後側には、詳細は後記するが、穀粒貯留タンク10内の穀粒を機外へ排出する排出支持筒31と、この排出支持筒31の上端部に排出オーガ32とを設けた構成である。
前記脱穀ギャーケース30右横側部と、排出支持筒31の上部前側との間には、連結杆31bを設けて、接続した構成である。
これにより、前記脱穀機4と、排出支持筒31とは、連結杆31bで接続したことにより、排出支持筒31の剛性アップとなった。
前記脱穀機4で脱穀済みで、選別済みの穀粒を受けて、揚送して穀粒貯留タンク10内へ供給する一番揚穀機29の排穀口29aの下側で、略半円形状の支持板34aには、底板34bを設けて、これら支持板34a内で、底板34bの上側には、回転自在な、図14〜図16で示す如く拡散羽根装置33を前方下部から後方上部へ所定角度(α)に傾斜させて、排穀口29の下側へ設け、穀粒貯留タンク10内へ穀粒を均等に拡散する構成である。この拡散羽根装置33は、下部の伝動装置33bと、上部の拡散羽根33aとよりなる構成である。この拡散羽根33aは、羽根底板35aに複数個設けた羽根取付板35bへボルト、及びナット等により、装着する構成である。伝動装置33bは、一番揚穀機29の上部の伝動軸29cから、略L字形状に二個のテンション用スプロケット29dを介して、チェン29aを張設して、このチェン29aで回転駆動した構成である。排穀口29a部には、穀粒を拡散羽根装置33へ案内する案内板29eを設けた構成である。
これにより、前記拡散羽根装置33の位置より、穀粒貯留タンク10の後方部の遠い所まで、穀粒を拡散することができると共に、穀粒の拡散状態を均等にすることができる。又、チェン29aでL字形状にしたことにより、省スペースで伝動ができる。
前記穀粒貯留タンク10内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク10の後側には、縦移送螺旋31aを内装した排出支持筒31を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒31の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋32aを伸縮自在に内装した排出オーガ32を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
前記一番揚穀機29より、供給される穀粒を受けて、穀粒貯留タンク10内へ効率よく拡散供給する拡散羽根装置33の各拡散羽根33aを装着する羽根取付板35bを固着した羽根底板35aは、図18、及び図19で示す如くお椀形状に形成した構成である。このときには、拡散羽根装置33は、平行状態に設けた構成である。又、各拡散羽根33aは、図20で示す如くスクリュウ型に折り曲げた状態に形成した構成である。
これらにより、前記穀粒貯留タンク10内へ拡散供給する穀粒の拡散性能の向上を図ることができる。
前記コンバイン1には、図21で示す如くリール装置15の上下の操作位置を検出するリールベルコンポジションセンサ36と、走行車速を検出するミッションケース7内には、車速センサ7dと、エンジン19内には、このエンジン19の回転数を検出するエンジン回転センサ19dとを設けると共に、操作装置6aには、リール装置15を自動で回転数制御するときに、操作するON−OFF方式のリール自動スイッチ37aと、手動で回転数を増速させるときに、操作するリール手動増速スイッチ37bと、又、手動で回転数を減速させるときに、操作するリール手動減速スイッチ37cと、刈取機3を始動、及び停止させるときに、操作する刈取クラッチスイッチ37d等とを設けた構成である。
前記各センサ36,7d,19d、及び各スイッチ37a,37b,37c,37d等の検出、及び操作が入力される。操作装置6a内には、図21で示す如く制御装置38を設け、この制御装置38には、入力インタフェース38aと、マイクロコンピュータ38bと、出力インタフェース38cとを設け、この出力インタフェース38cにより、リール装置15の回転数を増速するルール増速リレー39aと、又、減速する減速リレー39bとを、始動、及び停止制御する構成である。
図21で示す構成において、前記リール装置15と、走行装置9の走行車速とは、図22で示す如く自動モードにおいて、手動で各走行車速時に、リール装置15の回転数を変更可能に構成し、自動で所定の走行車速時、例えば、V3時に、リール装置15の基準回転数から△回転数を増加、又は、減少操作すると、この増減分を以後は、他の走行車速時でも、△回転数を維持すべく変更制御する構成である。又、増減分は、一定ではなく、他の走行車速時では、一定の比率を掛けて、増減させる構成とするもよい。
これにより、従来は、自動モードでは、手動による前記リール装置15の回転数の変更制御はできなかったが、本発明により、運転作業者の好みの回転数に設定できることにより、操作性が向上すると共に、このリール装置15での穀稈の分離、及び掻込み性能が向上する。
図21で示す構成において、前記リール装置15と、走行装置9の走行車速とは、図23で示す如く自動モードにおいて、手動で各走行車速時に、リール装置15の回転数を変更可能に構成し、自動で所定の走行車速時、例えば、V3、又は、V5時に、リール装置15の基準回転数から、△1、又は、−△2回転数を増加、又は、減少操作すると、このV3、及びV5走行車速時には、リール装置15の基準回転数は、△1、又は、−△2変更制御されるが、その他の走行車速時には、変更制御されない構成である。各走行車速時毎の手動での増減分を個々に記憶させる構成である。
これにより、従来は、自動モードでは、手動による前記リール装置15の回転数の変更制御はできなかったが、本発明により、運転作業者の好みの回転数に設定できることにより、操作性が向上すると共に、このリール装置15での穀稈の分離、及び掻込み性能のアップを図ることができる。又、走行車速に対する最適な回転を得ることができる。
図21、図22、及び図23で示す構成において、図24で示す如く自動モードにおいて、手動でリール装置15の回転数を、例えば、△回転数を増加変更制御可能範囲は、例えば、走行車速のV2と、V3との範囲とした構成である。
これにより、前記リール装置15の回転数を必要以上に、上下制御すると、ヘッドロスが増加するが、これを防止できる。
図21で示す構成において、前記リール装置15の回転数の制御において、図25で示す如くこのリール装置15の回転数制御を、自動モードから手動操作による変更に切換操作されたときに、手動回転数変更操作がないときには、自動回転数制御を中止して、所定の回転数に位置付けして、この所定回転数で、該リール装置15を回転駆動する構成である。
これにより、前記リール装置15の回転数制御が、手動モードに切換えた後の運転作業者の回転数調節の手間を省き、操作性の向上を図った。
図21で示す構成において、前記リール装置15の回転数の制御において、図26で示す如く自動モードで、刈取り高さを一定高さ以上、又は、一定時間以上上げ操作されたときには、このリール装置15の回転制御を中止する構成である。又、刈取クラッチスイッチ37dが「切」操作されると、リール装置15を停止する構成である。
これにより、不要な操作を無くすることにより、関連部品の耐久性が向上する。
図21で示す構成において、前記リール装置15の回転数の制御において、図27で示す如く自動モードで、走行装置9が後進走行のときには、リール装置15の回転を、自動停止制御する構成である。
これにより、不要な操作を無くすことにより、関連部品の耐久性が向上する。
図21、及び図22で示す構成において、これらのいずれかの制御を選択する、ON−OFFスイッチ方式の選択スイッチ40を、図28で示す如く操作装置6aへ設けた構成である。
これにより、前記リール装置15の回転制御の選択が容易である。
前記穀粒貯留タンク10と、脱穀機4との間の後方部で、この脱穀機4の右側壁部には、図29〜図33で示す如く変速伝動機構30aを内装した脱穀ギャーケース30を設けた構成である。この脱穀ギャーケース30には、変速伝動機構30aを変速する変速レバー30bを設けた構成である。又、脱穀ギャーケース30の前側には、パワークラッチ30d部を設けた構成である。
前記脱穀ギャーケース30へ設けたプーリ30cと、脱穀機4を回転駆動するプーリ4aとには、ベルト4bを掛け渡した構成である。又、脱穀ギャーケース30の前部には、モータ41をモータ支持具41aで支持させた構成である。このモータ41により、脱穀機4に内装して、脱穀処理物の供給を受けて、揺動移送しながら、穀粒と、藁屑、稈切、及び塵埃等とに揺動選別する揺動選別装置43を揺動ワイヤ43aを介して、揺動駆動、又は停止制御する構成である。
前記脱穀機4は、各プーリ30cと、4aとに掛け渡したベルト4bが、モータ41により、脱穀ワイヤ42aと、チョッパーワイヤ44aとを介して、脱穀テンション装置42が「入」−「切」制御されて、脱穀機4が回転駆動、又は停止制御される構成である。
前記チョッパー装置44は、モータ41により、チョッパーワイヤ44aを介して、チョッパーテンション装置44bが「入」−「切」制御され、チョッパー装置44が回転駆動、又は停止制御される構成である。
前記脱穀機4の入力の時は、パワークラッチ30dを介して、モータ41により、揺動選別装置43が一番に回転駆動制御された後に、次には、脱穀機4の扱胴4cと同時に、チョッパー装置44が回転駆動制御される構成である。
これにより、前記揺動選別装置43が一番に始動されることにより、選別が良好になると共に、脱穀効率の向上を図ることができる。扱胴4c等の藁処理部から回転駆動されると、一番選別が不良になることがあるが、これを防止することができる。
各種部材の取付部の側面図 各種部材の取付部の平面図 各種部材の取付部の正面図 外カバー内の各取付部品の平面図 外カバー内の各取付部品の正面図 外カバー内の各取付部品の側面図 エンジンの取付部の平面図 エンジンからの伝動機構平面図 エンジンからの伝動機構平面図 エアクリーナ、及びプレークリーナの取付部の側面図 エアクリーナ、及びプレークリーナの取付部の平面図 コンバインへ脱穀ギャーケース取付部の側面図 脱穀ギャーケースの取付部の平面図 拡散羽根部の拡大側断面図 コンバインへ拡散羽根取付部の側面図 拡散羽根部の拡大平断面図 コンバインの右側全体側面図 他の実施例を示す図で、拡散羽根部の拡大側断面図 他の実施例を示す図で、拡散羽根部の拡大平断面図 他の実施例を示す図で、拡散羽根部の拡大側断面図 他の実施例を示す図で、ブロック図 他の実施例を示す図で、リール装置の回転数と、走行車速との関係図 他の実施例を示す図で、リール装置の回転数と、走行車速との関係図 他の実施例を示す図で、リール装置の回転数と、走行車速との関係図 他の実施例を示す図で、リール装置の自動制御と、手動制御との関係図 他の実施例を示す図で、リール装置の回転制御関係図 他の実施例を示す図で、後進走行と、リール装置との関係図 他の実施例を示す図で、選択スイッチ部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、脱穀ギャーケース部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、脱穀ギャーケース部の拡大平面図 他の実施例を示す図で、脱穀ギャーケース部の側面斜視図 他の実施例を示す図で、脱穀ギャーケース部の拡大平面図 他の実施例を示す図で、コンバインへ脱穀ギャーケース取付部の側面図
符号の説明
2 走行車台
3 刈取機
4 脱穀機
5 操作室ケース
6a 操作装置
6b 操縦席
7 走行用のミッションケース
7d プーリ
8a 変速油用タンク
8b 変速用フィルタ
8c ミッションフィルタ
10 穀粒貯留タンク
19 エンジン
19a エンジン用冷却ファン
19c エンジンプーリ
20a ラジエータ
20b 変速用のオイルクーラ
20c 防塵スクリーン
20d オイルクーラ
21 冷却ファン
21b プーリ
21c ベルト
23 外カバー
24 第一カウンタ装置
24b 中カウンタプーリ
24c ベルト
24d 外カウンタプーリ
25 第二カウンタ装置
25b 中カウンタプーリ
25c 内カウンタプーリ
25d ベルト
26 油圧無段変速装置
27 エアコンプレッサ
27b プーリ
28 エアクリーナ
28a プレークリーナ
28b 取付板
29 一番揚穀機

Claims (2)

  1. 走行車台の前部に穀稈を刈取る刈取機)を設け、該刈取機の後方部の左側に穀稈を脱穀する脱穀機)を設け、刈取機の後方部の右側に操作装置6a、及び操縦席(6b)を内装した操作室ケース(5)を設けたコンバインにおいて、前記操縦席6bの下部には、油圧無段変速装置(26)の変速油用タンク(8a)、変速用フィルタ(8b)、及びミッションフィルタ(8c)を設け、前記操縦席(6b)の右側の外カバー(23)内には、防塵スクリーン(20c)と走行用のミッションケース(7)のオイルクーラ(20d)と変速用のオイルクーラ(20b)とラジエータ(20a)と冷却ファン(21)を設け、該冷却ファン(21)の上部で、且つ、外カバー(23)の上部に、防塵スクリーン(20c)を設け、ラジエータ(20a)の外側に走行用のミッションケース(7)のオイルクーラ(20d)と、該走行用のミッションケース(7)のオイルクーラ(20d)の外側に変速用のオイルクーラ(20b)を一部が重合する状態に設け、前記変速油用タンク(8a)、変速用フィルタ(8b)、及びミッションフィルタ(8c)の後方部には、エンジン用冷却ファン(19a)を右外側に設けたエンジン(19)を設け、冷却ファン(21)の冷却用の風量をエンジン用冷却ファン(19a)の冷却用の風量より所定量多くし、冷却ファン(21)とエンジン用冷却ファン(19a)の回転駆動方向を互いに反対方向へ回転駆動する構成とすると共に、前記エンジン(19)のエンジンプーリ(19c)と、第一カウンタ装置(24)の中カウンタプーリ(24b)と、第二カウンタ装置(25)の中カウンタプーリ(25b)とに、ベルト(24c)を掛け渡し、第二カウンタ装置(25)の内カウンタプーリ(25c)と、ミッションケース(7)のプーリ(7d)とに、ベルト(25d)を掛け渡し、第一カウンタ装置(24)の外カウンタプーリ(24d)と、冷却ファン(21)のプーリ(21b)と、エアコンプレッサ(27)のプーリ(27b)とに、ベルト(21c)を掛け渡して、エンジン(19)にてミッションケース(7)と冷却ファン(21)及びエアコンプレッサ(27)を回転駆動する構成としたことを特徴とするコンバイン。
  2. 操作室ケース(5)にエアクリーナ(28)を設け、該エアクリーナ(28)と接続するプレークリーナ(28a)を設け、該プレークリーナ(28a)の上方部に取付板(28b)を固着して設け、該取付板(28b)を脱穀機(4)で脱穀及び選別済みの穀粒を穀粒貯留タンク(10)内へ揚送して供給する一番揚穀機(29)へ装着して、該プレークリーナ(28a)を支持させたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン
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