JP2003115276A - イオンビーム照射装置 - Google Patents
イオンビーム照射装置Info
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Abstract
プラズマ発生装置から放出するプラズマ中の電子による
基板表面の負帯電をも小さく抑制する。 【解決手段】 このイオンビーム照射装置は、基板4を
保持するホルダ6の上流側に設けられていて、プラズマ
18を発生させてそれをイオンビーム2の経路に供給し
て、イオンビーム照射に伴う基板表面の帯電を抑制する
プラズマ発生装置10を備えている。更に、プラズマ発
生装置10とホルダ6との間に設けられていて、少なく
ともイオンビーム2の経路を挟んで相対向する2面を有
する分離電極34と、この分離電極34に負の分離電圧
VS を印加する直流の分離電源36とを備えている。
Description
ームを照射してイオン注入等の処理を施すイオンビーム
照射装置に関し、より具体的には、イオンビーム照射に
伴う基板表面の帯電(チャージアップ)を抑制する手段
の改良に関する。
一例を側方から見て示す。このイオンビーム照射装置
は、図示しないイオン源から引き出され、かつ必要に応
じて質量分離、加速等の行われたスポット状のイオンビ
ーム2を、電界または磁界によってX方向(例えば水平
方向。以下同じ)に往復走査しながら、ホルダ6に保持
された基板(例えば半導体基板)4に照射して、当該基
板4にイオン注入等の処理を施すよう構成されている。
8によって、前記X方向と実質的に直交するY方向(例
えば垂直方向。以下同じ)に機械的に往復走査される。
これと、イオンビーム2の前記走査との協働(ハイブリ
ッドスキャン)によって、基板4の全面に均一にイオン
ビーム照射が行われるようにしている。
は、プラズマ18を発生させてそれをイオンビーム2の
経路に供給して、イオンビーム2の照射に伴う基板4の
表面の帯電を抑制するプラズマ発生装置10が設けられ
ている。
成容器12内に導入されたガスを、熱電子放出用のフィ
ラメント14と陽極兼用のプラズマ生成容器12との間
のアーク放電によって電離させてプラズマ18を生成
し、それをプラズマ放出孔13から放出するものであ
る。プラズマ生成容器12の周囲には、プラズマ18の
生成、維持および導出用の磁界を発生させる磁気コイル
16が設けられている。
電源20によって加熱される。フィラメント14とプラ
ズマ生成容器12との間には、直流のアーク電源22か
らアーク放電用のアーク電圧VA (例えば10V〜15
V程度)が印加される。プラズマ発生装置10からプラ
ズマ18を放出することに伴って流れる電流は、電流計
24によって計測される。
のままでは、イオンビーム2を構成するイオンの正電荷
によって、基板4の表面が正に帯電する。特に、当該表
面が絶縁物の場合は帯電しやすい。これに対して、イオ
ンビーム照射の際に上記のようにしてイオンビーム2の
経路にプラズマ18を供給すると、プラズマ18中の電
子はイオンビーム2中にその電位(ビームポテンシャ
ル)によって取り込まれて、イオンビーム2と共に基板
4に到達してイオンの正電荷を中和するので、イオンビ
ーム照射に伴う基板表面の正帯電を抑制することができ
る。
10のプラズマ放出孔13の周りおよびイオンビーム2
の経路を挟んで相対向する部分に、直流のリフレクタ電
源30から負のリフレクタ電圧VR (例えば−5V程
度)が印加されるリフレクタ電極28を設ける場合があ
る。このリフレクタ電極28は、イオンビーム2の経路
を挟んで相対向する2枚の電極であるが、イオンビーム
2の経路を囲む筒状の電極でも良い。このリフレクタ電
極28は、プラズマ発生装置10から放出されたプラズ
マ18中の電子の内で、リフレクタ電圧VR に相当する
エネルギーよりも小さいエネルギーの電子はイオンビー
ム2の経路側へ押し戻して前記中和に利用し、それより
も大きいエネルギーの電子はリフレクタ電極28に衝突
させて吸収するというフィルタのような作用をする。
マ18中の電子が、イオンビーム2による正電荷よりも
過剰に供給されると、基板4の表面は、当該電子のエネ
ルギーに相当する電圧まで負に帯電することになる。
プラズマ18中の電子には、アーク電圧VA に相当する
エネルギーを有する電子が多く含まれており、上記プラ
ズマ18中の電子のエネルギーは、一般的には当該アー
ク電圧VA (これは前述したように例えば10V〜15
V程度)で代表される。
導体デバイスの絶縁耐圧は20V以上あり、上記プラズ
マ18中の電子のエネルギーよりもこの絶縁耐圧の方が
高かったので、プラズマ18をイオンビーム2の経路や
基板4の近傍に十分に供給して電子を十分に供給するこ
とで、基板4のチャージアップを抑制するという目的を
達成することができていた。
れている半導体デバイスの微細化が進んでいて、当該デ
バイスの絶縁耐圧は10V以下になってきており、プラ
ズマ18中の電子による基板表面の負帯電によってデバ
イスが破壊されるという問題が生じるようになってき
た。
クタ電極28を設けていても、上記のような従来のイオ
ンビーム照射装置では、プラズマ発生装置10から放出
するプラズマ18中の電子による基板表面の負帯電を小
さく抑制することはできなかった。
う正帯電だけでなく、プラズマ発生装置から放出するプ
ラズマ中の電子による基板表面の負帯電をも小さく抑制
することができるイオンビーム照射装置を提供すること
を主たる目的とする。
装置において、基板表面の負帯電が大きい原因を検討し
た結果、従来のイオンビーム照射装置では、プラズマ発
生装置10から放出したプラズマ18が基板4の近傍に
まで達して(拡散して)いて、その辺りのプラズマ18
から電子が基板4に直接入射しており、しかもこの入射
電子にはエネルギーの大きな電子も多く含まれており、
この電子によって基板表面の負帯電が大きくなっていた
ことが分かった。
置とホルダとの間に設けられていて、少なくともイオン
ビームの経路を挟んで相対向する2面を有する分離電極
と、この分離電極に負の分離電圧を印加する直流の分離
電源とを設けた(請求項1)。
電極を設けると、プラズマ発生装置から放出したプラズ
マは、分離電極の負電圧によって、ホルダとは反対側の
イオンビーム上流側へ押しやられて、基板に近づけなく
なる。即ち、基板から離されることになる。より具体的
には、当該プラズマ中の電子は分離電極の負電圧によっ
て上流側へ押しやられ、それに引きずられてプラズマ中
のイオンも上流側へと押しやられるので、全体として、
プラズマは上流側へ押しやられて、基板から遠ざかるこ
とになる。その結果、当該プラズマから電子が基板に直
接入射することを防止することができるので、電子の供
給過剰や高エネルギー電子の入射を防いで、基板表面の
負帯電を小さく抑制することができる。
へ押しやられても、イオンビームが当該プラズマ領域を
通過することによって、プラズマ中の電子はイオンビー
ム中にそのビームポテンシャルによって取り込まれてイ
オンビームと共に基板に到達してイオンの正電荷を中和
することができるので、イオンビーム照射に伴う基板表
面の正帯電をも小さく抑制することができる。基板表面
の電荷が中和されて帯電電圧が0に近づくと、ビームポ
テンシャルも0に近づき、イオンビーム中への前記プラ
ズマからの電子の取り込みは自動的に止まるので、ちょ
うど良く中和することができる。
前記プラズマ発生装置とホルダとの間に設けられてい
て、少なくともイオンビームの経路を挟んで相対向する
2面を有していて、少なくとも表面が絶縁物から成る分
離体を設けても良い(請求項2)。
上記分離体の近傍に来ると、当該プラズマからの電子お
よびイオンが分離体に入射衝突するけれども、軽くて移
動度の高い電子の方が遙かに多く分離体に入射衝突する
ので、分離体の表面は負に帯電して負電位になる。それ
によって、上記負電圧が印加される分離電極の場合と同
様の作用によって、プラズマを基板から離すことができ
るので、基板表面の負帯電を小さく抑制することができ
る。
ーム照射装置の一例を示す概略側面図である。図5に示
した従来例と同一または相当する部分には同一符号を付
し、以下においては当該従来例との相違点を主に説明す
る。
ビーム2の進行方向において、前記プラズマ発生装置1
0とホルダ6との間に設けられていて、少なくともイオ
ンビーム2の経路を前記Y方向において挟んで相対向す
る2面を有する分離電極34と、この分離電極34に負
の分離電圧VS を印加する直流の分離電源36とを更に
備えている。
うに、X方向に走査されるイオンビーム2の経路をY方
向において挟んで相対向する2枚の平板電極34aおよ
び34bで構成されていても良い。この平板電極34a
および34bは、例えば、カーボン製である。両平板電
極34a、34b間は、例えば支柱34cで支持される
と共に、電気的に同電位に接続されている。
す例のように、イオンビーム2の経路を囲む筒状(より
具体的には四角筒状)のものでも良い。この分離電極3
4も、例えばカーボン製である。
8およびリフレクタ電源30を設けることは、好ましい
けれども必須ではない。これらを設けない場合は、上記
分離電極34に印加する分離電圧VS は適当な(例えば
−5V〜−10V程度の)負であれば良い。リフレクタ
電極28およびリフレクタ電源30を設ける場合は、分
離電圧VS はリフレクタ電圧VR よりも負電圧にする。
そうしないと、分離電極34によってプラズマ18を上
流側へ押しやる作用が、リフレクタ電極28によって妨
げられるからである。例えば、リフレクタ電圧VR が前
述したように−5V程度の場合は、分離電圧VS は例え
ば−7V〜−10V程度にすれば良い。
(リフレクタ電極28を設ける場合はその上流側近傍に
は)、この例のように、接地電位のプラズマガイド電極
32を設けておくのが好ましい。このプラズマガイド電
極32は、イオンビーム2の経路を囲む筒状(より具体
的には四角筒状)の電極であるが、イオンビーム2の経
路をY方向において挟んで相対向する2枚の電極でも良
い。即ち、前記分離電極34と同様の構造で良い。この
プラズマガイド電極32も、例えばカーボン製である。
る分離電極34を設けると、プラズマ発生装置10から
放出したプラズマ18は、分離電極34の負電圧によっ
て、ホルダ6とは反対側のイオンビーム上流側へ押しや
られて、基板4に近づけなくなる。即ち、基板4から離
されることになる。より具体的には、当該プラズマ18
中の電子は分離電極34の負電圧によって上流側へ押し
やられ、それに引きずられてプラズマ18中のイオンも
上流側へと押しやられるので、全体として、プラズマ1
8は上流側へ押しやられて、図示例のように基板4から
遠ざかることになる。その結果、当該プラズマ18から
電子が基板4に直接入射することを防止することができ
るので、電子の供給過剰や高エネルギー電子の入射を防
いで、基板表面の負帯電を小さく抑制することができ
る。
流側へ押しやられても、イオンビーム2が当該プラズマ
領域を通過することによって、プラズマ18中の電子は
イオンビーム2中にそのビームポテンシャルによって取
り込まれてイオンビーム2と共に基板4に到達してイオ
ンの正電荷を中和することができるので、イオンビーム
照射に伴う基板表面の正帯電をも小さく抑制することが
できる。基板表面の電荷が中和されて帯電電圧が0に近
づくと、ビームポテンシャルも0に近づき、イオンビー
ム2中へのプラズマ18からの電子の取り込みは自動的
に止まるので、ちょうど良く中和することができる。
置によれば、イオンビーム照射に伴う正帯電だけでな
く、プラズマ発生装置10から放出するプラズマ18中
の電子による基板表面の負帯電をも小さく抑制すること
ができる。従って、基板4の表面に形成されている半導
体デバイスの微細化にも十分に対応することができる。
即ち、半導体デバイスが微細化しても、イオンビーム照
射中の半導体デバイスの帯電による絶縁破壊を防止し
て、半導体デバイスの生存率の向上ひいては半導体デバ
イス製造の歩留まりの向上を図ることができる。
更に設けておくと、当該プラズマガイド電極32は、負
電位のリフレクタ電極28よりも電位が高い(正側に高
い)ので、プラズマ発生装置10から放出した電子18
を当該プラズマガイド電極32の間に引き寄せる、即ち
基板4から遠ざける働きをする。従って、プラズマ18
を基板4からより確実に遠ざけることができる。即ち、
分離電極34からリフレクタ電極28を経由してプラズ
マガイド電極32へと電位が0に近づく上り勾配になる
ので、プラズマ18を上流側へ引き寄せて基板4から離
す作用をより確実なものにすることができる。
わりに、図4に示す例のように、プラズマ発生装置10
とホルダ6との間に設けられていて、少なくともイオン
ビーム2の経路を前記Y方向において挟んで相対向する
2面を有していて、少なくとも表面が絶縁物から成る分
離体38を設けても良い。
合と同様に、X方向に走査されるイオンビーム2の経路
をY方向において挟んで相対向する2枚の平板状のもの
でも良いし、イオンビーム2の経路を囲む筒状(より具
体的には四角筒状)のものでも良い。
ていても良いし、金属のような導体の表面を絶縁物で覆
った構造のものでも良い。後者の場合、中の導体は接地
しておけば良い。この分離体38は、例えば、アルミニ
ウムの表面にアルマイト処理を施したものでも良い。ア
ルマイトは、アモルファス状のアルミナであり、絶縁物
である。
マ18が上記分離体38の近傍に来ると、当該プラズマ
18からの電子およびイオンが分離体38に入射衝突す
るけれども、軽くて移動度の高い電子の方が遙かに多く
分離体38に入射衝突するので、分離体38の表面は負
に帯電して負電位になる。それによって、上記負電圧が
印加される分離電極34の場合と同様の作用によって、
プラズマ18を基板4から離すことができるので、基板
表面の負帯電を小さく抑制することができる。
図1の例の場合は、分離電極34の電位を分離電圧VS
によって任意に調整することができるので、プラズマ1
8を基板4から離す作用を高めることが容易であり、従
って基板表面の負帯電を小さく抑制する作用効果は高
い。しかし、基板4の表面にレジスト膜等が設けられて
いる場合、当該基板4へのイオンビーム照射に伴うスパ
ッタによって分離電極34の表面にレジスト膜成分が付
着して汚れ、それによって分離電極34の前記作用が低
下する可能性があるので、それを防ぐためには分離電極
34の清掃を適宜行う必要がある。
面の負電位を任意に調整することはできないので、プラ
ズマ18を基板4から離して基板表面の負帯電を小さく
抑制する作用効果は、図1の例よりかは小さいけれど
も、基板4へのイオンビーム照射に伴うスパッタによっ
て分離体38の表面にレジスト膜成分が付着しても、分
離体38の表面は元々絶縁物であり、その表面にレジス
ト膜成分のような絶縁物が付着しても、分離体38の前
記作用は殆ど変わらない。従って、分離体38の清掃を
簡略化することができる。また、分離電源36のような
電源が不要であるので、構成をより簡素化することがで
きる。
調べるために、半導体基板の表面に、試験用の半導体素
子を多数形成して成るテストエレメントグループ(TEST
ELEMENT GROUP。略してTEG)を用い、それを前記基
板4の代わりにホルダ6に取り付けて、それにイオンビ
ーム2を照射すると共にプラズマ発生装置10から前記
のようにプラズマ18を供給して、当該TEGの生存率
(即ち正常に残っている素子の割合)を測定した。TE
G構成素子の耐圧は6Vである。
70keVのエネルギーのリン(P)イオンを用い、そ
のビーム電流を1mAとして、TEGに注入量5×10
14/cm2 でイオン注入を行った。また、プラズマ発生
装置10からは、プラズマ生成容器12に導入するキセ
ノンガス流量が0.1ccm、アーク電圧VA が14
V、アーク電流が3.5A、磁気コイル16によるプラ
ズマ生成容器12内での磁場が30mTの条件でプラズ
マ18を発生させた。前記リフレクタ電圧VR は−5V
とした。
いてカーボン製で2枚構成(図2参照)の分離電極34
に分離電圧VS として−10Vを印加した場合(実施例
1)と、図4に示す装置においてアルマイト表面処理の
2枚構成の分離体38を用いた場合(実施例2)と、図
5に示す従来の装置に上記プラズマガイド電極32だけ
を付加した場合(比較例)とで行った。その結果を表1
にまとめて示す。
て、遙かに高い生存率が得られている。また、実施例1
の方が実施例2よりも高い生存率が得られている。これ
は、前述したような理由によるものと考えられる。
るので、次のような効果を奏する。
圧が印加される分離電極によって、プラズマ発生装置か
ら放出したプラズマを上流側へ押しやって基板から離す
ことができるので、当該プラズマから電子が基板に直接
入射することを防止して、電子の供給過剰や高エネルギ
ー電子の入射を防いで、基板表面の負帯電を小さく抑制
することができる。従って、この発明によれば、イオン
ビーム照射に伴う正帯電だけでなく、プラズマ発生装置
から放出するプラズマ中の電子による基板表面の負帯電
をも小さく抑制することができる。その結果、基板の表
面に形成されている半導体デバイスの微細化にも十分に
対応することができる。
生装置から放出したプラズマ中の電子がイオンに比べて
遙かに多く入射することによって分離体の表面は負に帯
電するので、当該分離体によって、プラズマ発生装置か
ら放出したプラズマを上流側へ押しやって基板から離す
ことができる。その結果、当該プラズマから電子が基板
に直接入射することを防止して、電子の供給過剰や高エ
ネルギー電子の入射を防いで、基板表面の負帯電を小さ
く抑制することができる。従って、この発明によれば、
イオンビーム照射に伴う正帯電だけでなく、プラズマ発
生装置から放出するプラズマ中の電子による基板表面の
負帯電をも小さく抑制することができる。その結果、基
板の表面に形成されている半導体デバイスの微細化にも
十分に対応することができる。
示す概略側面図である。
を示す概略側面図である。
側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ホルダに保持された基板にイオンビーム
を照射して処理を施すイオンビーム照射装置であって、
ホルダの上流側に設けられていて、プラズマを発生させ
てそれをイオンビームの経路に供給して、イオンビーム
照射に伴う基板表面の帯電を抑制するプラズマ発生装置
を備えるイオンビーム照射装置において、前記プラズマ
発生装置とホルダとの間に設けられていて、少なくとも
イオンビームの経路を挟んで相対向する2面を有する分
離電極と、この分離電極に負の分離電圧を印加する直流
の分離電源とを備えることを特徴とするイオンビーム照
射装置。 - 【請求項2】 ホルダに保持された基板にイオンビーム
を照射して処理を施すイオンビーム照射装置であって、
ホルダの上流側に設けられていて、プラズマを発生させ
てそれをイオンビームの経路に供給して、イオンビーム
照射に伴う基板表面の帯電を抑制するプラズマ発生装置
を備えるイオンビーム照射装置において、前記プラズマ
発生装置とホルダとの間に設けられていて、少なくとも
イオンビームの経路を挟んで相対向する2面を有してい
て、少なくとも表面が絶縁物から成る分離体を備えるこ
とを特徴とするイオンビーム照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001307481A JP2003115276A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | イオンビーム照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001307481A JP2003115276A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | イオンビーム照射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003115276A true JP2003115276A (ja) | 2003-04-18 |
Family
ID=19126933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001307481A Pending JP2003115276A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | イオンビーム照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003115276A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10249477B2 (en) | 2017-03-29 | 2019-04-02 | Sumitomo Heavy Industries Ion Technology Co., Ltd. | Ion implanter and ion implantation method |
JP2019062069A (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-18 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | 荷電粒子ビーム照射装置及び基板の帯電低減方法 |
-
2001
- 2001-10-03 JP JP2001307481A patent/JP2003115276A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10249477B2 (en) | 2017-03-29 | 2019-04-02 | Sumitomo Heavy Industries Ion Technology Co., Ltd. | Ion implanter and ion implantation method |
JP2019062069A (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-18 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | 荷電粒子ビーム照射装置及び基板の帯電低減方法 |
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