JP2003114714A - 設備管理システム - Google Patents

設備管理システム

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JP2003114714A
JP2003114714A JP2001308664A JP2001308664A JP2003114714A JP 2003114714 A JP2003114714 A JP 2003114714A JP 2001308664 A JP2001308664 A JP 2001308664A JP 2001308664 A JP2001308664 A JP 2001308664A JP 2003114714 A JP2003114714 A JP 2003114714A
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management
water treatment
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equipment
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Yoichi Oya
揚一 大矢
Mitsuhiro Ogura
光博 小倉
Shinichi Inoue
真一 井上
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Kurita Water Industries Ltd
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Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転管理を管理センタに委ねながら上記水処
理設備を構築する各部の設備機器の運転状況を容易に、
且つ確実に把握することのできる設備管理システムを提
供する。 【解決手段】 水処理設備の稼働状態を示す管理データ
を客先毎に設定した専用の情報提示画面(コンテンツ画
面)を用いて提示するに際して、前記処理設備を撮像し
た写真21とその設備名を含む設備情報22とを情報提
示画面に見出しとして固定的に表示すると共に、管理デ
ータ中の指定された種別の管理データ23,24,〜27
を前記見出しを表示した画面中に選択的に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、客先毎に設けられ
た複数の処理設備の稼働状態を管理し、その管理データ
を客先別に分かり易く提示する機能を備えた設備管理シ
ステムに関する。
【0002】
【関連する背景技術】各種工場やビルディングには、空
調設備に組み込まれる冷却水系やボイラー水系等の水処
理設備が数多く設けられる。この種の水処理設備におい
ては、ポンプやボイラ等の運転状況を管理することのみ
ならず、循環水系における処理水の水質を管理したり、
更には処理水中に生じるスライムやスケールを除去する
為の処理薬品を適宜注入する等の保守が必要である。
【0003】しかしながら水処理設備を設けた客先側に
おいて、個々にその稼働状況を管理するには相当の負担
が掛かる。しかも稼働状況を管理するには、個々の水処
理設備の仕様に応じた専門的な知識を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで従来より、水処
理設備の各部に設けた各種のセンサを用いてポンプやボ
イラ等の運転時間や処理水量、更には処理水の電気伝導
度等からなる該水処理設備の運転状態を示す情報を管理
センタに収集し、その集計データや分析結果を当該水処
理設備の運転管理者に報告することで、その運転管理を
支援することが提唱されている。
【0005】しかしながら水処理設備の運転管理を管理
センタに委ねている場合、一般的に客先側にとって必要
な任意の時点において、水処理設備の運転状況を示す情
報を速やかに得ることが困難である等の問題がある。換
言すれば客先においては、管理センタから定期的に通知
される運転状況の監視結果の報告を待つか、或いは管理
センタに問い合わせて、その時点での監視状況の報告を
受ける必要がある。
【0006】また管理センタから報告される各種の管理
データや分析結果を取得しても、水処理設備の構成規模
が大きく、様々な管理・分析データが存在するような場
合、そのデータがどの設備機器に関するものかを把握す
るまでに時間が掛かったり、目的とする設備機器に関す
る管理・分析データを抽出するまでに多大な時間が掛か
る等の不具合を招来することもある。更には同じような
機能を呈する設備機器が複数台設けられているような場
合、管理・分析データと設備機器との対応付けを誤る虞
もあった。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、例えば水処理設備を備えた客先
において、その運転管理を管理センタに委ねながら、必
要な時点で上記水処理設備を構築する各部の設備機器の
運転状況を容易に、しかも管理センタとの間で対話的に
確実に把握することのできる設備管理システムを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る設備管理システムは、客先毎に設けら
れた複数の処理設備からそれぞれ通知されるデータを収
集して各処理設備の稼働状態を管理する管理手段と、イ
ンターネット等の所定のメディアを介してアクセスされ
る、いわゆるホームページからなる情報提示画面であっ
て、前記各処理設備を設けた客先毎に設定した専用の情
報提示画面を用いて前記各処理設備の稼働状態を示す管
理データを客先別に提示する情報提示手段とを具備した
ものであって、特に上記情報提示手段においては、前記
処理設備を撮像した写真とその設備名を含む設備情報と
を前記情報提示画面に見出しとして表示すると共に、前
記管理データ中の指定された種別の管理データを上記見
出しを表示した画面中に選択的に表示する表示制御手段
を備えることを特徴としている。
【0009】ちなみに前記表示制御手段は、指定された
種別の管理データを前記見出しを表示した画面中に選択
的にウィンドウ表示するように構成される。また前記管
理データは、水処理設備から収集したデータを、その管
理項目毎にグラフ化したデータ、またはスクロール可能
な一覧表形式のデータとしてウィンドウ表示されるよう
に構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る設備管理システムについて、冷却水系や
ボイラー水系等の水処理設備の管理を例に説明する。図
1はこの実施形態に係る設備管理システムの全体的な概
略構成を示すもので、1(1a,〜1n)は複数の客先
にそれぞれ設けられた水処理設備である。これらの各水
処理設備1は、例えば各水処理設備1を構築する各部の
動作状態等をそれぞれ検出する複数種のセンシング手段
からなるセンシング部2(2a,〜2n)を備え、その
センシングデータを所定の通信回線を介して管理センタ
10に通知する如く構成される。ちなみに上記センシン
グ部2(2a,〜2n)は、例えばボイラやポンプの運
転時間、処理水の電気電導度、通水量等をそれぞれ検出
するように構成される。
【0011】また上記各水処理設備1からそれぞれ定期
的に採取された処理水は、図示しない分析センタに送ら
れて水質分析3(3a,〜3n)され、その水質分析結
果は上記分析センタから前記管理センタ10に通知され
るようになっている。即ち、処理水に対する水質分析は
物理・化学的な処理により実行されることから、前述し
たセンシングとは独立に、前記各水処理設備1から定期
的に処理水を採取して分析センタにその分析が委ねられ
る。
【0012】しかして管理センタ10は、各水処理設備
1からそれぞれ通知されるセンシングデータ、および分
析センタから報告される水質分析結果を収集し、各水処
理設備1毎に収集データを集計すると共に、これらのデ
ータに従って各水処理設備1の稼働(運転)状態をそれ
ぞれ分析する機能を備える[管理手段]。更に管理セン
タ10は、上記分析結果に応じて異常事態の発生を防止
する上での各種の対応策を求める機能を備えている。こ
のような管理センタ10における前記各水処理設備1か
らの収集データの集計とその分析、更には分析結果に基
づく対応策の立案は、該管理センタ10が備えた顧客デ
ータベース(DB)4および技術データベース5を参照
しながら実行される。
【0013】尚、顧客データベース4は、前記各水処理
設備1毎にその設備仕様、具体的にはその設備を構築し
たシステム構成図(系統図)、該設備を構成するポンプ
やボイラ、軟水器等からなる各種水処理機器の機器仕
様、およびその製造会社名と型名、更には各水処理機器
の設置箇所等を登録したものである。また技術データベ
ース5は、各水処理設備1において用いられるスケール
除去剤等の薬剤に関する情報や、各種水処理機器に関す
る一般的な技術情報等を登録したものである。
【0014】このようなデータベース4,5を参照する
ことで、前記管理センタ10は前述した各水処理設備1
からそれぞれ収集したセンシングデータに従って、各デ
ータがそれぞれ意味する内容を解析し、各水処理設備1
における固有な運転仕様(運用形態)に応じて、その運
転状態をそれぞれ分析している。そしてその運転状況に
問題(不具合)があるような場合には、その不具合に起
因する異常事態の発生を防止する上での対応策を求める
ものとなっている。
【0015】一方、前記管理センタ10は上述した管理
手段にて求められた各水処理設備1の稼働状態を示す集
計・分析データを、その水処理設備1を設けた客先毎に
個別に提示する情報提示手段を備える。この情報提示手
段は、ここでは所定のメディアを介してアクセスされる
情報提示画面、いわゆるインターネットにおけるホーム
ページとして実現されている。特にこの設備管理システ
ムにおいては、前述した水処理設備1を設けた客先(顧
客)毎に専用のホームページが、客先側の使い勝手に立
脚したマイページ6(6a,〜6n)としてそれぞれ設
定されている。これらのマイページ6は、そのマイペー
ジ6が専用に設定された客先側からだけアクセス可能な
もので、任意の一般ユーザからアクセス可能なホームペ
ージ7とは別個に設けられる。
【0016】そして上記情報提示手段は、前述した設備
状態監視手段にて求めた各水処理設備1の稼働状態を示
す集計・分析データを、その水処理設備1を設けた客先
毎に専用に設けた前記マイページ6にそれぞれ個別に提
示している。そして客先からのマイページ6のアクセス
があったとき、このマイページ6を介して当該客先が備
える水処理設備1の稼働状態を示す集計・分析データ
を、その客先に対して速やかに、且つ対話的に提示する
ものとなっている。
【0017】また管理センタ10は、このマイページ6
を介して前記技術データベース5に蓄積されている各種
の技術情報を提示したり、マイページ6を介して客先か
らの問い合わせや、薬剤等の消耗品の納入依頼(発注)
を直接的に受信する等のサービス機能も有している。こ
のようなマイページ6を介するサービス機能を用いるこ
とで、水処理設備1を設けた客先と管理センタ10との
間で直接的な情報交換を実行し、これによって各水処理
設備1の円滑な運用を効果的にサポートするものとなっ
ている。
【0018】尚、前記ホームページ7には、前述した技
術データベース5に蓄積されている各種の技術情報や、
各種水処理機器についての情報がだけ提示され、前述し
た各水処理設備1についての集計・分析データが提示さ
れることはない。従って一般ユーザがホームページ7を
アクセスしても、前述した各水処理設備1の運用内容が
外部に漏れることはない。換言すれば管理センタ10か
らは、ホームページ7を介して水処理技術に関する一般
的な技術情報や最新技術情報、更には販売対象とする水
処理機器や薬剤等の、いわゆるカタログ情報等を幅広い
ユーザ層に亘って提供するサービスが実行される。
【0019】また前述した管理センタ10は、更に前述
した各水処理設備1の稼働状態の分析結果とその対応策
に従って、適宜、保守サービス部門8に指令を発し、メ
ンテナンスを必要とする水処理設備1に対して保守員を
派遣する等して当該水処理設備1の運用を支援する機能
を備える。この運用支援機能は、例えば前記顧客データ
ベース4を参照してメンテナンスを必要とする水処理設
備1の所在地を求め、その所在地を営業エリアとする営
業所に対して、上記水処理設備1に対するメンテナンス
内容を通知する等して行われる。また前記管理センタ1
0は、前述したマイページ6やホームページ7を介して
薬剤等の消耗品の納入依頼(発注)を受けたとき、その
受注情報を物流システム9に通知して消耗品等を速やか
に納入する役割も備えている。
【0020】ここで上述した水処理設備の管理データを
客先毎に提示するマイページ6について今少し詳しく説
明すると、このマイページ6は、例えば図2(a)に示す
ようなトップページ画面を備え、このトップページ画面
上に表示された複数の選択項目を指定(クリック)する
ことで、図2(b),(c)にそれぞれ例示するような複数
のコンテンツ画面をウィンドウ表示するように構成され
る。
【0021】即ち、図2(a)に示すマイページ6のトッ
プページ画面には、管理センタ10との間で直接情報交
換する為のメールボックス11が設けられており、この
メールボックス11を通して問い合わせ情報の発信や、
その回答の受信が行われる。またトップページ画面に
は、水処理設備1の管理に関する情報を取得する為の設
備情報選択項目として「水質管理レポート」12、「現
在の設備状況」13、「水質分析結果」14等が設けら
れている。
【0022】ちなみに上記「水質管理レポート」12
は、管理センタ10にて集計した水処理設備1の、例え
ば1ヶ月に亘るセンシングデータを一覧表型式のマンス
リーレポート等として提示する為の選択項目である。こ
の「水質管理レポート」12を選択的にクリックするこ
とで水処理設備1の各部を構成する設備機器の管理項目
が、例えば図3に示すような一覧表型式の補助画面とし
て前記トップページ画面上に表示される。そしてこの補
助画面において、注目すべき設備機器を特定(選択指
定)することで、図2(b)に示すような管理データを提
示する為のコンテンツ画面が表示される。
【0023】この図2(b)に示すコンテンツ画面は、上
記補助画面において特定された設備機器を撮影した図4
(a)に示すような写真21と、図4(b)に示すような上
記設備機器の設備名、設置場所、設備分類等と、その稼
働状態を示す情報を提示する稼働状態提示画面22を見
出しとして表示すると共に、図5(a)〜(e)にそれぞれ
示すような上記設備機器の管理データを表またはグラフ
23,24,〜27として選択的にウィンドウ表示するよ
うに構成される。特に上記見出しとしての写真21と稼
働状態提示画面22は前記コンテンツ画面上に固定的に
表示され、また表またはグラフ23,24,〜27からな
る管理データは前記コンテンツ画面上に選択的にウィン
ドウ表示され、また各ウィンドウ表示画面においてスク
ロール可能に表示されるようになっている。尚、これら
の管理データをそれぞれ表示するウィンドウ画面につい
ては、互いに重ね合わせて表示しても良く、並列的に並
べて表示するようにしても良い。
【0024】尚、図5(a)に例示する表23は薬注ポン
プの1ヶ月当たりの稼働時間と薬品使用量とを示したも
のであり、また図5(b)に例示する表24は冷却塔の稼
働状態を示している。また図5(c)に例示するグラフ2
5は循環水系における薬品濃度の推移を示したものであ
り、図5(d)に例示するグラフ26は循環水系における
電気伝導率(実測値)の推移を示している。そして図5
(e)に例示するグラフ27は、設備稼働時間と薬品使用
量との推移を示している。
【0025】このようにしてコンテンツ画面上に表示さ
れる管理データは、設備機器の仕様に応じて多岐の種類
に亘り、その情報量も膨大である。このようなことから
上記表またはグラフ23,24,〜27からなる管理デー
タのコンテンツ画面上への表示は、前述したように選択
的に、或いはスクロール可能に表示される。しかしこの
際にも前述した写真21および稼働状態提示画面22か
らなる見出しを該コンテンツ画面上に固定的に表示する
ことで、その管理データがどの設備機器に関するもので
あるかが常に明示される。従ってマイページ6をアクセ
スした客先においては、常にどの設備機器の管理データ
をモニタしているかを的確に把握しながら、その管理デ
ータを取得し得るようになっている。
【0026】特にこのコンテンツ画面においては、設備
機器を撮影した写真21が設備機器名等を表示した稼働
状態提示画面22と共に見出しとして常に固定的に表示
されるので、客先側においては自己が管理する処理設
備、ひいては各設備機器を視覚的なイメージとして認識
することができる。従って設備仕様に応じて種々の形態
で水処理設備1に組み込まれた設備機器の様子を上記写
真22から確認することができるので、仮に同じような
機能の設備機器が他の部位にも用いられているような場
合であっても、モニタ対象とする設備機器を確認しなが
ら、その管理データを容易に取得することが可能とな
る。これ故、機器管理番号が似ている他の設備機器の管
理データを誤って取得するような不具合を未然に防ぐこ
とが可能となる。
【0027】尚、前述したトップページ画面において
「現在の設備状況」13を選択指定した場合には、水処
理設備1における現在の稼働状況の様子が、例えば水処
理設備の構成を模式化したイラスト画面において、その
各部毎の運転状況を多段階に色別表示する等して提示さ
れる。更に「水質分析結果」14を選択指定した場合に
は、管理センタ10に報告された水質分析結果が、デー
タシート画面として提示されるものとなっている。尚、
この「水質分析結果」14の選択項目については、分析
センタから水質分析結果が報告されたときにだけ表示す
るようにし、これによって水質分析結果が求められてい
る旨を通知するようにしても良い。
【0028】また前記トップページ画面には、客先にと
って有用な情報を提示する為の有用情報選択項目として
「MSDS表示」15、「Q&A」16、「技術用語解
説」17、「取扱商品の紹介」18等が設けられてい
る。上記「MSDS表示」15は、種々の薬品に関する
マテリアル・セーフティ・データ・シートを、図3(c)
に示すように画面表示し、その薬品に関する取り扱い注
意事項や成分等の情報を、その利用者に提示する役割を
担う項目である。また「Q&A」16は、過去に寄せら
れた水処理に関する質問とその応答をデータベース化し
て客先に対する技術資料として提示する項目であり、
「技術用語解説」17は水処理に関する種々の技術用語
を解説する辞書的な役割を担う項目である。更に「取扱
商品の紹介」18は、各種水処理機器の紹介や新製品の
紹介を行うカタログ的な役割を担う項目からなる。これ
らの各項目に関する情報は、それぞれのコンテンツ画面
としてマイページ6を通して客先に提示される。
【0029】その他にもこのマイページ画面において
は、その他の項目19として消耗品の発注受付画面を指
定する項目を有している。この発注受付画面において
は、水処理設備1において使用されている消耗品のリス
トとその販売価格等が表示され、この表示画面上におい
て消耗品を指定することで、その発注受付処理が自動的
に実行される。そして前述したように物流システム9に
対してその発注部品(消耗品)の納入が指示される。
【0030】かくして上述したマイページ6のコンテン
ツ画面を用いて水処理設備1の稼働状況を示す管理デー
タを該水処理設備1を設けた客先に提示する設備管理シ
ステムによれば、客先と管理センタ10との間で対話的
に情報交換し、客先が求めている管理データ等を速やか
に提示することができる。しかも前述したように水処理
設備1を構築する設備機器が特定された場合、その設備
機器を撮影した写真21およびその設備機器名等を見出
しとしてコンテンツ画面上に固定的に表示しながら、当
該設備機器に関する管理データを選択的に、或いはスク
ロールしながら表示するので、モニタ対象とする設備機
器を上記写真21から確認した上で、所望とする管理デ
ータを容易に、しかも確実に取得することができ、従っ
てその実用的利点が多大である。
【0031】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えば前述したコンテンツ画面につい
ては、客先に提供する情報内容に応じて定めれば良いも
のである。また水処理設備1の構成規模によっては、そ
の設備の全体の写真21を用いることも可能であり、水
処理設備1を設けた建屋の写真を用いることも可能であ
る。また個々の設備機器を撮影した写真については、そ
の周辺の設備環境についても併せて撮影しておく方が好
ましい。その他、管理データを示す表やグラフの型式に
ついても種々変形可能なものであり、要は本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水
処理設備の管理データを客先毎に設定した専用の情報提
示画面を用いて提示するに際して、上記水処理設備を構
築した設備機器を撮影した写真を、その設備機器名等を
含む設備情報と共に見出しとして固定的に表示しなが
ら、その設備機器に関する管理データを選択的に、或い
はスクロールしながら表示するので、客先側においては
モニタ対象とする設備機器を上記見出しから確実に把握
しながら、その管理データを容易に取得することができ
る。従って設備機器の管理を管理センタに委ねている場
合であっても、処理設備を構築する各部の設備機器の運
転状況を容易に、しかも管理センタとの間で対話的に確
実に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る設備管理システムの
全体的な概略構成を示す図。
【図2】管理センタが作成するマイページの画面例を示
す図。
【図3】水処理設備を構成する設備機器を一覧表型式で
示す補助画面の例を示す図。
【図4】コンテンツ画面上における見出しとして用いら
れる写真と設備名等を含む稼働状態提示画面の例を示す
図。
【図5】コンテンツ画面上に表示される表またはグラフ
からなる管理データの例を示す図。
【符号の説明】
1 水処理設備 2 センシング部 3 水質分析 4 顧客データベース 5 技術データベース 6 マイページ(客先毎に設定された専用の情報提示画
面) 10 管理センタ 21 設備機器を撮影した写真 22 設備名等を含む稼働状態提示画面 23,24,〜27 ウィンドウ表示される管理データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 138 G06F 17/60 138 ZEC ZEC (72)発明者 井上 真一 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 Fターム(参考) 5H223 AA01 AA05 AA11 CC08 CC09 DD03 DD07 DD09 EE06 FF03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客先毎に設けられた複数の処理設備から
    それぞれ通知されるデータを収集して各処理設備の稼働
    状態を管理する管理手段と、 所定のメディアを介してアクセスされる情報提示画面で
    あって、前記各処理設備を設けた客先毎に設定した専用
    の情報提示画面を用いて前記各処理設備の稼働状態を示
    す管理データを客先別に提示する情報提示手段とを具備
    し、 上記情報提示手段は、前記処理設備を撮像した写真とそ
    の設備名を含む設備情報とを前記情報提示画面に見出し
    として表示すると共に、前記管理データ中の指定された
    種別の管理データを上記見出しを表示した画面中に選択
    的に表示する表示制御手段を備えることを特徴とする設
    備管理システム。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、指定された種別の
    管理データを前記見出しを表示した画面中に選択的にウ
    ィンドウ表示するものである請求項1に記載の設備管理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記管理データは、グラフ化したデー
    タ、またはスクロール可能な一覧表形式のデータとして
    ウィンドウ表示されるものである請求項1に記載の設備
    管理システム。
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