JP2000268089A - 施設管理装置 - Google Patents

施設管理装置

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JP2000268089A
JP2000268089A JP6925499A JP6925499A JP2000268089A JP 2000268089 A JP2000268089 A JP 2000268089A JP 6925499 A JP6925499 A JP 6925499A JP 6925499 A JP6925499 A JP 6925499A JP 2000268089 A JP2000268089 A JP 2000268089A
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JP6925499A
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節 野間
Masaru Hasegawa
大 長谷川
Atsushi Shibuya
厚 渋谷
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Yamatake Building Systems Co Ltd
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Yamatake Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の管理ポイントのデータのみ表示可能と
する。データの解析,解析結果の表示をスピーディに行
う。複数のグラフを画面上で比較可能とする。 【解決手段】 階層構造で選択条件を指定する。これに
よって、グラフ選択テーブル4-31中のグラフNO.が選択
され、このグラフNO.に応ずるグラフファイル4-33が開
かれる。グラフファイルには設定シート4A,データシー
ト4B,グラフシート4C,VBAモジュール4Dが用意され
ている。設定シート4Aを介してデータの抽出条件の設定
を行うと、その抽出条件に応じたデータがデータベース
4-2 から取り出されてワークエリア4-32に格納され、V
BAモジュール4Dによって加工が施され、必要に応じて
演算が施され、データシート4Bに貼り付けられ、これと
リンクするグラフシート4Cにおいてグラフ表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビル等の施設内
の各種管理ポイントのデータを収集し管理する施設管理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、多機能のビル管理システムで
は、ビル内の各種管理ポイントのデータを定期的に収集
し、管理に役立てている。図6に従来のビル管理システ
ムの概要を示す。同図において、1はビル内の各種管理
ポイント、2(2−1〜2−n)はビル内に分散配置さ
れた設備統合コントローラ、3はビルの中央監視室に設
けられたビル管理装置である。ビル管理装置3はデータ
収集部3−1とデータ格納部3−2とデータ表示部3−
3ととを備えている。
【0003】このビル管理システムにおいて、設備統合
コントローラ2−1〜2−nは自己の管理下の各種管理
ポイント1からのデータを例えば1分周期で収集し、ビ
ル管理装置3は設備統合コントローラ2−1〜2−nが
収集した各種管理ポイント1からのデータを例えば1時
間毎に収集する。この収集データは、データ集計機能を
有するデータ収集部3−1を介してデータ格納部3−2
に蓄積されたうえ、表示部3−3からの要求に応えて画
面上に表示される。
【0004】この場合、表示項目として例えば温度制御
状況を指定すれば、ビル内の温度管理ポイントのデータ
の履歴が画面上に表示される。すなわち、1つのグラフ
中に、ビル内の温度管理ポイントのデータの履歴が折れ
線などによって表示される。
【0005】また、データ表示部3−3は、データ格納
部3−2に蓄積されるデータをリアルタイムで取り込ん
で画面上にグラフ表示する。また、データ表示部3−3
は、データ収集部3−1において集計される時間毎/日
毎/月毎の集計データ(平均温度や最大温度,最小温度
など)を取り込んで画面上にグラフ表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のビル管理システムによると、ビル管理装置3
において、表示項目として例えば温度制御状況を指定し
た場合、1つのグラフ中にビル内の温度管理ポイントの
データの履歴が折れ線などによって表示されるが、所望
の温度管理ポイントのデータだけではなく他のポイント
も重なって表示されている場合もあり、この中から所望
の温度管理ポイントのグラフを探さなければならない。
【0007】また、表示項目として例えば湿度制御状況
を指定すると、それまで表示されていた温度制御状況の
グラフに代えて湿度制御状況のグラフが表示されるた
め、温度制御状況のグラフと湿度制御状況のグラフとを
画面上で比較するというようなことができなかった。
【0008】また、データ収集部3−1では、合計、平
均、最大、最小などの簡単な演算しか行っていない。こ
のため、エンタルピや稼働率など複雑な計算を行いたい
ような場合、すなわちデータを解析しその解析結果を表
示させたいような場合、一旦、データ格納部3−2中の
データを別の媒体に転送し、オフラインで別のシステム
で分析しなければならず、時間がかかるという問題があ
った。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、所望の管理
ポイントのデータのみを表示することの可能な、また、
データの解析およびその解析結果の表示をスピーディに
行うことが可能で、温度制御状況のグラフと湿度制御状
況のグラフというような複数のグラフを画面上で比較す
ることも可能な施設管理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、あらかじめ定められた管理ポイント
のデータを定周期で収集し、時間毎/日毎/月毎に集計
して日報データ/月報データ/年報データとし、この日
報データ/月報データ/年報データを個々にデータベー
スに格納するようにする一方、階層構造で指定される選
択条件に応じたグラフファイルを個々に開くグラフファ
イル手段を設け、また、設定される抽出条件を取得し、
その抽出条件に応じたデータをデータベースから取り出
し、ワークエリアに格納するデータ抽出手段を設け、前
記グラフファイルに、データ抽出手段への抽出条件の設
定を可能とする設定シートと、データシートと、ワーク
エリアに格納されたデータに加工を施して、また必要に
応じて演算を施して、データシートに貼り付けるVBA
モジュールと、データシートとリンクしこのデータシー
トに貼り付けられたデータをグラフ表示するグラフシー
トとを用意するようにしたものである。
【0011】この発明によれば、階層構造(例えば、設
備(空調機)→場所(厨房)→データの種類(温度制御
状況/湿度制御状況/温湿度制御状況))で選択条件を
指定すると、この指定した選択条件に応じたグラフファ
イルが開かれる。このグラフファイルにおいて、設定シ
ートを介してデータの抽出条件の設定を行うと、その抽
出条件に応じたデータがデータベースから取り出されて
ワークエリアに格納される。このワークエリアに格納さ
れたデータは、VBAモジュールによって加工が施さ
れ、また必要に応じて演算(例えば、エンタルピや稼働
率など複雑な計算)が施され、データシートに貼り付け
られ、このデータシートとリンクするグラフシートにお
いてグラフ表示される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図2はこの発明に係るビル管理シス
テムの概要を示す図である、同図において、1はビル内
の各種管理ポイント、2(2−1〜2−n)はビル内に
分散配置された設備統合コントローラ、4はビルの中央
監視室に設けられたビル管理装置、5は光磁気ディスク
(MO)である。ビル管理装置4はデータ収集部4−1
とデータ格納部4−2とグラフ表示部4−3とを備えて
いる。
【0013】ビル管理装置4において、データ収集部4
−1は、設備統合コントローラ2−1〜2−nが1分周
期で収集した各種管理ポイント1からのデータを1時間
毎に収集し、時間毎/日毎/月毎に集計して日報データ
/月報データ/年報データとし、この日報データ,月報
データ,年報データをデータ格納部(データベース)4
−2中に日報データベース(日報DB)4−21,月報
データベース(月報DB)4−22,年報データベース
(年報DB)4−23として個々に格納する。
【0014】日報データは1時間単位での管理としてお
り、1時間毎の平均温度,最大温度,最小温度などが1
3ヶ月分、日報DB・4−21に保存される。月報デー
タは日単位での管理としており、例えば1日毎の平均温
度や最大温度,最小温度などが4年分、月報DB・4−
22に保存される。年報データは月単位での管理として
おり、例えば月毎の平均温度や最大温度,最小温度など
が10年分、年報DB・4−23に保存される。
【0015】なお、保存期間は、システムの規模やデー
タ格納部4−2の容量等により異なることは言うまでも
ない。また、データ収集部4−1では、管理ポイント間
のデータについて簡単な演算(四則演算)を行い、その
演算結果を集計することも可能である。また、例えば、
空調機のオフ時は温度の平均の計算に入れないようにし
たり、データによっては時間帯毎や曜日毎の指定を行っ
たりする。このデータ収集部4−1での演算結果も日報
DB・4−21,月報DB・4−22,年報DB・4−
23に格納される。
【0016】また、オーバフローしそうな場合、日報D
B・4−21,月報DB・4−22,年報DB4−23
中のデータは、MO・5にコピーすることができる。M
O・5にコピーされたデータは、データ格納部4−2中
の再表示エリア4−24を通して、グラフ表示部4−3
へ供与することが可能である。
【0017】図1はグラフ表示部4−3におけるグラフ
表示機能を説明する図である。同図において、4−31
はグラフ選択テーブル、4−32はワークエリア、4−
33はグラフファイル、4−34はデータ抽出部であ
る。グラフ選択テーブル4−31から「グラフNO.」
を選択すると、グラフファイル4−33が開かれる。こ
の例では、大項目を「空調機」、中項目を「厨房」、グ
ラフ名称を「温湿度制御状況」として、グラフNO.
「G010101」を選択することにより、厨房の空調
機による室内環境として温湿度の制御状況を表示するグ
ラフファイル4−33Sを開いている。
【0018】なお、本実施の形態では、グラフ選択テー
ブル4−31からのグラフNO.の選択に際し、図3に
示すようなグラフ選択ウィンドウ4Eを出現させる。そ
して、このグラフ選択ウィンドウ4Eから、設備→場所
→データの種類を階層構造で指定する。この例では、設
備として「空調機」を、場所として「厨房」を、データ
の種類として「温湿度制御状況〔Set〕」を指定する
ことにより、グラフファイル4−33Sを開いている。
【0019】グラフファイル4−33Sには、設定シー
ト4A、データシート4B、グラフシート4C、VBA
モジュール(VBAマクロ)4Dが用意されている。グ
ラフファイル4−33Sが開かれた場合、設定シート4
Aには、前回の設定内容が残されている。例えば、「デ
ータ期間」として「1999年2月1日」が、「使用D
B」として「日報DB」が、「管理ポイントNO.」お
よび「データ種類」として「101瞬時」,「102瞬
時」が、前回の設定内容として残されている。
【0020】グラフファイル4−33Sが開かれると、
この設定シート4Aにおける前回の設定内容が抽出条件
とされ、この抽出条件をデータ抽出部4−34が取得し
て、その抽出条件に応じたデータをデータ格納部4−2
から取り出す。この場合、データ抽出部4−34は、日
報DB・4−21から「1999年2月1日」の「管理
ポイントNO.101」および「管理ポイントNO.1
02」の「瞬時データ」を取り出し、ワークエリア4−
32に格納する。
【0021】このワークエリア4−32に格納されたデ
ータは、グラフファイル4−33SにおけるVBAモジ
ュール(VBAマクロ)4Dによって、グラフ表示でき
る形に加工され、必要に応じて演算が施され、最終形と
してデータシート4Bに貼り付けられる。
【0022】データシート4Bはグラフシート4Cとリ
ンクが張られている。これにより、貼り付けられた「管
理ポイントNO.101」のデータがデータシート4B
から取り出され、そのデータの履歴がグラフシート4C
のグラフ4C1中に、厨房における空調機による「19
99年2月1日」の温度制御状況を示すグラフとして折
れ線で表示される。また、貼り付けられた「管理ポイン
トNO.102」のデータがデータシート4Bから取り
出され、そのデータの履歴がグラフシート4Cのグラフ
4C2中に、厨房における空調機による「1999年2
月1日」の湿度制御状況を示すグラフとして折れ線で表
示される。
【0023】ここで、グラフファイル4−33Sを開い
たオペレータは、設定シート4Aにおける設定内容を変
えることにより、グラフ4C1,4C2に所望のグラフ
を表示させることができる。例えば、設定シート4Aに
おいて、そのデータ期間入力ダイアログ4A1に「19
99年2月3日」と設定する(図4参照)。すると、こ
の設定シート4Aにおける設定内容が抽出条件としてデ
ータ抽出部4−34へ与えられ、この抽出条件に応じた
データをデータ抽出部4−34がデータ格納部4−2か
ら取り出す。
【0024】この場合、データ抽出部4−34は、日報
DB・4−21から「1999年2月3日」の「管理ポ
イントNO.101」および「管理ポイントNO.10
2」の「瞬時データ」を取り出し、ワークエリア4−3
2に格納する。ワークエリア4−32に格納されたデー
タは、前述と同様にして、グラフファイル4−33Sに
おけるVBAモジュール(VBAマクロ)4Dによっ
て、グラフ表示できる形に加工され、必要に応じて演算
が施され、最終形としてデータシート4Bに貼り付けら
れる。
【0025】データシート4Bはグラフシート4Cとリ
ンクが張られている。これにより、貼り付けられた「管
理ポイントNO.101」のデータがデータシート4B
から取り出され、そのデータの履歴がグラフシート4C
のグラフ4C1中に、厨房における空調機による「19
99年2月3日」の温度制御状況を示すグラフとして折
れ線で表示される。また、貼り付けられた「管理ポイン
トNO.102」のデータがデータシート4Bから取り
出され、そのデータの履歴がグラフシート4Cのグラフ
4C2中に、厨房における空調機による「1999年2
月3日」の湿度制御状況を示すグラフとして折れ線で表
示される。
【0026】なお、データ期間入力ダイアログ4A1か
らは、特定の日の他、特定の年、月、期間などを入力す
ることもでき、比較日(2日)、比較月(2月)、比較
年(2年)などを入力することも可能である。特定の月
が入力されれば、「使用DB」は自動的に「月報DB」
とされ、特定の年が入力されれば、「使用DB」は自動
的に「年報DB」とされる。使用DBについても所望の
DBを選択することが可能である。また、データ種類に
は、「瞬時」の他、「偏差値」、「合計値」などがあ
り、所望のデータ種類を指定することができる。また、
使用DB中、表示させたい管理ポイントも指定すること
ができる。
【0027】また、設定シート4Aにおいては、グラフ
タイトル(タイトルバーに表示)、グラフ内容説明文
(1行ヘルプをグラフエリアに表示させるため)、グラ
フ凡例などを設定することも可能である。また、VBA
モジュール4Dにおいて施される演算とは、エンタルピ
や稼働率などの複雑な計算であり、このVBAモジュー
ル4Dにおいて必要に応じてオンラインでデータを解析
する。
【0028】なお、上述においては、グラフ選択ウィン
ドウ4Eから、設備として「空調機」を、場所として
「厨房」を、データの種類として「温湿度制御状況〔S
et〕」を指定するようにした場合について説明した
が、各種の選択が可能である。例えば、「空調機」→
「厨房」はそのままとし、データの種類を「温湿度制御
状況〔1/2〕」としたり、「温湿度制御状況〔2/
2〕」としたりすることも可能である。
【0029】この場合、グラフ選択テーブル4−31に
おいて、それぞれのグラフNO.が選択され、それぞれ
のグラフファイルが開かれる。すなわち、「空調機」→
「厨房」→「温湿度制御状況〔1/2〕」と指定すれ
ば、その階層構造で指定される選択条件に応じたグラフ
ファイル4−33Aが開かれれる。また、「空調機」→
「厨房」→「温湿度制御状況〔2/2〕」と指定すれ
ば、その階層構造で指定される選択条件に応じたグラフ
ファイル4−33Bが開かれる。
【0030】「空調機」→「厨房」→「温湿度制御状況
〔1/2〕」と指定した場合に開かれるグラフファイル
4−33Aにおいて、そのグラフシート4Cには温度制
御状況を示すグラフ4C1のみが現れる。また、「空調
機」→「厨房」→「温湿度制御状況〔2/2〕」と指定
した場合に開かれるグラフファイル4−33Bにおい
て、そのグラフシート4Cには湿度制御状況を示すグラ
フ4C2のみが現れる。これらのグラフファイル4−3
3A,4−33Bは個々に開くことが可能であり、画面
上において、温度制御状況を示すグラフ4C1と湿度制
御状況を示すグラフ4C2とは上下に並べたり、左右に
並べたりして比較することが可能である。
【0031】なお、グラフ4C1や4C2中のデータの
表示は折れ線に限られるものでないことは言うまでもな
く、表示される管理ポイントは複数の場合もあり得る。
すなわち、厨房が和食ゾーン、洋食ゾーンなどに分かれ
ていれば、それらのゾーン毎に温湿度の管理ポイント
(所望の管理ポイント)が存在し、これらの管理ポイン
トのデータが温度制御状況のグラフ4C1や湿度制御状
況のグラフ4C2に表示される。図5にこの場合の表示
例を示す。
【0032】図5において、温度制御状況のグラフ4C
1や湿度制御状況のグラフ4C2には複数の管理ポイン
トのデータが表示されているが、どの管理ポイントに対
応するデータかは色分けなどによって区別することがで
きる。なお、湿度制御状況のグラフ4C2において、黒
く塗りつぶした部分4Caはその管理ポイントが存在す
るゾーン中の空調機がオン状態であったことを示す。
【0033】以上の説明から分かるように、本実施の形
態によれば、グラフ選択ウィンドウ4Eから階層構造で
選択条件を指定することにより、その指定された選択条
件に応じたグラフファイル4−33を開き、このグラフ
ファイル4−33の設定シート4Aでの設定内容を抽出
条件として、階層構造で指定したグラフ中に所望の管理
ポイントのデータのみを表示させることができるので、
不必要な管理ポイントのデータが含まれないようにし
て、グラフを見易くすることができるようになる。
【0034】また、本実施の形態によれば、VBAモジ
ュール4Dにおいて、エンタルピや稼働率などの複雑な
計算がオンラインで行われるので、従来のようにオフラ
インで別のシステムでデータの解析を行うという手間を
要さず、データの解析およびその解析結果の表示がスピ
ーディに行われるものとなる。
【0035】また、本実施の形態によれば、グラフ選択
ウィンドウ4Eから「温湿度制御状況〔Set〕)を選
択すると、グラフファイル4−33Sが開かれ、温度制
御状況のグラフ4C1と湿度制御状況のグラフ4C2と
がセットで表示されるので、これらのグラフ4C1,4
C2中のデータを画面上で比較することができる。
【0036】また、グラフ選択ウィンドウ4Eから「温
湿度制御状況〔1/2〕)を選択すると、グラフファイ
ル4−33Aが開かれ、温度制御状況のグラフ4C1が
表示され、「温湿度制御状況〔2/2〕」を選択する
と、グラフファイル4−33Bが開かれ、湿度制御状況
のグラフ4C2が表示されるので、個々に開かれたグラ
フファイル4−33A,4−33Bのグラフ4C1,4
C2を画面上で上下に並べたり、左右に並べたりして、
そのグラフ4C1,4C2中のデータを画面上で比較す
ることができるようになる。
【0037】また、設定シート4Aにおける抽出条件の
設定により、同じグラフを表示期間を変えて2つ並べて
表示することも可能である。例えば、2月3日と2月4
日の温度制御状況のグラフを並べて、両者を比較検討し
たりすることができる。なお、本実施の形態は、ビル管
理システムへの適用例として説明したが、ビル以外への
各種施設への適用も可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、階層構造(例えば、設備(空調機)→場
所(厨房)→データの種類(温度制御状況/湿度制御状
況/温湿度制御状況))で選択条件を指定すると、この
指定した選択条件に応じたグラフファイルが開かれ、こ
のグラフファイルにおいて、設定シートを介してデータ
の抽出条件の設定を行うと、その抽出条件に応じたデー
タがデータベースから取り出されてワークエリアに格納
され、このワークエリアに格納されたデータにVBAモ
ジュールによって加工が施され、また必要に応じて演算
(例えば、エンタルピや稼働率など複雑な計算)が施さ
れ、データシートに貼り付けられ、このデータシートと
リンクするグラフシートにおいてグラフ表示されるの
で、所望の管理ポイントのデータのみを表示することが
可能となり、また、データの解析およびその解析結果の
表示をスピーディに行うことも可能となり、温度制御状
況のグラフと湿度制御状況のグラフというような複数の
グラフを画面上で比較することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2に示したビル管理システムにおけるビル
管理装置のグラフ表示部におけるグラフ表示機能を説明
する図である。
【図2】 本発明に係るビル管理システムの概要を示す
図である。
【図3】 グラフ選択ウィンドウからの階層構造での選
択条件の指定例を示す図である。
【図4】 データ期間入力ダイアログからのデータ期間
の入力例を示す図である。
【図5】 温度制御状況のグラフおよび湿度制御状況の
グラフにおける複数の管理ポイントのデータの表示例を
示す図である。
【図6】 従来のビル管理システムの概要を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…管理ポイント、2(2−1〜2−n)…設備統合コ
ントローラ、4…ビル管理装置、4−1…データ収集
部、4−2…データ格納部、4−21…日報データベー
ス(日報DB)、4−22…月報データベース(月報D
B)、4−23…年報データベース(年報DB)、4−
3…グラフ表示部、4−31…グラフ選択テーブル、4
−32…ワークエリア、4−33…グラフファイル、4
−34…データ抽出部、4A…設定シート、4A1…デ
ータ期間入力ダイアログ、4B…データシート、4C…
グラフシート、4C1,4C2…グラフ、4D…VBA
モジュール、4E…グラフ選択ウィンドウ。
フロントページの続き (72)発明者 渋谷 厚 東京都港区芝浦4丁目3番4号 山武ビル システム株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB05 CC45 EE01 FF03 FF04 GG04 GG07 GG09 5C082 AA12 AA21 BA16 BB43 CA62 CA76 CB01 CB06 DA89 MM10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設内の各種管理ポイントのデータを収
    集し管理する施設管理装置において、 あらかじめ定められた管理ポイントのデータを定周期で
    収集し、時間毎/日毎/月毎に集計して日報データ/月
    報データ/年報データとし、この日報データ/月報デー
    タ/年報データを個々にデータベースに格納するデータ
    収集手段と、 階層構造で指定される選択条件に応じたグラフファイル
    を個々に開くグラフファイル手段と、 設定される抽出条件を取得し、その抽出条件に応じたデ
    ータを前記データベースから取り出し、ワークエリアに
    格納するデータ抽出手段とを備え、 前記グラフファイルは、 前記データ抽出手段への抽出条件の設定を可能とする設
    定シートと、 データシートと、 前記ワークエリアに格納されたデータに加工を施して、
    また必要に応じて演算を施して、前記データシートに貼
    り付けるVBAモジュールと、 前記データシートとリンクしこのデータシートに貼り付
    けられたデータをグラフ表示するグラフシートとを有す
    ることを特徴とする施設管理装置。
JP6925499A 1999-03-15 1999-03-15 施設管理装置 Pending JP2000268089A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008151443A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和システム及びその制御方法
US9519393B2 (en) 2011-09-30 2016-12-13 Siemens Schweiz Ag Management system user interface for comparative trend view

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