JP2003114278A - X線像増強装置及びx線透過像撮像システム - Google Patents

X線像増強装置及びx線透過像撮像システム

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JP2003114278A JP2001310407A JP2001310407A JP2003114278A JP 2003114278 A JP2003114278 A JP 2003114278A JP 2001310407 A JP2001310407 A JP 2001310407A JP 2001310407 A JP2001310407 A JP 2001310407A JP 2003114278 A JP2003114278 A JP 2003114278A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像度の撮像を行うことが可能なX線像増
強装置及びX線透過像撮像システムを提供する。 【解決手段】 このシステムに用いられるX線像増強装
置1は、X線像増強管1tの管軸Zから離隔し且つ管軸
Zに平行な軸ZRを回転軸としてX線像増強管1tを支
持する回転移動機構1rを備えている。また、X線像増
強装置1は、回転軸ZRと管軸Zとの間の距離を調整す
るXステージ1aを更に備えている。被測定対象2の移
動速度に同期した速度で電子像の流れは偏向され、その
偏向方向は回転移動機構1rによって移動方向Yに一致
させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線像増強装置及
びX線透過像撮像システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線透過像撮像システムは、特開
昭49−10085号公報、特公昭53−48045号
公報、特開昭63−100360号公報及び特開平10
−206352号公報に記載されている。これらのシス
テムにおいては、時間的に移動する被測定対象の像をX
線像増強管で増強して撮像し、その出力像が移動しない
ように、当該出力像をミラー等で時々刻々と移動方向と
は逆方向に偏向することにより、出力像を同一位置に配
置された固体撮像素子上に結像させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな偏向は物理的振動を伴うため、高精度の撮像を行う
ことができなかった。
【0004】そこで、X線電子変換材料及びX線電子変
換材料に対向配置された出力蛍光面を備え、被測定対象
の移動速度に同期した速度で、X線電子変換材料と出力
蛍光面との間の電子像の流れを偏向するX線像増強管を
開発した。電子像の流れを偏向する電磁気学的な偏向手
段は、機械的偏向機構のように振動を伴わないため、高
精度の撮像を行うことができる。すなわち、被測定対象
の移動速度に同期した速度で、X線電子変換材料と出力
蛍光面との間の電子像の流れを偏向すると、被測定対象
の撮像時間を長くすることができ、したがって、解像度
と感度を向上させることができるのである。
【0005】ところが、電磁気学的な偏向手段を有する
X線像増強管をX線透過像撮像システム内に組み込んだ
場合、その電磁気学的な偏向方向と測定対象の移動方向
とが一致しない場合には、撮像した被測定対象像にボケ
や滲みが発生するので、高解像度の撮像を行うことがで
きない。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、高解像度の撮像を行うことが可能なX線
像増強装置及びX線透過像撮像システムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係るX線像増強装置は、X線電子変換材料
及び前記X線電子変換材料に対向配置された出力蛍光面
を備え、被測定対象の移動速度に同期した速度で、X線
電子変換材料と出力蛍光面との間の電子像の流れを偏向
するX線像増強管と、X線像増強管の管軸から離隔し且
つ管軸に平行な軸を回転軸としてX線像増強管を支持す
る回転移動機構とを備えることを特徴とする。
【0008】X線電子変換材料に被測定対象のX線像が
入射すると、これは電子像に変換され、この電子像は出
力蛍光面上に照射され、電子像に応じた蛍光像がX線像
増強管から出力される。被測定対象の移動速度に同期し
た速度で電子像の流れを偏向すると、蛍光像の結像位置
は停止させることができ、したがって、このX線像増強
管によれば、被測定対象の撮像時間を長くすることがで
きる。撮像には適当な固体撮像素子等を用いる。
【0009】このように、本X線像増強管を用いれば、
解像度及び感度を向上させることができるが、回転移動
機構によってX線像増強管の管軸をこれに平行な回転軸
回りに回転させると、いずれかの回転位置で電子像の偏
向方向と被測定対象の移動方向とを一致させることがで
きる。これにより、撮像した被測定対象像のボケや滲み
が減少するため、被測定対象のX線透過像を高解像度で
撮像することができる。
【0010】また、X線像増強装置は、回転軸と管軸と
の間の距離を調整する調整手段を更に備えることを特徴
とする。管軸と回転軸とは離隔しているので、管軸の回
転移動によって、管軸上の撮像位置が被測定対象の通過
経路上からずれる場合がある。調整手段は、回転軸と管
軸との間の距離を調整するので、管軸上の撮像位置を被
測定対象の通過経路上に移動させることができ、的確に
被測定対象を撮像することができる。
【0011】X線透過像撮像システムは、このX線像増
強装置と共に被測定対象の通過経路を挟んだ位置に配置
されるX線源を備える。X線源から出射されたX線は上
記通過経路上の被測定対象を透過し、X線像として対向
位置に配置されたX線像増強装置に入射する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に係るX線像増
強装置を用いたX線透過像撮像システムについて説明す
る。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明
は省略する。
【0013】図1はX線透過像撮像システムの斜視図で
ある。このX線透過像撮像システムは、X線像増強装置
1を備えている。このX線透過像撮像システムは、X線
像増強装置1と共に被測定対象2の通過経路(ベルトコ
ンベア)3を挟んだ位置に配置されるX線源4を更に備
えている。X線源4から出射されたX線は、通過経路3
上の被測定対象2を透過し、X線像として、この対向位
置に配置されたX線像増強装置1、詳細にはX線撮像装
置を構成するX線像増強管のX線電子変換材料1xcに
入射する。X線電子変換材料1xcは、これに入射した
被測定対象2の透過X線像を電子像に変換する。
【0014】X線像増強装置1はX線像増強管1tを備
えている。X線像増強管1tは、X線電子変換材料1x
c及びX線電子変換材料1xcに対向配置された出力蛍
光面1sを備えており、被測定対象2の移動速度に同期
した速度で、X線電子変換材料1xcと出力蛍光面1s
との間の電子像の流れを偏向する。偏向の方向は管軸Z
に垂直な平面内において設定できる。被測定対象2の電
子像が出力蛍光面1s上に照射されると、出力蛍光面1
sからは被測定対象2の蛍光像が出力される。
【0015】通過経路3上に載せられた被測定対象2
が、管軸Zに垂直な方向Yに沿って移動し、通過経路3
を幅方向に挟むように配置された光学式通過検出センサ
5,5間を通過すると、この通過時刻t0を基準時刻と
して、電子像の偏向開始時刻が設定される。偏向開始時
刻t1は、被測定対象2がX線像増強管1tの撮像視野
内に入る時刻であり、通過検出センサ5,5と上記視野
内の適当な位置との間の距離を被測定対象2の移動速度
で割った時間Δtだけ、上記基準時刻t0から遅延させ
た時刻である。
【0016】偏向開始時刻t1から電子像の偏向が開始
される。偏向を行わない場合には、被測定対象2の移動
に伴って出力蛍光面1s上で電子像が移動してしまう。
本形態では、出力蛍光面1s上の電子像の移動速度が零
となるように偏向の速度及び向きを設定する。したがっ
て、出力蛍光面1sからは、被測定対象2の蛍光像が不
動の状態で出力される。
【0017】この蛍光像はX線像増強管1tの後段に設
けられた撮像カメラ(CCDカメラ:固体撮像素子を内
蔵したカメラ)1pによって撮像され、撮像カメラ1p
は被測定対象2のX線透過像の映像信号を出力する。
【0018】このように、X線電子変換材料1xcに被
測定対象2のX線像が入射すると、これは電子像に変換
され、この電子像は出力蛍光面1s上に照射され、電子
像に応じた蛍光像がX線像増強管1tから出力され、撮
像カメラ1pによって蛍光像の撮像が行われる。被測定
対象2の移動速度に同期した速度で電子像の流れを偏向
しているので、蛍光像の撮像カメラ撮像面内の結像位置
は停止することとなる。したがって、このX線像増強管
1tによれば、被測定対象2の撮像時間を長くすること
ができる。このように、本X線像増強管を用いれば、解
像度及び感度を向上させることができる
【0019】ところで、X線像増強装置1は、X線像増
強管1tの管軸Zから離隔し且つ管軸Zに平行な軸ZR
を回転軸としてX線像増強管1tを支持する回転移動機
構1rを備えている。また、X線像増強装置1は、回転
軸ZRと管軸Zとの間の距離を調整する直線移動機構
(調整手段:Xステージ)1aを更に備えている。回転
移動機構1rは直線移動機構1a上に設けられ直線移動
機構1aに対して相対的に回転する一方で、直線移動機
構1aは支持基体1b上に設けられ支持基体1bに対し
て相対的に直線移動する。
【0020】回転移動機構1rによって、X線像増強管
1tの管軸Zをこれに平行な回転軸ZRの回りに回転さ
せると、いずれかの回転位置で電子像の偏向方向と被測
定対象2の移動方向Yとを一致させることができる。こ
れにより、被測定対象2の像が、出力蛍光面1s上で更
に移動しなくなるため、画像のボケや滲みが減少する。
したがって、本装置によれば、被測定対象2のX線透過
像を高解像度で撮像することができる。
【0021】管軸Zと回転軸ZRとは離隔しているの
で、管軸Zの回転移動によって、管軸Z上の撮像位置が
被測定対象2の通過経路3上からずれる場合がある。直
線移動機構1aは、回転軸ZRと管軸Zとの間の距離を
調整するので、管軸Z上の撮像位置を被測定対象2の通
過経路3上に移動させることができ、的確に被測定対象
2を撮像することができる。
【0022】図2はX線像増強管1tの縦断面図であ
る。図3は図2に示したX線像増強管1tのIII−I
II矢印断面図である。筒状のハウジング1vの一端の
開口は保護板1prによって、他端の開口は撮像カメラ
1pによって封止されている。ハウジング1vの内部に
はX線像増強管本体が配置されている。
【0023】X線像増強管本体は、ベリリウムもしくは
アルミニウム製のX線入射窓1wを有する真空容器1v
cと、X線入射窓1wの内面に設けられたX線電子変換
材料(陰極)1xcと、X線電子変換材料1xcから出
力された電子像を管軸Zに沿って加速する加速電極1a
cと、電子像を集束する集束電極1fcと、集束された
電子像が入射する筒状の陽極1anとを備えている。
【0024】陽極1anの最深部には出力蛍光面1sが
設けられており、出力蛍光面1s上に電子像が入射す
る。なお、出力蛍光面1sの表面上には図示しないメタ
ルバック電極が設けられており、メタルバック電極の電
位はX線電子変換材料1xcよりも高い電位に設定され
る。
【0025】真空容器1vcの周囲には、その側面を挟
むように一対の偏向コイル1ciが設けられている。偏
向コイル1ciに、周期的に変動する電流(鋸波)を供
給することによって、真空容器1vc内部に磁界を発生
させ、管軸Zに垂直な方向に電子流を偏向する。この偏
向の大きさは供給する電流量(振幅)によって、偏向の
速度は電流量及びその変動周期によって調整することが
できる。
【0026】すなわち、偏向の速度は電流量が大きいほ
ど、周期が短いほど速くなる。管軸Zに垂直な1軸方向
に磁界を発生させると、電子は管軸Zに沿って飛行して
いるので、これらの磁界及び電子移動方向の双方に垂直
な方向に力を受けて偏向される。また、被測定対象2が
撮像視野内に入った期間のみ撮像カメラ1pにて撮像を
行う。更に、複数の被測定対象2間の隣接するもの同士
の距離を、その移動速度で割った期間は撮像を行わず、
また、偏向を行わないこととすることもできる。この場
合、コイル1ciに供給される電流は間欠的な鋸波とす
ることができる。
【0027】なお、電流は電圧に読み替えることもでき
る。また、電子流の偏向に電界を用いても良い。また、
偏向コイルは二対以上設けることとしてもよい。
【0028】次に、X線像増強管1tの位置調整につい
て説明する。
【0029】図4はX線透過像撮像システムを上方から
見た当該X線透過像撮像システムの平面図である。な
お、説明の簡略化のため、以下の平面図においては、図
2及び図3に示したハウジング1vは省略してある。ま
た、被測定対象2の形状は円形として示す。なお、図5
は撮像カメラ1p内に配置された固体撮像素子1psの
撮像面を示す。
【0030】まず、通過経路3上にX線像増強管1tが
位置するように支持基体1bを配置する。初期状態にお
いては、被測定対象2の移動方向Yと電子像の流れの偏
向方向はずれているものとする。この場合、固体撮像素
子1ps上の被測定対象2の像2iは完全静止しないの
で、像2iにボケや滲みが発生することとなる(図5参
照)。なお、図5中には、出力蛍光面1sの固体撮像素
子撮像面への仮想的投影像、すなわち、撮像の視野1s
iも示している。像2iの形状は偏向の速度が移動速度
に同期している場合は楕円となる。まず、偏向の速度を
調整して、像2iの面積を最小化する。これは、被測定
対象2の移動速度を調整してもよい。
【0031】次に、回転移動機構1rによってX線像増
強管1tを軸ZR回りに回転させる。
【0032】図6は当該回転後のX線透過像撮像システ
ムを上方から見た当該X線透過像撮像システムの平面図
である。なお、図7は撮像カメラ1p内に配置された固
体撮像素子1psの撮像面を示す。この回転によって、
偏向コイル1ciによる電子像の流れの偏向方向と移動
方向Yとを一致させる。この回転移動は、撮像カメラ1
pから出力される映像信号を観察しながら、像2iの面
積が最小となるように行う。この回転操作によって、X
線像増強管1tの中心が被測定対象2の像2iの重心位
置から離隔する。この最小化には、被測定対象2の基準
像を用い、測定した像2iの面積が、所定の誤差範囲内
で、基準像の面積に一致した場合に、最小化が行われた
と判断する。
【0033】しかる後、直線移動機構1aによってX線
像増強管1tを直線移動させる。
【0034】図8は当該直線移動後のX線透過像撮像シ
ステムを上方から見た当該X線透過像撮像システムの平
面図である。なお、図9は撮像カメラ1p内に配置され
た固体撮像素子1psの撮像面を示す。
【0035】この直線移動によって、被測定対象2の像
2i重心位置と視野1siの中心(X線像増強管1tの
管軸Z)とを一致させる。この移動は、撮像カメラ1p
から出力される映像信号を観察しながら、像2iの重心
が視野1siの中心に一致するまで、直線移動機構1a
を移動させることにより行う。
【0036】なお、偏向コイル1ciの経年変化等によ
り、その偏向方向が移動方向Yからずれる場合が生じ
る。この場合には、上述の回転及び直線移動工程を行
い、像2iの面積を最小とし、その重心位置を視野1s
iの中心に一致させる。すなわち、これらの移動機構を
設けることによって、経時的に変化する偏向手段の特性
を補正することができるのである。
【0037】以上、説明したように、本装置によれば視
野の中心で滲みやボケの抑制された像(被測定対象のX
線透過像)2iを高解像度で撮像することができる。
【0038】なお、回転及び直線移動機構としては、種
々の構成が考えられる。以下、これらについて簡単に説
明する。
【0039】図10は回転移動機構1rの一例を示す当
該回転移動機構の平面図である。回転移動機構1rには
回転防止用の固定ピンPが設けられている。すなわち、
固定ピンPを支持基体1bに設けられた孔内に挿入し、
これを回転軸ZRに当接させ、上述の回転移動後に、X
線像増強管1tの回転移動を禁止する。
【0040】図11はX線増強装置1の移動機構の部分
斜視図である。支持基体1bの頂面上に直線移動機構1
aを設け、その上に回転移動機構1rを配置してある。
この構成は、図1のものと比較して、支持基体1bが回
転を妨げないので、回転移動範囲が大きくなるという利
点がある。
【0041】図12は回転移動機構1rの別の一例を示
す当該回転移動機構の平面図である。この回転移動機構
1rはゴニオステージ(傾斜ステージ)であり、回転角
が分かるように回転移動機構に目盛が刻印されている。
【0042】図13はX線増強装置1の移動機構の部分
斜視図である。本例では、直線移動機構1aの移動方向
及び回転軸ZRの双方に直交する方向に移動する直線移
動機構1Aが支持基体1bと直線移動機構1aとの間に
介在しており、微妙な移動調整を行うことができる。
【0043】なお、上述の直線移動機構1aは、回転軸
ZR及び移動方向Yの双方に垂直な方向に沿ってX線像
増強管1tを移動させるものであってもよく、また、回
転軸ZRに垂直であって且つアーム伸延方向(回転軸Z
Rから管軸Zに向かう方向:径方向)に平行な方向に沿
ってX線像増強管1tを移動させるものであってもよ
い。
【0044】また、測定するサンプルを被測定対象2と
してもよいが、通過経路3上に目印(円形、三角形、四
角形等)を設け、これを上記被測定対象2としてもよ
い。
【0045】
【発明の効果】本発明のX線像増強装置及びX線透過像
撮像システムによれば、高解像度の撮像を行うことでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線透過像撮像システムの斜視図である。
【図2】X線像増強管1tの縦断面図である。
【図3】図2に示したX線像増強管1tのIII−II
I矢印断面図である。
【図4】X線透過像撮像システムを上方から見た当該X
線透過像撮像システムの平面図である。
【図5】撮像カメラ1p内に配置された固体撮像素子1
psの撮像面を示す図である。
【図6】回転操作後のX線透過像撮像システムを上方か
ら見た当該X線透過像撮像システムの平面図である。
【図7】撮像カメラ1p内に配置された固体撮像素子1
psの撮像面を示す図である。
【図8】直線操作後のX線透過像撮像システムを上方か
ら見た当該X線透過像撮像システムの平面図である。
【図9】撮像カメラ1p内に配置された固体撮像素子1
psの撮像面を示す図である。
【図10】回転移動機構1rの一例を示す当該回転移動
機構の平面図である。
【図11】X線増強装置1の移動機構の部分斜視図であ
る。
【図12】回転移動機構1rの別の一例を示す当該回転
移動機構の平面図である。
【図13】X線増強装置1の移動機構の部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
1v…ハウジング、1ac…加速電極、1r…回転移動
機構、1ps…固体撮像素子、1p…撮像カメラ、1b
…支持基体、1si…視野、1fc…集束電極、1s…
出力蛍光面、1s…出力蛍光面上、1vc…真空容器、
1t…X線像増強管、1…X線像増強装置、1xc…X
線電子変換材料、1w…X線入射窓、1A…直線移動機
構、1a…直線移動機構、1ci…偏向コイル、1pr
…保護板、1an…陽極、2i…像、2…被測定対象、
3…通過経路、3…通過経路、5…通過検出センサ、P
…固定ピン、Z…管軸、ZR…回転軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 誠 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 Fターム(参考) 2G001 AA01 BA11 CA01 DA02 DA09 GA06 HA09 HA13 HA16 JA09 PA11 SA07 2G088 EE07 FF02 GG25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線電子変換材料及び前記X線電子変換
    材料に対向配置された出力蛍光面を備え、被測定対象の
    移動速度に同期した速度で、前記X線電子変換材料と前
    記出力蛍光面との間の電子像の流れを偏向するX線像増
    強管と、前記X線像増強管の管軸から離隔し且つ前記管
    軸に平行な軸を回転軸として前記X線像増強管を支持す
    る回転移動機構とを備えることを特徴とするX線像増強
    装置。
  2. 【請求項2】 前記回転軸と前記管軸との間の距離を調
    整する調整手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載のX線像増強装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の前記X線像増強装置と
    共に前記被測定対象の通過経路を挟んだ位置に配置され
    るX線源を備えたX線透過像撮像システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010104107A1 (ja) * 2009-03-13 2010-09-16 ポニー工業株式会社 X線検査装置及びx線検査方法
CN102348970A (zh) * 2009-03-13 2012-02-08 Pony工业株式会社 X射线检查装置和x射线检查方法
JP5363559B2 (ja) * 2009-03-13 2013-12-11 ポニー工業株式会社 X線検査装置及びx線検査方法

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