JP2003113045A - 毛髪用組成物 - Google Patents

毛髪用組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪のコンディショニング効果に優れ、低刺
激で毛髪および頭皮に対して温和で、かつ生分解性が良
好な毛髪用組成物を提供する。 【解決手段】 (A)ビスアミドカチオン型界面活性剤
と、(B)アミドアミン化合物と、(C)アミドアミン
化合物の中和剤と、(D)高級アルコールを配合し、配
合量が毛髪用組成物中に、(A)を0.1〜10重量
%、(B)を0.1〜5重量%、(C)を(B)1当量
に対して0.5〜2当量、(D)を1.0%〜10重量
%を配合してなる毛髪用組成物は上記課題を解決するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪用組成物に関し、
さらに詳しくは毛髪のコンディショニング効果に優れ、
低刺激で毛髪および頭皮に対して温和で、かつ生分解性
が良好な毛髪用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪の汚れを除去する目的で、ア
ニオン界面活性剤を主成分とするシャンプーで洗髪する
が、シャンプーで洗髪すると毛髪の汚れのみならず、毛
髪表面を保護している油分も同時に除去されてしまい、
毛髪の柔軟性が失われ、艶のないくし通りの悪い髪とな
り、毛髪の損傷、枝毛、切れ毛が発生し易くなる。そこ
で毛髪にコンディショニング効果(柔軟性、しっとり
感、滑らかさ、くし通り性)を付与する目的で、カチオ
ン界面活性剤である第4級アンモニウム塩を主成分とす
る毛髪用組成物で処理するが、第4級アンモニウム塩を
主成分とする毛髪用組成物を用いた場合、毛髪に対する
柔軟性は優れているものの、滑らかさ、しっとり感に関
して十分な効果が得られない場合がある。そこで、コン
ディショニング効果に優れ、乾燥後も良好な感触を付与
するアミドカチオン化合物等を含有する組成物が提案さ
れている。(特開平4−66520、特開平4−134
022、特開平11−286415)また第4級アンモ
ニウム塩は毛髪及び頭皮に対する刺激、および生分解性
が時として問題となる場合がある。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、
毛髪用組成物に関し、毛髪のコンディショニング効果に
優れ、低刺激で毛髪および頭皮に対して温和で、かつ生
分解性が良好なコンディショニング剤を使用する毛髪用
組成物を開発することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、(A)下記一般式
(1) (式中、R、Rは直鎖又は分岐した炭素数7〜23
の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基、R、Rは炭素数
1〜3のアルキル基、nは1〜5の整数、Xはハロゲン
を表す。)で表されるビスアミドカチオン型界面活性剤
と、(B)下記一般式 RCONH(CH(R (2) (式中、Rは直鎖又は分岐した炭素数7〜23の飽和
もしくは不飽和脂肪酸残基アルキル基、Rは炭素数1
〜3のアルキル基、mは1〜5の整数を表す。)で表さ
れるアミドアミン化合物と、(C)アミドアミン化合物
の中和剤と、(D)高級アルコールを配合することによ
り、上記要件を満たす毛髪用組成物が得られることを見
い出し、本発明を完成させた。
【0005】すなわち、本発明によれば毛髪用組成物全
量中に、(A)成分を0.1〜10重量%、(B)成分
を0.1〜5重量%、(C)成分を(B)成分1当量に
対して0.5〜2当量、(D)成分を1%〜10重量%
とを配合してなる毛髪用組成物を提供するものである。
【0006】
【発明実施の形態】以下に、本発明の毛髪用組成物につ
いて詳述する。本発明に使用される(A)成分としての
ビスアミドカチオン型界面活性剤としては、高級脂肪酸
或いは高級脂肪酸アルキルエステル、もしくはグリセリ
ドとジメチルアミノプロピルアミン等のアミンを公知の
脱水反応、エステル交換反応により得られるアミドアミ
ン化合物を、水または低級アルコール中あるいは水/低
級アルコール混合溶媒中で、エピクロロヒドリンまたは
1,3−ジクロロ−2−プロパノール等で2量化し合成
されるものでよく、具体的には、ヒドロキシプロピル−
ビス−ラウリン酸アミドプロピル−N,N−ジメチルア
ンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−ミ
リスチン酸アミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニ
ウムクロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−パルミチ
ン酸アミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムク
ロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−ステアリン酸ア
ミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムクロライ
ド、ヒドロキシプロピル−ビス−ベヘン酸アミドプロピ
ル−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、ヒドロ
キシプロピル−ビス−オレイン酸アミドプロピル−N,
N−ジメチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロ
ピル−ビス−イソステアリン酸アミドプロピル−N,N
−ジメチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピ
ル−ビス−ヤシ脂肪酸アミドプロピル−N,N−ジメチ
ルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル−ビス
−パーム脂肪酸アミドプロピル−N,N−ジメチルアン
モニウムクロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−牛脂
脂肪酸アミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニウム
クロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−ラウリン酸ア
ミドエチル−N,N−ジエチルアンモニウムクロライ
ド、ヒドロキシプロピル−ビス−ミリスチン酸アミドエ
チル−N,N−ジエチルアンモニウムクロライド、ヒド
ロキシプロピル−ビス−パルミチン酸アミドエチル−
N,N−ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシ
プロピル−ビス−ステアリン酸アミドエチル−N,N−
ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル
−ビス−ベヘン酸アミドエチル−N,N−ジエチルアン
モニウムクロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−オレ
イン酸アミドエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキ
シプロピル−ビス−イソステアリン酸アミドエチル−
N,N−ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシ
プロピル−ビス−ヤシ脂肪酸アミドエチル−N,N−ジ
エチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル−
ビス−パーム脂肪酸アミドエチル−N,N−ジエチルア
ンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−牛
脂脂肪酸アミドエチル−N,N−ジエチルアンモニウム
クロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−ラウリン酸ア
ミドプロピル−N,N−ジエチルアンモニウムクロライ
ド、ヒドロキシプロピル−ビス−ミリスチン酸アミドプ
ロピル−N,N−ジエチルアンモニウムクロライド、ヒ
ドロキシプロピル−ビス−パルミチン酸アミドプロピル
−N,N−ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキ
シプロピル−ビス−ステアリン酸アミドプロピル−N,
N−ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロ
ピル−ビス−ベヘン酸アミドプロピル−N,N−ジエチ
ルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル−ビス
−オレイン酸アミドプロピル−N,N−ジエチルアンモ
ニウムクロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−イソス
テアリン酸アミドプロピル−N,N−ジエチルアンモニ
ウムクロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−ヤシ脂肪
酸アミドプロピル−N,N−ジエチルアンモニウムクロ
ライド、ヒドロキシプロピル−ビス−パーム脂肪酸アミ
ドプロピル−N,N−ジエチルアンモニウムクロライ
ド、ヒドロキシプロピル−ビス−牛脂脂肪酸アミドプロ
ピル−N,N−ジエチルアンモニウムクロライド等が挙
げられる。これらの中でもヒドロキシプロピル−ビス−
ステアリン酸アミドプロピル−N,N−ジメチルアンモ
ニウムクロライド、ヒドロキシプロピル−ビス−イソス
テアリン酸アミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニ
ウムクロライドが特に好適に用いられる。本発明では、
これらのビスアミドカチオン型界面活性剤の中から1種
又は2種以上を任意に用いることができる。
【0007】(A)成分の毛髪用組成物中の配合量は、
0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜10重量%、
より好ましくは1〜5重量%が好ましい。0.1重量%
未満では毛髪に十分なコンディショニング効果が得られ
ず、10重量%を越えても効果が向上せず好ましくな
い。
【0008】(B)成分のアミドアミン化合物として
は、上記ビスアミドカチオン型界面活性剤の中間体とし
て得られる、アミドアミン化合物と同様のものでよく、
具体的には、ラウリン酸ジメチルアミノプロピルアミ
ド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パル
ミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸
ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘン酸ジメチルアミ
ノプロピルアミド、オレイン酸ジメチルアミノプロピル
アミド、イソステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミ
ド、ヤシ脂肪酸ジメチルアミノプロピルアミド、パーム
脂肪酸ジメチルアミノプロピルアミド、牛脂脂肪酸ジメ
チルアミノプロピルアミド、ラウリン酸ジエチルアミノ
エチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミ
ド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステア
リン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘン酸ジエチル
アミノエチルアミド、オレイン酸ジエチルアミノエチル
アミド、イソステアリン酸ジエチルアミノエチルアミ
ド、ヤシ脂肪酸ジエチルアミノエチルアミド、パーム脂
肪酸ジエチルアミノエチルアミド、牛脂脂肪酸ジエチル
アミノエチルアミド、ラウリン酸ジエチルアミノプロピ
ルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミ
ド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステ
アリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘン酸ジエ
チルアミノプロピルアミド、オレイン酸ジエチルアミノ
プロピルアミド、イソステアリン酸ジエチルアミノプロ
ピルアミド、ヤシ脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミ
ド、パーム脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、牛脂
脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド等のアミドアミン
化合物が挙げられる。これらの中でもステアリン酸ジメ
チルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミ
ノエチルアミドが特に好適に用いられる。本発明では、
これらのアミドアミン化合物の中から1種又は2種以上
を任意に用いることができる。
【0009】(B)成分の毛髪用組成物中の配合量は、
0.1〜5重量%、特に1〜3重量%が好ましい。0.
1重量%未満では毛髪に十分なコンディショニング効果
が得られず、5重量%を越えても効果が向上せず好まし
くない。
【0010】(C)成分のアミドアミン化合物の中和剤
としては、有機酸、無機酸、酸性アミノ酸等が挙げら
れ、具体的には、乳酸、グリコール酸、クエン酸、コハ
ク酸、リンゴ酸、塩酸、硫酸、リン酸、グルタミン酸、
アスパラギン酸等が挙げられ、これらの中でも乳酸、ク
エン酸が特に好適に用いられる。本発明では、これらの
中和剤の中から1種又は2種以上を任意に用いることが
できる。
【0011】(C)成分の毛髪用組成物中の配合量は、
(B)成分のアミドアミン化合物1当量に対して0.5
〜2当量、特に0.6〜1.4当量が好ましい。本発明
の毛髪用組成物のpH値は3〜6が好ましく、0.5当
量未満、もしくは2当量を越える場合には上記pHが得
られない場合がある。
【0012】(D)成分の高級アルコールとしては、具
体的には、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、ベ
ヘニルアルコール、バチルアルコール、イソステアリル
アルコール等が挙げられ、これらの中でもセトステアリ
ルアルコール、ベヘニルアルコールが特に好適に用いら
れる。本発明では、これらの高級アルコールの中から1
種又は2種以上を任意に用いることができる。
【0013】(D)成分の毛髪用組成物中の配合量は、
1〜10重量%、特に3〜8重量%が好ましい。1.0
重量%未満では、期待される効果が不十分となり、また
10重量%を越えて配合しても使用後の感触が悪くなり
好ましくない。
【0014】本発明は、以上の各成分を特定の配合組成
で混合することによって製造される。その配合組成は、
開発担当者が通常行っている配合試験によって決定する
ことができる。
【0015】本発明の毛髪用組成物には、さらに化粧
料、医薬品などに通常使用される界面活性剤、薬効剤、
抗炎症剤、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、有機および無機粉体、粘度調整剤、色素などを必要
に応じて配合することができる。また、発明の効果を損
なわない範囲で固形油分、半固形油分を加えることがで
きる。具体的には、化粧料などで通常使用されるもので
よく、使用目的や要求機能などにより適宜選択され、例
えば、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化
水素類、イソプロピルパルミテート、オクタン酸セチ
ル、オレイン酸オレイル等のエステル油、ポリオキシエ
チレンステアリルエーテル、トリオクタン酸グリセリ
ル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル等の非イオン界面活性剤、ツバキ油、オリー
ブ油、アボガド油、ホホバ油等の動植物油脂類、メチル
ポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状
シリコーン等のシリコーン類、カチオン化セルロース、
カチオン化グアガム、ジアリルジメチルアンモニウム系
高分子等の陽イオン変性水溶性高分子類、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、グリセリン等の保湿
剤、香料などが挙げられる。
【0016】
【実施例】次に、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は実施例に限定されるものではない。な
お、タンパク質変性率試験によるビスアミドカチオン型
界面活性剤、アミドアミン化合物の中和塩と4級アンモ
ニウム塩の比較を表1に示した。また、実施例1〜15
及び比較例1〜10を常法により調製し、効果の測定を
実施し、結果を表2〜表6に示した。含有量は重量%で
ある。
【0017】本実施例中で用いた試験方法は下記の通り
である。 (タンパク質変性率試験法)水系高速液体クロマトグラ
フィーを用いて卵白アルブミンpH7緩衝溶液に試料濃
度1%になるように試料を加え、添加24時間後の卵白
アルブミン変性率を220nmの吸収ピークを用いて測
定した。アミドアミン化合物の中和は当量中和とした。 変性率(%)=(Ho−Hs)/Ho×100 Ho:卵白アルブミンの220nm吸収ピークの高さ Hs:卵白アルブミン緩衝溶液に試料を加えた時の22
0nm吸収ピークの高さ 評価の基準を次のように設定した。 ◎・・・卵白アルブミン変性率 30%未満 ○・・・卵白アルブミン変性率 30%以上60%未満 △・・・卵白アルブミン変性率 60%以上80%未満 ×・・・卵白アルブミン変性率 80%以上
【0018】(柔軟性、しっとり感、サラサラ感、滑り
性)と(総合評価) 調整した組成物を女性20名の専門パネラーにて、髪の
柔軟性、髪のしっとり感、髪のサラサラ感、髪の滑り性
を官能的に比較し下記基準で評価した。 ◎:良いと答えた人が18人以上の場合 ○:良いと答えた人が14〜17人の場合 △:良いと答えた人が8〜13人の場合 ×:良いと答えた人が7人以下の場合 また総合評価については、官能評価の結果をポイント制
(◎:3ポイント、○:2ポイント、△:1ポイント、
×:0ポイント)にしてその合計より、下記基準で評価
した。 ◎:12ポイント以上 ○:8〜11ポイント △:4〜7ポイント ×:3ポイント以下
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】
【表4】
【0023】
【表5】
【0024】
【表6】
【0025】実施例1〜15及び比較例1〜10より明
らかなように、本発明の毛髪用組成物は、髪の柔軟性、
髪のしっとり感、髪のサラサラ感、髪の滑り性及び総合
評価で、いずれも優れた性能を示した。
【0026】
【発明の効果】上記記載のごとく、本発明は毛髪に第4
級アンモニウム塩同等の柔軟性と、第4級アンモニウム
塩では不十分であった、滑り性、サラサラ感を付与する
ことに優れ、また低刺激で生分解性の良好な毛髪用組成
物を提供することは明らかである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(1) (式中、R、Rは直鎖又は分岐した炭素数7〜23
    の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基、R、Rは炭素数
    1〜3のアルキル基、nは1〜5の整数、Xはハロゲン
    を表す。)で表されるビスアミドカチオン型界面活性剤
    と、(B)下記一般式(2) RCONH(CH)m(R)2 (2) (式中、Rは直鎖又は分岐した炭素数7〜23の飽和
    もしくは不飽和脂肪酸残基アルキル基、Rは炭素数1
    〜3のアルキル基、mは1〜5の整数を表す。)で表さ
    れるアミドアミン化合物と、(C)アミドアミン化合物
    の中和剤と、(D)高級アルコールを含有する毛髪用組
    成物。
  2. 【請求項2】 毛髪用組成物全量中に、(A)成分を
    0.1〜10重量%、(B)成分を0.1〜5重量%、
    (C)成分を(B)成分1当量に対して0.5〜2当
    量、(D)成分を1.0%〜10重量%とを配合してな
    る請求項1の毛髪用組成物。
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