JP2003113041A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2003113041A
JP2003113041A JP2001304422A JP2001304422A JP2003113041A JP 2003113041 A JP2003113041 A JP 2003113041A JP 2001304422 A JP2001304422 A JP 2001304422A JP 2001304422 A JP2001304422 A JP 2001304422A JP 2003113041 A JP2003113041 A JP 2003113041A
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treated
cosmetic
oil
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Yoshikazu Hirano
芳和 平野
Yumiko Yakuta
由美子 役田
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Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 肌への密着性、化粧膜の均一性及び化粧効果
の持続性に優れ、滑らかな使用感でべたつきが少なく、
更に、固型化粧料においては化粧料自体の表面が均一な
化粧料に関する。 【解決手段】 一般式R1COR2(式中、R1及びR
2は、同一でも異なってもよく,C10〜C20のアル
キル基を示す。)で表される固形状ジアルキルケトン、
中でもジヘプタデシルケトンにより処理された粉体を含
有する化粧料、さらに固形状ジアルキルケトンの処理量
が該処理粉体中に0.1〜10重量%である化粧料を提
供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形状ジアルキル
ケトンにより処理された粉体を含有する化粧料に関し、
更に詳しくは、肌への密着性及び化粧膜の均一性に優
れ、長時間の化粧崩れが無い、つまりは化粧膜の持続性
に優れ、べたつきが少なく、撥水性のある化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、化粧料には、肌の着色効果
や、感触調整、形状の保持、外観の改良等を目的に、各
種粉体が配合されている。また、粉体に新しい機能をも
たせるためにその表面を改質する技術が検討されてい
る。例えば、化粧料を構成する物質と相溶性のあるもの
で処理することにより分散性を向上させたり、肌や粉体
と相溶性のあるもので処理することにより付着性や化粧
効果を向上させたり、撥水加工することにより化粧持続
性を向上させたりする技術がある。更に、予め粉体を油
剤で処理することにより経時による色調の変化を抑制し
たり、凝集性の高い粉体を予備分散させることにより着
色剤の彩度を保ったり、紫外線遮断効果を高めたり等の
技術も検討され、それぞれの用途により様々な処理剤や
処理方法が検討され、化粧料に実現されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記技術において、特
に肌への付着性向上に着目した場合、処理剤としての物
理的性質は、粉体に対し密着性があることであり、例え
ば半固形油や樹脂、具体的には、ポリブテンやワセリ
ン、ロジン酸誘導体等が挙げられる。また化学的性質は
高極性であることであり、例えばエステル油、油脂、ヘ
テロ原子含有化合物、具体的にはキャンデリラワック
ス、ヒマシ油、レシチン等が挙げられる。しかしなが
ら、従来の処理剤は、それらを配合して化粧料とした時
に、付着性が向上する反面、化粧料への分散が悪く凝集
体が残りやすいため、塗布時のざらつき感やケーキング
の原因になることが多かった。そこで肌への密着性、化
粧膜の均一性及び化粧効果の持続性に優れ、滑らかな使
用感が得られる化粧料及びそれを構成する処理粉体の開
発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために、鋭意研究した結果、固形状ジアルキル
ケトンで粉体を処理することにより、付着性が高く凝集
性が低い処理粉体が得られ、それを含有する化粧料は、
肌への密着性、化粧膜の均一性及び化粧効果の持続性に
優れ、滑らかな使用感でべたつきの少ないものが得ら
れ、更に、固型化粧料においては化粧料自体の表面が均
一な化粧料が得られることを見出し本発明を完成した。
すなわち本発明は、固形状ジアルキルケトンを粉体に処
理し、その処理された粉体を含有する化粧料を提供する
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において粉体を処理するために使用される固形状
ジアルキルケトンとは、下記一般式で表されるものであ
る。 RCOR …(1) (式中、R及びRは同一又は異なってもよく、C1
0〜20のアルキル基を示す。) 上記固形状ジアルキルケトンは、肌への密着性、滑らか
な使用感の点において、R及びRは同一の方が好ま
しく、中でもヘプタデシル基及びウンデシル基が好まし
い。また、融点は60〜90℃程度のものが好ましい。
上記固形状ジアルキルケトンは、例えば、高級脂肪酸の
カルシウム塩を乾留して得ることができる。市販品とし
ては、ワックスKM、ワックスKS(共に日本化成社
製)、花王ワックスT−1(花王社製)などが挙げられ
る。また、これらは必要に応じて1種または2種以上を
用いることができる。
【0006】本発明の固形状ジアルキルケトンに処理さ
れる粉体は、通常化粧料に用いられる粉体であれば、球
状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の
粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定
されず、無機粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉
体類等を用いることができる。具体的には、着色剤とし
て、酸化チタン、黒酸化チタン、コンジョウ、群青、ベ
ンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニ
ウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロ
ム、カーボンブラック、タール系色素等、感触調整剤と
して、酸化珪素、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウ
ム、珪酸アルミニウムマグネシウム、雲母、合成雲母、
合成セリサイト、セリサイト、タルク、炭化珪素、ナイ
ロンパウダー、ポリメチルメタクリレート、ポリメチル
シルセスキオキサンパウダー、オルガノポリシロキサン
エラストマーパウダー、アクリロニトリル−メタクリル
酸共重合体パウダー、塩化ビニリデン−メタクリル酸共
重合体パウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結
晶セルロース、N−アシルリジン、硫酸バリウム、雲母
チタン、酸化鉄被覆雲母チタン、酸化鉄被覆雲母、窒化
硼素、オキシ塩化ビスマス、アルミニウムパウダー等、
紫外線遮断剤として、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜
鉛、微粒子酸化チタン被覆雲母、微粒子酸化亜鉛被覆雲
母、硫酸バリウム被覆雲母チタン等の複合粉体等が挙げ
られ、これらを1種又は2種以上用いることができる。
【0007】本発明の固形状ジアルキルケトンと粉体を
処理する方法は、従来公知の方法を用いることができ特
に限定するものではない。例えば、本発明の固形状ジア
ルキルケトンと粉体とをイソプロパノール、メチルイソ
ブチルケトンなどの有機溶媒中にて混合し、加熱及び減
圧することに有機溶媒を留去する方法等を挙げることが
できる。またその他の方法として、噴霧乾燥装置を用い
る方法、メカノケミカル処理する方法等が挙げられる。
かかる方法によって得られた処理粉体は、エネルギー流
体ミル等の粉砕機による粉砕、水簸等による分級、また
は用途に応じて水洗あるいはフッ素化合物、シリコーン
系化合物、金属石鹸、ロウ、油脂、炭化水素、界面活性
剤、アミノ酸系化合物、水溶性高分子、レシチン等で更
にあるいは同時に表面処理して用いることができる。本
発明に用いられる固形状ジアルキルケトンの粉体への処
理量は特に限定されないが、肌への密着性、化粧膜の均
一性、化粧効果の持続性、滑らかな使用感、べたつきの
なさの本発明の効果を充分発現するには該処理粉体中
0.1〜10質量%(以下単に「%」と示す。)が好ま
しく、0.1〜8%がより好ましい。
【0008】本発明の固形状ジアルキルケトンにより処
理された粉体の化粧料への配合量は特に限定されず、粉
末化粧料ならば1〜99%、油性化粧料ならば1〜50
%、水中油型化粧料では0.5〜30%、油中水型化粧
料では0.5〜40%の範囲で使用することが特に好ま
しい。
【0009】前記粉体は、本発明の効果を妨げない範囲
であれば本発明の固形状ジアルキルケトン処理を行なわ
ないものやフッ素化合物、シリコーン系化合物、金属石
鹸、ロウ、油脂、炭化水素等を用いて表面処理を施した
ものやそれらの2種以上を複合した複合化物を併用する
こともできる。
【0010】本発明の化粧料には、本発明の効果を損な
わない程度で、必要に応じて、前記必須成分以外の各種
成分、例えば、油性成分、界面活性剤、紫外線吸収剤、
水性成分、保湿剤、皮膜形成剤、褪色防止剤、酸化防止
剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料などを各種の効果
を付与するために適宜配合することができる。
【0011】本発明の化粧料には、粉体の結合剤、エモ
リエント剤、感触調整剤等の目的で油剤を含有すること
ができる。このような油剤は、通常化粧料に用いられる
油剤であり、動物油、植物油、合成油等の起源、及び、
固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わ
ず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル
油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、
フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が
挙げられる。具体的には、流動パラフィン、スクワラ
ン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフ
ィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリ
ンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、モンタン
ワックス、フィッシャートロプシュワックス等の炭化水
素類、モクロウ、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミ
ンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、
カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ
等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イ
ソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸
オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソ
ステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジ
グリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタ
エリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリ
コール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイ
ル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オ
クチルドデシル)等のエステル類、ステアリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン
酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂
肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラ
ウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリ
ルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール
類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチ
ルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デ
カメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロ
テトラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、
ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン
・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性ポリ
シロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変
性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカ
ン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル
等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリ
ン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリ
ン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エ
ステル、デンプン脂肪酸エステル等の油性ゲル化剤類等
が挙げられる。これらを1種又は2種以上組み合わせて
用いることができる。本発明の化粧料にこれら油剤を含
有する場合の含有量は、化粧料の剤型により異なるが、
概ね1〜99%である。尚、粉体化粧料の場合は0.1
〜40%、油性化粧料の場合は40〜99%、水中油型
化粧料の場合は1〜30%、油中水型化粧料の場合は5
〜90%が、それぞれ好ましい。
【0012】本発明の化粧料には、分散剤、乳化剤、湿
潤剤、化粧持続性向上剤等の目的で界面活性剤を含有す
ることができる。このような界面活性剤は、通常化粧料
に用いられている界面活性剤であれば、何れでも良く、
非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオ
ン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。具体
的には、非イオン界面活性剤としては、例えば、グリセ
リン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加
物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレン
グリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂
肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソ
ルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコ
ール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステ
ル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加
物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン、
ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられ、これらを1
種又は2種以上を用いることができる。アニオン界面活
性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のよ
うな脂肪酸の無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸
塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪
酸塩、アシルメチルタウリン塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸
塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハ
ク酸塩等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を用い
ることができる。カチオン界面活性剤としては、例え
ば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノールア
ミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式
四級アンモニウム塩等が挙げられ、これらを1種又は2
種以上を用いることができる。両性界面活性剤として
は、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、
硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のも
のがあり、人体に対して安全とされるものが使用でき
る。例えば、N−アルキル−N,N−ジメチル−N−カ
ルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジア
ルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリ
アルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイ
ン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエ
チレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1
−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリ
ニウムベタイン、レシチン等が挙げられ、これらを1種
又は2種以上を用いることができる。本発明の化粧料に
これら界面活性剤を含有する場合の含有量は、概ね0.
01〜10%である。
【0013】モイスチャー効果を付与する目的で水性成
分を含有することができる。このような水性成分は、通
常化粧料に用いられる水性成分であり、水及び水に可溶
な成分であれば何れでもよく、水の他に、例えば、エタ
ノール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、
ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ア
ロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、
レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられ
る。
【0014】経時安定性の確保を目的として水溶性高分
子を含有することができる。このような水溶性高分子
は、通常化粧料に用いられる水溶性高分子であり、水溶
性高分子としては、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナ
トリウム、ヒアルロン酸、アラビアガム、アルギン酸ナ
トリウム、カラギーナン等の天然系のもの、メチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース等の半合成系のもの、カルボキシビニルポ
リマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリ
ル酸ナトリウム等の合成系のものを挙げることができ
る。
【0015】紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾフ
ェノン系としては、2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,2’
−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノ
ン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベ
ンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム、2,4−ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テト
ラヒドロキシベンゾフェノン等が挙げられ、PABA系
としては、p−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸エ
チル、p−アミノ安息香酸グリセリル、p−ジメチルア
ミノ安息香酸アミル、p−ジメチルアミノ安息香酸−2
−エチルヘキシル、p−ジヒドロキシプロピル安息香酸
エチル等が挙げられ、ケイ皮酸としては、p−メトキシ
ケイ皮酸−2−エチルヘキシル、4−メトキシケイ皮酸
−2−エトキシエチル等が挙げられ、サリチル酸系とし
てはサリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸フェ
ニル、サリチル酸ホモメンチル等が挙げられ、その他、
2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、4−tert−ブチル−4’−メトキシジ
ベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられる。
【0016】保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ
多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられ
る。酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、
アスコルビン酸等が挙げられる。美容成分としては、例
えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例
えばp−オキシ安息香酸アルキル、フェノキシエタノー
ル等が挙げられる。
【0017】本発明の化粧料の剤型は、特に限定されな
いが、粉体化粧料、油性化粧料、水中油型化粧料、油中
水型化粧料等が挙げられ、形態としては粉末状、固形
状、棒状、乳液状、クリーム状等が挙げられる。また、
本発明の化粧料は、メークアップ化粧料、スキンケア化
粧料、頭髪化粧料とすることができ、ファンデーショ
ン、白粉、頬紅、口紅、アイシャドウ、アイブロウ、日
焼け止め料、コンシーラー等のメーキャップ化粧料や、
美白パウダー、ボディパウダー、制汗パウダー等に応用
可能であるが、本発明の効果が特に発揮されやすい化粧
料は、メーキャップ化粧料である。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に
説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものでは
ない。
【0019】混合粉体A:マイカ200g、タルク20
0g、無水珪酸20g、酸化チタン100g、微粒子酸
化チタン50g、酸化亜鉛50g、ベンガラ5g、黄酸
化鉄30g、黒酸化鉄10g、雲母チタン30g及びセ
リサイト255gを混合粉体Aとする。
【0020】製造例1:処理混合粉体1 混合粉体A950gに本発明の固形状ジアルキルケトン
(注1)50gをメチルイソブチルケトン600gに混
合したものを加え、室温で10分間攪拌する。その後、
80℃まで加熱し、減圧下においてメチルイソブチルケ
トンを回収する。冷却後、ハンマーミルにより粉砕を行
い、本発明の固形状ジアルキルケトン5%処理混合粉体
を得た。 注1:ジヘプタデシルケトン
【0021】製造例2:処理タルク1 タルク970gに固形状ジアルキルケトン(注1)30
gをイソプロピルアルコール500gに混合したものを
加え、室温で10分間攪拌する。その後、80℃まで加
熱し、減圧下においてイソプロピルアルコールを回収す
る。冷却後、ハンマーミルにより粉砕を行い、本発明の
固形状ジアルキルケトン3%処理タルクを得た。
【0022】製造例3:処理雲母チタン1 雲母チタン950gに固形状ジアルキルケトン(注1)
10g、スクワラン25g及びジメチルポリシロキサン
15gをイソプロピルアルコール500gに混合したも
のを加え、室温で10分間攪拌する。その後、80℃ま
で加熱し、減圧下においてイソプロピルアルコールを回
収する。冷却後、ハンマーミルにより粉砕を行い、本発
明の固形状ジアルキルケトン1%処理雲母チタンを得
た。
【0023】製造例4:処理混合粉体2 マイカ270g、無水珪酸400g及び酸化チタン15
0g、ベンガラ10g、黄酸化鉄30g、黒酸化鉄10g
に固形状ジアルキルケトン(注1)80g、ジメチルポ
リシロキサン30g及びメチルハイドロジェンポリシロ
キサン20gをn−ヘキサン500gに混合したものを
加え、室温で10分間攪拌する。その後、80℃まで加
熱し、減圧下においてn−ヘキサンを回収し、更に12
0℃まで加熱を行いメチルハイドロジェンポリシロキサ
ンを重合させる。冷却後、ハンマーミルにより粉砕を行
い、本発明の固形状ジアルキルケトン8%処理混合粉体
を得た。
【0024】製造比較例1:処理混合粉体3 混合粉体A950gにスクワラン25gとワセリン25
gをイソプロピルアルコール600gに混合したものを
加え、室温で10分間攪拌する。その後、80℃まで加
熱し、減圧下においてイソプロピルアルコールを回収す
る。冷却後、ハンマーミルにより粉砕を行い、油剤5%
処理混合粉体を得た。
【0025】製造比較例2:処理混合粉体4 混合粉体A950gにエステルガムHP(注2)50g
をイソプロピルアルコール600gに混合したものを加
え、室温で10分間攪拌する。その後、80℃まで加熱
し、減圧下においてイソプロピルアルコールを回収す
る。冷却後、ハンマーミルにより粉砕を行い、エステル
ガムHP5%処理の混合粉体を得た。 注2:エステルガムHP(荒川化学工業社製)
【0026】製造比較例3:処理混合粉体5 混合粉体A950gに精製キャンデリラワックスNO.
1(注3)50gをシクロヘキサン600gに混合した
ものを加え、室温で10分間攪拌する。その後、80℃
まで加熱し、減圧下においてシクロヘキサンを回収す
る。冷却後、ハンマーミルにより粉砕を行い、精製キャ
ンデリラワックスNO.15%処理の混合粉体を得た。 注3:精製キャンデリラワックスNO.1(野田ワック
ス社製)
【0027】実施例1〜5及び比較例1〜5 パウダー
ファンデーション 表1に示す組成のパウダーファンデーションを調製し、
肌への密着性、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性、滑
らかな使用感、べたつきの無さ、化粧料表面の均一性に
ついて下記の方法により評価を行い判定した。その結果
も併せて表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】(製造方法) A:成分1〜7を混合分散する。 B:成分8〜12を加熱し混合する。 C:AにB及び成分13を添加し、均一分散する。 D:Cを粉砕し、金皿にプレス成型してパウダーファン
デーションを得た。
【0030】(評価方法)専門パネル20名により、各
試料を下記評価項目イ〜ヘについて、(1)絶対評価基
準を用いて7段階に評価し、各試料の評点の平均値を
(2)4段階判定基準を用いて判定した。尚、化粧効果
の持続性については、化粧料塗布後、6時間後の状態を
評価し、化粧料表面の均一性については、化粧塗布後
(使用後)のパウダーファンデーションのケーキ表面状
態を評価した。 (評価項目) イ:肌への密着性 ロ:化粧膜の均一性 ハ:化粧効果の持続性 ニ:滑らかな使用感 ホ:べたつきの無さ ヘ:化粧料表面の均一性 (1)絶対評価基準 (2)4段階判定基準 (平均値) :(判定) 5点を超える :非常に良好:◎ 3点を超えて5点以下:良好 :○ 1点を超えて3点以下:やや不良 :△ 1点以下 :不良 :×
【0031】表1の結果から明らかなように、本発明に
係わる実施例1〜5のパウダーファンデーションは、肌
への密着性、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性、滑ら
かな使用感、べたつきの無さ、化粧料表面の均一性の全
ての項目に優れた化粧料であった。一方、比較例1〜5
は、肌への密着性、化粧膜の均一性、化粧効果の持続
性、滑らかな使用感、べたつきの無さ、化粧料表面の均
一性の全ての項目が満足できるものは得られなかった。
【0032】実施例6:粉末状白粉 (成分) (%) 1.製造例2の処理タルク1 70 2.シリコーン処理セリサイト(注4) 残量 3.フッ素化合物処理雲母チタン(注5) 2 4.ステアリン酸マグネシウム 2 5.グンジョウ 0.2 6.ベンガラ 0.1 7.防腐剤(p−オキシ安息香酸エステル) 適量 8.球状無水珪酸 5 9.香料 適量 注4:SA−セリサイトFSE(三好化成社製) 注5:PF−5チミロンスーパーゴールド(大東化成工
業社製) (製法) A:成分8、9を混合する。 B:A及び成分1〜7を均一に混合する。 C:Bを粉砕し、容器に充填して、粉末状白粉を得た。 本発明の粉末状白粉は肌への密着性、化粧膜の均一性、
化粧効果の持続性、滑らかな使用感の点で優れたもので
あった。
【0033】 実施例7:油性固形ファンデーション (成分) (%) 1.製造例3の処理雲母チタン1 5 2.マイカ 5 3.処理酸化チタン(注6) 10 4.ベンガラ 0.2 5.黄色酸化鉄 3 6.黒酸化鉄 0.1 7.マイクロクリスタリンワックス 10 8.ミツロウ 5 9.還元ミツロウ 5 10.流動パラフィン 5 11.パルミチン酸イソプロピル 残量 12.防腐剤(p−オキシ安息香酸エステル) 0.2 13.香料 適量 注6:製造例2の処理タルク1のタルクを酸化チタンにかえて同様に操作して得 た処理粉体 (製法)A:成分7〜12を加熱溶解する。 B:Aに成分1〜6を及び成分13を加えて、均一に混
合する。 C:Bを溶融して、金皿に充填して、油性固形ファンデ
ーションを得た。 本発明の油性固形ファンデーションは肌への密着性、化
粧膜の均一性、化粧効果の持続性、滑らかな使用感、べ
たつきの無さ、化粧料表面の均一性の点で優れたもので
あった。
【0034】 実施例8:水中油型乳液 (成分) (%) 1.セタノール 2 2.ステアリン酸 1 3.モノステアリン酸グリセリン 0.5 4.流動パラフィン 6 5.処理タルク2(注7) 20 6.モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 1 7.プロピレングリコール 10 8.トリエタノールアミン 0.2 9.カルボキシビニルポリマー(注8) 0.1 10.防腐剤(p−オキシ安息香酸エステル) 0.2 11.精製水 残量 12.香料 適量 13.美容成分(緑茶抽出液) 適量 注7:製造例2の処理タルク1の固形状ジアルキルケトンをジウンデシルケトン にかえて同様に操作して得た処理粉体 注8:CARBOPOL940(B.F.グッドリッチケミカル社製) (製法) A:成分1〜4を加熱溶解する。 B:成分5〜7を混合分散する。 C:Bに成分8〜11を加えて、均一分散する。 D:AにCを添加して、70℃で乳化する。 E:Dを室温まで冷却し、成分12、13を加えて混合
する。 F:Eを容器に充填して、水中油型乳液を得た。 本発明の水中油型乳液は肌への密着性、滑らかな使用
感、べたつきの無さの点で優れたものであった。
【0035】 実施例9:油中水型クリーム (成分) (%) 1.スクワラン 3 2.2−エチルヘキサン酸トリグリセリル 8 3.ジメチルポリシロキサン(6cs) 5 4.デカメチルシクロペンタンシロキサン 23 5.ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン(注9) 5 6.処理タルク3(注10) 1 7.プロピレングリコール 10 8.防腐剤(p−オキシ安息香酸エステル) 0.2 9.香料 0.5 10.精製水 残量 注9:シリコンKF−6017(信越化学工業社製) 注10:製造例2の処理タルク1の固形状ジアルキルケトンをヘプタデシルウン デシルケトンにかえて同様に操作して得た処理粉体 (製法) A:成分1〜6を混合分散する。 B:成分7〜9を混合する。 C:Aを攪拌しながらB及び成分10を添加し、乳化す
る。 D:Cを容器に充填して、油中水型クリームを得た。 本発明の油中水型クリームは肌への密着性、滑らかな使
用感、べたつきの無さの点で優れたものであった。
【0036】 実施例10:スティック状口紅 (成分) (%) 1.エチレンプロピレンコポリマー 5 2.ポリエチレンワックス 5 3.キャンデリラワックス 7 4.酢酸液状ラノリン 10 5.トリイソステアリン酸ジグリセリル 残量 6.ポリブテン 10 7.処理赤色202号(注11) 2 8.処理黄色4号アルミニウムレーキ(注11) 2 9.処理青色1号(注11) 1 注11:製造例3の処理雲母チタン1の雲母チタンをそれぞれ赤色202号、黄 色4号アルミニウムレーキ、青色1号にかえて更に処理量が0.5%になるよう に同様な方法で処理して得た処理粉体 (製法) A:成分1〜6を均一に加熱溶解する。 B:Aに成分7〜9を均一に混合する。 C:Bを型に溶融充填し、冷却してスティック状口紅を
得た。 本発明のスティック状口紅は肌への密着性、化粧膜の均
一性、化粧効果の持続性、べたつきの無さ、化粧料表面
の均一性の点で優れたものであり、特に肌あたりが滑ら
かなものであった。
【0037】 実施例11:2ウェイアイシャドウ (成分) (%) 1.ナイロンパウダー 10 2.製造例2の処理タルク1 残量 3.製造例3の処理雲母チタン1 20 4.シリコーン処理赤色226号(1%処理) 1 5.シリコーン処理黄色401号(1%処理) 0.2 6.シリコーン処理黄色酸化鉄(1%処理) 2 7.1,3−ブチレングリコール 0.8 8.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.5 9.フッ素系油剤(注12) 6 10.流動パラフィン 3 11.防腐剤(p−オキシ安息香酸エステル) 適量 注12:FOMBLIN HC−04(アウシモント社製) (製法) A:成分1〜6、11を均一に混合する。 B:Aに成分7〜10を添加し、均一に混合する。 C:Bを皿状容器にプレス成型して2ウェイアイシャド
ウを得た。 本発明の2ウェイアイシャドウは肌への密着性、化粧膜
の均一性、化粧効果の持続性、滑らかな使用感、べたつ
きの無さ、化粧料表面の均一性の点で優れたものであっ
た。
【0038】 実施例12:チーク (成分) (%) 1.製造例2の処理タルク1 70 2.シリコーン処理セリサイト(2%処理) 残量 3.結晶セルロース 2 4.粉末状炭化水素ワックス 2 5.赤色226 0.2 6.ベンガラ 0.1 7.防腐剤(p−オキシ安息香酸エステル) 適量 8.無水珪酸 5 9.香料 適量 (製法) A:成分8、9を混合する。 B:Aと成分1〜7を均一に混合後、粉砕する。 C:Bを容器に充填しチークを得た。 本発明のチークは肌への密着性、化粧膜の均一性、化粧
効果の持続性、滑らかな使用感の点で優れたものであっ
た。
【0039】 実施例13:アイライナー&アイブロウ (成分) (%) 1.マイカ 15 2.製造例2の処理タルク1 残量 3.黒色酸化鉄 30 4.シリコーン処理ベンガラ(1%処理) 5 5.シリコーン処理黄色酸化鉄(1%処理) 1 6.球状ナイロン粉末(平均粒子径8μm) 2 7.1,3−ブチレングリコール 2 8.ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.) 0.1 9.フッ素系油剤(注12) 3.5 10.ジメチルポリシロキサン(20CS) 1 11.流動パラフィン 2 12.ワセリン 0.4 13.防腐剤(p−オキシ安息香酸エステル) 適量 (製法) A:成分1〜6、13を均一に混合する。 B:成分7〜12を混合する。 C:AにBを添加し、均一に混合し、粉砕する。 D:Cを皿状容器にプレス成型してアイライナー&アイ
ブロウを得た。 本発明のアイライナー&アイブロウは肌への密着性、化
粧膜の均一性、化粧効果の持続性、滑らかな使用感、化
粧料表面の均一性の点で優れたものであり、特にアイラ
イナーとしては睫の生え際への描きやすさ、アイブロウ
としては、ぼかしやすさに優れるものであった。
【0040】 実施例14:固形状油中水型日焼け止めファンデーション (成分) (%) 1.ポリオルガノシロキサンエラストマーパウダー 5 2.ジメチルポリシロキサン(10CS) 10 3.イソオクタン酸セチル 10 4.スクワラン 10 5.パラフィンワックス 10 6.セレシンワックス 5 7.フッ素系油剤(注12) 2 8.紫外線吸収剤(p−メトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル) 3 9.セスキイソステアリン酸ソルビタン 2 10.製造例1の処理混合粉体1 5 11.処理微粒子酸化亜鉛1(注13) 3 12.精製水 残量 13.美容成分(尿素) 3 14.ジグリセリン 1 15.プロピレングリコール 5 16.防腐剤(p−オキシ安息香酸エステル) 適量 17.美容成分(シソ抽出液) 適量 18.香料 適量 注13:製造例2の処理タルク1のタルクを微粒子酸化亜鉛に替えて同様に操作 して得た処理粉体 (製法) A:成分1〜9を80℃で加熱溶解する。 B:Aに成分10、11を添加し均一に分散する。 C:Bにあらかじめ均一に溶解した成分12〜17を加
え、乳化する。 D:Cを充填して固形状油中水系日焼け止めファンデー
ションを得た。 本発明の固形状油中水型日焼け止めファンデーションは
肌への密着性、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性、滑
らかな使用感、べたつきの無さの点で優れたものであ
り、また、顔料、粉体の分散が良好で、日焼け止め効果
の高いものであった。
【0041】 実施例15:二層ローション (成分) (%) 1.処理酸化亜鉛1(注14) 12 2.表面処理タルク1(注15) 2 3.炭酸カルシウム 6 4.モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 0.4 5.エチルアルコール 15 6.塩化ナトリウム 0.3 7.精製水 残量 8.防腐剤(p−オキシ安息香酸エステル) 適量 注14:製造例3の処理雲母チタン1の雲母チタンを酸化亜鉛に替えて同様に操 作して得た処理粉体 注15:タルクにラウリン酸亜鉛(6%)を処理したもの。 (製法) A:成分1〜5、8と7の一部をディスパーズミルにて混合分散する。 B:Aに成分6、7の残量を混合する。 C:Bを充填して二層ローションを得た。 本発明の二層ローションは肌への密着性、化粧効果の持
続性、滑らかな使用感、べたつきの無さの点で優れたも
のであり、特に粉体層のケーキングがなく、使用時に振
ると容易に分散し使用性が優れるものであった。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の化粧料は、
肌への密着性、化粧膜の均一性、化粧効果の持続性、滑
らかな使用感、べたつきの無さ、化粧料表面の均一性の
点で非常に優れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA082 AA11 AA122 AB172 AB212 AB232 AB242 AB32 AB33 AB432 AC012 AC022 AC072 AC10 AC11 AC122 AC18 AC211 AC242 AC312 AC35 AC422 AC44 AC482 AC542 AC68 AC85 AC862 AD04 AD092 AD152 AD162 AD172 AD26 AD512 AD662 BB25 CC04 CC05 CC12 CC13 CC14 CC19 DD05 DD11 DD17 DD21 DD30 DD32 DD33 EE06 EE07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表される固形状ジア
    ルキルケトン RCOR …(1) (式中、R及びRは、同一でも異なっても良く、C
    10〜C20のアルキル基を示す。)により処理された
    粉体を含有することを特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】 固形状ジアルキルケトンの処理量が該処
    理粉体中0.1〜10質量%であることを特徴とする請
    求項1記載の化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021122005A1 (en) 2019-12-17 2021-06-24 Solvay Sa Dialiphatic ketone mixtures, compositions comprising same and use thereof

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