JP2003113035A - 棒状化粧料 - Google Patents

棒状化粧料

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JP2003113035A
JP2003113035A JP2001304416A JP2001304416A JP2003113035A JP 2003113035 A JP2003113035 A JP 2003113035A JP 2001304416 A JP2001304416 A JP 2001304416A JP 2001304416 A JP2001304416 A JP 2001304416A JP 2003113035 A JP2003113035 A JP 2003113035A
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shape
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Hiroyuki Hagiwara
宏行 萩原
Shigesada Momose
重禎 百瀬
Jiro Nakabayashi
治郎 中林
Yoichi Mizudori
洋一 水鳥
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Kose Corp
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Kose Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状保持能力に優れ、肌、唇への使用性、付
着性及び経時安定性に優れたペンシル状あるいは繰り出
し型等の棒状化粧料に関する。 【解決手段】 固形状ジアルキルケトンを含有するペン
シル状あるいは繰り出し型等の棒状化粧料を提供するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形状ジアルキル
ケトンを含有する棒状化粧料に関し、更に詳細には、形
状保持能力に優れ、肌、唇への使用性、付着性及び経時
安定性に優れたペンシル状あるいは繰り出し型等の棒状
化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ペンシル状や繰り出し型等の棒状
化粧料は、形状保持のためのワックス類や官能調整のた
めの液体油やペースト油、色調を演出する有機、無機顔
料、光輝性を演出するパール剤やラメ剤等によって構成
されてきた。特にワックス類は、ペンシル形状を保つた
めに必要不可欠な原料であり、主なものとして炭化水素
類、ロウ類、油脂類、硬化油、高級脂肪酸等が広く使用
されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、それら
のワックスは、極性の高いエステル類の液体油を固める
点では優れているものの、流動パラフィン等の炭化水素
類やシリコーン油等の低極性油の固化には不向きであ
り、製品中にそれら低極性油を多量に配合した場合、化
粧料の強度が著しく低下するという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究した結果、固形状ジアルキル
ケトンを含有した棒状化粧料は、低極性油を配合した系
においても形状保持能力に優れ、低極性油を配合するこ
とにより官能及び使用性の幅が広がり、塗布部への密着
性や化粧持ち等の付着性も向上し、経時安定性の面でも
問題がないものであることを見出し、本発明を完成し
た。すなわち本発明は固形状ジアルキルケトンを含有す
ることを特徴とする棒状化粧料を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明に使用される固形状ジアルキルケトンとは、下記一
般式(1)で表されるものである。 RCOR …(1) (式中、R及びRは同一又は異なってもよく、C1
0〜20のアルキル基を示す。) 上記固形状ジアルキルケトンは、形状保持性、使用性及
び経時安定性の点において、R及びRは同一の方が
好ましく、中でもヘプタデシル基及びウンデシル基が好
ましい。また、融点は60〜90℃程度のものが好まし
い。上記固形状ジアルキルケトンは、例えば、高級脂肪
酸のカルシウム塩を乾留して得ることができる。市販品
としては、ワックスKM、ワックスKS(共に日本化成
社製)、花王ワックスT−1(花王社製)などが挙げら
れる。また、これらは必要に応じて1種または2種以上
を用いることができる。本発明に使用される固形状ジア
ルキルケトンの含有量は、全成分中0.1〜80質量%
(以下単に「%」と示す。)が好ましく、更に、0.5
〜40%がより好ましい。この範囲であれば、形状保持
性、使用性、付着性及び経時安定性の点において優れた
ものが得られる。
【0006】本発明の棒状化粧料は、形状保持を向上さ
せるために油性成分を配合することがより好ましい。こ
の油性成分としては、例えばワックス類としては、通常
化粧品用に使用されるものであれば特に制限されず、炭
化水素類、ロウ類、油脂類、硬化油、高級脂肪酸、高級
アルコール、シリコーンワックス等が使用できる。具体
的には、例えば固形パラフィンワックス、セレシンワッ
クス、マイクロクリスタリンワックス、カカオ脂、パー
ム油、牛脂、カルナウバワックス、キャンデリラワック
ス、モンタンワックス、ビーズワックス、モクロウ、ゲ
イロウ、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレ
ンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー等が挙げ
られる。なかでも、ポリエチレンワックス又は、エチレ
ン・プロピレンコポリマーを用いると、形状保持性の点
で好ましい。
【0007】その他の油性成分としては、使用性を向上
させる目的で、本発明の効果を損なわない範囲で、固体
油/半固体油や液体油を含有することができる。例えば
固体油/半固体油では、ワセリン、ステアリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、
12−ヒドロキシステアリン酸、ステアリルアルコー
ル、セチルアルコール、ベヘニルアルコール、高重合度
ジメチルポリシロキサン、アルコキシ変性ポリシロキサ
ン、架橋型オルガノポリシロキサン、コレステロール脂
肪酸エステル、ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル
等が挙げられる。また、液体油では、流動パラフィン、
スクワラン、ポリイソブチレン、ポリブテン、オリーブ
油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッ
ツ油、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、ジオクタン
酸ネオペンチルグリコール、オレイン酸、ラウリルアル
コール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコー
ル、セチルイソオクタネート、低重合度ジメチルポリシ
ロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチル
シクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリオキ
シアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチル
ポリシロキサン共重合体、フッ素変性ポリシロキサン、
パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフル
オロポリエーテル、酢酸ラノリン、ラノリンアルコール
等が挙げられる。本発明の棒状化粧料に液体油を配合す
る場合は、化粧料全体に対して40%程度までとするこ
とが好ましく、この範囲であれば、棒状化粧料の形状保
持性を確保することができる。
【0008】また、硬度調整の目的で、例えばデキスト
リン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂
肪酸エステル、イソステアリン酸アルミニウム、ステア
リン酸カルシウム等の油性ゲル化剤等を配合することが
できる。
【0009】本発明の化粧料には、本発明の効果を損な
わない程度で、必要に応じて、前記必須成分以外の各種
成分、例えば、粉体、紫外線吸収剤、保湿剤、皮膜形成
剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐
剤、香料などを各種の効果を付与するために適宜配合す
ることができる。
【0010】粉体は、使用性を向上させる目的等で用い
られ、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔
料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により
特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体
類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が配合でき
る。具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カ
ーボンブラック、チタン・酸化チタン焼結物、酸化クロ
ム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タル
ク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲
母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪
素、ベントナイト、スメクタイト、無水ケイ酸、酸化ア
ルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸
化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケ
イ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケ
イ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素
等の白色体質粉体、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタ
ン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処
理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビ
スマス、魚鱗箔等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポ
リエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル
系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレ
ン系樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂等のコポリマ
ー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレ
タン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、
N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、澱粉、シルク
粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201
号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色
228号、橙色203号、橙色204号、青色404
号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色1
04号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色
5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム
又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更に
アルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化
チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタ
ン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸
化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙
げられ、これら粉体はその1種又は2種以上を用いるこ
とができ、更に複合化したものを用いても良い。尚、こ
れら粉体は、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金
属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭
化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワッ
クス、ロウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて
表面処理を施してあっても良い。
【0011】界面活性剤は、粉体の分散性向上の目的で
用いられ、化粧品一般に用いられている界面活性剤であ
ればよく、非イオン界面活性剤、アニオン性界面活性
剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げら
れる。更に、紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェ
ノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−
tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタ
ン、オキシベンゾン等、保湿剤としては、例えばタンパ
ク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等
が挙げられる。
【0012】水性成分は、モイスチャー効果を付与する
目的で用いられ、水及び水に可溶な成分であれば何れで
もよく、水の他に、例えば、エチルアルコール、イソプ
ロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グ
リセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロ
ール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、
キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液
が挙げられる。
【0013】酸化防止剤としては、例えばα−トコフェ
ロール、アスコルビン酸等、美容成分としては、例えば
ビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えば
パラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等
が挙げられる。
【0014】本発明の棒状化粧料の代表的な形態として
は、ペンシル状、繰り出し形状が挙げられる。また、本
発明の効果が発揮されやすい化粧品の例としては、アイ
ブロウペンシル、アイライナーペンシル、リップライナ
ーペンシル、コンシーラーペンシル等が挙げられ、本発
明の棒状化粧料は、これらの芯として利用することがで
きる。また、一般の棒状口紅、棒状リップクリーム、棒
状アイシャドウ等の芯としても応用可能である。
【0015】
【実施例】以下に実施例及び比較例をあげて本発明を更
に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するもので
はない。
【0016】実施例1〜6及び比較例1〜2:アイシャ
ドウペンシル 表1に示す処方および下記の製造方法によりアイシャド
ウペンシルを製造し、形状保持性、使用性、付着性及び
経時安定性について下記の方法により評価を行った。そ
の結果も併せて表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】*1:PERFORMALENE500
(ニューフェーズテクノロジー社製) *2:EP−700(Baker Petrolite
社製) *3:ジヘプタデシルケトン
【0019】(製造方法) A.成分(1)〜(12)を80〜100℃で加熱溶解
する。 B.「A」に成分(13)〜(15)を添加して混合攪
拌する。 C.「B」を型で成型して、アイシャドウペンシルを得
た。
【0020】(評価項目) イ.形状保持性 ロ.使用性 ハ.付着性 ニ.経時安定性
【0021】イの項目の形状保持性、ロの項目の使用し
た時の感触(使用性)、ハの項目の付着性については、
各試料について専門パネル20名による使用テストを行
い、パネル各人が下記絶対評価にて7段階に評価し評点
を付け、各試料のパネル全員の評点合計から、その平均
値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。尚、
イの項目の形状保持性については、使用後の各試料の状
態を観察して、形状の崩れや分離等の外観の変化を評価
した。また、ハの項目の付着性については、各試料を瞼
部に塗布し、パネルに通常の生活をしてもらい、6時間
後の化粧効果について評価した。ニの項目の経時安定性
については、各試料の40℃で一ヶ月保存の状態を観察
し25℃保存品と比較して、下記4段階判定基準により
判定した。
【0022】(形状保持性)、(使用性)、(付着性) 絶対評価基準 (評点):(評価) 6:非常に良い 5:良い 4:やや良い 3:普通 2:やや悪い 1:悪い 0:非常に悪い 4段階判定基準 5点を超える :非常に良好:◎ 3点を超えて5点以下:良好 :○ 1点を超えて3点以下:やや不良 :△ 1点以下 :不良 :× (経時安定性)の判定 非常に良好:◎ 良好 :○ やや不良 :△ 不良 :×
【0023】表1の結果から明らかなように、本発明の
実施例1〜6のアイシャドウペンシルは、形状保持性、
使用性、付着性に優れ、経時安定性に優れたものが得ら
れた。一方、固形状ジアルキルケトンを配合しない比較
例1では、形状保持性、使用性、付着性、経時安定性の
項目において全てを満足することはできず、更に液体油
を増加させた比較例2においては特に良いものが得られ
なかった。
【0024】実施例7:アイライナー&アイブロウペン
シル (成分) (%) 1.ステアリン酸 15 2.硬化油 10 3.モクロウ 10 4.固形状ジアルキルケトン *4 0.3 5.固形状ジアルキルケトン *5 0.1 6.リンゴ酸ジイソステアリル 20 7.ポリエーテル変性ポリシロキサン *6 3 8.メチルフェニルポリシロキサン *7 10 9.天然ビタミンE 0.1 10.セリサイト 残量 11.雲母チタン 10 12.黒酸化鉄 2 13.群青 2 14.赤色202号 0.1 *4:ジウンデシルケトン *5:ヘプタデシル・ウンデシルケトン *6:KF6017(信越化学工業社製) *7:KF56(信越化学工業社製) (製造方法) A.成分(1)〜(8)を80〜100℃で加熱溶解す
る。 B.「A」に成分(9)〜(14)を添加して混合攪拌
する。 C.「B」を型で成型して、アイライナー&アイブロウ
ペンシルを得た。 本発明のアイライナー&アイブロウペンシルは、形状保
持性、使用性、付着性に優れ、経時安定性に優れたもの
であった。
【0025】実施例8:リップライナーペンシル (成分) (%) 1.セレシンワックス 12 2.キャンデリラワックス 5 3.イソステアリン酸硬化ヒマシ油 8 4.固形状ジアルキルケトン *3 17 5.固形状ジアルキルケトン *4 10 6.ジメチルポリシロキサン(6cs) 10 7.トリイソステアリン酸ジグリセリル 13 8.ポリエーテル変性ポリシロキサン *6 5 9.dl−α−トコフェロール 0.1 10.セリサイト 残量1
1.雲母チタン 10 12.赤色202号 5 13.ベンガラ 3 14.酸化チタン 1 (製造方法) A.成分(1)〜(8)を80〜100℃で加熱溶解す
る。 B.「A」に成分(9)〜(14)を添加して混合攪拌
する。 C.「B」を型で成型して、リップライナーペンシルを
得た。 本発明のリップライナーペンシルは、形状保持性、使用
性、付着性に優れ、経時安定性に優れたものであった。
【0026】実施例9:コンシーラーペンシル (成分) (%) 1.固形状ジアルキルケトン *3 75 2.ジメチルポリシロキサン(20cs) 10 3.オリーブ油 0.1 4.タルク 0.9 5.黄酸化鉄 2 6.ベンガラ 3 7.酸化チタン 9 (製造方法) A.成分(1)、(2)を80〜100℃で加熱溶解す
る。 B.「A」に成分(3)〜(7)を添加して混合攪拌す
る。 C.「B」を型で成型して、コンシーラーペンシルを得
た。 本発明のコンシーラーペンシルは、形状保持性、使用
性、付着性に優れ、経時安定性に優れたものであった。
【0027】
【発明の効果】本発明の棒状化粧料は、形状保持性、使
用性、付着性に優れ、経時安定性に優れたものであっ
た。よって、本発明の棒状化粧料は、アイブロウペンシ
ル、アイライナーペンシル、リップライナーペンシル、
コンシーラーペンシル、棒状口紅、棒状リップクリー
ム、棒状アイシャドウ等の芯として有利に使用されるも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水鳥 洋一 東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセ ー研究本部内 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB232 AB242 AB442 AC012 AC022 AC211 AC212 AC242 AC342 AC422 AC432 AD022 AD152 AD162 AD352 AD662 BB11 CC01 CC11 CC13 CC14 DD11 EE01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表される固形状ジア
    ルキルケトン RCOR …(1) (式中、R及びRは、同一でも異なっても良く、C
    10〜C20のアルキル基を示す。)を含有することを
    特徴とする棒状化粧料。
  2. 【請求項2】 前記固形状ジアルキルケトンの含有量が
    0.1〜80質量%であることを特徴とする請求項1記
    載の棒状化粧料。
  3. 【請求項3】 更に油性成分を含有することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の棒状化粧料。
  4. 【請求項4】 液体油を0〜40質量%含有することを
    特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の棒状化粧
    料。
  5. 【請求項5】 アイブロウペンシル、アイライナーペン
    シル、リップライナーペンシル、コンシーラーペンシ
    ル、棒状口紅、棒状リップクリーム、棒状アイシャドウ
    の芯であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項
    に記載の棒状化粧料。
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WO2021122005A1 (en) 2019-12-17 2021-06-24 Solvay Sa Dialiphatic ketone mixtures, compositions comprising same and use thereof

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WO2021122005A1 (en) 2019-12-17 2021-06-24 Solvay Sa Dialiphatic ketone mixtures, compositions comprising same and use thereof
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