JP2003112351A - 回転駆動装置 - Google Patents

回転駆動装置

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JP2003112351A
JP2003112351A JP2001308629A JP2001308629A JP2003112351A JP 2003112351 A JP2003112351 A JP 2003112351A JP 2001308629 A JP2001308629 A JP 2001308629A JP 2001308629 A JP2001308629 A JP 2001308629A JP 2003112351 A JP2003112351 A JP 2003112351A
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JP
Japan
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gear
transmission system
injection
rotation
rotation transmission
Prior art date
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JP2001308629A
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English (en)
Inventor
洋介 ▲徳▼井
Yosuke Tokui
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転伝達系を十分に潤滑することができ、駆動
部に加わる負荷を小さくすることができ、回転速度を良
好に制御することができるようにする。 【解決手段】駆動部と、駆動部によって発生させられた
回転を伝達する複数のギヤから成る回転伝達系TR3
と、回転伝達系TR3が配設され、潤滑剤が収容される
ギヤボックス室69とを有する。そして、各ギヤのうち
の、径の小さいギヤの中心の位置が、径の大きいギヤの
中心の位置より低くされる。この場合、各ギヤのうち
の、径の小さいギヤの中心の位置が、径の大きいギヤの
中心の位置より低くされるので、潤滑剤のレベルが最も
低い場合でも、各ギヤの最下点が液面から露出すること
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、射出成形機においては、
射出装置の加熱シリンダ内にスクリューが回転自在に、
かつ、進退自在に配設され、回転駆動装置によって前記
スクリューを回転させたり、進退させたりすることがで
きるようになっている。そして、計量工程において、ス
クリューを回転させると、ホッパから加熱シリンダ内に
供給された樹脂が、加熱され、溶融させられて前進させ
られ、スクリューヘッドの前方に蓄えられる。また、射
出工程において、スクリューを前進させると、前記スク
リューヘッドの前方に蓄えられた樹脂が、射出ノズルか
ら射出され、金型装置のキャビティ空間に充填(てん)
される。
【0003】図2は従来の射出装置の概念図である。
【0004】図において、11は加熱シリンダ、12は
該加熱シリンダ11内において回転自在に、かつ、進退
(図における左右方向に移動)自在に配設されたスクリ
ュー、13は前記加熱シリンダ11の前端(図における
左端)に取り付けられた射出ノズル、14は該射出ノズ
ル13に形成されたノズル口、15は前記加熱シリンダ
11の後端(図における右端)の近傍の所定の位置に形
成された樹脂供給口、16は、該樹脂供給口15に取り
付けられ、樹脂を収容するホッパである。
【0005】前記スクリュー12は、スクリュー本体2
6、及び該スクリュー本体26の前端に取り付けられた
スクリューヘッド27を備え、スクリュー本体26の外
周面にフライト23が螺(ら)旋状に形成され、該フラ
イト23によって螺旋状の溝24が形成される。
【0006】計量工程時に、前記スクリュー12を正方
向に回転させると、ホッパ16から落下した樹脂が溝2
4内を前進(図における左方に移動)させられ、それに
伴って、スクリュー12が後退(図における右方に移
動)させられ、樹脂がスクリューヘッド27の前方(図
における左方)に蓄えられる。
【0007】射出工程時に、前記スクリュー12を前進
させると、スクリューヘッド27の前方に蓄えられた樹
脂は、射出ノズル13から射出され、図示されない金型
装置のキャビティ空間に充填される。このとき、スクリ
ューヘッド27の前方に蓄えられた樹脂が逆流しないよ
うに、スクリューヘッド27の周囲に逆流防止装置25
が配設される。
【0008】ところで、前記加熱シリンダ11の後端は
前方射出サポート31に取り付けられ、該前方射出サポ
ート31と所定の距離を置いて後方射出サポート32が
配設される。また、前記前方射出サポート31と後方射
出サポート32との間にガイドバー33が架設され、該
ガイドバー33に沿ってプレッシャプレート34が進退
自在に配設される。なお、前記前方射出サポート31及
び後方射出サポート32は、いずれも、図示されないボ
ルトによって図示されないスライドベースに固定され
る。
【0009】また、前記スクリュー12の後端に、ドラ
イブシャフト35が一体的に取り付けられる。該ドライ
ブシャフト35は、ベアリング36、37によってプレ
ッシャプレート34に対して回転自在に、かつ、軸方向
に移動不能に支持される。そして、スクリュー12を回
転させるために、第1の駆動部としての電動の計量用モ
ータ41が配設され、該計量用モータ41とドライブシ
ャフト35との間に、プーリ42、43及びタイミング
ベルト44から成る第1の回転伝動系が配設される。し
たがって、前記計量用モータ41を駆動することによっ
て、ドライブシャフト35を正方向又は逆方向に回転さ
せることができる。
【0010】また、前記プレッシャプレート34より後
方(図における右方)に、ボールねじ軸45、及び該ボ
ールねじ軸45と螺合させられ、ボールねじ軸45に対
して回転自在に配設されたボールナット46から成るボ
ールねじ47が配設され、該ボールねじ47によって回
転運動を直進運動に変換する運動方向変換部が構成され
る。そして、前記ボールねじ軸45はベアリング48に
よって後方射出サポート32に対して回転自在に、か
つ、軸方向に移動不能に支持され、前記ボールナット4
6はプレート51及びロードセル52を介してプレッシ
ャプレート34に固定される。なお、前記ロードセル5
2は、射出力を検出する射出力検出部、及び保圧力を検
出する保圧力検出部として機能する。さらに、ドライブ
シャフト35を進退させるために、第2の駆動部として
の電動の射出用モータ53が配設され、該射出用モータ
53とボールねじ軸45との間に、プーリ54、55及
びタイミングベルト56から成る第2の回転伝動系が配
設される。したがって、前記射出用モータ53を駆動
し、ボールねじ軸45を回転させることによってボール
ナット46及びプレッシャプレート34を移動させ、ド
ライブシャフト35を進退させることができる。この場
合、プレッシャプレート34を貫通してガイドバー33
が延在させられるので、射出用モータ53を駆動するこ
とよって発生させられた回転力はドライブシャフト35
に伝達されない。すなわち、プレッシャプレート34に
作用する回転力は、ガイドバー33によって拘束され、
前記ドライブシャフト35に伝達されない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出装置においては、前記回転力がガイドバー33
によって拘束されるようになっているので、ガイドバー
33に沿ってプレッシャプレート34を移動させる必要
があるだけでなく、該プレッシャプレート34に伴って
計量用モータ41、プーリ42、43、タイミングベル
ト44等の直動部を移動させる必要もあり、直動部の重
量が大きくなる。
【0012】したがって、射出用モータ53に加わる負
荷が大きくなるので、射出用モータ53として大型の電
動機を使用する必要があり、射出装置が大型化してしま
う。
【0013】そこで、加熱シリンダ11の後端に配設さ
れた前方射出サポートに第1の駆動部としての計量用モ
ータを取り付け、該計量用モータを駆動することによっ
て発生させられた回転を、スクリュー12に伝達するよ
うにすることが考えられる。その場合、スクリュー12
に回転を伝達する必要があるので、スクリュー12の後
端に、外周面にスプラインが形成された回転摺(しゅ
う)動部材が連結され、該回転摺動部材と筒状の回転部
材とが連結され、前記計量用モータと回転部材とが出力
ギヤ、カウンタドライブギヤ及びカウンタドリブンギヤ
から成る回転伝達系によって連結される。
【0014】図3は従来の射出装置における回転伝達系
を示す断面図である。
【0015】図において、61は内部にギヤボックス室
69が形成された前方射出サポートであり、前記ギヤボ
ックス室69内に回転伝達系TR1が配設される。該回
転伝達系TR1は、図示されない計量用モータの出力軸
に連結された出力ギヤ75、該出力ギヤ75の回転を反
転させるカウンタドライブギヤ76、及び該カウンタド
ライブギヤ76の回転を更に反転させるカウンタドリブ
ンギヤ77から成り、前記ギヤボックス室69内に収容
された潤滑剤としての図示されないグリスによって潤滑
され、かつ、冷却される。
【0016】前記回転伝達系TR1において、前記計量
用モータによって発生させられた回転を減速してカウン
タドリブンギヤ77に伝達するために、出力ギヤ75、
カウンタドライブギヤ76及びカウンタドリブンギヤ7
7の径をそれぞれd1〜d3とすると、各径d1〜d3
は順に大きくされ、d1<d2<d3にされる。前記ギ
ヤボックス室69は、各径d1〜d3に対応させて設定
された形状を有し、上方に出力ギヤ75及びカウンタド
ライブギヤ76を収容する寸法の小さい矩(く)形部6
9aが、下方に該矩形部69aと連通させてカウンタド
リブンギヤ77を収容する寸法の大きい円形部69bが
形成される。
【0017】そして、前記計量用モータを正方向に駆動
し、出力ギヤ75を正方向に回転させると、カウンタド
ライブギヤ76が逆方向に、カウンタドリブンギヤ77
が正方向に回転させられる。このようにして、プレッシ
ャプレート34(図2)を使用することなく、計量用モ
ータを駆動することによって発生させられた回転をスク
リュー12に伝達することができる。そして、前記ギヤ
ボックス室69内のグリスは、カウンタドリブンギヤ7
7が回転させられるのに伴って掻(か)き上げられ、カ
ウンタドリブンギヤ77の上方部分の表面、並びに出力
ギヤ75及びカウンタドライブギヤ76の各表面に供給
され、回転伝達系TR1の全体を潤滑する。
【0018】ところが、前記計量用モータの駆動を停止
させると、カウンタドリブンギヤ77の回転が停止させ
られ、前記ギヤボックス室69内のグリスは、掻き上げ
られなくなり、かつ、カウンタドリブンギヤ77の上方
部分の表面、並びに出力ギヤ75及びカウンタドライブ
ギヤ76の各表面のグリスが下方に落ち、ギヤボックス
室69内の下方部分に溜(た)まってしまう。
【0019】したがって、射出装置の運転を長期間停止
させた後に、射出装置の運転を再開し、計量用モータを
駆動すると、回転伝達系TR1を十分に潤滑することが
できず、スクリュー12を円滑に回転させることができ
なくなり、計量を正確に行うことができなくなってしま
う。その結果、成形不良が発生してしまう。また、回転
伝達系TR1を十分に潤滑することができなくなるの
で、出力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76及びカウ
ンタドリブンギヤ77が摩耗して射出装置の耐久性が低
下してしまう。
【0020】そこで、前記回転伝達系TR1を水平に配
設することが考えられる。
【0021】図4は従来の他の回転伝達系を示す断面図
である。
【0022】図において、Cnは出力ギヤ75、カウン
タドライブギヤ76及びカウンタドリブンギヤ77の各
中心を結ぶ軸線、71はギヤボックス室69内に収容さ
れたグリス、Suは該グリス71の液面である。そし
て、回転伝達系TR2は、前記ギヤボックス室69内に
おいて、軸線Cnが水平になるように配設される。ま
た、前記ギヤボックス室69は、前記出力ギヤ75、カ
ウンタドライブギヤ76及びカウンタドリブンギヤ77
の各径d1〜d3に対応させて設定された形状を有し、
水平方向における一方(図における右方)に出力ギヤ7
5及びカウンタドライブギヤ76を収容する寸法の小さ
い矩形部69cが、他方(図における左方)に該矩形部
69cと連通させてカウンタドリブンギヤ77を収容す
る寸法の大きい円形部69dが形成される。なお、61
は前方射出サポートである。
【0023】ところが、図に示される回転伝達系TR2
においても、グリス71の量が少なくなり、液面Suが
低くなると、最初に出力ギヤ75が液面Suから露出
し、更にグリス71の量が少なくなると、カウンタドラ
イブギヤ76が液面Suから露出するので、回転伝達系
TR2を十分に潤滑することができなくなってしまう。
【0024】そこで、ギヤボックス室69内に収容され
るグリス71の量を多くすることが考えられるが、グリ
ス71によって回転伝達系TR2に加えられる抵抗がそ
の分大きくなり、計量工程において計量用モータに加わ
る負荷が大きくなり、計量用モータの回転速度を良好に
制御することができない。
【0025】本発明は、前記従来の回転駆動装置の問題
点を解決して、小型化することができ、回転伝達系を十
分に潤滑することができ、成形不良を発生させることが
なく、耐久性を向上させることができ、しかも、駆動部
に加わる負荷を小さくすることができ、駆動部の回転速
度を良好に制御することができる回転駆動装置を提供す
ることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の回
転駆動装置においては、駆動部と、該駆動部を駆動させ
ることによって発生させられた回転を伝達する複数のギ
ヤから成る回転伝達系と、該回転伝達系が配設され、潤
滑剤が収容されるギヤボックス室とを有する。
【0027】そして、前記各ギヤのうちの、径の小さい
ギヤの中心の位置が、径の大きいギヤの中心の位置より
低くされる。
【0028】本発明の他の回転駆動装置においては、さ
らに、前記回転伝達系の各ギヤの中心を結ぶ軸線が傾斜
させられる。
【0029】本発明の更に他の回転駆動装置において
は、さらに、前記回転伝達系の各ギヤの最下点がほぼ同
じ高さに置かれる。
【0030】本発明の更に他の回転駆動装置において
は、さらに、前記回転伝達系は、回転を射出装置の射出
部材に伝達する。
【0031】本発明の更に他の回転駆動装置において
は、さらに、前記回転伝達系は、回転運動を直進運動に
変換し、該直進運動を射出装置の射出部材に伝達する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この場
合、射出装置に適用した回転駆動装置について説明す
る。
【0033】図5は本発明の第1の実施の形態における
射出装置の水平断面図である。
【0034】図において、11はシリンダ部材としての
加熱シリンダであり、該加熱シリンダ11内に、射出部
材としてのスクリュー12が回転自在に、かつ、進退
(図における左右方向に移動)自在に配設される。ま
た、前記加熱シリンダ11の前端(図における左端)に
図示されない射出ノズルが取り付けられ、該射出ノズル
にノズル口が形成される。
【0035】前記スクリュー12は、図示されないスク
リュー本体、及び該スクリュー本体の前端に取り付けら
れた図示されないスクリューヘッドを備え、スクリュー
本体の外周面に図示されないフライトが螺旋状に形成さ
れ、該フライトによって螺旋状の溝が形成される。
【0036】前記加熱シリンダ11の後端(図における
右端)は、前支持体としての前方射出サポート61に取
り付けられ、該前方射出サポート61と所定の距離を置
いて後支持体としての後方射出サポート62が配設され
る。前記前方射出サポート61は、箱状の本体61a及
びカバー61bから成る。そして、前記前方射出サポー
ト61と後方射出サポート62との間にロッド63が架
設され、該ロッド63によって前記前方射出サポート6
1と後方射出サポート62との間に所定の距離が保持さ
れる。また、前方射出サポート61、後方射出サポート
62及びロッド63によって射出枠が構成される。
【0037】そして、前記スクリュー12の後端には、
カプラ59を介して円形の形状を有する連結体64が一
体的に取り付けられ、該連結体64に筒状の支持体65
がボルトbt1を介して取り付けられる。なお、前記連
結体64及び支持体65によって、スクリュー12と一
体に回転する回転摺動部材68が構成される。前記支持
体65は軸方向においてスクリュー12のストローク分
の長さを有し、外周面に雄スプライン67が形成され
る。
【0038】前記回転摺動部材68に回転を伝達するた
めに、該回転摺動部材68を包囲して筒状の回転部材7
8が配設され、該回転部材78の後端にスプラインナッ
ト79がボルトbt2によって取り付けられる。前記回
転部材78は、前記前方射出サポート61に対してベア
リングb1、b2によって回転自在に、かつ、軸方向に
移動不能に支持される。
【0039】そして、第1の駆動部としての電動の計量
用モータ70が配設され、該計量用モータ70は、計量
工程において駆動されて回転摺動部材68を回転させ、
射出工程において、回転摺動部材68の回転を停止させ
る。前記計量用モータ70は、図示されないステータ、
及び該ステータの径方向における内方に配設されたロー
タを備え、前記ステータ及びロータは、いずれも、コア
及び該コアに巻装されたコイルを備える。
【0040】また、前記計量用モータ70は、出力軸7
4及び該出力軸74に取り付けられ、計量用モータ70
の回転速度を検出する回転速度検出部としてのエンコー
ダ70aを備え、前記計量用モータ70は、エンコーダ
70aの検出信号に基づいて制御される。そして、計量
用モータ70と前記回転摺動部材68との間に、複数の
ギヤ、本実施の形態においては、出力ギヤ75、カウン
タドライブギヤ76及びカウンタドリブンギヤ77から
成る回転伝達系TR3、並びに前記回転部材78が配設
され、前記出力軸74に出力ギヤ75が取り付けられ、
出力ギヤ75とカウンタドライブギヤ76とが噛(し)
合させられ、カウンタドライブギヤ76とカウンタドリ
ブンギヤ77とが噛合させられ、カウンタドリブンギヤ
77が回転部材78にボルトbt3によって取り付けら
れる。なお、図において、69は後述されるギヤボック
ス室である。
【0041】前記出力ギヤ75、カウンタドライブギヤ
76、カウンタドリブンギヤ77及び回転部材78は、
回転部材78に対する回転摺動部材68の軸方向におけ
る相対的な移動を許容しながら、前記計量用モータ70
が駆動されて発生させられた回転を回転摺動部材68に
伝達する。そのために、該回転摺動部材68は、前記回
転部材78に対して回転不能に、かつ、軸方向に移動自
在に配設され、前記連結体64の外周面と回転部材78
の内周面とが摺動自在に接触させられる。すなわち、前
記回転部材78の前端において、回転部材78の内周面
と連結体64の外周面とがシール60を介して摺動自在
に接触させられ、前記回転部材78の後端において、ス
プラインナット79の内周面に形成された雌スプライン
と前記雄スプライン67とが摺動自在にスプライン係合
させられる。
【0042】したがって、前記計量用モータ70を駆動
することによって出力軸74を回転させると、出力軸7
4の回転が出力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76、
カウンタドリブンギヤ77、回転部材78を介して前記
回転摺動部材68に伝達され、該回転摺動部材68が正
方向、又は必要に応じて逆方向に回転させられる。さら
に、前記計量用モータ70の駆動を停止させることによ
って出力軸74を停止させると、回転摺動部材68の回
転が停止させられ、スクリュー12の回転も停止させら
れる。
【0043】また、前記前方射出サポート61より後方
(図における右方)に、ボールナット82、及び該ボー
ルナット82と螺合させられ、ボールナット82に対し
て回転自在に配設されたボールねじ軸81から成るボー
ルねじ83が配設される。前記ボールねじ軸81は、前
端から後端にかけて順次形成された小径のシャフト部8
4、大径のねじ部85、連結部86及びスプライン部8
7から成る。なお、前記シャフト部84とねじ部85と
の段部に環状フランジ部材89が外嵌(かん)される。
【0044】そして、第2の駆動部としての電動の射出
用モータ90が配設され、該射出用モータ90は、射出
工程において駆動される。前記射出用モータ90は、後
方射出サポート62にロードセル96を介して固定さ
れ、前環状体91a、スリーブ91b、後環状体91c
及び後プレート91dから成るケース91、該ケース9
1に取り付けられたステータ92、該ステータ92の径
方向における内方に配設されたロータ93、該ロータ9
3に取り付けられた中空の出力軸94、該出力軸94の
後端にボルトbt4によって取り付けられ、出力軸94
の内周面に沿って前方(図における左方)に延びるスリ
ーブ95、前記出力軸94を前記ケース91に対して回
転自在に支持するベアリングb5、b6、並びに前記ス
リーブ95に取り付けられ、射出用モータ90の回転速
度を検出する回転速度検出部としてのエンコーダ90a
を備える。なお、前記射出用モータ90はエンコーダ9
0aの検出信号に基づいて制御される。
【0045】そして、前記スプライン部87の外周面の
全体にわたって形成された雄スプライン87aと、前記
スリーブ95の前端部(図における左端部)のスプライ
ンナット部の内周面に形成された雌スプライン95aと
がスプライン係合させられる。
【0046】また、前記スリーブ95及びスプライン部
87によって回転伝達部が構成され、前記スリーブ95
及びスプライン部87は、前記射出用モータ90が駆動
されたときに、出力軸94に対するねじ部85の軸方向
における相対的な移動を許容しながら、前記射出用モー
タ90を駆動することによって発生させられた回転をボ
ールねじ軸81に伝達する。そして、前記ボールねじ8
3は、前記射出用モータ90によって発生させられた回
転による回転運動を回転を伴う直進運動、すなわち、回
転直進運動に変換し、該回転直進運動を前記回転摺動部
材68に伝達する。
【0047】そのために、前記ボールねじ軸81は、前
端において、ベアリングb7、b8によって回転摺動部
材68に対して回転自在に、かつ、軸方向に移動不能に
支持される。すなわち、前記回転摺動部材68は、前記
ボールねじ83に対して回転自在に、かつ、軸方向に移
動不能に配設される。また、前記シャフト部84の前端
部に図示されない雄ねじが形成され、該雄ねじに螺合さ
せてベアリングナット80が配設される。
【0048】そして、前記ボールナット82はロードセ
ル96を介して後方射出サポート62に固定される。前
記ロードセル96は射出力及び保圧力を検出する。
【0049】したがって、前記射出用モータ90を正方
向又は逆方向に駆動することによって発生させられた回
転が、スリーブ95及びスプライン部87を介してボー
ルねじ軸81に伝達され、該ボールねじ軸81は、ねじ
部85がボールナット82と螺合させられるので、回転
しながら進退させられる。
【0050】そして、回転摺動部材68を回転させるこ
となく進退させる射出工程等においては、前記計量用モ
ータ70の駆動が停止させられて回転摺動部材68の回
転が停止させられ、この状態で前記射出用モータ90が
駆動されると、回転摺動部材68を回転させることなく
軸方向に移動させることができる。その結果、回転摺動
部材68に一体的に取り付けられたスクリュー12に直
進運動を伝達し、スクリュー12を前進(図における左
方に移動)させることができる。
【0051】次に、前記構成の回転駆動装置の駆動方法
について説明する。
【0052】まず、計量工程時に、前記計量用モータ7
0を駆動すると、出力軸74に発生させられた回転は、
出力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76、カウンタド
リブンギヤ77、回転部材78及び回転摺動部材68を
介してスクリュー12に伝達され、該スクリュー12を
正方向に回転させる。
【0053】これに伴って、前記加熱シリンダ11に配
設された図示されないホッパから落下した樹脂が前記溝
内を前進させられ、スクリュー12が後退(図における
右方に移動)させられ、樹脂がスクリューヘッドの前方
に蓄えられる。このとき、スクリュー12に発生させら
れる後退力に伴って、回転摺動部材68は回転部材78
に対して相対的に移動させられ、後退させられる。そし
て、回転摺動部材68の後退に伴って、ボールねじ軸8
1も回転しながら後退させられる。
【0054】また、射出工程時に、前記射出用モータ9
0が駆動されると、このとき出力軸94に発生させられ
た回転は、スリーブ95及びスプライン部87を介して
ボールねじ軸81に伝達され、ボールねじ83によって
回転運動が回転直進運動に変換される。その結果、ボー
ルねじ軸81が回転しながら前進させられる。このと
き、前記回転摺動部材68の回転が、計量用モータ70
のトルク制御によって停止させられるので、回転摺動部
材68に一体的に取り付けられたスクリュー12は回転
しない状態で前進させられる。
【0055】このように、射出工程時に、計量用モータ
70のトルク制御によって回転摺動部材68の回転を停
止させることができるので、前方射出サポート61と後
方射出サポート62との間にプレッシャプレートを配設
する必要がなく、ベアリング等の部品の数を少なくする
ことができ、射出装置のコストを低くすることができ
る。そして、計量用モータ70等を、前方射出サポート
61に取り付けることができ、移動させる必要がないの
で、直動部の重量を小さくすることができる。
【0056】その結果、射出用モータ90に加わる負荷
が小さくなるので、射出用モータ90として小型の電動
機を使用することができるようになり、射出装置を小型
化することができる。
【0057】次に、回転伝達系TR3について説明す
る。
【0058】図1は本発明の第1の実施の形態における
回転伝達系を示す断面図である。
【0059】図において、TR3は回転伝達系、61は
内部にギヤボックス室69が形成された前方射出サポー
トであり、前記ギヤボックス室69内に回転伝達系TR
3が配設される。そして、回転伝達系TR3は、計量用
モータ70(図5)の出力軸74に取り付けられ、径の
小さい出力ギヤ75、該出力ギヤ75の回転を反転さ
せ、出力ギヤ75より径の大きいカウンタドライブギヤ
76、及び該カウンタドライブギヤ76の回転を更に反
転させ、カウンタドライブギヤ76より径の大きいカウ
ンタドリブンギヤ77から成り、計量用モータ70側の
ギヤ、すなわち、出力ギヤ75の中心が、スクリュー1
2側のギヤ、すなわち、カウンタドリブンギヤ77の中
心より低くされる。また、出力ギヤ75、カウンタドラ
イブギヤ76及びカウンタドリブンギヤ77の各中心を
結ぶ回転伝達系TR3の軸線Cnは、出力ギヤ75側が
低く、カウンタドリブンギヤ77側が高くなるように傾
斜させて配設される。そして、前記ギヤボックス室69
内には、潤滑剤としてのグリス71が収容され、該グリ
ス71によって回転伝達系TR3が潤滑され、かつ、冷
却される。なお、潤滑剤としてグリス71に代えて潤滑
油を使用することもできる。
【0060】前記回転伝達系TR3において、前記計量
用モータ70によって発生させられた回転を減速してカ
ウンタドリブンギヤ77に伝達するために、出力ギヤ7
5、カウンタドライブギヤ76及びカウンタドリブンギ
ヤ77の径をそれぞれd1〜d3とすると、各径d1〜
d3は順に大きくされ、 d1<d2<d3 にされる。前記ギヤボックス室69は、前記出力ギヤ7
5、カウンタドライブギヤ76及びカウンタドリブンギ
ヤ77の各径d1〜d3に対応させて設定された形状を
有し、水平方向における一方(図における右方)に出力
ギヤ75及びカウンタドライブギヤ76を収容する寸法
の小さい矩形部69cが、他方(図における左方)に該
矩形部69cと連通させてカウンタドリブンギヤ77を
収容する寸法の大きい円形部69dが形成される。
【0061】そして、前記計量用モータ70を正方向に
駆動し、出力ギヤ75を正方向に回転させると、カウン
タドライブギヤ76が逆方向に、カウンタドリブンギヤ
77が正方向に回転させられる。
【0062】この場合、図に示されるように、グリス7
1の量が最も少ない場合でも、前記出力ギヤ75、カウ
ンタドライブギヤ76及びカウンタドリブンギヤ77の
最も低い点、すなわち、最下点がグリス71の液面Su
から露出することがない。したがって、グリス71は、
出力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76及びカウンタ
ドリブンギヤ77が回転させられるのに伴って掻き上げ
られ、出力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76及びカ
ウンタドリブンギヤ77の各上方部分の表面に供給さ
れ、回転伝達系TR3の全体を潤滑する。また、計量用
モータ70の駆動が停止させられ、出力ギヤ75、カウ
ンタドライブギヤ76及びカウンタドリブンギヤ77の
回転が停止させられると、前記ギヤボックス室69内の
グリス71が、掻き上げられなくなり、かつ、出力ギヤ
75、カウンタドライブギヤ76及びカウンタドリブン
ギヤ77の各上方部分の表面のグリス71が下方に落ち
るが、計量用モータ70を駆動するのに伴って、グリス
71を出力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76及びカ
ウンタドリブンギヤ77の各上方部分の表面にわずかな
時間で供給することができる。
【0063】したがって、射出装置の運転を長期間停止
させた後に、射出装置の運転を再開し、計量用モータ7
0を駆動しても、回転伝達系TR3を十分に潤滑するこ
とができ、スクリュー12を円滑に回転させることがで
き、計量を正確に行うことができる。その結果、成形不
良が発生するのを防止することができる。
【0064】また、回転伝達系TR3を十分に潤滑する
ことができるので、出力ギヤ75、カウンタドライブギ
ヤ76及びカウンタドリブンギヤ77が摩耗するのを防
止することができ、射出装置の耐久性を向上させること
ができる。
【0065】そして、ギヤボックス室69内に収容され
るグリス71の量を過剰に多くする必要がなくなるの
で、グリス71によって回転伝達系TR3に加えられる
抵抗が大きくならない。したがって、計量工程において
計量用モータ70に加わる負荷を小さくすることがで
き、計量用モータ70の回転速度を良好に制御すること
ができる。その結果、成形不良が発生するのを一層防止
することができる。
【0066】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0067】図6は本発明の第2の実施の形態における
回転伝達系を示す断面図である。
【0068】この場合、回転伝達系TR4を構成する複
数のギヤ、本実施の形態においては、出力ギヤ75、カ
ウンタドライブギヤ76及びカウンタドリブンギヤ77
の最下点a〜cがほぼ同じ高さに置かれるように軸線C
nが傾斜させられる。すなわち、各出力ギヤ75、カウ
ンタドライブギヤ76及びカウンタドリブンギヤ77の
共通の接線のうちの下方の接線がほぼ水平にされる。
【0069】この場合、前記ギヤボックス室69は、前
記出力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76及びカウン
タドリブンギヤ77の各径d1〜d3及び最下点a〜c
の位置に対応させて設定された形状を有し、水平方向に
おける一方(図における右方)に出力ギヤ75及びカウ
ンタドライブギヤ76を収容する寸法の小さい矩形部6
9eが、他方(図における左方)に該矩形部69eと連
通させてカウンタドリブンギヤ77を収容する寸法の大
きい円形部69fが、底辺を同じ高さに位置させて形成
される。
【0070】したがって、各出力ギヤ75、カウンタド
ライブギヤ76及びカウンタドリブンギヤ77における
潤滑剤としてのグリス71内の深さがほぼ一定になるの
で、第1の駆動部としての計量用モータ70(図5)を
駆動し、各出力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76及
びカウンタドリブンギヤ77を回転させたときの、各出
力ギヤ75、カウンタドライブギヤ76及びカウンタド
リブンギヤ77に加わる抵抗をほぼ均等にすることがで
きる。その結果、計量工程において計量用モータ70に
加わる負荷を一層小さくすることができ、計量用モータ
70の回転速度を一層良好に制御することができる。そ
して、成形不良が発生するのを一層防止することができ
る。
【0071】このように、本実施の形態において、ギヤ
の径が順に変化するように各ギヤが配列されている場合
は、径の大きいギヤの中心に対して径の小さいギヤの中
心が低くなるように配置して、高さ方向にける径の大き
いギヤの最下点と径の小さいギヤの最下点との差を可能
な限り小さくすることによって、グリスの量を少なく
し、しかも、ギヤを常にグリスに接触させるようにして
いる。
【0072】なお、ギヤの径が順に変化するように各ギ
ヤが配列されていない場合でも、可能な限り各ギヤの最
下点の差を小さくすることが好ましい。
【0073】また、本実施の形態においては、射出装置
の計量用モータの駆動系に適用した例について説明して
いるが、射出用モータの駆動系に適用したり、型締装置
の駆動系に適用したりすることができる。
【0074】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0075】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、回転駆動装置においては、駆動部と、該駆動部を
駆動させることによって発生させられた回転を伝達する
複数のギヤから成る回転伝達系と、該回転伝達系が配設
され、潤滑剤が収容されるギヤボックス室とを有する。
【0076】そして、前記各ギヤのうちの、径の小さい
ギヤの中心の位置が、径の大きいギヤの中心の位置より
低くされる。
【0077】この場合、前記各ギヤのうちの、径の小さ
いギヤの中心の位置が、径の大きいギヤの中心の位置よ
り低くされるので、潤滑剤のレベルが最も低い場合で
も、各ギヤの最下点が液面から露出することがない。し
たがって、前記ギヤボックス室内の潤滑剤は、各ギヤが
回転させられるのに伴って掻き上げられ、各ギヤの各上
方部分の表面に供給され、回転伝達系の全体を潤滑す
る。また、駆動部の駆動が停止させられ、各ギヤの回転
が停止させられると、前記ギヤボックス室内の潤滑剤
が、掻き上げられなくなり、かつ、各ギヤの各上方部分
の表面の潤滑剤が下方に落ちるが、駆動部を駆動するの
に伴って、潤滑剤を各ギヤの各上方部分の表面にわずか
な時間で供給することができる。
【0078】したがって、射出装置の運転を長期間停止
させた後に、射出装置の運転を再開し、駆動部を駆動し
ても、回転伝達系を十分に潤滑することができ、射出部
材を円滑に回転させることができ、計量を正確に行うこ
とができる。その結果、成形不良が発生するのを防止す
ることができる。
【0079】また、回転伝達系を十分に潤滑することが
できるので、各ギヤが摩耗するのを防止することがで
き、射出装置の耐久性を向上させることができる。
【0080】そして、ギヤボックス室内に収容される潤
滑剤の量を過剰に多くする必要がなくなるので、潤滑剤
によって回転伝達系に加えられる抵抗が大きくならな
い。したがって、駆動部に加わる負荷を小さくすること
ができ、駆動部の回転速度を良好に制御することができ
る。その結果、成形不良が発生するのを一層防止するこ
とができる。
【0081】本発明の他の回転駆動装置においては、前
記回転伝達系の各ギヤの最下点がほぼ同じ高さに置かれ
る。
【0082】この場合、各ギヤにおける潤滑剤内の深さ
がほぼ一定になるので、駆動部を駆動し、各ギヤを回転
させたときの、各ギヤに加わる抵抗をほぼ均等にするこ
とができる。したがって、駆動部に加わる負荷を一層小
さくすることができ、駆動部の回転速度を一層良好に制
御することができる。その結果、成形不良が発生するの
を一層防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における回転伝達系
を示す断面図である。
【図2】従来の射出装置の概念図である。
【図3】従来の射出装置における回転伝達系を示す断面
図である。
【図4】従来の他の回転伝達系を示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における射出装置の
水平断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における回転伝達系
を示す断面図である。
【符号の説明】
12 スクリュー 69 ギヤボックス室 70 計量用モータ 71 グリス 75 出力ギヤ 76 カウンタドライブギヤ 77 カウンタドリブンギヤ a〜c 最下点 Cn 軸線 TR3、TR4 回転伝達系

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)駆動部と、(b)該駆動部を駆動
    させることによって発生させられた回転を伝達する複数
    のギヤから成る回転伝達系と、(c)該回転伝達系が配
    設され、潤滑剤が収容されるギヤボックス室とを有する
    とともに、(d)前記各ギヤのうちの、径の小さいギヤ
    の中心の位置が、径の大きいギヤの中心の位置より低く
    されることを特徴とする回転駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記回転伝達系の各ギヤの中心を結ぶ軸
    線が傾斜させられる請求項1に記載の回転駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記回転伝達系の各ギヤの最下点がほぼ
    同じ高さに置かれる請求項1に記載の回転駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記回転伝達系は、回転を射出装置の射
    出部材に伝達する請求項1に記載の回転駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記回転伝達系は、回転運動を直進運動
    に変換し、該直進運動を射出装置の射出部材に伝達する
    請求項1に記載の回転駆動装置。
JP2001308629A 2001-10-04 2001-10-04 回転駆動装置 Pending JP2003112351A (ja)

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