JP2003112276A - レーザ加工機 - Google Patents
レーザ加工機Info
- Publication number
- JP2003112276A JP2003112276A JP2001300658A JP2001300658A JP2003112276A JP 2003112276 A JP2003112276 A JP 2003112276A JP 2001300658 A JP2001300658 A JP 2001300658A JP 2001300658 A JP2001300658 A JP 2001300658A JP 2003112276 A JP2003112276 A JP 2003112276A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- workpiece
- cover
- laser beam
- laser head
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 レーザの直接光またはその反射光の作業者等
人に対する危険光回避がより確実に実施できるレーザ加
工機を提供する。 【解決手段】 レーザの直接光9またはその反射光が覗
窓7または被加工物搬入出口6から飛出さないように、
ヘッド1の姿勢を変えて取付けられた、または被加工物
2の姿勢を変えることができるように構成されたもの、
およびカバー5の内側にレーザ光の吸収手段5aを設け
た。
人に対する危険光回避がより確実に実施できるレーザ加
工機を提供する。 【解決手段】 レーザの直接光9またはその反射光が覗
窓7または被加工物搬入出口6から飛出さないように、
ヘッド1の姿勢を変えて取付けられた、または被加工物
2の姿勢を変えることができるように構成されたもの、
およびカバー5の内側にレーザ光の吸収手段5aを設け
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工機に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ光およびその反射光の安全
対策として光が外部に漏れないようにカバーをして遮断
するか、危険な波長の光のみをカットするフィルターグ
ラス等を設けたものが知られている。
対策として光が外部に漏れないようにカバーをして遮断
するか、危険な波長の光のみをカットするフィルターグ
ラス等を設けたものが知られている。
【0003】図2に従来のレーザ加工機の構造を示して
おり、レーザヘッド1,被加工物保持手段3,レーザヘ
ッド1を駆動する手段4,レーザ光を外部に遮断するカ
バー5,被加工物搬入出口6や覗窓7とその遮光手段で
あるカバーまたはフィルター12等で構成されている。
おり、レーザヘッド1,被加工物保持手段3,レーザヘ
ッド1を駆動する手段4,レーザ光を外部に遮断するカ
バー5,被加工物搬入出口6や覗窓7とその遮光手段で
あるカバーまたはフィルター12等で構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ加工機に
おいては、メンテナンス等通常作業でない場合のいろい
ろな作業環境の中で不測の事態に対して課題が残り、レ
ーザの直接光およびその反射光の人に対するより安全な
装置が要求されている。
おいては、メンテナンス等通常作業でない場合のいろい
ろな作業環境の中で不測の事態に対して課題が残り、レ
ーザの直接光およびその反射光の人に対するより安全な
装置が要求されている。
【0005】本発明は、レーザ光の光路を考慮したヘッ
ドの取付け姿勢または被加工物の保持姿勢によるレーザ
の直接光またはその反射光の作業者等人に対する危険光
の回避を目的とする。
ドの取付け姿勢または被加工物の保持姿勢によるレーザ
の直接光またはその反射光の作業者等人に対する危険光
の回避を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、レーザの直接光またはその反射光が覗窓ま
たは被加工物搬入出口から飛出さないように、ヘッドの
姿勢を変えて取付けられた、または被加工物の姿勢を変
えることができるように構成されたものである。
に本発明は、レーザの直接光またはその反射光が覗窓ま
たは被加工物搬入出口から飛出さないように、ヘッドの
姿勢を変えて取付けられた、または被加工物の姿勢を変
えることができるように構成されたものである。
【0007】これにより、レーザ直接光またはその反射
光の作業者等人に対する危険光回避がより確実に実施で
きる。
光の作業者等人に対する危険光回避がより確実に実施で
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、レーザ
光を出力するレーザヘッドと、前記レーザ光を照射する
被加工物を保持する被加工物保持手段と、前記レーザヘ
ッドと被加工物保持手段を相対移動させる駆動手段と、
前記レーザヘッド、前記被加工物保持手段、前記駆動手
段を覆うカバーを備え、前記カバーに設けた被加工物搬
入出口と覗窓の少なくとも一方に対して遠ざかる方向に
前記レーザヘッドのレーザ光照射方向を向けたレーザ加
工機としたものであり、これによりレーザ直接光が被加
工物搬入出口や覗窓から遠ざかる方向となり、人に対す
る安全対策が実施されるという作用を有する。
光を出力するレーザヘッドと、前記レーザ光を照射する
被加工物を保持する被加工物保持手段と、前記レーザヘ
ッドと被加工物保持手段を相対移動させる駆動手段と、
前記レーザヘッド、前記被加工物保持手段、前記駆動手
段を覆うカバーを備え、前記カバーに設けた被加工物搬
入出口と覗窓の少なくとも一方に対して遠ざかる方向に
前記レーザヘッドのレーザ光照射方向を向けたレーザ加
工機としたものであり、これによりレーザ直接光が被加
工物搬入出口や覗窓から遠ざかる方向となり、人に対す
る安全対策が実施されるという作用を有する。
【0009】請求項2に記載の発明は、レーザ光を出力
するレーザヘッドと、前記レーザ光を照射する被加工物
を保持する被加工物保持手段と、前記レーザヘッドと被
加工物保持手段を相対移動させる駆動手段と、前記レー
ザヘッド、前記被加工物保持手段、前記駆動手段を覆う
カバーを備え、被加工物で反射されるレーザ光の反射光
を前記カバーに設けた被加工物搬入出口と覗窓の少なく
とも一方に対して遠ざかる方向に向けたレーザ加工機と
したものであり、これによりレーザの照射した反射光が
被加工物搬入出口や覗窓から遠ざかる方向となり、人に
対する安全対策が実施されるという作用を有する。
するレーザヘッドと、前記レーザ光を照射する被加工物
を保持する被加工物保持手段と、前記レーザヘッドと被
加工物保持手段を相対移動させる駆動手段と、前記レー
ザヘッド、前記被加工物保持手段、前記駆動手段を覆う
カバーを備え、被加工物で反射されるレーザ光の反射光
を前記カバーに設けた被加工物搬入出口と覗窓の少なく
とも一方に対して遠ざかる方向に向けたレーザ加工機と
したものであり、これによりレーザの照射した反射光が
被加工物搬入出口や覗窓から遠ざかる方向となり、人に
対する安全対策が実施されるという作用を有する。
【0010】請求項3に記載の発明は、レーザ光を出力
するレーザヘッドと、前記レーザ光を照射する被加工物
を保持する被加工物保持手段と、前記レーザヘッドと被
加工物保持手段を相対移動させる駆動手段と、前記レー
ザヘッド、前記被加工物保持手段、前記駆動手段を覆う
カバーを備え、少なくともカバーの内側にレーザ光を吸
収する吸収手段を設けたレーザ加工機としたものであ
り、これによりレーザの照射した反射光が吸収され被加
工物搬入出口や覗窓へ到達する危険光の量を減少させる
こととなり、人に対する安全対策が実施されるという作
用を有する。
するレーザヘッドと、前記レーザ光を照射する被加工物
を保持する被加工物保持手段と、前記レーザヘッドと被
加工物保持手段を相対移動させる駆動手段と、前記レー
ザヘッド、前記被加工物保持手段、前記駆動手段を覆う
カバーを備え、少なくともカバーの内側にレーザ光を吸
収する吸収手段を設けたレーザ加工機としたものであ
り、これによりレーザの照射した反射光が吸収され被加
工物搬入出口や覗窓へ到達する危険光の量を減少させる
こととなり、人に対する安全対策が実施されるという作
用を有する。
【0011】請求項4に記載の発明は、すくなくともカ
バーの内側にレーザ光を吸収する吸収手段を設けた請求
項1または2記載のレーザ加工機としたものであり、こ
れによりレーザの危険光の量を減少させることで、人に
対する安全対策が実施されるという作用を有する。
バーの内側にレーザ光を吸収する吸収手段を設けた請求
項1または2記載のレーザ加工機としたものであり、こ
れによりレーザの危険光の量を減少させることで、人に
対する安全対策が実施されるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について図1を
用いて説明する。 (実施の形態)図1は、レーザ加工機の内部構成を示す
図で、レーザヘッド1からの照射または反射されたレー
ザ光9が覗窓7または被加工物搬入出口6から飛出さな
いように、レーザ光9の光路を考慮した姿勢にレーザヘ
ッド1が取付けられている。
用いて説明する。 (実施の形態)図1は、レーザ加工機の内部構成を示す
図で、レーザヘッド1からの照射または反射されたレー
ザ光9が覗窓7または被加工物搬入出口6から飛出さな
いように、レーザ光9の光路を考慮した姿勢にレーザヘ
ッド1が取付けられている。
【0013】レーザヘッド1は、駆動手段4により必要
部位へ移動することができる。また、被加工物2に応じ
て傾斜角度を変える機構であるレーザヘッド傾斜ユニッ
ト10を有する場合もある。
部位へ移動することができる。また、被加工物2に応じ
て傾斜角度を変える機構であるレーザヘッド傾斜ユニッ
ト10を有する場合もある。
【0014】被加工物2は被加工物搬入出口6からコン
ベア8により搬入され、被加工物保持手段3により加工
位置で位置決め保持される。この被加工物保持手段3は
適切な加工位置を確保するために被加工物2を水平回転
傾斜させる機能である被加工物傾斜ユニット11を有す
る場合もある。
ベア8により搬入され、被加工物保持手段3により加工
位置で位置決め保持される。この被加工物保持手段3は
適切な加工位置を確保するために被加工物2を水平回転
傾斜させる機能である被加工物傾斜ユニット11を有す
る場合もある。
【0015】カバー5は、被加工物搬入出口6または覗
窓7から遠ざかるレーザ光およびその反射光に対する遮
光カバーである。
窓7から遠ざかるレーザ光およびその反射光に対する遮
光カバーである。
【0016】なお、カバー5の内側には、反射されたレ
ーザ光を吸収する塗料を塗布する、または、部材5aを
設けることにより、より一層、安全性を増すことができ
る。
ーザ光を吸収する塗料を塗布する、または、部材5aを
設けることにより、より一層、安全性を増すことができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レーザ光
が被加工物搬入出口や覗窓から遠ざかるように、すなわ
ち、危険光が作業者等に直接および間接に照射されない
方向に構成されたものであり、人に対する安全対策を強
化するという有効な効果が得られる。
が被加工物搬入出口や覗窓から遠ざかるように、すなわ
ち、危険光が作業者等に直接および間接に照射されない
方向に構成されたものであり、人に対する安全対策を強
化するという有効な効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態におけるレーザ加工機を示
す断面図
す断面図
【図2】従来のレーザ加工機を示す断面図
1.レーザヘッド
2.被加工物
3.被加工物保持手段
4.駆動手段
5.カバー
6.被加工物搬入出口
7.覗窓
8.コンベア
9.レーザ光
10.レーザヘッド傾斜ユニット
11.被加工物傾斜ユニット(被加工物の水平回転を含
む) 12.遮光手段(カバーまたはフィルターガラス)
む) 12.遮光手段(カバーまたはフィルターガラス)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 山下 和彦
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 川崎 守亮
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 清水 隆
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 4E068 CA08 CF04
Claims (4)
- 【請求項1】 レーザ光を出力するレーザヘッドと、前
記レーザ光を照射する被加工物を保持する被加工物保持
手段と、前記レーザヘッドと被加工物保持手段を相対移
動させる駆動手段と、前記レーザヘッド、前記被加工物
保持手段、前記駆動手段を覆うカバーを備え、前記カバ
ーに設けた被加工物搬入出口と覗窓の少なくとも一方に
対して遠ざかる方向に前記レーザヘッドのレーザ光照射
方向を向けたレーザ加工機。 - 【請求項2】 レーザ光を出力するレーザヘッドと、前
記レーザ光を照射する被加工物を保持する被加工物保持
手段と、前記レーザヘッドと被加工物保持手段を相対移
動させる駆動手段と、前記レーザヘッド、前記被加工物
保持手段、前記駆動手段を覆うカバーを備え、被加工物
で反射されるレーザ光の反射光を前記カバーに設けた被
加工物搬入出口と覗窓の少なくとも一方に対して遠ざか
る方向に向けたレーザ加工機。 - 【請求項3】 レーザ光を出力するレーザヘッドと、前
記レーザ光を照射する被加工物を保持する被加工物保持
手段と、前記レーザヘッドと被加工物保持手段を相対移
動させる駆動手段と、前記レーザヘッド、前記被加工物
保持手段、前記駆動手段を覆うカバーを備え、少なくと
もカバーの内側にレーザ光を吸収する吸収手段を設けた
レーザ加工機。 - 【請求項4】 すくなくともカバーの内側にレーザ光を
吸収する吸収手段を設けた請求項1または2記載のレー
ザ加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300658A JP2003112276A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | レーザ加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300658A JP2003112276A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | レーザ加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003112276A true JP2003112276A (ja) | 2003-04-15 |
Family
ID=19121197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001300658A Pending JP2003112276A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | レーザ加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003112276A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315356A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Hitachi Metals Ltd | 樹脂被覆鋼管の接続部の被覆装置 |
JP2007307576A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Kinki Sharyo Co Ltd | 溶接装置とそれによる溶接方法 |
DE102022200526A1 (de) | 2022-01-18 | 2022-10-13 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer Struktur auf einem Substrat sowie Vorrichtung zur Strukturherstellung mit einem derartigen Verfahren |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001300658A patent/JP2003112276A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315356A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Hitachi Metals Ltd | 樹脂被覆鋼管の接続部の被覆装置 |
JP2007307576A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Kinki Sharyo Co Ltd | 溶接装置とそれによる溶接方法 |
JP4641279B2 (ja) * | 2006-05-17 | 2011-03-02 | 近畿車輌株式会社 | 溶接装置とそれによる溶接方法 |
DE102022200526A1 (de) | 2022-01-18 | 2022-10-13 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer Struktur auf einem Substrat sowie Vorrichtung zur Strukturherstellung mit einem derartigen Verfahren |
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