JP2003111644A - クッション装置 - Google Patents

クッション装置

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JP2003111644A JP2001283950A JP2001283950A JP2003111644A JP 2003111644 A JP2003111644 A JP 2003111644A JP 2001283950 A JP2001283950 A JP 2001283950A JP 2001283950 A JP2001283950 A JP 2001283950A JP 2003111644 A JP2003111644 A JP 2003111644A
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Noboru Sasaki
登 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明はクッション本体を反発力の低い弾
性材料からなる隔壁で形成した場合に、利用者の身体を
圧迫することなく寝返り打ち易くするための反発力を備
えることができるようにしたクッション装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 多数のコイルスプリング103を並列連
結して構成されたスプリングユニット101と、弾性材
料によって薄肉の隔壁が格子状に形成され上記スプリン
グユニットの上面に積層されたクッション本体2と、上
記スプリングユニットとクッション本体との積層体を被
覆した外装体18とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はベッド用のマット
レス、ソファー、椅子、車両用シートなどに使用される
クッション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばクッション装置である、ベッド
用のマットレスにおいては、快適な寝心地を損なうこと
なく人体を弾性的に支持する機能、すなわち良好なクッ
ション性能が要求される。
【0003】上記マットレスはクッション体を有し、こ
のクッション体の上下面にシート状の弾性材を積層し、
この積層体を外装地によって被覆して構成されている。
上記クッション体としてはスプリングユニットが用いら
れることが多い。スプリングユニットは、多数のコイル
スプリングをヘリカル線によって行列状に連結して形成
されている。
【0004】クッション体をコイルスプリングによって
形成したマットレスの場合、コイルスプリングは利用者
の荷重を受けて圧縮変形すると、その変形量に応じて反
発力を生じるから、その反発力によってマットレス上に
仰臥した利用者は身体が圧迫され、快適な寝心地が損な
われるということがある。
【0005】上記クッション体をコイルスプリングに代
わり、ゲル化材料によって形成することが提案されてい
る。ゲル化材料によって形成されたクッション体は、高
い熱容量と高効率の熱伝達を有するため、手触りが冷た
いということがあったり、製造コストが高くなるという
ことがあったり、さらに拘束された状態ではほとんど緩
衝力がないなどのことがあり、クッション体を形成する
には適していないということがあった。
【0006】そこで、米国特許第5,749,111号
明細書に示されているように、ゲル化材料によって形成
されたクッション体に、隔壁によって囲まれた複数の空
洞の柱を形成することで、上述した問題を解消するとい
うことが行なわれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような構造のクッ
ション体によれば、隔壁が荷重によって屈曲するため、
緩衝性に優れるという利点を有する。しかしながら、屈
曲した隔壁は反発力が小さいため、クッション体上に仰
臥した利用者は身体の重い部分が深く沈み、寝返りが打
ち難くいということがあった。
【0008】この発明は、荷重に対して反発力がほとん
ど生じることがなく、しかも利用者が寝返りを打ち易く
したクッション装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、多数
のコイルスプリングを並列連結して構成されたスプリン
グユニットと、弾性材料によって薄肉の隔壁が格子状に
形成され上記スプリングユニットの上面に積層されたク
ッション本体と、上記スプリングユニットとクッション
本体との積層体を被覆した外装体とを具備したことを特
徴とするクッション装置にある。
【0010】請求項2の発明は、上記クッション本体の
上下面の、少なくとも上面の周縁部には枠線が設けられ
るとともに、上記クッション本体の外側面には側部弾性
材が設けられることを特徴とする請求項1記載のクッシ
ョン装置にある。
【0011】請求項3の発明は、上記クッション本体
は、矩形枠状の外側隔壁と、この外側隔壁内に格子状に
設けられた内側隔壁とによって形成された複数のブロッ
クに分割され、これらブロックは互いの外側隔壁を接合
させていることを特徴とする請求項1記載のクッション
装置にある。
【0012】請求項4の発明は、上記クッション本体の
下面には、この下面の周縁部に沿う枠線が設けられてい
るとともに、両側が上記ブロックの互いに接合した外側
壁に対応し両端が上記枠線に連結された補助枠線が設け
られていることを特徴とする請求項3記載のクッション
装置にある。
【0013】請求項5の発明は、上記クッション本体
は、隔壁がショアA20乃至40の硬度の弾性材料で形
成されており、この隔壁は隔壁の高さ方向の荷重により
押圧されることで屈曲可能であることを特徴とする請求
項1記載のクッション装置にある。
【0014】請求項6の発明は、隔壁を形成する材料は
スチレン系熱可塑性エラストマーであることを特徴とす
る請求項5記載のクッション装置にある。
【0015】請求項7の発明は、上記スプリングユニッ
トの上面にはシート状の部材が設けられ、上記クッショ
ン本体の下端面は上記シート状の部材の上面に接着固定
されることを特徴とする請求項1記載のクッション装置
にある。
【0016】請求項8の発明は、上記クッション本体の
外側面と上記側部弾性材とは接着固定されることを特徴
とする請求項2記載のクッション装置にある。
【0017】請求項9の発明は、上記スプリングユニッ
ト、上記側部弾性材及び上記クッション本体は、保持手
段によって一体的に保持されていることを特徴とする請
求項2記載のクッション装置にある。
【0018】請求項10の発明は、上記スプリングユニ
ットの上下面の周縁部には枠線が設けられ、上記保持手
段は、一端が上記クッション本体の上面周縁に設けられ
た枠線に固定され、中途部が上記側部弾性材とスプリン
グユニットの外周面を覆うとともに上記スプリングユニ
ットの上面の周縁に設けられた枠線に固定され、他端が
上記スプリングユニットの下面周縁に導かれて上記外装
体に連結固定されたフランジ布であることを特徴とする
請求項9記載のクッション装置にある。
【0019】請求項11の発明は、上記クッション本体
の外側面には側部弾性材が設けられ、上記スプリングユ
ニットの上下面の周縁部には枠線が設けられていて、上
記保持手段は、一端が上記クッション本体の外側隔壁の
上部に連結固定され、中途部が上記側部弾性材とスプリ
ングユニットの外周面を覆うとともに上記スプリングユ
ニットの上面の周縁に設けられた枠線に固定され、他端
が上記スプリングユニットの下面周縁に導かれて上記外
装体に連結固定されたフランジ布であることを特徴とす
る請求項3記載のクッション装置にある。
【0020】請求項12の発明は、上記クッション本体
は、複数のブロックが行列状に配置されていて、クッシ
ョン本体の長手方向中途部に位置するブロックの隔壁は
他のブロックの隔壁よりも硬く形成されていることを特
徴とする請求項3記載のクッション装置にある。
【0021】請求項13の発明は、上記クッション本体
は、長手方向全長にわたる複数のブロックが幅方向に並
設されていて、各ブロックの長手方向中途部が他の個所
よりも硬く形成されていることを特徴とする請求項3記
載のクッション装置にある。
【0022】請求項14の発明は、上記クッション本体
の外側面には側部弾性材が接着固定され、上記スプリン
グユニットの上面には板状の底部弾性材が設けられ、こ
の底部弾性材の上面に上記側部弾性材の下面が接着固定
されていることを特徴とする請求項1記載のクッション
装置にある。
【0023】請求項15の発明は、上記クッション本体
の隔壁は、高さ方向上端から下端にゆくにつれて肉厚が
次第に厚く形成されていることを特徴とする請求項1記
載のクッション装置にある。
【0024】この発明によれば、クッション本体によっ
て利用者を反発力のない弾力性で支えるから、利用者の
身体が圧迫されるのが防止されるとともに、スプリング
ユニットのもつ反発力によって利用者の身体を弾性的に
支え、身体の重い部分が大きく沈むのを抑制するから、
利用者が寝返りを比較的容易に打つことが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。
【0026】図1乃至図5はこの発明の第1の実施の形
態を示す。図1はクッション装置としてのベッド用のマ
ットレス1を示し、このマットレス1はスプリングユニ
ット101と、このスプリングユニット101の上面に
不織布やサイザルなどのシート状の上部保護材102を
介して積層されたクッション本体2を備えている。
【0027】上記スプリングユニット101は、図2に
示すように多数のコイルスプリング103を行列状に配
置し、隣り合うコイルスプリング103の上端面と下端
面とはそれぞれヘリカル線104によって連結されてい
る。
【0028】スプリングユニット101の上下面の周縁
部には枠線105がクリップ106によって取付けられ
ている。さらに、スプリングユニット101の下面には
下部保護材107が接合されている。
【0029】なお、上部保護材102と下部保護材10
7とは、周辺部が上記クリップ106によって枠線10
5とともにスプリングユニット101に取付けられてい
る。
【0030】上記クッション本体2は複数のブロック3
に分割されている。この実施の形態では、図1乃至図3
に示すようにクッション本体2は9つのブロック3に分
割されている。
【0031】上記ブロック3はエラストマーなどの弾性
材料によって矩形枠状に形成された外側隔壁4と、この
外側隔壁4内に格子状に設けられた内側隔壁5とによっ
て構成されている。このブロック3は、通常射出成形さ
れる。
【0032】格子の形状は、隔壁5の高さ50〜300
mm、隔壁5の幅20〜200mmである。隔壁4,5
の厚さは0.5mm〜5mm、好ましくは1.5〜3m
mである。硬度の高いエラストマーを用いて隔壁を薄く
しても、反対に硬度の低いエラストマーを用いて隔壁を
厚くしても、寝たときに自然なクッション性が失われ
る。人体の体重に対して、底付きすることなく、柔らか
な自然なクッション性を出すには、エラストマーの硬度
と、隔壁の厚さが重要な要素となる。この観点からし
て、隔壁にショアーA25〜35の硬度のエラストマー
を用い、隔壁の厚さを1.5〜3.0mmにするのがよ
い。
【0033】この発明で用いるエラストマ−は、熱可塑
性エラストマーやゴムである。熱可塑性エラストマー
は、常温ではゴム状弾性体として挙動するが、温度上昇
によって組成変形する物質である。熱可塑性エラストマ
ーとしては、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポ
リオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル
系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラ
ストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリ
アミド系熱可塑性エラストマー、1,2−ポリブタジエ
ン系熱可塑性エラストマー、フッ素ゴム系熱可塑性エラ
ストマー、塩素化ポリエチレン系熱可塑性エラストマ
ー、動的架橋熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。
【0034】また、ゴムとしては天然ゴム、合成ゴムが
用いられる。合成ゴムとしてはポリブタジエンゴム、ポ
リイソプレンゴム、ブタジエンスチレンゴム、ブタジエ
ンアクリルニトリルゴム、イソブチレンゴムなどが挙げ
られる。
【0035】上述したエラストマーのうち、とくにポリ
スチレン系熱可塑性エラストマーが柔軟性に富み、耐久
性が良いので、クッション本体2を形成するのに好まし
い。
【0036】上記複数のブロック3は、隣り合う外側隔
壁4を接合させて配置され、外側隔壁4の互いに接合し
た面を部分的或いは全面にわたって接着剤によって接着
固定されている。
【0037】上記接着剤としては硬化時に柔軟性を有す
る、たとえば合成ゴム系の接着剤が用いられる。それに
よって、9つのブロック3は一体的に結合され、しかも
接着剤によって接着固定された外側隔壁4の柔軟性が損
なわれることがない。
【0038】図2に示すように、上記クッション本体2
の上面と下面との周縁には、それぞれ全長にわたって枠
線7がC字状クリップ8によって取付けられている。
【0039】上記クッション本体2の外周面には枠状に
成形された側部弾性材11が全長にわたって設けられて
いる。この側部弾性材11は、ウレタンフォームなどの
発泡合成樹脂によって断面形状は矩形状で、高さ寸法は
クッション本体2とほぼ同じに形成されている。
【0040】図3と図4に示すように、上記側部弾性材
11の上面及び外側面は保持手段としてのフランジ布1
3の一端部によって覆われている。このフランジ布13
の一端はクッション本体2の上面の周縁に枠線7ととも
にC字状クリップ8によって連結固定され、中途部は上
記スプリングユニット101の上面周縁部に枠線105
とともにクリップ106によって連結されている。そし
て、フランジ布13の他端部はスプリングユニッ101
の外周面を覆い、末端は後述する外装体18に連結固定
されている。
【0041】それによって、スプリングユニット10
1、クッション本体2、側部弾性材11及び外装体18
が一体化されている。なお、上記フランジ布13は、図
3に示すようにクッション本体2の幅方向両側に設けら
れている。
【0042】上記クッション本体2と側部弾性材11と
の上面には合成樹脂によって成形された、シート状部材
としてのメッシュ15が積層されている。このメッシュ
15はクッション本体2の上面に加わる荷重を分散させ
る機能を有する。
【0043】上記メッシュ15の上面には、ウレタンフ
ォームなどのシート状の上面弾性材16がそれぞれ設け
られている。上面弾性材16の周辺部は上記メッシュ1
5を介して側部弾性材11の上面に接着固定されてい
る。
【0044】また、クッション本体2の下端面、つまり
ブロック3の外側隔壁4と内側隔壁5との下端面は上記
上部保護材102の上面に接着固定されている。それに
よって、クッション本体1は、この上面弾性材16、上
部保護材102及び側部弾性材11と一体的に結合され
ている。
【0045】上記スプリングユニット101とクッショ
ン本体2とは上記外装地18によって被覆される。この
外装地18は、上記上面弾性材16を被覆する上鏡部1
8aと、スプリングユニット101の下面を被覆した下
鏡部18bと、上下端部を上記上鏡部18aと下鏡部1
8bとの周縁部にテープ19によって一体的に縫合した
まち部18cとからなる。そして、上記フランジ布13
の末端部は下鏡部18bとまち部18cとの縫合個所に
一体に縫合されている。
【0046】したがって、上記フランジ布13は、外装
体18をスプリングユニット101とクッション本体2
とに連結している。それによって、外装体18がスプリ
ングユニット101とクッション本体2に対してずれ動
くのを防止している。
【0047】さらに、フランジ布13は、側部弾性材1
1をクッション本体2に一体的に結合している。それに
よって、クッション本体2の周辺部は側部弾性材11と
一体的に弾性変形するようになっている。
【0048】このように構成されたマットレス1上に図
5に示すように利用者Uが仰臥すると、利用者Uの荷重
によってクッション本体2を構成する各ブロック3の外
側隔壁4と内側隔壁5とが屈曲変形する。
【0049】クッション本体2の上面に加わる荷重はメ
ッシュ15によって分散されるとともに、クッション本
体2が部分的に大きく落ち込むのを防止する。さらに、
クッション本体2の上下面の周縁部にはそれぞれ枠線7
が設けられている。そのため、クッション本体2の各ブ
ロック3の外側隔壁4と内側隔壁5とは、メッシュ15
によって局部的に大きく屈曲するのが阻止されるととも
に、上側の枠線7によってほぼ一体的に屈曲変形する。
つまり、各ブロック3の外側隔壁4と内側隔壁5はほぼ
均一に屈曲変形することになるから、利用者は快適な寝
心地を得ることができる。
【0050】マットレス1に加わる荷重によってクッシ
ョン本体2が圧縮変形すると、このクッション本体2の
外周面にフランジ布13によって一体的に保持された側
部弾性材11も一体的に圧縮変形する。つまり、クッシ
ョン本体2は枠線7によって周辺部が他の部分よりも大
きく屈曲変形するのが防止される。
【0051】上記クッション本体2はスプリングユニッ
ト101上に設けられている。そのため、マットレス1
上に仰臥した利用者の荷重によって上記クッション本体
2のブロック3の外側と内側の隔壁4,5が屈曲変形し
ても、利用者の身体はスプリングユニット101によっ
て弾性的に支持される。
【0052】利用者の身体がスプリングユニット101
によって弾性的に支持されることで、利用者の身体の臀
部などの重たい部分が深く沈みすぎることが防止され
る。それによって、クッション本体2の反発力が小さく
ても、利用者は比較的楽に寝返りを打つことができる。
【0053】利用者の身体にはクッション本体2の低反
発力が作用し、スプリングユニット101の高反発力が
直接作用するということがない。そのため、利用者はス
プリングユニット101の反発力によって身体が圧迫さ
れるということがほとんどない。
【0054】また、クッション本体2をスプリングユニ
ット101上に設けたことで、マットレス1としてのク
ッション性能を低下させることなく、クッション本体2
の高さ寸法、つまりブロック3を形成する外側隔壁4や
内側隔壁5の高さ寸法を小さくすることができる。それ
によって、スプリングユニット101とクッション本体
2との二重構造であっても、マットレス1の厚さ寸法を
比較的薄くすることが可能となる。
【0055】マットレス1から荷重が除去されると、圧
縮変形した側部弾性材11が復元し、その復元力がフラ
ンジ布13を介してマットレス本体2の上側の枠線7に
伝達されるから、この上側の枠線7によってクッション
本体2が復元することになる。つまり、屈曲された各ブ
ロック3の外側隔壁4と内側隔壁5とは、これらが備え
た復元力だけでなく、側部弾性材11の復元力によって
復元する。
【0056】そのため、薄肉の外側隔壁4と内側隔壁5
とによって形成された各ブロック3の復元力が弱くて
も、クッション本体2は上記側部弾性材11の復元力に
よって各ブロック3の屈曲した外側隔壁4と内側隔壁5
とを確実に復元させるため、マットレス1としての良好
な性能を備えることができる。
【0057】側部弾性材11の復元力が大きいと、その
復元力がマットレス1上に仰臥した利用者の身体を圧迫
することになる。そのため、側部弾性材11の弾力性
(硬さ)を発泡率などによって変えることで、屈曲変形
したクッション本体2を確実に復元させることができる
とともに、利用者の身体を強く圧迫することのない弾力
性にすることができる。
【0058】上記クッション本体2を複数のブロック3
に分割し、これらブロック3を第1の合成ゴム系の接着
剤6によって一体的に連結するようにした。そのため、
複数に分割されたブロック3は、クッション本体2を1
つのブロックとして成形する場合に比べて小さな金型に
よって成形することができるから、その製造を容易に、
しかも安価に行なうことができる。
【0059】図6乃至図8はこの発明の第2の実施の形
態を示す。この第2の実施の形態は、クッション本体2
の上面と下面との周縁に設けられた枠線7のうち、下面
の枠線7の枠内には、この枠線7よりも小さな矩形状の
複数の補助枠線65、この場合には2つの補助枠線65
が設けられている。
【0060】上記クッション本体2は、平面形状がほぼ
正方形の複数のブロック3を配置して構成されている。
この実施の形態では、縦5個、横3個のブロック3が行
列状に配置されている。上記補助枠線65は幅寸法が1
つのブロック3の幅寸法に対応し、長さ寸法が3つのブ
ロック3の幅寸法に対応する大きさの矩形枠状に形成さ
れている。
【0061】なお、各ブロック3の互いに接合する外側
隔壁4は、上記第1の実施の形態と同様、合成ゴム系の
接着剤或いは超音波溶着によって接合固定されている。
【0062】各補助枠線65は、クッション本体2の縦
方向の2番目と4番目のブロック3の下面に幅方向に沿
って設置され、各補助枠線65の幅方向両側は、それぞ
れ縦方向に接合する2列のブロック3の外側隔壁4の下
端にU字状クリップ66によって連結されている。な
お、枠線7はC字状クリップ8によって外側隔壁4に取
付けられる。
【0063】つまり、1つの補助枠線65は、縦方向の
3列のブロック3(合計で9つのブロック3)を一体的
に結合している。さらに、補助枠線65の長手方向両端
は、枠線7の両側にそれぞれクリップ67によって連結
固定されている。
【0064】このように、クッション本体2を構成する
複数のブロック3の外側隔壁4の下端部を、枠線7及び
2つの補助枠線65によって連結するようにしたこと
で、隣り合う複数のブロック3を強固に連結することが
できる。
【0065】そのため、クッション本体2を複数のブロ
ック3によって形成した場合に、長期の使用によって各
ブロック3の連結状態が損なわれるのを防止することが
できる。
【0066】しかも、クッション本体2の下面に設けら
れた補助枠線65は、各ブロック3の形状を維持した
り、重量を支持する機能を有するから、輸送或いは持ち
運び時にクッション本体2の形状が損なわれるのを防止
できる。
【0067】この第2の実施の形態において、クッショ
ン本体2の幅方向に隣り合うブロック3の外側隔壁4を
接着剤或いは超音波溶着によって接合固定し、長手方向
において隣り合う各ブロック3の外側隔壁4を補助枠線
65によって連結固定するようにしてもよい。
【0068】図9乃至図11はこの発明の第3の実施の
形態を示す。この実施の形態は、クッション本体2の外
周面に、この外周に設けられる枠状の側部弾性材11の
内周面を接着固定した。
【0069】つまり、第1の実施の形態に示された保持
手段としてのフランジ布13に代わり、クッション本体
2と側部弾性材11とを接着固定することで、利用者の
荷重によって屈曲変形したクッション本体2のブロック
3の隔壁4,5に側部弾性材11の復元力を作用させ、
上記クッション本体2を確実に元の形状に復元させるこ
とができるようにしたものである。
【0070】この第3の実施の形態において、上記第1
の実施の形態と同一部分には同一記号を付して説明を省
略する。
【0071】図12はこの発明の第4の実施の形態を示
す。この実施の形態は、クッション本体2を構成するブ
ロック3を9つとし、長手方向中央に位置する横一列の
3つのブロック3Aの外側隔壁4と内側隔壁5とを他の
ブロックの隔壁よりも硬くした。上記ブロック3Aの隔
壁4,5を他のブロック3の隔壁4,5よりも硬くする
手段としては、上記3つのブロック3Aを形成する弾性
材料を他のブロック3を形成する弾性材料よりも硬い材
料を用いて形成したり、各ブロック3,3Aを同じ材料
で形成する場合には、上記ブロック3Aの隔壁4,5を
他のブロック3の隔壁4,5よりも厚くするなどのこと
によって実現することが可能である。
【0072】図13はこの発明の第5の実施の形態で、
この実施の形態はクッション本体2を長手方向全長にわ
たる長さの3つのブロック3Bを並設して形成したもの
で、各ブロック3Bの長手方向中途部に設けられる内側
隔壁5を他の部分に比べて密に設けるようにした。それ
によって、クッション本体2の長手方向中途部を他の部
分よりも硬くすることができるようにした。上記第4、
第5の実施の形態のように、クッション本体2の長手方
向中央部分を他の部分よりも硬くすれば、クッション本
体2の高さ寸法を大きくしなくとも、利用者の身体の最
も重い臀部を比較的良好に支持することが可能となる。
【0073】図14と図15は、それぞれ第1の実施の
形態の変形例を示す第6、第7の実施の形態である。図
14に示す第6の実施の形態は、クッション本体2の上
面と下面との周縁部に枠線7を設けず、フランジ布13
の一端をクッション本体2の上面側の周縁部にクリップ
8によって直接、連結固定するようにした。
【0074】図15はクッション本体2の上面の周縁部
にだけ枠線7を設け、フランジ布13の一端部を上記枠
線7とクッション本体2の外側隔壁4の上端部とにクリ
ップ8によって一体的に結合した。図16(a)〜
(c)はこの発明の第8の実施の形態を示す、クッショ
ン本体2を形成するブロックの変形例である。この実施
の形態のブロック3Bは、外側隔壁4aと内側隔壁5a
とが上端から下端に行くにつれて肉厚が次第に厚くなる
テーパ状に形成されているとともに、各隔壁4a、5a
の上部にはそれぞれ通孔111を穿設した。
【0075】上記通孔111は、各隔壁4a,5aによ
って区画された空間部が互いに連通し、しかも周囲に位
置する空間部が外側隔壁4aに形成された通孔111を
通じて外部に連通している。
【0076】各隔壁4a,5aの厚さが下端に行くにつ
れて厚くなるテーパ形状であると、荷重を受けた際に、
図16(c)に示すように隔壁4a,5aの上端部が屈
曲し易いため、利用者Uにソフトな感触を与えることが
でき、下端部の肉厚が厚くなっていることで、下端部が
屈曲しにくいため、クッション本体2によって利用者の
身体を良好に支えることが可能となる。
【0077】さらに、各隔壁4a,5aに通孔111が
形成されていることで、クッション本体2が圧縮変形す
る際、通孔111から空気が図中矢印で示すように円滑
に流動するため、空気の排出音が生じるのを防止でき、
さらに隔壁4a,5aに変形し易い柔軟性を持たせるこ
とができるから、利用者に与える感触を柔らかくするこ
とができる。
【0078】図17と図18はこの発明の第9の実施の
形態を示すマットレス1の変形例である。この実施の形
態のマットレス1は、クッション本体2の外周面に設け
られる側部弾性材11を、上記クッション本体2の外周
面の全長にわたって接着固定する。
【0079】スプリングユニット101の上面にはウレ
タンフォームなどによって板状に形成された底部弾性材
115が載置されている。この底部弾性材115の下面
はスプリングユニット101の上面に設けられた上部保
護材102に接着固定されている。
【0080】上記クッション本体2の下端面及びクッシ
ョン本体2の外周面に接着固定された側部弾性材11の
下面は、上記底部弾性材115の上面に接着固定されて
いる。つまり、スプリングユニット101に対してクッ
ション本体2が一体化され、さらにこのクッション本体
2に対して側部弾性材11が一体化されている。上記ク
ッション本体2を形成する複数のブロック3は、互いに
隣り合う外側壁4を接着固定して一体化されている。
【0081】このように、クッション本体2及び側部弾
性材11を底部弾性材115を介してスプリングユニッ
ト101と一体化したことで、使用中にスプリングユニ
ット101に対してクッション本体2や側部弾性材11
がずれ動くのが防止されるから、使用時の安定性を高め
ることができる。
【0082】側部弾性材11がクッション本体2と一体
的に設けられていることで、側部弾性材11が荷重によ
って屈曲変形したクッション本体2に復元力を付与する
ことになるから、クッション本体2は反発力が低くて
も、確実に、しかも比較的迅速に元の形状に復元する。
【0083】なお、第9の実施の形態においては、スプ
リングユニット102とクッション本体2の上下面周縁
に枠線が設けられていないが、これら両者或いは一方の
上下面の周縁に枠線を設けるようにしても差し支えな
い。また、クッション本体2の下端面は底部弾性材11
5の上面に接着固定しなくともよい。
【0084】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、弾性材
料によって薄肉の隔壁が格子状に形成されたクッション
本体を、多数のコイルスプリングを行列状に並列配置し
たスプリングユニット上に積層し、この積層体を外装体
で被覆した。
【0085】そのため、利用者が受ける感触はクッショ
ン本体の低反発力の弾力性であるから、利用者は身体に
圧迫感を感じることがなく、しかもクッション本体はこ
のクッション本体に比べて反発力の強いスプリングユニ
ット上に設けられているから、利用者の身体が深く沈み
過ぎて寝返りが打ち難くなるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すマットレス
の一部断面した斜視図。
【図2】マットレスの縦断面図。
【図3】外装体を除去した平面図。
【図4】マットレスの組立状態を示す一部分の斜視図。
【図5】利用者がマットレス上に仰臥した状態を説明す
るための概略的構成を示す側面図。
【図6】この発明の第2の実施の形態を示すクッション
本体と枠線との分解斜視図。
【図7】クッション本体の下面に補助枠線を取付けた状
態を示す下面図。
【図8】クッション本体の下面に補助枠線を取付けた状
態を示す側断面図。
【図9】この発明の第3の実施の形態を示す外装体の一
部を除去したマットレスの斜視図。
【図10】マットレスの縦断面図。
【図11】マットレス装置の一部分の拡大断面図。
【図12】この発明の第4の実施の形態を示すクッショ
ン本体の平面図。
【図13】この発明の第5の実施の形態を示すクッショ
ン本体の平面図。
【図14】この発明の第6の実施の形態を示すクッショ
ン本体の一部分の拡大断面図。
【図15】この発明の第5の実施の形態を示すクッショ
ン本体の一部分の拡大断面図。
【図16】(a)〜(c)はこの発明の第8の実施の形
態を示し、(a)はブロックの斜視図、(b)はブロッ
クの一部分の断面図、(c)はブロックの隔壁が荷重に
よって変形した状体の断面図。
【図17】この発明の第9の実施の形態を示すクッショ
ン体の断面図。
【図18】クッション体の一部を破断した斜視図。
【符号の説明】
2…クッション本体 3…ブロック 4…外側隔壁 5…内側隔壁 7…枠線 11…側部弾性材 13…フランジ布 18…外装体 101…スプリングユニット 102…上部保護材 103…コイルスプリング 105…枠線 115…底部弾性材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小熊 芳雄 東京都昭島市中神町1148番地 フランスベ ッド株式会社東京工場内 (72)発明者 川村 昇司 東京都昭島市中神町1148番地 フランスベ ッド株式会社東京工場内 Fターム(参考) 3B096 AB04 AB07 AB09 AD02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のコイルスプリングを並列連結して
    構成されたスプリングユニットと、 弾性材料によって薄肉の隔壁が格子状に形成され上記ス
    プリングユニットの上面に積層されたクッション本体
    と、 上記スプリングユニットとクッション本体との積層体を
    被覆した外装体とを具備したことを特徴とするクッショ
    ン装置。
  2. 【請求項2】 上記クッション本体の上下面の、少なく
    とも上面の周縁部には枠線が設けられるとともに、上記
    クッション本体の外側面には側部弾性材が設けられるこ
    とを特徴とする請求項1記載のクッション装置。
  3. 【請求項3】 上記クッション本体は、矩形枠状の外側
    隔壁と、この外側隔壁内に格子状に設けられた内側隔壁
    とによって形成された複数のブロックに分割され、これ
    らブロックは互いの外側隔壁を接合させていることを特
    徴とする請求項1記載のクッション装置。
  4. 【請求項4】 上記クッション本体の下面には、この下
    面の周縁部に沿う枠線が設けられているとともに、両側
    が上記ブロックの互いに接合した外側壁に対応し両端が
    上記枠線に連結された補助枠線が設けられていることを
    特徴とする請求項3記載のクッション装置。
  5. 【請求項5】 上記クッション本体は、隔壁がショアA
    20乃至40の硬度の弾性材料で形成されており、この
    隔壁は隔壁の高さ方向の荷重により押圧されることで屈
    曲可能であることを特徴とする請求項1記載のクッショ
    ン装置。
  6. 【請求項6】 隔壁を形成する材料はスチレン系熱可塑
    性エラストマーであることを特徴とする請求項5記載の
    クッション装置。
  7. 【請求項7】 上記スプリングユニットの上面にはシー
    ト状の部材が設けられ、上記クッション本体の下端面は
    上記シート状の部材の上面に接着固定されることを特徴
    とする請求項1記載のクッション装置。
  8. 【請求項8】 上記クッション本体の外側面と上記側部
    弾性材とは接着固定されることを特徴とする請求項2記
    載のクッション装置。
  9. 【請求項9】 上記スプリングユニット、上記側部弾性
    材及び上記クッション本体は、保持手段によって一体的
    に保持されていることを特徴とする請求項2記載のクッ
    ション装置。
  10. 【請求項10】 上記スプリングユニットの上下面の周
    縁部には枠線が設けられ、 上記保持手段は、一端が上記クッション本体の上面周縁
    に設けられた枠線に固定され、中途部が上記側部弾性材
    とスプリングユニットの外周面を覆うとともに上記スプ
    リングユニットの上面の周縁に設けられた枠線に固定さ
    れ、他端が上記スプリングユニットの下面周縁に導かれ
    て上記外装体に連結固定されたフランジ布であることを
    特徴とする請求項9記載のクッション装置。
  11. 【請求項11】 上記クッション本体の外側面には側部
    弾性材が設けられ、 上記スプリングユニットの上下面の周縁部には枠線が設
    けられていて、 上記保持手段は、一端が上記クッション本体の外側隔壁
    の上部に連結固定され、中途部が上記側部弾性材とスプ
    リングユニットの外周面を覆うとともに上記スプリング
    ユニットの上面の周縁に設けられた枠線に固定され、他
    端が上記スプリングユニットの下面周縁に導かれて上記
    外装体に連結固定されたフランジ布であることを特徴と
    する請求項3記載のクッション装置。
  12. 【請求項12】 上記クッション本体は、複数のブロッ
    クが行列状に配置されていて、クッション本体の長手方
    向中途部に位置するブロックの隔壁は他のブロックの隔
    壁よりも硬く形成されていることを特徴とする請求項3
    記載のクッション装置。
  13. 【請求項13】 上記クッション本体は、長手方向全長
    にわたる複数のブロックが幅方向に並設されていて、各
    ブロックの長手方向中途部が他の個所よりも硬く形成さ
    れていることを特徴とする請求項3記載のクッション装
    置。
  14. 【請求項14】 上記クッション本体の外側面には側部
    弾性材が接着固定され、 上記スプリングユニットの上面には板状の底部弾性材が
    設けられ、この底部弾性材の上面に上記側部弾性材の下
    面が接着固定されていることを特徴とする請求項1記載
    のクッション装置。
  15. 【請求項15】 上記クッション本体の隔壁は、高さ方
    向上端から下端にゆくにつれて肉厚が次第に厚く形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のクッション装
    置。
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