JP2003111446A - ピエゾインジェクタの充電装置および放電装置 - Google Patents

ピエゾインジェクタの充電装置および放電装置

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JP2003111446A
JP2003111446A JP2001294618A JP2001294618A JP2003111446A JP 2003111446 A JP2003111446 A JP 2003111446A JP 2001294618 A JP2001294618 A JP 2001294618A JP 2001294618 A JP2001294618 A JP 2001294618A JP 2003111446 A JP2003111446 A JP 2003111446A
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piezo
charging
switch
discharge
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Noboru Nagase
昇 長瀬
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ECUの噴射開始信号の発生から開弁までに
温度変化する開弁タイムラグがあり、噴射開始精度が低
下してしまう。同様に、噴射停止信号の発生から閉弁ま
でに温度変化する閉弁タイムラグがあり、噴射停止精度
が低下してしまう。 【解決手段】 ピエゾ素子1の充放電装置は、充電スイ
ッチ41のON後、ピエゾ素子1の負荷電圧が開弁電圧に
達するとECU4に開弁信号を与える。すると、ECU
4は開弁タイムラグを知ることができ、開弁タイムラグ
を用いて噴射信号TQのONを補正することで、高い噴射
開始制御が実現できる。また、充放電装置は、放電スイ
ッチ42がONした後、ピエゾ素子1の負荷電圧が閉弁電
圧に低下すると、ECU4に閉弁信号を与える。する
と、ECU4は、閉弁タイムラグを知ることができ、閉
弁タイムラグを用いて噴射信号TQのOFF を補正するこ
とで、高い噴射停止制御が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピエゾインジェク
タにおけるピエゾ素子の充電装置および放電装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ピエゾ素子は、温度等によって容量負荷
が変動する。このため、ピエゾ素子を一定電流で一定時
間充電しても、ピエゾ素子に蓄えられる充電エネルギー
が温度によって変動してしまい、ピエゾ素子の出力(伸
び等)が一定にならない。そこで、ピエゾ素子に一定の
エネルギーを充電させるには、温度補償を行う必要があ
る。
【0003】温度特性を補償するピエゾ素子の充電方法
としてマルチスイッチング方式が知られている。この充
電方法は、図8に示すように、エンジンコントロールユ
ニット(以下、ECU)からピエゾ素子を充電する噴射
開始信号が与えられると(例えば噴射信号TQのON)、
先ず、充電スイッチをONしてピエゾ素子を通電する。ピ
エゾ素子の通電電流Ipztが所定電流(例えば25A)に
達したら、充電スイッチをOFF する。この1回目の充電
スイッチのON時間を記憶しておく。充電スイッチのOFF
後、エネルギー蓄積コイルに蓄えられたエネルギーがダ
イオードを介してピエゾ素子に与えられ、ピエゾ素子の
充電が継続する。1回目の充電スイッチのOFF 後に電流
Ipztが0Aまで低下すると、1回目で記憶されたON時間
だけ充電スイッチをONし、その後に電流Ipztが0Aに低
下すると再び1回目で記憶されたON時間だけ充電スイッ
チをONすることを複数回繰り返す。このように、1回目
で記憶したON時間で充電スイッチを繰り返してONするこ
とにより、時間当たりの充電エネルギーが一定となり、
ピエゾ素子の温度補償充電が可能となる。
【0004】一方、放電も従来では図8に示すようにマ
ルチスイッチング方式によって実行されている。この放
電方法は、ECUからピエゾ素子を放電する噴射停止信
号が与えられると(例えば噴射信号TQのOFF )、先
ず、放電スイッチをONしてピエゾ素子に蓄えられた電気
エネルギーをエネルギー蓄積コイルを介して放電させ
る。放電電流Ipztが所定の遮断電流(例えば20A)に
達したら、放電スイッチをOFF する。すると、エネルギ
ー蓄積コイルに蓄えられたエネルギーがダイオードを介
して電源に回収される。1回目の放電スイッチのOFF 後
に放電電流Ipztが0Aまで低下すると、放電スイッチを
ONし、上記の作動を複数回繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記に示した充電方法
は、充電スイッチの多数のON-OFFによって充電を行うた
め、1回のON-OFFに要する時間のズレがマルチスイッチ
ングによって大きくなり、ピエゾ素子の定エネルギー充
電の精度が悪くなってしまう。つまり、ピエゾインジェ
クタの開弁精度が悪くなってしまう。同様に、従来の放
電方法も、放電スイッチの多数のON-OFFによって放電を
行うため、1回のON-OFFに要する時間のズレがマルチス
イッチングによって大きくなり、ピエゾ素子から定エネ
ルギーを放出させる精度が悪くなってしまう。つまり、
ピエゾインジェクタの閉弁精度が悪くなってしまう。ま
た、マルチスイッチング方式では、多数のスイッチング
によってノイズの発生量も多くなってしまう。
【0006】上記の不具合を解決する手段として、充電
スイッチを1回ON-OFFさせるのみでピエゾ素子の充電を
完了させる充電方法と、放電スイッチを1回ON-OFFさせ
るのみでピエゾ素子の放電を完了させる放電方法とを開
発した(この方法は周知な技術ではない)。
【0007】この周知ではない充電方法は、フライバッ
クトランスを用いたもので、ECUから噴射開始信号が
与えられると(例えば噴射信号TQのON)、充電スイッ
チを所定の1次コイル通電時間だけONさせ、フライバッ
クトランスに電気エネルギーを蓄えさせる。充電スイッ
チがOFF すると、フライバックトランスに蓄えられた電
気エネルギーが、2次コイルに与えられてピエゾ素子を
充電するものである。
【0008】この充電方法は、ECUから噴射開始信号
が与えられた時から、ピエゾ素子の充電が完了してピエ
ゾインジェクタが開弁する時までに、開弁タイムラグ
(充電スイッチがONする時間+フライバックトランスに
蓄えられた電気エネルギーによってピエゾ素子が充電さ
れるまでの時間)がある。この充電方法では、充電時間
はピエゾ素子の容量と、フライバックトランスの共振回
路で決定されるため、温度によってピエゾ素子の容量が
変動すると、上記開弁タイムラグが変動してしまう。こ
のため、噴射開始信号を発生するECU側では、温度に
よって変化する開弁タイムラグによって開弁時期が判り
難く、高い精度の噴射制御の妨げになってしまう。
【0009】周知でない放電方法も、上記充電方法と同
様に、ECUから噴射停止信号が与えられた時から、ピ
エゾ素子の放電が完了してピエゾインジェクタが閉弁す
る時までに、閉弁タイムラグ(フライバックトランスに
電気エネルギーが蓄えられるまでの時間)がある。この
放電方法でも、放電時間はピエゾ素子の容量と、フライ
バックトランスの共振回路で決定されるため、温度によ
ってピエゾ素子の容量が変動すると、上記閉弁タイムラ
グが変動してしまう。このため、噴射停止信号を発生す
るECU側では、温度によって変化する閉弁タイムラグ
があるために閉弁時期が判り難く、高い精度の噴射制御
の妨げになってしまう。
【0010】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであり、第1の目的は、充電スイッチを1回ON-OFF
させるのみでピエゾ素子の充電を完了させる充電装置に
おいて、高い精度の噴射開始制御を可能とするピエゾイ
ンジェクタの充電装置の提供にある。また、本発明の第
2の目的は、放電スイッチを1回ON-OFFさせるのみでピ
エゾ素子の放電を完了させる放電装置において、高い精
度の噴射停止制御を可能とするピエゾインジェクタの放
電装置の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】〔請求項1の手段〕EC
Uから噴射開始信号が与えられると、充電スイッチが所
定の1次コイル通電時間だけONする。この時に、フライ
バックトランスに電気エネルギーが蓄えられる。充電ス
イッチのOFF 後、フライバックトランスに蓄えられた電
気エネルギーが、2次コイルからピエゾインジェクタの
ピエゾ素子に与えられ、このピエゾ素子の充電が1回の
1次コイル通電作動で完了する。
【0012】このピエゾインジェクタの充電装置は、こ
の充電時にピエゾ素子の負荷電圧が開弁電圧に達したこ
とを検出し、この検出信号をECUに与える。ECUに
与えられる検出信号は、ピエゾインジェクタの開弁信号
であるため、ECUにおいて、噴射開始信号を発生して
から実際に開弁するまでの開弁タイムラグを知ることが
できる。このようにECUにおいて、開弁タイムラグを
把握できるため、開弁タイムラグを加味することで、開
弁時期に応じた時期に噴射開始信号をECUから発生さ
せることができ、結果的に高い噴射開始制御の実現がで
きる。
【0013】〔請求項2の手段〕請求項1の手段で示し
たように、請求項2の手段を採用した発明でも、ピエゾ
素子の充電が1回の1次コイル通電作動で完了する。ピ
エゾインジェクタの充電装置は、この充電時に2次コイ
ルを流れる2次電流が開弁電流に低下したことを検出
し、この検出信号をECUに与える。ECUに与えられ
る検出信号は、ピエゾインジェクタの開弁信号であるた
め、ECUにおいて、噴射開始信号を発生してから実際
に開弁するまでの開弁タイムラグを知ることができる。
このようにECUにおいて、開弁タイムラグを把握でき
るため、開弁タイムラグを加味することで、開弁時期に
応じた時期に噴射開始信号をECUから発生させること
ができ、結果的に高い噴射開始制御の実現ができる。
【0014】〔請求項3の手段〕ECUから噴射停止信
号が与えられると、放電スイッチが所定の2次コイル通
電時間だけONする。この時に、ピエゾ素子に蓄えられた
電気エネルギーが2次コイルに与えられ、ピエゾ素子の
放電が1回の2次コイル通電作動で完了する。なお、放
電スイッチのオフ後、フライバックトランスに蓄えられ
た電気エネルギーはフライバックトランスの1次コイル
から直流電源に回生される。
【0015】このピエゾインジェクタの放電装置は、放
電時にピエゾ素子の負荷電圧が閉弁電圧に低下したこと
を検出し、その検出信号をECUに与える。ECUに与
えられる検出信号は、ピエゾインジェクタの閉弁信号で
あるため、ECUにおいて、噴射停止信号を発生してか
ら実際に閉弁するまでの閉弁タイムラグを知ることがで
きる。このようにECUにおいて、閉弁タイムラグを把
握できるため、閉弁タイムラグを加味することで、閉弁
時期に応じた時期に噴射停止信号をECUから発生させ
ることができ、結果的に高い噴射停止制御の実現ができ
る。
【0016】〔請求項4の手段〕請求項3の手段で示し
たように、請求項4の手段を採用した発明でも、ピエゾ
素子の放電が1回の2次コイル通電作動で完了する。
【0017】ピエゾインジェクタの放電装置は、放電時
に2次コイルを流れる放電電流が閉弁電流に達したこと
を検出し、その検出信号をECUに与える。ECUに与
えられる検出信号は、ピエゾインジェクタの閉弁信号で
あるため、ECUにおいて、噴射停止信号を発生してか
ら実際に閉弁するまでの閉弁タイムラグを知ることがで
きる。このようにECUにおいて、閉弁タイムラグを把
握できるため、閉弁タイムラグを加味することで、閉弁
時期に応じた時期に噴射停止信号をECUから発生させ
ることができ、結果的に高い噴射停止制御の実現ができ
る。
【0018】〔請求項5の手段〕請求項5の手段を採用
し、充電スイッチをONしてから、1次コイルを流れる電
流が所定電流に達するまでの時間を、所定の1次コイル
通電時間としても良い。
【0019】〔請求項6の手段〕請求項6の手段を採用
し、放電スイッチをONしてから、ピエゾ素子の負荷電圧
が、零に近い所定の負荷電圧に低下するまでの時間を、
所定の2次コイル通電時間としても良い。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、複数の実
施例を用いて説明する。 〔第1実施例〕図1〜図5を参照して第1実施例(ピエ
ゾインジェクタに搭載されたピエゾ素子の充放電装置)
を説明する。ピエゾ素子1は、図4、図5に示すよう
に、各気筒に取り付けられるピエゾインジェクタ2に取
り付けられて燃料の噴射と停止を切り替えるアクチュエ
ータとして作動するものであり、複数の板状ピエゾが電
極を介して多数積層された構造を呈する。このピエゾ素
子1は、充電に応動して伸長し、放電に応動して収縮す
るものである。
【0021】ピエゾ素子1が搭載されるピエゾインジェ
クタ2は、例えばコモンレール式のエンジン燃料噴射シ
ステムに適用される。この燃料噴射システムの一例を図
4を参照して説明する。ピエゾインジェクタ2は、エン
ジンの各気筒に対応して取り付けられている(図4では
ピエゾインジェクタ2を1つのみ図示)。各ピエゾイン
ジェクタ2のピエゾ素子1の充放電を制御する充放電回
路3は、ECU(上述したように、エンジンコントロー
ルユニットの略)4から与えられる噴射信号TQによっ
てピエゾ素子1の充放電を行うように設けられている。
【0022】つまり、ECU4から与えられる噴射開始
信号(噴射信号TQのON)によって充放電回路3がピエ
ゾインジェクタ2内に搭載されたピエゾ素子1を充電す
ると、ピエゾ素子1が伸長してピエゾインジェクタ2が
開いてコモンレール5に蓄えられた高圧燃料を各気筒の
燃焼室内に噴射する。噴射後、ECU4から与えられる
噴射停止信号(噴射信号TQのOFF )によって充放電回
路3がピエゾインジェクタ2内に搭載されたピエゾ素子
1を放電すると、ピエゾ素子1が収縮してピエゾインジ
ェクタ2が閉じて燃料噴射が停止する。
【0023】コモンレール5には、燃料タンク6の燃料
が高圧サプライポンプ7により圧送されており、コモン
レール5の内部に高圧燃料が蓄えられる。また、コモン
レール5からピエゾインジェクタ2に供給される燃料
は、燃焼室への噴射の他に、ピエゾインジェクタ2の制
御油圧としても用いられるものであり、ピエゾインジェ
クタ2から低圧のドレーンライン8を経て燃料タンク6
に還流するようになっている。コモンレール5には、燃
料圧力を検出するための圧力センサ9が取り付けられて
いる。ECU4は、圧力センサ9の出力に基づいて調整
弁10の開度を制御してコモンレール5への燃料の圧送
量を調整し、コモンレール5の内圧を適正な圧力に保っ
ている。
【0024】ピエゾインジェクタ2の構造を図5を参照
して説明する。ピエゾインジェクタ2は、棒状体を呈す
るもので、図中下側がエンジンの燃焼室壁を貫通し、先
端部が燃焼室内に突出するものである。ピエゾインジェ
クタ2は、下側から上に向かって順に、ノズル部11、
背圧制御部12、ピエゾ駆動部13となっている。
【0025】ノズル部11は、ニードル14の大径部1
5がノズルホルダー16内に摺動自在に支持されるもの
であり、ニードル14の先端円錐部17がノズルホルダ
ー16の先端部に形成された環状シート18に着座また
は離座する。ニードル14の先端側の外周空間19に
は、上述したコモンレール5から高圧通路20を介して
高圧燃料が導入され、ニードル14の離座時に噴孔21
から燃料が噴射される。ニードル14の先端側の外周空
間19に供給される高圧燃料は、大径部15の段差面1
5aに作用して、ニードル14を上向き(離座方向)に
リフトするように作用している。
【0026】大径部15の上側の背圧室22には、高圧
通路20からインオリフィス23を介して燃料が供給さ
れており、背圧室22に供給される高圧燃料は大径部1
5の上面15bに作用して、スプリング24とともにニ
ードル14を下向き(着座方向)に押しつけるように作
用している。背圧室22の背圧は、背圧制御部12で切
り替えられるものであり、その背圧制御部12はピエゾ
駆動部13によって駆動される。
【0027】背圧室22は、アウトオリフィス25を介
して、背圧制御部12の弁室26に連通している。この
弁室26は、天井面26aが上向きの円錐形状に形成さ
れており、天井面26aの最上部で低圧室27とつなが
っている。この低圧室27は、低圧通路28を介して上
述したドレーンライン8に通じている。
【0028】また、弁室26の底面26bには、高圧通
路20と分岐する高圧制御通路29が開口している。さ
らに、弁室26内には、下面が水平にカットされたボー
ル弁30が配置されている。このボール弁30は、上下
動可能な弁体であり、下降時にはカット面が弁室26の
底面26bに着座して弁室26と高圧制御通路29の連
通を閉じ、上昇時には上の球面で弁室26の天井面26
aに着座して弁室26と低圧室27の連通を閉じる。
【0029】このように、ボール弁30が下降して弁室
26と高圧制御通路29の連通が閉じられると、背圧室
22が弁室26、低圧室27、低圧通路28を介してド
レーンライン8に連通し、結果的に背圧室22の圧力が
下がり、ニードル14が離座する。逆に、ボール弁30
が上昇して弁室26と低圧室27の連通が閉じられる
と、背圧室22と低圧室27の連通が遮断されて、背圧
室22が高圧通路20のみと連通し、ニードル14の背
圧が高まり、ニードル14が着座する。
【0030】ピエゾ駆動部13は、ピエゾ素子1の伸長
によってボール弁30を押し下げるものであり、低圧室
27の上方に形成された変位拡大室31の上側に大径ピ
ストン32、変位拡大室31の下側に小径ピストン33
を備え、大径ピストン32の上側に多数積層されたピエ
ゾ素子1が配置されている。大径ピストン32は、その
下方に配置したスプリング34によってピエゾ素子1に
押しつけられており、積層されたピエゾ素子1の伸縮量
と同じだけ上下方向に変位する。
【0031】変位拡大室31には、燃料が充填されてお
り、ピエゾ素子1の伸長によって上側の大径ピストン3
2が下降し、変位拡大室31の燃料が加圧されると、そ
の加圧力によって下側の小径ピストン33が下方へ押し
下げられる。この時、小径ピストン33は大径ピストン
32よりも小径となっているため、ピエゾ素子1の伸長
量が拡大されて小径ピストン33に伝えられる。
【0032】噴射開始時は、先ず、ピエゾ素子1が充電
されてピエゾ素子1が伸長する。すると、大径ピストン
32および小径ピストン33が下降してボール弁30が
押し下げられ、背圧室22の背圧が低下する。これによ
り、ニードル14が離座して燃料の噴射が開始される。
噴射停止時は、先ず、ピエゾ素子1が放電されてピエゾ
素子1が収縮する。すると、大径ピストン32および小
径ピストン33が上昇してボール弁30の押し下げを解
除する。ボール弁30には、高圧制御通路29から高圧
燃料が作用しているため、ボール弁30が上昇して、弁
室26と低圧室27の連通を遮断する。すると、背圧室
22の背圧が上昇し、ニードル14が着座して燃料の噴
射が停止する。
【0033】図3にピエゾ素子1の充放電回路3を示
す。充放電回路3は、直流電源40と、ピエゾ素子1を
充電させるための充電スイッチ41と、ピエゾ素子1を
放電させるための放電スイッチ42と、充放電されるピ
エゾ素子1を選択するための選択スイッチ43と、フラ
イバックトランス44と、複数のダイオード45とから
構成されている。
【0034】直流電源40は、車載のバッテリ46から
数十〜数百Vの直流電圧を発生させるDC/DCコンバ
ータ47、このDC/DCコンバータ47に並列接続さ
れたバッファコンデンサ48を備える。このバッファコ
ンデンサ48は、比較的静電容量の大きなもので、ピエ
ゾ素子1の充電作動時にも一定の電圧を保つようになっ
ている。
【0035】充電スイッチ41、放電スイッチ42およ
び選択スイッチ43は、充放電コントローラ50によっ
てON-OFF制御されるものであり、MOSFET等の半導
体スイッチング素子でも良いし、機械的なリレースイッ
チであっても良い。フライバックトランス44は、1次
コイル44aおよび2次コイル44bを備えるものであ
り、1次コイル44aは充電スイッチ41のONによって
直流電源40と電気的に接続され、2次コイル44bは
放電スイッチ42のONによってピエゾ素子1と電気的に
接続されるものである。
【0036】先ず、ピエゾ素子1の充電について、図
1、図2を参照して説明する。ECU4から充放電コン
トローラ50へ与えられる噴射信号TQがONすると、充
放電コントローラ50は、充電スイッチ41をONする。
すると、図1、図2に示すように、1次コイル44a
に電流が流れる。充放電コントローラ50は、1次コイ
ル44aの電流をモニタしており、1次コイル44a
の電流が所定電流I1 に達したら充電スイッチ41を
OFF する。
【0037】充電スイッチ41がOFF すると、フライバ
ックトランス44に蓄えられた電気エネルギーによっ
て、図1、図2に示すように、2次コイル44bに充
電電流が流れる。この充電電流がピエゾインジェクタ
2のピエゾ素子1に与えられて、このピエゾ素子1の充
電が完了する。このように、1回の1次コイル通電作動
(一回の充電スイッチ41のON作動)でピエゾ素子1の
充電が完了する。
【0038】次に、ピエゾ素子1の放電について説明す
る。ECU4から充放電コントローラ50へ与えられる
噴射信号TQがONからOFFへ反転すると、充放電コント
ローラ50は、放電スイッチ42をONする。すると、図
1、図2に示すように、ピエゾ素子1に蓄えられた電
気エネルギーが2次コイル44bへ流れる。充放電コン
トローラ50は、ピエゾ素子1の負荷電圧をモニタし
ており、ピエゾ素子1の負荷電圧が所定の閉弁電圧V
0 (≒0V)に低下したら放電スイッチ42をOFF す
る。
【0039】放電スイッチ42がOFF すると、フライバ
ックトランス44に蓄えられた電気エネルギーによっ
て、図1、図2に示すように、1次コイル44aに放
電電流が流れる。この放電電流が直流電源40のバッ
ファコンデンサ48に回生される。このように、1回の
2次コイル通電作動(一回の放電スイッチ42のON作
動)でピエゾ素子1の放電が完了する。
【0040】この実施例の充放電装置には、ピエゾ素子
1の充電時に、ピエゾ素子1の充電電圧がピエゾインジ
ェクタ2の開弁値に達したことを、ECU4へ知らせる
開弁検出手段51が設けられている。この開弁検出手段
51は、ピエゾ素子1の負荷電圧をモニタする電圧モニ
タ52を備え、充電スイッチ41がONした後、ピエゾ素
子1の負荷電圧が開弁電圧V1 に達したことを検出する
ものであり、ピエゾ素子1の負荷電圧が開弁電圧V1に
達すると、ECU4に開弁信号を与えるものである。
【0041】このように、ピエゾインジェクタ2の開弁
した信号がECU4に与えられるため、ECU4におい
て、噴射開始信号(噴射信号TQのON)を発生してから
実際に開弁するまでの開弁タイムラグL1 を知ることが
できる。ECU4において、開弁タイムラグL1 を把握
できると、開弁タイムラグL1を考慮して噴射開始信号
(噴射信号TQのON)を発生することができる。つま
り、開弁タイムラグL1 を用いて噴射開始信号(噴射信
号TQのON)を補正することにより、高い噴射開始制御
の実現ができる。
【0042】一方、この実施例の充放電装置は、ピエゾ
素子1の放電時に、ピエゾ素子1の電圧がピエゾインジ
ェクタ2の閉弁値に達したことを、ECU4へ知らせる
閉弁検出手段53が設けられている。この閉弁検出手段
53は、放電スイッチ42がONした後、電圧モニタ52
によって検出されるピエゾ素子1の負荷電圧が閉弁電圧
V0 に低下したことを検出するものであり、ピエゾ素子
1の負荷電圧が閉弁電圧V0 に低下すると、ECU4に
閉弁信号を与えるものである。
【0043】このように、ピエゾインジェクタ2の閉弁
した信号がECU4に与えられるため、ECU4におい
て、噴射停止信号(噴射信号TQのOFF )を発生してか
ら実際に閉弁するまでの閉弁タイムラグL2 を知ること
ができる。ECU4において、閉弁タイムラグL2 を把
握できると、閉弁タイムラグL2を考慮して噴射停止信
号(噴射信号TQのOFF )を発生することができる。つ
まり、閉弁タイムラグL2 を用いて噴射停止信号(噴射
信号TQのOFF )を補正することにより、高い噴射停止
制御の実現ができる。
【0044】〔第2実施例〕第1実施例の開弁検出手段
51は、ピエゾインジェクタ2の開弁をピエゾ素子1の
負荷電圧が開弁電圧に達したか否かで検出した例を示し
た。しかるに、この第2実施例の開弁検出手段51は、
ピエゾ素子1の充電時に、2次コイル44bに発生した
2次電流が、開弁電流に低下したことを検出するもので
ある。第2実施例の開弁検出手段51は、図6に示すよ
うに、2次コイル44bを流れる2次電流をモニタする
電流モニタ54を備え、充電スイッチ41がOFF した直
後に、2次コイル44bを流れる2次電流が開弁電流I
2 (図2参照)に達したことを検出するものであり、2
次コイル44bを流れる2次電流が開弁電流I2 に達す
ると、ECU4に開弁信号を与えるものである。このよ
うに設けても、第1実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
【0045】〔第3実施例〕第1実施例の閉弁検出手段
53は、ピエゾインジェクタ2の閉弁をピエゾ素子1の
負荷電圧が閉弁電圧に達したか否かで検出した例を示し
た。しかるに、この第3実施例の閉弁検出手段53は、
ピエゾ素子1の放電時に、2次コイル44bに発生する
2次電流が、閉弁電流に達したことを検出するものであ
る。第2実施例の閉弁検出手段53は、図7に示すよう
に、2次コイル44bを流れる2次電流をモニタする電
流モニタ54を備え、放電スイッチ42がONした直後
に、2次コイル44bを流れる2次電流が閉弁電流I3
(図2参照)に達したことを検出するものであり、2次
コイル44bを流れる2次電流が閉弁電流I3に達する
と、ECU4に開弁信号を与えるものである。このよう
に設けても、第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0046】なお、第2実施例と第3実施例とを組み合
わせても良い。つまり、開弁時期と閉弁時期の両方を、
2次コイル44bを流れる2次電流によって検出するよ
うに設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピエゾインジェクタの充放電装置の概略回路図
である(第1実施例)。
【図2】充放電の作動を示すタイムチャートである(第
1実施例)。
【図3】充放電回路の電気回路図である(第1実施
例)。
【図4】燃料噴射システムの概略図である(第1実施
例)。
【図5】ピエゾインジェクタの断面図である(第1実施
例)。
【図6】ピエゾインジェクタの充放電装置の概略回路図
である(第2実施例)。
【図7】ピエゾインジェクタの充放電装置の概略回路図
である(第3実施例)。
【図8】ピエゾ素子を流れる電流の説明図である(従来
例)。
【符号の説明】
1 ピエゾ素子 2 ピエゾインジェクタ 4 ECU(エンジンコントロールユニット) 40 直流電源 41 充電スイッチ 42 放電スイッチ 44 フライバックトランス 44a 1次コイル 44b 2次コイル 50 充放電コントローラ 51 開弁検出手段 52 電圧モニタ 53 閉弁検出手段 54 電流モニタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源の電流をフライバックトランスの
    1次コイルに与えるための充電スイッチを具備し、 エンジンコントロールユニットから噴射開始信号が与え
    られてから前記充電スイッチを所定の1次コイル通電時
    間だけオンさせ、 前記充電スイッチのオフ後、前記フライバックトランス
    に蓄えられた電気エネルギーが、前記フライバックトラ
    ンスの2次コイルからピエゾインジェクタのピエゾ素子
    に与えられて、このピエゾ素子の充電が1回の1次コイ
    ル通電作動で完了するピエゾインジェクタの充電装置で
    あって、 このピエゾインジェクタの充電装置は、 前記充電スイッチのオン後、前記ピエゾ素子の負荷電圧
    が開弁電圧に達したことを検出し、この検出信号を前記
    エンジンコントロールユニットに与える開弁検出手段を
    備えることを特徴とするピエゾインジェクタの充電装
    置。
  2. 【請求項2】直流電源の電流をフライバックトランスの
    1次コイルに与えるための充電スイッチを具備し、 エンジンコントロールユニットから噴射開始信号が与え
    られてから前記充電スイッチを所定の1次コイル通電時
    間だけオンさせ、 前記充電スイッチのオフ後、前記フライバックトランス
    に蓄えられた電気エネルギーが、前記フライバックトラ
    ンスの2次コイルからピエゾインジェクタのピエゾ素子
    に与えられて、このピエゾ素子の充電が1回の1次コイ
    ル通電作動で完了するピエゾインジェクタの充電装置で
    あって、 このピエゾインジェクタの充電装置は、 前記充電スイッチのオフ後、前記2次コイルを流れる2
    次電流が開弁電流に低下したことを検出し、この検出信
    号を前記エンジンコントロールユニットに与える開弁検
    出手段を備えることを特徴とするピエゾインジェクタの
    充電装置。
  3. 【請求項3】ピエゾインジェクタのピエゾ素子に蓄えら
    れた電気エネルギーをフライバックトランスの2次コイ
    ルに与えるための放電スイッチを具備し、 エンジンコントロールユニットから噴射停止信号が与え
    られてから前記放電スイッチを所定の2次コイル通電時
    間だけオンさせて、前記ピエゾ素子に蓄えられた電気エ
    ネルギーを前記2次コイルに与えて前記ピエゾ素子の放
    電を1回の2次コイル通電作動で完了し、 前記放電スイッチのオフ後、前記フライバックトランス
    に蓄えられた電気エネルギーを前記フライバックトラン
    スの1次コイルから直流電源に回生するピエゾインジェ
    クタの放電装置であって、 このピエゾインジェクタの放電装置は、 前記放電スイッチのオン後、前記ピエゾ素子の負荷電圧
    が閉弁電圧に低下したことを検出し、この検出信号を前
    記エンジンコントロールユニットに与える閉弁検出手段
    を備えることを特徴とするピエゾインジェクタの放電装
    置。
  4. 【請求項4】ピエゾインジェクタのピエゾ素子に蓄えら
    れた電気エネルギーをフライバックトランスの2次コイ
    ルに与えるための放電スイッチを具備し、 エンジンコントロールユニットから噴射停止信号が与え
    られてから前記放電スイッチを所定の2次コイル通電時
    間だけオンさせて、前記ピエゾ素子に蓄えられた電気エ
    ネルギーを前記2次コイルに与えて前記ピエゾ素子の放
    電を1回の2次コイル通電作動で完了し、 前記放電スイッチのオフ後、前記フライバックトランス
    に蓄えられた電気エネルギーを前記フライバックトラン
    スの1次コイルから直流電源に回生するピエゾインジェ
    クタの放電装置であって、 このピエゾインジェクタの放電装置は、 前記放電スイッチのオン後、前記2次コイルを流れる放
    電電流が閉弁電流に達したことを検出し、この検出信号
    を前記エンジンコントロールユニットに与える閉弁検出
    手段を備えることを特徴とするピエゾインジェクタの放
    電装置。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2のピエゾインジェ
    クタの充電装置において、 前記所定の1次コイル通電時間は、前記充電スイッチを
    オンしてから、前記1次コイルの通電電流が所定電流に
    達するまでの時間であることを特徴とするピエゾインジ
    ェクタの充電装置。
  6. 【請求項6】請求項3または請求項4のピエゾインジェ
    クタの放電装置において、 前記所定の2次コイル通電時間は、前記放電スイッチを
    オンしてから、前記ピエゾ素子の負荷電圧が、零に近い
    所定の負荷電圧に低下するまでの時間であることを特徴
    とするピエゾインジェクタの放電装置。
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