JP2003111396A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JP2003111396A
JP2003111396A JP2001300991A JP2001300991A JP2003111396A JP 2003111396 A JP2003111396 A JP 2003111396A JP 2001300991 A JP2001300991 A JP 2001300991A JP 2001300991 A JP2001300991 A JP 2001300991A JP 2003111396 A JP2003111396 A JP 2003111396A
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Masaki Oshima
正樹 大島
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチング電源の負荷変動に対する応答速
度の高速化を図る新規なスイッチング電源を提供する。 【解決手段】 降圧型DC−DCコンバータ1を備えた
スイッチング電源であって、この降圧型DC−DCコン
バータ1の正側の入力端子5に昇圧型DC−DCコンバ
ータ3の正側の出力端子を接続し、前記降圧型DC−D
Cコンバータ1の正側の出力端子6に前記昇圧型DC−
DCコンバータ3の正側の入力端子を接続し、前記スイ
ッチング電源内に負電圧を発生する手段を有し、この負
電圧を前記昇圧型DC−DCコンバータ3のコモン電位
になるように構成してあることを特徴とするスイッチン
グ電源。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
の負荷変動に対する応答速度の高速化を図る新規なスイ
ッチング電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の降圧型DC−DCコンバータを備
えたスイッチング電源を図6及び図7に示す。また、こ
れら従来例の動作波形図を図8に示す。図6に示すスイ
ッチング電源は、降圧型DC−DCコンバータ1を備
え、入力側に外部入力電源4を接続し、同じく出力側に
負荷7を接続してある、同期整流方式の降圧型DC−D
Cコンバータ1を備えたスイッチング電源の基本形であ
る。
【0003】図6のスイッチング電源の主スイッチ素子
9には、誤差増幅器16とパルス幅変調回路(以下「P
WM回路」という。)15とを備えた制御回路12eを
接続し、出力電圧信号19を誤差増幅器16に入力し、
この誤差増幅器16で基準電圧と比較増幅して、PWM
回路15に入力して、PWM回路15でパルス幅変調し
た主スイッチ用ゲート信号18を出力するように構成し
てある。同期整流用スイッチ30には主スイッチ用ゲー
ト信号18を反転させた信号から作られた同期整流スイ
ッチ用ゲート信号28を送出する。
【0004】このようなスイッチング電源では、スイッ
チング電源の負荷急変に対する応答速度が遅く、スイッ
チング電源の出力側に多くの出力コンデンサ8を設けな
ればならないという問題点が生じた。また、入力電圧が
出力電圧に比べて大きく、例えばCPU用電源では入力
電圧5V〜12V、出力電圧0.8V〜3.5Vと言う
例がある。この様に入出力電圧の比は3倍以上になるこ
とが一般的であり、負荷急増時の出力電圧のアンダーシ
ュートはそれほど大きくならないが、負荷急減時には、
図8に示すように、出力電圧の跳ね上がりが発生し、こ
れによるオーバーシュートは大きくなるという問題点が
あった。
【0005】図7に示すスイッチング電源は2つの降圧
型DC−DCコンバータを並列に接続してマルチフェイ
ズコンバータ26を構成し、この2つの降圧型DC−D
Cコンバータの位相を180°にすることにより、同じ
スイッチング周波数のターンオン時期をずらして、応答
の高速化と低出力電圧リップルの実現化を可能にした。
しかし、この場合も入出力電圧の比は3倍以上になるこ
とが一般的である。その為このスイッチング電源におい
ても、負荷急減時に、図8に示すような出力電圧の跳ね
上がりが発生する点については解決することはできなか
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みてなされたものであり、スイッチング電源の負荷変
動に対する応答速度の高速化を図る新規なスイッチング
電源を提供する。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めになされた発明は、負荷急減が発生した時のみ、昇圧
型DC−DCコンバータのスイッチがオンし、又はオン
とオフを繰り返して降圧型DC−DCコンバータの遅れ
による過剰出力電流分を吸収して出力電圧の跳ね上がり
を抑えることを可能にした。また、この効果に伴いスイ
ッチング電源の負荷変動に対する応答速度の高速化を可
能にした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明に
係るスイッチング電源の実施例を説明する。図1及び図
2は本発明に係る実施例の回路図を示してある。また、
図3にはこれら実施例の動作波形を示し、図4及び図5
は本発明の要部の回路図を示してある。
【0009】図1に示す実施例に係るスイッチング電源
は、降圧型DC−DCコンバータ1を備え、この降圧型
DC−DCコンバータ1の入力端子5に外部入力電源4
を接続し、同じく出力端子6に負荷7を接続してある。
また、本実施例に係るスイッチング電源は、昇圧型DC
−DCコンバータ3を備え、この降圧型DC−DCコン
バータ1の正の入力部に昇圧型DC−DCコンバータ3
の正の出力部を接続し、同じく降圧型DC−DCコンバ
ータ1の正の出力部に昇圧型DC−DCコンバータ3の
正の入力部を接続してある。
【0010】降圧型DC−DCコンバータ1に制御回路
12aを設け、この制御回路12aの入力部を降圧型D
C−DCコンバータ1の正の出力部に接続し、同じく出
力部を降圧型DC−DCコンバータ1の主スイッチ素子
9と同期整流用スイッチ素子30のゲートに接続してあ
る。この制御回路12aについては図4に示してある。
この制御回路12aは、誤差増幅器16とPWM回路1
5とインバータ回路29を備えている。また、この制御
回路12aは基準電圧発生回路部を備え、基準電圧源1
7に抵抗素子20を接続してあるとともに、小信号用ス
イッチ素子31を備え、この小信号用スイッチ素子31
のゲートから誤動作防止信号を入力するようにしてある
とともに、ドレインに抵抗素子20を接続して、基準電
圧を誤差増幅器16に入力するように構成してある。
【0011】昇圧型DC−DCコンバータ3に制御回路
12bを設け、この制御回路12bの入力部を昇圧型D
C−DCコンバータ3の正の入力部に接続し、同じく出
力部を昇圧型DC−DCコンバータ3の主スイッチ素子
9のゲートに接続してあるとともに、降圧型DC−DC
コンバータ1の制御回路12aに接続してあり、昇圧型
DC−DCコンバータ3の動作に降圧型DC−DCコン
バータ1が連係動作するように構成してある。
【0012】具体的には、昇圧型DC−DCコンバータ
3が昇圧動作をしている場合には、降圧型DC−DCコ
ンバータ1の制御回路12a内の小信号用スイッチ素子
31が導通し降圧型DC−DCコンバータ1の主スイッ
チ素子9をオフし、同期整流スイッチ素子30のオフさ
せる事を維持する。昇圧型DC−DCコンバータ3が停
止している場合には、降圧型DC−DCコンバータ1が
降圧動作を行うように構成してある。
【0013】昇圧型DC−DCコンバータ3に備えた制
御回路12bについては図5に示してある。この制御回
路12bは、2個の演算増幅器22とPWM回路15と
を備えている。これら2個の演算増幅器22は直列に接
続してあり、入力側の演算増幅器22は出力電圧信号1
9を受けて出力電圧の跳ね上がりを検出するためのもの
であり、出力側の演算増幅器22は比較器でも良く、こ
れは昇圧型DC−DCコンバータ3の動作を一定期間維
持させるためのものである。また、この制御回路12b
は、入力側の演算増幅器22の出力側にピーク電流検出
回路23を接続し、このピーク電流検出回路23の出力
側にPWM回路15を接続してある。
【0014】本実施例に係るスイッチング電源は、反転
型DC−DCコンバータ2を設けてあり、この反転型D
C−DCコンバータ2の入力部を降圧型DC−DCコン
バータ1の入力部に接続し、この反転型DC−DCコン
バータ2の負の出力部を昇圧型DC−DCコンバータ3
の負の入力部に接続し、この反転型DC−DCコンバー
タ2の正の出力部を降圧型DC−DCコンバータ1の負
の出力部に接続してある。
【0015】また、反転型DC−DCコンバータ2に制
御回路12cを設け、この制御回路12の入力部を反転
型DC−DCコンバータ2の負の出力部に接続し、同じ
く出力部を反転型DC−DCコンバータ2の主スイッチ
素子9のゲートに接続してある。制御回路12cは安定
化された負電圧を反転型DC−DCコンバータ2の出力
部に発生させる定電圧制御回路である。
【0016】以上のように降圧型DC−DCコンバータ
1に昇圧型DC−DCコンバータ3と反転型DC−DC
コンバータ2を接続することにより、反転型DC−DC
コンバータ2で負電圧を発生して、この負電圧を昇圧型
DC−DCコンバータ3のコモン電位になるようにして
ある。
【0017】以上のように構成してあるスイッチング電
源は以下のように作用する。負荷急減が発生するまで
は、降圧型DC−DCコンバータ1の主スイッチ素子9
及び同期整流スイッチ素子30はスイッチングし降圧動
作を維持する。昇圧型DC−DCコンバータ3の主スイ
ッチ素子9はオフを維持している。負荷急減が発生する
と、昇圧型DC−DCコンバータ3が動作するととも
に、降圧型DC−DCコンバータ1の制御回路12a内
の小信号用スイッチ素子31が導通して強制的に基準電
圧を下げ、降圧型DC−DCコンバータ1が出力停止動
作に入る。
【0018】また、昇圧型DC−DCコンバータ3の主
インダクタ電流IL2が図3に示す設定値IL2Pに達
すると、昇圧型DC−DCコンバータ3の制御回路12
bに設けたピーク電流検出回路23が昇圧型DC‐DC
コンバータ3の主スイッチ素子9のゲート信号をオフさ
せる信号を発生させる。一定期間後にまた昇圧型DC‐
DCコンバータ3の主スイッチ素子9をオンし、図3の
IL2の波形が示すように昇圧型DC−DCコンバータ
3の主スイッチ素子9はオンとオフを繰り返す。
【0019】ピーク電流検出回路23は、昇圧型DC‐
DCコンバータ3の主スイッチ電流又はインダクタ電流
を入力信号とする事を前提としている。しかし図3の様
にインダクタ電流が不連続モード動作の場合、降圧型D
C−DCコンバータ1の出力電圧と負電圧の和を電圧源
とする、CR充放電回路が電流検出回路の代わりとな
る。コンデンサ電圧波形を主スイッチ電流波形信号の代
わりとして使える。
【0020】昇圧型DC−DCコンバータ3の主スイッ
チ素子9が昇圧動作を開始すると、降圧型DC−DCコ
ンバータ1の主スイッチ素子9はオフし、同期整流スイ
ッチ素子30は導通し続ける。降圧型DC−DCコンバ
ータ1の遅れによる過剰出力電流分、例えば、制御回路
12の遅れによる過剰な出力電流分やインダクタ11の
回生電流分、を昇圧型DC−DCコンバータ3が吸収し
て降圧型DC−DCコンバータ1の出力電圧の跳ね上が
りを抑える。また、反転型コンバータ2により負電圧が
発生し、この負電圧を用いた昇圧型DC−DCコンバー
タ3のスイッチング動作により出力電圧変動ΔVoが小
さく抑えれられる。なお、負荷急減時の出力電圧変動の
式は以下のように示される。
【0021】
【数1】 なお、Lは降圧型DC−DCコンバータ1のインダクタ
ンス、Cは降圧型DC−DCコンバータ1のキャパシタ
ンス、IOH−IOLは負荷電流の変化量、V0は出力
電圧である。昇圧コンバータ3を動作させる事は、(数
1)に於いてLを小さくし、Voを大きくする事にな
る。
【0022】図2に示す実施例に係るスイッチング電源
は、絶縁型DC−DCコンバータ14を備え、この絶縁
型DC−DCコンバータ14の正の出力とコモン電位に
降圧型DC−DCコンバータ1の入力部を接続してあ
り、この降圧型DC−DCコンバータ1の出力部はこの
スイッチング電源の出力端子6になっており、負荷7と
接続してある。
【0023】絶縁型DC−DCコンバータ14の負の出
力を昇圧型DC−DCコンバータ3のコモン電位になる
ように、絶縁型DC−DCコンバータ14に昇圧型DC
−DCコンバータ3を接続してある。また、この絶縁型
DC−DCコンバータ14のトランス13の二次巻線に
センタータップを設け、このセンタータップを降圧型D
C−DCコンバータ1の負の入力部を接続してある。
【0024】また、降圧型DC−DCコンバータ1の正
の出力部に昇圧型DC−DCコンバータ3の正の入力部
を接続してある。降圧型DC−DCコンバータ1に図4
に示す制御回路12aを設け、この制御回路12aの入
力部を降圧型DC−DCコンバータ1の正の出力部に接
続し、同じく出力部を降圧型DC−DCコンバータ1の
主スイッチ素子9及び同期整流用スイッチ素子30のゲ
ートに接続してある。
【0025】また、昇圧型DC−DCコンバータ3に図
5に示す制御回路12bを設け、この制御回路12bの
入力部を昇圧型DC−DCコンバータ3の正の入力部に
接続し、同じく出力部を昇圧型DC−DCコンバータ3
の主スイッチ素子9のゲートに接続してあるとともに、
降圧型DC−DCコンバータ1の制御回路12aに接続
してあり、昇圧型DC−DCコンバータ3の動作に降圧
型DC−DCコンバータ1が連係動作するように構成し
てある。
【0026】具体的には、昇圧型DC−DCコンバータ
3が昇圧動作している場合には、降圧型DC−DCコン
バータ1の制御回路12a内の小信号用スイッチ素子3
1が導通し、降圧型DC−DCコンバータ1の主スイッ
チ素子9オフさせ、同期整流用スイッチ素子30をオン
させる。昇圧型DC−DCコンバータ3が停止している
場合には、降圧型DC−DCコンバータ1の主スイッチ
素子9と同期整流用スイッチ素子30が交互にスイッチ
ングし降圧動作をするように構成してある。
【0027】絶縁型DC−DCコンバータ14の正側の
出力部に図9に示すものと略同様の制御回路12dを接
続し、この制御回路12dの出力部を絶縁型DC−DC
コンバータ14の主スイッチ素子9のゲートに接続し、
絶縁型DC−DCコンバータ14の正の出力電圧を安定
化させるように主スイッチ素子9を制御するようにして
ある。ただし制御回路12dでは図9の同期整流用信号
28は不要であり、フォトカプラを用いてPWM回路1
5と誤差増幅器16の間を絶縁している。この2点が、
制御回路12eと異なる。さらに、絶縁型DC−DCコ
ンバータ14の正の出力部にコンデンサ8を設けてあ
り、このコンデンサ8は降圧型DC−DCコンバータ1
の入力コンデンサと昇圧型DC−DCコンバータ3の出
力コンデンサの役割を果たす。
【0028】以上のように構成してあるスイッチング電
源は以下のように作用する。通常動作時は、負荷電流を
降圧型DC−DCコンバータ1が供給する。負荷急減が
発生するまでは、降圧型DC−DCコンバータ1の主ス
イッチ素子9、同期整流用スイッチ素子30は交互にス
イッチングし、降圧動作を行っている。昇圧型DC−D
Cコンバータ3の主スイッチ素子9はオフし昇圧動作を
停止している。負荷急減が発生すると、昇圧型DC−D
Cコンバータ3が動作するとともに、降圧型DC−DC
コンバータ1の制御回路12a内の小信号用スイッチ素
子31が導通して強制的に基準電圧を下げ、降圧型DC
−DCコンバータ1が出力停止動作に入る。
【0029】また、昇圧型DC−DCコンバータ3の主
インダクタ電流IL2が図3に示す設定値IL2Pに達
すると、昇圧型DC−DCコンバータ3の制御回路12
bに設けたピーク電流検出回路23が昇圧型DC‐DC
コンバータ3の主スイッチ素子9のゲート信号をオフさ
せる信号を発生させる。一定期間後にまた昇圧型DC‐
DCコンバータ3の主スイッチ素子9をオンし、図3の
IL2の波形が示すように昇圧型DC−DCコンバータ
3の主スイッチ素子9はオンとオフを繰り返す。
【0030】昇圧型DC−DCコンバータ3の主スイッ
チ素子9が昇圧動作を開始すると、降圧型DC−DCコ
ンバータ1の主スイッチ素子9はオフし、同期整流スイ
ッチ素子30は導通し続ける。降圧型DC−DCコンバ
ータ1の遅れによる過剰出力電流分、例えば、制御回路
12の遅れによる過剰な出力電流分やインダクタ11の
回生電流分、を昇圧型DC−DCコンバータ3が吸収し
て出力電圧の跳ね上がりを抑える。また、昇圧型DC−
DCコンバータ3の主スイッチ素子9がオンすると負荷
急増時の出力電圧変動が小さく抑えられる。
【0031】なお、上記実施例は、一例に過ぎず、降圧
型DC−DCコンバータ1の出力電圧の負側の電位をゼ
ロ電位として共有する負電圧を発生する手段を有するも
のであれば、必ずしも反転型DC−DCコンバータ2や
絶縁型DC−DCコンバータ14を用いる必要はない。
また、上記実施例では基本的な降圧型DC−DCコンバ
ータ1を用いたが、2つの降圧型DC−DCコンバータ
を並列に接続してなるマルチフェイズコンバータを用い
ても同様の作用をする。
【0032】又、図4に示すPWM方式は、従来のどの
制御方式でも可能で、電圧モード制御方式に限らず、電
流モード制御方式やリップルモード制御方式でも良い事
は言うまでもない。
【0033】更に、出力電圧可変の用途の場合も、図
4、図5に於いて基準電圧17をDC−ACコンバータ
とすれば問題無く、高速応答な作用を示す。
【0034】
【発明の効果】本願発明は、負荷急減が発生した時の
み、昇圧型DC−DCコンバータのスイッチがオンし、
又はオンとオフを繰り返して降圧型DC−DCコンバー
タの遅れによる過剰出力電流分を吸収して出力電圧の跳
ね上がりを抑える効果がある。また、この効果に伴いス
イッチング電源の負荷変動に対する応答速度の高速化を
可能にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1図示とは別の実施例を示すブロック図で
ある。
【図3】 実施例の動作波形図である。
【図4】 実施例に係る降圧型DC−DCコンバータの
制御回路を示すブロック図である。
【図5】 実施例に係る昇圧型DC−DCコンバータの
制御回路を示すブロック図である。
【図6】 従来例を示すブロック図である。
【図7】 図6図示とは別の従来例を示すブロック図で
ある。
【図8】 従来例の動作波形図である。
【図9】 従来例に係る制御回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 降圧型DC−DCコンバータ 2 反転型DC−DCコンバータ 3 昇圧型DC−DCコンバータ 4 外部入力電源 5 入力端子 6 出力端子 7 負荷 8 コンデンサ 9 スイッチ素子 10 ダイオード 11 インダクタ 12a,12b,12c,12d,12e 制御回路 13 トランス 14 絶縁型DC−DCコンバータ 15 PWM回路 16 誤差増幅器 17 基準電圧 18 主スイッチ用ゲート信号 19 出力電圧信号 20 抵抗素子 21 誤動作防止信号 22 演算増幅器 23 ピーク電流検出回路 24 誤動作防止信号 25 電流信号 26 マルチフェイズコンバータ 27 電流検出回路 28 同期整流スイッチ用ゲート信号 29 インバータ 30 同期整流用スイッチ素子 31 小信号用スイッチ素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 降圧型DC−DCコンバータを備えたス
    イッチング電源であって、この降圧型DC−DCコンバ
    ータの正の入力端子に昇圧型DC−DCコンバータの正
    の出力端子を接続し、前記降圧型DC−DCコンバータ
    の正の出力端子に前記昇圧型DC−DCコンバータの正
    の入力端子を接続し、前記降圧型DC−DCコンバータ
    の出力電圧の負側の電位をゼロ電位として共有する負電
    圧を発生する手段を有し、この負電圧を前記昇圧型DC
    −DCコンバータのコモン電位になるように構成してあ
    ることを特徴とするスイッチング電源。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のスイッチング電源に
    おいて、負電圧を発生する手段が前記降圧型DC−DC
    コンバータに入力端子が共通な反転型DC−DCコンバ
    ータであることを特徴とするスイッチング電源。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載のスイッチング電源に
    おいて、2出力の絶縁型DC−DCコンバータを備え、
    この絶縁型DC−DCコンバータの第1の出力に前記降
    圧型DC−DCコンバータの入力部を接続し、この絶縁
    型DC−DCコンバータの第2の出力が負電圧を発生す
    る手段であることを特徴とするスイッチング電源。
  4. 【請求項4】 前記請求項3記載のスイッチング電源に
    おいて、前記絶縁型DC−DCコンバータのトランスの
    二次巻線にセンタータップを設け、このセンタータップ
    を前記降圧型DC−DCコンバータの負の入力部に接続
    してあることを特徴とするスイッチング電源。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至4のいずれかに記載の
    スイッチング電源において、前記降圧型DC−DCコン
    バータがマルチフェイズコンバータであることを特徴と
    するスイッチング電源。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至5のいずれかに記載の
    スイッチング電源において、前記降圧型DC−DCコン
    バータのスイッチ素子に制御回路を接続し、この制御回
    路は、誤差増幅器とパルス幅変調回路を有し、基準電圧
    源、比較抵抗及びスイッチ素子とからなる基準電圧発生
    回路部を備えていることを特徴とするスイッチング電
    源。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至6のいずれかに記載の
    スイッチング電源において、前記昇圧型DC−DCコン
    バータのスイッチ素子に制御回路を接続し、この制御回
    路は、2個の演算増幅器又は比較器とパルス幅変調回路
    を有し、入力側の前記演算増幅器で負荷急減を検出し、
    ピーク電流検出回路またはCR充放電回路を有し、この
    ピーク電流検出回路またはCR充放電回路の出力側に前
    記パルス幅変調器を接続してあることを特徴とするスイ
    ッチング電源。
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