JP2003111344A5 - - Google Patents
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Description
【0002】
【従来の技術】
一般に、図6及び図7に示されているように、従来のモータMは、モータケース100内に配設されたステータSと、このステータSの内側において回転自在に支持されたロータRとから概ね構成されていて、そのうちのステータSは、等角度間隔で中心に向かって放射状に延出した複数本の突極を有するステータコア5と、前記各突極にほぼ均一の幅をもって巻回された励磁コイル6とを備えている。そのステータコア5の中央には、上記ロータRを構成する回転軸2が貫通挿入される軸孔が形成されており、上記ロータRの回転軸2の外周部分に固着された駆動マグネット3と対向するように構成されている。
【従来の技術】
一般に、図6及び図7に示されているように、従来のモータMは、モータケース100内に配設されたステータSと、このステータSの内側において回転自在に支持されたロータRとから概ね構成されていて、そのうちのステータSは、等角度間隔で中心に向かって放射状に延出した複数本の突極を有するステータコア5と、前記各突極にほぼ均一の幅をもって巻回された励磁コイル6とを備えている。そのステータコア5の中央には、上記ロータRを構成する回転軸2が貫通挿入される軸孔が形成されており、上記ロータRの回転軸2の外周部分に固着された駆動マグネット3と対向するように構成されている。
【0029】
そして、上記軸受保持部14の内部には第1の玉軸受41が保持されているが、その玉軸受41は、その大部分が底面部12よりも軸方向内側に位置するように保持されている。すなわち、軸受保持部14を底面部12より軸方向内側に落とし込んで形成したことにより、上述した励磁コイル6の傾斜面6aと回転軸2との間に形成されたスペース内に、第1の玉軸受41の大部分が存在することとなり、その結果、上記底面部12からの軸受保持部14の突出量が最小限に抑えられて、その分、モータM1の全長が短縮される。しかも、上記励磁コイル6は、半径方向外側に向かうほど巻回数が多くなるように巻回して占積率を高めているため、モータ効率が十分に確保されている。特に、幾重にも巻回する各層の励磁コイル6を整列巻きすることにより、一層占積率が高まるとともに、凹凸の少ない傾斜面6aが形成される。
そして、上記軸受保持部14の内部には第1の玉軸受41が保持されているが、その玉軸受41は、その大部分が底面部12よりも軸方向内側に位置するように保持されている。すなわち、軸受保持部14を底面部12より軸方向内側に落とし込んで形成したことにより、上述した励磁コイル6の傾斜面6aと回転軸2との間に形成されたスペース内に、第1の玉軸受41の大部分が存在することとなり、その結果、上記底面部12からの軸受保持部14の突出量が最小限に抑えられて、その分、モータM1の全長が短縮される。しかも、上記励磁コイル6は、半径方向外側に向かうほど巻回数が多くなるように巻回して占積率を高めているため、モータ効率が十分に確保されている。特に、幾重にも巻回する各層の励磁コイル6を整列巻きすることにより、一層占積率が高まるとともに、凹凸の少ない傾斜面6aが形成される。
【0036】
図4において、第2のケース20は底面部22と、該底面部22よりも半径方向内側であってモータM2の内部側(軸方向内側)に窪んだ凹陥部23と、凹陥部23よりもさらに半径方向内側に形成された軸受保持部24を一体的に備えている。凹陥部23は励磁コイル6の傾斜面6aとの対向部分が当該傾斜面6aに沿って軸方向内側に窪んでいて、その内側の軸受保持部24が第2の玉軸受42を保持している。当該第2の玉軸受42は、少なくとも一部が底面部22よりも軸方向内側に位置するように保持されている。なお、第1のケース10は第1の実施形態と同一の構成をなしていて、第1の玉軸受41は第1のケース10の軸受保持部14に保持されている。
図4において、第2のケース20は底面部22と、該底面部22よりも半径方向内側であってモータM2の内部側(軸方向内側)に窪んだ凹陥部23と、凹陥部23よりもさらに半径方向内側に形成された軸受保持部24を一体的に備えている。凹陥部23は励磁コイル6の傾斜面6aとの対向部分が当該傾斜面6aに沿って軸方向内側に窪んでいて、その内側の軸受保持部24が第2の玉軸受42を保持している。当該第2の玉軸受42は、少なくとも一部が底面部22よりも軸方向内側に位置するように保持されている。なお、第1のケース10は第1の実施形態と同一の構成をなしていて、第1の玉軸受41は第1のケース10の軸受保持部14に保持されている。
【0039】
図5において、図示下方側が開放状態にある第1のケース10と、この第1のケース10の開放部を閉塞する第2のケース20とによってケース体1が構成されている。第1のケース10の内周面には環状のマグネット3が固着されている。また、ケース体1の内部には回転軸2に嵌合固定されたロータコア5’が内蔵され、このロータコア5’には励磁コイル6’が巻回されている。ロータコア5’の外周面は、前記マグネット3の内周面と適宜の間隔をおいて対向している。回転軸2は、ロータコア5’を貫通して延出しており、回転軸2の図示上端側は第1のケース10に保持された滑り軸受4によりロータコア5’と一体回転可能に軸支され、この滑り軸受4からモータ外部M3に突出した部分が出力軸部2aを構成している。また、回転軸2の下端側部分には前記励磁コイル6’と電気的に接続された整流子ユニット91が挿嵌されている。さらに、第2のケース20にはブラシ92を保持したブラシホルダ93が固定され、当該ブラシ92が前記整子ユニット91に当接して所定の電流を供給している。
図5において、図示下方側が開放状態にある第1のケース10と、この第1のケース10の開放部を閉塞する第2のケース20とによってケース体1が構成されている。第1のケース10の内周面には環状のマグネット3が固着されている。また、ケース体1の内部には回転軸2に嵌合固定されたロータコア5’が内蔵され、このロータコア5’には励磁コイル6’が巻回されている。ロータコア5’の外周面は、前記マグネット3の内周面と適宜の間隔をおいて対向している。回転軸2は、ロータコア5’を貫通して延出しており、回転軸2の図示上端側は第1のケース10に保持された滑り軸受4によりロータコア5’と一体回転可能に軸支され、この滑り軸受4からモータ外部M3に突出した部分が出力軸部2aを構成している。また、回転軸2の下端側部分には前記励磁コイル6’と電気的に接続された整流子ユニット91が挿嵌されている。さらに、第2のケース20にはブラシ92を保持したブラシホルダ93が固定され、当該ブラシ92が前記整子ユニット91に当接して所定の電流を供給している。
【0040】
この第3の実施形態において、第1のケース10はカップ状を呈しており、円筒部11と、底面部12と、底面部12よりも半径方向内側における励磁コイル6’との対向部分が軸方向内側に窪んだ凹陥部13と、該凹陥部13よりも半径方向内側に形成された軸受保持部14とを備えている。軸受4は軸方向に分離した2個の軸受部を一体に有し、第1のケース10の底面部12よりも軸方向内側に位置するように保持されていて、その下端側は、ロータコア5’の切欠部5’aにまで侵入している。本実施形態の励磁コイル6’は、前記実施形態の励磁コイル6のようなほぼ均一な傾斜角度の傾斜面を有していないが、励磁コイル6’の端面から内側の側面にかけて半径方向内側に行くほど低くなっている。そして、前記凹陥部13は、励磁コイル6’とロータコア5’と軸受4とで画成される空間に入り込むように窪んでいる。すなわち、凹陥部13を形成するケース内面は、上記励磁コイル6’の図示上面より軸方向下側まで入り込んでいる。その結果、第1のケース10の底面部12からの軸受保持部14の突出量を小さく抑えることができ、モータM3の全長を短縮することが可能となる。
この第3の実施形態において、第1のケース10はカップ状を呈しており、円筒部11と、底面部12と、底面部12よりも半径方向内側における励磁コイル6’との対向部分が軸方向内側に窪んだ凹陥部13と、該凹陥部13よりも半径方向内側に形成された軸受保持部14とを備えている。軸受4は軸方向に分離した2個の軸受部を一体に有し、第1のケース10の底面部12よりも軸方向内側に位置するように保持されていて、その下端側は、ロータコア5’の切欠部5’aにまで侵入している。本実施形態の励磁コイル6’は、前記実施形態の励磁コイル6のようなほぼ均一な傾斜角度の傾斜面を有していないが、励磁コイル6’の端面から内側の側面にかけて半径方向内側に行くほど低くなっている。そして、前記凹陥部13は、励磁コイル6’とロータコア5’と軸受4とで画成される空間に入り込むように窪んでいる。すなわち、凹陥部13を形成するケース内面は、上記励磁コイル6’の図示上面より軸方向下側まで入り込んでいる。その結果、第1のケース10の底面部12からの軸受保持部14の突出量を小さく抑えることができ、モータM3の全長を短縮することが可能となる。
【図1】本発明にかかるモータの実施形態1を示す縦断面図である。
【図4】本発明にかかるモータの実施形態2を示す縦断面図である。
【図5】本発明にかかるモータの実施形態3を示す縦断面図である。
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