JP2003111162A - リモートコントロール装置およびその方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性に優れ、かつ、大型な構成を回避し、
さらに、製造コストも安価な構成となるリモートコント
ロール装置およびその方法を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 制御信号の受信部を有する電気機器の操
作手順に関する一連の操作情報をあらかじめ設定する設
定装置２０により記憶手段５に記憶させ、前記操作情報
に対応する前記制御信号に基づいて、前記電気機器３０
を遠隔操作するための本体装置２およびこの本体装置に
外部接続されるリモートコントローラ１０からなるリモ
ートコントロール装置１において、前記本体装置は、あ
らかじめ前記操作情報が記憶され設定されている前記記
憶手段５と、この記憶手段から前記操作情報を読み出し
制御する制御手段４と、この制御手段により読み出し制
御された操作情報を前記リモートコントローラに送信す
る送信用インタフェース６とを備えるリモートコントロ
ール装置として構成した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、リモートコントロ
ーラを使用して操作するビデオデッキ等の電気機器を、
あらかじめ設定された手順に基づいて制御させるリモー
トコントロール装置およびその方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、リモートコントローラを使用して
ビデオデッキや、ＢＳチューナなどの電気機器を遠隔操
作して繰り返し動作させる耐久テストあるいはデモンス
トレーションするリモートコントロール装置が知られて
いる。

【０００３】前記リモートコントロール装置は、例え
ば、ビデオデッキを遠隔操作する場合には、つぎのよう
な構成により行なっていた。すなわち、リモートコント
ロール装置は、ビデオテープに録画された映像を、所定
の順序に基づいて繰り返し操作するため、一般的なパー
ソナルコンピュータと、このパーソナルコンピュータに
外部接続されたリモートコントローラとから構成されて
いる。

【０００４】このリモートコントロール装置は、はじめ
にパーソナルコンピュータを立ち上げ、さらに、ＯＳ
（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）および制御ソフ
ト等の立上げを行った後、そのパーソナルコンピュータ
に外部接続されているリモートコントローラの操作をビ
デオデッキに対して行うことで、あらかじめ、そのパー
ソナルコンピュータに設定した操作手順に基づいたデモ
ンストレーション等を行っていた。

【０００５】すなわち、デモンストレーションする操作
手順の内容が、例えば、ビデオテープの映像先頭から５
分間は再生操作を行い、次に、ビデオテープを所定位置
まで早送り（例えば２０秒間）をして停止し、再び再生
する場合、この再生、早送り、停止、再生する一連の動
作は、リモートコントロール装置のリモートコントロー
ラの操作ボタンを一度押下するだけで行うことができる
ように設定されている。

【０００６】また、デモンストレーションの他の例とし
ては、ＢＳデジタルチューナを使用するデータ放送につ
いて行われる場合について説明する。この場合は、リモ
ートコントローラの操作ボタンを押下すると、はじめに
テレビ画面からデータ放送画面に切り替えられ、つぎ
に、選択されたデータ放送、例えばスポーツ番組が放送
され、さらに、データ放送の内の映画番組に切り替えら
れ、そして再び、一般のテレビ画面の内、ＮＨＫ総合テ
レビに切り替えられる一連の操作が行われている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のリモー
トコントロール装置は、以下に示すような問題点が存在
していた。すなわち、従来のリモートコントロール装置
は、電気機器をあらかじめ設定した操作手順に基づいて
遠隔操作する場合に、パーソナルコンピュータおよび制
御ソフトなどの立上げ操作を行う必要が発生した。さら
に、リモートコントロール装置を終了する場合において
も、パーソナルコンピュータを用いることで発生する前
記立上げ操作と同様に、終了するための操作を必要とし
て操作が煩雑であった。

【０００８】また、従来のリモートコントロール装置
は、パーソナルコンピュータを用いていることから、そ
のパーソナルコンピュータが、装置全体の大きさに影響
するため、電気機器のデモンストレーションで求められ
る小型化、あるいは、デモンストレーションを行う場所
の制約に対応することが困難であった。

【０００９】さらに、従来のリモートコントロール装置
は、パーソナルコンピュータが一体の構成であるため、
例えば、電気機器のデモンストレーションを行うといっ
た操作者の本来の目的を達成するためにかかる費用を考
えると余計なコストがかかってしまった。

【００１０】本発明は、前記の問題点に鑑み創案された
ものであり、操作性に優れ、かつ、大型な構成を回避
し、さらに、製造コストも安価な構成となるリモートコ
ントロール装置およびその方法を提供することを目的と
する。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明に係るリモートコ
ントロール装置およびその方法は、前記の問題点に鑑み
て創案されたものであり、以下のように構成した。すな
わち、送信される制御信号の受信部を有する電気機器に
対して、その電気機器の操作手順に関する一連の操作情
報をあらかじめ設定する設定装置により記憶手段に記憶
させ、前記操作情報に対応する前記制御信号に基づい
て、前記電気機器を遠隔操作するための本体装置および
この本体装置に外部接続されるリモートコントローラか
らなるリモートコントロール装置において、前記本体装
置は、あらかじめ前記操作情報が記憶され設定されてい
る前記記憶手段と、この記憶手段から前記操作情報を読
み出し制御する制御手段と、この制御手段により読み出
し制御された操作情報を前記リモートコントローラに送
信する送信用インタフェースとを備えるリモートコント
ロール装置として構成した。

【００１２】このように構成されることにより、リモー
トコントロール装置は、リモートコントローラにより遠
隔操作する電気機器の一連の操作手順をあらかじめ設定
装置により本体装置の記憶手段に記憶させ、その設定装
置は、電気機器の遠隔操作を行う時には使用せずに、本
体装置側の動作によりその記憶手段の操作情報により送
信用インタフェース、および外部接続されるリモートコ
ントローラを介して電気機器の遠隔操作を行っている。

【００１３】また、送信される制御信号の受信部を有す
る電気機器に対して、その電気機器の操作手順に関する
一連の操作情報をあらかじめ設定する設定装置により記
憶手段に記憶させ、前記操作情報に基づいて前記電気機
器を遠隔操作するための本体装置およびこの本体装置に
外部接続されるリモートコントローラからなるリモート
コントロール装置において、前記本体装置は、前記記憶
手段から前記操作情報を読み出し制御する制御手段と、
この制御手段により読み出し制御された操作情報を前記
リモートコントローラに送信する送信用インタフェース
とを備え、前記リモートコントローラは、前記本体装置
の送信用インタフェースに対応する受信用インタフェー
スと、この受信用インタフェースから受信した前記操作
情報に対応する前記制御信号を発信する発信部と、を備
えるリモートコントロール装置として構成した。

【００１４】このように構成されることにより、リモー
トコントロール装置は、あらかじめ設定装置により本体
装置の記憶手段に遠隔操作する電気機器の操作情報を記
憶させる。そして、本体装置は、記憶手段に記憶されて
いる操作情報を、制御手段により読み出し制御して送信
用インタフェースを介してリモートコントローラの受信
用インタフェース側に送信する。さらに、リモートコン
トローラに送られて来た操作情報は、操作ボタンが押下
されると、電気機器に対応した制御信号により発信部か
ら発信される。

【００１５】また、前記リモートコントローラ装置にお
いて、本体装置は、一連の前記操作情報の複数がすでに
設定された前記記憶手段と、この記憶手段に記憶された
一連の前記操作情報の一つを選択して切り替える切替手
段とを備える構成とした。

【００１６】このように構成されることにより、リモー
トコントローラ装置は、記憶手段に記憶されている操作
情報をあらかじめ切替手段により切り替えて複数の操作
情報の一つを選択してリモートコントローラから電気機
器に送っている。

【００１７】さらに、電気機器のリモートコントロール
方法として、リモートコントローラにより遠隔操作を行
う電気機器の操作手順に関する一連の操作情報を、前記
リモートコントローラの操作ボタンに対応させあらかじ
め本体装置の記憶手段に設定装置により記憶させて用い
るリモートコントロール方法において、前記本体装置の
記憶手段から前記操作情報を読み出し制御してその本体
装置に外部接続された前記リモートコントローラに送信
する送信ステップと、前記リモートコントローラが受け
取った前記操作情報を、前記操作ボタンの動作に応じ
て、その操作情報に対応する制御信号として発信し、前
記電気機器をあらかじめ設定された前記操作手順により
制御する操作ステップとを含み、前記操作ステップは、
前記操作手順に対応する操作ボタンの操作回数が、あら
かじめその操作情報に対して割り付けられた前記操作ボ
タンの１回の押下となるようにした。

【００１８】このように構成されることにより、リモー
トコントロール方法は、はじめに設定装置を介して、電
気機器の操作手順に関する一連の操作情報を本体装置の
記憶手段に記憶して設定する。そして、送信ステップに
より本体装置からリモートコントローラに操作情報を送
り、その操作情報に基づいて操作ステップによりリモー
トコントローラの操作ボタンを一度押下することで制御
信号を電気機器に発信している。

【００１９】また、前記リモートコントロール方法にお
いて、前記送信ステップは、前記記憶手段にあらかじめ
記憶されている複数の前記操作情報のうちで一つを選択
して切り換える切替ステップをあらかじめ行う構成とし
た。このように構成されることにより、リモートコント
ロール方法は、記憶手段に複数の操作情報があらかじめ
記憶させ、切替ステップによりどの操作情報を選択する
のか切り替えてからリモートコントローラにその選択さ
れた操作情報を送信している。

【００２０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１はリモートコントロール装置
を示すブロック図、図２はリモートコントロール装置を
示す平面図、図３はリモートコントロール装置の操作状
態を示す模式図、図４はリモートコントロール装置の操
作の流れを示すフローチャートである。

【００２１】図１および図２に示すように、リモートコ
ントロール装置１は、本体装置２と、この本体装置２に
外部接続されるリモートコントローラ１０とから構成さ
れている。本体装置２は、記憶手段としての不揮発性で
あるメモリ５と、このメモリ５に記憶されている操作情
報を読み出し制御する制御手段としてのＣＰＵ４と、送
信用インタフェースとしてのシリアルＩ／Ｏ６と、コン
トロールスイッチ７とを備えている。

【００２２】この本体装置２のＣＰＵ４およびメモリ５
は、ここではワンチップマイコン３により構成されてお
り、図示しないタイマ等を備えている。そして、本体装
置２のコントロールスイッチ７は、図２に示すように、
切替手段としての切替スイッチ８と、この切替スイッチ
８の切替表示部８Ａと、電源のオンオフおよびメモリ５
の書き換え操作を行うための電源スイッチ９と、この電
源スイッチ９の電源表示部９Ａとを備えている。

【００２３】また、この本体装置２は、リセットボタン
７Ａを備えている。このリセットボタン７Ａは、押下さ
れることでリモートコントローラ１０に送られる操作情
報を、操作手順のうち最初のステップにリセットするた
めのものであり、電源のオンオフを除く他のボタンから
リモートコントローラ１０に送られるすべての信号に優
先する。なお、この本体装置２は、乾電池、ボタン電池
などの電源および、ＡＣアダプタ７Ｂを使用してＡＣ電
源による電源を使用しても構わない。

【００２４】図１に示すように、本体装置２のメモリ５
は、ＲＯＭライター２２およびパーソナルコンピュータ
（ＰＣ）２１とからなる設定装置２０により操作情報の
設定および書き換えが行われることができる不揮発性の
メモリで、例えば、電気信号によって書き換えが可能な
ＥＥＰＲＯＭで構成されている。このメモリ５に記憶さ
れる操作情報は、対応する電気機器３０，４０（図３参
照）の制御信号に対応して設定されるようになってい
る。

【００２５】図１および図２に示すように、リモートコ
ントローラ１０は、本体装置２のシリアルＩ／Ｏ６に対
応する受信用インタフェースとしてのシリアルＩ／Ｏ１
１と、このシリアルＩ／Ｏ１１に受け取った操作情報に
対応する制御信号を、例えば、所定波長の赤外線として
発信する発信部１２とを備えている。また、このリモー
トコントローラ１０は、操作ボタンとして数字ボタン１
３および切替ボタン１４等を複数備えている。

【００２６】リモートコントローラ１０の切替ボタン１
４は、電気機器３０，４０（図３参照）に対応して操作
を切り替えるためのボタンである。なお、リモートコン
トローラ１０に設けられている他の操作ボタンとして
は、相手の電気機器に対して音量、風量等の大きくある
いは小さく調整するためのボタン、ならびに、テレビ、
ラジオなどの局選択を行うためのボタン等、一般的ない
わゆるリモコンに設けられているものを備えている。

【００２７】さらに、本体装置２およびリモートコント
ローラ１０との接続手段として、ここではシリアルケー
ブル１５を用いている。この接続手段は、ここではリモ
ートコントローラ１０側の構成に合わせて本体装置２側
を調整して形成することで、リモートコントローラ１０
は既存の装置を使用することができる。

【００２８】つぎに、設定装置２０により電気機器３
０，４０に対する操作手順をメモリ５に記憶させる場合
について説明する。設定装置２０は、制御ソフト等があ
らかじめインストールされており、制御したい電気機器
に対応する制御信号に対応する操作情報をどのタイミン
グでリモートコントローラ１０の操作ボタンを押下する
ことで発信するかを設定する。そして、メモリ５の書き
込み装置であるＲＯＭライター２２を本体装置２と接続
し、設定装置２０が、この設定された操作情報をＲＯＭ
ライター２２を介して、メモリ５に書き込む。メモリ５
に操作情報を記憶したら、ＲＯＭライター２２は本体装
置２から切り離す。

【００２９】なお、リモートコントローラ１０は、学習
機能（複数の電機機器のリモートコントローラの制御信
号を受信して登録することができる機能）を備えている
既存のものであると都合がよく、複数の電気機器を一台
のリモートコントローラ１０により操作することができ
る。また、ここではリモートコントローラ１０の操作ボ
タンのうち数字ボタン１３の何れか一つを押下すること
で操作情報に基づく一連の制御信号が発信されるように
既存の方法により設定される。

【００３０】つぎに、リモートコントロール装置１の作
用を図３および図４を参照して説明する。なお、ここで
は、電気機器３０，４０としてテレビおよびＢＳチュー
ナを一例として説明する。はじめに、あらかじめ設定装
置２０により、電気機器３０としてのテレビの電源につ
いての制御信号、音量に対する制御信号、テレビチャン
ネルに対する制御信号等と、電気機器４０としてのＢＳ
チューナの電源についての制御信号、音量に対する制御
信号、チャンネルに対する制御信号等の操作情報から、
その電気機器３０、４０における任意の一連の操作手順
を設定して本体装置２のメモリ５に記憶させる。

【００３１】このとき、操作手順は、一種類だけでな
く、複数種類の操作情報（例えば、パターン１〜４）と
してメモリ５に記憶させることができる。なお、図２で
は、４種類の任意な操作手順に関する操作情報がメモリ
５に記憶されている。なお、ここではワンチップマイコ
ン３のメモリ５に操作手順に関する操作情報を記憶させ
ている。メモリ５に操作手順に関する操作情報を記憶さ
せた段階で、本体装置２は操作準備が完了したことにな
る。

【００３２】つぎに、図２ないし図４に示すように、電
気機器３０，４０をリモートコントロール装置１により
遠隔操作する場合は、つぎの手順による。すなわち、本
体装置２の切替スイッチ８により操作「パターン」（操
作手順）を選択する。そして、電源スイッチ９を「ＯＦ
Ｆ」から「ＤＥＭＯ」に切り替えるとスタート（Ｓ１）
し、本体装置２は、どの「パターン」が選択されている
かパターンの状態をチェック（Ｓ２）する。そして、そ
のパターンの状態での動作パターンを読み込み（Ｓ
３）、リモートコントローラ１０側にシリアルデータ送
信（Ｓ４）を行う。

【００３３】シリアルデータ送信（Ｓ４）が行われる
と、リモートコントローラ１０に操作情報が送られ、そ
のリモートコントローラ１０から電気機器３０，４０に
制御信号が送信されて所定の一連の操作手順によりそれ
ら電気機器３０，４０が遠隔操作される。そして、「パ
ターン１」で設定されていた一連の動作が終了すると電
源スイッチ９の動作モードが「ＳＥＴＴＩＮＧ」あるい
は「ＤＥＭＯ」なのかを確認する（Ｓ５）

【００３４】このとき、本体装置２は、電源スイッチ９
を「ＳＥＴＴＩＮＧ」に操作していると、本体装置２の
リモートコントローラ１０への信号送信を停止して待機
（エンド）（Ｓ６）状態とする。また、本体装置２は、
電源スイッチが「ＤＥＭＯ」に維持されており、「パタ
ーン」にも変化がなければ、再びステップ２（Ｓ２）か
らステップ５（Ｓ５）まで繰り返し動作を行う。もちろ
ん、本体装置２は、「パターン」に変更があれば、その
変更された「パターン」例えば、パターン４に切替スイ
ッチ８が操作されていれば、そのパターン４の動作に切
り替えてステップ２（Ｓ２）からステップ５（Ｓ５）ま
で繰り返し動作する。

【００３５】なお、あらかじめ設定したパターン１ない
し４以外のパターンに設定したい場合は、設定装置２０
により再び設定しなおして使用している。また、電気機
器３０、４０を遠隔操作してデモンストレーションの途
中において、リセットボタン７Ａを押下すると、ステッ
プ１（Ｓ１）から操作が行われることになる。このよう
にしてリモートコントロール装置１は、あらかじめメモ
リ５に設定した操作情報により電気機器３０，４０を操
作するため、本体装置２の構成が小型化および安価に構
成でき都合がよい。

【００３６】なお、リモートコントロール装置１は、前
記した構成に限定されるものではなく、例えば、本体の
構成をＣＰＵおよびフラッシュメモリならびにタイマ等
の構成としてもよい。

【００３７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるリ
モートコントロール装置およびその方法は、以下に示す
ように優れた効果を奏する。 （１）リモートコントロール装置は、あらかじめ操作手
順に関する操作情報を設定装置により本体装置の記憶手
段に記憶させて使用するため、電気機器を遠隔操作する
装置全体が小型化でき、デモンストレーションあるいは
耐久テストなどの操作を行う場合に操作性に優れてい
る。

【００３８】（２）リモートコントロール装置は、特
に、リモートコントローラの受信用インタフェースに対
応させ、本体装置の送信用インタフェースを構成するこ
とで、装置自体の構成が簡易で安価に製造することがで
きる。

【００３９】（３）リモートコントロール装置は、切替
手段により記憶手段に記憶されている操作情報を切り替
えて設定できるため、装置自体も簡易な構成でかつ、複
数の操作手順に関する操作情報により電気機器を遠隔操
作することが可能となる。

【００４０】（４）リモートコントロール方法は、パー
ソナルコンピュータおよびそれに付随する制御ソフト等
の立上げ動作あるいは終了動作を必要としないため、デ
モンストレーションあるいは耐久テストを行う電気機器
の遠隔操作を行う場合に操作が簡単で使用し易い。

【００４１】（５）リモートコントロール方法は、電気
機器の遠隔操作によるデモンストレーションあるいは耐
久テストを行う場合に切替ステップにより操作情報を適
宜切り替えることができるため、簡単な操作を維持して
複数の操作手順に関する操作情報により電気機器を遠隔
操作することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかるリモートコントロール装置を示
すブロック図である。

【図２】本発明にかかるリモートコントロール装置を示
す平面図である。

【図３】本発明にかかるリモートコントロール装置の操
作状態を示す模式図である。

【図４】本発明にかかるリモートコントロール装置の操
作の流れを示すフローチャートである。

【符号の説明】

１ リモートコントローラ装置 ２ 本体装置 ３ ワンチップマイコン ４ ＣＰＵ（制御手段） ５ メモリ（記憶手段） ６ 送信用インタフェース ７ コントロールスイッチ ７Ａ リセットボタン ７Ｂ ＡＣアダプタ ８ 切替スイッチ（切替手段） ８Ａ 切替表示部 ９ 電源スイッチ ９Ａ 電源表示部 １０ リモートコントローラ １５ シリアルケーブル ２０ 設定装置 ３０ 電気機器 ４０ 電気機器

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5C052 AA01 CC01 CC20 DD10 5C056 AA05 BA01 BA08 CA06 DA06 DA08 EA01 EA06 EA13 EA14 5K048 AA04 BA02 CA08 DB04 EA11 EB02 GC05 GC06 HA01 HA24

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 送信される制御信号の受信部を有する電
   気機器に対して、その電気機器の操作手順に関する一連
   の操作情報をあらかじめ設定する設定装置により記憶手
   段に記憶させ、前記操作情報に対応する前記制御信号に
   基づいて、前記電気機器を遠隔操作するための本体装置
   およびこの本体装置に外部接続されるリモートコントロ
   ーラからなるリモートコントロール装置において、 前記本体装置は、あらかじめ前記操作情報が記憶され設
   定されている前記記憶手段と、この記憶手段から前記操
   作情報を読み出し制御する制御手段と、この制御手段に
   より読み出し制御された操作情報を前記リモートコント
   ローラに送信する送信用インタフェースとを備えること
   を特徴とするリモートコントロール装置。
2. 【請求項２】 送信される制御信号の受信部を有する電
   気機器に対して、その電気機器の操作手順に関する一連
   の操作情報をあらかじめ設定する設定装置により記憶手
   段に記憶させ、前記操作情報に対応する前記制御信号に
   基づいて、前記電気機器を遠隔操作するための本体装置
   およびこの本体装置に外部接続されるリモートコントロ
   ーラからなるリモートコントロール装置において、 前記本体装置は、前記記憶手段から前記操作情報を読み
   出し制御する制御手段と、この制御手段により読み出し
   制御された操作情報を前記リモートコントローラに送信
   する送信用インタフェースとを備え、 前記リモートコントローラは、前記本体装置の送信用イ
   ンタフェースに対応する受信用インタフェースと、この
   受信用インタフェースから受信した前記操作情報に対応
   する前記制御信号を発信する発信部とを備えることを特
   徴とするリモートコントロール装置。
3. 【請求項３】 前記本体装置は、一連の前記操作情報の
   複数がすでに設定された前記記憶手段と、この記憶手段
   に記憶された一連の前記操作情報の一つを選択して切り
   替える切替手段とを備えることを特徴とする請求項１ま
   たは請求項２に記載のリモートコントロール装置。
4. 【請求項４】 リモートコントローラにより遠隔操作を
   行う電気機器の操作手順に関する一連の操作情報を、前
   記リモートコントローラの操作ボタンに対応させあらか
   じめ本体装置の記憶手段に設定装置により記憶させて用
   いるリモートコントロール方法において、 前記本体装置の記憶手段から前記操作情報を読み出し制
   御してその本体装置に外部接続された前記リモートコン
   トローラに送信する送信ステップと、 前記リモートコントローラが受け取った前記操作情報
   を、前記操作ボタンの動作に応じて、その操作情報に対
   応する制御信号として発信し、前記電気機器をあらかじ
   め設定された前記操作手順により制御する操作ステップ
   とを含み、 前記操作ステップは、前記操作手順に対応する操作ボタ
   ンの操作回数が、あらかじめその操作情報に対して割り
   付けられた前記操作ボタンの１回の押下となることを特
   徴とするリモートコントロール方法。
5. 【請求項５】 前記送信ステップは、前記記憶手段にあ
   らかじめ記憶されている複数の前記操作情報のうちで一
   つを選択して切り換える切替ステップをあらかじめ行う
   ことを特徴とする請求項３に記載のリモートコントロー
   ル方法。