JP2003110752A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2003110752A
JP2003110752A JP2001298758A JP2001298758A JP2003110752A JP 2003110752 A JP2003110752 A JP 2003110752A JP 2001298758 A JP2001298758 A JP 2001298758A JP 2001298758 A JP2001298758 A JP 2001298758A JP 2003110752 A JP2003110752 A JP 2003110752A
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Japan
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mail
transmission
mail transmission
unit
mobile phone
Prior art date
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JP2001298758A
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English (en)
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Takayuki Gohiyakuden
孝行 五百田
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NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急事態の発生を通知するのに便利な携帯端
末を提供することを目的とする。 【解決手段】 携帯電話は、予め、メールの送信先と、
メール送信文章の雛型を記憶している。利用者が携帯電
話の特定のキーを押下する等すると、携帯電話は、記憶
しているメール送信文章の雛型を用いて、携帯電話の位
置情報を含めたメールを作成し、記憶している送信先に
作成したメールを送信する。さらに、携帯電話はブザー
を鳴動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急事態の発生を
通知するのに便利な携帯端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外出先で、身に迫る危険を知らせる方法
として、防犯グッズや、携帯電話等を利用する場合があ
る。防犯ブザーは、ボタンを押下したりピンを引き抜く
等するとブザーが鳴るものである。スリやひったくりに
会った時や、痴漢、強姦等襲われた時などに、防犯ブザ
ーを鳴らすことで周囲に知らせ、また、相手を混乱させ
ることができる。また、誤動作による危険も少なく、子
供等でも安全に使用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、防犯ブザー
は、周りに誰もいない場合の効果は半減する。例えば、
襲われた時に防犯ブザーを鳴らしても、周りに誰もいな
ければ周囲の人に知らせるという効果はなくなる。また
例えば、突然の体の不調により動けなくなった場合、周
りに誰もいなかった時の防犯ブザーの効果はない。外出
先で、自分に迫る危険を知らせる他の方法として、携帯
電話がある。携帯電話を利用することで、周りに人がい
なくても緊急事態の発生を知らせることができる。携帯
電話を用いて他の人に自分の危険を知らせる方法とし
て、携帯電話の通話機能を用いる方法と、携帯電話のメ
ール送信機能を用いる方法とがある。携帯電話の通話機
能を用いて緊急事態の発生を通知する場合、例えば、襲
われて咄嗟に声が出ない、体の不調で苦しくて声が出せ
ないなど、通話機能だけでは網羅できない場合がある。
【0004】携帯電話のメール送信機能を用いること
で、上述した声が出ない場合の問題は解決される。とこ
ろで、緊急事態の発生を通知するには、例えば防犯ブザ
ーのようにボタンを押下するのみ、ピンを抜くのみな
ど、通知にいたるまでの動作が少ないことが要求され
る。しかし、メールを送信するには、ファンクションボ
タンまたは数字ボタンの操作により、メール電文の作成
または編集画面を呼び出し、メール電文の本文及びタイ
トルの作成を行った後、メールの送信先の選択または入
力を行い、メール送信実行を選択するなどの操作が必要
であり、メールを送信するまでの操作が煩雑である。本
発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、緊急事
態の発生を通知するのに便利な携帯端末を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、緊急事態の発生を通知す
る携帯端末であって、送信先と、メール送信文章とを記
憶する記憶部と、特定のスイッチのON又はOFFを検
出すると、前記記憶しているメール送信文章を前記記憶
しているメール送信先に送信させるメール送信指示をす
る検出部と、前記メール送信指示をうけ、前記記憶して
いるメール送信文章を前記記憶しているメール送信先に
送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
【0006】これにより、例えば、強姦におそわれた、
ひったくりに会った、急に体調が悪くなった等緊急事態
が起きた場合に、利用者は、キーを押下する、ストラッ
プを引き抜くなどただひとつの動作だけで、周囲に人が
いなくても、メールを送信することができ、メール受信
先の家族や警備会社等に緊急事態の発生を知らせること
ができる。
【0007】また、本発明は、緊急事態の発生を通知す
る携帯端末であって、送信先と、メール送信文章とを記
憶する記憶部と、信号送信装置から送信される特定の信
号の受信不可を検出すると、前記記憶しているメール送
信文章を前記記憶しているメール送信先に送信させるメ
ール送信指示をする検出部と、前記メール送信指示をう
け、前記記憶しているメール送信文章を前記記憶してい
るメール送信先に送信する送信部と、を備えることを特
徴とする。
【0008】これにより、利用者は何もしなくても、携
帯端末が信号送信装置から送信される特定の信号が受信
できなくなった時点でメール送信及びブザー鳴動を指示
させることができる。これは、例えば、携帯端末の入っ
たバッグ等をひったくられた場合などに効果的である。
【0009】また、本発明は、前記携帯端末において、
ブザーを鳴動させる処理部をさらに備え、前記検出部
は、前記メール送信指示に加え、前記処理部にブザーを
鳴動させるブザー鳴動指示をすることを特徴とする。
【0010】これにより、例えば、強姦におそわれた、
ひったくりに会った等緊急事態が起きた場合に、ブザー
を鳴らすことにより相手を混乱させるとともに周囲の人
に知らせることができ、また、周囲に人がいなくても、
メールを送信することにより家族や警備会社等に緊急事
態の発生を知らせることができる。また、例えば、急に
体調が悪くなった場合でも、ブザーを鳴らすことで周囲
の人の注意を引くことができ、また、周囲に人がいなく
ても家族等に知らせることができる。
【0011】また、本発明は、前記携帯端末において、
前記送信されるメール文章には、前記携帯端末の位置に
関する情報が含まれていることを特徴とする。
【0012】これにより、携帯端末から送信された緊急
事態の発生を通知するメールを受信した人は、その場所
を認識することができる。場所を認識した上で、その場
所に駆けつける、また、関係者に連絡をとって駆けつけ
てもらう等対処することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。
【0014】<実施形態1>ここでは、携帯電話1a
が、緊急事態発生通知メールを送信するメール送信専用
キー(ボタン)を備え、利用者がメール送信専用キーを
押すことにより特定のスイッチが「ON」となり、それ
をトリガとしてメールを送信する実施形態を説明する。
図1は、携帯電話1aの構成を示すブロック図である。
この図において、101は制御回路(演算回路)であ
る。102は表示制御部である。103は表示部であ
る。104は音声処理部である。105はマイクであ
る。106はスピーカである。107はキー入力制御部
である。108は入力キーである。
【0015】109はメール電文送信制御部である。1
10は送信メール電文組立部である。111はメール送
信専用キー押下検出部である。112はメール送信専用
キーであり、緊急事態発生通知メールを送信するための
専用キーである。113は携帯電話1aのアンテナであ
る。114は受信部である。115は送信部である。
【0016】116は記憶部である。記憶部116内に
は、メール電文送信バッファ117、メール電文編集エ
リア118、メール雛型電文記憶エリア119、メール
送信先記憶エリア120、メール送信リトライ回数記憶
エリア121が確保されている。122は電源制御部で
ある。123は電源供給部である。
【0017】124は位置情報取得部である。本実施形
態では、位置情報取得部124はGPS(Global Posit
ioning Systems)機能を備え、携帯電話1aの今ある場
所の緯度経度が取得できるものとする。
【0018】また、利用者は予め、携帯電話1aの入力
キー108を用いるなどして、メール雛型電文記憶エリ
ア119に、非常時に送信するメール文章の雛型を格納
しておく。また、利用者はメール送信先記憶エリア12
0に、非常時にメールを送信する宛先を格納しておく。
また、利用者は、メール送信リトライ回数記憶エリア1
21に、メール送信リトライ回数を格納しておく。
【0019】メール文章の雛型は、例えば、暗い道を通
学等に用いる子供が利用者であれば「変質者出現」、体
に病気等不安要因を抱える人が利用者であれば「病状悪
化」というような内容である。また、メールを送信する
宛先とは、例えば、警備会社との契約により定められた
緊急事態発生の通知先、自宅のパーソナルコンピュータ
や家族のメール送受信機能付き携帯電話、主治医のパー
ソナルコンピュータや携帯電話等である。
【0020】次に、メールを送信する動作を、図2、図
3、図4を参照して説明する。携帯電話1aの送信専用
キー押下検出部111は、常にメール送信専用キー11
2を監視し、メール送信専用キー112が押下されたか
どうかチェックする(図2におけるステップS10)。
メール送信専用キー112が押下されていなければ何も
せず、監視を続ける。
【0021】利用者は、スリに会った、病状が悪化した
などの緊急事態が発生した場合、携帯電話1aのメール
送信専用キー112を押下する。メール送信専用キー押
下検出部111はメール送信専用キー112の押下を検
出する。
【0022】メール送信専用キー押下検出部111は、
送信メール電文組立部110に、送信メール電文の組立
を指示する(図2におけるステップS11)。次に、メ
ール送信専用キー押下検出部111は、音声処理部10
4にブザーの鳴動を指示する(図2におけるステップS
12)。指示を受けた音声処理部104は、スピーカ1
06を介してブザー音を鳴動させる。
【0023】送信メール電文組立部110は、記憶部1
16内のメール雛型電文記憶エリア119に、緊急時に
送信するメール電文の雛型が格納されているかチェック
する(図2におけるステップS13)。
【0024】メール雛型電文記憶エリア119にメール
電文の雛型が格納されていない場合、送信メール電文の
組立を中止するとともに、その旨を制御回路101に通
知する(図2におけるステップS14)。
【0025】制御回路101では送信メール電文の組立
が成功しなかった旨を通知するエラー表示を、表示制御
部102に指示する(図2におけるステップS15)。
表示制御部102は、送信メール電文組立不成功のエラ
ー表示を、表示部103に表示する(図2におけるステ
ップS16)。上述したステップS13(図2参照)チ
ェックの結果、緊急時に送信するメール電文の雛型が格
納されている場合、送信メール電文組立部110は、メ
ール雛型電文記憶エリア119に記憶されているメール
電文雛型を、メール文章編集エリア118へ転送する
(図2におけるステップS17)。
【0026】次に、送信メール電文組立部110は、記
憶部116内のメール送信先記憶エリア120にメール
送信先が格納されているかどうかチェックする(図3に
おけるステップS18)。メール送信先記憶エリア12
0にメール電文の送信先が格納されていない場合、送信
メール電文の組立を中止するとともに、その旨を制御回
路101に通知する(図3におけるステップS19)。
【0027】制御回路101では送信メール電文の組立
が成功しなかった旨を通知するエラー表示を、表示制御
部102に指示する(図3におけるステップS20)。
表示制御部102は、送信メール電文組立不成功のエラ
ー表示を、表示部103に表示する(図3におけるステ
ップS21)。上述したステップS18(図3参照)の
チェックの結果、緊急時に送信するメール電文の送信先
が格納されている場合、送信メール電文組立部110
は、メール送信先記憶エリア120に記憶されているメ
ール電文送信先を、メール電文編集エリア118へ転送
する。
【0028】次に、送信メール電文組立部110は、メ
ール文章編集エリア118で、メール雛型電文記憶エリ
ア119に記憶されていたメール電文雛型を用いて、メ
ール送信先記憶エリア120に記憶されていたメール電
文送信先へのメール電文を組み立てる(図3におけるス
テップS22)。このメール電文には、位置情報取得部
124により取得された、現在携帯電話1aがある場所
の緯度経度(位置情報)が含まれる。メール電文編集エ
リア118にて送信メール電文の組立が正常に完了した
場合は、その内容を記憶部116内のメール電文送信バ
ッファ117に転送し(図3におけるステップS2
3)、メール電文送信制御部109に制御を渡す(図3
におけるステップS24)。
【0029】メール電文送信制御部109では、制御回
路101に対して記憶部116内のメール電文送信バッ
ファ117に格納された内容をインターネットメールと
して送信依頼し、その結果を待つ(図3におけるステッ
プS25)。制御回路101では、記憶部116内のメ
ール電文送信バッファ117の内容を取りだし、送信部
115を介してメール送信をする(図3におけるステッ
プS26)。
【0030】メール電文送信制御部109は、送信部1
15から制御回路101を介して通知された送信結果を
確認し、メール送信が正常に終了したかチェックする
(図3におけるステップS27)。まず、メール送信に
失敗した場合を説明する。送信部115は、基地局を捉
えることが出来ない、または電波が届かない、電波状態
が良くない、輻輳中などでメール送信が出来ない場合
は、その旨を制御回路101に通知する。制御回路10
1では、送信部115からの送信結果をメール電文送信
制御部109に返す。
【0031】メール電文送信制御部109では、受信し
た送信結果が失敗であった場合、記憶部116内のメー
ル送信リトライ回数記憶エリア121に登録されている
リトライ回数を読み出し、読み出したリトライ回数だけ
再送信したかチェックする(図3におけるステップS2
8)。読み出したリトライ回数だけ再送していない場
合、再度、制御回路101に対して再送信の依頼をす
る。何度か再送し、送信リトライ回数分すべてメールの
送信が不成功に終わった場合、メール電文送信制御部1
09は、メールの送信が正常に出来なかったことを制御
回路101に伝える(図4におけるステップS29)。
【0032】制御回路101ではメールの送信が成功し
なかった旨を通知するエラー表示を、表示制御部102
に指示する(図4におけるステップS30)。表示制御
部102は、メール送信不成功のエラー表示を、表示部
103に表示する(図4におけるステップS31)。次
に、メール送信に成功した場合を説明する。送信部11
5から制御回路101を介して通知された送信結果を確
認し、送信成功であった場合、メール電文送信制御部1
09は、メールの送信が完了したことを制御回路101
に伝える(図4におけるステップS32)。
【0033】制御回路101ではメールの送信が成功し
た旨を通知する表示を、表示制御部102に指示する
(図4におけるステップS33)。表示制御部102
は、メール送信成功の表示を、表示部103に表示する
(図4におけるステップS34)。以上によりメール送
信専用キー112が押下されてからメールの送信までの
動作を完了する。携帯電話1aにより送信されたメール
を読んだ警備会社社員、家族、主治医等は、メール文章
に含まれる位置情報を認識してその近辺に駆けつける、
関係先に連絡をとるなどの対応を取る。
【0034】なお、実施形態1において、本人の意思と
は係わらず、操作ミスによるメールの送信及びブザー鳴
動がされる場合がありうる。その対処について説明す
る。利用者が誤ってメール送信専用キー112を押下し
たものとする。このとき携帯電話1aのメール送信専用
キー押下検出部111は、上述した動作により、メール
送信処理とブザー鳴動処理を開始する。押下を検出して
から、例えば3秒間の間に再度のメール送信専用キー1
12の押下を検出した場合、メール送信専用キー押下検
出部111は、始めのメール送信専用キー112の押下
は誤りだと判断し、一連の処理を停止するよう各部に要
求する。
【0035】<実施形態2>ここでは、携帯電話1b
が、緊急事態発生通知メールを送信するストラップ等を
備える実施形態を説明する。
【0036】図5は、本実施形態の携帯電話1bの構成
を示すブロック図である。同図において図1の各部に対
応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略す
る。図5において、125はメール送信スイッチ検出部
である。126はメール送信スイッチである。
【0037】メール送信スイッチ126は、携帯電話1
bのストラップやピン等に連動されており、ストラップ
やピン等が抜けるとメール送信スイッチが「ON」にな
る。メール送信スイッチ検出部125は、常にメール送
信スイッチ126を監視し、携帯電話1bのストラップ
又はピン等が抜かれるなどしてメール送信スイッチ12
6が「ON」されたかどうか検出する。
【0038】利用者は、スリに会った、病状が悪化した
などの緊急事態が発生した場合、携帯電話1bのストラ
ップ又はピン等を引き抜く。すると、携帯電話1bのメ
ール送信スイッチ126が「ON」となる。メール送信
スイッチ検出部125は、メール送信スイッチ126が
「ON」となったのを検出し、メール送信及びブザー鳴
動の指示を出す。以降のメール送信スイッチ検出部12
5の動作は、上述したメール送信専用キー押下検出部1
11と同等である。携帯電話1bのメール送信及びブザ
ー鳴動の動作は、上述した実施形態1の動作とほぼ同等
であるので、重複を避ける意味で説明を省略する。
【0039】ここで、利用者が誤ってメール送信スイッ
チ126を「ON」にした場合の対処について説明す
る。携帯電話1bのメール送信スイッチ検出部125
は、メール送信スイッチ126の「ON」を検出する
と、上述と同等の動作により、メール送信処理とブザー
鳴動処理を開始する。「ON」検出してから、例えば3
秒間の間に、利用者が携帯電話1bのストラップを元に
戻す、ピンを挿入するなどして、メール送信スイッチ1
26を「OFF」とする。メール送信スイッチ126の
「OFF」を検出した場合、メール送信スイッチ検出部
125は、始めのメール送信スイッチ126の「ON」
は誤りだと判断し、一連の処理を停止するよう各部に要
求する。
【0040】<実施形態3>ここでは、メール送信依頼
センサユニットを備えた携帯電話1cと、メール送信依
頼センサユニットと連動されるメール送信制御装置とを
用いる実施形態を説明する。
【0041】図6は、本実施形態の携帯電話1cの構成
を示すブロック図である。同図において図1及び図5の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。127はメール送信依頼センサ検出部であ
る。128はメール送信依頼センサユニットである。1
29はメール送信依頼センサユニット128用のアンテ
ナである。131はメール送信制御装置である。130
は、メール送信制御装置用のアンテナである。
【0042】メール送信制御装置131は、アンテナ1
30を介して微弱電波によるメール送信抑制信号を送信
する機能を備える。メール送信依頼センサユニット12
8は、アンテナ129を介してメール送信抑制信号を受
信する機能を備える。ここでは、メール送信依頼センサ
ユニット128がメール送信制御装置131からのメー
ル送信抑制信号を受けられる距離は、例えば、約20セ
ンチ前後であるものとする。メール送信依頼センサ検出
部127は、メール送信依頼センサユニット128がメ
ール送信抑制信号を受信しているか常に監視する機能を
備える。
【0043】ここでは、利用者は、例えばメール送信制
御装置131を自転車の前カゴに設置し、携帯電話1c
の入ったバッグ等を同じ自転車の前カゴにいれた状態で
使用するものとする。
【0044】携帯電話1cのメール送信依頼センサ検出
部127は、メール送信依頼センサユニット128がメ
ール送信抑制信号を受信しているかどうか常に監視して
いる。図7において、5はメール送信抑制信号の届く範
囲(メール送信抑制信号受信可能範囲)を示している。
図7に示すように、メール送信依頼センサユニット12
8が、メール送信制御装置131からのメール送信抑制
信号を受信できる範囲内にある場合、メール送信依頼セ
ンサ検出部127はなにもしない。しかし、携帯電話1
cの入ったバッグ等がひったくられるなどして、図8に
示すようにメール送信抑制信号が受信できなくなると、
メール送信依頼センサ検出部127は、メール送信及び
ブザー鳴動の処理を開始する。以降のメール送信依頼セ
ンサ検出部127の動作は、上述したメール送信専用キ
ー押下検出部111及びメール送信スイッチ検出部12
5と同等である。携帯電話1cのメール送信及びブザー
鳴動の動作は、上述した実施形態1及び実施形態2の動
作とほぼ同等であるので、重複を避ける意味で説明を省
略する。
【0045】ここで、利用者が誤って、携帯電話1cを
メール送信抑制信号がとどかない距離に移動した場合の
対処について説明する。携帯電話1cのメール送信依頼
センサ検出部127は、メール送信抑制信号が受信でき
なくなったのを検出すると、上述した動作により、メー
ル送信処理とブザー鳴動処理を開始する。メール送信抑
制信号が受信できなくなったのを検出してから、例えば
3秒間の間に、メール送信抑制信号の受信を検出する
と、メール送信依頼センサ検出部127は、メール送信
抑制信号が受信できなくなったのは誤りだと判断し、一
連の処理を停止するよう各部に要求する。
【0046】なお、上述の実施形態において、メール送
信が完了した後に、誤りに気がついた場合の対処とし
て、例えば、携帯電話に、メール送信先に誤報のメール
であることを知らせるメールを送信するための機能を用
意し、メニューに登録しておくこともできる。
【0047】また、上述の実施形態において、緊急事態
の発生を通知するメールを送信した後で、任意の通話先
(自宅、警備会社等)に自動的に電話をかける機能を追
加しても良い。
【0048】また、上述の実施形態において、携帯電話
1a、携帯電話1b、携帯電話1cの備えるGPS機能
により取得された位置情報をメールに含めて送信するも
のとしたが、位置情報を取得する方法はこれに限られる
わけではない。例えば、携帯電話1a、携帯電話1b、
携帯電話1cをGPS装置と接続することにより、位置
情報を取得し、取得した位置情報をメールに含めても良
い。また、無線送受信局である基地局の位置情報を取得
する機能を備え、当該基地局の位置情報をメールに含め
ても良い。
【0049】また、上述の実施形態において、携帯電話
1a、携帯電話1b、携帯電話1cは、緊急事態発生を
通知するメールを送信すると共に、ブザーを鳴動させる
ものとしたが、両方の動作をすることは必須ではなく、
メールを送信するのみ、又はブザーを鳴動させるのみで
もよい。利用者の設定により、メール送信のみ、ブザー
鳴動のみ、メール送信とブザー鳴動の両方というよう
に、動作を選択できるようにしてもよい。
【0050】また、上述の実施形態において、誤操作に
よるメール送信及びブザー鳴動処理の中断は、一連の処
理を開始してから3秒であるものとしたが、これに限ら
れるわけではない。猶予時間は任意でよいが、利用者が
誤動作に気づき中断処理を実行できる時間であるととも
に、緊急事態発生通知を必要以上に遅らせない時間であ
ることが望ましい。
【0051】また、上述の実施形態1、実施形態2にお
いて、キーの押下、ストラップ等の引き抜きにより特定
のスイッチが「ON」となることをトリガとしてメール
送信及びブザー鳴動の処理を開始したが、特定のスイッ
チの「OFF」をトリガとしてもよい。
【0052】また、上述の実施形態3において、携帯電
話1cがメール送信抑制信号を受信できる距離は20セ
ンチであるものとしたが、これに限られるわけではな
い。
【0053】また、上述の実施形態において、メール送
信及びブザー鳴動の処理をするのは携帯電話に限られる
ことはなく、PHS(Personal Handy-phone Syste
m)、PDA(Personal Digital Assistant)等携帯性
のある情報機器であればよい。
【0054】なお、記憶部116は、ハードディスク装
置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発
性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な
記憶媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮
発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成
されるもとのする。
【0055】なお、図1、図5、図6に示す各部は専用
のハードウェアにより実現されるものであってもよく、
また、図1、図5、図6に示す各部はメモリおよびCP
U(中央演算装置)により構成され、各部の機能を実現
するためのプログラムをメモリにロードして実行するこ
とによりその機能を実現させるものであってもよい。以
上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきた
が、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含
まれる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による携帯
端末によれば、ひとつの動作でメールを送信し、さら
に、ブザーを鳴動させることができる。その効果とし
て、例えば強姦に襲われた、ひったくりに会った、急に
体調が悪くなったなどの緊急事態の発生を、その場にい
ない家族、警備会社等に知らせることができ、ブザーを
鳴動させることにより相手を混乱させ、又周囲に知らせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の、第1の実施形態における携帯電話
1aの構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施形態において携帯電話1aの動作
を説明するフローチャートである。
【図3】 第1の実施形態において携帯電話1aの動作
を説明するフローチャートである。
【図4】 第1の実施形態において携帯電話1aの動作
を説明するフローチャートである。
【図5】 本発明の、第2の実施形態における携帯電話
1bの構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の、第3の実施形態における携帯電話
1cの構成を示すブロック図である。
【図7】 第3の実施形態において、携帯電話1cとメ
ール送信制御装置131との距離離関係を説明する図で
ある。
【図8】 第3の実施形態において、携帯電話1cとメ
ール送信制御装置131との距離関係を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1(a、b、c):携帯電話、5:メール送信抑制信号
受信可能範囲、101:制御回路、102:表示制御
部、103:表示部、104:音声処理部、105:マ
イク、106:スピーカ、107:キー入力制御部、1
08:入力キー、109:メール電文送信制御部、11
0:送信メール電文組立部、111:メール送信専用キ
ー押下検出部、112:メール送信専用キー、113:
アンテナ、114:受信部、115:送信部、116:
記憶部、117:メール電文送信バッファ、118:メ
ール電文編集エリア、119:メール雛型電文記憶エリ
ア、120:メール送信先記憶エリア、121:メール
送信リトライ回数記憶エリア、122:電源制御部、1
23:電源供給部、101:制御回路、125:メール
送信スイッチ検出部、126:メール送信スイッチ、1
27:メール送信依頼センサ検出部、128:メール送
信依頼センサユニット、129:アンテナ、130:ア
ンテナ、131:メール送信制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA03 AA37 BB20 BB64 BB75 DD05 DD35 EE06 EE14 FF02 FF05 FF16 FF23 GG12 GG17 GG57 GG67 GG70 5K027 AA06 AA11 CC08 GG00 HH00 MM13 5K067 AA34 BB04 BB21 DD23 DD51 EE02 FF27 GG01 HH23 JJ52 JJ56 5K101 KK02 KK14 LL12 NN03 NN12 NN18 NN21 SS07 UU19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急事態の発生を通知する携帯端末であ
    って、 送信先と、メール送信文章とを記憶する記憶部と、 特定のスイッチのON又はOFFを検出すると、前記記
    憶しているメール送信文章を前記記憶しているメール送
    信先に送信させるメール送信指示をする検出部と、 前記メール送信指示をうけ、前記記憶しているメール送
    信文章を前記記憶しているメール送信先に送信する送信
    部と、 を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 緊急事態の発生を通知する携帯端末であ
    って、 送信先と、メール送信文章とを記憶する記憶部と、 信号送信装置から送信される特定の信号の受信不可を検
    出すると、前記記憶しているメール送信文章を前記記憶
    しているメール送信先に送信させるメール送信指示をす
    る検出部と、 前記メール送信指示をうけ、前記記憶しているメール送
    信文章を前記記憶しているメール送信先に送信する送信
    部と、 を備えることを特徴とする携帯端末。
  3. 【請求項3】 ブザーを鳴動させる処理部をさらに備
    え、 前記検出部は、前記メール送信指示に加え、前記処理部
    にブザーを鳴動させるブザー鳴動指示をすることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記送信されるメール文章には、前記携
    帯端末の位置に関する情報が含まれていることを特徴と
    する請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯端
    末。
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