JP2007019933A - 携帯電話機 - Google Patents

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Sadahiko Takada
定彦 高田
Susumu Iida
進 飯田
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 病気の発作、自然災害、事故、犯罪等の危難に遭遇したとき、気が動転していても所定の連絡先に所定のメッセージを確実に送信できる携帯電話機を提供する
【解決手段】 携帯電話機1は、制御部30に救難処理部50を付属させている。救難処理部50は音響登録部51、音響検出部52、音響比較部53、メッセージ登録部54、送信先登録部55を含む。音響比較部53において、音響検出部52で検出された音響が音響登録部51に登録した音響と一致するとの判定が下されたとき、制御部30はメッセージ登録部54に登録された救難メッセージを送信先登録部55に登録された送信先に電話通信部10を通じて自動送信する。制御部30は救難メッセージの送信と同時に拡声スピーカ20に指令を出し、救難音を発生させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は救難通信機能を備えた携帯電話機に関する。
病気の発作、自然災害、事故、犯罪等の危難に遭遇したとき、周囲に救助を求める特別な仕組みを備えた携帯電話機はこれまでにも種々提案されている。
特許文献1には、本体の一部又はアンテナロッド頂部に警笛手段を設け、これを吹き鳴らすことにより、災害に見舞われた場合や危険に遭遇した場合に周りの人に危険を知らせたり、自分に居場所を他の人に知らせたりすることができる携帯電話機が記載されている。
特許文献2には、携帯電話用ストラップに笛を取り付けたものが記載されている。
特許文献3には、110番ボタンと119番ボタンを携帯電話機本体に設け、安全ガラスを押し破ってこれらのボタンを押すか、常時身に付けている送信機から信号を送ることにより、110番通報あるいは119番通報を行えるようにした携帯電話機が記載されている。
特許文献4には、危難時対応ということではないが、所定の音声が発せられるとベル音を発して応答し、容易に探し出すことができる携帯電話機が記載されている。
特開2003−298710号公報(第2頁、図1−図5) 実用新案登録第3073857号(全文) 特開2003−101675号公報(第3頁−第4頁、図1−図3) 実用新案登録第3096008号(全文)
特許文献1、2に記載された携帯電話機のように付属の笛を吹き鳴らして周囲の注意を喚起するというのは、笛が聞こえる範囲に人が存在することが前提になるうえ、遠隔地と通信可能という携帯電話機の特質を生かした救難通報手段とは言い難い。その点特許文献3に記載された携帯電話機は、簡単な操作で警察署や消防署に通報でき、携帯電話機の特質を生かした救難通報手段を備えていると言える。しかしながら、連絡先が警察署や消防署に限定されるうえ、安全ガラスを押し破って110番ボタンや119番ボタンを押すというのは、非力な者、特に子供にとっては困難なことがある。身に付けた送信機からの遠隔操作で110番ボタンや119番ボタンの機能を働かせるにしても、今度は送信機の電池消耗を気にしなければならないし、送信機をリングやペンダント、あるいはベルト等に仕込んでおいた場合、水分が付着して故障するといった事態が考えられる。送信機が故障していないかどうかチェックしたくても、送信テストを気安く行う訳にも行かない。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、病気の発作、自然災害、事故、犯罪等の危難に遭遇したとき、気が動転していても所定の連絡先に所定のメッセージを確実に送信できる携帯電話機を提供することを目的とする。特に、犯罪に遭遇した場合など、携帯電話機を作動させていると悟られることなく通報できる携帯電話機を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために本発明の携帯電話機は、通常の送話機能及び受話機能に加えて、音響登録部、音響検出部、音響比較部、メッセージ登録部、及び送信先登録部を備え、制御部は、前記音響検出部の検出した音響が前記音響登録部に登録した音響と一致すると判定されたときは、前記メッセージ登録部に登録した救難メッセージを前記送信先登録部に登録した送信先に自動送信することを特徴としている。
この構成によると、危難に遭遇した場合、特定の音響を発生させさえすれば救難メッセージが送信されるので、病気の発作のために、あるいは気が動転しているためにキー操作が困難であっても、物理的にキー操作が不可能という状況下でも、救難メッセージを着実に送信することができる。携帯電話機そのものを操作しないので、犯罪現場に居合わせた場合でも、救難メッセージを送信していることを察知され、携帯電話機を奪われてしまう危険性が低い。また携帯電話機を無線で遠隔操作するものでないから、送信機の電池消耗や故障を気に掛ける必要がない。
(2)また本発明は、上記構成の携帯電話機において、拡声スピーカを備え、前記制御部は、前記救難メッセージの送信と共に前記拡声スピーカに救難音を発生させることを特徴としている。
この構成によると、救難メッセージを送信すると同時に拡声スピーカからの救難音で周囲の人に異変を報知するから、危難を逃れ得る確率が高まる。
(3)また本発明は、上記構成の携帯電話機において、GPS機能を備え、前記救難メッセージと共に携帯電話所持者の現在位置情報が送信されることを特徴としている。
この構成によると、救難メッセージと共に危難現場の地理データが届くので、場所を過たず救助に向かうことができる。
(4)また本発明は、上記構成の携帯電話機において、前記音響登録部に登録した音響が、特定の笛の吹奏音であることを特徴としている。
この構成によると、声も出せないような急迫した状況下でも、笛という手段を用いて救難メッセージを送信させることができる。
(5)また本発明は、上記構成の携帯電話機において、前記特定の笛を一度吹奏した後、所定時間内に再度吹奏することにより、前記自動送信をキャンセルできることを特徴としている。
この構成によると、誤って笛を吹いてしまった場合、救難メッセージの送信をすぐにキャンセルし、無駄な救助活動をくい止めることができる。
(6)また本発明は、上記構成の携帯電話機において、前記特定の笛を一度吹奏した後、所定時間内に再度吹奏することにより、前記救難メッセージの取消メッセージを送信できることを特徴としている。
この構成によると、誤って笛を吹いてしまった場合、一旦送信した救難メッセージの取消メッセージを送信し、無駄な救助活動をくい止めることができる。
(7)また本発明は、上記構成の携帯電話機において、前記特定の笛が犬笛であることを特徴としている。
この構成によると、人間の聴覚では感知できない音で携帯電話機を操作できるから、救難動作と気付かれることなく救難メッセージを送信することができる。
(8)また本発明は、上記構成の携帯電話機において、前記音響登録部に登録した音響が、携帯電話機所持者の発語であることを特徴としている。
この構成によると、声を出すことさえできれば救難メッセージを送信させることができる。笛のような道具を使わないので、携帯電話を作動させていると悟られる危険性は一層低い。
(9)また本発明は、上記構成の携帯電話機において、前記音響登録部に登録した音響が、携帯電話機所持者の携行する防犯アラームの鳴動音であることを特徴としている。
この構成によると、危険が迫ったとき、防犯アラームの鳴動音で近くにいる人に救助を求めると同時に遠隔地へ救難メッセージを送信することができるから、危難を逃れ得る確率が高まる。
本発明によると、危難に遭遇した場合、特定の音響を発生させることにより携帯電話機より救難メッセージを送信させることができ、病気の発作のために、あるいは気が動転しているためにキー操作が困難であったり、物理的にキー操作が不可能という状況下でも、救難メッセージを救助者に確実に伝達することができる。携帯電話機を無線で遠隔操作する送信機は不要であり、送信機の電池消耗や故障を気に掛ける必要がない。
以下、本発明の一実施形態を図1−図3に基づき説明する。図1は携帯電話機のブロック構成図、図2は救難メッセージ送信動作に係る第1のフローチャート、図3は救難メッセージ送信動作に係る第2のフローチャートである。
携帯電話機1は図1に示す構成要素を備えるものであり、以下これにつき説明する。
電話通信部10は後述するベースバンド部からの信号をアンテナ11を介して基地局へ送信したり、基地局からの電波をアンテナ11を介して受信したりする。
GPS受信部12はGPS(global positioning system)の通信衛星が発する電波をGPSアンテナ13を介して受信し、電波に含まれる位置情報を電気信号に変換して後述する制御部に出力する。
ベースバンド部14はCDMA処理部15と音声コーデック16を有する。CDMA処理部15は符号分割多元接続(code division multiple access)、スクランブル、誤り制御、及びタイミング検出を行う。音声コーデック(codec)16は音声の圧縮(符号化)、音声の伸張(復号化)、アナログとディジタルの変換などを行う。
ベースバンド部14には切替部17を介してスピーカ18、マイクロフォン19、及び拡声スピーカ20が接続される。スピーカ18は受話用、マイクロフォン19は送話用である。拡声スピーカ20は受話音を拡声して周囲の人に聞かせたり、着信報知の鳴動を行うためのものである。
スピーカ18、マイクロフォン19、及び拡声スピーカ20はそれぞれ増幅回路21、22、23を介して切替部17に接続される。増幅回路21、22、23はいずれもゲイン固定である。スピーカ18と拡声スピーカ20の音量調整やマイクロフォン19の感度調整は制御部30からの指令により音声コーデック16が行う。
制御部30はマイクロプロセッサ(図示せず)を主たる構成要素とし、ROM31に記憶させた動作プログラムに基づき各部を制御する。プログラム実行中一時的に保持する必要の生じたデータはRAM32に保存される。またGPS受信部12から出力された位置情報をGPS処理部33で処理する。
制御部30の制御対象には表示部34とバイブレータ35が含まれる。表示部34は液晶表示パネルを表示手段とするものであり、電話番号その他の視覚情報を表示する。バイブレータ35はマナーモード時に振動によって着信を報知する。
制御部30に対し、入力部40より入力が行われる。入力部40は各種キーにより構成される。キーには数字や文字の入力に用いるテンキー41、通話を開始する通話キー42、通話を終了する終了キー43、表示画面上のカーソルを上下左右に移動させるカーソルキー44、メールモードにするmailキー45、インターネットモードにするwebキー46、マナーモードにするマナーキー47、及びキー操作を確定し登録する登録キー38がある。
以上の構成は携帯電話機において一般的なものであり、これにより携帯電話機1は通常の送話機能と受話機能を実現している。これに加えて携帯電話機1には、特定の音響を検出したとき、所定の送信先に救難メッセージを自動送信する機能が備わっている。これを実現するのが制御部30に付属した救難処理部50である。
救難処理部50は音響登録部51、音響検出部52、音響比較部53、メッセージ登録部54、及び送信先登録部55を有する。音響登録部51には特定の音響を登録する。音響検出部52は、マイクロフォン19によって集音された音の中から、音響登録部51に登録された音響との比較対象となり得べき音響を検出する。音響比較部53は音響登録部51に登録された音響と音響検出部52の検出した音響とを比較し、一致するかどうかを判定する。メッセージ登録部54には救難メッセージを登録する。救難メッセージには、それを発したのが誰かという情報、及び救助要請が含まれる。送信先登録部55には救難メッセージの送信先(病院、肉親、友人、学校の先生、勤務先、警備会社、警察署など)を登録する。
音響登録部51に登録する音響として、本実施形態では犬笛60の吹奏音を用いる。犬笛60は人間の聴覚では感知できない超音波(約30,000Hz)を発するものであり、携帯電話機1のストラップに取り付けておいても良いが、マスク、ネックレス、リップクリーム、リップスティック、ペンなどに仕込んでおくこともできる。
続いて携帯電話機1の動作を説明する。携帯電話機所持者は、携帯電話機1を常に電源ONの状態にして携行する。携帯電話機1を手に持っている必要はなく、ポケットやバッグ、小学生であればランドセルに入れたままで構わない。
病気の発作、自然災害、事故、犯罪等の危難に遭遇したとき、携帯電話所持者は犬笛60を吹く。犬笛60の吹奏音は背景雑音と共にマイクロフォン19で集音され、音響検出部52にもたらされる。音響検出部52は雑音の中から犬笛の吹奏音に近い周波数の音を検出する。その音と、音響登録部51に登録されていた犬笛の吹奏音とを音響比較部53で比較する。比較の結果、双方の音の近似度が所定値以上に高ければ「一致」との判定が下される。これを受け、メッセージ登録部54に登録された救難メッセージと、送信先登録部55に登録された送信先の情報が制御部30に伝達される。制御部30は、電話通信部10を通じて登録送信先に救難メッセージを自動送信する。
救難メッセージの形式は、メールでも、音声でも、どちらでもよい。また送信先は1箇所に限定されない。複数の送信先に同時送信することもできる。
このように、危難に遭遇したとき、犬笛60を吹きさえすれば救難メッセージが送信されるので、病気の発作のために、あるいは気が動転しているためにキー操作が困難であったり、物理的にキー操作が不可能という状況下でも、救難メッセージを着実に送信することができる。携帯電話機そのものを操作しないので、犯罪現場に居合わせた場合でも、救難メッセージを送信していることを察知され、携帯電話機を奪われてしまう危険性が低い。また携帯電話機を無線で遠隔操作するものでないから、送信機の電池消耗や故障を気に掛ける必要がない。
犬笛60を吹いたのが誤りであった場合には、救難メッセージを速やかにキャンセルし、無駄な救助活動をくい止める必要がある。そのための第1の方策が図2のフローチャートに、第2の方策が図3のフローチャートに、それぞれ示されている。
図2のフローチャートにおいて、ステップS101は音響比較部53で音を比較している段階である。音響検出部52の検出した音が犬笛60の吹奏音であると判定されたらステップS102に進む。ステップS102では制御部30の中のタイマーが計時を開始する。ステップS103では計時開始以来所定時間が経過したかどうかをチェックする。所定時間が経過するまではステップS104に進み、再度犬笛60の音が検出されないかどうかをチェックする。犬笛60の音が再度検出されることなく所定時間が経過したらステップS105に進み、救難メッセージが送信される。所定時間が経過する前に再度犬笛60の音が検出されたらステップS105には進まず、救難メッセージの送信はキャンセルされる。すなわち犬笛60を一度吹奏した後、所定時間内に再度吹奏することにより、救難メッセージの送信をキャンセルすることができる。
図3のフローチャートにおいて、ステップS111は音響比較部53で音を比較している段階である。音響検出部52の検出した音が犬笛60の吹奏音であると判定されたらステップS112に進む。ステップS112では制御部30の中のタイマーが計時を開始し、ステップS113へと進む。ステップS113では救難メッセージが送信され、それからステップS114に進む。ステップS114では計時開始以来所定時間が経過したかどうかをチェックする。所定時間が経過するまではステップS115に進み、再度犬笛60の音が検出されないかどうかをチェックする。所定時間が経過する前に再度犬笛60の音が検出されたらステップS116に進み、取消メッセージが送信される。犬笛60の音が再度検出されることなく所定時間が経過すれば、送信した救難メッセージはそのまま有効となる。すなわち犬笛60を一度吹奏した後、所定時間内に再度吹奏することにより、救難メッセージの取消メッセージを送信することができる。
本発明は、次の実施形態で実施することもできる。
第1に、救難メッセージを送信すると共に制御部30より拡声スピーカ20に指令を出し、救難音を発生させるようにすることができる。このようにすれば、救難メッセージの送信に加え、拡声スピーカ20からの救難音で周囲の人に異変を報知するから、危難を逃れ得る確率が高まる。救難音の周波数や鳴動パターンは通常の着信報知音と異ならせ、区別できるようにしておく。また、救難音の音量は格別に大きくし、周囲の関心を集めやすく、防犯アラーム代わりにもなるようにするとよい。
GPS機能を利用して、救難メッセージと共に携帯電話所持者の現在位置情報を送信するようにすることができる。このようにすれば、救難メッセージと共に危難現場の地理データが届くので、場所を過たず救助に向かうことができる。
音響源として、犬笛でなく、通常の可聴音を発する笛を用いてもよい。ただしこの場合、人間の聴覚では感知できない音で携帯電話機1を操作できるという犬笛のメリットは享受できなくなる。
音響源として、携帯電話機所持者自身の発語を用いることもできる。音響登録部51には、危難に遭遇したときに携帯電話所持者が自然に発するであろう言葉(「助けて」「やめて」など)を登録しておく。複数種類の言葉を登録しておいてもよい。他方音響比較部53には、音響検出部52の検出した音が携帯電話所持者本人の声であるかどうかを判定するため、音声認識機能を持たせておく。このようにすれば、音響登録部51に登録した言葉のどれかを携帯電話所持者が発するだけで救難メッセージが送信される。何も道具を持つ必要がないうえ、携帯電話を作動させていると悟られる危険性は一層低い。
音響源として、携帯電話機所持者の携行する防犯アラームの鳴動音を用いることもできる。このようにすれば、危険が迫ったとき、防犯アラームの鳴動音で近くにいる人に救助を求めると同時に、遠隔地へ救難メッセージを送信することができ、危難を逃れ得る確率が高まる。
音響源として犬笛60を用いるとともに、携帯電話機1のモードを切り替えることにより、犬笛60の吹奏音で拡声スピーカ20がメール着信音を鳴らし、また表示部34に偽装メールが表示されるようにすることもできる。このようにすれば、その場を離れたいとき、こっそり犬笛60を吹いてメールが着信したかのように装い、「急用です」と退出することができる。
これまで、送話用のマイクロフォン19を犬笛吹奏音などの音響の集音に兼用するものとして説明を進めてきたが、携帯電話機1が二つ折りにできるタイプであった場合、二つ折りにすると集音が妨げられてしまう。この問題を解決するため、常時外側を向く面に専用マイクロフォンを配置することとしてもよい。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、携帯電話機に広く利用可能である。
携帯電話機のブロック構成図 救難メッセージ送信動作に係る第1のフローチャート 救難メッセージ送信動作に係る第2のフローチャート
符号の説明
1 携帯電話機
10 電話通信部
18 スピーカ
19 マイクロフォン
20 拡声スピーカ
30 制御部
50 救難処理部
51 音響登録部
52 音響検出部
53 音響比較部
54 メッセージ登録部
55 送信先登録部
60 犬笛

Claims (9)

  1. 通常の送話機能及び受話機能に加えて、音響登録部、音響検出部、音響比較部、メッセージ登録部、及び送信先登録部を備え、制御部は、前記音響検出部の検出した音響が前記音響登録部に登録した音響と一致すると判定されたときは、前記メッセージ登録部に登録した救難メッセージを前記送信先登録部に登録した送信先に自動送信することを特徴とする携帯電話機。
  2. 拡声スピーカを備え、前記制御部は、前記救難メッセージの送信と共に前記拡声スピーカに救難音を発生させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. GPS機能を備え、前記救難メッセージと共に携帯電話所持者の現在位置情報が送信されることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電話機。
  4. 前記音響登録部に登録した音響が、特定の笛の吹奏音であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  5. 前記特定の笛を一度吹奏した後、所定時間内に再度吹奏することにより、前記自動送信をキャンセルできることを特徴とする請求項4に記載の携帯電話機。
  6. 前記特定の笛を一度吹奏した後、所定時間内に再度吹奏することにより、前記救難メッセージの取消メッセージを送信できることを特徴とする請求項4に記載の携帯電話機。
  7. 前記特定の笛が犬笛であることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  8. 前記音響登録部に登録した音響が、携帯電話機所持者の発語であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  9. 前記音響登録部に登録した音響が、携帯電話機所持者の携行する防犯アラームの鳴動音であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009102345A1 (en) * 2008-02-15 2009-08-20 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Mobile device dog whistle
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