JP2016192808A - 緊急通報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
可搬型通信端末を用いた緊急通報システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
可搬型通信端末で取得した位置情報と利用者識別情報とを含む緊急通報を可搬型通信端末から受け付ける緊急通報受付処理部と,利用者情報を記憶する利用者情報記憶部と,緊急通報の通報者を,受け付けた利用者識別情報に基づいて利用者情報記憶部から特定する通報者特定処理部と,特定した通報者の利用者に関する情報を利用者情報記憶部から抽出して表示させる担当者通知処理部と,受け付けた位置情報に基づいて,特定した通報者の位置情報を地図上で特定して表示させる位置特定処理部と,特定した通報者の可搬型通信端末に対して架電を行う架電処理部と,を有する緊急通報システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は,可搬型通信端末を用いた緊急通報システムに関する。
近年,高齢者の一人暮らしなどの増加から,その安全を確保するための緊急通報システムが開発されている。このような緊急通報システムの一例を,下記非特許文献1に示す。
非特許文献1のような従来の緊急通報システムでは,アナログ電話回線を利用した緊急通報装置を自宅に設置し,高齢者は小型の無線送信機を所持しておき,何らかの異常事態が発生した場合には,無線送信機のボタンを押下することで,無線送信機から緊急通報装置に信号が送られ,緊急通報装置が所定のセンターに対して緊急通報を通知している。
日本アビオニクス株式会社,"緊急通報システム「おとなりさんシステム」|日本アビオニクス",[online],インターネット<http://www.avio.co.jp/products/vicinity/index.html>
非特許文献1のような従来の緊急通報システムを用いた場合,緊急通報装置を介して所定のセンターに緊急通報が通知されるため,無線送信機の電波が届く範囲内に使用が限られる。これは,正規の通報であるのか,誤報であるのかを確認するため,緊急通報をセンターで受け取ると,緊急通報者の自宅に対して,センターから架電を行う構成をとっているためである。
しかしこのような従来の構成では,外出時などには用いることができない。そこで外出時にも用いることができる緊急通報システムが望まれている。
本発明者は上記課題に鑑み,本発明の緊急通報システムを発明した。
第1の発明は,可搬型通信端末を用いた緊急通報システムであって,前記緊急通報システムは,可搬型通信端末で取得した位置情報と利用者識別情報とを含む緊急通報を前記可搬型通信端末から受け付ける緊急通報受付処理部と,利用者情報を記憶する利用者情報記憶部と,緊急通報の通報者を,前記受け付けた利用者識別情報に基づいて前記利用者情報記憶部から特定する通報者特定処理部と,前記特定した通報者の利用者に関する情報を前記利用者情報記憶部から抽出して表示させる担当者通知処理部と,前記受け付けた位置情報に基づいて,前記特定した通報者の位置情報を地図上で特定して表示させる位置特定処理部と,前記特定した通報者の前記可搬型通信端末に対して架電を行わせる架電処理部と,前記可搬型通信端末において監視する電池残量について,電池残量が所定値以下であることの通知を,前記可搬型通信端末から受け付ける充電通知受付処理部と,前記充電通知受付処理部で付け付けた電池残量が所定値以下であることの通知の際の利用者識別情報に基づいて,前記通知を行った可搬型通信端末の利用者を特定する充電通知者特定処理部と,を有しており,前記担当者通知処理部は,前記特定した利用者の利用者情報を前記利用者情報記憶部から抽出して表示させることで,前記架電処理部で前記可搬型通信端末に対して架電を行わせる,緊急通報システムである。
本発明のように構成することで,利用者が所持する可搬型通信端末から直接,緊急通報システムを行うことができるので,従来のように,外出時には使用できない,といったことがない。そのため,外出時にも用いることができ,たとえば高齢者などが安心して外出することができるので,行動範囲も広げられる。
また,利用者が緊急通報を行った場合に,その位置情報を地図上で特定して表示させることができるので,たとえば通報者たる利用者と会話が円滑にできない状況であっても,その場所を迅速に特定し,すぐに駆けつけることができる。
利用者は可搬型通信端末を所持しながら行動しているので,可搬型通信端末の電池残量を失念しがちとなる。しかし電池残量がないと緊急通報を行いたい場合にも機能することがない。そこで,電池残量が所定値以下になった場合には通知を行うことが好ましい。そして,電池残量が減っていることを,音を出す,メッセージを表示させるなど,可搬型通信端末自体が利用者に通知しても良いが,その通知を利用者,特に高齢者の場合には理解できない場合も多い。また通知の内容を理解したとしても,どのように充電をしたらよいのか,迷うこともある。そのため,可搬型通信端末に対して架電を行わせ,担当者と会話をしながら充電をさせると,高齢者であっても安心して利用することができる。
上述の発明において,前記可搬型通信端末には通話を切断するボタンを備えておらず,前記可搬型通信端末からは前記架電を切断できない,緊急通報システムのように構成することができる。
本発明のように構成することで,可搬型通信端末には通話を切断するボタンがないので,緊急通報を行ったあと,誤って通話を切断してしまう,といったことがなくなる。そのため,担当者から切断しない限り,通話を維持でき,状況の把握に努めることができる。また,通報者たる利用者からすれば,通話が維持されているという安心感を得ることができる。
本発明の緊急通報システムによって,高齢者などの通報者が所在する場所にかかわらず緊急通報を行うことができるので,通報者が移動する場合にも安全を確保することができる。
また,緊急通報を行ったあと,通報者からは回線を切断することはできない。そのため,緊急通報を受けたセンターと常に会話が可能となっており,通報者はセンターの担当者と常に会話ができる,という安心感を得ることが出来る。
さらに,可搬型通信端末では電池残量が残っていないと,緊急通報が行えないため,電池残量には利用者は気を配っていなければならない。一方,可搬型通信端末を常に所持していると,特にその利用者が高齢者の場合には充電を失念しがちである。そこで本発明によって,充電についても監視対象となるので,利用者は安心して利用することができる。
本発明の緊急通報システムのシステム構成の全体の概念を模式的に示す図である。 本発明の緊急通報システムを実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。 本発明の緊急通報システムの処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。 可搬型通信端末の一例を模式的に示す図である。 利用者情報記憶部の一例を模式的に示す図である。 待機画面の一例を模式的に示す図である。 利用者情報を表示する画面の一例を模式的に示す図である。 通報者の位置を地図情報で表示する画面の一例を模式的に示す図である。 本発明の緊急通報システムの別のシステム構成の全体の概念を模式的に示す図である。
本発明の緊急通報システム1のシステム構成の一例の概念図を図1に示す。また,本発明の緊急通報システム1を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を図2に示す。
緊急通報システム1を実現するコンピュータは,プログラムの演算処理を実行するCPUなどの演算装置70と,情報を記憶するRAMやハードディスクなどの記憶装置71と,ディスプレイ(画面)などの表示装置72と,キーボードやポインティングデバイス(マウスやテンキーなど)などの入力装置73と,演算装置70の処理結果や記憶装置71に記憶する情報をインターネットやLANなどのネットワークを介して送受信する通信装置74とを有している。コンピュータ上で実現する各機能(各手段)は,その処理を実行する手段(プログラムやモジュールなど)が演算装置70に読み込まれることでその処理が実行される。各機能は,記憶装置71に記憶した情報をその処理において使用する場合には,該当する情報を当該記憶装置71から読み出し,読み出した情報を適宜,演算装置70における処理に用いる。また,図2では緊急通報システム1が一台のサーバ2で実現される場合を示したが,複数のコンピュータまたはサーバ2に,その機能が分散配置されていても良い。また,複数のコンピュータによって多重化することによって,システムダウンなどの障害に対応可能としていてもよい。
本発明における各手段は,その機能が論理的に区別されているのみであって,物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。
緊急通報システム1は,高齢者などの利用者が所持する可搬型通信端末3と電話回線およびインターネット回線によって音声通話,データ通信が可能である。可搬型通信端末3は,従来のように自宅などに設置した中継装置を介さずに,独立して,後述するセンターと音声通話および/またはデータ通信が可能である。
可搬型通信端末3の一例を図4に示す。図4は可搬型通信端末3の正面図である。可搬型通信端末3は,電話回線による音声通話と,インターネット回線によるデータ通信とが行える可搬型通信端末3であって,さらにGPS機能を有している。
可搬型通信端末3にはその中心付近に液晶パネルなどの表示部30と,表示部30の下方にボタン31と,受話口32と,マイク33と,緊急ブザー用スイッチ34と,緊急ブザー用ストラップ35とを備えている。表示部30では電波の強さを示す表示,電池残量の表示,時刻の表示のほか,着信があった場合にはその発信元が表示される。受話口32では発信者の音声を出力し,マイク33では可搬型通信端末3の所持者の発話音声を集音する。また,非常事態があった場合には緊急ブザー用ストラップ35を引くことで緊急ブザー用スイッチ35がオンとなり,可搬型通信端末の背面に備えたスピーカー(図示せず)から緊急ブザーが鳴る。またそれとともに,後述するボタン31が押下されたのと同じ処理が開始されてもよい。
ボタン31が押下されたり,緊急ブザー用スイッチ35がオンになることで,あらかじめ記憶された操作を開始する。すなわち,可搬型通信端末3のGPS機能を起動させ,その位置情報を取得する。そして緊急通報を位置情報ととともに,所定のサーバ2に通知する。この際の緊急通報としては,緊急通報を示す制御信号と,可搬型通信端末3またはその所持者を識別する情報(電話番号,利用者IDなどの利用者識別情報)が通知される。
また可搬型通信端末3で電話の着信を受けると,可搬型通信端末3の利用者は着信を切断することはできず,発信者のみが切断を可能とすると良い。すなわち,可搬型通信端末3は電話については着信専用であって,通常の電話機では備わっている通話のオフを行う操作が通常では行えない(通話のオフを行う機能を備えていない,あるいは使用不可となっている)ように設定されていると良い。
担当者端末4は,緊急通報を受け付けるセンターの担当者が利用するコンピュータである。
サーバ2は,緊急通報受付処理部20と利用者情報記憶部21と通報者特定処理部22と担当者通知処理部23と位置特定処理部24と架電処理部25とを有する。
緊急通報受付処理部20は,可搬型通信端末3からの緊急通報を受け付ける。
利用者情報記憶部21は,本発明の緊急通報システム1の利用者に関する情報を記憶する。図5に利用者情報記憶部21の一例を模式的に示す。利用者に関する情報としては,利用者の属性情報(氏名,住所,自宅の目標物,登録している電話番号,自宅の固定電話番号,性別,血液型,年齢,生年月日,既往歴,健康保険の種別,かかりつけ医療機関,住居の種別(一戸建て,マンションなど),住居構造(平屋,2階建て,鉄筋3階建てなど)などのほか,利用者の同居人に関する情報(氏名,生年月日,電話番号,続柄,既往歴,かかりつけ医療機関など),親族に関する情報(氏名,続柄,住所,固定電話番号,携帯電話番号,駆けつけるのに要する時間,鍵の保管の有無など)の情報を記憶している。
通報者特定処理部22は,緊急通報受付処理部20で受け付けた緊急通報における利用者識別情報に基づいて,通報者を,利用者情報記憶部21に記憶する利用者に関する情報から特定する。具体的には,緊急通報における利用者識別情報に基づいて,利用者情報記憶部21を検索することで,合致する利用者を特定する。
担当者通知処理部23は,利用者に関する情報を利用者情報記憶部21から抽出し,担当者端末4で表示させる。たとえば,通報者特定処理部22で緊急通報を行った利用者が特定されると,その利用者に関する情報を利用者情報記憶部21から抽出し,緊急通報があったこととともに,担当者端末4で表示をさせる。
位置特定処理部24は,緊急通報受付処理部20で受け付けた位置情報に基づいて,その位置情報の地図上における場所を特定し,担当者端末4で表示をさせる。これによって,緊急通報を行った通報者の現在の位置を地図上で表示することが可能となる。
架電処理部25は,緊急通報を行った通報者の利用する可搬型通信端末3に対して,架電を行う。この架電は,通報者特定処理部22で特定した,利用者の登録している電話番号の情報に基づいて,電話回線により架電を行う。この架電によって,担当者端末4と可搬型通信端末3との間で電話回線を介して通話が可能となる。
次に本発明の緊急通報システム1の処理プロセスの一例を図3のフローチャートを用いて説明する。
まず緊急通報システム1で使用する可搬型通信端末3を利用者は所持して移動をしている。そして何らかの異変,たとえば体調不良などがあった場合には,可搬型通信端末3のボタン31を押下あるいは緊急ブザー用スイッチ35を引っ張る(S100)。この操作によって,可搬型通信端末3のGPS機能が起動し,位置情報を取得する(S110)。ここで取得する位置情報としては,緯度経度情報が好ましいが,それに限定されない。
位置情報を取得後,可搬型通信端末3からサーバ2に対して緊急通報が通知される(S120)。すなわち,少なくとも利用者識別情報と位置情報とが緊急通報として通知される。ここで通知された緊急通報は,サーバ2の緊急通報受付処理部20で受け付ける(S130)。なお,緊急通報が通知されるまでは,図6に示すような待機画面が,担当者端末4で表示されている。また,緊急通報受付処理部20で受け付けた緊急通報は,所定の記憶部で記憶されている。
そして通報者特定処理部22は,緊急通報受付処理部20で受け付けた利用者識別情報に基づいて,利用者情報記憶部21を検索することで,通報者を特定する(S140)。そして担当者通知処理部23は,特定した通報者の利用者情報を利用者情報記憶部21から抽出し,図7に示すような利用者情報を含む画面を,緊急通報があったことを示す表示とともに担当者端末4で表示する。
このように表示された画面から,担当者により「電話発信」のボタン200が押下されることで,架電処理部25は,抽出された電話番号(可搬型通信端末3の電話番号)に対して,担当者端末4から可搬型通信端末3に架電を行う(S150)。これによって,担当者と通報者との間で会話が行え,通報者の状況が確認できる。また,可搬型通信端末3には通話をオフにするボタンを備えていないので,通報者からは通話を切断できない。そのため,誤った操作によって通話の切断が行われず,つねに会話が可能な状態が維持できる。
一方,位置特定処理部24は,緊急通報受付処理部20で受け付けた通報者の位置情報の緯度経度情報に基づいて,地図上におけるその場所を特定する(S160)。そして,特定した通報者の位置情報とともに地図情報を担当者端末4に表示させる(S170)。図8に担当者端末4に表示される地図情報の一例を示す。
たとえば通報先として設定されたセンターが消防本部の司令センターなどの場合には,この通報によって,そのまま救急車などの緊急車両を向かわせることができる。また,消防本部の司令センター以外がセンターとなっている場合であっても,担当者が消防署や警察署などに連絡を取ることによって,即応体制を取ることが可能となる。
さらに,可搬型通信端末3にはその電池残量を監視する監視部36を備えておいてもよい。この場合の緊急通報システム1のシステム構成の一例を図9に示す。
監視部36は,可搬型通信端末3の電池残量を監視し,電池残量が所定値以下,たとえば10%以下となった場合には,あらかじめ定められた電子メールアドレス,たとえば電池残量通知用の電子メールアドレスであって,担当者が確認する電子メールアドレスに対して通知を行う。この電子メールアドレスには利用者識別情報と電池残量が減っていることの情報が含まれている。そして,その電子メールをサーバ2の充電通知受付処理部26で受け付けると,充電通知者特定処理部27が,電子メールの利用者識別情報に基づいて利用者情報記憶部21から通知者を特定する。そして担当者通知処理部23が,特定した通知者の利用者情報を利用者情報記憶部21から抽出し,図7に示すような画面を担当者端末4で表示させる。そして担当者は,その可搬型通信端末3の利用者に対して,上述の図7のような利用者情報が表示された画面から,「電話発信」のボタン200を押下することで架電を行い,電話により利用者に対して,充電することを促す。
この際に,充電通知者特定処理部27により自動的に通知者を特定し,特定した通知者の利用者情報を表示させるほか,充電通知受付処理部26で受け付けた電子メールを担当者が閲覧し,その利用者識別情報に基づいて,たとえば図6の待機画面から通知が行われた可搬型通信端末3の利用者を検索し,図7に示すような画面を表示させて,架電を行っても良い。
また,監視部36による通知は,電子メールアドレスのほか,利用者識別情報と電池残量が不足していることを含む所定の情報がサーバ2に対してデータ通信で送られ,そのデータ通信をサーバ2の充電通知受付処理部26で受け付けることで,上記と同様の処理を実現しても良い。
また,監視部36は充電開始の監視および/または充電完了の監視を行い,それを上述と同様に通知しても良い。すなわち充電ホルダーに可搬型通信端末3がセットされ充電された場合には,利用者識別情報と充電開始の通知とが監視部36から所定の通知先に対して電子メールなどによってサーバ2に対して送られる。そしてそれを充電通知受付処理部26で受け付けることで,担当者はその可搬型通信端末3の充電が開始されたことを知り得る。従って,充電を促す架電を利用者に行った場合に,充電開始の通知を受け取れば,安心して担当者は通話を切断することができる。
また,充電を開始しても,充電が完了していることを失念してしまう場合もある。そうすると可搬型通信端末3を所持し忘れることにも繋がる。そこで,利用者識別情報と充電完了の通知とが監視部36から所定の通知先に対して電子メールなどによってサーバ2に対して送られる。そしてそれを充電通知受付処理部26で受け付け,充電通知者特定処理部27が利用者識別情報に基づいてその通知の利用者を特定する。そして担当者通知処理部23がその利用者の利用者情報を,充電が完了したことともに担当者端末4で表示させることで,担当者はその可搬型通信端末3の充電が完了されたことを知り得る。そして,可搬型通信端末3を所持するように促す架電を利用者に行えば,利用者は,充電が完了したことを認識できるので,可搬型通信端末3を所持することを失念しなくなる。
担当者が通報の履歴を閲覧したい場合には,図6の画面から直近の通報の画面を確認しても良いし,特定の利用者の通報を検索したい場合には,図6の画面から「通報検索」を選択し,利用者の氏名などの情報に基づいて通報を検索しても良い。
また利用者の情報を検索したい場合には,図6の画面から「利用者検索」を選択し,利用者の氏名などの情報に基づいて利用者の情報を検索しても良い。
さらに利用者の登録を行う場合には,図6の画面から「新規利用者登録」を選択し,利用者の情報の入力画面を表示させ,利用者の情報の入力を受け付けても良い。受け付けた利用者の情報は,利用者情報記憶部21に記憶される。
本発明の緊急通報システム1によって,高齢者などの通報者が所在する場所にかかわらず緊急通報を行うことができるので,通報者が移動する場合にも安全を確保することができる。
また,緊急通報を行ったあと,通報者からは回線を切断することはできない。そのため,緊急通報を受けたセンターと常に会話が可能となっており,通報者はセンターの担当者と常に会話ができる,という安心感を得ることが出来る。
さらに,可搬型通信端末3では電池残量が残っていないと,緊急通報が行えないため,電池残量には利用者は気を配っていなければならない。一方,可搬型通信端末3を常に所持していると,特にその利用者が高齢者の場合には充電を失念しがちである。そこで本発明によって,充電についても監視対象となるので,利用者は安心して利用することができる。
1:緊急通報システム
2:サーバ
3:可搬型通信端末
4:担当者端末
20:緊急通報受付処理部
21:利用者情報記憶部
22:通報者特定処理部
23:担当者通知処理部
24:位置特定処理部
25:架電処理部
26:充電通知受付処理部
27:充電通知者特定処理部
30:表示部
31:ボタン
32:受話口
33:マイク
34:緊急ブザー用スイッチ
35:緊急ブザー用ストラップ
36:監視部
70:演算装置
71:記憶装置
72:表示装置
73:入力装置
74:通信装置
200:電話発信のボタン

Claims (2)

  1. 可搬型通信端末を用いた緊急通報システムであって,
    前記緊急通報システムは,
    可搬型通信端末で取得した位置情報と利用者識別情報とを含む緊急通報を前記可搬型通信端末から受け付ける緊急通報受付処理部と,
    利用者情報を記憶する利用者情報記憶部と,
    緊急通報の通報者を,前記受け付けた利用者識別情報に基づいて前記利用者情報記憶部から特定する通報者特定処理部と,
    前記特定した通報者の利用者に関する情報を前記利用者情報記憶部から抽出して表示させる担当者通知処理部と,
    前記受け付けた位置情報に基づいて,前記特定した通報者の位置情報を地図上で特定して表示させる位置特定処理部と,
    前記特定した通報者の前記可搬型通信端末に対して架電を行わせる架電処理部と,
    前記可搬型通信端末において監視する電池残量について,電池残量が所定値以下であることの通知を,前記可搬型通信端末から受け付ける充電通知受付処理部と,
    前記充電通知受付処理部で付け付けた電池残量が所定値以下であることの通知の際の利用者識別情報に基づいて,前記通知を行った可搬型通信端末の利用者を特定する充電通知者特定処理部と,を有しており,
    前記担当者通知処理部は,
    前記特定した利用者の利用者情報を前記利用者情報記憶部から抽出して表示させることで,前記架電処理部で前記可搬型通信端末に対して架電を行わせる,
    ことを特徴とする緊急通報システム。
  2. 前記可搬型通信端末には通話を切断するボタンを備えておらず,前記可搬型通信端末からは前記架電を切断できない,
    ことを特徴とする請求項1に記載の緊急通報システム。
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