JP2003110352A - 電波レンズアンテナ装置及び同装置用ポインティングマップ - Google Patents

電波レンズアンテナ装置及び同装置用ポインティングマップ

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JP2003110352A JP2001300240A JP2001300240A JP2003110352A JP 2003110352 A JP2003110352 A JP 2003110352A JP 2001300240 A JP2001300240 A JP 2001300240A JP 2001300240 A JP2001300240 A JP 2001300240A JP 2003110352 A JP2003110352 A JP 2003110352A
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Katsuyuki Imai
克之 今井
Yoshizo Shibano
儀三 芝野
Masatoshi Kuroda
昌利 黒田
Tetsuo Kishimoto
哲夫 岸本
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の静止衛星に対する複数個のアンテナ素
子の位置合わせ調整を簡単に行える電波レンズアンテナ
装置を提供する。 【解決手段】 反射板1上に半球状ルーネベルグレンズ
2を設けたアンテナ装置にレンズ2を跨ぐ支持アーム4
を設け、仰角調整用の角度調節器5を伴わせたその支持
アーム4のレンズ2の球面に沿う円弧状素子保持部4a
に、静止衛星の間隔に対応した間隔でアンテナ素子3を
取付け手段6を用いて予め取付け、その後、支持アーム
4を所定の角度位置に回転させて複数のアンテナ素子の
位置合わせを一括して行える構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の通信相
手、例えば複数の静止衛星から電波を受信したり、各静
止衛星に向けて電波を送信したりするのに用いるルーネ
ベルグレンズを使用した電波レンズアンテナ装置と、そ
の装置の電波送受信用アンテナ素子の位置合わせを正確
化、簡易化するポインティングマップ(位置合わせの指
標となす図)に関する。
【0002】
【従来の技術】電波レンズのひとつとして知られるルー
ネベルグレンズは、球を基本形とする誘電体製のレンズ
であり、各部の比誘電率εrが、下式(1)に略従うも
のになっている。
【0003】 εr=2−(r/a)2 ……… 式(1) 但し a:球の半径 r:球中心からの距離 このルーネベルグレンズを用いたアンテナ装置は、電波
の焦点を半球上の任意の位置に定めてどの方向からの電
波も捕捉でき、また、任意方向に電波を送り出すことが
できる。
【0004】かかるルーネベルグレンズアンテナ装置の
中に、半球状のレンズを反射板と組合わせて球状レンズ
と等価な機能を持たせたものがある。その装置の概要を
図8に示す。図中1は反射板、2は半球状ルーネベルグ
レンズ、3はアンテナ素子(一次放射器)である。
【0005】この構造のアンテナ装置について、周回衛
星の追尾機能を付与して周回衛星との間で電波の送受信
を行うものが既に考え出されている。
【0006】しかし、それはあくまでも周回衛星に対応
させたアンテナ装置にすぎない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば、日本には衛星
放送用として複数の静止衛星が存在する。その静止衛星
からの電波の受信にはパラボナアンテナが使用されてい
るが、パラボナアンテナや前述の衛星追尾式電波レンズ
アンテナ装置では、ひとつの衛星又は同一地点にある衛
星にしか対応できない。
【0008】また、パラボナアンテナは、電波を捕捉で
きる範囲が狭く、捕捉可能区域から外れた衛星に対して
は、アンテナ数を増やして対応せざるを得ない。
【0009】そこで、この発明は、複数の静止衛星に対
して独立的に送信又は受信が行える電波レンズアンテナ
装置を提供することを目的としている。
【0010】また、その電波レンズアンテナ装置は、衛
星数に対応した複数のアンテナ素子を備えたものになる
が、複数のアンテナ素子を所望の衛星からの電波の焦点
部にそれぞれ確実に位置合わせするのは決して容易でな
い。そこで、この問題の解決策も併せて提供する。
【0011】従来のパラボラアンテナの場合、電波の送
受信方向を衛星の存在する方向に合わせる手法として、
アンテナ設置点における球面座標系を考え、アンテナ設
置点における衛星の方位角(アジマス角)φ、及び仰角
(エレベーション角)θの直交する2変数を用いて方向
を定める(図9参照)。
【0012】このときの方位角、仰角はアンテナの設置
される地域(厳密には地点)によって大きく異なるた
め、例えば、BS、CS放送用のパラボラアンテナ等に
ついては、等方位角線、等仰角線が引かれた専用の地図
を目安にして粗調を行い、その後、テレビ画面上に表示
される受信感度数値を見ながら微調整を行って最適の方
向を探す方法が採られている。
【0013】しかしながら、この方法による方向調整
は、不慣れな人にとっては難しく、作業に手間取る。ル
ーネベルグレンズを用いたアンテナ装置は、アンテナそ
のものではなく、アンテナ素子の位置を調整することに
なるが、複数の静止衛星に対し、独立的送受信を可能な
らしめようとするもの(マルチビーム対応型)は、複数
のアンテナ素子を備えるので、煩雑な作業を繰り返す必
要があり、調整に長い時間を要する。
【0014】我が国(日本)には、現在、東経110°
〜162°の範囲に複数の静止衛星が存在する。このう
ち、ひとつのアンテナ素子で対応できるのは東経110
°の位置にある3衛星だけであり、その他の衛星は少し
ずつ方位がずれた位置にあるため、全数の衛星を対象と
する場合には現状では少なくとも10個、半数の衛星を
対象とする場合にも4〜6個のアンテナ素子を備える必
要があり、調整が相当煩わしいものになる。
【0015】この発明は、複数のアンテナ素子の各衛星
に対する位置合わせを、確実かつ容易に行えるようにす
る案も併せて提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、下記(1)〜(5)の電波レ
ンズアンテナ装置と、下記(6)、(7)のポインティ
ングマップと、そのマップを採用した下記(8)〜(1
0)の電波レンズアンテナ装置を提供する。 (1)電波の反射板と、球の2分断面を反射面に添わせ
て反射板上に設ける半球状ルーネベルグレンズと、電波
の送信、受信もしくは送受信を行うアンテナ素子と、そ
のアンテナ素子を定位置に保持する保持具とを有し、前
記アンテナ素子が複数の通信相手に対応させて複数設け
られている電波レンズアンテナ装置。 (2)電波の反射板と、球の2分断面を反射面に添わせ
て反射板上に設ける半球状ルーネベルグレンズと、電波
の送信、受信もしくは送受信を行うアンテナ素子と、レ
ンズを跨ぐアーチ型の支持アームとを有し、前記アンテ
ナ素子が複数設けられ、前記支持アームのレンズの球面
に沿う円弧状素子保持部に、静止衛星の間隔に対応した
間隔でアンテナ素子を取付ける手段が設けられ、さら
に、レンズ中心を通る軸を支点にして支持アームを任意
位置に回転させる仰角調整機が設けられている電波レン
ズアンテナ装置。 (3)上記(4)の装置の各アンテナ素子と支持アーム
との間に、さらに、アンテナ素子の方位角と偏波調整用
回転角の微調整機構を設けた電波レンズアンテナ装置。 (4)上記(2)の装置に設ける支持アームを複数と
し、同一軸を支点にして回転可能なその複数の支持アー
ムに複数のアンテナ素子を分配して取付けた電波レンズ
アンテナ装置。この装置や下記(5)の装置にも方位
角、偏波調整用回転角の微調整機構を備えさせることが
できる。 (5)上記(2)又は(4)の装置の支持アームを、両
端が非円弧であり、その非円弧部間にレンズの球面との
距離をほぼ一定に保った円弧状素子保持部が存在する形
の変形アームにした電波レンズアンテナ装置。 (6)半球状ルーネベルグレンズに被せるカバーを有
し、そのカバーの表面に、アンテナ素子の位置合わせの
指標となす下記等緯度線及び等経度差線と、レンズに対
するカバー取付けの基準方位を示すポインティングマー
クを描いて成る電波レンズアンテナ装置用ポインティン
グマップ。 (記)アンテナ設置点の経度をφ、緯度をθ、静止衛星
の経度をφs、経度差Δφ=φ−φsとして、等経度差
線は、Δφを一定に保ちながらθを変化させて得られる
半球面上の軌跡、等緯度線は、θを一定に保ちながらΔ
φを変化させて得られる半球面上の軌跡。 (6)半球状ルーネベルグレンズの表面又はそのレンズ
の表面に貼り着けるフィルムに、アンテナ素子の位置合
わせの指標となす下記等緯度線及び等経度差線を画いて
成る電波レンズアンテナ装置用ポインティングマップ。 (記)アンテナ設置点の経度をφ、緯度をθ、静止衛星
の経度をφs、経度差Δφ=φ−φsとして、等経度差
線は、Δφを一定に保ちながらθを変化させて得られる
半球面上の軌跡、等緯度線は、θを一定に保ちながらΔ
φを変化させて得られる半球面上の軌跡。 (8)上記(1)〜(5)のいずれかの電波レンズアン
テナ装置と、(6)又は(7)のポインティングマップ
を組合わせた電波レンズアンテナ装置。 (9)電波の反射板と、球の2分断面を反射面に添わせ
て反射板上に設ける半球状ルーネベルグレンズと、電波
の送信、受信もしくは送受信を行うアンテナ素子と、そ
の素子の支持具とを備える電波レンズアンテナ装置と、
上記(6)又は(7)のポインティングマップを組合わ
せた電波レンズアンテナ装置。 (10)電波の反射板と、球の2分断面を反射面に添わ
せて反射板上に設ける半球状のルーネベルグレンズと、
電波の送信、受信もしくは送受信を行うアンテナ素子と
を備える電波レンズアンテナ装置と、半球状のレドーム
を前記カバーとして用いた上記(6)のポインティング
マップを組合わせ、さらに、前記レドームの表面に取付
け可能な素子フォルダを含め、その素子フォルダにアン
テナ素子を取付け、静止衛星に対するアンテナ素子の位
置合わせをフォルダ内での取付け点の選択によって行う
ようにした電波レンズアンテナ装置。
【0017】
【作用】この発明のアンテナ装置は、反射板を例えば水
平配置にして使用する場合、反射板よりも上方からの電
波にしか対応できないが、赤道を含む面内に存在する複
数の静止衛星に対し、捕捉対象衛星数と同数のアンテナ
素子を単一の装置でそれぞれの静止衛星に対し、独立的
に受信又は送信することができる。これが、本アンテナ
装置の大きな利点である。
【0018】また、上記(2)〜(5)のアンテナ装置
は、素子取付け手段を利用してアンテナ素子を静止衛星
の間隔に対応した間隔で支持アームの素子保持部に先ず
取付ける。
【0019】次に、アンテナ設置点の緯度、経度をもと
に予め作成した表やマップより仰角を決定し、その角度
になるところに支持アームを回転させてその位置をロッ
クする。
【0020】その後、アンテナ装置を指定された方向に
向けて据え付ける。これにより、各アンテナ素子の方位
合わせが一括してなされ、各素子が衛星と対応した間隔
で対応した位置に置かれる。
【0021】以上で、対象衛星の総てが概ね捕捉できる
位置にアンテナ素子が位置決めされる。
【0022】衛星からの電波の焦点は、支持アームの円
弧の素子保持部に概ね沿っているので、アンテナ素子
は、電波の焦点近傍にほぼ揃う。ここで、概ねと述べた
のは、赤道上に観測点がある場合のみ円弧の素子保持部
に焦点が完全に沿い、緯度が変われば焦点と保持部の円
弧との間にずれが生じるからである。この緯度の変化に
よる素子の焦点からのずれは、あまり大きいものではな
く、無視できる。例えば、直径が40cm程度のレンズ
アンテナ(市販のBS、CS放送用パラボラアンテナは
直径45cm程度)を使用する場合、電波ビームの半値
幅は4度程度であり、1度程度のずれは、十分に使用に
耐え得る範囲内である。勿論、そのずれは無い方がよ
く、各アンテナ素子毎に仰角及び方向角の微調整機構を
設ければ、そのずれの補正が行える。
【0023】また、アンテナ設置点から見た衛星の方位
角や仰角はアンテナの設置点によって変化するが、方位
角と偏波調整用回転角の微調整機構を備えていれば(上
記(3)の装置)、設置点の違いによる角度変化にも対
応できる。
【0024】素子の取付け間隔を各地域での衛星間隔に
合わせた地域別アームを用意し、それを使うことでも誤
差を小さくすることができる。
【0025】このように、この発明のアンテナ装置は、
複数の衛星に対応した複数のアンテナ素子の位置合わせ
を一括して行え、調整の容易化、確実化、迅速化が図れ
る。
【0026】なお、素子間間隔が狭くなると、素子の相
互干渉の問題が生じる。支持アームを複数設けた上記
(4)の装置は、各支持アームに素子を分けて取付ける
ことで同一アーム上の素子間隔を広げることができ、相
互干渉による取付け規制を緩和できる。
【0027】また、静止衛星は、例えば、日本において
は、東経110度〜162度の限られた範囲にある。従
って、支持アームは、コンパクト化のために両端をスト
レートにして両端間の距離を縮めたもの、或いは側面視
で両端を屈曲させて素子保持部をアンテナ素子の位置決
め点に沿わせ易くしたものを用いても差し支えない。こ
れ等のアームを半円のアームと区別するために変形アー
ムと云う。
【0028】次に、上記(6)、(7)のポインティン
グマップがあると、アンテナ素子の設置点をマップによ
って確認できる。また、確認した位置にマークをつける
こともでき、そこに素子を位置決めすればよいので、ほ
ぼ確実な位置合わせが容易に行え、各素子の位置合わせ
を個別に行うアンテナ装置についても調整が簡単にな
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明のアンテナ装置及
びポインティングマップの実施形態を図1乃至図7に基
づいて説明する。
【0030】図1〜図3の電波レンズアンテナ装置は、
反射板1上に半球状のルーネベルグレンズ2を固定し、
さらに、複数のアンテナ素子3を反射板1上に設けた支
持アーム4に取付けて構成される。
【0031】ルーネベルグレンズ2は、誘電体で形成さ
れており、全体を多層構造にする等して各部の比誘電率
を前述の式(1)で求まる値に近似させている。
【0032】アンテナ素子3は、アンテナのみであって
もよいし、低雑音増幅器や周波数変換部、発振器等で構
成された回路基板とセットになったものでもよい。
【0033】支持アーム4は、レンズ2を跨ぐ、アーチ
型アームであり、レンズ2の円弧面に沿った素子保持部
4aを有し、さらに、回転支点となる支軸4bを両端に
有する。この両端の支軸4bを角度調節器5に回転可能
に取付けている。なお、図の装置は、支軸4bがレンズ
中心を通る軸線上にあるが、素子の位置決め精度を高め
るためにアームの回転中心をレンズ中心を通る軸線上か
ら意図的にずらすこともある。
【0034】角度調節器5は、角度目盛5aを付したブ
ラケット5bで支軸4bを支えるものを示した。この調
整器5は、支持アーム4を回転の各位置に固定するロッ
ク機構(図示せず)を有する。そのロック機構は、ブラ
ケットに支軸4bと同心の円弧の長孔を設け、そこに支
軸4bに取付けたねじを通し、蝶ナットで締付けるもの
などでよい。
【0035】支持アーム4の素子保持部4dには、素子
取付け手段6が設けられている。その素子取付け手段6
は、支持アーム4にホルダのセット位置を指定する凹
部、凸部、マークなどを設けて指定された位置に嵌め込
み嵌合式のホルダやスライド式ホルダを位置決めし、そ
のホルダにアンテナ素子3を取付ける構造のものなどが
考えられ、この素子取付け手段6を利用してアンテナ素
子間の間隔を衛星の間隔に対応したものとなす。
【0036】素子取付け手段6によるアンテナ素子3の
取付け間隔は、以下のようにした定める。例えば、日本
の場合、主に利用されている静止衛星は、東経110
度、124度、128度、132度、136度、144
度、150度、154度、158度、162度の各地点
にある。このうち、例えば、東経124度と128度の
衛星を捕捉する場合、2つの衛星の経度差は4度である
が、日本国内のアンテナ設置点から見れば、衛星間隔は
およそ4.4度となるので、この場合には、素子保持部
4a上に4.4度(必要ならば+補正角)の間隔でアン
テナ素子3を取付けられるようにしておく。
【0037】また、既に述べたように、支持アーム4の
回転による緯度の変化によって電波の焦点が素子保持部
と同心の円弧上からずれ、アンテナの設置点によって衛
星を臨む方位にもずれが出るので、アンテナ素子3と支
持アーム4との間に方位角と偏波調整用回転角の微調整
機構を設けておくのが望ましい。或いは、各地域での平
均的な衛星間隔に合致した間隔でアンテナ素子を位置決
めして取付けられる構造にした地域別支持アームを用意
して、そのアームを使い分けるようにしてもよい。ここ
で云う地域別支持アームには、アームの一部を交換可能
となし、その一部のみを交換してアンテナ素子を地域毎
の最適点に位置決めするものも含まれる。
【0038】以下に、図1の電波レンズアンテナ装置の
設置方法を記す。 1)反射板1に装置設置時の方位合わせ用のマーク(例
えば真南方向を示すSや南半球で使用するものは真北を
示すNなど)を付ける。このマークは、予め付しておい
てもよいが、そのマークとアンテナ素子の取付点は互い
の位置関係が定まっている必要がある。 2)所望の衛星の数だけアンテナ素子を用意し、アーム
上の該当個所に取り付ける。 3)アンテナ設置点の緯度、経度をもとに、表、乃至は
マップより仰角を決定し、その角度にアームを合わせ
る。 4)真南マークが南に向くようにアンテナを設置する。
【0039】この状態で、総ての衛星が概ね捕捉出来て
いる。 5)各衛星からの電波を受信しながらアンテナ素子の回
転角を調整して、受信レベルが最大になるように設定す
る。更に、アンテナ素子の位置を微調整(方位、仰角)
して、受信レベルが最大になるように設定固定する。総
ての衛星アンテナ素子についてこの操作を行う。
【0040】こうすることで複数の衛星を一括して容易
に捕捉でき、アンテナ素子の位置合わせを容易化するこ
とができる。
【0041】図2は、第2実施形態である。先に述べた
4.4度の衛星間隔はかなり狭く、同一支持アームにそ
の間隔でアンテナ素子を取付ける場合には、小型のアン
テナ素子が必要になる。要求に応えられる小型化が実現
できなければ、隣り合うアンテナ素子の相互干渉が起こ
り、一方の衛星の捕捉を断念せざるを得ない。図2の装
置は、同一軸上に回転支点をもつ支持アーム4を2個設
けている。このようにアームを複数設けて各支持アーム
4にアンテナ素子3を分けて取付ければ隣り合うアンテ
ナ素子間の間隔を広げることが可能であり、これによっ
て上記の不具合を解消できる。
【0042】図3は、変形支持アームの使用例を示して
いる。支持アームの素子保持部4aをレンズ2と同心の
円弧形状にするのは、電波の焦点距離を一定させるため
である。素子保持部4aから外れた領域は焦点距離には
何ら影響を及ぼさず、従って、支持アーム4の両端部は
図3のような形状にしてもよい。図3の形にするとアー
ムの両端間の距離が縮み、コンパクト化が図れる。ま
た、図3(a)に鎖線で示すように、アーム4の両端を
側面視で屈曲させてもよく、この形は素子保持部4aを
アンテナ素子の位置決め点に理想的に沿わせるのに有効
である。
【0043】次に、ポインティングマップの実施形態を
図4に示す。
【0044】図4に示すような等緯度、及び等経度差の
軌跡を描いた図をこの発明ではポインティングマップと
言う。
【0045】例えばアンテナ設置点の経度をφ、緯度を
θ、衛星の経度をφs、また経度差Δ=φ−φsとする
と、等経度差線は、Δφを一定に保ちながらθを変化さ
せて得られる半球面上の軌跡、等緯度線は、θを一定に
保ちながらΔφを変化させて得られる半球面上の軌跡、
を描いたものである。
【0046】このポインティングマップ7を、例えばレ
ドーム8に描き、それを半球レンズに被せ、アンテナ設
置点の緯度、及びアンテナ設置点の経度と、所望の衛星
の存在する経度との差から、衛星捕捉位置を決定する。
【0047】図4のポインティングマップを使ったとき
の具体的なアンテナ素子設置方法を図5に基づいて説明
する。 1)反射板1上にレンズアンテナ2を設置し、レドーム
8を被せる。 2)レドームにはポインティングマップ7のほかにポイ
ンティングマーク9を描いておく。 3)レドーム8はポインティングマーク9が後述する方
位マーク10と合う向きにする。 4)反射板1には真南方向を示す方位マーク(ここでは
S)10を付す(南半球に設置する場合は真北方向を示
すマークNを付す)。 5)必要ならS(N)を基準として、対象衛星の経度に
応じて衛星方位をマークしておいてもよい。 6)その状態で当該衛星用アンテナ素子3(一次放射
器)をポインティングマップ7上のアンテナ設置点に合
せて仮止めする。 7)必要とする総ての衛星のアンテナ素子3について、
同様の操作を行う。 8)ポインティングマーク9が方位マーク10に合って
いることを確認し、反射板1を動かして、方位マーク1
0が南(北)を向くように設置する。 9)各衛星からの電波を受信しながらアンテナ素子の回
転角を調整して、受信レベルが最大になるように設定す
る。更に、アンテナ素子の位置を微調整して、受信レベ
ルが最大になるように設定固定する。総ての衛星アンテ
ナ素子についてこの操作を行う。
【0048】このポインティングマップを用いると、衛
星の捕捉を確実かつ容易に行え、アンテナ素子の位置合
わせを簡単化できる。
【0049】また、ポインティングマップをレドーム等
の表面に描くことにより、方位調整用の特別な用具が不
要となり、経済面等でも有利になる。
【0050】なお、ここでは、レドーム8上にポインテ
ィングマップ7を描き、レドーム本来のアンテナカバー
としての機能を持ったものについて説明したが、アンテ
ナ素子を位置合わせする際のみの一次的な治具であって
も良い。その場合、アンテナ設置後そのポインティング
マップカバーを取り除ける構造が必要であるので、例え
ば、マップの描かれている側のみを残した、1/4球の
カバーにマップを描いたものが望ましい。
【0051】またレドームが不要なレンズであれば、レ
ンズの表面にマップを印刷してもよく、また、マップが
印刷されたシール等をレンズに貼りつけて使用すること
もできる。
【0052】また、図5には、一つのアンテナ素子3に
対し、一つのアンテナ支持ポール12が示されている
が、図1〜図3の如きアーム方式を用いても良い。ま
た、図6に示すように、支持ポール12と、複数のアン
テナ素子3を支える小アーム13を組合わせた支持具を
採用してもよい。この場合、アームの形状が、マップの
軌跡と完全には一致しない場合があるので、個々のアン
テナ素子は方位角と仰角の微調整機構を設けるのがよ
く、その方が、ポインティングマップの本来の利点であ
る確実設置の目的に合致する。
【0053】さらに、図7に示す如く、ポインティング
マップ7を網羅するサイズ、または当該アンテナ素子の
存在範囲のみを含むぐらいのサイズの、レドーム8の表
面に取り付け可能な又はレドームと一体に形成された素
子フォルダ14を含め、個々のアンテナ素子3をフォル
ダ14内の任意の位置(マップにマークした位置と対応
する位置)に固定する表面取付け型のレンズアンテナ装
置であってもよい。フォルダ14は、素子や素子取付具
の差込み穴等を微小ピッチで多数設けておくと、任意位
置の穴を選択して素子や素子取付具を所望位置に取付け
ることができる。この場合、素子取付具を用いるとそれ
に方位角と回転角の微調整機構を設けることができる。
【0054】なお、この発明の上記(1)のアンテナ装
置は、アンテナ素子を個々に保持するもの、数個をまと
めて保持するもののどちらでもよい。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の電波レン
ズアンテナ装置は、複数のアンテナ素子を備えているの
で、複数の静止衛生に対して独立的に送受信を行え、ア
ンテナ数を増やす必要がない。また、回転式支持アーム
を有するものはその支持アームに複数のアンテナ素子を
衛星間隔に対応した間隔で取付け、その後、支持アーム
を必要角度回転させるので、複数のアンテナ素子の各静
止衛星に対する位置合わせが一括して行え、調整作業が
非常に簡単になる。
【0056】また、この発明のポインティングマップ及
びそれを用いたアンテナ装置は、アンテナ素子の位置決
め点(衛星捕捉点)を目視確認して素子の位置合わせを
行うことができ、衛星を確実に容易に捕捉できる。ま
た、方位調整用の特別な用具を必要とせず、経済面でも
有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明の電波レンズアンテナは装置の
実施形態の側面図 (b)同上の装置の平面図
【図2】(a)電波レンズアンテナ装置の他の実施形態
の側面図 (b)同上の装置の平面図
【図3】(a)電波レンズアンテナ装置の更に他の実施
形態の側面図 (b)同上の装置の平面図
【図4】(a)ポインティングマップの実施形態の平面
図 (b)同上のマップの側面図
【図5】(a)図4のマップの使用例を示す平面図 (b)同じく側面図
【図6】ポインティングマップの使用の他の例を示す斜
視図
【図7】ポインティングマップの使用の更に他の例を示
す斜視図
【図8】半球状ルーネベルグアンテナ装置の概念図
【図9】アンテナ設置点から見た衛星の方位角、仰角の
説明図
【符号の説明】
1 反射板 2 ルーネベルグレンズ 3 アンテナ素子 4 支持アーム 4a 素子保持部 4b 支軸 5 角度調節器 6 素子取付け手段 7 ポインティングマップ 8 レドーム 9 ポインティングマーク 10 方位マーク 11 衛星方位マーク 12 アンテナ支持ポール 13 小アーム 14 素子フォルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 昌利 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 岸本 哲夫 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 Fターム(参考) 5J020 AA02 AA03 BA06 BB09 BC06 CA01 CA02 DA08 5J021 AA03 AA06 AB07 BA01 BA03 DA03 DA05 DA06 GA02 HA07 JA03 JA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波の反射板と、球の2分断面を反射面
    に添わせて反射板上に設ける半球状ルーネベルグレンズ
    と、電波の送信、受信もしくは送受信を行うアンテナ素
    子と、そのアンテナ素子を定位置に保持する保持具とを
    有し、前記アンテナ素子が複数の通信相手に対応させて
    複数設けられている電波レンズアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 電波の反射板と、球の2分断面を反射面
    に添わせて反射板上に設ける半球状ルーネベルグレンズ
    と、電波の送信、受信もしくは送受信を行うアンテナ素
    子と、レンズを跨ぐアーチ型の支持アームとを有し、前
    記アンテナ素子が複数設けられ、前記支持アームのレン
    ズの球面に沿う円弧状素子保持部に、静止衛星の間隔に
    対応した間隔でアンテナ素子を取付ける手段が設けら
    れ、さらに、レンズ中心を通る軸を支点にして支持アー
    ムを任意位置に回転させる仰角調整機が設けられている
    電波レンズアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 各アンテナ素子と支持アームとの間に、
    さらに、アンテナ素子の方位角と偏波調整用回転角の微
    調整機構を設けた請求項2記載の電波レンズアンテナ装
    置。
  4. 【請求項4】 支持アームを複数有し、同一軸を支点に
    して回転可能なその複数の支持アームに複数のアンテナ
    素子を分配して取付けた請求項2又は3記載の電波レン
    ズアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 支持アームを、両端が非円弧であり、そ
    の非円弧部間にレンズの球面との距離をほぼ一定に保っ
    た円弧状素子保持部が存在する形の変形アームにした請
    求項2〜4のいずれかに記載の電波レンズアンテナ装
    置。
  6. 【請求項6】 半球状ルーネベルグレンズに被せるカバ
    ーを有し、そのカバーの表面に、アンテナ素子の位置合
    わせの指標となす下記等緯度線及び等経度差線と、レン
    ズに対するカバー取付けの基準方位を示すポインティン
    グマークを描いて成る電波レンズアンテナ装置用ポイン
    ティングマップ。 (記)アンテナ設置点の経度をφ、緯度をθ、静止衛星
    の経度をφs、経度差Δφ=φ−φsとして、 等経度差線は、Δφを一定に保ちながらθを変化させて
    得られる半球面上の軌跡、 等緯度線は、θを一定に保ちながらΔφを変化させて得
    られる半球面上の軌跡。
  7. 【請求項7】 半球状ルーネベルグレンズの表面又はそ
    のレンズの表面に貼り着けるフィルムに、アンテナ素子
    の位置合わせの指標となす下記等緯度線及び等経度差線
    を画いて成る電波レンズアンテナ装置用ポインティング
    マップ。 (記)アンテナ設置点の経度をφ、緯度をθ、静止衛星
    の経度をφs、経度差Δφ=φ−φsとして、 等経度差線は、Δφを一定に保ちながらθを変化させて
    得られる半球面上の軌跡、 等緯度線は、θを一定に保ちながらΔφを変化させて得
    られる半球面上の軌跡。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5のいずれかの電波レンズ
    アンテナ装置と、請求項6又は7のポインティングマッ
    プを組合わせた電波レンズアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 電波の反射板と、球の2分断面を反射面
    に添わせて反射板上に設ける半球状ルーネベルグレンズ
    と、電波の送信、受信もしくは送受信を行うアンテナ素
    子と、その素子の支持具とを備える電波レンズアンテナ
    装置と、請求項6又は7記載のポインティングマップを
    組合わせた電波レンズアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 電波の反射板と、球の2分断面を反射
    面に添わせて反射板上に設ける半球状ルーネベルグレン
    ズと、電波の送信、受信もしくは送受信を行うアンテナ
    素子とを備える電波レンズアンテナ装置と、半球状のレ
    ドームを前記カバーとして用いた請求項6記載のポイン
    ティングマップを組合わせ、さらに、前記レドームの表
    面に取付け可能な素子フォルダを含め、その素子フォル
    ダにアンテナ素子を取付け、静止衛星に対するアンテナ
    素子の位置合わせをフォルダ内での取付け点の選択によ
    って行うようにした請求項9に記載の電波レンズアンテ
    ナ装置。
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