JP2003109284A - 記録媒体装着装置 - Google Patents

記録媒体装着装置

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JP2003109284A
JP2003109284A JP2001301912A JP2001301912A JP2003109284A JP 2003109284 A JP2003109284 A JP 2003109284A JP 2001301912 A JP2001301912 A JP 2001301912A JP 2001301912 A JP2001301912 A JP 2001301912A JP 2003109284 A JP2003109284 A JP 2003109284A
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disk
cartridge
tray
inclined portion
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Okifumi Yoshida
興文 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はディスクカートリッジがトレイから
浮き上がることを防止することを課題とする。 【解決手段】 記録媒体カートリッジ装着装置10で
は、トレイ14の記録媒体載置面16に第1の掛止部2
4,25と第2の掛止部28,29が設けられている。
ディスク掛止部材22(22a〜22d)は、装置が垂
直状態で取り付けられている場合に光ディスクの周縁部
を掛止して光ディスクの脱落を防止する。ディスク掛止
部材22(22a〜22d)のうち挿入側に配置された
ディスク掛止部材22a,22bは、挿入方向に傾斜す
る第1の傾斜部36と、ディスクカートリッジが挿入さ
れる際に押圧される第2の傾斜部38とを有する。この
第2の傾斜部38は、ディスクカートリッジの挿入側端
部が当接して第1の傾斜部36を貫通孔34に収納させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体装着装置に
係り、特に円盤状記録媒体または円盤状記録媒体が収容
されたカートリッジが載置されるトレイを記録再生可能
な録媒体装着位置へ移動させて記録媒体を装着する記録
媒体装着装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、DVD−RAM等の円盤状記録媒体が
装着される記録再生装置においては、円盤状記録媒体と
しての光ディスク単体を装着する方式のものと、光ディ
スクが収納されたシャッタ付きのカートリッジを装着す
る方式とが併用されている。 【0003】この種の記録再生装置に用いられる装着装
置は、装置本体に記録媒体交換位置と記録媒体装着位置
との間を移動するトレイを設け、トレイの載置面に光デ
ィスクを載置するか、あるいはディスクカートリッジを
載置することにより光ディスクが装着されるように構成
されている。 【0004】また、トレイの記録媒体載置面には、光デ
ィスクの周縁部を掛止するためのディスク掛止部材が複
数箇所に突出している。このディスク掛止部材は、トレ
イが垂直な状態で移動する場合にトレイからディスクが
脱落することを防止するようにディスクを掛止するもの
であり、ばね部材によりトレイの記録媒体載置面に突出
するように付勢されている。 【0005】そして、ディスクカートリッジがトレイに
載置された場合は、ディスクカートリッジの底面がディ
スク掛止部材を押圧して記録媒体載置面に形成された凹
部へ退避させるようになっている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に構成された記録媒体装着装置では、ディスクカートリ
ッジをトレイに載置する際、ディスクカートリッジの挿
入角度によって、ディスクカートリッジの挿入側端部が
トレイの載置面に突出するディスク掛止部材の先端に当
接してしまいディスク掛止部材を乗り越えることができ
ないおそれがある。 【0007】このように、ディスクカートリッジの挿入
側端部がディスク掛止部材の先端に当接すると、ディス
ク掛止部材が載置面に形成された凹部へ退避できなくな
り、それ以上ディスクカートリッジをトレイに挿入する
ことが阻止されてしまう。 【0008】従って、従来の記録媒体装着装置において
は、ディスクカートリッジの挿入角度が合わないと、デ
ィスクカートリッジの背面側がトレイからはみ出した状
態となり、ディスクカートリッジが本体の前面に当接し
てトレイが停止してしまいトレイを装着位置へ移動させ
ることができなくなるという問題が生じる。 【0009】そこで、本発明は上記課題を解決した記録
媒体装着装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、以下のような特徴を有する。本発明は、円盤
状記録媒体または円盤状記録媒体が収容されたカートリ
ッジが載置されるトレイと、トレイの載置面に形成され
た凹部または孔からなる収納部に進退可能に設けられ円
盤状記録媒体の周縁部を掛止する記録媒体掛止部材と、
記録媒体掛止部材をトレイの載置面に突出するように付
勢する付勢部材とを備え、カートリッジがトレイに載置
されると記録媒体掛止部材が載置面に形成された収納部
に移動する記録媒体装着装置において、記録媒体掛止部
材にカートリッジの挿入により押圧される被押圧面を設
け、被押圧面に作用する押圧力が記録媒体掛止部材を載
置面の凹部に移動させる方向に作用するように所定角度
傾斜させたものであり、カートリッジの挿入角度に拘わ
らず、カートリッジの挿入により記録媒体掛止部材を載
置面の収納部に退避させてカートリッジがトレイから浮
き上がらないようにする。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例について説明する。図1は本発明になる記録媒体カー
トリッジ装着装置の一実施例を示す斜視図である。 【0012】図1に示されるように、記録媒体カートリ
ッジ装着装置10は、光ピックアップ(図示せず)を有
する記録再生装置12の筐体12aに取り付けられてい
る。筐体12aの前面に取り付けられた前面ベゼル13
には、記録媒体カートリッジ装着装置10のトレイ14
が移動するための開口13aが設けられている。 【0013】記録媒体カートリッジ装着装置10は、記
録媒体としての光ディスクまたはディスクカートリッジ
が載置されるトレイ14と、筐体12a内でトレイ14
を記録媒体交換位置または記録媒体装着位置へ移動させ
る移動機構(図示せず)とから構成されている。 【0014】トレイ14は、光ディスクまたはディスク
カートリッジが載置される記録媒体載置面16と、記録
媒体載置面16の中央部に開口するピックアップ用開口
18と、記録媒体載置面16を3方向(前面、左右側
面)で囲むように起立した壁部20a〜20cと、記録
媒体載置面16に突出するディスク掛止部材22(22
a〜22d)とを有する。 【0015】記録媒体載置面16の左右方向を囲むよう
に形成された壁部20b,20cの挿入方向の端部に
は、ディスクカートリッジの上面に当接してディスクカ
ートリッジの浮き上がりを防止するように掛止する第1
の掛止部24,25が記録媒体載置面16と対向するよ
うに設けられている。 【0016】また、前面側に設けられた壁部20aは、
中間位置にディスク取り出し操作を行うための切欠き2
6が設けられ、且つ切欠き26の両側にはディスクカー
トリッジの背面側に形成された凹部に係合してディスク
カートリッジを掛止する第2の掛止部28,29が設け
られている。第2の掛止部28,29は、上端に傾斜面
を有する係合部28a,29aと、係合部28a,29
aを支持する支持部28b,29bとを有する。 【0017】第2の掛止部28,29の両側には、スリ
ット30が設けられているので、ディスクカートリッジ
が挿入される際は、外側に弾性変形してディスクカート
リッジの挿入を妨げない。 【0018】ディスク掛止部材22(22a〜22d)
は、後述するばね部材により記録媒体載置面16より突
出する方向に付勢されており、装置が垂直状態で取り付
けられている場合に光ディスク(図2(A),図3
(A)参照)の周縁部を掛止して光ディスクの脱落を防
止する。 【0019】ディスク掛止部材22(22a〜22d)
のうち挿入側に配置されたディスク掛止部材22a,2
2bは、挿入方向に傾斜する第1の傾斜部36と、ディ
スクカートリッジが挿入される際に押圧される第2の傾
斜部(被押圧面)38を有する。この傾斜部38は、デ
ィスク掛止部材22a,22bの傾斜方向と反対側(イ
ジェクト側)へ傾斜しており、ディスクカートリッジの
挿入側端部が当接して第1の傾斜部36を記録媒体載置
面16の貫通孔34に収納させる。 【0020】尚、ディスク掛止部材22(22a〜22
d)のうちイジェクト側に配置されたディスク掛止部材
22c,22dは、上記被押圧部32が設けられていな
いが、他の部分はディスク掛止部材22a,22bと同
様な構成になっている。 【0021】ここで、本発明の要部を構成するディスク
掛止部材22a,22bについて説明する。尚、ディス
ク掛止部材22aと22bとは、左右対称な形状である
が、同一構成であるので、以下ディスク掛止部材22a
の構成についてのみ説明する。 【0022】図2はディスク掛止部材22aの構成を示
す図であり、(A)はディスク掛止部材22aの平面
図、(B)はディスク掛止部材22aの側面縦断面図で
ある。図3はディスク掛止部材22aの動作状態を示す
図であり、(A)はディスク状記録媒体挿入時の状態を
示す斜視図、(B)はディスクカートリッジ挿入後の動
作状態を示す斜視図である。図2(A)(B)及び図3
(A)(B)に示されるように、ディスク掛止部材22a
は、トレイ14の記録媒体載置面16に形成された貫通
孔(収納部)34に突出位置(ディスク挿入時の位置)
または収納位置(ディスクカートリッジ挿入時の位置)
に移動可能に取り付けられている。尚、本実施例では、
トレイ14の記録媒体載置面16に貫通孔34を設けた
構成を一例として挙げたが、貫通孔の代わりに有底凹部
を設けても良い。 【0023】ディスク掛止部材22aは、挿入方向に傾
斜する第1の傾斜部36と、第1の傾斜部36の先端よ
りイジェクト方向に傾斜する第2の傾斜部38と、第1
の傾斜部36の下面に突出するディスク掛止部40と、
第1の傾斜部36の下面端部より下方に突出する一対の
突部42と、一対の突部42に支持された軸44とを有
する。 【0024】第2の傾斜部38の幅は、第1の傾斜部3
6の横幅よりも小さく、1/2以下であり、正面からみ
ると第2の傾斜部38とディスク掛止部40とが重なら
ないように横方向にずらしてある。ディスク掛止部40
は、光ディスク48の外径に応じた円弧形状に形成され
ており、且つ第2の傾斜部38より内側に位置するよう
に設けられている。従って、光ディスク48をトレイ1
4の載置面16に挿入する際は、光ディスク48は第2
の傾斜部38に接触せずにディスク掛止部40に当接し
て第1の傾斜部36に掛止される。 【0025】軸44の両端部は、貫通孔34の内壁に軸
承されており、ディスク掛止部材22aの回動中心軸と
して機能する。また、軸44の中央部分には、トーショ
ンバネからなるばね部材(付勢部材)46が巻装されて
いる。ばね部材46の一端46aは、第1の傾斜部36
の下面に当接し、ばね部材46の他端46bは貫通孔3
4内壁の段部34aに当接している。また、第1の傾斜
部36は、ばね部材46のコイル部46cに対向する部
位に四角形状の切欠き47を有する。 【0026】従って、ディスク掛止部材22aは、ばね
部材46のばね力により記録媒体載置面16上に突出す
るA方向に付勢されている。ばね部材46のばね力(ば
ね定数)は、ディスクカートリッジの荷重よりも小さく
設定されている。そのため、ディスク掛止部材22a
は、図3(B)に示されるように、ディスクカートリッ
ジの荷重または挿入力が作用した場合には、B方向に回
動して貫通孔34に収納される。 【0027】記録媒体挿入前は、図2(B)に示される
ように、ディスク掛止部材22aの端部が貫通孔34の
内壁に当接して第1の傾斜部36及び第2の傾斜部38
が記録媒体載置面16上に突出した位置で停止してお
り、第1の傾斜部36と第2の傾斜部38との境界線が
頂点となる。この記録媒体挿入前の状態では、垂線に対
して第1の傾斜部36が角度αで傾斜しており、第2の
傾斜部38が角度βで傾斜している。この傾斜角度α,
βは、夫々35°〜65°の範囲に入るように設定され
ている。 【0028】従って、第2の傾斜部38は、ディスクカ
ートリッジの挿入により作用する押圧力がディスク掛止
部材22aを載置面16の貫通孔34に移動させる方向
に作用するように傾斜している。 【0029】また、この記録媒体挿入前の状態では、図
2(A)及び図3(A)に示されるように、掛止部材2
2aは、第1の傾斜部36の先端部と側面が記録媒体載
置面16上で開口しており、光ディスク(記録媒体)4
2が第1の傾斜部36の下方に挿入されるように突出し
ている。そのため、光ディスク42は、トレイ14に挿
入されると、記録媒体載置面16と第1の傾斜部36と
の隙間を通過してディスク掛止部40に当接することに
より、装置が垂直状態で設置されても掛止部材22aに
掛止されて脱落が防止される。 【0030】ここで、ディスクカートリッジをトレイ1
4に挿入する動作について説明する。図4はディスクカ
ートリッジ挿入動作を説明するための図であり、(A)
はディスクカートリッジ挿入前の状態を示す側面縦断面
図、(B)はディスクカートリッジ挿入開始の状態を示
す側面縦断面図、(C)はディスクカートリッジ挿入後
の状態を示す側面縦断面図である。 【0031】図4(A)に示されるように、ディスクカ
ートリッジ挿入前の状態は、ディスク掛止部材22(2
2a〜22d)が記録媒体載置面16に傾斜した状態で
突出している。 【0032】図4(B)に示されるように、トレイ14
にディスクカートリッジ50を挿入する場合、ディスク
カートリッジ50の挿入側端部50aをトレイ14の挿
入側に配置されたディスク掛止部材22a,22bの上
方に載置するように挿入する。これにより、ディスクカ
ートリッジ50の挿入側端部50aの下面が、ディスク
掛止部材22a,22bに設けられた第1の傾斜部36
の傾斜角度で挿入されて第1の傾斜部36上に載置され
る。これと同時に、ディスクカートリッジ50の挿入側
端部50aがディスク掛止部材22a,22bの第1の
傾斜部36と第1の掛止部24,25との間に斜めに挿
入される。この挿入開始状態では、ディスクカートリッ
ジ50の背面50bがまだトレイ14の壁部20aの上
方に位置している。 【0033】図4(C)に示されるように、ディスクカ
ートリッジ50の背面50bが挿入方向に押圧される
と、ディスクカートリッジ50は、挿入側端部50aを
第1の掛止部24,25の下方に挿入すると共に、背面
50bをトレイ14の壁部20aに当接するように挿入
させる。そして、壁部20aに設けられた第2の掛止部
28,29の係合部28a,29aがディスクカートリ
ッジ50の背面50bに設けられた凹部50cに係合す
る。 【0034】このように、ディスクカートリッジ50
は、挿入側端部50aが第1の掛止部24,25により
浮き上がりが防止され、背面50bが第2の掛止部2
8,29に掛止されて浮き上がりが防止される。従っ
て、ディスクカートリッジ50は、底面が記録媒体載置
面16に当接した状態に保持されており、ディスク掛止
部材22(22a〜22d)を記録媒体載置面16から
突出しないように押圧する。 【0035】よって、記録媒体カートリッジ装着装置1
0は、トレイ14が垂直状態となる向きで設置された場
合でもディスクカートリッジ50の前後両端が第1の掛
止部24,25及び第2の掛止部28,29により記録
媒体載置面16に当接した状態に保持されるので、記録
媒体載置面16からディスクカートリッジ50が浮き上
がることが確実に防止され、トレイ14の移動を妨げる
ことがない。 【0036】次に、ディスクカートリッジ50をトレイ
14に挿入した場合の動作について説明する。図5はデ
ィスクカートリッジ50の挿入側端部50aが第2の傾
斜部38に当接した場合の挿入動作を説明する図であ
り、(A)はディスクカートリッジ50の挿入状態を拡
大して示す側面縦断面図、(B)はディスク掛止部材2
2aが回動した状態を拡大して示す側面縦断面図、
(C)はディスク掛止部材22aが貫通孔34に収納さ
れた状態を拡大して示す側面縦断面図である。 【0037】図5(A)に示されるように、ディスクカ
ートリッジ50をトレイ14に挿入すると、ディスクカ
ートリッジ50の挿入側端部50aの下側角部がディス
ク掛止部材22a,22bの第2の傾斜部38に当接す
る。 【0038】ディスク掛止部材22a,22bの第2の
傾斜部38が、前述したように垂線に対してイジェクト
方向に角度βで傾斜しているため、挿入側端部50aの
当接により第2の傾斜部38に作用する押圧力Fは、角
度βに応じた水平分力Faと垂直分力Fbとに分かれ
る。 【0039】従って、ディスクカートリッジ50が力F
で挿入されると、水平分力Faで挿入方向に移動すると
共に、ディスク掛止部材22a,22bの第2の傾斜部
38を垂直分力Fbで下方に押圧する。 【0040】そのため、図5(B)に示されるように、
ディスク掛止部材22a,22bの第2の傾斜部38
は、軸44を中心にB方向に回動する。その際、挿入側
端部50aの下側角部が第2の傾斜部38を摺動して第
2の傾斜部38に対する押圧位置がずれるが、第2の傾
斜部38の傾斜角度βがより大きくなるため、第2の傾
斜部38に作用する垂直分力Fbがより大きくなる。こ
れにより、ディスク掛止部材22a,22bを容易に回
動させることが可能になる。 【0041】図5(C)に示されるように、挿入側端部
50aの下側角部が第2の傾斜部38を通過すると、デ
ィスク掛止部材22a,22bの第1の傾斜部36に当
接し、ディスク掛止部材22a,22bを貫通孔34に
収納させることができる。 【0042】このように、ディスクカートリッジ50を
トレイ14に挿入した場合、挿入側端部50aの下側角
部が第2の傾斜部38を摺動しながらディスク掛止部材
22a,22bをB方向に回動させて貫通孔34に収納
させることができ、ディスクカートリッジ50の挿入角
度に拘わらず、ディスクカートリッジ50の挿入により
ディスク掛止部材22a,22bを記録媒体載置面16
の貫通孔34に退避させてディスクカートリッジ50が
トレイ14から浮き上がることを防止できる。 【0043】よって、トレイ14を挿入方向に駆動する
とき、ディスクカートリッジ50が前面ベゼル13に当
接せず、トレイ14の移動がディスクカートリッジ50
によって妨げられることがないようにディスクカートリ
ッジ50を確実にトレイ14に挿入することが可能にな
る。 【0044】尚、上記実施例では、DVD−RAM等を記録媒
体として装着される記録再生装置に用いた場合を一例と
して説明したが、これに限らず、他の形式の記録媒体が
装着される装着装置にも適用できるのは勿論である。 【0045】 【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、円盤状記
録媒体または円盤状記録媒体が収容されたカートリッジ
が載置されるトレイと、トレイの載置面に形成された凹
部または孔からなる収納部に進退可能に設けられ円盤状
記録媒体の周縁部を掛止する記録媒体掛止部材と、記録
媒体掛止部材をトレイの載置面に突出するように付勢す
る付勢部材とを備え、カートリッジがトレイに載置され
ると記録媒体掛止部材が載置面に形成された収納部に移
動する記録媒体装着装置において、記録媒体掛止部材に
カートリッジの挿入により押圧される被押圧面を設け、
被押圧面に作用する押圧力が記録媒体掛止部材を載置面
の収納部に移動させる方向に作用するように所定角度傾
斜させたものであり、カートリッジの挿入角度に拘わら
ず、カートリッジの挿入により記録媒体掛止部材を載置
面の収納部に退避させてカートリッジがトレイから浮き
上がることを防止できる。そのため、カートリッジがト
レイからはみ出して前面ベゼルに当接することを防止し
てカートリッジの装着を確実に行える。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明になる記録媒体装着装置の一実施例を示
す斜視図である。 【図2】ディスク掛止部材22aの構成を示す図であ
り、(A)はディスク掛止部材22aの平面図、(B)
はディスク掛止部材22aの側面縦断面図である。 【図3】ディスク掛止部材22aの動作状態を示す図で
あり、(A)はディスク状記録媒体挿入時の状態を示す
斜視図、(B)はディスクカートリッジ挿入後の動作状
態を示す斜視図である。 【図4】ディスクカートリッジ挿入動作を説明するため
の図であり、(A)はディスクカートリッジ挿入前の状
態を示す側面縦断面図、(B)はディスクカートリッジ
挿入開始の状態を示す側面縦断面図、(C)はディスク
カートリッジ挿入後の状態を示す側面縦断面図である。 【図5】ディスクカートリッジ50の挿入側端部50a
が第2の傾斜部38に当接した場合の挿入動作を説明す
る図であり、(A)はディスクカートリッジ50の挿入
状態を拡大して示す側面縦断面図、(B)はディスク掛
止部材22aが回動した状態を拡大して示す側面縦断面
図、(C)はディスク掛止部材22aが貫通孔34に収
納された状態を拡大して示す側面縦断面図である。 【符号の説明】 10 記録媒体カートリッジ装着装置 12 記録再生装置 14 トレイ 16 記録媒体載置面 18 ピックアップ用開口 20a〜20c 壁部 22(22a〜22d) ディスク掛止部材 24,25 第1の掛止部 28,29 第2の掛止部 34 貫通孔 36 第1の傾斜部 38 第2の傾斜部 40 ディスク掛止部 42 光ディスク 44 軸 46 ばね部材 50 ディスクカートリッジ 50a 挿入側端部 50b 背面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 円盤状記録媒体または円盤状記録媒体が
    収容されたカートリッジが載置されるトレイと、該トレ
    イの載置面に形成された凹部または孔からなる収納部に
    進退可能に設けられ前記円盤状記録媒体の周縁部を掛止
    する記録媒体掛止部材と、該記録媒体掛止部材を前記ト
    レイの載置面に突出するように付勢する付勢部材とを備
    え、前記カートリッジが前記トレイに載置されると前記
    記録媒体掛止部材が前記載置面に形成された収納部に移
    動する記録媒体装着装置において、 前記記録媒体掛止部材に前記カートリッジの挿入により
    押圧される被押圧面を設け、該被押圧面に作用する押圧
    力が前記記録媒体掛止部材を前記載置面の収納部に移動
    させる方向に作用するように所定角度傾斜させたことを
    特徴とする記録媒体装着装置。
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