JP2003107459A - 液晶表示パネル用対向基板、及び液晶表示パネル - Google Patents

液晶表示パネル用対向基板、及び液晶表示パネル

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JP2003107459A
JP2003107459A JP2001304101A JP2001304101A JP2003107459A JP 2003107459 A JP2003107459 A JP 2003107459A JP 2001304101 A JP2001304101 A JP 2001304101A JP 2001304101 A JP2001304101 A JP 2001304101A JP 2003107459 A JP2003107459 A JP 2003107459A
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crystal display
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thin film
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Kazunori Ono
一法 小野
Kenji Matsumoto
研二 松本
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Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラックマトリックスのパターンの線幅を小
さくする場合であっても、膜剥れを防止すると共に、良
好なパターン形状を得る技術を提供する。 【解決手段】 低反射膜6と高反射膜10とを、それぞ
れ透光性基板4の一方面4aと他方面4bとに分けてパ
ターンニングし、当該各膜6、10によってブラックマ
トリックスを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクタ
等にライトバルブとして用いられる液晶表示パネルに係
り、より詳細には、その液晶表示パネルを構成する対向
基板に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタ等にライトバルブとし
て用いられる液晶表示パネル(以下、単に「液晶表示パ
ネル」と記す。)においては、駆動基板に液晶層を介し
て対向配置される対向基板の側から強力な投射光が入射
される。そして、この強力な投射光が、駆動基板上に形
成されたアクティブ素子である薄膜トランジスタ(TF
T;Thin Film Transistor)のa−Si(アモルファス
シリコン)膜やp−Si(ポリシリコン)膜等から成る
チャネル形成用の領域に入射すると、この領域において
光電変換効果によりTFTのトランジスタ特性を劣化さ
せる。
【0003】そこで、この現象を抑制するため、各々の
TFTに対向する位置にブラックマトリックスと呼ばれ
る遮光性の膜を形成する事が行われている。ブラックマ
トリックスは、Cr(クロム)等の金属材料や、カーボ
ンをフォトレジストに分散した樹脂ブラック等から成る
もので、TFTのa−Si膜やp−Si膜に対する遮光
効果に加えて、コントラストの向上、及び色材の混色防
止等の効果を発揮する。
【0004】一方、液晶表示パネルにおいては、Crや
樹脂ブラックをブラックマトリックスとして使用した場
合は、それ自体の光の反射率が低いため強力な投射光を
吸収してしまい、液晶表示パネル全体が高温になってし
まう弊害がある。
【0005】この事に鑑みて、特開平9−211439
号公報には、図7に示す様に、ガラス基板100上に高
反射率の層102を設け、その高反射率の層102の上
に樹脂ブラックやCr酸化物から成る低い反射率の層1
04を積層する事が開示されている。この技術は、高反
射率の層102と低反射率の層104とを積層する事に
よってブラックマトリックスを構成し、液晶セル内に入
射した迷光による誤作動を低反射率の層104で防止す
る一方、液晶表示パネル自体の温度上昇を高反射率の層
102で防止しようとするものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】斯かる技術は、液晶表
示パネルの温度上昇を抑える点において有用ではあった
が、液晶表示パネルの高画素化に伴ってブラックマトリ
ックスのパターン線幅が微細化してきた近時では、次の
様な問題を生じると云うことができる。
【0007】即ち第1に、パターン線幅を微細化する場
合は、高反射率の層と低反射率の層とでは熱膨張率が異
なるので、積層された当該各層の境界面において膜応力
が発生し、何れかの層が剥離してしまう懸念がある。
【0008】また第2に、異種金属から成る層によって
微細なパターンを形成した場合、ブラックマトリックス
のパターン精度が悪化する懸念がある。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑み成されたもの
であり、ブラックマトリックスのパターンの線幅を小さ
くする場合であっても、膜剥れを防止する技術を提供す
る事を目的とする。また、本発明は、ブラックマトリッ
クスのパターンの線幅を小さくする場合であっても、良
好なパターン形状を得る技術を提供する事を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成する為に次の様な構成を採る。 (構成1)複数の画素電極を有して成る駆動基板に、液
晶層を介して対向配置される液晶表示パネル用対向基板
であって、前記液晶表示パネル用対向基板が、透光性を
有する透光性基板を備え、この透光性基板には、前記駆
動基板側の第1面に低反射膜を形成する一方、当該第1
面とは反対側の第2面に高反射膜を形成して成る事を特
徴とする液晶表示パネル用対向基板。
【0011】(構成2)構成1の液晶表示パネル用対向
基板に於いて、前記駆動基板は、前記複数の画素電極
と、前記各画素電極を個々にスイッチング駆動する複数
のスイッチング素子と、前記複数の画素電極及び前記ス
イッチング素子が形成された液晶パネル領域の外側に配
置され、液晶パネルを駆動する駆動回路と、を有するも
のであって、前記液晶表示パネル用対向基板が、前記高
反射膜を、前記第2面における少なくとも前記駆動回路
に対向した領域に形成して成る事を特徴とする液晶表示
パネル用対向基板。
【0012】(構成3)構成1又は2の液晶表示パネル
用対向基板に於いて、前記透光性基板における少なくと
も前記各スイッチング素子に対向した領域に、前記低反
射膜のみをマトリクス状に形成して成る事を特徴とする
液晶表示パネル用対向基板。
【0013】(構成4)構成1乃至3の何れかの液晶表
示パネル用対向基板に於いて、前記透光性基板に、前記
高反射膜を挟んだ状態でガラス基板を接合して成る事を
特徴とする液晶表示パネル用対向基板。
【0014】(構成5)構成1乃至4の何れかの液晶表
示パネル用対向基板に於いて、前記第1面には、前記各
スイッチング素子に対向した領域に前記低反射膜をマト
リクス状に形成し、前記第2面の側から投射される投射
光を、前記第1面における前記低反射膜が形成されてい
ない領域に集光させるマイクロレンズアレイを備えた事
を特徴とする液晶表示パネル用対向基板。
【0015】(構成6)構成1乃至5の何れかの液晶表
示パネル用対向基板を具備して成る事を特徴とする液晶
表示パネル用対向基板。
【0016】構成1の液晶表示パネル用対向基板によれ
ば、高反射膜によって液晶表示パネルの温度上昇が防止
される。また、低反射膜によって迷光(戻り光)が吸収
されるので、スイッチング素子(例えば、TFT等)の
劣化が防止される。しかも、低反射膜は透光性基板にお
ける第1面に形成され、高反射膜は第1面とは反対側の
第2面に形成されているので、当該各膜を積層する事に
因る問題が解消される。即ち、仮に高反射膜と低反射膜
とで熱膨張係数が異なっていても、これらを積層しては
いないので、当該各膜が互いに影響し合って剥がれる懸
念はない。また、高反射膜と低反射膜とは、それぞれ第
1面、第2面に独立して形成できるので、これらを個別
に高精度にパターンニングできる。その結果、信頼性の
高い液晶表示パネル用対向基板を実現できる。
【0017】構成2の液晶表示用対向基板によれば、高
反射膜が少なくとも駆動回路に対向する領域に形成され
ているので、この駆動回路に投射光が直接投射される事
は無い。また、仮に駆動回路の領域に対向して低反射膜
を形成する場合であっても、その低反射膜に投射光が直
接投射される事は無い。従って、駆動回路或いは低反射
膜が投射光を吸収して発熱してしまう事が抑制される。
その結果、液晶表示パネル自体の温度上昇を最小限に抑
える事ができる。
【0018】尚、信頼性を更に向上させるために、スイ
ッチング素子(例えば、TFT等)に対向した領域にも
高反射膜をマトリクス状に形成してもよい。また、第1
面における駆動回路に対向した領域に低反射膜を形成し
てもよい。
【0019】構成3記載の液晶表示用対向基板によれ
ば、透光性基板における各スイッチング素子(例えば、
TFT等)に対向した領域に、低反射膜のみをマトリク
ス状に形成するので、透光性基板の第1面と第2面と
で、高反射膜と低反射膜のパターンの位置合わせを行う
必要が無くなる。これにより、製造効率を向上できる。
【0020】構成4の液晶表示用対向基板によれば、透
光性基板に、高反射膜を挟んだ状態でガラス基板を接合
することとしたので、透光性基板或いは高反射膜に塵そ
の他の異物が直接付着することが回避される。これによ
り、透光性基板或いは高反射膜の寿命を延ばせる。
【0021】構成5の液晶表示パネル用対向基板によれ
ば、第2面の側から入射する投射光は、マイクロレンズ
アレイによって、第1面における低反射膜が形成されて
いない領域に集光される。従って、低反射膜が投射光に
さらされるのを最小限に抑える事ができる。これによ
り、低反射膜が投射光を吸収する事に因る液晶表示パネ
ルの温度上昇が防止される。また、投射光は、集光され
る事によって、低反射膜で遮光される事無く透光性基板
を透過するので、投射光の利用効率を高めることがで
き、明るい画像を得ることができる。
【0022】構成6の液晶表示パネルは、以上説明した
構成1乃至5の何れかの液晶表示パネル用対向基板を具
備して成るので、高品質で長期信頼性に懸念がない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明が適用された対向基板について説明する。尚、図1〜
図6では、便宜上、各層や各部材の縮尺を変えて示して
いる。
【0024】〔第1の実施の形態〕図1は、第1の実施
の形態による対向基板2の断面概略図である。この対向
基板2は、複数の画素電極と、各画素電極を個々にスイ
ッチング駆動するスイッチング素子としての複数のTF
Tと、画素電極とTFTが形成された液晶パネル領域の
外側に配置されて液晶パネルを駆動する駆動回路と、を
有して成る駆動基板(図示せず)に、液晶層(電気光学
物質)を介して対向配置されるものであり、透光性基板
としてのガラス基板4を備えて構成されている。
【0025】このガラス基板4における駆動基板側の第
1面4aには低反射薄膜パターン(低反射膜)6が形成
され、当該第1面4aとは反対側の第2面4bには高反
射薄膜パターン(高反射膜)8が形成されている。ま
た、ガラス基板4の第2面4b側には、当該ガラス基板
4と相対面するよう高反射薄膜パターン8を挟んだ状態
で防塵ガラス10が接着剤等によって接合されている。
【0026】低反射薄膜パターン6は、第1面4a上に
おいて、駆動基板に形成された各TFTを遮光する様
に、これらに対向した領域にマトリクス状に形成されて
いる。一方、高反射薄膜パターン8は、第2面4b上に
おいて、駆動基板に形成された駆動回路を遮光するよう
に、これに対向した領域に形成されている。詳細には、
高反射薄膜パターン8は、平面視において第2面4bの
周縁に枠状に形成されている。従って、ガラス基板4に
おける各TFTに対向した領域には、低反射薄膜パター
ン6のみがマトリクス状に形成されている。
【0027】以下、低反射薄膜パターン6、及び高反射
薄膜パターン10について詳細に説明する。低反射薄膜
パターン6は、その反射率が低い程、液晶セル内におけ
る迷光の反射を抑制できる。そこで、低反射薄膜パター
ン6の反射率は好ましくは30%以下であり、より好ま
しくは20%以下であり、更に好ましくは10%以下で
ある。
【0028】また、低反射薄膜パターン6の材料として
は、Cr、Ni、Si、Ge等の金属、若しくはこれら
金属の酸化物、窒化物、酸化窒化物、又はTi、Cr、
W、Ta、Mo及びPd等の高融点金属シリサイド、カ
ーボン、あるいは黒色の有機色素が挙げられる。好まし
くは、低反射薄膜パターン6の材料としてCrを主成分
とする材料、高融点金属シリサイドから成る材料、又は
これらの酸化物、窒化物、若しくは酸化窒化物を採用す
る。低反射薄膜パターン6の材料として、金属酸化物や
金属窒化物、金属酸化窒化物を用いると膜厚が薄くても
遮光性が高く且つ反射率を低くできる。
【0029】また、低反射薄膜パターン6の膜厚は、当
該低反射薄膜パターン6の材料、反射率、或いは光学濃
度等によって適宜調整されるが、80〜2000[Å]の
範囲が好ましい。より好ましくは、低反射薄膜パターン
6の膜厚は、200〜2000[Å]の範囲である。
【0030】一方、高反射薄膜パターン8は、その反射
率が高い程、液晶パネルの温度上昇を抑制できる。そこ
で、高反射薄膜パターン8の反射率は、好ましくは70
%以上であり、より好ましくは80%以上であり、更に
好ましくは90%以上である。
【0031】また、高反射薄膜パターン8の材料として
は、Ni、Ag、Pt、Al等の金属又はそれらの合金
が挙げられる。好ましくは、高反射薄膜パターン8は、
Al或いはAl合金から構成する。その場合は、可視光
の波長域である380〜700[nm]までの波長域での
光の反射率が高く、また波長依存性が少なく均一な反射
率を有する高反射薄膜パターン10を実現できる。ま
た、高反射薄膜パターン8の主成分をAlとする場合
は、当該Alに対してTiを0.1at%以上、5.0
at%以下含有せしめるのが好ましい。
【0032】また、高反射薄膜パターン8の膜厚は、当
該高反射薄膜パターン8の材料、反射率、或いは光学濃
度等によって適宜調整されるが、100〜800[Å]の
範囲が好ましい。より好ましくは、高反射薄膜パターン
8の膜厚は、300〜800[Å]の範囲である。
【0033】尚、上述した低反射薄膜パターン16及び
高反射薄膜パターン8の反射率は、液晶表示パネルが使
用される可視光の波長領域(380〜700nm)での
反射率を指す。また、低反射薄膜パターン6及び高反射
薄膜パターン8の光学濃度は、好ましくは3以上、より
好ましくは4以上である。
【0034】第1の実施の形態においては次の様な効果
が得られる。 (1)低反射薄膜パターン6と高反射薄膜パターン8と
を、それぞれガラス基板4の一方面(第1面4a)と他
方面(第2面4b)とに分けて形成したので、仮に当該
各膜の熱膨張係数が異なっていても、これらが互いに影
響し合って剥がれる懸念はない。従って、従来のように
低反射薄膜パターン6と高反射薄膜パターン8との密着
性その他の相性を考慮する必要がなくなるので、当該各
膜の材料選択肢が広がる。
【0035】(2)低反射薄膜パターン6と高反射薄膜
パターン8とは、それぞれ第1面4a、第2面4bに独
立して形成できるので、これらを個別に高精度にパター
ンニングできる。その結果、信頼性の高い液晶表示パネ
ル用対向基板を実現できる。
【0036】(3)高反射薄膜パターン8が駆動回路に
対向する領域に形成されているので、駆動回路に投射光
が直接投射される事は無い。従って、駆動回路が投射光
を吸収して発熱してしまう事が抑制される。これによ
り、ポリシリコンタイプの駆動基板の様に、駆動回路
(ソースドライバやゲートドライバ等)の占める領域が
大きい場合であっても、液晶表示パネル自体の温度上昇
を最小限に抑える事ができる。
【0037】(4)ガラス基板4における各TFTに対
向した領域には、低反射薄膜パターン6のみをマトリク
ス状に形成したので、ガラス基板4の第1面4aと第2
面4bとで、低反射薄膜パターン6と高反射薄膜パター
ン8との位置合わせを行う必要が無くなる。これによ
り、対向基板2の製造効率を向上できる。
【0038】(5)ガラス基板4には、第2面4b側
に、高反射薄膜パターン8を挟んだ状態で防塵ガラス1
0を接合したので、ガラス基板4或いは高反射薄膜パタ
ーン8に塵その他の異物が直接付着することが回避され
る。これにより、ガラス基板4及び高反射薄膜パターン
8の寿命を延ばせる。また、防塵ガラス10には、異物
が付着しにいので、異物が液晶パネル投影面に映し出さ
れてしまう事が防止される。
【0039】尚、ガラス基板4の材料は、液晶表示パネ
ルで使用する可視光に対して透明であれば良く、例えば
石英ガラスや無アルカリガラス等を用いる事ができる。
また、防塵ガラス10における投射光が入射する側の表
面に反射防止膜を設けるのが好ましい。反射防止膜を設
けることにより、対向基板2に入射される入射光の透過
率が向上されるので、液晶パネルが明るくなるので好ま
しい。また、第1面4aには、駆動回路に対向した領域
にも低反射薄膜パターン6を形成してもよい。また、ガ
ラス基板4における各TFTに対向した領域には、高反
射薄膜パターン8のみをマトリクス状に形成することと
してもよい。この場合も上記(4)と同様の効果が得ら
れる。また、低反射薄膜パターン6と高反射薄膜パター
ン8との各々は、単層又は複数層の何れであってもよ
い。また、各々を異種材料から成る複数層とする場合、
段階的に形成しても、組成が連続的に変化した連続膜と
してもよい。但し、連続膜とした方が低反射薄膜パター
ン6の断面特性が良好になるので好ましい。
【0040】〔第2の実施の形態〕図2は、第2の実施
の形態である対向基板12の断面概略図である。この対
向基板12は、第1の実施の形態による対向基板2と比
べると、高反射薄膜パターン20が、駆動回路に対向す
る領域のみならず、低反射薄膜パターン16に対向した
領域にマトリックス状に形成されている点で相違する。
その他、低反射薄膜パターン16や高反射薄膜パターン
20等の材料等は同様なので説明は省略する。
【0041】第2の実施の形態によれば、各TFTに対
向する微小領域にも高反射薄膜パターン20を形成した
ので、低反射薄膜パターン16の温度上昇を抑えること
ができる。従って、信頼性の高い液晶表示パネルが実現
される。
【0042】〔第3の実施の形態〕図3は、第3の実施
の形態による対向基板22の断面概略図である。この対
向基板22は、第1の実施の形態による対向基板2と比
べると、防塵ガラス24における駆動基板(図示せず)
側の表面上に等方的なエッチング処理により、マトリッ
クス状の低反射薄膜パターン32間に断面円弧状の凹部
が形成され、各々の凹部に透明材料からなる高屈折率樹
脂26,26…が充填されている点で相違する。それ以
外の高反射薄膜パターン28、低反射薄膜パターン32
の材料等は同様なので説明は省略する。
【0043】この対向基板22では、高屈折率樹脂2
6,26…によってマイクロレンズアレイを構成してい
る。即ちマイクロレンズアレイは、各々の凹部に高屈折
率樹脂26が充填されて成る凸レンズを複数有して成
り、第2面30bの側から投射される投射光を、第1面
30aにおける低反射薄膜パターン32が形成されてい
ない領域に集光させる
【0044】第3の実施の形態によれば、次の様な効果
が得られる。 (1)防塵ガラス24の側から入射する投射光は、マイ
クロレンズアレイによって、第1面30aにおける低反
射薄膜パターン32が形成されていない領域に集光され
るので、当該低反射薄膜パターン32が投射光にさらさ
れるのを最小限に抑える事ができる。これにより、低反
射薄膜パターン32が投射光を吸収する事に因る液晶表
示パネルの温度上昇が防止される。その結果、誤作動が
起きない信頼性の高い液晶表示パネルが実現される。
【0045】(2)また、投射光は、集光される事によ
って、低反射薄膜パターン32で遮光される事無くガラ
ス基板30を透過するので、投射光の利用効率を高める
ことができる。従って、この対向基板22が適用される
液晶パネルでは、明るい画像を得ることができる。
【0046】尚、マイクロレンズアレイを形成する箇所
は低反射薄膜パターン32よりも光源側であれば、特に
限定されない。従って、マイクロレンズアレイをガラス
基板30の第2面30bに形成することもできる。
【0047】以下、第1〜第3の実施の形態による対向
基板2,12,22の製造方法について実施例を通して
説明する。但し、当該各対向基板の製造方法は、以下の
実施例に限定されない。
【0048】(実施例1)次の様にして第1の実施の形
態による対向基板2を製造した。先ず、厚さ1.1[m
m]の透光性基板としての石英ガラス基板34上に、ス
パッタ装置を用いて低反射薄膜から成る窒化Cr薄膜3
6を800[Å]形成した(図4(a))。更に、この窒
化Cr薄膜36上に感光性樹脂(レジスト膜)をスピン
コート法により5000[Å]の厚みで形成し、その後、
フォトマスクを用い、画素電極に対向した領域に、幅4
[μm]、ピッチ26[μm]のマトリックス状の感光性樹
脂パターン38を形成した(図4(b))。
【0049】次に、マトリックス状の感光性樹脂パター
ン38を形成した基板を、Crエッチング液(和光純薬
社製HY液)に浸漬して、感光性樹脂パターン38をマ
スクとして窒化Cr薄膜36をエッチング除去し(図4
(c))、次いで、感光性樹脂の除去液であるアルカリ
性水溶液に浸漬し、感光性樹脂パターン38を除去して
マトリックス状の窒化Cr薄膜パターン36付きガラス
基板34を得た(図4(d))。
【0050】一方、蒸着法により反射防止膜40が形成
された厚み50[μm]のカバーガラス(石英ガラス)4
2上に、スパッタ装置を用いて高反射薄膜からなるAl
合金薄膜44を300[Å]形成した(図4(e))。
【0051】更に、このAl合金薄膜44上に感光性樹
脂(レジスト膜)をスピンコート法により5000[Å]
の厚みで形成し、さらにフォトマスクを用い、駆動回路
(図示せず)に対応した領域に感光性樹脂パターン46
を形成した(図4(f))。尚、駆動回路に対応した領
域とは、画素電極が形成された液晶パネル領域を囲むよ
うに、液晶パネル領域の外側に確保された幅2[mm]の
遮光帯(外枠)の領域を云う。
【0052】次に、燐酸と硝酸の混合液に浸漬して、感
光性樹脂パターン46をマスクとしてAl合金薄膜44
をエッチング除去し(図4(g))、次いでアルカリ性
水溶液に浸漬して感光性樹脂パターン46を除去してA
l合金薄膜パターン44付きカバーガラス42を得た
(図4(h))。
【0053】上記の窒化Cr薄膜パターン36付きガラ
ス基板34とAl合金薄膜パターン44付きカバーガラ
ス42を、予めフォトリソで形成しておいたガラス基板
とカバーガラスの位置合わせ用アライメントマークによ
って位置合わせを行いながら、接着剤により接合して液
晶表示パネル用対向基板を得た(図4(i))。得られ
た液晶表示パネル用対向基板は、カバーガラス42面側
からの反射率は91%、駆動基板側からの反射率は8%
であった。
【0054】(実施例2)次の様にして、第2の実施の
形態による対向基板12を製造した。厚み1.1 [m
m]の透光性基板としての石英ガラス基板48上に、ス
パッタ装置を用いて低反射薄膜からなる酸化Cr薄膜5
0を800[Å]形成した(図5(a))。さらにこの酸
化Cr薄膜50上に感光性樹脂(レジスト膜)をスピン
コート法により5000[Å]の厚みで形成し、さらにフ
ォトマスクを用い、幅4[μm]、ピッチ26[μm]のマ
トリックス状の感光性樹脂パターン52を形成した(図
5(b))。
【0055】次に、マトリックス状の感光性樹脂パター
ン52を形成した基板を、Crエッチング液(和光純薬
社製HY液)に浸漬して、感光性樹脂パターン52をマ
スクとして酸化Cr薄膜50をエッチング除去し(図5
(c))、次いで、感光性樹脂の除去液であるアルカリ
性水溶液に浸漬し、感光性樹脂パターン52を除去した
後、酸化Cr薄膜パターン50が形成された側のガラス
基板48上に透明導電膜からなるITO膜54を成膜
し、マトリックス状の酸化Cr薄膜パターン50付きガ
ラス基板48を得た(図5(d))。
【0056】一方、蒸着法により反射防止膜56が形成
された厚み50[μm]のカバーガラス(石英ガラス)5
8上に、スパッタ装置を用いて高反射薄膜からなるAl
合金薄膜60を300[Å]形成した(図5(e))。
【0057】更にこのAl合金薄膜60上に感光性樹脂
(レジスト膜)をスピンコート法により5000[Å]の
厚みで形成し、次いでフォトマスクを用い、駆動回路
(図示せず)に対応した領域と、画素電極に対応した領
域にそれぞれ、画素電極が形成された液晶パネル領域を
囲むように、液晶パネル領域の外側に幅2[mm]の外枠
状の感光性樹脂パターン62と、幅4[μm]、ピッチ2
6[μm]のマトリックス状の感光性樹脂パターン62を
形成した(図5(f))。
【0058】次に、燐酸と硝酸の混合液に浸漬して、感
光性樹脂パターン62をマスクとしてAl合金薄膜60
をエッチング除去し(図5(g))、次いでアルカリ性
水溶液に浸漬して感光性樹脂パターン62を除去してA
l合金薄膜パターン60付きカバーガラス58を得た
(図5(h))。
【0059】上記の酸化Cr薄膜パターン50付きガラ
ス基板48とAl合金薄膜パターン60付きカバーガラ
ス58を、予めフォトリソで形成しておいたガラス基板
とカバーガラスの位置合わせ用アライメントマークによ
って位置合わせを行いながら、接着剤により接合して液
晶表示パネル用対向基板を得た(図5(i))。得られ
た液晶表示パネル用対向基板は、カバーガラス58面側
からの反射率は91%、駆動基板側からの反射率は10
%であった。
【0060】(実施例3)次の様にして、第3の実施の
形態による対向基板22を製造した。先ず、厚み50
[μm]のカバーガラス(石英ガラス)64上に、スパッ
タ装置を用いて高反射薄膜からなるAl合金薄膜66を
300[Å]形成した(図6(a))。更にこのAl合金
薄膜66上に感光性樹脂(レジスト膜)をスピンコート
法により5000[Å]の厚みで形成し、次いでフォトマ
スクを用い、駆動回路(図示せず)に対応した領域(画
素電極が形成された液晶パネル領域を囲むように、液晶
パネル領域の外側に幅2[mm]の外枠)に感光性樹脂パ
ターン68を形成した(図6(b))。
【0061】次に、燐酸と硝酸の混合液に浸漬して、感
光性樹脂パターン68をマスクとしてAl合金薄膜66
をエッチング除去し(図6(c))、次いでアルカリ性
水溶液に浸漬して感光性樹脂パターン68を除去してA
l合金薄膜パターン66付きカバーガラス64を得た
(図6(d))。
【0062】一方、厚み1.1 [mm]の石英ガラス基
板上70にCr薄膜パターン72を形成し(図6
(e))、Cr薄膜パターン72をマスクとして等方エ
ッチングによりガラス基板70表面に複数の断面視円弧
状の凹部741,742,743,744…を形成した
(図6(f))。次に、Crエッチング液(和光純薬社
製HY液)でCr薄膜パターン72を除去し、石英ガラ
ス基板70表面に複数の凹部741…が形成されたガラ
ス基板70を得た(図6(g))。
【0063】上記Al合金薄膜パターン66付きカバー
ガラス64と、凹部741…が形成されたガラス基板7
0を、凹部741…に透明の高屈折率樹脂76を充填し
て接合して、高反射薄膜パターン66が形成されたマイ
クロレンズ基板78を得た(図6(h))。
【0064】このマイクロレンズ基板78のカバーガラ
ス64の表面に、スパッタ装置を用いて低反射薄膜から
なる酸化Cr薄膜80を800[Å]形成した。さらにこ
の酸化Cr薄膜80上に感光性樹脂(レジスト膜)をス
ピンコート法により5000[Å]の厚みで形成し、さら
にフォトマスクを用い、幅4[μm]、ピッチ26[μm]
のマトリックス状の感光性樹脂パターン82を形成した
(図6(i))。
【0065】次に、マトリックス状の感光性樹脂パター
ン82を形成した基板を、Crエッチング液(和光純薬
社製HY液)に浸漬して、感光性樹脂パターン82をマ
スクとして酸化Cr薄膜80をエッチング除去し、次い
で、感光性樹脂の除去液であるアルカリ性水溶液に浸漬
し、感光性樹脂パターン82を除去してマイクロレンズ
付き液晶表示パネル用対向基板を得た(図6(j))。
【0066】(比較例)前述した実施例1〜実施例3の
液晶表示パネル用対向基板と比較する為に、従来技術に
係る対向基板を製造した。先ず、厚み1.1[mm]の石
英ガラス基板上に、スパッタリング装置を用いてAl薄
膜を300[Å]形成した後、酸化Cr薄膜を膜厚800
[Å]形成した。このCr薄膜上に感光性樹脂(レジスト
膜)をスピンコート法により5000[Å]の厚みで形成
し、さらにフォトマスクを用い、画素電極に対向した位
置に幅4[μm]、ピッチ26[μm]のマトリックス状の
感光性樹脂パターンを形成した。次に、マトリックス状
の感光性樹脂パターンを形成した基板を、Crエッチン
グ液(和光純薬社製HY液)に浸漬して、感光性樹脂パ
ターンをマスクとして酸化Cr薄膜をエッチング除去
し、次いで、燐酸と硝酸の混合液でAl薄膜をエッチン
グし、最後にアルカリ性水溶液にて感光性樹脂を溶解除
去し、液晶表示パネル用対向基板を得た(図7)。得ら
れた液晶表示パネル用対向基板は、カバーガラス面側か
らの反射率は87%、駆動基板側からの反射率は16%
であった。
【0067】(評価)実施例1〜実施例3の対向基板
と、比較例の対向基板とを比較するべく、各対向基板に
形成されたブラックマトリックスに対し、試験用テープ
としてJISZ1522(セロハン粘着テープ)に規定
された粘着テープで呼び幅12〜19[mm]のものを準
備し、対向基板上に形成されたブラックマトリックスに
前記試験用テープを張付け、ブラックマトリックスの膜
面に垂直になるように強く引っ張り、テープを瞬間的に
引き剥がす引き剥がし試験を実施し、膜付着力評価を行
い、及び液晶表示パネルを作製した際の誤作動の確認を
行った。尚、上記試験方法による膜付着力評価は、各対
向基板を120[℃](30分)〜―55[℃](30分)
の高温低温の環境試験を1000cycle(回)行っ
た後に実施した。各対向基板について100サンプルづ
つこの膜付着力評価を行った。
【0068】その結果、テープ剥離試験において膜剥れ
が発生したのは、実施例1〜3では0個/100個であ
ったが、比較例では23個/100個であった。これ
は、比較例のブラックマトリックスが高反射薄膜からな
るAlと、低反射薄膜からなる酸化Crの異種金属から
なることによる膜応力によって高反射薄膜と低反射薄膜
との界面において膜剥れが発生したものと考えられる。
【0069】また、実施例1〜3のブラックマトリック
スのパターン形状はギザがなく極めて良好であった。比
較例のブラックマトリックスの断面形状はアンダーカッ
トが形成され段差が発生し、パターン形状はギザが発生
してパターン特性は悪かった。
【0070】また、実施例1〜3の対向基板を用いて液
晶表示パネルを作製した場合は、誤作動は確認されなか
ったが、比較例の対向基板を用いて液晶表示パネルを作
製した場合は、誤作動が確認された。これは、投射光に
よって画素電極に投射されることにより発生する温度上
昇は、ブラックマトリックスにより防ぐことができた
が、液晶パネル領域の外側に形成されている駆動回路
に、強力な投射光が入射され光が吸収されたことによ
り、液晶表示パネル自体の温度が急速に高温になったた
めと考えられる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、ブラックマトリックス
のパターンの線幅を小さくする場合であっても、低反射
膜と高反射膜との境界面に膜剥れが発生する事が防止さ
れる。また、本発明によれば、ブラックマトリックスの
パターンの線幅を小さくする場合であっても、良好なパ
ターン形状を得る事が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による液晶表示パネル用対抗
基板の断面概略図である。
【図2】第2の実施の形態による液晶表示パネル用対抗
基板の断面概略図である。
【図3】第3の実施の形態による液晶表示パネル用対抗
基板の断面概略図である。
【図4】実施例としての液晶表示パネル用対抗基板を説
明する為の図である。
【図5】別の実施例としての液晶表示パネル用対抗基板
を説明する為の図である。
【図6】更に別の実施例としての液晶表示パネル用対抗
基板を説明する為の図である。
【図7】従来技術を説明する為の図である。
【符号の説明】
2 対向基板(液晶表示パネル用対向基板) 4 ガラス基板(透光性基板) 4a 第1面 4b 第2面 6 低反射薄膜パターン(低反射膜) 8 高反射薄膜パターン(高反射膜) 10 防塵ガラス(ガラス基板) 26 マイクロレンズアレイ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月9日(2001.10.
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
フロントページの続き Fターム(参考) 2H042 AA02 AA09 AA15 AA26 2H091 FA14Y FA14Z FA29Y FA29Z FA35Y FA35Z FD04 FD06 FD12 GA11 LA02 LA04 LA13 MA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画素電極を有して成る駆動基板に、
    液晶層を介して対向配置される液晶表示パネル用対向基
    板であって、 前記液晶表示パネル用対向基板が、 透光性を有する透光性基板を備え、 この透光性基板には、前記駆動基板側の第1面に低反射
    膜が形成される一方、当該第1面とは反対側の第2面に
    高反射膜が形成されて成ること、 を特徴とする液晶表示パネル用対向基板。
  2. 【請求項2】前記駆動基板は、前記複数の画素電極と、
    前記各画素電極を個々にスイッチング駆動する複数のス
    イッチング素子と、前記複数の画素電極及び前記スイッ
    チング素子が形成された液晶パネル領域の外側に配置さ
    れ、液晶パネルを駆動する駆動回路と、を有するもので
    あって、 前記高反射膜は、前記第2面における少なくとも前記駆
    動回路に対向した領域に形成されて成る事を特徴とする
    請求項1記載の液晶表示パネル用対向基板。
  3. 【請求項3】前記透光性基板における少なくとも前記各
    スイッチング素子に対向した領域には、前記低反射膜の
    みがマトリクス状に形成されて成る事を特徴とする請求
    項1又は2記載の液晶表示パネル用対向基板。
  4. 【請求項4】前記透光性基板に、前記高反射膜を挟んだ
    状態でガラス基板が接合されて成る事を特徴とする請求
    項1乃至3の何れか記載の液晶表示パネル用対向基板。
  5. 【請求項5】前記第1面には、前記スイッチング素子に
    対向した領域に前記低反射膜がマトリクス状に形成され
    てあり、 前記第2面の側から投射される投射光を、前記第1面に
    おける前記低反射膜が形成されていない領域に集光させ
    るマイクロレンズアレイを備えた事を特徴とする請求項
    1乃至4の何れか記載の液晶表示パネル用対向基板。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5の何れか記載の液晶表示パ
    ネル用対向基板を具備して成る事を特徴とする液晶表示
    パネル。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11305204A (ja) * 1998-04-21 1999-11-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示パネルとその製造方法および該表示パネルを用いた表示装置
JP2001330821A (ja) * 2000-03-13 2001-11-30 Seiko Epson Corp 電気光学装置

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