JP2003107443A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2003107443A
JP2003107443A JP2001297043A JP2001297043A JP2003107443A JP 2003107443 A JP2003107443 A JP 2003107443A JP 2001297043 A JP2001297043 A JP 2001297043A JP 2001297043 A JP2001297043 A JP 2001297043A JP 2003107443 A JP2003107443 A JP 2003107443A
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JP
Japan
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light
liquid crystal
crystal display
display device
substrate
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JP2001297043A
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English (en)
Inventor
Norihiro Yoshida
典弘 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コストを削減できるとともに、表示品位の良好
な液晶表示装置を提供することを目的とする。 【解決手段】液晶表示装置は、アレイ基板100と対向
基板200との間に液晶組成物300を挟持して構成さ
れている。アレイ基板100は、画像を表示する表示領
域102に、対向基板側から入射した外光を反射する反
射電極151を備えている。対向基板200は、反射電
極151に対向して配置された対向電極204と、所定
の偏光方向の光に所定の位相差を与える円偏光板400
と、備えている。アレイ基板100及び対向基板200
の少なくとも一方は、表示領域102の外周に沿った遮
光領域41に、青色の光の透過率が60%未満の遮光性
材料によって形成された遮光層SPを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置に
係り、特に、画像を表示する表示領域の外周に沿った遮
光領域に遮光層を配置した反射型液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、薄型、軽量、低消費電力などとい
った大きな利点を持つ反射型液晶表示装置は、パーソナ
ルコンピュータや携帯電話などに表示装置として積極的
に適用されている。
【0003】これらの反射型液晶表示装置は、アレイ基
板側に反射電極を備え、対向基板側に対向電極を備えて
構成されている。また、対向基板は、偏光板と位相差板
とを組み合わせた円偏光板を備えている。
【0004】この円偏光板は、対向基板側から入射する
外光を選択的に透過して位相差を与えるとともに、液晶
層を通過して反射電極で反射された反射光に位相差を与
えて選択的に透過する。このような偏光板の作用によ
り、表示領域に画像が表示される。
【0005】表示領域の周辺領域には、クロム膜が配置
されている。理想的には、対向基板側から入射する外光
の一部は、円偏光板を通過して所定方向の円偏光とな
り、クロム膜の表面で反射される。この反射光は、逆方
向の円偏光となって円偏光板で遮断される。このため、
クロム膜を形成した周辺領域は、黒く表示されることに
なる。
【0006】ところが、実際には、円偏光板の屈折率
は、波長分散特性を有しているため、全波長の入射光が
円偏光になることはない。すなわち、短波長(青色)の
光になるほど楕円率が大きくなる。
【0007】このため、対向基板側から入射する外光の
うち、青色の光は、円偏光板を通過しても楕円偏光とな
り、クロム膜の表面で反射された反射光は、逆方向の楕
円偏光となって円偏光板に入射する。したがって、一部
の青色の光は、円偏光板で遮断されずに透過する。
【0008】これにより、遮光領域は、青色の光が抜け
て着色される。特に、ポリカーボネートの位相差板を用
いた場合、短波長の楕円率が拡大し、光抜けが大きくな
るため、遮光領域が青く着色し、見栄えが悪くなるとい
った問題が生ずる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のクロム膜を用いた場合、クロム膜を形成するための工
程が必要となり、製造コストが増大する問題がある。ま
た、短波長の光を十分に遮光することが困難となり、表
示品位の劣化を招くといった問題がある。
【0010】そこで、この発明は、上述した問題点に鑑
みなされたものであって、その目的は、コストを削減で
きるとともに、表示品位の良好な液晶表示装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1は、第1基板と第2基板との
間に液晶組成物を挟持して構成された液晶表示装置にお
いて、前記第1基板は、画像を表示する表示領域に、前
記第2基板側から入射した外光を反射する反射電極を備
え、前記第2基板は、所定の偏光方向の光に所定の位相
差を与える円偏光または楕円偏光板と、備え、前記第1
基板及び前記第2基板の少なくとも一方は、前記表示領
域の外周に沿った遮光領域に、青色の光の透過率が60
%未満の遮光性材料によって形成された遮光層を備えた
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
係る液晶表示装置ついて図面を参照して説明する。
【0013】この発明の一実施の形態に係る液晶表示装
置、例えば外光を選択的に反射して画像を表示する反射
型アクティブマトリクス液晶表示装置は、液晶表示パネ
ルを備えている。
【0014】(第1の実施の形態)すなわち、第1の実
施の形態に係る液晶表示パネル10は、図1及び図2に
示すように、アレイ基板(第1基板)100と、このア
レイ基板100に対向配置された対向基板(第2基板)
200と、アレイ基板100と対向基板200との間に
配置された液晶組成物300とを備えている。
【0015】このような液晶表示パネル10において、
画像を表示する表示領域102は、アレイ基板100と
対向基板200とを貼り合わせる外縁シール部材106
によって囲まれた領域内に形成されている。表示領域1
02の外周に沿って配置された周辺領域104は、額縁
状に形成された遮光領域を有している。
【0016】表示領域102において、アレイ基板10
0は、図2に示すように、マトリクス状に配置されたm
×n個の画素電極(反射電極)151、これら画素電極
151の行方向に沿って形成されたm本の走査線Y1〜
Ym、これら画素電極151の列方向に沿って形成され
たn本の信号線X1〜Xn、m×n個の画素電極151
に対応して走査線Y1〜Ymおよび信号線X1〜Xnの
交差位置近傍にスイッチング素子として配置されたm×
n個の薄膜トランジスタすなわち画素TFT121を有
している。
【0017】また、周辺領域104において、アレイ基
板100は、走査線Y1〜Ymを駆動する走査線駆動回
路18、信号線X1〜Xnを駆動する信号線駆動回路1
9などを有している。
【0018】図2に示すように、液晶容量CLは、画素
電極151、対向電極204、及びこれらの電極間に挟
持された液晶層300によって形成される。また、液晶
容量CLと電気的に並列な補助容量Csは、絶縁膜を介
して対向配置された一対の電極、すなわち、画素電極1
51と同電位の補助容量電極61と、所定の電位に設定
された補助容量線52とによって形成される。
【0019】図3に示すように、液晶表示パネル10の
アレイ基板100は、表示領域102において、ガラス
基板などの透明な絶縁性基板11上に、マトリクス状に
配置された複数の画素にそれぞれ対応して形成された画
素TFT121、画素TFT121を含む表示領域10
2を覆って形成される有機絶縁層25、有機絶縁層25
上に画素毎に配置された画素電極151、有機絶縁層2
5上に形成された複数の柱状スペーサ31、および複数
の画素電極151全体を覆うように形成された配向膜1
3Aを備えている。
【0020】画素電極151は、画素毎に有機絶縁層2
5上にそれぞれ配置されたアルミニウム(Al)、ニッ
ケル(Ni)、クロム(Cr)、銀(Ag)などの光反
射性導電部材によって形成され、この有機絶縁層25を
貫通するスルーホール26を介して画素TFT121に
それぞれ接続されている。
【0021】各画素TFT121は、画素電極151の
行に沿って形成される走査線Y及び画素電極151の列
に沿って形成される信号線Xに接続され、走査線Yから
の駆動電圧により導通し、信号電圧を画素電極151に
印加する。
【0022】図4に、より詳細な構造を示すように、ア
レイ基板100は、画素電極151の行に沿って形成さ
れた走査線Y、画素電極151の列に沿って形成された
信号線X、画素電極151に対応して走査線Yおよび信
号線Xの交差位置近傍に配置された画素TFT121を
有している。
【0023】さらに、アレイ基板100は、液晶容量C
Lと電気的に並列な補助容量CSを形成するためにゲー
ト絶縁膜62を介して対向配置された画素電極151と
同電位の補助容量電極61と、所定の電位に設定された
補助容量線52とを備えている。
【0024】信号線Xは、層間絶縁膜76を介して、走
査線Y及び補助容量線52に対して略直交するように配
置されている。補助容量線52は、走査線Yと同一の層
に同一の材料によって形成されているとともに、走査線
Yに対して略平行に形成されている。補助容量線52の
一部は、ゲート絶縁膜62を介して補助容量電極61に
対向配置されている。この補助容量電極61は、不純物
ドープされたポリシリコン膜によって形成されている。
【0025】これら信号線X、走査線Y、及び補助容量
線52等の配線部は、アルミニウムや、モリブデン−タ
ングステンなどの遮光性を有する低抵抗材料によって形
成されている。この実施の形態では、走査線Y及び補助
容量線52は、モリブデン−タングステンによって形成
され、信号線Xは、主にアルミニウムによって形成され
ている。
【0026】画素TFT121は、補助容量電極61と
同層のポリシリコン膜によって形成された半導体層11
2を有している。この半導体層112は、ガラス基板1
1上に配置されたアンダーコーティング層60上に配置
され、チャネル領域112Cの両側にそれぞれ不純物を
ドープすることによって形成されたドレイン領域112
D及びソース領域112Sを有している。この画素TF
T121は、ゲート絶縁膜62を介して半導体層112
に対向して配置された走査線Yと一体のゲート電極63
を備えている。
【0027】画素TFT121のドレイン電極88は、
信号線Xと一体に形成され、ゲート絶縁膜62及び層間
絶縁膜76を貫通するコンタクトホール77を介して半
導体層112のドレイン領域112Dに電気的に接続さ
れている。画素TFT121のソース電極89は、ゲー
ト絶縁膜62及び層間絶縁膜76を貫通するコンタクト
ホール78を介して半導体層112のソース領域112
Sに電気的に接続されている。
【0028】有機絶縁層25は、層間絶縁膜76上に配
置されている。画素電極151は、有機絶縁層25上に
配置されている。画素電極151は、有機絶縁層25に
形成されたスルーホール26を介して画素TFT121
のソース電極89に電気的に接続されている。
【0029】補助容量電極61は、ゲート絶縁膜62及
び層間絶縁膜76を貫通するコンタクトホール79を介
して信号線Xと同一材料によって形成されたコンタクト
電極80に電気的に接続されている。画素電極151
は、有機絶縁層25を貫通するコンタクトホール81を
介してコンタクト電極80に電気的に接続されている。
これにより、画素TFT121のソース電極89、画素
電極30、及び補助容量電極61は、同電位となる。
【0030】図3に示すように、柱状スペーサ31は、
黒色樹脂または透明樹脂によって形成されている。この
柱状スペーサ31は、約5μmの高さに形成されてい
る。この柱状スペーサ31は、表示領域40内において
は、遮光性を有する配線部(例えば、モリブデン−タン
グステン合金膜で形成された走査線や補助容量線、及
び、アルミニウムで形成された信号線など)に積層され
た有機絶縁層25上に配置されている。
【0031】配向膜13Aは、液晶組成物300に含ま
れる液晶分子をアレイ基板100に対して所定の方向に
配向する。
【0032】対向基板120は、ガラス基板などの透明
な絶縁性基板21上の表示領域102内において画素毎
に割り当てられて形成されたカラーフィルタ層24
(R、G、B)、カラーフィルタ層24上に配置された
対向電極204、及びこの対向電極204を覆う配向膜
13Bを有している。
【0033】カラーフィルタ層24(R、G、B)は、
例えば約3.0μmの厚さを有し、緑色(G)、青色
(B)、および赤色(R)それぞれの色のカラーフィル
タ層が画素毎に配置されている。これらカラーフィルタ
層24(R、G、B)は、緑色、青色、および赤色の各
色成分の光をそれぞれ透過させる3色の着色樹脂層によ
って構成されている。
【0034】対向電極204は、表示領域102におい
て、アレイ基板110側の画素電極151全体に対向す
るよう配置されるITO(インジウム−ティン−オキサ
イド)等の光透過性導電部材によって形成されている。
配向膜13Bは、液晶組成物300に含まれる液晶分子
を対向基板200に対して所定の方向に配向する。
【0035】また、対向基板200は、周辺領域104
において、表示領域102の外周を取り囲み、絶縁性基
板21の遮光領域41に配置された遮光層SPを備えて
いる。この遮光層SPは、表示領域102の外周に沿っ
て額縁状に設けられた遮光領域41において、光の透過
を最小限に抑えるために有色樹脂などの遮光性材料によ
って形成されている。
【0036】液晶表示パネル10における対向基板20
0の表面には、所定の偏光方向の光に所定の位相差を与
える円偏板400が設けられている。この円偏光板40
0は、絶縁性基板21上に配置された位相差板PD及び
この位相差板PDの上に配置された直線偏光板PLを組
み合わせることによって構成されている。
【0037】このような円偏向板400を通過すること
によって生じる円偏光は、液晶層300への電圧のON
/OFFにより、順方向または逆方向の円偏光に変換さ
れる。これにより、再び円偏光板400を通過した際
に、光の通過/非通過が選択される。
【0038】このような反射型液晶表示装置の動作につ
いて、より詳細に説明する。
【0039】例えば、液晶層300を通過する光は、液
晶層300に電位差を生じさせていない状態すなわち電
圧OFF時において、以下のように動作する。
【0040】すなわち、対向基板200側から入射して
くる外光は、その一部、すなわち円偏光板400の偏光
板PLを通過可能な直線偏光のみが通過し、さらに位相
差板PDによって所定の位相差が与えられることによ
り、左円偏光に変換される。この左円偏光は、対向基板
200側の絶縁性基板21及び所定の色のカラーフィル
タ層24を介して液晶層300に入射する。
【0041】さらに、この左円偏光は、ホモジニアス配
向した液晶組成物を含む液晶層300を通過することに
より変調され、λ/4の位相遅延を生じ、画素電極15
1によって反射される。この反射光は、再び液晶層30
0を通過することにより変調され、さらにλ/4の位相
遅延を生じる。
【0042】これにより、液晶層300を通過した左円
偏光は、トータルでλ/2の位相遅延を生じることにな
り、右円偏光に変換される。この右円偏光は、対向基板
200側の所定の色のカラーフィルタ層24及び絶縁性
基板21を通過し、円偏光板400に含まれる位相差板
PDを通過することにより、所定の位相差が与えられ
る。これにより、右円偏光は、円偏光板400に含まれ
る偏向板PLを通過可能な直線偏光に変換される。この
直線偏光は、偏光板を通過し、カラーフィルタCFの色
に即した単色の明表示に寄与する。
【0043】一方、液晶層300に電位差を生じさせた
状態、すなわち電圧ON時において、液晶層300を通
過する光は、以下のように動作する。
【0044】すなわち、電圧OFF時と同様に、対向基
板200側から入射してくる外光の一部は、円偏光板2
11を通過することにより、左円偏光に変換される。こ
の左円偏光は、対向基板200側の絶縁性基板21及び
所定の色のカラーフィルタ層24を介して液晶層300
に入射する。
【0045】さらに、この左円偏光は、液晶分子が起き
上がった状態の液晶組成物を含む液晶層300を一往復
通過することにより、液晶層300による位相変調を受
けることなく、対向基板200側の所定の色のカラーフ
ィルタ層24及び絶縁性基板21を通過する。この左円
偏光は、円偏光板400に含まれる位相差板PDを通過
することにより、所定の位相差が与えられる。これによ
り、左円偏光は、円偏光板400に含まれる偏光板PL
を通過不可能な直線偏光に変換される。つまり、この直
線偏光は、円偏光板400から出射されず、表示に寄与
しないため、暗表示、すなわち黒表示を行なうことにな
る。
【0046】ところで、遮光領域41に設けられた遮光
層SPは、青色の光、すなわち450nm以下の波長の
光の透過率が60%未満の遮光性材料によって形成され
ている。好ましくは、この遮光層SPに適用される遮光
性材料は、450乃至700nmの波長の光の透過率が
60%以上である波長特性を有することが望ましい。
【0047】すなわち、450nmの光に対する透過率
が異なる種々の遮光性材料を利用して、液晶表示パネル
10の遮光層SPを形成し、この液晶表示パネル10に
おいて、遮光領域41の反射率、及び彩度(Cab
を測定した。図5の(a)及び(b)には、これらの測
定結果が示されている。
【0048】なお、ここでは、遮光性材料として、45
0nmの透過率が90%、75%、60%の青色カラー
フィルタ層を形成する青色樹脂レジスト、450nmの
透過率が40%の緑色カラーフィルタ層を形成する緑色
樹脂レジスト、450nmの透過率が40%の赤色カラ
ーフィルタ層を形成する赤色樹脂レジスト、450nm
の透過率が18%の緑色樹脂レジスト及び赤色樹脂レジ
ストの積層体(図6の(a)参照)をそれぞれ用いて遮
光層SPを形成し、それぞれの遮光領域41での反射率
及び彩度を測定した。
【0049】図5の(a)及び(b)に示したように、
450nmの波長の光に対する透過率が60%未満の遮
光性材料、例えば緑色樹脂レジスト単体、赤色樹脂レジ
スト単体、緑色樹脂レジスト及び赤色樹脂レジストの積
層体を用いて遮光層SPを形成した場合、遮光領域41
での反射率を極めて小さく抑えることができるととも
に、遮光領域41での彩度を小さく抑えることができ、
遮光機能を十分に有し、色見の少ない黒色の表示が可能
となる。
【0050】すなわち、可視領域の波長の光において、
450nm乃至700nmの波長の光、つまり緑色から
赤色の比較的長波長の光は、遮光領域41において円偏
光板400から入射した後、遮光層SPで反射され、再
び円偏光板400に入射した際に通過できずに遮断され
るため、表示に寄与しない。すなわち、遮光領域41
は、緑色乃至赤色の波長範囲の色に着色することはな
い。
【0051】これに対して、450nmの波長の光、つ
まり青色の比較的短波長の光は、遮光領域41において
円偏光板400から入射した際に楕円偏光に変換される
ため、遮光層SPで反射された場合には、再び円偏光板
400に入射した際に一部の光が通過し、青色表示に寄
与する。すなわち、遮光領域41は、青色に着色する。
【0052】このため、遮光層SPにおいて、青色の光
の透過率を抑え、吸収することにより、反射される青色
の光を抑制する。これにより、円偏光板400を通過す
る青色の光を抑制し、遮光領域41の青色の着色を防止
することが可能となる。
【0053】また、遮光層SPを形成する遮光性材料
は、表示領域102内の各カラーフィルター層24
(R、G、B)と同時形成することが可能であり、製造
工程数を削減でき、製造コストを低減させることが可能
となる。
【0054】なお、図5の(a)及び(b)に示した例
では、6種類の遮光性材料についてのみ説明したが、好
ましい遮光性材料はこの例に限定されるものではない。
【0055】すなわち、遮光層SPに適用可能な遮光性
材料として、図6の(a)に示したような緑色樹脂レジ
スト及び赤色樹脂レジストの積層体の他にも、青色樹脂
レジスト及び赤色樹脂レジストの積層体や、緑色樹脂レ
ジスト及び青色樹脂レジストの積層体、または、緑色樹
脂レジスト、赤色樹脂レジスト及び青色樹脂レジストの
3色積層体であっても良い。
【0056】また、図6の(b)に示すように、複数の
色のカラーフィルタを組み合わせた単層構造であっても
遮光層SPに適用可能である。すなわち、緑色樹脂レジ
スト及び赤色樹脂レジストをそれぞれストライプ状に配
列した単層構造、青色樹脂レジスト及び赤色樹脂レジス
トの単層構造や、緑色樹脂レジスト及び青色樹脂レジス
トの単層構造、または、緑色樹脂レジスト、赤色樹脂レ
ジスト及び青色樹脂レジストの単層構造であっても良
い。
【0057】さらに、図6の(c)に示すように、複数
の色のカラーフィルタ層を市松模様状に組み合わせた単
層構造であっても遮光層SPに適用可能である。すなわ
ち、緑色樹脂レジスト及び赤色樹脂レジストを市松模様
状に配列した単層構造、青色樹脂レジスト及び赤色樹脂
レジストの単層構造や、緑色樹脂レジスト及び青色樹脂
レジストの単層構造、または、緑色樹脂レジスト、赤色
樹脂レジスト及び青色樹脂レジストの単層構造であって
も良い。
【0058】次に、上述した液晶表示パネル10の製造
方法について説明する。
【0059】アレイ基板100の製造工程では、まず、
厚さ0.7mmのガラス基板11上に、CVD法によ
り、シリコン窒化膜及びシリコン酸化膜を続けて成膜
し、2層構造のアンダーコーティング層60を形成す
る。
【0060】続いて、アンダーコーティング層60上
に、CVD法などにより、アモルファスシリコン膜を成
膜する。そして、このアモルファスシリコン膜にエキシ
マレーザビームを照射してアニーリングすることによ
り、多結晶化する。その後に、多結晶化されたシリコン
膜すなわちポリシリコン膜112をフォトリソグラフィ
工程によりパターニングして、TFT121の半導体層
を形成するとともに、補助容量電極61を形成する。
【0061】続いて、CVD法により、全面にシリコン
酸化膜を成膜して、ゲート絶縁膜62を形成する。続い
て、スパッタリグ法により、ゲート絶縁膜62上の全面
にタンタル(Ta)、クロム(Cr)、アルミニウム
(Al)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、
銅(Cu)などの単体、または、これらの積層膜、ある
いは、これらの合金膜(この実施の形態では、Mo−W
合金膜)を成膜し、フォトリソグラフィ工程により所定
の形状にパターニングする。これにより、走査線Y、補
助容量線52、及び、走査線Yと一体のゲート電極63
などの各種配線を形成する。
【0062】続いて、ゲート電極63をマスクとして、
イオン注入法やイオンドーピング法によりポリシリコン
膜112に不純物を注入する。これにより、TFT12
1のドレイン領域112D及びソース領域112Sを形
成する。そして、基板全体をアニールすることにより不
純物を活性化する。
【0063】続いて、CVD法により、全面に酸化シリ
コン膜を成膜し、層間絶縁膜76を形成する。
【0064】続いて、フォトリソグラフィ工程により、
ゲート絶縁膜62及び層間絶縁膜76を貫通してTFT
121のドレイン領域112Dに至るコンタクトホール
77及びソース領域112Sに至るコンタクトホール7
8と、補助容量電極61に至るコンタクトホール79
と、を形成する。
【0065】続いて、スパッタリング法により、層間絶
縁膜76上の全面に、Ta,Cr,Al,Mo,W,C
uなどの単体、または、これらの積層膜、あるいは、こ
れらの合金膜(この実施の形態では、Mo−Alの積層
膜)を成膜し、フォトリソグラフィ工程により所定の形
状にパターニングする。これにより、信号線Xを形成す
るとともに、信号線Xと一体にTFT121のドレイン
電極88を形成する。また、同時に、TFT121のソ
ース電極89、及び、補助容量電極61にコンタクトす
るコンタクト電極80を形成する。
【0066】続いて、スピンナーにより、紫外線硬化型
アクリル樹脂レジストを基板全面に1乃至4μm程度の
膜厚で塗布する。そして、このレジスト膜を、プリベー
クした後、スイッチング素子121と画素電極151と
をコンタクトするスルーホール26、及び、画素電極1
51とコンタクト電極80とをコンタクトするコンタク
トホール81に対応した部分に光が照射されるようなフ
ォトマスクを介して365nmの波長で200乃至20
00mJ/cmの露光量で露光する。
【0067】続いて、反射電極に凹凸を形成するため、
円形の遮光部がランダムに配置されたフォトマスクを介
して10乃至200mJ/cmの露光量で露光する。
なお、反射電極の凹凸の形状や密度は、フォトマスクの
開口部の形状や密度、露光量などによって制御される。
ここで、フォトマスクの遮光部の円の直径は、2乃至2
0μm程度である。
【0068】続いて、このレジスト膜をKOHの1%水
溶液で20秒間現像し、さらに水洗した後、ポストベー
クする。これにより、コンタクトホール81と、画素毎
の表面に凹凸を有する有機絶縁膜25とを形成する。
【0069】続いて、スパッタリング法により、有機絶
縁膜25上に、Al,Ni,Cr,Ag等の金属膜を1
00nm程度成膜し、フォトリソグラフィ工程により所
定の画素パターンにパターニングすることにより、スイ
ッチング素子121にコンタクトした反射電極151を
形成する。
【0070】続いて、スピンナーにより、この基板表面
に、感光性アクリル透明樹脂材料を約5μmの厚さに塗
布する。そして、この樹脂材料を90℃で10分間乾燥
した後に、所定のパターン形状のフォトマスクを用いて
365nmの波長で、100mJ/cmの露光量で露
光する。そして、この樹脂材料をpH11.5のアルカ
リ水溶液にて現像し、200℃で60分間焼成する。こ
れにより、高さ約4.5μmの柱状スペーサ31を形成
する。
【0071】続いて、基板全面に、ポリイミドなどの配
向膜材料を500オングストロームの膜厚に成膜し、配
向膜13Aを形成する。
【0072】これにより、アレイ基板100が形成され
る。
【0073】一方、対向基板200の製造工程では、ま
ず、厚さ0.7mmのガラス基板21上に、スピンナー
により、青色の顔料を分散させた紫外線硬化性アクリル
樹脂レジストを基板全面に塗布する。そして、このレジ
スト膜を、表示領域102の青色画素に対応した部分に
光が照射されるようなフォトマスクを介して365nm
の波長で100mJ/cmの露光量で露光する。そし
て、このレジスト膜をKOHの1%水溶液で20秒間現
像し、さらに水洗した後、焼成する。これにより、青色
のカラーフィルタ層24Bを形成する。
【0074】続いて、同様の工程を繰り返すことによ
り、赤色の顔料を分散させた紫外線硬化性アクリル樹脂
レジストからなる赤色のカラーフィルタ層(600nm
以上の波長の光に対する透過率が60%越える波長特性
を有する)24R、緑色の顔料を分散させた紫外線硬化
性アクリル樹脂レジストからなる緑色のカラーフィルタ
層24Gを形成する。
【0075】赤色のカラーフィルタ層24Rを形成する
工程では、遮光領域41に同一の赤色樹脂レジストによ
り遮光層SPを形成する。これにより、赤色樹脂レジス
ト単体の遮光層SPが形成される。
【0076】続いて、スパッタリング法により、ITO
を成膜し、対向電極204を形成する。そして、対向電
極204を覆って透明基板21の全面にポリイミドなど
の配向膜材料を500オングストロームの膜厚に成膜
し、配向膜13Bを形成する。
【0077】これにより、対向基板200が形成され
る。
【0078】液晶表示パネル10の製造工程では、外縁
シール部材106を液晶注入口32を残して液晶収容空
間を囲むようアレイ基板100の外縁に沿って塗布し、
さらに、アレイ基板100から対向電極200に電圧を
印加するための電極転移材を外縁シール部材106の周
辺の電極転移電極上に形成する。続いて、アレイ基板1
00の配向膜13Aと対向基板200の配向膜13Bと
が互いに対向するようにアレイ基板100と対向基板2
00とを配置し、加熱して外縁シール部材106を硬化
させて両基板を貼り合わせる。外縁シール部材106
は、例えば熱硬化型エポキシ系接着剤である。
【0079】続いて、液晶組成物300を液晶注入口3
2から注入し、さらに液晶注入口32を紫外線硬化型エ
ポキシ系接着剤である注入口シール部材33により封止
する。さらに、対向基板200の表面に、円偏光板40
0を構成する位相差板PD及び直線偏光板PLを順に貼
り合わせる。
【0080】以上のような製造方法によって液晶表示パ
ネル10が製造される。
【0081】このようにして製造した反射型アクティブ
マトリクスカラー液晶表示装置では、主観的には、遮光
領域41の反射はほとんどなく、着色も十分抑えられて
いることが確認できた。なお、このときの遮光領域41
の反射率は、図5の(a)に示したように、1.3%で
あり、また、色彩色差計で測定した彩度は、12であっ
て、遮光領域の光学濃度が実用上十分に高く、良好な黒
レベルが得られた。
【0082】なお、この発明は、上述した実施の形態に
限定されるものではなく、種々変更が可能である。以下
に、この発明の他の実施の形態について説明する。
【0083】(第2の実施の形態)遮光領域41の遮光
層SPを、画素領域102の画素毎に配置された緑色カ
ラーフィルタ層24Gと同じ緑色樹脂レジストで同時に
形成する以外は、上述した第1の実施の形態と同様にし
て反射型液晶表示装置を作製した。この液晶表示装置で
は、第1の実施の形態と同様に、遮光領域の反射はほと
んどなく、着色も十分に抑えられていることが確認でき
た。このときの反射率及び彩度は、図5の(a)に示し
たように、それぞれ1.3%及び10であった。
【0084】(第3の実施の形態)遮光領域41の遮光
層SPを、画素領域102の画素毎に配置された緑色カ
ラーフィルタ層24G及び赤色カラーフィルタ層24R
と同じ緑色樹脂レジスト及び赤色樹脂レジストで同時に
形成し、積層体として構成した以外は、上述した第1の
実施の形態と同様にして反射型液晶表示装置を作製し
た。この液晶表示装置では、第1の実施の形態と同様
に、遮光領域の反射はほとんどなく、着色も十分に抑え
られていることが確認できた。このときの反射率及び彩
度は、図5の(a)に示したように、それぞれ1.1%
及び8であった。
【0085】(第4の実施の形態)第4の実施の形態に
係る液晶表示装置は、図7に示すように、液晶表示パネ
ル10のアレイ基板100は、表示領域102におい
て、ガラス基板などの透明な絶縁性基板11上に、マト
リクス状に配置された複数の画素にそれぞれ対応して形
成された画素TFT121、画素TFT121に接続さ
れた画素電極(反射電極)151と、画素TFT121
及び画素電極151を含む表示領域102を覆って形成
されるカラーフィルタ層24(R、G、B)、カラーフ
ィルタ層24(R、G、B)上に形成された複数の柱状
スペーサ31、およびカラーフィルタ層24(R、G、
B)を覆うように形成された配向膜13Aを備えてい
る。
【0086】画素電極151は、アルミニウム(A
l)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、銀(Ag)
などの光反射性導電部材によって形成されている。
【0087】さらに、アレイ基板100は、周辺領域1
04において、表示領域102の外周を取り囲み、絶縁
性基板11の遮光領域41に配置された遮光層SPを備
えている。この遮光層SPは、画素領域102の画素毎
に配置された赤色カラーフィルタ層24Rと同じ赤色樹
脂レジストで同時に形成した。
【0088】対向基板120は、ガラス基板などの透明
な絶縁性基板21上に形成されたすべての画素に共通の
対向電極204、及びこの対向電極204を覆う配向膜
13Bを有している。
【0089】こうして形成した反射型アクティブマトリ
クス液晶表示装置は、第1の実施の形態と同様に、遮光
領域の反射はほとんどなく、着色も十分に抑えられてい
ることが確認できた。このときの反射率及び彩度は、図
5の(a)に示したように、それぞれ1.3%及び12
であった。
【0090】(比較例)遮光領域41の遮光層SPを青
色樹脂レジスト(450nmの波長の光に対する透過率
が透明ガラス(無アルカリガラス:0.7mm厚)に対
して概略90%、75%、60%の3種類)で形成する
以外は、上述した第1の実施の形態と同様にして3種類
の反射型液晶表示装置を作製した。
【0091】450nmの波長の光の透過率が90%及
び75%のもので遮光層SPを形成した場合、遮光領域
41が青く見えたが、60%のもので遮光層SPを形成
した場合は、青みはほとんど見られなかった。このとき
の反射率及び彩度は、図5の(a)に示すような結果が
得られた。
【0092】これらの結果から、遮光層SPを形成する
ために使用する遮光性材料の450nm(青)の波長の
光に対する透過率が60%以下では反射率及び着色は小
さいが、60%を超えると、反射率及び彩度が増大し、
遮光領域41が着色して表示品位を劣化させることが確
認された。
【0093】以上説明したように、この発明の一実施の
形態に係る液晶表示装置によれば、表示領域周辺に沿っ
た額縁状の遮光領域の光学濃度を向上することが可能と
なり、表示品位を向上することが可能となる。
【0094】また、表示領域に配置されるカラーフィル
タ層と同一の材料で同一工程で遮光層が形成されるた
め、製造工程数を削減することが可能となり、製造コス
トを低減することが可能となる。
【0095】なお、上述した各実施の形態では、対向基
板200の表面に円偏光板を設けたが、楕円偏光板を設
けた場合であっても遮光領域の反射率及び彩度を低く抑
え、表示品位を向上することが可能である。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コストを削減できるとともに、表示品位の良好な液
晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態に係る液晶表
示装置に適用される液晶表示パネルの構造を概略的に示
す図である。
【図2】図2は、図1に示した液晶表示パネルの構成を
概略的に示す回路ブロック図である。
【図3】図3は、この発明の第1の実施の形態に係る液
晶表示装置の構造を概略的に示す断面図である。
【図4】図4は、図3に示した液晶表示装置を構成する
アレイ基板の構造を概略的に示す断面図である。
【図5】図5の(a)及び(b)は、450nmの光に
対する透過率が異なる種々の遮光性材料で遮光層を形成
した場合の遮光領域の反射率及び彩度の測定結果を示す
図である。
【図6】図6の(a)及び(b)は、この発明の一実施
の形態に係る液晶表示装置に適用可能な遮光層の構造例
を説明するための斜視図である。
【図7】図7は、この発明の第4の実施の形態に係る液
晶表示装置の構造を概略的に示す断面図である。
【符号の説明】
10…液晶表示パネル 24(R、G、B)…カラーフィルタ層 31…柱状スペーサ 41…遮光領域 100…アレイ基板 102…表示領域 104…周辺領域 121…スイッチング素子 151…画素電極(反射電極) 200…対向基板 204…対向電極 300…液晶組成物 400…円偏光板 PD…位相差板 PL…偏光板 SP…遮光層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1基板と第2基板との間に液晶組成物を
    挟持して構成された液晶表示装置において、 前記第1基板は、画像を表示する表示領域に、前記第2
    基板側から入射した外光を反射する反射電極を備え、 前記第2基板は、所定の偏光方向の光に所定の位相差を
    与える円偏光または楕円偏光板と、備え、 前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方は、前
    記表示領域の外周に沿った遮光領域に、青色の光の透過
    率が60%未満の遮光性材料によって形成された遮光層
    を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記遮光性材料は、450nm以下の波長
    の光の透過率が60%未満であり、かつ450乃至70
    0nmの波長の光の透過率が60%以上である波長特性
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1基板は、前記表示領域に画素毎に
    配置されたカラーフィルタ層を備え、 前記遮光層は、前記第1基板に配置されているととも
    に、前記カラーフィルタ層と同一材料によって形成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記第2基板は、前記表示領域に画素毎に
    配置されたカラーフィルタ層を備え、 前記遮光層は、前記第2基板に配置されているととも
    に、前記カラーフィルタ層と同一材料によって形成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記遮光層は、赤色のカラーフィルタ層に
    よって形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液
    晶表示装置。
  6. 【請求項6】前記遮光層は、緑色のカラーフィルタ層に
    よって形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液
    晶表示装置。
  7. 【請求項7】前記遮光層は、複数の色のカラーフィルタ
    層によって形成されたことを特徴とする請求項1に記載
    の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】前記遮光層は、複数の色のカラーフィルタ
    層を積層することによって形成されたことを特徴とする
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】前記円偏光または楕円偏光板は、直線偏光
    板と位相差板とを組み合わせて構成されたことを特徴と
    する請求項1に記載の液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101349828B (zh) * 2007-07-19 2010-08-18 株式会社日立显示器 液晶显示装置、其制造方法及滤色器基板
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