JP2003107410A - 眼鏡レンズの染色システム - Google Patents

眼鏡レンズの染色システム

Info

Publication number
JP2003107410A
JP2003107410A JP2001304310A JP2001304310A JP2003107410A JP 2003107410 A JP2003107410 A JP 2003107410A JP 2001304310 A JP2001304310 A JP 2001304310A JP 2001304310 A JP2001304310 A JP 2001304310A JP 2003107410 A JP2003107410 A JP 2003107410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dyeing
data
lens
color
dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001304310A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4819264B2 (ja
Inventor
Minoru Inuzuka
稔 犬塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidek Co Ltd
Original Assignee
Nidek Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidek Co Ltd filed Critical Nidek Co Ltd
Priority to JP2001304310A priority Critical patent/JP4819264B2/ja
Priority to US10/253,478 priority patent/US6840621B2/en
Priority to EP02021555A priority patent/EP1298483B1/en
Priority to ES02021555T priority patent/ES2284762T3/es
Priority to DE60219257T priority patent/DE60219257T2/de
Priority to AT02021555T priority patent/ATE358834T1/de
Publication of JP2003107410A publication Critical patent/JP2003107410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4819264B2 publication Critical patent/JP4819264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/021Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses with pattern for identification or with cosmetic or therapeutic effects
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00865Applying coatings; tinting; colouring
    • B29D11/00894Applying coatings; tinting; colouring colouring or tinting
    • B29D11/00903Applying coatings; tinting; colouring colouring or tinting on the surface
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C13/00Assembling; Repairing; Cleaning
    • G02C13/003Measuring during assembly or fitting of spectacles

Landscapes

  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 染色のために染色済みの眼鏡レンズを送付す
る必要がなく、染色を行うための作業時間をできるだけ
短縮させることのできる眼鏡レンズの染色システムを提
供する。 【解決手段】 インクジェットプリンタから印刷基体に
所定量の染料を印刷させ、印刷基体上の染料を真空蒸着
によりプラスチックレンズに蒸着させる眼鏡レンズの染
色システムにおいて、染色されたレンズの色を測定しそ
の色データを入手するための測色手段と、染色されたレ
ンズと同じ染色結果を得るための染色用データを測色手
段からの色データを用いることによって決定する染色用
データ決定手段と、染色用データ決定手段によって決定
された染色用データに基づいてインクジェットプリンタ
からの染料の吐出量を制御する制御手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は眼鏡レンズを染色す
る染色システムに関する。
【0002】
【従来技術】近年、ファッション性や紫外線からの眼球
保護を目的として眼鏡用のプラスチックレンズを染色し
て使用する場合がある。レンズの染色方法としては例え
ば染料を溶かした溶液中にレンズを浸漬させて染色を行
う浸漬法が知られている。このような浸漬法でレンズを
染色させる場合、眼鏡店等に予め色見本サンプルを置い
ておき、購入者が選択した色見本サンプルに対応する色
コード(色番号)を眼鏡店からレンズメーカ(染色メー
カ)に送り、この色コードに基づいて染色用溶液を調整
し染色を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、購入者
は色見本サンプル以外で店頭に並んだ染色済みの眼鏡レ
ンズの色を所望する場合がある。このような場合は色コ
ードが判らないため、眼鏡レンズ自体をレンズメーカ
(染色メーカ)に送付し、レンズメーカ側にて所望する
色にできるだけ一致するように染色液の調整を行うこと
となる。このような染色液の調整には経験が必要とな
る。また、染色液の調整には時間が掛かることとなる。
また、購入者が持ち込んだ眼鏡レンズに着色されている
色と同じ色にて染色を行いたい場合であっても、店頭に
その色と同じ色見本サンプルがなければ、やはり眼鏡レ
ンズをレンズメーカに送付しなければ染色ができないこ
ととなる。
【0004】上記従来技術の問題点に鑑み、染色のため
に染色済みの眼鏡レンズを送付する必要がなく、染色を
行うための作業時間をできるだけ短縮させることのでき
る眼鏡レンズの染色システムを提供することを技術課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。 (1) インクジェットプリンタから印刷基体に所定量
の染料を印刷させ、前記印刷基体上の前記染料を真空蒸
着によりプラスチックレンズに蒸着させる眼鏡レンズの
染色システムにおいて、染色されたレンズの色を測定し
その色データを入手するための測色手段と、前記染色さ
れたレンズと同じ染色結果を得るための染色用データを
前記測色手段からの色データを用いることによって決定
する染色用データ決定手段と、該染色用データ決定手段
によって決定された前記染色用データに基づいてインク
ジェットプリンタからの染料の吐出量を制御する制御手
段と、を備えることを特徴とする。 (2) (1)の眼鏡レンズの染色システムは、前記測
色手段によって得られた色データを通信回線によって前
記染色用データ決定手段に伝達するための通信手段を備
えることを特徴とする。 (3) (1)の染色用データ決定手段は、前記染色用
データを決定するために必要な染色情報を記憶する記憶
手段を有し、該記憶手段に記憶される染色情報とは少な
くとも前記インクジェットプリンタから吐出される染料
の吐出量情報及び該染料の吐出量によって得られる染色
結果情報を含むことを特徴とする。 (4) (3)の眼鏡レンズの染色システムにおいて、
前記染色用データ決定手段は前記記憶手段が記憶する染
色情報を前記色データが持つ分光透過率に合うように演
算処理することにより前記染色用データを決定すること
を特徴とする。 (5) (4)の眼鏡レンズの染色システムにおいて、
前記記憶手段が記憶する情報には眼鏡レンズの表面処理
情報が含まれており、前記染色用データ決定手段は前記
表面処理情報を加味しつつ前記色データが持つ分光透過
率に合うように演算処理することにより前記染色用デー
タを決定する特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参考にしつつ説明する。図1は本発明に係る眼鏡レン
ズ染色システムの概略構成図、図2は制御系のブロック
図である。
【0007】図1に示す10は眼鏡店100に設置され
る眼鏡レンズの染色発注用の装置であり、染色されたレ
ンズ4a(色見本サンプル)や店頭に置かれている眼鏡
の染色レンズ4bを測色するための測色器1、発注用の
コンピュータ2を備える。測色器1はコンピュータ2に
接続されており、測色器1に置かれたレンズ4a(4
b)の色データ(分光透過率)がコンピュータ2に送ら
れるようになっている。
【0008】本実施形態で使用する測色器1は内部に持
つハロゲンランプの光を積分球内に入射し、積分球から
出てくる光を試料(レンズ)に透過させ、その透過光を
回折格子を利用して分光させ、フォトダイオードアレイ
により各波長毎の光の強さを測定して分光透過率を求め
るものである。このような方法以外にも一般的に使用さ
れている測色器が使用できる。
【0009】コンピュータ2はCPU等からなる制御部
30とハードディスク3が備えられており、測色器1か
らの色データをハードディスク3内に記憶しておくこと
ができる。また、ハードディスク3内にはレンズメーカ
200側へ色データを送信するための送信プログラム5
が記憶されている。
【0010】コンピュータ2はレンズメーカ(染色メー
カ)200に設置されるコンピュータ50と電話回線等
の通信回線150により接続されており、それぞれのコ
ンピュータ2、50は染色用の注文データ等を送信・受
信する機能を有する。通信回線150は例えばインター
ネット,イントラネット,WAN,LAN等が使用され
る。また、図1に示すレンズメーカ200にはコンピュ
ータ50と接続されるインクジェットプリンタ60、プ
ラスチックレンズ44を染色する染色機40が設置され
ている。
【0011】コンピュータ50内にはCPU等からなる
制御部51とハードディスク52が備えられており、ハ
ードディスク52内にはCCMプログラム53(コンピ
ュータ・カラー・マッチング用プログラム)とCCMプ
ログラム53にて必要となる染色情報54が記憶されて
いる。このCCMプログラム53は所望する色を染色さ
せるために必要な染色用データを決定させるために使用
される。
【0012】また、染色情報53には後述するインクジ
ェットプリンタにて吐出される染料(赤色、青色、黄
色、黒色等)のデータ、各染料の配分比(吐出量比)の
データ、この配分比データに基づいて染色を行ったレン
ズの分光透過率データ等が含まれている。吐出量データ
はできるだけ多くの染料の配分比が記憶されている。ま
た、分光透過率データも記憶されている吐出量データに
対応して記憶されている。これらの染色情報は予め定量
的に求められている。
【0013】CCMプログラム53を実行させると、デ
ィスプレイ56には染色用データ決定のための操作画面
が表示される。CCMプログラムの操作はコンピュータ
50に接続されたマウス50a、キーボード50bによ
って行うことができる。
【0014】インクジェットプリンタ60としては市販
のインクジェットプリンターを使用することができる。
インクジェットプリンタ60はコンピュータ50から出
力される染色用データに基づいてレンズの染色性用材で
ある昇華性染料を印刷基体61(市販されている白紙の
上質PPC用紙を使用できる)に印刷する。昇華性染料
としては市販されている染料を使用することができ、例
えば、ウペポ(株)製の分散染料インキ(赤色、青色、
黄色、黒色)等が挙げられる。
【0015】染色機40の構成を説明する。染色機40
の上部にはプラスチックレンズ44や印刷基体61を出
し入れするための図示無き取出し口が設けられている。
41は支持軸であり、レンズ44を載せる載置台42を
上下方向に移動させ、取出し口近くまで引き寄せること
ができる。載置台42には支持軸41を中心にして左右
2個所に図示なき円形の開口部が設けられている。開口
部は染色するレンズ径よりも大きく作られている。43
は円筒状のレンズ保持具であり、開口部の周囲に載置さ
れる。レンズ保持具43にはレンズ44の後面を開口部
に向けて載置される。載置台42の下面には、開口部に
昇華性染料が位置するように印刷基体61が貼り付けら
れている。染料は開口部を通って昇華し、非接触にてレ
ンズ44を染色できるようになっている。
【0016】昇華性染料により染色できるプラスチック
レンズ44の材質としては、ポリカーボネート系樹脂
(例えば、ジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト重合体(CR−39))、ポリウレタン系樹脂、アリ
ル系樹脂(例えば、アリルジグリコールカーボネート及
びその共重合体、ジアリルフタレート及びその共重合
体)、フマル酸系樹脂(例えば、ベンジルフマレート共
重合体)、スチレン系樹脂、ポリメチルアクリレート系
樹脂、繊維系樹脂(例えば、セルロースプロピオネー
ト)等が用いられている。
【0017】45は印刷基体61に印刷された染料を昇
華させるためのハロゲンランプである。ハロゲンランプ
45を点灯させることによって印刷基体61を加熱さ
せ、染料を昇華させることができる。47はロータリー
ポンプであり、染色機40内をほぼ真空にさせるために
使用する。48はリークバルブであり、このバルブを開
くことでほぼ真空になった染色機40内に外気を入れ大
気圧に戻すものである。
【0018】次に、眼鏡店での色見本選択からレンズ染
色までの動作を説明する。複数の色見本サンプルのレン
ズ4aや染色済みのレンズ4bが取り付けられている眼
鏡から気に入った色のレンズを選択し、レンズ4a又は
眼鏡(レンズ4b)を測色器1に置いてレンズの色を測
定する。
【0019】測色器1ではレンズ4a(4b)の分光透
過率を測定し、その測定結果を色データとしてコンピュ
ータ2へ送信する。コンピュータ2では受け取った色デ
ータをハードディスク3内に一旦記憶させる。また一方
で、眼鏡店100側は所望するレンズデータ(例えばC
R−39等の基材データや屈折力データ等)をハードデ
ィスク3内に記憶させておく。その後、送信プログラム
5を実行させ、染色用データとレンズデータとを通信回
線150にてレンズメーカ200側のコンピュータ50
へ送信する。レンズデータ及び染色用データはコンピュ
ータ50のハードディスク52内に記憶される。
【0020】レンズメーカ200ではCCMプログラム
53を実行させ、染色用データを決定させる。CCMプ
ログラム53を実行すると、制御部51はハードディス
ク52内に記憶されているCCMプログラム53及び染
色情報54を使用して、コンピュータ2から送られてき
た色データ(分光透過率)と同じ特性が得られるような
染色用データを演算処理により求める。
【0021】更に詳しく述べると、制御部51は測色器
1で得られた分光透過率と同じ特性が得られるように、
染色情報54を基にCCMプログラム53を使用して各
染料の配分比(吐出量比)を変化させていく。この配分
比の変化によって得られる染色後のレンズの分光透過率
をCCMプログラム53の演算処理によって求め、測色
器1で得られた分光透過率と比較し、略一致するまで演
算処理を行う。演算処理には例えばトライアンドエラー
法等が用いられる。また、測色器1で得られた分光透過
率がハードディスク52内に記憶されている染色情報5
4と一致するならば、演算処理を行うまでもなく、その
配分比データを染色用データとして選択、決定すればよ
い。
【0022】また、レンズメーカ200側では、所望す
るレンズ44を用意するとともに、マウス50aやキー
ボード50bを使用して、コンピュータ50で決定され
た染色用データをインクジェットプリンタ60に送信す
る。インクジェットプリンタ60は受け取った染色用デ
ータを基に染料の吐出量を制御し、印刷基体61に所定
量の染料を吐出し印刷を行う。印刷基体61には染色を
行うレンズ44の直径よりも若干大きめの円形形状が2
つ印刷される。
【0023】染料が印刷された印刷基体61を染色機4
0内の載置台42の下面に印刷面を上にして貼り付け
る。レンズ保持具43にレンズ44をセットした後、ロ
ータリーポンプ47により染色機40内を真空にする。
ハロゲンランプ45を点灯させ印刷基体61を加熱し、
染料をレンズ44に蒸着させる。加熱は印刷基体61上
の染料が完全に昇華(蒸散)する温度であれば良く、紙
上での温度は、好ましくは100℃以上でレンズが変形
しない範囲においてできるだけ高い方が良い。
【0024】加熱が終了したらリークバルブ48を開い
て常圧に戻し、レンズ44を取り出す。レンズ44には
昇華した染料が蒸着しているが、このままでは取れやす
いので、図示なきオーブンに入れ常圧下にて加熱し定着
させ、染色レンズを得る。
【0025】オーブンの加熱温度は90℃未満であると
十分な発色ができず、150℃を超えるとレンズが変形
し易い。このため加熱温度は、好ましくは90℃以上1
50℃以下であり、さらに好ましくは110℃以上13
0℃以下である。また、加熱時間は30分未満では十分
な発色ができず、3時間を超えると染料の変質が起こり
易いため所望する色相が得られなくなる。このため加熱
時間は、好ましくは30分以上3時間以下であり、さら
に好ましくは30分以上2時間以下である。
【0026】このように本実施の形態では、図2に示す
ように染色されているレンズを測色器1にて測定して色
データを入手し、CCMプログラム53と染色情報54
を使用してこの色データに対応した染色用のデータを決
定させるため、経験の少ない者でも短時間で再現性のよ
い染色を行うことができる。
【0027】また以上の実施形態では、色見本サンプル
から染色用データを得るものとしたが、これに限るもの
ではない。例えば購入者が持ち込んだ眼鏡レンズに着色
されている色と同じ色にて染色を行いたい場合であって
も、持ち込んだ眼鏡を測色器1に置き、色データを測定
して染色用データを決定させることにより染色を行うこ
とができる。したがって、店頭に同じ色合のサンプルが
無くとも所望する色相のレンズを持ち込みさえすれば対
応することができることとなる。
【0028】さらに、持ち込んだ眼鏡レンズに反射防止
膜コート(以下ARコートと記す)等の表面処理が施さ
れている場合には、事前にARコート等の表面処理によ
って影響される染色の情報を染色情報54の一つとして
記憶させておけばよい。この場合、測色器1にて色デー
タを測定した後、ARコートが施されている旨をデータ
化させ、色データとともにARコート情報をコンピュー
タ2からコンピュータ50へ送信させておく。コンピュ
ータ50ではCCMプログラム53、染色情報54を用
いてARコートが施されている点を考慮した演算処理を
行い染色用データを決定させる。その結果、持ち込んだ
眼鏡レンズにARコート等の表面処理がされていても、
それを考慮した染色を行うことができ、簡単に短時間で
再現性のよい染色を行うことができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明では染色されてい
るレンズの色データを測定し、この色データを基に染色
用データを決定するため、色見本サンプルが用意されて
いなくとも染色レンズを発注先に送ることなく対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】染色システムの概要を説明する概略図である。
【図2】染色システムの制御系を示したブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 測色器 2 コンピュータ 4a 染色レンズ 4b 染色レンズ 40 染色機 50 コンピュータ 60 インクジェットプリンタ 61 印刷基体 150 通信回線 100 眼鏡店 200 レンズメーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02C 13/00 B41J 3/04 101A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットプリンタから印刷基体に
    所定量の染料を印刷させ、前記印刷基体上の前記染料を
    真空蒸着によりプラスチックレンズに蒸着させる眼鏡レ
    ンズの染色システムにおいて、染色されたレンズの色を
    測定しその色データを入手するための測色手段と、前記
    染色されたレンズと同じ染色結果を得るための染色用デ
    ータを前記測色手段からの色データを用いることによっ
    て決定する染色用データ決定手段と、該染色用データ決
    定手段によって決定された前記染色用データに基づいて
    インクジェットプリンタからの染料の吐出量を制御する
    制御手段と、を備えることを特徴とする眼鏡レンズの染
    色システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の眼鏡レンズの染色システム
    は、前記測色手段によって得られた色データを通信回線
    によって前記染色用データ決定手段に伝達するための通
    信手段を備えることを特徴とする眼鏡レンズの染色シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1の染色用データ決定手段は、前
    記染色用データを決定するために必要な染色情報を記憶
    する記憶手段を有し、該記憶手段に記憶される染色情報
    とは少なくとも前記インクジェットプリンタから吐出さ
    れる染料の吐出量情報及び該染料の吐出量によって得ら
    れる染色結果情報を含むことを特徴とする眼鏡レンズの
    染色システム。
  4. 【請求項4】 請求項3の眼鏡レンズの染色システムに
    おいて、前記染色用データ決定手段は前記記憶手段が記
    憶する染色情報を前記色データが持つ分光透過率に合う
    ように演算処理することにより前記染色用データを決定
    することを特徴とする眼鏡レンズの染色システム。
  5. 【請求項5】 請求項4の眼鏡レンズの染色システムに
    おいて、前記記憶手段が記憶する情報には眼鏡レンズの
    表面処理情報が含まれており、前記染色用データ決定手
    段は前記表面処理情報を加味しつつ前記色データが持つ
    分光透過率に合うように演算処理することにより前記染
    色用データを決定する特徴とする眼鏡レンズの染色シス
    テム。
JP2001304310A 2001-09-28 2001-09-28 眼鏡レンズの染色システム Expired - Lifetime JP4819264B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001304310A JP4819264B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 眼鏡レンズの染色システム
US10/253,478 US6840621B2 (en) 2001-09-28 2002-09-25 Dyeing system for lens and ordering system for colored lens
EP02021555A EP1298483B1 (en) 2001-09-28 2002-09-26 Dyeing system for lens and ordering system for colored lens
ES02021555T ES2284762T3 (es) 2001-09-28 2002-09-26 Sistema para teñir lentes y sistema de pedido de lentes coloreadas.
DE60219257T DE60219257T2 (de) 2001-09-28 2002-09-26 Verfahren zum Färben von Linsen und Bestellungssystem für eine gefärbte Linse
AT02021555T ATE358834T1 (de) 2001-09-28 2002-09-26 Verfahren zum färben von linsen und bestellungssystem für eine gefärbte linse

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001304310A JP4819264B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 眼鏡レンズの染色システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003107410A true JP2003107410A (ja) 2003-04-09
JP4819264B2 JP4819264B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=19124250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001304310A Expired - Lifetime JP4819264B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 眼鏡レンズの染色システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6840621B2 (ja)
EP (1) EP1298483B1 (ja)
JP (1) JP4819264B2 (ja)
AT (1) ATE358834T1 (ja)
DE (1) DE60219257T2 (ja)
ES (1) ES2284762T3 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011125844A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 Hoya株式会社 眼鏡レンズのマーキング装置および眼鏡レンズのレイアウトマーク印刷方法
JP2017014630A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 株式会社ニデック 染料付基体の製造方法および印刷装置
JP2018132782A (ja) * 2018-05-07 2018-08-23 株式会社ニデック レンズの染色方法
JP7415578B2 (ja) 2019-07-30 2024-01-17 株式会社ニデック 染色システム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4988404B2 (ja) * 2006-09-29 2012-08-01 株式会社ニデック プラスチックレンズの染色方法及びプラスチックレンズ染色用基体作成装置
JP5065645B2 (ja) 2006-09-29 2012-11-07 株式会社ニデック 眼鏡レンズ加工方法及び眼鏡レンズ加工システム
TWI390751B (zh) * 2008-09-05 2013-03-21 Pixart Imaging Inc 具有一體成型光學元件之光學指向裝置與相關電子裝置
US9372353B2 (en) * 2014-03-05 2016-06-21 Distributed Polarization Inc. Method and apparatus for forming sunglass lenses with a predetermined gradient
PT3315661T (pt) * 2015-06-26 2020-08-25 Nidek Kk Dispositivo de controlo de impressão, dispositivo de impressão e programa de controlo de impressão
DE102017000698B4 (de) * 2017-01-26 2019-05-29 Rodenstock Gmbh Verfahren und Färbesystem zum Färben eines optischen Glases
EP3629079A1 (en) 2018-09-27 2020-04-01 Essilor International An ophthalmic lens for improving night driving vision and a method for obtaining the same
WO2020064963A1 (en) 2018-09-27 2020-04-02 Essilor International An ophthalmic lens for improving vision
US11536875B2 (en) 2019-04-02 2022-12-27 Kh9100 Llc Method for sublimation coating on optical lens
KR102492598B1 (ko) * 2021-01-18 2023-02-07 주식회사 가배하우스 커피박을 이용한 캠핑용 펠릿 제조방법

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949502A (ja) * 1982-09-16 1984-03-22 Toray Ind Inc 染色可能な反射防止性レンズおよびその製造方法
JPH04226420A (ja) * 1990-07-10 1992-08-17 Seiko Epson Corp レンズの染色方法
JPH09281317A (ja) * 1996-04-12 1997-10-31 Asahi Optical Co Ltd 波長選択性を有する光学部材
JPH11211617A (ja) * 1998-01-22 1999-08-06 Topcon Corp レンズ特定装置
JP2000325840A (ja) * 1999-05-20 2000-11-28 Hoya Corp 光学用プラスチックレンズの着色システム
JP2000336582A (ja) * 1999-05-31 2000-12-05 Nidek Co Ltd 眼鏡レンズ染色システム及び眼鏡レンズ染色のためのレンズ色デザイン装置
JP2001066401A (ja) * 1999-08-24 2001-03-16 Hoya Corp プラスチックレンズの着色方法
JP2001214381A (ja) * 2000-02-04 2001-08-07 Nidek Co Ltd プラスチックレンズの染色方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01277814A (ja) 1988-04-30 1989-11-08 Hoya Corp プラスチックレンズの染色方法
EP1147852B1 (en) 1992-06-24 2005-11-16 Hoya Corporation Spectacle lens production
CA2160192A1 (en) 1994-10-31 1996-05-01 Susumu Hagiwara Spectacle lens and manufacturing method thereof
JP3222707B2 (ja) 1994-12-22 2001-10-29 ホーヤ株式会社 レンズの染色条件決定方法及び染色レンズの製造方法
JP3819178B2 (ja) 1998-08-27 2006-09-06 株式会社ニデック プラスチックレンズの染色方法
NZ518516A (en) * 1999-11-01 2004-07-30 Praful Doshi Tinted lenses and methods of manufacture
US6746120B2 (en) * 2000-10-30 2004-06-08 Novartis Ag Method and system for ordering customized cosmetic contact lenses
US20030030772A1 (en) * 2002-07-03 2003-02-13 Ocampo Gerardo J. Contact lens comprising an orange colorant

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949502A (ja) * 1982-09-16 1984-03-22 Toray Ind Inc 染色可能な反射防止性レンズおよびその製造方法
JPH04226420A (ja) * 1990-07-10 1992-08-17 Seiko Epson Corp レンズの染色方法
JPH09281317A (ja) * 1996-04-12 1997-10-31 Asahi Optical Co Ltd 波長選択性を有する光学部材
JPH11211617A (ja) * 1998-01-22 1999-08-06 Topcon Corp レンズ特定装置
JP2000325840A (ja) * 1999-05-20 2000-11-28 Hoya Corp 光学用プラスチックレンズの着色システム
JP2000336582A (ja) * 1999-05-31 2000-12-05 Nidek Co Ltd 眼鏡レンズ染色システム及び眼鏡レンズ染色のためのレンズ色デザイン装置
JP2001066401A (ja) * 1999-08-24 2001-03-16 Hoya Corp プラスチックレンズの着色方法
JP2001214381A (ja) * 2000-02-04 2001-08-07 Nidek Co Ltd プラスチックレンズの染色方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011125844A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 Hoya株式会社 眼鏡レンズのマーキング装置および眼鏡レンズのレイアウトマーク印刷方法
JPWO2011125844A1 (ja) * 2010-03-31 2013-07-11 Hoya株式会社 眼鏡レンズのマーキング装置および眼鏡レンズのレイアウトマーク印刷方法
US9073348B2 (en) 2010-03-31 2015-07-07 Hoya Corporation Marking apparatus for spectacle lenses and method of printing layout marks on spectacle lenses
JP2017014630A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 株式会社ニデック 染料付基体の製造方法および印刷装置
JP2018132782A (ja) * 2018-05-07 2018-08-23 株式会社ニデック レンズの染色方法
JP7415578B2 (ja) 2019-07-30 2024-01-17 株式会社ニデック 染色システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1298483B1 (en) 2007-04-04
US20030063256A1 (en) 2003-04-03
US6840621B2 (en) 2005-01-11
ATE358834T1 (de) 2007-04-15
EP1298483A3 (en) 2003-04-09
JP4819264B2 (ja) 2011-11-24
ES2284762T3 (es) 2007-11-16
DE60219257D1 (de) 2007-05-16
DE60219257T2 (de) 2007-08-09
EP1298483A2 (en) 2003-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4819264B2 (ja) 眼鏡レンズの染色システム
US8088180B2 (en) Lens dyeing method and apparatus for producing dyeing base body for dyeing lens
EP1637313B1 (en) Method of dyeing plastic lens
US6554873B2 (en) Dyeing method of dyeing plastic lens, dyeing device and dyeing jig
JP4014345B2 (ja) プラスチックレンズの染色方法及び染色用基体
EP1992734B1 (en) Lens dyeing method.
US7393368B2 (en) Dyeing method of dyeing plastic lens and dyeing device
JP4421176B2 (ja) プラスチックレンズの染色方法、染色装置及び染色レンズ
US7014314B1 (en) Subsystem of producing dye base body used for dyeing of spectacle lenses and a spectacle lens dyeing system including the dye base body producing subsystem
US20010014988A1 (en) Dyeing method of dyeing plastic lens
JP4038314B2 (ja) プラスチックレンズ染色方法及び染色レンズ
JP2003185982A (ja) プラスチックレンズ染色方法及び該方法に用いるプラスチックレンズ染色用インク
JP7306396B2 (ja) 機能樹脂体の製造方法
JP4236003B2 (ja) プラスチックレンズの染色方法
WO2016208515A1 (ja) 染料付基体の製造方法、染色樹脂体の製造方法、印刷制御装置、印刷装置、印刷制御プログラム、及び印刷制御データ作成プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110602

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110901

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4819264

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250