JP2003107375A - 移動する液滴を利用した全内反射光スイッチ - Google Patents

移動する液滴を利用した全内反射光スイッチ

Info

Publication number
JP2003107375A
JP2003107375A JP2002148875A JP2002148875A JP2003107375A JP 2003107375 A JP2003107375 A JP 2003107375A JP 2002148875 A JP2002148875 A JP 2002148875A JP 2002148875 A JP2002148875 A JP 2002148875A JP 2003107375 A JP2003107375 A JP 2003107375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
droplet
trench
waveguide
optical switch
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002148875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003107375A5 (ja
Inventor
Gongjian Hu
ゴングジアン・フー
Peter Robrish
ペーター・ロブリッシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agilent Technologies Inc
Original Assignee
Agilent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agilent Technologies Inc filed Critical Agilent Technologies Inc
Publication of JP2003107375A publication Critical patent/JP2003107375A/ja
Publication of JP2003107375A5 publication Critical patent/JP2003107375A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/35Optical coupling means having switching means
    • G02B6/3538Optical coupling means having switching means based on displacement or deformation of a liquid
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/004Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements based on a displacement or a deformation of a fluid
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/35Optical coupling means having switching means
    • G02B6/354Switching arrangements, i.e. number of input/output ports and interconnection types
    • G02B6/35442D constellations, i.e. with switching elements and switched beams located in a plane
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/35Optical coupling means having switching means
    • G02B6/3564Mechanical details of the actuation mechanism associated with the moving element or mounting mechanism details
    • G02B6/3568Mechanical details of the actuation mechanism associated with the moving element or mounting mechanism details characterised by the actuating force
    • G02B6/357Electrostatic force
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/35Optical coupling means having switching means
    • G02B6/3564Mechanical details of the actuation mechanism associated with the moving element or mounting mechanism details
    • G02B6/3568Mechanical details of the actuation mechanism associated with the moving element or mounting mechanism details characterised by the actuating force
    • G02B6/3576Temperature or heat actuation
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/35Optical coupling means having switching means
    • G02B6/3596With planar waveguide arrangement, i.e. in a substrate, regardless if actuating mechanism is outside the substrate

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】状態の変更に大電力を要することなく、且つ電
力が除去されても、どの状態を確実に維持することので
きる光スイッチを提供する。 【選択手段】光スイッチ(10)は、端部が基板のトレ
ンチ(18)の一部を成すギャップをはさんで配置され
る第1及び第2の導波路(13、14)が含まれる。ギ
ャップに第1の屈折率を備えた液体が充填されると、第
1の導波路(13)を通る光が、第2の導波路(14)
に入射し、一方、液体がなければ、第1の導波路(1
3)を通る光が、ギャップによって反射される。トレン
チ(18)には、第1の屈折率を備えた液滴材料を含む
液滴(12)が、トレンチ(18)内に移動可能にして
配置され、トレンチ(18)内の第1と第2の位置間に
おいて移動可能とされ、液滴(12)が、第1の位置に
おいてギャップを充填し、第2の位置においてギャップ
から外される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光スイッチに関す
るものであり、とりわけ、改良された交差点スイッチン
グ素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバによれば、電子経路よりも大
幅に高いデータ伝送速度が得られる。しかし、光信号経
路に固有のより広い帯域幅を有効に利用するには、光交
差接続スイッチが必要になる。典型的な遠隔通信環境で
は、光ファイバ間における信号のスイッチングには、電
気的交差接続スイッチが利用される。光信号は、まず、
電気信号に変換される。電気信号をスイッチした後、信
号は、再び、光信号に変換され、光ファイバを介して伝
送される。高スループットを実現するため、電気交差接
続スイッチは、並列性が高く、コストが高いスイッチン
グ構成を利用している。しかし、こうした並列アーキテ
クチャをもってしても、交差接続スイッチは、依然とし
てネックのままである。
【0003】いくつかの光学交差接続スイッチが提案さ
れたが、これらのうちには、安価で、信頼性のある光交
差接続スイッチの要求を首尾よく満たしたものはない。
あるクラスの光交差接続スイッチは、波長分割多重化
(WDM)に依存して、スイッチングを実施する。しか
し、このタイプのシステムは、スイッチされる光信号が
異なる波長を備えることを必要とする。光信号の波長が
全て同じシステムの場合、このタイプのシステムでは、
信号が所望の波長に変換され、スイッチされ、更に、も
との波長に再変換されることが必要とされる。この変換
プロセスによって、システムが複雑になり、コストが上
昇する。
【0004】第2のタイプの光交差接続では、全内反射
(TIR)スイッチング素子が利用される。TIR素子
は、スイッチング可能境界を備えた導波路から構成され
る。光がある角度でこの境界に当たる。第1の状態の場
合、境界によって、屈折率が大幅に異なる2つの領域が
分割される。この状態の場合、入射角はTIRの臨界角
より大きく、光は境界から反射され、従って、方向を変
化させる。第2の状態の場合、境界によって分割される
2つの領域は、屈折率が同じであり、光は、境界を通っ
てまっすぐに進行し続ける。TIRの臨界角は、2つの
領域の屈折率の差によって決まる。大きく方向を変更す
るには、境界の後方領域が、導波路の屈折率に等しい屈
折率と導波路の屈折率より著しく小さい屈折率の間でス
イッチング可能でなければならない。
【0005】屈折率を大きく変化させるあるクラスの先
行技術によるTIR素子は、境界後方の材料を機械的に
変更することによって有効に作用する。例えば、Kan
ai他に対する米国特許第5,204,921号には、
導波路内における交差点アレイをベースにした光交差接
続の記載がある。各交差点のグルーブは、グルーブに屈
折率整合オイルが充填されているか否かに従って、「オ
ン」または「オフ」にスイッチすることが可能である。
屈折率整合オイルは、導波路の屈折率に近い屈折率を備
えている。導波路を介して伝送される光信号は、グルー
ブに屈折率整合オイルが充填されている場合には、交差
点を通って伝送されるが、グルーブが空の場合には、全
内反射によって交差点でその方向を変化させることにな
る。交差点のスイッチング構成を変更するには、グルー
ブに充填するか、グルーブを空にしなければならない。
この特許において教示のシステムの場合、「ロボット」
がグルーブに充填し、グルーブを空にする。このタイプ
のスイッチは、問題となる多くの用途にとってあまりに
も遅すぎる。
【0006】参考までに本明細書において援用されてい
る米国特許第5,699,462号には、このタイプの
TIR素子の高速バージョンが教示されている。この特
許において教示のTIR素子では、熱活性化を利用し
て、液体が第1の光学導波路と第2の光学導波路の交差
点においてギャップから変位させられる。このタイプの
TIR素子の場合、トレンチを導波路が横切っている。
トレンチには、屈折率整合液体が充填されている。局部
ヒータによって屈折率整合液体を加熱することによっ
て、交差点にバブルが発生する。交差点を反射状態から
透過状態にスイッチするには、従って、出力光信号の方
向を変更するには、交差点からバブルを除去しなければ
ならない。
【0007】ガス・蒸気遷移に基づくスイッチには、い
くつかの問題がある。第1に、屈折率整合液体を蒸発さ
せてバブルを発生するには、かなりの量の電力が必要に
なる。第2に、気泡を交差点に維持するには、大きい温
度勾配を維持しなければならない。この温度勾配によっ
て、熱応力が誘発され、デバイスの動作温度範囲が縮小
される。第3に、これらのスイッチは、いつも電力の存
在に左右される。デバイスから電力が除去されると、全
ての交差点が最終的には透過状態に入ることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、交差
接続スイッチ等に用いられる改良された交差点を提供す
ることにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、上述の先行技術
によるデバイスの高温度勾配及び大電力入力を必要とし
ない交差点を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、交差点から電力
が除去されると、その状態を維持する交差点を提供する
ことにある。
【0011】本発明による以上の及びその他の目的につ
いては、当業者には、下記の本発明に関する詳細な説明
及び添付の図面から明らかになるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1と第2の
導波路から構成された光スイッチを提供する。第1と第
2の導波路は、端部がギャップをはさんで配置されてお
り、ギャップに第1の屈折率を備えた液体が充填されて
いる場合には、第1の導波路を進む光が第2の導波路に
入射するが、ギャップに、第1の屈折率とは大幅に異な
る第2の屈折率を備えた材料が充填されている場合に
は、第1の導波路を進む光がギャップによって反射され
るようになっている。ギャップは、第1の屈折率を備え
た液滴材料からなる液滴を含むトレンチの一部である。
この液滴は、トレンチ内に配置され、トレンチ内の第1
と第2の位置の間で移動可能であり、第1の位置におい
てギャップを充填する。液滴が第2の位置にある場合、
ギャップには、第2の屈折率を備えた材料が充填され
る。液滴は、第1の対をなす電極間に印加される電位に
よって、第1の位置を含むトレンチ領域内に電界が生じ
るように構成された、複数の電極によって発生する電界
を利用して移動させることが可能である。液滴は、液滴
にかかる正味の力がトレンチの方向に対して平行な方向
に生じるように、液滴の2つのエッジを差別的に又は区
別して加熱することによって移動させることも可能であ
る。加熱は、液滴材料によって吸収される波長の光で、
液滴の一方のエッジを照射することによって実施可能で
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の好適実施形態について詳細に説明する。本発明は、2
つの状態を備えた先行技術による交差点スイッチング素
子210の平面図である、図1及び図2を参照すること
によってより容易に理解することが可能になる。スイッ
チング素子210は、基板上に平面光波回路をなすよう
に製作された、3つの導波路211〜213から構成さ
れる。基板は、シリカが望ましいが、シリコンのような
他の材料を利用することが可能である。導波路は、2つ
のクラッド層と、コア層によって形成されている。図面
を簡略化するため、個々の層は省略されている。シリカ
によるこうした導波路の製作は、当該技術にとって周知
のところであり、従って、本明細書では詳述を控えるこ
とにする。例えば、オハイオ州コロンバスのHitac
hi Cable and Photonic Int
egration Research,Inc.は、シ
リカ及びシリコン基板上のSiOによる導波路のデモ
ンストレーションを行った。コアは、主として、Geま
たはTiOのような別の材料をドープしたSiO
ある。クラッド材料は、B及びPのような
別の材料をドープしたSiO である。コア材料は、ク
ラッド層の屈折率とは異なる屈折率を備えているので、
光信号は導波路211〜213に沿って導かれる。
【0014】トレンチ214は、エッチングによって、
導波路を貫通して、できれば、シリコン基板に入り込む
ように形成される。トレンチ214の配置は、トレンチ
214を充填する材料の屈折率が、図1に示す導波路の
屈折率と大幅に異なる場合、導波路211に沿って進行
する光信号が、反射されて導波路213に送り込まれる
ように施される。スイッチング素子のこの状態は、「反
射状態」と呼ばれる。しかし、トレンチと導波路の交差
点が導波路のコアの屈折率と整合する屈折率を備える材
料によって充填されると、光信号は、トレンチ214を
通過して、図2に示すように、導波路212を介して出
射する。スイッチング素子のこの状態は、「透過状態」
と呼ばれる。
【0015】導波路211及び213がトレンチ214
と交差する角度は、導波路の材料とトレンチ内に反射状
態を生じさせるために用いられる材料との屈折率の差に
よって決まる。導波路の入射角及びトレンチの位置は、
導波路211からトレンチ壁面への入射光が全内反射に
よって導波路213に送り込まれるように選択される。
この角度は、一般に、トレンチ壁面の垂直方向に対して
53〜75度である。
【0016】トレンチに屈折率整合材料が充填されてい
る場合、第4の導波路219に沿って進行する光は、導
波路213に入り込む。導波路219は、交差点スイッ
チング素子の2次元アレイを利用した交差接続スイッチ
を構成するために用いられる。このタイプのアレイは、
一般に、複数行及び列をなす交差点スイッチング素子と
して構成される。行及び列をなす交差点スイッチング素
子は、行及び列導波路を介して接続されている。交差接
続スイッチによって、行導波路の入力信号が列導波路に
接続される。特定のスイッチング・パターンは、スイッ
チング素子の状態によって決まる。
【0017】これらの単純な交差接続スイッチの場合、
各列毎に存在する、行導波路から列導波路に光をスイッ
チするスイッチング素子は、いつでも、せいぜい1つで
ある。列導波路にスイッチされる光は、非反射状態にあ
るスイッチング素子を介して、列の端部に伝送される。
導波路219によって、アレイにおける素子10の上方
のスイッチング素子によってスイッチされる光をその下
方の列における次のスイッチング素子に伝送することが
可能になるので、最終的には、列の最後のスイッチング
素子から光を出射することが可能になる。
【0018】上述のように、屈折率整合材料は、加熱素
子216を用いて交差点にバブル215を形成すること
によって交差点から移動させることが可能である。加熱
素子216は、屈折率整合液体を蒸発させ、かつ、交差
点が反射状態に留まるべき時間中、バブルを維持するた
めに、電力を引き出す。
【0019】本発明では、液滴への電界の印加によって
トレンチ内を移動させられる屈折率整合液体の誘電体液
滴を利用して、これらの問題を克服する。電界を除去す
ると、液滴はその最終位置に留まり、従って、電力が除
去されても、交差点はその状態を維持する。更に、電源
は屈折率整合液体を蒸発させる必要がないので、デバイ
スの電力消費が、蒸気ベースのバブル・システムに比べ
て大幅に少なくなる。
【0020】次に図3〜5を参照すると、図3は、本発
明による交差点10の一部に関する部分分解透視図であ
る。図4及び図5は、それぞれ、反射状態及び透過状態
における本発明による交差点の平面図である。本発明
は、誘電体液滴が電界内に入り込むという観測結果に基
づくものである。本発明の場合、誘電体液滴12は、ト
レンチ18内に閉じ込められている。透過状態におい
て、液滴は移動させられて、図5に示すように、導波路
13を被うことになる。液滴の屈折率は、導波路の屈折
率と整合するように選択されており、従って、光は導波
路13から導波路14へと受け渡される。液滴が、図4
に示すように導波路から除去されると、トレンチ内のガ
スと導波路の界面において、導波路の光が反射され、導
波路16に沿って進むことになる。
【0021】液滴は、液滴の一部にAC電界を印加する
ことによって移動させられる。電界は、トレンチ・カバ
ー23の上部に配置された電極22の選択された1つと
トレンチの底部における電極21の間に適正な電位を印
加することによって発生する。原理上、液滴が完全な誘
電体から構成される場合、DC電界を利用して、液滴を
移動させることが可能である。あいにく、液滴に用いる
ことが可能な材料の大部分は、イオンが液滴内を移動で
きるようにするのに十分な導電率を有している。DC電
界を利用すると、これらのイオンは、液滴表面まで移動
し、電界から液滴をシールドすることになる。従って、
イオンまたは他のキャリヤが液滴内で十分な距離を移動
するのに必要な時間に比べて短い時間内に極性が変化す
る、AC電界を利用しなければならない。本発明の望ま
しい実施形態の場合、周波数が1kHzを超える電界が
利用される。
【0022】次に、図4に示すライン51〜52に沿っ
た導波路の断面図である図6〜8を参照する。図6に
は、導波路を透過状態にする位置に液滴12を送り込む
ために用いられる電界パターンが例示されている。液滴
は、当初、導波路の右にある。30で示す領域内の電極
の上部と底部間に電位差を加えることによって、液滴
は、液滴を左に移動させることになる力を受ける。液滴
が移動して、トレンチ両端の屈折率が整合すると、電極
から電位が除去され、交差点は、図7に示すように透過
状態に留まることになる。液滴を導波路から移動させる
ため、従って、交差点を反射状態にするため、図8に3
1で示す電極が付勢され、その結果、液滴を右に移動さ
せる力が作用する。液滴が導波路から移動すると、電極
両端間の電位が除去され、交差点は、反射状態に留まる
ことになる。
【0023】本発明の好適実施形態の場合、電極は、液
滴の移動につれて順次付勢され、液滴のほぼ半分が電界
にさらされることになる。この構成によれば、液滴にか
かる力が最大になり、従って、液滴の速度が最高にな
る。液滴が所望の最終位置まで移動すると、液滴の移動
が止むまで、所望の位置付近の電極が付勢されている。
これらの電極が、図6に30で示されている。
【0024】交差接続スイッチは、いくつかの交差点が
同じトレンチを共用する、交差点アレイから構成するこ
とが可能である。この場合、トレンチを共用する交差点
の働きを分離するのが好都合である。液滴12がトレン
チを充填すると、その動きによって、液滴の一方の側の
ガスが圧縮され、もう一方の側のガス圧が低下する。こ
の圧力差によって、同じトレンチ内の液滴が、その液滴
に電界が印加されていなくても移動することになる可能
性がある。更に、圧力差によって、液滴の移動が阻止さ
れ、従って、液滴の移動に、更に強い電界が必要にな
る。
【0025】本発明では、図6に60で示すように、液
滴の上方にエア・ギャップを含むことによって、これら
の問題が回避される。これによって、液滴の移動時に、
液滴の両端に圧力差が生じるのを阻止する空気通路が得
られる。
【0026】本発明の上述の実施形態では、電界を利用
して、液滴を押しやるが、他の駆動方法を利用すること
も可能である。図9〜11に示すように、液滴によっ
て、トレンチの壁面が濡れていない場合について考察し
てみることにする。図9は、導波路104内のギャップ
両端における屈折率を整合させるために移動する液滴1
02を収容するトレンチ101の平面断面図である。図
10及び11は、ライン115−116に沿ったトレン
チ101の側断面図である。液滴の温度が一様である場
合、液体・ガス界面105の表面における表面張力は、
界面107における表面張力と同じになる。次に、界面
105の液体を加熱すると、表面張力が低下し、液滴
は、界面105と107における表面張力の差から生じ
る正味の力を受けることになる。この力によって、液滴
はトレンチ104に向かって移動することになる。10
6で示す加熱素子を用いて、液滴エッジを加熱すること
が可能である。
【0027】液滴は、エッジがもう一度熱平衡を回復す
るまで移動を続ける。従って、液滴が導波路104のギ
ャップを被う位置において停止することを保証するため
の何らかの機構を設けなければならない。1対の電極1
08〜109を利用し、電極間に信号を加えて、所望の
領域に電界を発生させることによって、液滴を停止させ
ることが可能である。電極は、液滴が誘電体である、コ
ンデンサのプレートを形成するものとみなすことが可能
である。電界によって、コンデンサのプレート間に誘電
体を保持する力が誘電体に加えられる。これは、上述の
実施形態において液滴を移動させた力である。それらの
実施形態において、液滴は、コンデンサへの道程の一部
にあり、従って、残りの距離は前記力によって移動し
た。この実施形態の場合、電界が液滴を捕捉する。液滴
が熱平衡に達すると、電界は除去することが可能であ
る。
【0028】第2のヒータ126を利用して、移動方向
を逆にすることにより、導波路の前記領域から液滴を取
り除くことが可能である。129及び130で示す第2
の組をなす電極を利用して、液滴を「捕捉」し、反射位
置に保持することが可能である。
【0029】上述の実施形態では、電極を利用して、移
動中の液滴を捕捉する電界を生じさせるが、他の停止機
構を利用することも可能である。例えば、本発明のもう
1つの実施形態におけるトレンチの断面図である図12
に示すように、非湿潤材料で造られた機械的停止装置を
設けることが可能である。この実施形態の場合、液滴1
02の移動は、132及び133で示す停止装置によっ
て阻止される。
【0030】本発明の上述の実施形態では、局部ヒータ
を利用して、液滴のエッジを差別的に加熱するが、他の
機構を利用することも可能である。次に、本発明のもう
1つの実施形態のトレンチ151に関する断面図である
図13を参照する。本発明のこの実施形態の場合、交差
点は、制御波長に吸収帯域を有するが、導波路104に
よって伝送される光の波長では透明なままの材料から構
成された液滴を利用する。従って、液滴154が、一方
の端部から制御波長の光で照射される場合、液滴のもう
一方の端部に達する前に、液滴によってその光が吸収さ
れるので、液滴の前記一方の端部を加熱するのが望まし
い。加熱は、トレンチのそれぞれの端部に1つずつ、2
つの小形光源161及び162を設けることによって実
施可能である。これらの光源には、LEDまたはレーザ
・ダイオードを利用することが可能である。図13に示
す実施形態の場合、171及び172で示す電極対を利
用して、交差点の透過状態と反射状態に対応する2つの
位置に液滴が捕捉される。
【0031】上述の液滴は、導波路の屈折率と整合する
屈折率を備えた誘電体材料から発生させたものである。
こうした材料は、当該光学技術において周知のところで
あり、従って、本明細書では詳述を控えることにする。
適合する材料は、Cargille Laborato
ries,Inc.Scientific Div.5
5 Commerce Rd.Cedar Grov
e,NJ 07009−1289から入手可能である。
留意すべきは、正確な整合は、屈折率の異なる2つの異
なる誘電体液体を混合して、成分屈折率間における中間
の屈折率を備えた液滴が得られるようにすることによっ
て、達成できるという点である。
【0032】吸光差を利用して、液滴エッジを加熱する
実施形態の場合、液滴材料中に溶解可能であり、所望の
吸収及び透過帯域が得られるようにする任意の色素を利
用することが可能である。適合する色素は、Aldri
ch Chemical and Merckから利用
することが可能である。
【0033】本発明の上述の実施形態では、ガスによっ
て包囲された液滴が利用される。しかし、本発明は、液
体の屈折率は液滴をなす液体の屈折率よりも十分に小さ
い場合には、トレンチ内の真空またはトレンチ内の懸濁
液で実施することが可能である。更に、液滴の液体が、
懸濁液に可溶性であってはならない。更に、電界を利用
して、液滴を移動させるか、または、液滴を所定位置に
保持する場合には、液滴の液体の誘電率は、懸濁液の誘
電率を超えてはならない。
【0034】以上の説明及び添付の図面から、当業者に
は本発明に対するさまざまな修正が明らかになるであろ
う。本発明は、請求の範囲によってのみ制限されるもの
である。
【0035】本発明を上述の実施形態に即して説明する
と、本発明は、光スイッチ(10)であって、端部がギ
ャップをはさんで配置された第1及び第2の導波路(1
3,14)が含まれていて、前記ギャップに第1の屈折
率を備えた液体が充填されると、前記第1の導波路(1
3)を通る光が、前記第2の導波路(14)に入射し、
一方、前記液体がなければ、前記第1の導波路(13)
を通る光が、前記ギャップによって反射されるようにな
っており、前記ギャップが、基板のトレンチ(18)の
一部をなしていることと、更に、前記第1の屈折率を備
えた液滴材料を含む液滴(12)が含まれており、前記
液滴(12)が前記トレンチ(18)内に配置され、前
記トレンチ(18)内の第1と第2の位置間において移
動可能であることと、前記液滴(12)が、前記第1の
位置において前記ギャップを充填し、前記第2の位置に
おいて前記ギャップから排出されることを特徴とする、
光スイッチを提供する。
【0036】好ましくは、前記トレンチ(18)にガス
が充填される。
【0037】好ましくは、前記トレンチ(18)に屈折
率が前記第1の屈折率より低い液体が充填される。
【0038】好ましくは、前記トレンチ(18)が真空
排気される。
【0039】好ましくは、更に、前記第1の導波路(1
3)からの光が前記ギャップから反射されるように配置
された第3の導波路(16)が含まれる。
【0040】好ましくは、更に、第1の対をなす電極
(30,171)間に印加される電位によって、前記第
1の位置を含む前記トレンチ(18)の領域内に電界が
生じるように構成された複数の電極(30,171)が
含まれる。
【0041】好ましくは、第2の対をなす前記電極(3
1,172)間に印加される電位によって、前記第1の
位置から変位した位置に電界が生じる。
【0042】好ましくは、前記液滴(12)の第1と第
2のエッジ(105,107)が前記トレンチ(18)
をはさんで側方に配置されていることと、前記光スイッ
チ(10)に、更に、前記液滴(12)の前記第1と第
2のエッジ(105,107)を差別的に加熱するヒー
タ(106,161,126,162)が含まれる。
【0043】好ましくは、前記ヒータ(161,16
2)に、前記液滴材料によって吸収されることになる第
1の波長の光で前記液滴(12)を照射するための光源
が含まれることと、前記液滴材料が、前記第1の波長と
は異なる第2の波長の光に対して透明である。
【0044】好ましくは、更に、第1の対をなす電極
(30,171)間に印加される電位によって、前記第
1の位置を含む前記トレンチ(18)領域内に電界が生
じるように構成された複数の電極(30,171)が含
まれる。
【0045】好ましくは、前記トレンチ(18)に、前
記液滴(12)の前記トレンチ(18)内における移動
時に、前記ガスによって前記液滴(12)を移動させる
ことができるようにするガス通路(60)が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術による交差点スイッチング素子を反射
状態にして示す平面図である。
【図2】先行技術による交差点スイッチング素子を透過
状態にして示す平面図である。
【図3】本発明による交差点の一部に関する部分分解透
視図である。
【図4】反射状態にある本発明による交差点の平面図で
ある。
【図5】透過状態にある本発明による交差点の平面図で
ある。
【図6】図4に示すライン51−52に沿った導波路の
断面図で、導波路を透過状態にするよう液滴を導くため
の電界パターンを例示する図である。
【図7】図4に示すライン51−52に沿った導波路の
断面図で、導波路に液滴が重なり透過状態とした状態を
示す図である。
【図8】図4に示すライン51−52に沿った導波路の
断面図で、導波路を反射状態にするよう液滴を導くため
の電界パターンを例示する図である。
【図9】移動して、導波路内のギャップの両端における
屈折率を整合させる液滴を収容するトレンチの平面断面
図である。
【図10】液滴が導波路から外れた位置に置かれる状態
を示す、115−116に沿ったトレンチの側断面図で
ある。
【図11】液滴が導波路に重なる位置に置かれる状態を
示す、115−116に沿ったトレンチの側断面図であ
る。
【図12】本発明の他の実施形態となるトレンチの断面
図である。
【図13】本発明の更に他の実施形態となるトレンチの
断面図である。
【符号の説明】
10 光スイッチ 12 液滴 13 第1の導波路 14 第2の導波路 16 第3の導波路 18 トレンチ 30 電極 31 電極 60 ガス通路 105 液滴の第1のエッジ 106 ヒータ 107 液滴の第2のエッジ 126、161、162 ヒータ 171 電極 172 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴングジアン・フー アメリカ合衆国カリフォルニア州サン・ノ ゼ スペノ・ドライブ3484 (72)発明者 ペーター・ロブリッシュ アメリカ合衆国カリフォルニア州サン・フ ランシスコ ページ・ストリート971 Fターム(参考) 2H041 AA15 AB32 AB40 AC06 AC07 AZ02 AZ05 AZ08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光スイッチであって、 端部がギャップを挟んで配置された第1及び第2の導波
    路が含まれていて、前記ギャップに第1の屈折率を備え
    た液体が充填されると、前記第1の導波路を通る光が、
    前記第2の導波路に入射し、一方、前記液体がなけれ
    ば、前記第1の導波路を通る光が、前記ギャップによっ
    て反射されるようになっており、前記ギャップが、基板
    のトレンチの一部をなしていることと、更に、 前記第1の屈折率を備えた液滴材料を含む液滴が含まれ
    ており、前記液滴が前記トレンチ内に配置され、前記ト
    レンチ内の第1と第2の位置間において移動可能である
    ことと、前記液滴が、前記第1の位置において前記ギャ
    ップを充填し、前記第2の位置において前記ギャップか
    ら排出されることを特徴とする、光スイッチ。
  2. 【請求項2】前記トレンチにガスが充填されることを特
    徴とする、請求項1に記載の光スイッチ。
  3. 【請求項3】前記トレンチに屈折率が前記第1の屈折率
    より低い液体が充填されることを特徴とする、請求項1
    に記載の光スイッチ。
  4. 【請求項4】前記トレンチが真空排気されることを特徴
    とする、請求項1に記載の光スイッチ。
  5. 【請求項5】更に、前記第1の導波路からの光が前記ギ
    ャップから反射されるように配置された第3の導波路が
    含まれることを特徴とする、請求項1に記載の光スイッ
    チ。
  6. 【請求項6】更に、第1の対をなす電極間に印加される
    電位によって、前記第1の位置を含む前記トレンチの領
    域内に電界が生じるように構成された複数の電極が含ま
    れることを特徴とする、請求項1に記載の光スイッチ。
  7. 【請求項7】第2の対をなす前記電極間に印加される電
    位によって、前記第1の位置から変位した位置に電界が
    生じることを特徴とする、請求項6に記載の光スイッ
    チ。
  8. 【請求項8】前記液滴の第1と第2のエッジが前記トレ
    ンチをはさんで側方に配置されていることと、前記光ス
    イッチに、更に、前記液滴の前記第1と第2のエッジを
    差別的に加熱するヒータが含まれることを特徴とする、
    請求項1に記載の光スイッチ。
  9. 【請求項9】前記ヒータに、前記液滴材料によって吸収
    されることになる第1の波長の光で前記液滴を照射する
    ための光源が含まれることと、前記液滴材料が、前記第
    1の波長とは異なる第2の波長の光に対して透明である
    ことを特徴とする、請求項8に記載の光スイッチ。
  10. 【請求項10】更に、第1の対をなす電極間に印加され
    る電位によって、前記第1の位置を含む前記トレンチ領
    域内に電界が生じるように構成された複数の電極が含ま
    れることを特徴とする、請求項8に記載の光スイッチ。
  11. 【請求項11】前記トレンチに、前記液滴の前記トレン
    チ内における移動時に、前記ガスによって前記液滴を移
    動させることができるようにするガス通路が含まれるこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の光スイッチ。
JP2002148875A 2001-05-31 2002-05-23 移動する液滴を利用した全内反射光スイッチ Withdrawn JP2003107375A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US871486 2001-05-31
US09/871,486 US6647165B2 (en) 2001-05-31 2001-05-31 Total internal reflection optical switch utilizing a moving droplet

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003107375A true JP2003107375A (ja) 2003-04-09
JP2003107375A5 JP2003107375A5 (ja) 2005-09-29

Family

ID=25357556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002148875A Withdrawn JP2003107375A (ja) 2001-05-31 2002-05-23 移動する液滴を利用した全内反射光スイッチ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6647165B2 (ja)
EP (2) EP1262811B1 (ja)
JP (1) JP2003107375A (ja)
DE (2) DE60203383T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014216330A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 浜松ホトニクス株式会社 半導体レーザ装置

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6674933B2 (en) * 2001-09-27 2004-01-06 Agilent Technologies, Inc. Optical switch controlled by selective activation and deactivation of an optical source
US7019235B2 (en) 2003-01-13 2006-03-28 Agilent Technologies, Inc. Photoimaged channel plate for a switch
US6841746B2 (en) * 2003-04-14 2005-01-11 Agilent Technologies, Inc. Bent switching fluid cavity
US6794591B1 (en) * 2003-04-14 2004-09-21 Agilent Technologies, Inc. Fluid-based switches
US6768068B1 (en) * 2003-04-14 2004-07-27 Agilent Technologies, Inc. Method and structure for a slug pusher-mode piezoelectrically actuated liquid metal switch
US6774325B1 (en) * 2003-04-14 2004-08-10 Agilent Technologies, Inc. Reducing oxides on a switching fluid in a fluid-based switch
US6818844B2 (en) * 2003-04-14 2004-11-16 Agilent Technologies, Inc. Method and structure for a slug assisted pusher-mode piezoelectrically actuated liquid metal optical switch
US6750413B1 (en) * 2003-04-25 2004-06-15 Agilent Technologies, Inc. Liquid metal micro switches using patterned thick film dielectric as channels and a thin ceramic or glass cover plate
US6777630B1 (en) * 2003-04-30 2004-08-17 Agilent Technologies, Inc. Liquid metal micro switches using as channels and heater cavities matching patterned thick film dielectric layers on opposing thin ceramic plates
US6759610B1 (en) * 2003-06-05 2004-07-06 Agilent Technologies, Inc. Multi-layer assembly of stacked LIMMS devices with liquid metal vias
US6759611B1 (en) * 2003-06-16 2004-07-06 Agilent Technologies, Inc. Fluid-based switches and methods for producing the same
US6781074B1 (en) * 2003-07-30 2004-08-24 Agilent Technologies, Inc. Preventing corrosion degradation in a fluid-based switch
US6787720B1 (en) * 2003-07-31 2004-09-07 Agilent Technologies, Inc. Gettering agent and method to prevent corrosion in a fluid switch
US6884951B1 (en) * 2003-10-29 2005-04-26 Agilent Technologies, Inc. Fluid-based switches and methods for manufacturing and sealing fluid-based switches
KR20070005689A (ko) 2004-04-24 2007-01-10 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 유체 기반 광학 디바이스, 이 디바이스를 제어하는 방법 및전자 디바이스
US7447397B1 (en) * 2004-06-14 2008-11-04 Dynamic Method Enterprises Limited Optical switch matrix
ES2261083B1 (es) * 2005-04-26 2007-11-16 Consejo Superior Investi.Cientificas Componentes opticos basados en fluidos u otros medios actuables mediante campos electromagneticos.
DE102006035925B3 (de) * 2006-07-31 2008-02-21 Albert-Ludwigs-Universität Freiburg Vorrichtung und Verfahren zur elektrischen Bewegung von Flüssigkeitstropfen
EP3007819A4 (en) * 2013-06-14 2017-01-18 Advanced Liquid Logic, Inc. Droplet actuator and methods

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE203409C (ja) *
US4384761A (en) * 1980-06-30 1983-05-24 International Business Machines Corporation Ferrofluid optical switches
DE3138968A1 (de) * 1981-09-30 1983-04-14 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Optische steuervorrichtung zum steuern der in einem optischen wellenleiter gefuehrten strahlung, insbesondere optischer schalter
US4988157A (en) 1990-03-08 1991-01-29 Bell Communications Research, Inc. Optical switch using bubbles
CA2058794C (en) 1991-01-08 1996-06-18 Tsuneo Kanai Automated optical mdf system
US5732168A (en) * 1995-10-31 1998-03-24 Hewlett Packard Company Thermal optical switches for light
US5699462A (en) 1996-06-14 1997-12-16 Hewlett-Packard Company Total internal reflection optical switches employing thermal activation
US6072924A (en) 1996-09-02 2000-06-06 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical switch and method for assembling the same
US6195478B1 (en) 1998-02-04 2001-02-27 Agilent Technologies, Inc. Planar lightwave circuit-based optical switches using micromirrors in trenches
US6055344A (en) 1998-02-18 2000-04-25 Hewlett-Packard Company Fabrication of a total internal reflection optical switch with vertical fluid fill-holes
US6320994B1 (en) 1999-12-22 2001-11-20 Agilent Technolgies, Inc. Total internal reflection optical switch

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014216330A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 浜松ホトニクス株式会社 半導体レーザ装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE60203340T2 (de) 2006-02-09
EP1262811A1 (en) 2002-12-04
DE60203383D1 (de) 2005-04-28
EP1385036B1 (en) 2005-03-23
DE60203383T2 (de) 2006-04-20
EP1262811B1 (en) 2005-03-23
US6647165B2 (en) 2003-11-11
US20020181835A1 (en) 2002-12-05
EP1385036A1 (en) 2004-01-28
DE60203340D1 (de) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003107375A (ja) 移動する液滴を利用した全内反射光スイッチ
EP1300707B1 (en) Total internal reflection optical switch
JP4616470B2 (ja) 光スイッチ
US6614574B2 (en) Total internal reflection light modulating microstructure devices
US6411752B1 (en) Vertically coupled optical resonator devices over a cross-grid waveguide architecture
US4828362A (en) Optical switch
US6212314B1 (en) Integrated opto-mechanical apparatus
US6931191B2 (en) Photonic crystal device having variable bandgap, optical waveguide using the same, and optical multiplexing/demultiplexing device using the same
WO1989006813A1 (en) Optical waveguide junction
KR970705771A (ko) 극화 구조를 사용하는 제어 가능 빔 디렉터(controllable beam director using poled structure)
JP2001281714A (ja) 光機能素子及び光集積化素子
US7676121B2 (en) Thermo-optic tuning of a multi-directional optical waveguide
JP2004078195A (ja) 導波路内を伝播する光信号の経路を変更する方法、光スイッチング装置、光信号を第1の導波路から第2の導波路に切り替える方法、光信号を導波路から送り出すシステム、及び三次元多層光スイッチ
JP3068415B2 (ja) 表面張力熱制御型導波路光スイッチ及びマトリクス型光スイッチ
JP2002333602A (ja) フォトニック結晶構造を含む光学素子、及び光制御方法
JPS62119504A (ja) 光導波路デイバイス
JP2000193838A (ja) 光導波路構造体
GB2206977A (en) Integrated optical switch using movable liquid
US7557980B2 (en) Optical path switching device
US7013061B2 (en) 2×2 optical switching apparatus using photonic crystal structures
JPH0894866A (ja) 導波路型光スイッチ及びその製造方法
KR100492488B1 (ko) 다층구조의 웨이퍼를 이용한 광 스위치
JP2005242070A (ja) 光導波路装置及び光路切り替え装置、並びに光情報処理装置
GB2197087A (en) Optical switch comprising movable reflective liquid
JPH05289122A (ja) 光スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050509

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050509

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060714

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070405

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070427