JP2003107318A - レンズ操作装置 - Google Patents

レンズ操作装置

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JP2003107318A
JP2003107318A JP2001295536A JP2001295536A JP2003107318A JP 2003107318 A JP2003107318 A JP 2003107318A JP 2001295536 A JP2001295536 A JP 2001295536A JP 2001295536 A JP2001295536 A JP 2001295536A JP 2003107318 A JP2003107318 A JP 2003107318A
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lens
operating
load
displacement
resistance
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JP2001295536A
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Hiroshi Kato
浩 加藤
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作つまみの回転を規定するストッパーを省略
し、操作つまみの作動負荷を発生させる手段と、その発
生を制御する手段とを設けることにより、操作範囲の端
に到達した時の衝撃及び衝突音の発生を防止するととも
に、スリップトルクの調整を容易にする。 【解決手段】操作つまみ11の後部には歯車22が配設
され、該歯車22はモータ20の出力歯車24と噛合し
ている。モータ20の駆動を制御回路30によって制御
することにより、所定の操作範囲の端(又はその近傍
で)操作つまみ11の作動負荷を変化させる。また、本
発明によるレンズ操作装置10は、操作抵抗の発生位置
を設定する手段(35)、操作抵抗の発生特性を設定す
る手段(31、36)、作動負荷をON−OFF する手段
(34)、操作抵抗の変化を知らせる表示装置38を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ操作装置に係
り、特にテレビカメラに用いられる撮影用レンズのフォ
ーカシングやズーミング等を電動制御するのに好適なレ
ンズ操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビレンズにおけるズーミングやフォ
ーカシングなどのレンズ操作にはズームレートデマンド
やフォーカスポジションデマンドと呼ばれる操作装置が
用いられる。通常、操作装置(デマンド)は、操作部材
に相当する操作リングを有し、この操作リングを手動で
回転(又は回動)操作することにより、操作リングと連
動するポテンショメータやロータリーエンコーダ等から
操作量に応じた電気信号(操作信号)が出力される。そ
して、この電気信号に基づいてモータ等の駆動部を制御
し、レンズ群を移動させてズーミングやフォーカシング
を行うようになっている。
【0003】図10に従来のフォーカスポジションデマ
ンドの断面図を示す。このデマンド100は、固定環1
02の後端部(図10上で左側)にロータリーエンコー
ダ104が取り付けられており、固定環102の外周に
回転環106が摺動回転自在に設けられている。操作つ
まみ110は波形ワッシャー112と押え環114によ
って回転環106に連結され、回転環106は連結部材
116を介してロータリーエンコーダ104の軸120
と連結されている。なお、符号122は回転環106の
軸方向の抜けを防止するための止め輪であり、符号12
4は軸固定用のねじである。
【0004】操作つまみ110を回すと回転環106が
回り、その回転方向と回転量がロータリーエンコーダ1
04によって検出される。固定環102にはストッパー
ピン130が突設されており、回転環106にもストッ
パーピン132が設けられている。図10の例では約1
回転でストッパーピン同士が衝突し、操作つまみ110
の回転が規制される。波形ワッシャー112と押え環1
14によってエンドスリップ機構が実現されており、回
転端(ストッパーピンが衝突している状態)で更に操作
つまみ110を回そうとして所定量以上のトルクに達す
ると、回転環106は停止したまま、操作つまみ110
のみがスリップ回転し始める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデマンドは次のような問題がある。第1に、操作つ
まみの操作中に勢いよくエンド端にぶつけると、「カチ
ッ!」という衝突音が発生する。第2に、エンド端の衝
突時にデマンド内の部品に衝撃が加わるため、強度上好
ましくない。第3に、スリップトルクを調整しにくい。
【0006】なお、特開平8−313793号公報で
は、エンドレス式の操作装置において所望の位置でスト
ッパーコマ部材を作動させる構造を提案しているが、同
公報に開示の技術においても、上記同様、ストッパー作
動時の衝撃が大きく、また衝撃音が発生する。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、衝突音及び衝撃の発生防止を図る一方、操作つ
まみの回転限界(エンド端)を容易に知覚でき、更にス
リップトルクを簡単に調整できるレンズ操作装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、操作部材の変位に応じたレンズコントロー
ル信号を出力し、該信号に基づいてレンズの移動を制御
するレンズ操作装置において、該装置は、前記操作部材
の変位を検出し、該検出した変位に応じた電気信号を出
力する変位出手段と、前記操作部材に対して操作抵抗を
発生させる負荷発生手段と、前記レンズの位置を示す位
置情報及び前記変位検出手段から得られる変位情報のう
ち少なくとも一つの情報に基づいて前記負荷発生手段を
制御することにより、前記操作部材に与える負荷を可変
する負荷制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】本発明において「変位」という用語は、
「角変位」を含む概念として用いている。本発明に係る
レンズ操作装置によれば、操作者が操作部材を手で操作
すると、その変位が変位検出手段によって検出され、操
作方向及び操作量に応じた電気信号に変換される。変位
検出手段の出力信号を基にレンズコントロール信号が生
成され、該レンズコントロール信号はレンズ装置に送ら
れる。その一方、レンズ装置側から制御対象のレンズ
(移動レンズ)の位置情報がレンズ操作装置に通知され
る。負荷制御手段は、レンズの位置情報や操作部材の変
位情報を基にレンズ位置と操作部材の位置関係を把握
し、操作部材に与える負荷(操作抵抗)の大きさを制御
する。
【0010】かかる構成によって、レンズの移動限界
(端)に対応する前記操作部材の変位位置で操作抵抗を
変更できるため、操作者に操作限界の位置(操作端)を
認識させることができる。従来は、操作部材の変位可能
範囲(可動範囲)を規制するためにストッパーなどの衝
止部材を用いていたが、本発明は衝止部材が不要とな
り、衝突による衝撃や音が発生しない。また、スリップ
トルクの調整も容易である。
【0011】レンズの移動端に対応する操作部材の操作
端で急激に操作抵抗を変更する態様も可能であるが、端
の手前の所定位置から操作抵抗が徐々に変化していくよ
うに構成する態様が好ましい。更に、操作抵抗の発生位
置を設定する負荷発生位置設定手段や抵抗の発生特性
(ブレーキ特性)を設定する特性設定手段を付加するこ
とにより、多様な操作感を実現できる。
【0012】また、操作者が操作抵抗の変化を視覚的に
認識できるように、本発明のレンズ操作装置において操
作抵抗の変化を知らせる表示手段を設ける態様も好まし
い。
【0013】本発明の他の態様に係るレンズ操作装置
は、上述の構成に加えて、前記負荷発生手段による操作
抵抗の発生をON−OFF するためのON−OFF 切替手段を有
していることを特徴とする。前記ON−OFF 切替手段によ
ってOFF が選択された場合には、前記操作部材の変位に
応じて前記レンズコントロール信号が出力され続けるエ
ンドレスタイプの操作装置になる態様のみならず、前記
ON−OFF 切替手段によってOFF が選択された場合であっ
ても、前記操作部材の変位に応じたレンズコントロール
信号を出力可能な所定の操作範囲は維持され、該所定の
操作範囲を超えて前記操作部材を更に変位させたときに
は当該変位に対応したレンズコントロール信号を出力し
ない態様も可能である。
【0014】本発明の更に他の態様によれば、プリセッ
ト機能によるレンズ制御に連動して操作抵抗の発生位置
が変更されることを特徴としている。プリセット機能
は、予め記憶させておいたフォーカス位置及びズーム位
置をボタン操作で瞬時に再現する機能であり、ショット
機能ともよばれている。プリセット機能によるレンズ制
御が働いてレンズが動かされると、操作部材の位置とレ
ンズ位置の対応関係にズレが生じる。本発明では、負荷
制御手段によってレンズの位置と操作部材の位置関係を
把握して、レンズの移動端と操作部材の操作端の関係を
保持するように、操作部材の操作端を示す操作抵抗の発
生位置を修正する。これにより、プリセット位置の再現
後にプリセット機能が解除(OFF )された時にも、レン
ズ位置が維持される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るレンズ操作装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。
【0016】図1は本発明の実施形態に係るレンズ操作
装置の構造図である。このレンズ操作装置10はテレビ
レンズのフォーカス位置を制御するためのコントローラ
であり、主として操作つまみ11、固定環14、ロータ
リーエンコーダ16及び作動負荷発生機構としてのモー
タ20から構成される。
【0017】操作つまみ11の回転を検出するロータリ
ーエンコーダ16は、端点のないインクリメント型ロー
タリーエンコーダであり、固定環14の後端部(図1に
おいて左側)に取り付けられている。操作つまみ11は
固定環14の外周に嵌合され、固定環14に対して摺動
回転自在である。操作つまみ11の回転中心となる軸部
12にはロータリーエンコーダ16の軸17が嵌入さ
れ、固定用ねじ18によって軸部12と軸17とが連結
される。なお、操作つまみ11は止め輪19によって軸
方向の抜けが防止されている。
【0018】操作つまみ11を回すとロータリーエンコ
ーダ16の軸17が回転し、その回転方向及び回転量に
対応した電気信号(パルス信号)がロータリーエンコー
ダ16から出力される。操作つまみ11の後部には歯車
22が配設され、該歯車22はモータ20の出力歯車2
4と噛合している。符号26は歯車22を固定するボル
トである。制御回路30によってモータ20の駆動を制
御することにより、操作つまみ11の作動負荷を変更で
きる。
【0019】制御回路30には、トルク調整ボリューム
31、プリセットメモリスイッチ32、プリセットON−
OFF スイッチ33、作動負荷ON−OFF スイッチ34、作
動負荷発生位置調整ボリューム35、作動負荷調整ボリ
ューム36等の操作手段からの信号が入力される一方、
制御回路30にはレンズ装置(図1中不図示、図2にお
いて符号50)に対する信号出力用コネクタ37や状態
表示用の表示装置38などが接続されている。
【0020】図1に示したトルク調整ボリューム31
は、操作者がモータ20のトルクを任意に(又は段階的
に)設定するための操作手段である。プリセットメモリ
スイッチ32はプリセット機能においてフォーカス位置
その他のショット位置をメモリに記憶させるときに使用
される。プリセットON−OFF スイッチ33は、プリセッ
ト機能で登録しておいたショット位置(メモリ位置)を
再現するときの指示を入力する手段として使用される。
作動負荷ON−OFF スイッチ34は、モータ20による操
作抵抗の発生をON−OFF するための切替スイッチであ
る。このスイッチ34をONに設定すると、操作つまみ1
1の操作範囲を規制すべく、所定の回転量で操作抵抗が
変化する。また、作動負荷ON−OFF スイッチ34をOFF
に設定すると、操作つまみ11の負荷は一定となり、端
点のないエンドレスタイプのフォーカスデマンドとな
る。もちろん、レンズコントロール信号を出力可能な有
効な操作範囲(コントロール範囲)を維持したまま、コ
ントロール範囲の端で操作負荷を変化させないという態
様も可能である。
【0021】作動負荷発生位置調整ボリューム35は、
操作つまみ11に対する操作抵抗の発生位置を任意に変
更できる手段であり、操作抵抗の変化開始位置や操作つ
まみ11の操作範囲(回転量)を任意に又は段階的に変
更することができる。これにより、例えば、至近端から
無限遠端までのレンズ可動範囲を操作つまみ11の1回
転360パルスで制御するタイプや、2回転720パル
スで制御するタイプ、半回転180パルスで制御するタ
イプなどに設定を変更できる。作動負荷調整ボリューム
36は、操作抵抗の発生特性(ブレーキ特性)を設定す
るための手段である。コントロール範囲の端よりも手前
の所定位置から端(又はそれ以上)までの範囲について
の操作抵抗の発生特性を利用者が適宜設定できるため、
所望の操作感を得ることができる。
【0022】表示装置38には、操作つまみ11に与え
られている負荷の状態が表示される。表示装置38の具
体的な形態としては、操作抵抗のレベルをLEDその他
の発光手段による点灯状態で表示するもの、インジケー
ター、或いは液晶表示器(LCD)のような平面ディス
プレイを利用するものなど種々の態様が可能である。
【0023】図2にテレビレンズのフォーカス制御系の
構成を示す。符号50はテレビレンズ装置、52はフォ
ーカスレンズである。テレビレンズ装置50の光学系
は、固定フォーカスレンズ群、移動フォーカスレンズ群
(符号52に相当)、変倍レンズ群、補正レンズ群、マ
スターレンズ群、など複数のレンズ群を有しているが、
図2では説明の簡略化のため、フォーカスレンズ52の
みを示した。
【0024】フォーカスレンズ52のレンズ枠53はネ
ジ棒54に螺合連結されており、フォーカス駆動用のモ
ータ56の回転駆動力が歯車57、58を介してネジ棒
54に伝達されることによってネジ棒54が回転し、フ
ォーカスレンズ52が光軸に沿って前後(図2において
左右方向)に移動する構造になっている。なお、フォー
カスレンズ52を移動させる構造(手段)は、図2に示
すものに限らず様々な形態が可能であり、周知の手段を
適宜選択して適用することができる。
【0025】フォーカスレンズ52は予め定められた至
近側のエンド端(至近端)E1 と、無限遠側のエンド端
(無限遠端)E2 との間で移動可能であり、図示せぬ適
当な衝止部材等の規制手段によってフォーカス可動範囲
が制限されている。
【0026】テレビレンズ装置50にはフォーカスレン
ズ52の位置(フォーカス位置)を検出するための手段
としてロータリーエンコーダ60が設けられている。ロ
ータリーエンコーダ60に代えてポテンショメータ等の
他の検出手段を用いることも可能である。ロータリーエ
ンコーダ60は歯車61、58を介してネジ棒54の回
転方向及び回転量を検出し、その検出に応じたパルス信
号を出力する。かかるパルス信号のパルス数をカウント
することによってフォーカスレンズ52の絶対的な位
置、すなわちフォーカス可動範囲におけるフォーカスレ
ンズ52の現在位置を把握することができる。
【0027】ロータリーエンコーダ60から出力される
信号(フォーカス位置信号)はレンズ操作装置10に送
られる。レンズ操作装置10の制御回路30は中央演算
処理裝置(CPU)40を含む。フォーカス位置信号は
A/D変換器42によってデジタル信号に変換された
後、CPU40に入力される。これにより、CPU40
は現在のフォーカス位置の情報を取得する。
【0028】操作つまみ11に連結されたロータリーエ
ンコーダ16より出力されたパルス信号はカウンタ44
によって計測され、そのカウント値がCPU40に入力
される。なお、カウンタ44は、操作つまみ11の正転
/逆転をそれぞれインクリメントとデクリメントにより
計測するため、カウンタ44の初期値はCPU40によ
って所定の値にセットされる。
【0029】CPU40はカウンタ44から入力される
値の変化によって操作つまみ11の回動操作を検出する
と、その操作方向及び操作量に相当するフォーカス位置
の変位量を求める。そして、この変位量を現在のフォー
カス位置に足し合わせ、テレビレンズ装置50側に指令
すべきフォーカス位置を求める。こうして得られたフォ
ーカス位置を示すフォーカスコントロール信号はD/A
変換器46を介してアナログ信号に変換された後、テレ
ビレンズ装置50に送信される。
【0030】テレビレンズ装置50側では、受入したフ
ォーカスコントロール信号に基づいてモータ56が駆動
され、指令されたフォーカス位置にフォーカスレンズ5
2が移動する。
【0031】また、レンズ操作装置10のCPU40
は、現在のフォーカス位置と操作つまみ11の位置(回
転角)の関係を把握しており、操作つまみ11の回転角
に応じて操作抵抗(作動負荷)を制御すべく作動負荷発
生用のモータ20に対して負荷制御信号を与える。負荷
制御信号はD/A変換器48を介してアナログ信号に変
換された後、モータ20に加えられる。
【0032】図3は操作つまみ11の回転角と負荷トル
クの関係を示したグラフである。同図ではコントロール
範囲における片側の端(エンド端)の周辺領域のみを示
した。操作つまみ11によるコントロール範囲は、至近
端〜無限遠端のフォーカス可動範囲に対応しており、無
限遠端(又は至近端)に対応して操作つまみ11のエン
ド端が設定される。
【0033】図3によれば、操作つまみ11の回転量の
増加に伴い、エンド端の手前の所定位置(変化開始位置
P)から次第に負荷トルクが大きくなり、エンド端にお
いて最大のトルクとなるように設定されている。負荷ト
ルクが大きくなるにつれて操作つまみ11の回動操作に
要する操作力が大きくなるため、操作つまみ11の操作
感が重くなる。したがって、操作者は操作感が重くなっ
たことによりフォーカスが端点に到達しつつあること、
及び到達したことを容易に認識することができる。
【0034】図3に示した変化開始位置Pについては、
図1で説明した作動負荷発生位置調整ボリューム35に
よって任意に又は段階的に可変できる。また、図3に示
した負荷トルクの最小値Tmin (低トルク領域のレベ
ル)と最大値Tmax (エンド端におけるレベル)の少な
くとも一方、好ましくは両方の値を、図1で説明したト
ルク調整ボリューム31によって任意に又は段階的に調
整できる。更に、図3に示した変化開始位置Pからエン
ド端までのトルク変化の特性については、図1に示した
作動負荷調整ボリューム36によって任意に又は選択的
に変更できる。なお、図3では滑らかなトルク曲線を示
したが直線的又はステップ的なトルク変化も可能であ
る。
【0035】次に、上記の如く構成されたレンズ操作装
置の作用について説明する。
【0036】図4は操作つまみ11の操作抵抗を変化さ
せる第1の例を示す説明図である。フォーカスレンズ5
2の可動範囲に対応して操作つまみ11による操作範囲
(コントロール範囲)が決定される。図4の例では、コ
ントロール範囲内において操作つまみ11の操作抵抗は
小さく、操作感は軽い。この範囲で操作つまみ11を操
作している状態では、操作に応じたレンズコントロール
信号が出力される。操作つまみ11がコントロール範囲
の端に到達すると負荷が重くなる。その負荷に抗してコ
ントロール範囲を超えて更に操作つまみ11を回そうと
すると、操作つまみ11を回すことができるが、操作量
に応じたレンズコントロール信号は出力されない。その
後、操作つまみ11を逆方向に回して、再び所定のコン
トロール範囲内に入ると、負荷が軽くなり、操作量に応
じたレンズコントロール信号が出力される。すなわち、
ある設定された操作範囲を超えると正転時/逆転時とも
に抵抗が重い状態が維持される。
【0037】図5は操作つまみ11の操作抵抗を変化さ
せる第2の例を示す説明図である。図5に示した例で
は、初めに、フォーカスレンズ52の可動範囲に対応し
て操作つまみ11による操作範囲(コントロール範囲
)が規定されるが、以後、操作つまみ11の操作によ
ってコントロール範囲の端点が変動する。すなわち、初
めに設定されたコントロール範囲内を超えて更に操作
つまみ11を同方向(図5では無限遠方向)に回そうと
すると、負荷が重くなり、操作つまみ11は回るが回転
量に応じたレンズコントロール信号は出力されなくな
る。この状態で操作つまみ11を逆方向に回すと、その
時点からコントロール範囲となり、直ぐに負荷が軽く
なると同時に回転量に応じたレンズコントロール信号が
出力される。コントロール範囲の一方のエンド端(図
5上で無限遠端)が移動したことにより、反対側のエン
ド端(図5上で至近端)の位置も自動的に修正される。
【0038】コントロール範囲の至近端を超えて、更
に至近方向に操作つまみ11を回そうとすると、負荷が
重くなり、回転量に応じたレンズコントロール信号は出
力されなくなる。この状態で操作つまみ11を逆方向
(無限遠方向)に回すと、その時点からコントロール範
囲となり、直ぐに負荷が軽くなると同時に回転量に応
じたレンズコントロール信号が出力される。このよう
に、コントロール範囲を超えて負荷が重くなった状態で
操作つまみ11を逆回転させると、負荷の重い状態が解
除され、その時点からコントロール範囲に入るようにし
たので、素早いレンズ操作が可能となる。また、このよ
うな操作抵抗の変化の様子は表示装置38に表示される
ため、操作者は操作つまみ11の負荷の大きさを視覚的
に認識できる。
【0039】図3乃至図5では、フォーカスレンズ52
が至近端又は無限遠端に到達すると、操作つまみ11の
操作抵抗を大きくする例を述べたが、本発明の実施に際
しては、これに限らず、フォーカス可動範囲では、ある
程度の大きさの制動力(負荷)を操作つまみ11に与え
るようにしておき、フォーカスレンズ52が至近端又は
無限遠端に到達したらその制動力を解除(又は低減)す
るように構成してもよい。すなわち、フォーカスレンズ
52が端に到達したら操作つまみ11の操作感を軽くす
る態様も可能である。
【0040】次に、プリセット機能と操作つまみの作動
負荷発生位置の連動制御について説明する。
【0041】比較のために、従来のプリセット機能につ
いて図6を用いて概説する。従来のフォーカスデマンド
は、操作つまみ70の操作量を検出する手段として、つ
まみの回転位置71を絶対値で出力するポテンショメー
タを使用しており、つまみの回転端とフォーカスレンズ
74の移動端は対応づけられていた。図6(a)では、
フォーカスレンズ74の可動範囲と操作つまみ70のコ
ントロール範囲が対応づけられている様子が示されてい
る。操作つまみ70のエンド端とフォーカス可動範囲の
端は対応しており、また、操作つまみ70の回転位置7
1とフォーカスレンズ74の現在位置も対応している。
【0042】この状態でプリセットON(ショット位置再
現)を実行すると、図6(b)に示すように、フォーカ
スレンズ74はメモリ位置に移動する。プリセット機能
によってフォーカスレンズ74を移動させると、フォー
カスレンズ74の位置と、操作つまみ70の回転位置7
1との対応関係がズレる。その後、プリセットOFF (シ
ョット位置再現の解除)の操作を行うと、操作つまみ7
0の位置指令に従いフォーカスレンズ74は元の位置に
戻る。このため、プリセットONで合焦状態を得ていたも
のが、プリセットOFF によってピントがボケてしまう現
象が発生する。
【0043】これに対し、本実施の形態では図7に示す
ようにプリセット機能によるレンズ制御に連動して操作
つまみ11の操作抵抗発生位置を移動させている。図7
(a)では、フォーカス可動範囲に対応して操作つまみ
11のエンド端(操作抵抗の発生位置)EN , EF が設
定され、フォーカスレンズ52の現在位置と操作つまみ
11の回転位置76が対応している。
【0044】この状態でプリセットONを実行すると、図
7(b)に示すように、フォーカスレンズ52はメモリ
位置に移動する。このとき、フォーカス位置と操作つま
み11の回転位置76の対応関係を維持するように、操
作つまみ11のエンド端EN、EF の位置が自動的に変
更される。すなわち、プリセット機能等によってズレた
分だけ操作つまみ11の回動限界位置(EN 、EF )を
移動させて、フォーカスレンズ52の両エンド端と操作
つまみ11の操作端の関係を一致させるように、制御回
路30が作動負荷発生用のモータ20を制御する。
【0045】上記のようにエンド端EN 、EF の位置を
修正することで、相対的に操作つまみ11を回転させた
状態と同等の状態を得ることができる。したがって、そ
の後にプリセットOFF の操作を行った場合においても、
図7(c)に示す通り、フォーカスレンズ52の位置と
操作つまみ11の回転位置76との対応関係が保持され
るため、フォーカスレンズ52は移動せず、合焦状態が
維持される。また、プリセットOFF 後に操作つまみ11
を無限遠側のエンド端EN 、(又は至近側のエンド端E
F )まで回すと、フォーカスレンズ52は無限遠端(又
は至近端)に到達する。
【0046】本実施形態に係るレンズ操作装置10によ
れば、プリセット機能によるレンズ制御によってレンズ
移動が行われ、その制御が解除された時にもレンズの状
態を維持できるとともに、操作つまみ11のエンド端と
フォーカスレンズ52の移動端の関係を保つことがで
き、エンド端又はその近傍における操作抵抗の変化によ
って操作つまみ11の操作限界位置を実感できる。従来
は、ストッパーの衝突によって操作つまみの回転を規制
していたが、本実施形態によれば、操作つまみ11に与
える負荷をモータ20によって調整するため、操作限界
の位置(エンド端)で衝撃や衝突音が発生しないという
利点がある。また、負荷を発生させる手段は電気制御さ
れるため、スリップトルクの調整も容易である。上記し
た実施の形態では作動負荷発生機構としてモータ20を
利用したが、本発明の実施に際してはこの例に限定され
ない。
【0047】作動負荷発生機構の他の形態例を図8及び
図9に示す。図8に示した作動負荷発生機構は、電気粘
性流体80を満たした容器82に抵抗羽根84を有した
回転軸85が挿入されている構造を有し、回転軸85の
先端には歯車86が固設されている。容器82に設けら
れている電極88に電圧を印加すると、その印加電圧に
応じて電気粘性流体80の粘度が変化するため、歯車8
6の負荷トルクが変化する。歯車86は図1で説明した
操作つまみ11の歯車22と噛合されており、制御回路
30によって印加電圧を制御することにより、操作つま
み11の負荷を変更できる。
【0048】図9に示した作動負荷発生機構は、歯車9
0が固着された回転軸91の摺動板92をスリップ板9
3で押さえ付ける構造を有し、スリップ板93の押しつ
け力を調整することにより歯車90の負荷が変更され
る。スリップ板93の下面には送りネジ94が設けら
れ、該送りネジ94にギヤ95が螺合されている。ギヤ
95とスリップ板93の間にはバネ96が配置され、ギ
ヤ95はモータ97の出力軸98に固設されているギヤ
99と噛合している。モータ97を駆動してギヤ95を
回転させ、該ギヤ95の位置を上下に移動させることに
より、バネ96の変位量を調節することでスリップ板9
3の押しつけ力を変え、歯車90の負荷を変更する。歯
車90は図1に示した操作つまみ11の歯車22と噛合
され、制御回路30によって図9に示すモータ97が制
御される。
【0049】図8及び図9で示した作動負荷発生機構の
他、磁気を利用した制動手段などを適用することも可能
である。
【0050】また、上記実施の形態では、本発明をテレ
ビレンズ用のフォーカスデマンドに適用したが、本発明
の適用範囲はこれに限定されず、ズームレンズ等の他の
種類の移動レンズを操作する操作装置全てに適用するこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
操作装置によれば、操作部材の操作限界を規定する衝止
部材を排除して、操作部材の操作抵抗を発生させる手段
と、その発生を制御する手段とを設けたので、操作範囲
の端に到達した時に衝突音及び衝撃や発生しないという
効果を奏するとともに、スリップトルクの調整が容易に
なる。
【0052】また、操作抵抗の発生位置を設定する負荷
発生位置設定手段や抵抗の発生特性を設定する特性設定
手段を付加することにより、多様な操作感を実現でき
る。
【0053】更に、プリセット機能のレンズ制御に連動
して操作抵抗の発生位置を自動変更することにより、プ
リセット再現後にプリセット機能の制御が解除された時
にもレンズの状態を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るレンズ操作装置の構成
を示す図
【図2】テレビレンズのフォーカス制御系の構成を示す
ブロック図
【図3】操作つまみの回転角と負荷トルクの関係を示す
グラフ
【図4】操作つまみの負荷(操作感の軽重)変化を例示
した概念図
【図5】操作つまみの負荷(操作感の軽重)変化を例示
した概念図
【図6】従来のプリセット機能によるレンズの制御例を
示した説明図
【図7】本実施形態においてプリセット機能によるレン
ズ制御に連動して操作抵抗の発生制御を行う例を示した
説明図
【図8】操作つまみに負荷を与える作動負荷発生機構の
他の構成例を示す断面図
【図9】操作つまみに負荷を与える作動負荷発生機構の
他の構成例を示す断面図
【図10】従来のフォーカスポジションデマンドの断面
【符号の説明】
10…レンズ操作装置、11…操作つまみ(操作部
材)、16…ロータリーエンコーダ(変位検出手段)、
20…モータ(負荷発生手段)、30…制御回路(負荷
制御手段)、31…トルク調整ボリューム、32…プリ
セットメモリスイッチ、33…プリセットON−OFF スイ
ッチ、34…作動負荷ON−OFF スイッチ、35…作動負
荷発生位置調整ボリューム、36…作動負荷調整ボリュ
ーム、38…表示装置、50…テレビレンズ装置、52
…フォーカスレンズ、56…モータ、60…ロータリー
エンコーダ、80…電気粘性流体、84…抵抗羽根、8
8…電極、93…スリップ板、94…送りネジ、95…
ギヤ、96…バネ、97…モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/18 G02B 7/04 D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部材の変位に応じたレンズコントロ
    ール信号を出力し、該信号に基づいてレンズの移動を制
    御するレンズ操作装置において、該装置は、 前記操作部材の変位を検出し、該検出した変位に応じた
    電気信号を出力する変位検出手段と、 前記操作部材に対して操作抵抗を発生させる負荷発生手
    段と、 前記レンズの位置を示す位置情報及び前記変位検出手段
    から得られる変位情報のうち少なくとも一つの情報に基
    づいて前記負荷発生手段を制御することにより、前記操
    作部材に与える負荷を可変する負荷制御手段と、 を備えたことを特徴とするレンズ操作装置。
  2. 【請求項2】 前記レンズの移動範囲の端に対応する前
    記操作部材の操作端又はその手前近傍の所定位置で前記
    操作抵抗が変化することを特徴とする請求項1に記載の
    レンズ操作装置。
  3. 【請求項3】 前記操作抵抗の発生位置を設定する負荷
    発生位置設定手段を備えたことを特徴とする請求項1又
    は2に記載のレンズ操作装置。
  4. 【請求項4】 前記操作抵抗の発生特性を設定する特性
    設定手段を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3
    に記載のレンズ操作装置。
  5. 【請求項5】 前記操作抵抗の変化を知らせる表示手段
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項
    に記載のレンズ操作装置。
  6. 【請求項6】 前記負荷発生手段による操作抵抗の発生
    をON−OFF するためのON−OFF 切替手段を備えたことを
    特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のレンズ
    操作装置。
  7. 【請求項7】 前記ON−OFF 切替手段によってOFF が選
    択された場合には、前記操作部材の変位に応じて前記レ
    ンズコントロール信号が出力され続けるエンドレスタイ
    プの操作装置になることを特徴とする請求項6に記載の
    レンズ操作装置。
  8. 【請求項8】 前記ON−OFF 切替手段によってOFF が選
    択された場合であっても、前記操作部材の変位に応じた
    レンズコントロール信号を出力可能な所定の操作範囲が
    維持され、該所定の操作範囲を超えて前記操作部材を更
    に変位させたときには当該変位に対応したレンズコント
    ロール信号が出力されないことを特徴とする請求項6に
    記載のレンズ操作装置。
  9. 【請求項9】 前記操作部材の変位に応じたレンズコン
    トロール信号を出力可能な所定の操作範囲と、当該所定
    の操作範囲以外の範囲とで前記操作抵抗が変更され、前
    記所定の操作範囲を超えて前記操作部材を更に変位させ
    た場合は、前記操作部材が前記所定の操作範囲内に戻る
    まで操作抵抗の大きさが維持されることを特徴とする請
    求項1乃至8の何れか1項に記載のレンズ操作装置。
  10. 【請求項10】 プリセット機能によるレンズ制御に連
    動して操作抵抗の発生位置が変更されることを特徴とす
    る請求項1乃至9の何れか1項に記載のレンズ操作装
    置。
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